JP2926038B1 - 穿孔機ユニット - Google Patents

穿孔機ユニット

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    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0011Working of insulating substrates or insulating layers
    • H05K3/0044Mechanical working of the substrate, e.g. drilling or punching
    • H05K3/005Punching of holes

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Abstract

【要約】 【課題】 パンチホルダ及び/又はダイホルダの取付け
精度を高めることにより、パンチユニットを穿孔装置に
取付けたままでパンチ及びダイの交換作業を可能にし、
穿孔装置の生産性を向上させること。 【解決手段】 ユニット本体にパンチ設定部及びダイ設
定部を有し、そのパンチ設定部に取付けられるパンチホ
ルダと、ダイ設定部に取付けられるダイホルダとが上下
対向状に配置される穿孔機ユニットにおいて、前記ダイ
設定部はダイホルダを取付け支持する取付孔を有し、該
取付孔内にダイホルダが上方より抜き挿し可能に挿着さ
れ、前記取付孔内には微細径のボールを内外に突出状か
つ回転可能に散在せしめた筒形リテーナーが装着され、
このリテーナーのボールに前記ダイホルダ外周面を摺接
させたこと、さらにはパンチ設定部においてパンチラム
の支持杆を前記同様のリテーナーに装着させること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は穿孔機ユニット、詳
しくはプリント基板や可撓性フイルム、金属箔、セラミ
ックグリーンシート等にパターンや基準孔等を穿孔する
穿孔装置に、一台又は複数台が設置されるユニット(パ
ンチングユニット)に関し、さらに詳しくは微細径(30〜
100ミクロン径)なパンチを使用するユニット(マイクロ
パンチングユニット)に好適な穿孔機ユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の穿孔機ユニットは、一般に、ユニ
ット本体にパンチ設定部及びダイ設定部を有し、そのパ
ンチ設定部に取付けられるパンチホルダと、ダイ設定部
に取付けられるダイホルダとが上下対向状に配置されて
いるが、そのパンチホルダに取付け支持されるパンチと
ダイホルダに取付けるダイとを同芯上に設定すること
は、穿孔精度を高めるために極めて重要である。また穿
孔機ユニットは、径や形状の異なる孔を穿孔せんとする
度にパンチ及びダイを交換するが、その交換時にパンチ
とダイとの軸心を同芯上に設定する調芯作業が必須であ
った。そのためパンチ及びダイの交換時には、調芯作業
のために、穿孔装置からパンチングユニット又はマイク
ロパンチングユニット(以下、パンチユニットという)を
取り外し、各パンチユニット毎に調芯用のセッターに取
付け、パンチ及びダイを交換した後に調芯操作を行って
いた。さらに調芯作業後に再び穿孔装置の所定箇所へ位
置合わせしながらパンチユニットを取付け固定させる作
業が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに従来の交換に
は、各パンチユニットを穿孔装置から取り外す作業、調
芯作業及び取付け作業を伴うので、その交換作業に時間
と熟練を要し穿孔装置の生産性低下の原因になってい
る。特に、前記マイクロパンチユニットの場合には、特
開平9―85690号公報に開示するように、多数のユ
ニットを小ピッチで配列し、かつ隣接ユニットを平行間
隔調整部材で互いに連結しているために、各パンチユニ
ットを穿孔装置から脱着する作業に多くの手数を要する
等の不具合がみられた。而して本発明は上記従来事情に
鑑み、パンチ及びダイの取付け精度を高めることによっ
て調芯作業を不要にし、パンチ及びダイの交換作業をよ
り一層容易にすることを目的とするものである。また本
発明は、パンチホルダ及び/又はダイホルダの取付け精
度を高めることにより、パンチユニットを穿孔装置に取
付けたままでパンチ及びダイの交換作業を可能にし、穿
孔装置の生産性を向上させるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】斯る本発明は、ユニット
本体にパンチ設定部及びダイ設定部を有し、そのパンチ
設定部にパンチラムを介して取付けられるパンチホルダ
と、ダイ設定部に取付けられるダイホルダとが上下対向
状に配置される穿孔機ユニットにおいて、前記パンチラ
ムは上下動の直進性が維持された状態で前記パンチ設定
部に取付けられ、前記ダイホルダにはダイが緊密状に取
付けられ、前記パンチホルダにはパンチを摺動可能に貫
挿するガイドブッシュがパットリングを介して緊密状に
取付けられていることを特徴とする(請求項1)。
【0005】また本発明は、上記パンチ設定部は上記
ンチラムを取付け支持する支持孔を有し、該支持孔内に
上記パンチラムの支持杆が上方より抜き挿し可能に挿着
され、該支持孔内には微細径のボールを内外に突出状か
つ回転可能に散在せしめた筒形リテーナーが装着され、
このリテーナーのボールに前記パンチラムの支持杆外周
面を摺接させ、パンチラムには下部にパンチホルダを設
けるとともに上部にパンチの打動機構を取付けたことを
特徴とするものである(請求項2)。
【0006】さらに請求項3項は、上記ダイ設定部はダ
イホルダを取付け支持する取付孔を有し、該取付孔内に
ダイホルダが上方より抜き挿し可能に挿着され、前記取
付孔内には微細径のボールを内外に突出状かつ回転可能
に散在せしめた筒形リテーナーが装着され、このリテー
ナーのボールに前記ダイホルダ外周面を摺接させたこと
を特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記本発明の請求項1項によれば、ダイがダイ
ホルダに、パンチがパンチホルダに夫々緊密状に取付け
られているので、ダイホルダ及びパンチラムが精度よく
夫々の設定部に装着されることにより、パンチ及びダイ
の軸心が同芯上に設定された状態になる。
【0008】また請求項2項によれば、パンチユニット
を穿孔装置に取付けた状態で、パンチホルダと一体又は
一体的なパンチラムの支持部材を解除した後に該パンチ
ラムを引き上げることによって、パンチと共にパンチホ
ルダをパンチ設定部から取外し、その後に新たなパンチ
を装着したパンチラムの支持杆を支持孔に挿し込んでパ
ンチの交換をする。新たに挿し込まれたパンチラムの支
持杆も前述のダイホルダと同様に、リテーナーのボール
により直進性が維持されかつリテーナーに緊密状に装着
される。さらに、パンチホルダと共にパンチラムをパン
チ設定部から取外した場合は、前記ダイ設定部の上方が
開放されるのでダイホルダの交換作業を容易ならしめ、
ダイホルダが長いものでもその交換に支障を生じない。
【0009】また、請求項3項によれば、パンチユニッ
トを穿孔装置に取付けた状態で、ダイホルダの支持部材
を解除した後に該ダイホルダを引き上げることによっ
て、ダイと共にダイホルダをダイ設定部から取り出し、
その後に新たなダイを装着したダイホルダを挿し込んで
ダイの交換をする。新たに挿し込まれるダイホルダは、
その外周面でリテーナーのボールに摺接しながら該ボー
ルを僅かに弾性変形させることで、直進性が維持されか
つリテーナーに緊密状に装着される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面により
説明すれば、図1において、Uは微細径なパンチを使用
するユニットの場合を例示するパンチユニットであり、
このパンチユニットUは、穿孔装置Aの作業テーブル上
に一台又は複数台が所定間隔に位置決めされ取付け設置
されている。パンチユニットUは、上下の中央部分に形
成されたワーク移動用の切欠き空間1を介して上ケース
2aと下ケース2bとからなる横U字状の偏平薄型形状であ
って、その一端側の下ケース2bにダイ設定部10が、上ケ
ース2aにパンチ設定部20がそれぞれ配置される。
【0011】ダイ設定部10には、下ケース2bを上下に貫
通する取付孔11が形成されるとともに、該取付孔11の上
部外辺に下向きに突出せる支持突起12が形成されてい
る。このダイ設定部10には、取付孔11内に筒形のリテー
ナー13を嵌合い装着し該リテーナー13内にダイホルダ14
を上方より挿着して取付けるとともに、ダイホルダ14の
鍔部14aを回動操作により前記支持突起12下に当接させ
て支持せしめる。
【0012】上記取付孔11は、大径状の上半部に小径状
の下半部を連続させた内周面形状を有し、リテーナー13
は、その取付孔11の内周面に適合する形状を呈して該取
付孔11に嵌合される。リテーナー13は、微細径のボール
13a,13a・・を内外面にそれぞれ突出させた状態で回転
可能に散在保持せしめた形態を有し、該ボール13aの外
周面は前記取付孔11の内周面に摺接する。このボール13
a,13a・・は少なくとも3〜4列を配列するが、その列
における配置は上下の略全域あるいは適宜の部分域と
し、実施例においては、最小にして効果があるように上
部及び下部のみに配置させた場合を例示する。
【0013】上記ダイホルダ14は、前記リテーナー13の
内径形状に略適合する外形形状を呈し、該リテーナー13
内に挿着された状態で前記ボール13aに摺接し、さらに
詳しくはダイホルダ14の外周面でボール13aを僅かに弾
性変形させるよう接合する。それにより、ダイホルダ14
の挿入時における直進性が確保され、かつダイホルダ14
がリテーナー13にクリアランスのない緊密状に挿着され
て、ダイ設定部10におけるダイホルダ14の芯出しが確保
される。かかるダイホルダ14には、その上端嵌合部15に
ダイ16が装着されるが、該ダイ16は嵌合部15に緊密状に
取付けられる。すなわち従来のように、嵌合部15とダイ
16との間にクリアランスが介在する状態でダイ16を装着
し、該ダイをビスによって緊締させるのではなく、クリ
アランスが殆どない状態で嵌着固定せしめるものであ
る。これにより、ダイホルダ14とダイ16との間の芯出し
も確保される。なお、ダイホルダ14には図示を省略する
が、打抜きカスの切離を容易ならしめるエアー吹き出し
通路や打抜きカスの排出ホース等の付属部材が着脱可能
に取付けられる。
【0014】次にパンチ設定部20には、上ケース2aを上
下に貫通する支持孔21,21が形成され、その各支持孔21
にパンチラム22の支持杆23を挿着してパンチラム22を取
付けるとともに、上ケース2aとパンチラム22との間にバ
ネ部材24を介在させてパンチラム22を上向きに付勢せし
める。またパンチ設定部20には、上ケース2aの上面に支
持台40をボルト41により着脱可能に取付けてパンチラム
22上に突出させ、この支持台40にパンチラム22を上下動
させるパンチパック42を配設する。このパンチパック42
は、穿孔ワークの厚さに応じてパンチラム22の初期位置
を調節させるものである。
【0015】上記パンチラム22は、上ケース2aの前面に
垂下する垂直部22a及びその下端より前記ダイ設定部10
の取付孔11上方へ突出する水平部22bを一体に有し、そ
の垂直部22aにパンチの打動機構25を設け、水平部22bに
パンチホルダ26を設ける。打動機構25は、エアー圧を
利用した駆動部27を支持体28に配設し、その駆動部27に
連結するハンマー29により前記パンチホルダ26に取付け
られたパンチ30を打動するものである。打動機構25の前
記支持体28は、パンチラム22の垂直部22a前面に溝嵌合
されて上下動かつ上方へ抜き外し可能に装着されるとと
もに、ボルト28aにより所定位置に固定される。また打
動機構25は、マイクロメータ31によって支持体28の上下
位置を微調整可能であり、それにより前記パンチ30の初
期位置が微調整することができる。
【0016】パンチホルダ26は、パンチラム22の水平部
22bに一体に形成される場合を例示するが、このパンチ
ホルダ26には、パットリング32が止着され該パットリン
グ32にガイドブッシュ33が芯出しされた状態で一体的に
固着され、そのガイドブッシュ33に前記パンチ30を摺動
可能に挿通せしめるものである。従って、パンチ30はガ
イドブッシュ33に挿通されることでパンチホルダ26に芯
出し状に設定される。上記パンチホルダ26は、初期取付
時には、前記ダイホルダ14に上下対向して配置されると
ともに、両ホルダ26,14が同芯上になるように治具等を
用いてセットされるものである。なお、図中の34はスプ
リング、35はストリッパである。
【0017】上記パンチラム22の支持杆23を挿着する前
記支持孔21には、前述したリテーナー13と同様に、微細
径なボール36a,36a・・を内外面にそれぞれ突出させた
状態で回転可能に散在保持せしめた筒形リテーナー36を
装着し、該リテーナー36内にパンチラム22の支持杆23を
挿着支持する。このパンチラム22の支持杆23とリテーナ
ー36との嵌合いは、前述したダイホルダ14とリテーナー
13の嵌合いと同様であるので説明を省略する。なお、支
持孔21内に設けた符号37は、前記リテーナー36を受ける
上向き付勢のスプリングである。
【0018】而してパンチ及びダイの交換操作を図2に
より説明すれば、パンチユニットUは穿孔装置に取付け
たままで、先ずパンチ設定部20にある支持台40をボルト
41の抜き取りによって取り外し、次いでパンチラム22を
引き上げ支持杆23を支持孔21から抜き取ることによりパ
ンチラム22をパンチ設定部20から取り外す。取り外され
たパンチラム22からは、さらに打動機構25を支持体28の
引き上げによって外し、それによって露出したパンチ30
をパンチホルダ26から抜き取り新たなものと交換する。
一方、パンチラム22の取り外しによってダイ設定部10の
上方が開放されるので、ダイホルダ14を回転させ鍔部14
a を支持突起12から離脱させた後、ダイホルダ14を上方
へ引き抜くことができる。従って、引き抜いたダイホル
ダ14のダイを新たなダイと交換し、あるいはダイホルダ
ごと新たなものと交換する。
【0019】しかる後に、ダイホルダ14を再びダイ設定
部10の取付孔11のリテーナー13内に挿着し、ダイホルダ
を回転させて鍔部14aを支持突起12に掛け止め支持させ
てダイホルダ14をダイ設定部10にセットする。またパン
チラム22は、その支持杆23を支持孔21のリテーナー36内
に挿着するとともに支持台40を取付けてパンチパック42
を当接させ、さらに打動機構25を取付けてパンチ設定部
20にセットする。
【0020】従って、パンチユニットUを穿孔装置Aに
取付けたままでパンチ30及びダイ16の交換作業を行うこ
とができ、またダイホルダ14とリテーナー13との嵌合い
及びパンチラムの支持杆23とリテーナー36との嵌合いに
より、ダイホルダ14、パンチラムの支持杆23それぞれが
直進性を維持し、かつクリアランスのない緊密状にリテ
ーナー13,36に装着されるので、ダイホルダ14及びパン
チホルダ26がダイ設定部10及びパンチ設定部20に初期設
定時と同様な同芯状を確保して再セットされる。またダ
イホルダ14に対してダイ16が、パンチホルダ26に対して
パンチ30もまたクリアランスのない緊密状に装着される
ので、交換作業後のパンチ及びダイの同芯状態も確保さ
れる。
【0021】上記実施例において、パンチホルダ26はパ
ンチラム22と一体の場合を例示した、パンチホルダを別
体にしパンチラムの水平部に取付け固定することもよ
い。その場合、パンチホルダとパンチラムの初期の取付
けは、図3に示すように、ダイ16を取付ける前のダイホ
ルダ14をダイ設部10に装着し、このダイホルダ14にセ
ット治具45を嵌合うとともに該治具45にパンチホルダ44
を嵌合い、その状態を保持してパンチホルダ44をパンチ
ラム22の水平部22bにセットボルト46をもって締め付け
固定するものである。それによりパンチホルダ44は、ダ
イホルダ14に調芯され得る状態でパンチラム22に一体的
に組付けられ、またパンチラムと一体構造の場合に比べ
てパンチホルダの製作が容易である。なお、上記セット
治具45を用いる際には、ダイホルダ14をダイ設定部10か
ら離脱した状態で作業してもよい。
【0022】次に図4は本発明の他の実施の形態を示
し、パンチ設定部50に、前示実施例の如きパンチラム22
を用いることなく、パンチホルダ51を設け、このパンチ
ホルダ51にパンチ52を固定したプランジャー53を打動機
構54と共に上方より抜き挿し可能に装着したものであ
る。図3において、符号55は、前示実施例のリテーナー
13又は36と同様に作用するリテーナーであり、このリテ
ーナー55によってプランジャー53すなわちパンチ52の直
進性及びパンチホルダ51に対する緊密状(芯出し状態)が
確保されるものである。この実施例において、パンチ及
びダイの交換時には、打動機構54と共にプランジャー53
を上方へ抜き取り、その後にダイ設定部60に装着されて
いるダイホルダ61を抜き出しダイ62を交換するものであ
る。なお、ダイ設定部60は、ダイホルダ61をパンチユニ
ットUの切欠き空間1を通して取付孔63に脱着させるこ
とが必要であるために、ダイホルダ61の長さを切欠き空
間1以下にしてある以外、特に構成を変更する必要がな
い。
【0023】
【発明の効果】本発明の請求項1項によれば、ダイとダ
イホルダ及びパンチとパンチホルダがそれぞれ同芯上に
設定されるので、ダイ及びパンチの交換作業後にそれら
の調芯作業も必要としないので、交換作業を容易にする
とともに生産性の向上が図れる。また、請求項2項によ
れば、パンチの交換もパンチユニットを穿孔装置に取付
けたままで行うことができるとともに、パンチ設定部に
対するパンチユニットの同芯状も確保される。従って、
パンチ及びダイの交換の度にパンチユニットを穿孔装置
に脱着している従来に比べ、穿孔装置の生産性が著しく
向上される。特にパンチユニットが複数台しかも間隔調
整部材等で連結されセットされた穿孔装置にあっては、
その効果は顕著である。
【0024】また、請求項3項によれば、パンチユニッ
トを穿孔装置に取付けたままで、ダイホルダをダイ設定
部から抜き出し新たなダイに交換する作業をすることが
でき、また新たなダイホルダはリテーナーによりクリア
ランスのない緊密状に装着されてダイ設定部に対するダ
イホルダの同芯状が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明穿孔機ユニットの要部を切欠して示す側
面図である。
【図2】ダイホルダ及びパンチホルダの交換時の状態を
示す同側面図である。
【図3】パンチホルダがパンチラムとは別体の場合にお
いて、パンチホルダをパンチラムにセットする手段の断
面図である。
【図4】本発明の他の実施形態の穿孔機ユニットであっ
て、要部を切欠した側面図である。 図中、 U:パンチユニット A:穿孔装置 10:ダイ設定部 11:取付孔 12:支持突起
13:リテーナー 13a:ボール 14:ダイホルダ 14a:鍔部
16:ダイ 20:パンチ設定部 21:支持孔 22:パンチ
ラム 25:打動機構 26:パンチホルダ 30:パンチ
36:リテーナー 36a:ボール 50:パンチ設定部 51:パンチ
ホルダ 52:パンチ 53:プランジャー 54:打動機構 55:リテー
ナー 60:ダイ設定部 61:ダイホルダ 62:ダイ
63:取付孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B26F 1/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット本体にパンチ設定部及びダイ設
    定部を有し、そのパンチ設定部にパンチラムを介して
    付けられるパンチホルダと、ダイ設定部に取付けられる
    ダイホルダとが上下対向状に配置される穿孔機ユニット
    において、前記パンチラムは上下動の直進性が維持された状態で前
    記パンチ設定部に取付けられ、 前記ダイホルダにはダイが緊密状に取付けられ、前記パ
    ンチホルダにはパンチを摺動可能に貫挿するガイドブッ
    シュがパットリングを介して緊密状に取付けられている
    ことを特徴とする穿孔機ユニット。
  2. 【請求項2】 上記パンチ設定部は上記パンチラムを取
    付け支持する支持孔を有し、該支持孔内に上記パンチラ
    ムの支持杆が上方より抜き挿し可能に挿着され、該支持
    孔内には微細径のボールを内外に突出状かつ回転可能に
    散在せしめた筒形リテーナーが装着され、このリテーナ
    ーのボールに前記パンチラムの支持杆外周面を摺接さ
    せ、パンチラムには下部にパンチホルダを設けるととも
    に上部にパンチの打動機構を取付けたことを特徴とする
    前記請求項1記載の穿孔機ユニット。
  3. 【請求項3】 上記ダイ設定部はダイホルダを取付け支
    持する取付孔を有し、該取付孔内にダイホルダが上方よ
    り抜き挿し可能に挿着され、前記取付孔内には微細径の
    ボールを内外に突出状かつ回転可能に散在せしめた筒形
    リテーナーが装着され、このリテーナーのボールに前記
    ダイホルダ外周面を摺接させたことを特徴とする前記請
    求項2記載の穿孔機ユニット。
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