JP2962279B2 - Atmネットワークの輻輳制御方式 - Google Patents

Atmネットワークの輻輳制御方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(Asynchro
nous Transfer Mode:非同期通信モード)通信方式を用
いたネットワークの輻輳制御に関し、特に輻輳発生時に
おけるAAL(ATM Adaptation Layer)−Type5の
パケットのパケット単位の廃棄制御に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ATMネットワークでの輻輳制御
方式としてのAAL−Type5のパケット単位での廃
棄方式としては、ATMスイッチの輻輳時にAAL−T
ype5のパケットを構成するATMセルを全て廃棄す
るEPD(Early Packet Discard)方式、又は、輻輳検
出時点までの途中のセルまでは転送し、輻輳検出時点以
降のセルは廃棄するPPD(Partial Packet Discard)
方式が提案され、実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のEPD方式
の場合、輻輳発生時にはAAL−Type5の構成セル
は全て廃棄されてしまうが、AAL−Type5は、プ
ロトコルを軽くするために、自らにはシーケンシャル番
号等の他のパケットとの関係を表す情報を持っていない
ため、パケット全体の廃棄の有無はAALのレイヤのみ
では判断することができない。
【0004】このため、受信側では受信できたAAL−
Type5の他のパケットを元にしてアプリケーション
レイヤ等の上位レイヤにおける解析結果によって、パケ
ットが廃棄されたらしいということを推測するしかな
い。この場合、上位レイヤでは廃棄されたパケットの再
送を要求することになる。
【0005】しかしながら、パケットは輻輳発生のため
に廃棄されたにもかかわらず、またすぐに再送を要求さ
れ、それを受けて送信側でむやみに再送を行えば、再送
による更なる輻輳発生につながる可能性もでてくるとい
った問題が生ずる。
【0006】また、PPD方式の場合には、輻輳発生時
にパケットの後半が廃棄されるため最終セルは必ず廃棄
されてしまうが、AAL−Type5のパケットは最終
セルがトレイラとなっており、パケットの誤りの検出や
構成するセルの数の監視等は全てトレイラである最終セ
ルが受信できないと何もできなくなってしまう。また、
最終セルが抜ければ次のパケットと当該パケットの区切
りを失うことになり、途中のセルまで転送されたパケッ
トと次のパケットが一つのパケットと見なされてしま
い、次のパケットが完全な形で受信されたとしてもCR
Cによるエラーチェック、構成セル数のチェックで誤り
が検出されてしまうことになる。
【0007】すなわち、輻輳発生により後半が廃棄され
たパケットと共にそれに引き続く完全なパケットも異常
と見なされて廃棄されることになってしまい、一度に2
パケットを失うことになってしまう。そのため、上位の
アプリケーションレイヤでの再送要求は当然2パケット
が要求されることになり、再送による更なる輻輳がより
生じやすくなるという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ATMスイッ
チの輻輳時にAAL−Type5のパケットを構成する
最終セル1セル以外の全てのセルを廃棄し、最終セル1
セルのみを転送する手段と、転送される最終セルに、輻
輳発生によりAAL−Type5のパケットが廃棄され
たことを示す情報を付加する手段を設けることにより、
受信側において、ネットワークの輻輳によってパケット
廃棄が発生したことを確認できるようにしたことを特徴
とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態を示
すブロック図である。入力端子Aから入力された入力セ
ル1は、セレクタ104の入力Cと最終セル検出回路1
02とVCI抽出回路101とに入力される。VCI抽
出回路101からはVCI選択信号3が出力され、書き
込みアドレス生成回路107と読み出しアドレス生成回
路108とに入力される。最終セル検出回路102から
は最終セル選択信号4が出力され、輻輳セル生成回路1
03と輻輳セル挿入制御回路105と書き込みアドレス
生成回路107とに入力される。
【0010】輻輳セル生成回路103からは輻輳セル5
が出力され、セレクタ104の入力Dに入力される。セ
レクタ104からはセルバッファ書き込みセル2が出力
され、セルバッファ106に入力される。セルバッファ
106からはセルバッファ出力9とバッファ閾値超過信
号6とが出力される。セルバッファ出力9は出力端子B
から出力され、バッファ閾値超過信号6は書き込みアド
レス生成回路107と輻輳セル挿入制御回路105に入
力される。
【0011】書き込みアドレス生成回路107からは書
き込みアドレス7が出力され、セルバッファ106に入
力される。輻輳セル挿入制御回路105からは輻輳セル
挿入選択信号10が出力され、セレクタ104の選択端
子に入力される。読み出しアドレス生成回路108から
は読み出しアドレス8が出力され、セルバッファ106
に入力される。
【0012】次に、本発明の動作について、図1、及び
図2のタイムチャートを参照して説明する。なお、説明
の簡単化のため、VCI=1のセルのみに着目して本発
明の動作を説明するが、VCI=2,3,…のセルに対
してもそれぞれ図1と同様構成からなる回路によって輻
輳制御が行われている。
【0013】入力端子Aから入力されたAAL Typ
e5の入力セル1は図2のタイムチャートで示すように
入力される。最終セル抽出回路102では、入力セル1
からVCI=1のAAL−Type5の最終セルを検出
し、VCI=1の最終セルのみに対して最終セル選択信
号4を出力する。VCI抽出回路101では入力された
入力セル1からVCIを抽出してVCI=1のセルのみ
にVCI選択信号3を出力する。
【0014】輻輳セル生成回路103では最終セル選択
信号4のタイミングで輻輳セル5を生成する。輻輳セル
挿入制御回路105は、最終セル選択信号4のタイミン
グでバッファ閾値超過信号6が発生しているときには輻
輳セル挿入選択信号10を出力してセレクタ104の入
力をD側に切り替え、セルバッファ書き込みセル2とし
て輻輳セル5を選択する。
【0015】バッファ閾値超過信号6はセルバッファの
バッファ占有量をセルバッファの書き込みアドレス7と
読み出しアドレス8から計算し、予め設定したバッファ
占有量の閾値を越えた場合に出力する。書き込みアドレ
ス生成回路107は、通常はVCI=1のセルが入力さ
れる毎にインクリメントされるが、バッファ閾値超過信
号6が入力された時点で出力を停止する。また、先頭セ
ル(最終セルの次のセル)の書き込みアドレスを保持し
ておき、輻輳セル挿入選択信号10が入力されたときに
書き込みアドレス7を保持しておいた先頭セルのアドレ
スに戻す。従って、輻輳セル5は、バッファ閾値超過信
号6が発生したときの先頭セルのアドレスに書き込まれ
る。
【0016】輻輳セル書き込み以降は、書き込みアドレ
スは再度VCI=1のセルが入力される毎にインクリメ
ントされる。このような動作により、バッファ閾値超過
信号6が発生したときに書き込まれていたパケット(先
頭セルから最終セル)を構成していたセルのアドレス
は、当該パケットの廃棄を示す輻輳セル5と次のパケッ
トを構成する入力セルによって上書きされることにな
る。
【0017】図2を用いて更に具体的に説明すると、入
力セル1にVCI=1のENDセル(最終セル)に引き
続きVCI=1のVC1−1〜VC1−9とENDセル
から構成されるAAL−Type5のパケットが入力さ
れてくる。最終セル選択信号4は、VCI=1の最終セ
ルが入力された時だけ“1”が出力される。また、VC
I選択信号3は、VCI=1の時だけ“1”が出力され
る。バッファ占有量は図2のように増加して行き、VC
1−7のセルが入力された時にバッファ閾値を超過し、
バッファ閾値超過信号が“1”となる。
【0018】書き込みアドレス7は、最初のVCI=1
の最終セルの時“11”で先頭セルにあたるVC1−1
のアドレスは“12”とする。この時の先頭セルアドレ
ス“12”を書き込みアドレス生成回路で保持する。引
き続きVC1セルが入力される毎に書き込みアドレスは
インクリメントされるが、VC1−7のセルが入力され
た時点でバッファ閾値超過信号6が発生し、書き込みア
ドレスの生成を中止する。
【0019】一方、輻輳セル挿入信号10は、バッファ
閾値超過信号6が発生した後の最初の最終セル選択信号
4の発生タイミングで“1”となる。輻輳セル挿入信号
10が“1”の時バッファ書き込みセル2として輻輳セ
ル5が選択され、バッファ106に書き込まれる。その
ときの書き込みアドレスは、書き込みアドレス生成回路
107に保持されている“12”となる。その次に入力
されるVCI=1のセルは書き込みアドレス“13”か
ら順にインクリメントされて書き込まれる。
【0020】従って、前に書き込みアドレス7の“1
2”、“13”……“18”に書き込まれたセルのう
ち、アドレス“12”は輻輳セルによって、またアドレ
ス“13”〜“18”は次に入力されたセルによって上
書きされるので、そのとき入力されたVC1−1〜VC
1−9とVC1最終セルは廃棄され、代わりに輻輳セル
5の1セルのみがセルバッファ106のアドレス“1
2”に書き込まれることになる。バッファの読み出しは
単純にシーケンシャルに書き込まれたセルが読み出され
るので、出力セル9としては、前記VC1−1〜VC1
−9とVC1最終セルは出力されず、輻輳セル5のみが
出力される。
【0021】輻輳セル5は、1セルのみでAAL−Ty
pe5のパケットを構成しており、パケットとしては完
全な形態を有している。従って、この1セルのみのAA
L−Type5のパケットのペイロード部分に輻輳した
ことを示すメッセージを載せることにより、受信側に輻
輳の発生による当該パケットの一括廃棄を知らせること
が可能になる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、AAL−Type5のATM
セルをパケット単位で廃棄する場合に、パケットを構成
する全てのセルを廃棄せずに、1セルのみで構成される
AAL−Type5の輻輳セルを転送しているので、1
セルのみの情報追加によって、受信側においてネットワ
ークの輻輳によるパケットの廃棄が発生したことを知る
ことが可能となる。また、PPD方式の場合に発生する
正常パケットに波及する不具合を避けることができ、効
率的なネットワークの運用を図ることができる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 入力セル 2 セルバッファ書き込みセル 3 VCI選択信号 4 最終セル選択信号 5 輻輳セル 6 バッファ閾値超過信号 7 書き込みアドレス 8 読み出しアドレス 9 セルバッファ出力 10 輻輳セル挿入選択信号 101 VCI抽出回路 102 最終セル検出回路 103 輻輳セル生成回路 104 セレクタ 105 輻輳セル挿入制御回路 106 セルバッファ 107 書き込みアドレス生成回路 108 読み出しアドレス生成回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATMネットワークを構成するATMス
    イッチにおける、前記ATMスイッチの輻輳時にAAL
    −Type5のパケットを構成する最終セル1セル以外
    の全てのセルを廃棄し、前記最終セル1セルのみを転送
    するATMネットワークの輻輳制御方式において、 輻輳パケットの最終セル1セルを、1セルからなるAA
    L−Type5のパケットとして再構築して転送する
    とを特徴とするATMネットワークの輻輳制御方式。
  2. 【請求項2】 前記最終セル1セルに、輻輳発生により
    AAL−Type5のパケットが廃棄されたことを示す
    情報を付加することを特徴とする請求項1又は2記載の
    ATMネットワークの輻輳制御方式。
  3. 【請求項3】 AAL−Type5のパケットを構成し
    て書き込むためのセルバッファを備え、前記ATMスイ
    ッチの輻輳時には、前記セルバッファにおける前記廃棄
    されるパケットの先頭セルが書き込まれたアドレスに前
    記最終セル1セルを上書きすることを特徴とする請求項
    1又は2記載のATMネットワークの輻輳制御方式。
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