JP3484083B2 - 無中断伝送装置 - Google Patents

無中断伝送装置

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JP3484083B2 JP31626198A JP31626198A JP3484083B2 JP 3484083 B2 JP3484083 B2 JP 3484083B2 JP 31626198 A JP31626198 A JP 31626198A JP 31626198 A JP31626198 A JP 31626198A JP 3484083 B2 JP3484083 B2 JP 3484083B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(非同期転
送モード)網において、故障や網運用上の要因により発
生する伝送単位の切断に際して、伝送の中断およびセル
の損失を防止する無中断伝送装置に関する。なお、伝送
単位とは、伝送路,セクション,SDHパス,バーチャ
ルパス(VP),バーチャルチャネル(VC)をいう。
【0002】
【従来の技術】無中断伝送装置としては、特開平7−4
6250号公報(無中断伝送装置)および特開平8−1
81697号公報(無中断伝送装置)に記載のものがあ
る。この無中断伝送装置の受信部は、ATM網内の複数
の伝送単位から同一情報をもつセルフレームを受信し、
遅延調整を行った上で受信したセルフレームの内の1つ
を送出し、他のセルフレームを廃棄する構成である。そ
の概要を図9に示す。
【0003】図9において、送信部(図示せず)から同
一情報をもつセルフレームが伝送単位♯0,♯1を介し
て並列伝送され、受信部の遅延差調整部3に受信され
る。遅延差調整部3では、伝送遅延が最大となる伝送単
位を基準とする伝送遅延時間の差分だけの遅延を他の伝
送単位から到着するセルフレームに与え、伝送単位間の
遅延差を吸収する。フレーム選択部5は、各伝送単位か
ら到着したセルフレームを入力し、同一情報をもつセル
フレームについて正常な受信履歴がなければそのセルフ
レームを後段に送出し、すでに受信履歴があれば廃棄す
ることにより、遅延変動の少ない無中断伝送を実現す
る。
【0004】なお、各伝送単位間でのセルフレームの同
定およびセルフレームの正常性の判定は、送信部で付加
される同期セルを用いて行われる。同期セルには、セル
フレームのシーケンス番号や誤り検出情報が搭載され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、各伝送単位を
伝搬するセルフレームは、信頼性の点からATM網にお
いて異なるATM装置を経由する。そのため、各伝送単
位から到着する同一のセルフレームは独立な揺らぎを受
ける。しかし、従来方式では遅延差調整部3に設定され
ている各伝送単位間の遅延差は固定値であり、この揺ら
ぎの差が大きい場合にはフレーム選択部に入力される同
一セルフレームの到着時間差が大きくなり、正常なフレ
ーム選択が行われない可能性がある。
【0006】すなわち、遅延差調整部3で各伝送単位間
の遅延差を調整したとしても、ある伝送単位からn番目
のセルフレームを受信していないのに、他の伝送単位か
らn番目およびn+1番目以降のセルフレームが受信さ
れてしまう事態が発生することがある。ここで、先に到
着したn番目のセルフレームにエラーがあった場合に、
従来の無中断伝送装置では、n番目のセルフレームが出
力されずにn+1番目のセルフレームが出力されるよう
なフレーム飛びが生じたり、エラーがあるn番目のセル
フレームがそのまま出力されることになる。
【0007】また、ATM網では、道路工事等に起因す
る支障移転や伝送路故障切替等により、伝送単位の距離
が大きく変化することがある。このように伝送単位の距
離が変化すると、セルフレームの遅延時間がその前後で
大きく変わってしまうことになる。従来の無中断伝送装
置でこのような事態が発生すると、固定的な遅延差を吸
収する遅延差調整部3では対応ができない。そのため、
各伝送単位からフレーム選択部5へ到着する同一のセル
フレームに大きな時間差が生じ、フレーム選択部5から
出力される信号に大きな遅延変動が生じることになる。
【0008】本発明は、ATMの運用に際して伝送単位
の距離が大きく変わる場合でも、遅延変動を小さく抑え
ることができる無中断伝送装置を提供することを目的と
する。さらに、本発明は、セル混入やセルフレームにエ
ラーが発生した場合でも、遅延変動を小さく抑えること
ができる無中断伝送装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の無中断
伝送装置(受信部)の基本構成を示す(請求項1)。図
外の送信部は、ATM網の複数の伝送単位に同一情報を
有するセルフレームを送出し、受信部がこの複数の伝送
単位から到着するセルフレームを受信する。
【0010】受信部は、遅延差調整部3およびフレーム
選択部5に加えて、遅延差判定部2を備える。遅延差判
定部2は、各伝送単位の遅延差を常時または所定の間隔
で判定する。遅延差調整部3は、遅延差判定部2で判定
された遅延差に基づいて各伝送単位の遅延差を調整す
る。
【0011】例えば、遅延差判定部2は、伝送単位♯0
および伝送単位♯1からの同期セルの到着時刻を測定
し、同一セルフレームの同期セルが到着する時間差を求
め、その時間差を各伝送単位の遅延差として判定する
請求項3)。これは、セルフレームごとに常時判定し
てもよく、あるいは一定のフレーム間隔ごとに判定して
もよい。また、複数のセルフレームの各時間差の平均値
を各伝送単位の遅延差として判定してもよい(請求項
)。また、判定処理を常に行うようにしてもよく、あ
るいは外部からの指示により必要に応じて行うようにし
てもよい。すなわち、従来の遅延差調整部3における遅
延差調整範囲は固定であったが、本発明では実際の伝送
単位間の遅延差に応じて遅延差調整範囲を可変させるこ
とができる。これにより、例えば伝送単位の距離が大き
く変わって伝送単位の遅延差が変化した場合でも、遅延
差調整部3の出力では伝送単位間の遅延差を小さく抑え
ることができる。
【0012】ところで、ATM網では、符号誤りや保守
者の誤操作等により、VPやVCのセルが他のVPやV
Cのセルに混入されて転送されることがある。このよう
なセル混入が発生すると、混入したセルを含む一連の受
信データを間違って同一のセルフレームと見なし、遅延
差判定を行ってしまう可能性がある。また、セル混入が
ない場合でも、セルフレームを識別するための情報にエ
ラーが発生すると、例えばn番目以外のセルフレームを
n番目のセルフレームと見なし、遅延差判定を行ってし
まう可能性がある。このような事態が発生すると、判定
された遅延差が実際の伝送単位間の遅延差と大きく異な
ってしまい。フレーム選択部5から出力される信号に大
きな遅延変動が生じることになる。
【0013】請求項2に記載の無中断伝送装置は、各伝
送単位の遅延差判定を行う構成において、セル混入やセ
ルフレームにエラーが発生した場合でも、遅延変動を小
さく抑えることを目的としている。
【0014】図2は、本発明の無中断伝送装置(受信
部)の基本構成を示す(請求項2)。図外の送信部は、
ATM網の複数の伝送単位に同一情報を有するセルフレ
ームを送出し、受信部がこの複数の伝送単位から到着す
るセルフレームを受信する。
【0015】受信部は、遅延差調整部3およびフレーム
選択部5に加えて、故障検出部1および遅延差判定部2
を備える。故障検出部1は、各伝送単位から到着するセ
ルフレームのフレーム単位のエラーを検出する。遅延差
判定部2は、故障検出部1でエラーが検出されたセルフ
レームを除いて、各伝送単位の遅延差を判定する。遅延
差調整部3は、遅延差判定部2で判定された遅延差に基
づいて各伝送単位の遅延差を調整する。
【0016】すなわち、各伝送単位から到着するセルフ
レームのうち、エラーのないセルフレームのみを判定対
象として遅延差を判定することにより、セル混入やセル
フレームにエラーに起因する間違った同期セルの到着時
刻を用いて遅延差を判定することを回避することができ
る。これにより、伝送単位の遅延差が変化し、さらにセ
ル混入やセルフレームにエラーが発生した場合でも、遅
延差調整部3の出力では伝送単位間の遅延差を小さく抑
えることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態) 図3は、本発明の無中断伝送装置の第1の実施形態を示
す。図において、ATM網内でセルを伝送する複数の伝
送単位10を介して対向配置される無中断伝送装置は、
送信部20と受信部30とにより構成される。なお、複
数の伝送単位10は、全伝送単位が同時に切断すること
を回避するために独立経路に設定される。
【0018】送信部20は、前段から入力される複数の
セルによりセルフレームを形成し、そのセルフレームと
同一情報を有するセルフレームを複製し複数の伝送単位
10に並列に送出する構成である(参考文献:特開平8
−181697号公報(無中断伝送装置))。受信部3
0は、遅延差判定部32、遅延差調整部33、フレーム
選択部35により構成される。
【0019】遅延差判定部32は、同期セル到着時刻検
出部36、到着時刻記録部37、遅延差算出部38によ
り構成される。遅延差判定部32の同期セル到着時刻検
出部36は、各伝送単位10から到着するセルフレーム
に含まれる同期セルの到着時刻を検出する。到着時刻記
録部37は、各伝送単位10の同期セルの到着時刻を記
録し、同一SNの同期セルの到着時間差を算出する。遅
延差算出部38は、複数のセルフレームにおける同期セ
ルの到着時間差の平均をとって各伝送単位の遅延差を算
出し、遅延差調整部33に通知する。遅延差調整部33
は、通知された遅延差を最も遅延が大きい伝送単位以外
に挿入することにより、各伝送単位の位相を合わせる。
フレーム選択部35は、複数の伝送単位10から到着す
るセルフレームを受信し、受信履歴に基づいて最も早く
受信したセルフレームを後段に送出し、受信履歴がある
セルフレームを廃棄する。
【0020】ここで、本実施形態における遅延差判定時
の動作について、図4を参照して具体的に説明する。本
説明では、伝送単位の数を2とし、伝送単位♯0の伝送
遅延時間が伝送単位♯1の伝送遅延時間に比べて小さい
ものとする。
【0021】同期セル到着時刻検出部36は、ある同期
セル(図では伝送単位♯0のSN=nの同期セル)が到
着した時点でカウンタの計数を開始する。以後、同期セ
ルが到着したときのカウンタ値を到着時刻記録部37に
記録してゆく。各伝送単位から同一SNの同期セルが一
定個数(図では4個、伝送単位♯1のSN=n+3の同
期セル)が到着すると、カウンタの計数を停止して測定
を終了する。以上の測定値から、同一SNの同期セルの
到着時間差12,13,13,10を算出する。遅延差算出部3
8はこの到着時間差の平均値を求め、伝送単位♯0,♯
1の遅延差として遅延差調整部33に通知する。次の同
期セルが到着した時点で次の測定を開始する。
【0022】なお、同一SNの同期セルが到着する時間
差から、その都度各伝送単位の遅延差を算出してもよい
請求項3)。また、一定のフレーム間隔ごとに各伝送
単位の遅延差を算出してもよい。また、判定処理を常に
行うようにしてもよく、あるいは外部からの指示により
必要に応じて行うようにしてもよい。
【0023】次に、本実施形態における遅延差調整部3
3の動作について、図5および図6を参照して具体的に
説明する。本説明では、伝送単位の数を2とし、伝送単
位♯0の伝送遅延時間が伝送単位♯1の伝送遅延時間に
比べて小さいものとする。
【0024】図5は、アイドルセルの挿抜により遅延差
を調整する例を示す。図において、1つの四角がセルに
相当する。図5(a) は、伝送単位♯0と♯1との間に遅
延差が4セルあるときの定常状態の様子を示す。伝送単
位♯0に対応するFIFOメモリに常にセルが4つ蓄積
され、各FIFOメモリから同一のセルが同時に出力さ
れるようになっている。
【0025】図5(b) は、伝送単位♯1の伝送遅延が大
きくなり、遅延差が4セルから6セルに増大したときの
遅延差調整方法を示す。このとき、伝送単位♯0に対応
するFIFOメモリの読み出しをその差分の時間(ここ
では2セル時間)だけ止めることにより、遅延差を大き
くする。
【0026】図5(c) は、伝送単位♯1の伝送遅延が小
さくなり、遅延差が6セルから4セルに減少したときの
遅延差調整方法を示す。このとき、各FIFOメモリか
らの読み出しは通常通り行い、伝送単位♯0からのアイ
ドルセルをその差分の数(ここでは2セル)だけ廃棄す
ることにより、遅延差を小さくする。以上の処理を行う
ことにより、遅延差の変動に追従することが可能にな
る。
【0027】図6は、到着時刻および読み出し時刻を管
理する例を示す。図6(a) において、遅延差調整部33
は、各伝送単位のセルを蓄積するメモリ41と、各伝送
単位のフレーム情報を蓄積する同期セルキュー42,4
3を備える。メモリ41には、到着したユーザセルを書
き込み、そのアドレスを同期セルキュー42,43に書
き込む。同期セルキュー42,43には、図6(b) に示
すようにセルフレーム単位に、SN(シーケンス番
号)、到着時刻、遅延差情報と、さらにフレーム内セル
の書き込まれたアドレス、フレームの状態が蓄積され
る。
【0028】フレーム選択部35では、(到着時刻+遅
延差)≦(現在時刻)の条件を満たした場合に、そのフ
レームの読み出しを開始する。ここでは、現在時刻=4
0で、伝送単位♯0のSN=1のフレームの読み出しを
開始する。また、遅延差が変動する場合には、測定され
た遅延差を同期セルキュー42,43の遅延差に即座に
反映させることにより、遅延差の変動に追従させること
ができる。本構成は、図5の方法に比べて、アイドルセ
ルをバッファリングしない分だけメモリ量を削減するこ
とができる。
【0029】図7は、本発明の無中断伝送装置の第2の
実施形態を示す。ここでは、受信部30の構成のみを示
す。受信部30は、故障検出部31、遅延差判定部3
2、遅延差調整部33、フレーム選択部35により構成
される。遅延差判定部32は、同期セル到着時刻検出部
36、到着時刻記録部37、遅延差算出部38により構
成される。
【0030】故障検出部31は、複数の伝送単位10か
ら到着するセルフレームを受信し、ユーザセル損失、同
期セル損失、ビット誤りおよび信号断等を検出して遅延
差判定部32に通知する。遅延差判定部32は、第1の
実施形態のものと同様の処理を行うが、到着時刻記録部
37に故障検出部31からの情報をもとに各セルフレー
ムのエラーの有無を保持し、エラーのあるセルフレーム
の同期セルの到着時間差を無効とする。
【0031】ここで、本実施形態における遅延差判定時
の動作について、図8を参照して具体的に説明する。本
説明では、伝送単位の数を2とし、伝送単位♯0の伝送
遅延時間が伝送単位♯1の伝送遅延時間に比べて小さい
ものとする。また、伝送単位♯1のSN=n+3のセル
フレームにエラー(図中×印で示す)があるものとす
る。
【0032】第1の実施形態と同様に同期セルの到着時
刻を記録してゆき、正常なセルフレームの同期セルが一
定個数(図では4個)到着した時点で測定を終了する。
以上の測定値から、同一SNの同期セルの到着時間差を
算出するが、図では伝送単位♯1のSN=n+3のセル
フレームにエラーがあるので、SN=n+3の同期セル
の到着時間差35を無効とし、その他のSN=n,n+
1,n+2,n+4の同期セルの到着時間差51,53,5
2,48の平均値を求め、伝送単位♯0,♯1の遅延差と
して遅延差調整部33に通知する。
【0033】なお、本実施形態における遅延差調整部3
3の動作は、上述した図5のアイドルセルの挿抜により
遅延差を調整する例、または図6の到着時刻および読み
出し時刻を管理する例などに基づいて行われる。
【0034】ところで、本発明は、ATMレイヤで挿入
される同期セルを利用するようになっているが、SNや
誤り検出機能をもつプロトコルのある他のレイヤ、例え
ばTCPのセグメントやMPEG−TS−Packetなどを
利用することにより、並列に伝送されるセルを同定する
ことが可能である。例えば、送信部で同一情報を有する
パケットを複製して複数の伝送単位に並列に送出し、受
信部で各伝送単位から到着するパケットを受信し、同一
情報を有するパケットを同定してその内の1つの正常な
パケットを後段に送出し、他のパケットを廃棄する無中
断伝送装置についても本発明の適用が可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無中断伝
送装置は、伝送単位の距離が大きく変わる場合およびセ
ル混入やセルフレームにエラーが発生した場合でも、遅
延変動が小さい無中断伝送を実現することができる。
【0036】したがって、本発明の無中断伝送装置は、
符号誤りやセル損失および遅延変動を非常に小さく抑え
る必要があり、かつ高い信頼性が要求される高品質映像
伝送システム等に応用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無中断伝送装置(受信部)の基本構成
を示すブロック図。
【図2】本発明の無中断伝送装置(受信部)の基本構成
を示すブロック図。
【図3】本発明の無中断伝送装置の第1の実施形態を示
すブロック図。
【図4】第1の実施形態の動作例を説明する図。
【図5】遅延差調整部33の動作例を説明する図。
【図6】遅延差調整部33の動作例を説明する図。
【図7】本発明の無中断伝送装置の第2の実施形態を示
すブロック図。
【図8】第2の実施形態の動作例を説明する図。
【図9】従来の無中断伝送装置(受信部)の基本構成を
示すブロック図。
【符号の説明】
1 故障検出部 2 遅延差調整部 3 遅延差判定部 5 フレーム選択部 10 伝送単位 20 送信部 30 受信部 31 故障検出部 32 遅延差判定部 33 遅延差調整部 34 エラー復帰処理部 35 フレーム選択部 36 同期セル到着時刻検出部 37 到着時刻記録部 38 遅延差算出部 41 メモリ 42,43 同期セルキュー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−256158(JP,A) 特開 平1−208050(JP,A) 特開 平7−46250(JP,A) 特開 平8−181697(JP,A) 特開 平6−268669(JP,A) 特開 平4−369140(JP,A) 特開 平6−14056(JP,A) 川村ほか,並列伝送に基づく無中断バ ーチャルパス方式の検討,電子情報通信 学会1993年秋季大会講演論文集,日本, 電子情報通信学会,1993年 9月,B− 649,3−289 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04Q 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATM網の複数の伝送単位に同一情報を
    有するセルフレームを送出する送信部と、この複数の伝
    送単位から到着するセルフレームを受信する受信部とを
    備え、 前記受信部に、各伝送単位の遅延差を調整する遅延差調
    整部と、受信した同一情報を有するセルフレームの内の
    1つのセルフレームを後段に送出し、他のセルフレーム
    を廃棄するフレーム選択部とを備えた無中断伝送装置に
    おいて、 前記各伝送単位の遅延差を常時または所定の間隔で判定
    する遅延差判定部を備え、 前記遅延差調整部は、前記遅延差判定部で判定された遅
    延差に基づいて各伝送単位の遅延差を調整する構成であ
    ることを特徴とする無中断伝送装置。
  2. 【請求項2】 ATM網の複数の伝送単位に同一情報を
    有するセルフレームを送出する送信部と、この複数の伝
    送単位から到着するセルフレームを受信する受信部とを
    備え、 前記受信部に、各伝送単位の遅延差を調整する遅延差調
    整部と、受信した同一情報を有するセルフレームの内の
    1つのセルフレームを後段に送出し、他のセルフレーム
    を廃棄するフレーム選択部とを備えた無中断伝送装置に
    おいて、 前記各伝送単位から到着するセルフレームのフレーム単
    位のエラーを検出する故障検出部と、 前記故障検出部でエラーが検出されたセルフレームを除
    いて、前記各伝送単位の遅延差を判定する遅延差判定部
    とを備え、 前記遅延差調整部は、前記遅延差判定部で判定された遅
    延差に基づいて各伝送単位の遅延差を調整する構成であ
    ることを特徴とする無中断伝送装置。
  3. 【請求項3】 遅延差判定部は、セルフレームごとに各
    伝送単位からの到着時刻を記憶する到着時刻記憶手段を
    含み、各セルフレームの時間差を各伝送単位の遅延差と
    して判定する構成であることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の無中断伝送装置。
  4. 【請求項4】 遅延差判定部は、各セルフレームごとに
    各伝送単位からの到着時刻を記憶する到着時刻記憶手段
    を含み、複数のセルフレームの各時間差の平均値を各伝
    送単位の遅延差として判定する構成であることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の無中断伝送装置。
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