JP3132650B2 - 仮想パスの切替装置 - Google Patents

仮想パスの切替装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非同期転送モード
網における仮想パスの切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、非同期転送モード(ATM:Assy
nchronous Transfer Mode )ネットワークでは、ネット
ワークにおける信頼性の向上を目的として、伝送経路に
障害が発生した場合、障害が発生した伝送経路から他の
伝送経路に素早く切り替えることでサービスの継続を行
うことがとても重要である。従来、伝送経路の切り替え
には、各ATMセルに付与されているヘッダ情報中の仮
想パス(VP:VirtualPath)を、予備の仮想パスへと
切り替えることで行っていた。
【0003】図7は、従来の仮想パス切替装置の要部構
成を示すものである。従来の仮想パス切替装置101
は、入線制御部102と、セルスイッチ部103と、出
線制御部104と、交換制御部105とを備えている。
また、入線制御部102は、後述するヘッダ変換部10
6を、また、セルスイッチ部103は、ヘッダ切替部1
07と、ATMスイッチ部108とを有し、交換制御部
105は、ヘッダ切替制御部109を備えている。
【0004】入線制御部102は、ヘッダ変換部106
によって、入力端子110および信号線111から到着
するATMセルに付加されている仮想パスおよび仮想チ
ャネル等の識別情報(以下、ヘッダ情報)を、出力端子
120に対応するヘッダ情報へと変換する。変換後のヘ
ッダ情報を有するATMセルは、信号線112を介して
セルスイッチ部103に出力する。
【0005】セルスイッチ部103は、入線制御部10
2から信号線112を介して到着する各ATMセルに対
し、ATMセルのヘッダ情報によって指定される出力端
子120に転出するように、信号線113を介して出線
制御部104に出力する。出線制御部104は、信号線
114を介して目的の出力端子120にATMセルを出
力する。
【0006】また、入線制御部102または出線制御部
104は、伝送路となる回線に対応する各仮想パスにお
いて正常に通信可能であるか否かを常に監視している。
本例では、出線制御部104により回線状態を監視し、
ある仮想パスにおいて通信不可能であることを検出した
場合、出線制御部104は、信号線115を介して交換
制御部105に対し、通信不可能状態を示す信号を出力
する。
【0007】交換制御部105は、信号線116を介し
て入線制御部102にヘッダ情報の変換を指示する。ま
た、信号線115を介して出線制御部104から仮想パ
スの通信不可能状態を示す信号の入力があった場合は、
ヘッダ切替制御部109を起動する。ヘッダ切替制御部
109は、交換制御部105によって起動されると、信
号線117を介して、セルスイッチ部103内のヘッダ
切替部107に対してヘッダ情報の切り替え指示を行
う。
【0008】すなわち、通信不可能な仮想パスが発生し
た場合、入力端子110から到着し、特定の出力端子1
20に転送されるすべてのATMセルを、一括して他の
特定の仮想パスに切り替えて転送する必要が生じる。こ
の場合、入線制御部102からセルスイッチ部103に
転送されるATMセルに付加されている切り替え前のヘ
ッダ情報を、新しいヘッダ情報に切り替えるための切り
替え指示を行う。
【0009】ヘッダ切替部107は、正常時に割り当て
られた仮想パスを、回線異常時に割り当てられる仮想パ
スに変換するため変換テーブルを有している。そして、
ヘッダ切替制御部109からの切り替え指示に基づい
て、入線制御部102からセルスイッチ部103に転送
されてくるATMセルに付加されたヘッダ情報を新たな
ヘッダ情報に変換する。
【0010】ATMスイッチ部108は、入線制御部1
02から転送されるATMセルのヘッダ情報、または、
ヘッダ切替部107によって切り替えられたヘッダ情報
に基づいて、出力すべき出力端子120に対して、AT
Mセルを転送すべく、転送先の切り替えを行うものであ
る。このように、回線異常時には、ヘッダ切替部107
およびヘッダ切替制御部109によって、入線制御部1
02からセルスイッチ部103に転送されるATMセル
に付加されている、ヘッダ情報が切り替えられることに
より、出力端子120上の特定の仮想パスを、出力端子
120上の他の仮想パスに切り替えることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の仮想パスの切替装置にあっては、出線制御部
104において仮想パスの障害を検出してから、交換制
御部105において障害のある仮想パスを認識し、ヘッ
ダ切替制御部109を起動するまでに時間がかかり、結
果として、交換制御部105における仮想パスの切り替
え時間が長くなるという問題点があった。
【0012】このように、仮想パスの切り替えに時間が
かかると、切り替えが完了するまでの間はサービスが中
断してしまい、サービスが復旧するまでの時間が長いと
いう問題が発生する。さらに、仮想パスの障害が同時に
多発した場合には、交換制御部105による切り替え動
作処理の処理負担が著しく増すため、さらに処理時間が
長くなってしまうという問題もあった。
【0013】本発明の目的は、仮想パスの切り替え動作
を高速に行うとともに、障害が同時に多発した場合にも
確実に切り替え処理を行うことのできる仮想パスの切替
装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)仮想パス情報を含むヘッダ情報を有するAT
Mセルを、端末側から入力して一時的に格納するととも
に、先に格納したATMセルから順に読み出されるAT
Mセル格納手段と、(ロ)ネットワーク側から入力され
る障害情報を常時監視して仮想パスの障害の有無を逐次
検出し、障害を検出した仮想パスの情報を出力する障害
監視手段と、(ハ)障害監視手段から逐次出力される仮
想パスの障害の有無を示す情報を、ATMセル格納手段
に格納されたATMセルのヘッダ情報に含まれる仮想パ
スごとに、仮想パスを切り替えるか否かの判断情報とし
反映させる障害情報保持テーブルと、(ニ)外部から
指示される仮想パスの切り替え先情報を、ATMセル格
納手段に格納されたATMセルのヘッダ情報に含まれる
仮想パスごとに対にして記憶保持する切替情報保持テー
ブルと、(ホ)ATMセル格納手段から読み出された
TMセルのヘッダ情報に含まれる仮想パスが、障害情報
保持テーブルに保持された切り替え対象となる仮想パス
であった場合、切替情報保持テーブルに保持された切り
替え先情報にしたがって切り替える仮想パス切替手段
と、(へ)仮想パス切替手段によって切り替えられた仮
想パスが、障害情報保持テーブルに保持された切り替え
対象となる仮想パスであった場合、切り替え対象外の仮
想パスとなるまで、切替情報保持テーブルを繰り返し参
照して他の仮想パスに切り替える連続切替手段とを仮想
パスの切替装置に具備させる。
【0015】このように、請求項1記載の仮想パスの切
替装置は、ATMセルの読み出しを行った時点で、障害
情報保持テーブルより仮想パスの切り替えの有無の情報
を得るとともに、切替情報保持テーブルより仮想パスの
切り替え先の情報を得ることができるので、仮想パスの
切り替えを高速に行うことができる。しかも障害監視手
段が障害情報を常時監視した結果として逐次得られる障
害の有無を表わした情報を障害情報保持テーブルに反映
させることにしたので、障害のない仮想パスに信頼性よ
く切り替えることができる。また、仮想パス切替手段に
よって切り替えられた仮想パスが、障害情報保持テーブ
ルに保持された切り替え対象となる仮想パスであった場
合、切り替え対象外の仮想パスとなるまで、切替情報保
持テーブルを繰り返し参照して他の仮想パスに切り替え
る動作を行うことにしたので、多重障害時にも迅速かつ
信頼性よく仮想パスの切り替えを実行することができ
る。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施例に基づい
て本発明を詳細に説明する。
【0020】図1は、本実施例における仮想パスの切替
装置の要部構成を示すものである。本実施例の仮想パス
の切替装置1は、大別して、ATMセルヘッダ変換情報
出力回路2と、仮想パス障害検出回路(障害監視手段)
3と、ATMセル格納回路(ATMセル格納手段)4
と、ATMセルヘッダ書換回路(仮想パス切替手段)5
とから構成されている。
【0021】ATMセルヘッダ変換情報出力回路2は、
仮想パス障害情報保持部(障害情報保持手段)6と、仮
想パス切替情報保持部(切替情報保持手段)7と有し、
ATMセルのヘッダ情報を変換するための情報を生成す
るためのものである。仮想パス障害検出回路3は、入力
端子11および信号線24を介して入力されるネットワ
ーク側からのATMセル信号を監視し、仮想パスの障害
情報を検出すると、信号線25を介して、対応する仮想
パスで障害があった旨の信号をATMセルヘッダ変換情
報出力回路2内の仮想パス障害情報保持部6に出力す
る。
【0022】ATMセル格納回路4は、入力端子12お
よび信号線21を介して入力される端末側からのATM
信号を一時格納するFIFO(First In First Out)か
らなるバッファ回路である。したがって、ATMセル格
納回路4に格納されたATMセルは、後述するATMセ
ルヘッダ書換回路5からの指示により、信号線22を介
して、先に格納されたATMセルから順に読み出され
る。また、ATMセル格納回路4に格納されたATMセ
ルは、信号線22を介して、ATMセルヘッダ変換情報
出力回路2内の仮想パス障害情報保持部6および仮想パ
ス切替情報保持部7にも出力される。
【0023】ATMセルヘッダ書換回路5は、信号線2
2を介して、ATMセル格納回路4からATMセルを読
み出し、読み出したATMセルのヘッダ情報を、ATM
セルヘッダ変換情報出力回路2からの変換情報に基づい
て、仮想パスの切り替えが必要であれば、ATMセルの
ヘッダ情報の書き換えを行う。これによって、ヘッダ情
報を変換した後のATMセルを、信号線23を介して出
力端子13に出力するものである。
【0024】図は、仮想パス障害情報保持部において
保持する情報例を示す。仮想パス障害情報保持部6は、
信号線25を介して仮想パス障害検出回路3からの仮想
パスの障害通知を受け、各仮想パスごとに、仮想パスの
切り替えを必要とするか否かを示す仮想パスの切替要否
情報を保持するものである。すなわち、各仮想パスをア
ドレス情報で表し、障害のある仮想パスに対しては、仮
想パスの切替要否情報を‘1’として仮想パスの切替を
必要とし、正常な仮想パスに対しては、仮想パスの切替
要否情報を‘0’として仮想パスの切替を不要とするテ
ーブル情報をもつ。図に示す例では、アドレス0〜2
で示される仮想パスは、仮想パスの切り替えを不要と
し、アドレス3および4で示される仮想パスは、仮想パ
スの切り替えは不要となっている。
【0025】図は、仮想パス切替情報保持部において
保持する情報例を示す。仮想パス切替情報保持部7は、
信号線26を介して入力端子10から入力される仮想パ
スの切替情報を受け、各仮想パスごとに、仮想パスの切
替先情報を保持するものである。すなわち、各仮想パス
をアドレス情報で表すとともに、切替先の仮想パスもア
ドレス情報で表し、このテーブル情報をもつ。図に示
す例では、アドレス0で示される仮想パスの切替先はア
ドレス2であり、同様に、アドレス1の仮想パスはアド
レス3、アドレス2の仮想パスはアドレス1、アドレス
3の仮想パスはアドレス4、アドレス4の仮想パスはア
ドレス9を切替先としている。
【0026】また、仮想パス切替情報保持部7は、信号
線27を介して、仮想パス障害情報保持部6から切替要
否情報を入力することで、障害のある仮想パスを把握す
る。そして、障害のある仮想パスにおける切替先の仮想
パスを、信号線28を介してATMセルヘッダ書換回路
5に出力することで、ATMセルのヘッダ情報の書き換
えのための変換情報とする。また、仮想パスの切り替え
が不要の場合には、そのままの仮想パス情報を出力す
る。
【0027】具体的には、たとえば、アドレス0で示さ
れるATMセルの入力があると、本実施例の切替回路1
は、仮想パス障害情報保持部6にアクセスする。ここ
で、アドレス0の仮想パスの切替要否情報が‘1’であ
ることから、切り替えが必要であると判断し、仮想パス
切替情報保持部7にアクセスして、切替先仮想パスのア
ドレス2を取得する。そして、再び仮想パス障害情報保
持部6にアクセスし、アドレス2で示される仮想パスの
切替要否情報を取得し、切替要否情報が‘1’であるこ
とから、仮想パス切替情報保持部7にアクセスして、切
替先仮想パスのアドレス1を取得する。
【0028】以下、同様にして、アドレス1で示される
仮想パスの切替要否情報‘1’を取得し、切替先仮想パ
スのアドレス3を取得する。ここで、アドレス3で示さ
れる仮想パスの切替要否情報は‘0’であり、切り替え
が不要であるため、アドレス3で示される仮想パスを、
切替情報として出力する。このように、仮想パスの切り
替え先を複数設定し、その中から使用可能な仮想パスを
選定するようにしておくと、切り替え先の仮想パスに障
害がある場合でも、障害のない仮想パスを選択すること
ができる。
【0029】つぎに、上述の実施例における仮想パスの
切替装置の動作例を図4〜図6に基づいて説明する。
【0030】図4は、本実施例のATMセルヘッダ変換
情報出力回路におけるヘッダ変換情報の出力処理手順を
示すものである。ATMセルヘッダ変換情報出力回路2
にATMセルの入力があると、まず、仮想パス障害情報
保持部6にアクセスし、ATMセルのヘッダ情報に含ま
れる仮想パスのアドレス情報に対応する切替要否情報を
取得する(ステップS101)。そして、切替要否情報
が‘1’であるか否か、すなわち、仮想パスの切替が必
要であるか否かを判断する(ステップS102)。
【0031】ステップS102の判断処理において、切
替要否情報が‘1’で、仮想パスの切り替えが必要であ
る場合には(ステップS102;Y)、仮想パス切替情
報保持部7にアクセスし、切替先の仮想パスを取得する
(ステップS103)。そして、取得した仮想パスを入
力仮想パスに置き換え(ステップS104)、ステップ
S101の処理に進み、再度、仮想パス障害情報保持部
6にアクセスする。
【0032】一方、ステップS102の判断処理におい
て、切替要否情報が‘0’で、仮想パスの切り替えが不
要である場合には(ステップS102;N)、その入力
仮想パスを切替情報として、ATMセルヘッダ書換回路
5に出力する(ステップS105)。これによって、A
TMセルヘッダ書換回路5では、ATMセル格納回路4
から読み出したATMセルに対し、所望の書き換え処理
を行う。
【0033】図5および図6は、仮想パスの切替装置に
よる仮想パス切替動作を説明するためのものであり、図
5は、仮想パスの切り替え前、図6は、仮想パスの切り
替え後を示す。また、図5および図6では、ATM端末
31、32間に、仮想パス切替回路33、34を設け、
さらに、仮想パス切替回路33、34間に、ATM交換
機35、36を設けたものとなっている。そして、伝送
路41によってATM端末31と仮想パス切替回路33
との間を結び、伝送路42によって仮想パス切替回路3
3とATM交換機35との間を結んでいる。また、AT
M交換機35、36間は4本の伝送路43〜46で接続
され、さらに、伝送路47によってATM交換機36と
仮想パス切替回路34との間を結ぶとともに、伝送路4
8によって仮想パス切替回路34とATM端末32とを
結んでいる。
【0034】以下、伝送路41、42、43、47、4
8で接続される仮想パス51の切り替え予備の仮想パス
として、伝送路41、42、44、47、48で接続さ
れる仮想パス52が存在するものとし、仮想パスの切り
替え動作例を説明する。ATM端末31、32間で、仮
想パス51により伝送路43を使用して通信していると
きに、伝送路43に障害が発生すると、仮想パス切替回
路33では、VP−AIS(VP-Alarm Indication Sign
al:VP警報表示信号)等の警報により仮想パス障害を
検出し、仮想パス切り替え回路34では、VP−RDI
(VP-Renote Defect Indication :VP遠端受信故障)
等の警報により仮想パス障害を検出する。障害を検出し
た仮想パス切替回路33、34では、前述したように、
テーブル情報を参照するだけで、即座に仮想パス51を
仮想パス52に切り替えて通信を継続する。
【0035】以上説明したように、本実施例では、仮想
パスの障害情報を監視し、仮想パスの障害情報を仮想パ
スごとに保持するとともに仮想パスの切替先の情報を
もあらかじめ保持しておくことにより、仮想パス障害時
には、対応する仮想パスのヘッダ情報を、切替先のヘッ
ダ情報に即座に書き換える。これによって、仮想パスの
切り替えを高速化し、障害復旧までの時間を短くする。
【0036】また、仮想パス障害が同時に多発してもす
べての仮想パスの切り替えが実施可能であり、また、仮
想パスの切り替え先を複数指定できるため、切り替え先
の仮想パスに障害があっても、正常な仮想パスを選択し
て切り替えることが可能であり、より信頼性の高いネッ
トワークを提供することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、テーブルを参照して仮想パスの切り替えを行
うので、仮想パスを高速に切り替えることができる。し
かも、障害監視手段が障害情報を常時監視した結果とし
て逐次得られる障害の有無を表わした情報を障害情報保
持テーブルに反映させることにしたので、障害のない仮
想パスに信頼性よく切り替えることができる。また、仮
想パス切替手段によって切り替えられた仮想パスが、障
害情報保持テーブルに保持された切り替え対象となる仮
想パスであった場合、切り替え対象外の仮想パスとなる
まで、切替情報保持テーブルを繰り返し参照して他の仮
想パスに切り替える動作を行うことにしたので、多重障
害時にも迅速かつ信頼性よく仮想パスの切り替えを実行
することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における仮想パスの切替装置の要部構
成を示すブロック図である。
【図2】仮想パス切替情報保持部において保持する情報
例を示す図である。
【図3】仮想パス障害情報保持部において保持する情報
例を示す図である。
【図4】本実施例のATMセルヘッダ変換情報出力回路
におけるヘッダ変換情報の出力処理手順を示す流れ図で
ある。
【図5】仮想パスの切替装置による仮想パス切替動作を
説明するための図である。
【図6】図5につづく、仮想パスの切替装置による仮想
パス切替動作を説明するための図である。
【図7】従来の仮想パス切替装置の要部構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 仮想パスの切替装置 2 ATMセルヘッダ変換情報出力回路 3 仮想パス障害検出回路(障害監視手段) 4 ATMセル格納回路(ATMセル格納手段) 5 ATMセルヘッダ書換回路(仮想パス切替手段) 6 仮想パス障害情報保持部(障害情報保持テーブ
) 7 仮想パス切替情報保持部(切替情報保持テーブ
) 10〜12 入力端子 13 出力端子 31、32 ATM端末 33、34 仮想パス切替回路 35、36 ATM交換機 101 仮想パス切替装置 102 入線制御部 103 セルスイッチ部 104 出線制御部 105 交換制御部 106 ヘッダ変換部 107 ヘッダ切替部 108 ATMスイッチ部 109 ヘッダ切替制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮想パス情報を含むヘッダ情報を有する
    ATMセルを、端末側から入力して一時的に格納すると
    ともに、先に格納したATMセルから順に読み出される
    ATMセル格納手段と、 ネットワーク側から入力される障害情報を常時監視して
    仮想パスの障害の有無を逐次検出し、障害を検出した仮
    想パスの情報を出力する障害監視手段と、 障害監視手段から逐次出力される仮想パスの障害の有無
    を示す情報を、前記ATMセル格納手段に格納されたA
    TMセルのヘッダ情報に含まれる仮想パスごとに、仮想
    パスを切り替えるか否かの判断情報として反映させる
    害情報保持テーブルと、 外部から指示される仮想パスの切り替え先情報を、前記
    ATMセル格納手段に格納されたATMセルのヘッダ情
    報に含まれる仮想パスごとに対にして記憶保持する切替
    情報保持テーブルと、 前記ATMセル格納手段から読み出されたATMセルの
    ヘッダ情報に含まれる仮想パスが、前記障害情報保持
    ーブルに保持された切り替え対象となる仮想パスであっ
    た場合、前記切替情報保持テーブルに保持された切り替
    え先情報にしたがって切り替える仮想パス切替手段と、 仮想パス切替手段によって切り替えられた仮想パスが、
    前記障害情報保持テーブルに保持された切り替え対象と
    なる仮想パスであった場合、切り替え対象外の仮想パス
    となるまで、前記切替情報保持テーブルを繰り返し参照
    して他の仮想パスに切り替える連続切替手段 とを具備す
    ることを特徴とする仮想パスの切替装置。
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