JP3504161B2 - アドレス障害監視装置及びatmスイッチ装置 - Google Patents
アドレス障害監視装置及びatmスイッチ装置Info
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Description
置及びATM(Asynchronous Transfer Mode)スイッチ
装置に関し、特に使用できなくなったアドレスである浮
きアドレスが発生した場合の障害監視を行うアドレス障
害監視装置及びセルのルーティングスイッチ処理を行う
ATMスイッチ装置に関する。
るマルチメディア通信をそれぞれが必要とする速度や品
質に合わせて、1つのネットワークで提供するために開
発された公衆網用の通信方式であり、次世代の情報通信
基盤として確立しつつある。
要なものにセルのスイッチング技術がある。これは非同
期で到着するセルを、行き先別に高速に振り分けるため
の技術であり、ハードウェアによるセルフルーティング
スイッチ機能を持つATM−スイッチ装置で実現してい
る。
構成を示す図である。ATMスイッチ装置100は、共
通バッファ型のATM交換通話路を構成している。セル
多重部101は、入力方路#1〜#Nから送信されたセ
ルを多重する。書き込み制御部102は、N個の入力方
路から各々の速度Vで到着したセルを、いったん速度V
×Nで共通メモリ103に書き込むための書き込み制御
を行う。
だ共通メモリ103のアドレスの情報を含む書き込みア
ドレス情報wdを、書き込み制御部102から受信し
て、そのセルが出ようとする出力方路#1〜#Nに対応
するアドレス管理FIFO105にアドレスを格納す
る。
ドレス管理FIFO105で管理されたアドレスにした
がって、共通メモリ103からセルを読み出していく。
さらに、読み出された共通メモリ103のアドレスは、
次の書き込みに使用するために読み出しアドレス情報r
dとして、書き込み制御部102に送信される。
らの読み出しセルを、各出力方路毎に分離して出力す
る。一方、それぞれの構成部は、集積回路上で構成され
ている。例えば、セル多重部101、セル分離部106
及び共通メモリ103はLSIaに、書き込み制御部1
02はLSIbに、読み出し制御部104はLSIcで
構成される。
なるために、データの送受信には信頼性確保のため、誤
り訂正を行う必要があり、図ではLSIbとLSIc間
で誤り訂正符号(パリティ情報P)のやりとりを行って
いる。
アドレス情報wdの受信時に、パリティエラーを検出し
た場合は、その時の共通メモリ103のアドレスに書か
れたセルデータの読み出しを行わない。このように、伝
送エラー等の理由で使用されなくなったアドレスを浮き
アドレスと呼ぶ。
み出しアドレス情報rdの受信時にパリティエラーを検
出した場合は、その時に共通メモリ103から読み出さ
れたアドレス(浮きアドレスとなる)を書き込みアドレ
スとして以降使用しない。
ると、浮きアドレスが多くなり、共通メモリ103の格
納領域が減少してしまう。このため、従来では障害監視
部を設けて、パリティエラーまたは同期はずれ等の障害
をファームウェアにより監視していた。
従来の障害対策では、ファームウェアの障害処理周期よ
りも短い間隔での障害については検出できないため、フ
ァームウェアによりカウントすると、正確な障害発生回
数を認識することはできない。
たにもかかわらず、ファームウェアで1回の障害としか
認識できない場合には、大量の浮きアドレスを作ってし
まう可能性があった。
くなっていくように見え、共通メモリ103がオーバー
フローしてしまうといった問題があった。本発明はこの
ような点に鑑みてなされたものであり、障害監視を効率
よく行って、障害対応処理を迅速に行うアドレス障害監
視装置を提供することを目的とする。
率よく行って、障害対応処理を迅速に行うATMスイッ
チ装置を提供することである。
決するために、図1に示すような、使用できなくなった
アドレスである浮きアドレスが発生した場合の障害監視
を行うアドレス障害監視装置1において、送信されたデ
ータを格納するデータ格納手段11と、データのデータ
格納手段11への書き込み制御を行い、書き込みアドレ
スの情報を含む書き込みアドレス情報WDを、読み出し
制御側へ通知する書き込み制御手段12と、データのデ
ータ格納手段11への読み出し制御を行い、読み出しア
ドレスの情報を含む読み出しアドレス情報RDを、書き
込み制御手段12へ通知する読み出し制御手段13と、
書き込みアドレス情報WD及び読み出しアドレス情報R
Dの伝送時に伝送エラーが発生した場合、書き込みアド
レスまたは読み出しアドレスが浮きアドレスになったも
のとして、浮きアドレスの数を計測する浮きアドレス計
測手段14と、計測された浮きアドレスの数が、あらか
じめ設定された閾値を越えるか否かを監視し、閾値以上
になった場合に障害通知を行う障害通知手段15と、を
有することを特徴するアドレス障害監視装置1が提供さ
れる。
を格納する。書き込み制御手段12は、データのデータ
格納手段11への書き込み制御を行い、書き込みアドレ
スの情報を含む書き込みアドレス情報WDを、読み出し
制御側へ通知する。読み出し制御手段13は、データの
データ格納手段11への読み出し制御を行い、読み出し
アドレスの情報を含む読み出しアドレス情報RDを、書
き込み制御手段12へ通知する。浮きアドレス計測手段
14は、書き込みアドレス情報WD及び読み出しアドレ
ス情報RDの伝送時に伝送エラーが発生した場合、書き
込みアドレスまたは読み出しアドレスが浮きアドレスに
なったものとして、浮きアドレスの数を計測する。障害
通知手段15は、計測された浮きアドレスの数が、あら
かじめ設定された閾値を越えるか否かを監視し、閾値以
上になった場合に障害通知を行う。
を参照して説明する。図1は本発明のアドレス障害監視
装置の原理図である。
なったアドレスである浮きアドレスが発生した場合の障
害監視を行う。データ格納手段11は、送信されたデー
タを格納する。書き込み制御手段12は、データのデー
タ格納手段11への書き込み制御を行い、書き込みアド
レスの情報を含む書き込みアドレス情報WDを、読み出
し制御手段13へ通知する。
格納手段11への読み出し制御を行い、読み出しアドレ
スの情報を含む読み出しアドレス情報RDを、書き込み
制御手段12へ通知する。
し制御手段13からの読み出しアドレス情報RDを受信
することで、次に書き込めるアドレス(すなわち、デー
タ格納手段11の空きアドレス)を認識することができ
る。
制御手段12からの書き込みアドレス情報WDを受信す
ることで、読み出すべきアドレス(すなわち、データ格
納手段11にデータが書き込まれているアドレス)を認
識することができる。
制御手段13は、それぞれ別個のLSI上に展開され
る。このため、書き込みアドレス情報WDと読み出しア
ドレス情報RDのやりとりは、LSI間同士のデータ伝
送となるために、フレーム伝送(固定周期)が行われ
る。
読み出しアドレス情報RDには、フレームパルスや誤り
訂正符号(パリティ情報)が含まれる。浮きアドレス計
測手段14は、書き込みアドレス情報WD及び読み出し
アドレス情報RDの伝送時に、伝送エラー(パリティエ
ラー)が発生した場合、書き込みアドレスまたは読み出
しアドレスが浮きアドレスになったものとして、浮きア
ドレスの個数をハードウェアで計測する。なお、実際に
は、パリティエラーを計測することで、浮きアドレスの
数を認識する。
レスの数が、あらかじめ設定された閾値を越えるか否か
を監視し、閾値以上になった場合には、障害通知を上位
制御部や保守者200等に対し行う。閾値の設定はユー
ザが任意に設定する。
通知手段15は、書き込み制御手段12または読み出し
制御手段13の少なくともいずれか一方に含まれる。次
に浮きアドレスが発生した時の障害処理動作(ここで
は、読み出しアドレス情報RDにパリティエラーが発生
した時の動作)について説明する。図2はアドレス障害
監視装置1の障害発生時の動作手順を示すフローチャー
トである。 〔S1〕読み出し制御手段13は、データ格納手段11
に格納されているデータを読み出して、その旨を、読み
出しアドレス情報RDで通知する。例えば、図1のアド
レスA5のデータD5が読み出されたとする。 〔S2〕書き込み制御手段12は、読み出しアドレス情
報RDの受信時、パリティエラーを検出する。すると、
次のデータ書き込み時には、アドレスA5は使わない。
すなわち、このアドレスA5は、以降の処理で何ら使用
されない浮きアドレスとなる。 〔S3〕浮きアドレス計測手段14は、浮きアドレス
(パリティエラー)の数を計測する。 〔S4〕障害通知手段15は、パリティエラーの計測数
が、あらかじめ設定された閾値を越えるか否かを監視す
る。
1000あり、閾値を500と設定すると、パリティエ
ラーの計測数が、閾値以上になった場合には、データ格
納手段11の格納領域の半分が使用できないことを示す
ことになる。
フローになる可能性が高いものとして、閾値以上になっ
た場合に障害が通知される。次に浮きアドレス計測手段
14と障害通知手段15が、読み出し制御手段13内に
含まれる場合の第1の実施の形態の構成について説明す
る。
ある。なお、データ格納手段11と読み出し制御手段1
3−1とのインタフェース部分についての図示は省略す
る。タイミング乗せ換え手段13aは、書き込み制御手
段12側での動作クロックを持つ書き込みアドレス情報
WDを受信して、読み出し制御手段13−1での動作ク
ロックに乗せ換える。
bは、データが書き込まれたデータ格納手段11のアド
レス情報を、書き込みアドレス情報WDから得て、その
アドレス情報を、読み出しアドレス管理メモリ130
(読み出し制御手段13−1の外部にある)に格納す
る。
み出す際には、読み出しアドレス管理メモリ130から
アドレス情報を取り出す。浮きアドレス計測手段14−
1は、パリティチェック手段14aとカウンタ14bか
ら構成される。
グ乗せ換え手段13aから出力された書き込みアドレス
情報WD内のパリティ情報のパリティチェックを行う。
そして、パリティチェックの結果を、読み出しアドレス
管理メモリ制御手段13bと後述の障害保持手段13c
と、カウンタ14bへ送信する。
bは、パリティチェックの結果がエラーである場合(パ
リティエラー信号Epを受信した場合)は、読み出しア
ドレス管理メモリ130へアドレス情報を書き込まな
い。
pを受信して、パリティエラーのカウントを行い、浮き
アドレスの個数を計測する。障害保持手段13cは、従
来からある構成手段であり、パリティエラーまたはその
他のハードウェア上の障害を保持し、1度でもこれら障
害が発生した場合には障害フラグを立たせる。
a、比較手段15b、系切替え制御手段15c及びイン
タフェース処理手段(以降、I/Fと呼ぶ)15dから
構成される。
き、浮きアドレスの数が設定される。比較手段15b
は、カウンタ14bの浮きアドレスのカウント値と閾値
とを比較し、カウント値が閾値以上になった場合は、障
害発生信号を出力する。
を受信すると、現在の運用系から予備系に切り替える。
また、内部に含む初期化手段(図示せず)でデータ格納
手段11の初期化(リセット)を行う。
ェアとのインタフェース制御を行う。例えば、障害保持
手段13cが保持した障害フラグを一定周期でスキャン
し、スキャン後はリセットする。
ジスタ15aの閾値の設定を行う。さらに、比較手段1
5bからの障害発生信号を受けて、浮きアドレス数が閾
値を越えた旨を上位に通知したり、系切替え制御手段1
5cからの系切替え情報を上位へ通知したりする。
の形態は、パリティエラーの数をカウンタ14bで計測
し、浮きアドレス数が閾値以上になった場合に、障害通
知を行い、さらに障害処理として系切替えやデータ格納
手段11の初期化を行う構成とした。
確に把握でき、障害対応処理を迅速に行うことが可能に
なる。次に浮きアドレス計測手段14と障害通知手段1
5が、読み出し制御手段13内に含まれる場合の第2の
実施の形態の構成について説明する。
報WDの伝送時に、伝送エラー箇所がフレームパルスで
発生した場合に、1フレーム中のアドレスの数をすべて
浮きアドレスとして計測する。
ある。なお、データ格納手段11と読み出し制御手段1
3−2とのインタフェース部分及び図3と同じ構成手段
については同符号を付けて説明は省略する。
ィチェック手段14a、カウンタ14bの他に、あらた
にフレームアドレス数加算手段14cを含む。パリティ
チェック手段14aは、パリティチェックを行って、パ
リティエラー発生時に図3で説明したパリティエラー信
号Epを出力する。さらに、書き込みアドレス情報WD
のフレームパルス箇所でパリティエラーを検出した場合
には、エラーイネーブル信号Eaを出力する。
エラーを検出した場合は、そのフレーム中のアドレスを
すべて無効であるものと判断し、その旨を通知するエラ
ーイネーブル信号Eaを出力する。
ラーイネーブル信号Eaを受信すると、1フレーム中の
アドレスの数をすべて浮きアドレスとみなし、そのアド
レスの個数をカウンタ14bに送信する。
個あるならば、128を一度にカウンタ14bに通知す
る。そして、カウンタ14bでは、パリティチェック手
段14aで検出されたパリティエラー信号Epによるパ
リティエラーの数と、フレームアドレス数加算手段14
cから出力された1フレーム中のアドレス数とのカウン
トを行い、浮きアドレスの個数を計測する。
にパリティエラー信号Epを送信し、フレームアドレス
数加算手段14cが、1フレーム中のアドレス数とパリ
ティエラー信号Epによるパリティエラーの数とを加算
し、その加算結果をカウンタ14bに送信する構成にし
てもよい。
の形態は、フレームパルスにパリティエラーが発生した
場合、1フレーム中のアドレスの数をすべて浮きアドレ
スとして計測する構成とした。これにより、浮きアドレ
スの発生回数を正確に効率よく把握することが可能にな
る。
手段15が、読み出し制御手段13内に含まれる場合の
第3の実施の形態の構成について説明する。第3の実施
の形態は、書き込みアドレス情報WDの伝送時に、フレ
ーム周期異常が発生した場合、1フレーム中のアドレス
の数をすべて浮きアドレスとして計測する。
ある。なお、データ格納手段11と読み出し制御手段1
3−3とのインタフェース部分及び図4と同じ構成手段
については同符号を付けて説明は省略する。
タ14b、フレームアドレス数加算手段14cの他に、
パリティチェック手段14aに替わるフレーム周期監視
手段14dを含む。
アドレス情報WDのフレーム周期(固定周期)を監視
し、位相ずれ等のフレーム周期異常を検出した場合、エ
ラーイネーブル信号Ebを出力する。
合、そのフレーム中のアドレスをすべて無効であるもの
と判断し、その旨を通知するエラーイネーブル信号Eb
を出力する。
段13bは、エラーイネーブル信号Ebを受信した場合
は、読み出しアドレス管理メモリ130へアドレス情報
を書き込まない。
ネーブル信号Ebを受信した場合やその他の障害発生時
に、障害フラグを立たせる。一方、フレームアドレス数
加算手段14cは、エラーイネーブル信号Ebを受信す
ると、1フレーム中のアドレスの数をすべて浮きアドレ
スとみなし、そのアドレスの個数をカウンタ14bに送
信する。
ドレス数加算手段14cから出力された1フレーム中の
アドレス数のカウントを行い、浮きアドレスの個数を計
測する。
の検出時に、1フレーム中のアドレスの個数をカウント
する構成としたが、フレーム周期異常の発生回数をカウ
ントして障害検出としてもよい。
段14cは不用となり、エラーイネーブル信号Ebをカ
ウンタ14bへ入力させればよい。以上説明したよう
に、本発明の第3の実施の形態は、フレーム周期異常が
発生した場合、1フレーム中のアドレスの数をすべて浮
きアドレスとして計測する構成とした。これにより、浮
きアドレスの発生回数を正確に効率よく把握することが
可能になる。
明では、浮きアドレス計測手段14と障害通知手段15
が、読み出し制御手段13内に含まれる構成の場合を説
明したが、書き込み制御手段12内に含まれる構成とし
てもよい。
手段15が、書き込み制御手段12内に含まれる場合の
第4の実施の形態の構成について説明する。第4の実施
の形態は、書き込みアドレス管理メモリ制御手段と書き
込みアドレス管理メモリ間での伝送エラーから、浮きア
ドレスを計測する。
ある。なお、データ格納手段11と書き込み制御手段1
2−1とのインタフェース部分についての図示は省略す
る。書き込みアドレス管理メモリ制御手段12bは、デ
ータが読み出されたデータ格納手段11のアドレス情報
の内容を、読み出しアドレス情報RDから得て、そのア
ドレス情報を、書き込みアドレス管理メモリ120(書
き込み制御手段12−1の外部にある)に格納する。
き込む際には、書き込みアドレス管理メモリ120から
アドレス情報を取り出す。浮きアドレス計測手段14−
1は、パリティチェック手段14aとカウンタ14bか
ら構成される。
アドレス管理メモリ120から読み出されたアドレス情
報のパリティチェックを行う。そして、パリティチェッ
クの結果を、障害保持手段12cと、カウンタ14bへ
送信する。
pを受信して、パリティエラーのカウントを行い、浮き
アドレスの個数を計測する。なお、その他の構成手段の
動作については同様なので説明は省略する。
の形態は、書き込み制御手段12と書き込みアドレス管
理メモリ120間でのパリティエラーから、浮きアドレ
スを計測する構成とした。これにより、浮きアドレスの
発生回数を正確に効率よく把握することが可能になる。
は、浮きアドレス計測手段14と障害通知手段15が、
書き込み制御手段12内に含まれる構成の場合を説明し
たが、読み出し制御手段13内に含まれる構成としても
よい。
理メモリ制御手段13bと読み出しアドレス管理メモリ
130間での伝送エラーから、浮きアドレスを計測する
ことになる。
説明する。図7はATMスイッチ装置の構成を示す図で
ある。ATMスイッチ装置1aは、セルのルーティング
スイッチ処理を行い、浮きアドレス発生時の障害監視及
び障害処理を行う。なお、図1のアドレス障害監視装置
1と基本的な構成は同じであるので、同じ構成手段につ
いては同符号を付記して説明は省略する。
た入力セルを多重して、セルヘッダ情報Hdの分離を行
う。セルヘッダ情報Hdは、そのセルの出力方路や後述
のクラスが記述されており、書き込み制御手段12に送
られて、以降のルーティングスイッチ処理(読み出し処
理)で用いられる。
1に対応し、セルを格納する。後処理手段17は、出力
方路毎にセルを分離して出力する。図8はATMスイッ
チ装置1aで行われるセルのスイッチング動作を示す図
である。セルには、重要度を示すクラスが付けられてお
り、ここでは、クラス番号の若いものほど重要度が高い
ものとする。
C7が、入力方路#2にセルC2とセルC5とセルC8
が、入力方路#3にセルC3とセルC6とセルC9が転
送されている。
11aのアドレスA1にセルC2を、アドレスA2にセ
ルC1を、アドレスA3にセルC4を、アドレスA4に
セルC5を、アドレスA5にセルC6を、アドレスA6
にセルC8を、アドレスA7にセルC9を、アドレスA
8にセルC7を、アドレスA9にセルC3を書き込む。
#3に対応する読み出しアドレス管理メモリ130a〜
130cに対し、セルCを書き込んだセルバッファ11
aのアドレスをクラス単位に格納する。
を、出力方路#2にセルC1を出力させ、出力方路#3
には、セルC6、C4、C5、C8、C3、C7、C9
の順で出力させるものとする。
ラス0、セルC3、C7及びC9がクラス1とする(以
降、出力方路#3についての出力を中心に説明するた
め、セルC1、C2のクラスは特に定めない)。
リ130cに対し、クラス0の格納領域CL0には、ア
ドレスA3、A4、A5、A6をアドレスa1〜a4
(格納領域CL0のアドレス)の順に格納する。
3、a1、a2、a4の順に読み出す必要があるため
(すなわち、セルC6、C4、C5、C8の順)、アド
レスAを格納する際は、次に読み出すアドレスaを付記
して格納する。
スA5には、次のアドレスA3が格納されているアドレ
スa1を付記して格納する。このように、クラス単位で
アドレスチェーンが構成される。また、アドレスチェー
ンはレジスタRで管理される。
T(読み出し開始アドレス)にアドレスa3、END
(読み出し終了アドレス)がアドレスa4となる。な
お、EMPTYは、そのクラスのセルが存在するか否か
を示すフラグ情報である。
ドレスA7、A8、A9をアドレスa1〜a3(格納領
域CL1のアドレス)の順に格納する。また、ここで読
み出し時には、アドレスa3、a2、a1の順に読み出
す必要があるため(すなわち、セルC3、C7、C9の
順)、アドレスAを格納する際は、次に読み出すアドレ
スaを付記して格納する。
スA9には、次のアドレスA8が格納されているアドレ
スa2を付記して格納する。このように、クラス単位で
アドレスチェーンが構成され、アドレスチェーンはレジ
スタR2で管理される。
出し開始アドレス)にアドレスa3、END(読み出し
終了アドレス)がアドレスa1となる。EMPTYは、
そのクラスのセルが存在するか否かを示すフラグ情報で
ある。
は、読み出し制御手段13内にあるスケジューラSc
が、レジスタRのSTARTから始めて、読み出しアド
レス管理メモリ130内に格納されたアドレスAをアド
レスチェーンにしたがって、連続して読み出していく。
の形態について、浮きアドレス計測手段14と障害通知
手段15が、読み出し制御手段13内に含まれる場合に
ついて説明する。
施の形態の構成を示す図である。なお、セルバッファ1
1aと読み出し制御手段13−4とのインタフェース部
分についての図示は省略する。
理メモリ制御手段13bが、読み出しアドレス管理メモ
リ130から送信されるデータ(図8で説明したアドレ
スaの情報)にもとづいて、浮きアドレスを検出する。
されているセルのアドレスの数も浮きアドレスとして計
測する。タイミング乗せ換え手段13aは、書き込み制
御手段12側での動作クロックを持つ書き込みアドレス
情報WDを受信して、読み出し制御手段13−4での動
作クロックに乗せ換える。
bは、セルが書き込まれたセルバッファ11aのアドレ
ス情報の内容を、書き込みアドレス情報WDから得て、
そのアドレス情報(図8で説明したアドレスAの情報)
を、読み出しアドレス管理メモリ130(読み出し制御
手段13−4の外部にある)に格納する。
出す際には、スケジューラScの指示にもとづいて、読
み出しアドレス管理メモリ130からアドレスチェーン
にしたがって、アドレス情報を取り出す。
ィチェック手段14a、カウンタ14b、セル量カウン
タ14e及び蓄積セル数加算手段14fから構成され
る。パリティチェック手段14aは、読み出しアドレス
管理メモリ130から読み出されたアドレス情報のパリ
ティチェックを行う。そして、パリティチェックの結果
を、障害保持手段13cと蓄積セル数加算手段14fへ
送信する。
1a内のセル量を計測する。すなわち、書き込みアドレ
ス情報WDにもとづいて、セルバッファ11a内に書き
込まれたセル量をアップカウントする。
手段13bが読み出しアドレス管理メモリ130から読
み出したアドレス情報にもとづいて、セルバッファ11
aから読み出されたセル量をダウンカウントする。
0のセルが書き込まれたものとする。セル量カウンタ1
4eは、書き込みアドレス情報WDにもとづいて、50
0をアップカウントする。
セル読み出された場合は、セル量カウンタ14eは、2
00のダウンカウントを行う。したがって、セル量カウ
ンタ14eは、300の値を示し、この値が現在のセル
バッファ11a内のセルの格納数となる。
ンタ14eのカウント値を保持する。そして、パリティ
エラー信号Epを受信すると、その時点で保持したカウ
ントをすべて浮きアドレスとみなす。
て、読み出している最中に、パリティエラーが発生した
場合(アドレスチェーンが途切れた場合)には、以降の
アドレスチェーンを追えないため、すでに読み出したア
ドレスだけでなく、まだ読み出していないアドレスの個
数を含めて、浮きアドレスの個数とみなす。そして、蓄
積セル数加算手段14fは、そのアドレスの個数をカウ
ンタ14bに送信する。
場合にパリティエラー信号Epを受信すると、その30
0のアドレスを一度にカウンタ14bに通知する。カウ
ンタ14bは、蓄積セル数加算手段14fから出力され
た値を浮きアドレスとして計測する。なお、その他の構
成手段の動作については同様なので説明は省略する。
ッチ装置1aは、アドレスチェーンが途切れた場合に、
それまで格納されていたセルのアドレス数を浮きアドレ
スとして計測する構成とした。
確に把握でき、障害対応処理を迅速に行うことが可能に
なる。なお、上記のATMスイッチ装置1aでは、第1
の実施の形態として、セル量カウンタ14eと蓄積セル
数加算手段14fを設けて、浮きアドレスを計測した
が、アドレス障害監視装置1で説明したような実施の形
態の構成をATMスイッチ装置1aに適用することもで
きる。
障害監視装置は、書き込みアドレス情報及び読み出しア
ドレス情報の伝送時に伝送エラーが発生した場合、浮き
アドレスの数をハードウェアで計測し、浮きアドレス数
が閾値以上になった場合に障害通知を行う構成とした。
これにより、浮きアドレスの発生状況を正確に把握で
き、障害対応処理を迅速に行うことが可能になる。
る。
を示すフローチャートである。
ング動作を示す図である。
を示す図である。
図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 使用できなくなったアドレスである浮き
アドレスが発生した場合の障害監視を行うアドレス障害
監視装置において、 送信されたデータを格納するデータ格納手段と、 前記データの前記データ格納手段への書き込み制御を行
い、書き込みアドレスの情報を含む書き込みアドレス情
報を、読み出し制御側へ通知する書き込み制御手段と、 前記データの前記データ格納手段への読み出し制御を行
い、読み出しアドレスの情報を含む読み出しアドレス情
報を、前記書き込み制御手段へ通知する読み出し制御手
段と、 前記書き込みアドレス情報及び前記読み出しアドレス情
報の伝送時に伝送エラーが発生した場合、前記書き込み
アドレスまたは前記読み出しアドレスが前記浮きアドレ
スになったものとして、前記浮きアドレスの数をハード
ウェアで計測する浮きアドレス計測手段と、 計測された前記浮きアドレスの数が、あらかじめ設定さ
れた閾値を越えるか否かを監視し、前記閾値以上になっ
た場合に障害通知を行う障害通知手段と、 を有することを特徴するアドレス障害監視装置。 - 【請求項2】 前記浮きアドレス計測手段は、前記書き
込み制御手段及び前記読み出し制御手段間で送受信する
誤り訂正符号にもとづいて、前記浮きアドレスの数を計
測することを特徴とする請求項1記載のアドレス障害監
視装置。 - 【請求項3】 前記浮きアドレスの数が前記閾値以上に
なった場合には、系切替えを行い、その後に前記データ
格納手段を初期化する系切替え制御手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1記載のアドレス障害監視装
置。 - 【請求項4】 前記浮きアドレス計測手段は、前記書き
込みアドレス情報及び前記読み出しアドレス情報の伝送
時に、フレームパルスに伝送エラーが発生した場合、1
フレーム中のアドレスの数をすべて前記浮きアドレスと
して計測することを特徴とする請求項1記載のアドレス
障害監視装置。 - 【請求項5】 前記浮きアドレス計測手段は、前記書き
込みアドレス情報及び前記読み出しアドレス情報の伝送
時に、フレーム周期異常が発生した場合、1フレーム中
のアドレスの数をすべて前記浮きアドレスとして計測す
ることを特徴とする請求項1記載のアドレス障害監視装
置。 - 【請求項6】 前記浮きアドレス計測手段は、前記書き
込み制御手段が管理する書き込みアドレス管理メモリか
ら送信されるデータ、または前記読み出し制御手段が管
理する読み出しアドレス管理メモリから送信されるデー
タにもとづいて、前記浮きアドレスの数を計測すること
を特徴とする請求項1記載のアドレス障害監視装置。 - 【請求項7】 前記浮きアドレス計測手段は、前記読み
出し制御手段が管理する読み出しアドレス管理メモリか
ら送信されるデータにもとづいて、前記浮きアドレスを
検出した場合、すでに前記データ格納手段に格納されて
いるデータのアドレスの数を前記浮きアドレスとして計
測することを特徴とする請求項1記載のアドレス障害監
視装置。 - 【請求項8】 前記浮きアドレス計測手段及び前記障害
通知手段は、前記書き込み制御手段または前記読み出し
制御手段の少なくともいずれか一方に含まれることを特
徴とする請求項1記載のアドレス障害監視装置。 - 【請求項9】 セルのルーティングスイッチ処理を行う
ATMスイッチ装置において、 送信されたセルを格納するセルバッファと、 前記セルの前記セルバッファへの書き込み制御を行い、
書き込みアドレスの情報を含む書き込みアドレス情報
を、読み出し制御側へ通知する書き込み制御手段と、 前記セルの前記セルバッファへの読み出し制御を行い、
読み出しアドレスの情報を含む読み出しアドレス情報
を、前記書き込み制御手段へ通知する読み出し制御手段
と、 前記書き込みアドレス情報及び前記読み出しアドレス情
報の伝送時に伝送エラーが発生した場合、前記書き込み
アドレスまたは前記読み出しアドレスが、使用できなく
なったアドレスである浮きアドレスになったものとし
て、前記浮きアドレスの数をハードウェアで計測する浮
きアドレス計測手段と、 計測された前記浮きアドレスの数が、あらかじめ設定さ
れた閾値を越えるか否かを監視し、前記閾値以上になっ
た場合に障害通知を行う障害通知手段と、 を有することを特徴するATMスイッチ装置。 - 【請求項10】 前記浮きアドレス計測手段は、前記読
み出し制御手段が管理する読み出しアドレス管理メモリ
から送信されるデータにもとづいて、前記浮きアドレス
を検出した場合、すでに前記セルバッファに格納されて
いるセルのアドレスの数を前記浮きアドレスとして計測
することを特徴とする請求項9記載のATMスイッチ装
置。
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JP3011162B2 (ja) | 1997-11-04 | 2000-02-21 | 日本電気株式会社 | アドレス破壊の自己復帰方法及びその自己復帰装置 |
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JPH07288925A (ja) | 1994-04-14 | 1995-10-31 | Sony Corp | 入力保護回路 |
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-
1998
- 1998-10-02 JP JP28071098A patent/JP3504161B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1999
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