JP2925748B2 - プリンタの用紙案内装置 - Google Patents
プリンタの用紙案内装置Info
- Publication number
- JP2925748B2 JP2925748B2 JP2411791A JP41179190A JP2925748B2 JP 2925748 B2 JP2925748 B2 JP 2925748B2 JP 2411791 A JP2411791 A JP 2411791A JP 41179190 A JP41179190 A JP 41179190A JP 2925748 B2 JP2925748 B2 JP 2925748B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- platen
- print head
- guide
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J13/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
- B41J13/10—Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタの用紙案内装
置の改良に関する。
置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】用紙挿入口と用紙排出口とを同側に設け
てプリンタの操作性を向上させたり、プリンタの構成を
小形化したりする必要上、プリンタにおける印字用紙の
搬送経路は、特開昭62−41148号および実開平1
−129167号等に開示される如く、用紙挿入口から
プラテン上の印字位置に至る区間およびプラテン上の印
字位置から用紙排出口に至る区間でプラテン外周面に沿
って屈曲した構成を有するものが多い。
てプリンタの操作性を向上させたり、プリンタの構成を
小形化したりする必要上、プリンタにおける印字用紙の
搬送経路は、特開昭62−41148号および実開平1
−129167号等に開示される如く、用紙挿入口から
プラテン上の印字位置に至る区間およびプラテン上の印
字位置から用紙排出口に至る区間でプラテン外周面に沿
って屈曲した構成を有するものが多い。
【0003】図7は一例として特開昭62−41148
号に開示されたプリンタの用紙案内機構を示すもので、
用紙挿入口から矢印a方向に挿入された印字用紙100
の先端は、フリクションローラー102を備えたガイド
板101と用紙押え103とを介しプラテン105の外
周面に沿って屈曲され、プラテン105の回転により印
字ヘッド104とプラテン105との間隙に形成された
印字位置に導入され、更に、トップカバー106にプラ
テン105の軸方向に併設された複数のガイド体107
によって経路を規制され、ベイルローラー108と当接
片109に挟持されて、上方の下流側に排出されるよう
になっている。
号に開示されたプリンタの用紙案内機構を示すもので、
用紙挿入口から矢印a方向に挿入された印字用紙100
の先端は、フリクションローラー102を備えたガイド
板101と用紙押え103とを介しプラテン105の外
周面に沿って屈曲され、プラテン105の回転により印
字ヘッド104とプラテン105との間隙に形成された
印字位置に導入され、更に、トップカバー106にプラ
テン105の軸方向に併設された複数のガイド体107
によって経路を規制され、ベイルローラー108と当接
片109に挟持されて、上方の下流側に排出されるよう
になっている。
【0004】しかし、プラテン105の外周面に沿って
屈曲された印字用紙100が印字ヘッド104とプラテ
ン105との間隙に形成された印字位置に導入された段
階では、ガイド板101や用紙押え103による拘束力
が取除かれるため、屈曲された印字用紙100の先端が
それ自体の復元力によって第7図中反時計方向に反り返
り、その先端部がガイド体の頂部107bに引掛かった
りガイド体107を越えて印字ヘッド104側に突出し
たりして、印字用紙100の挿入に支障を来たす場合が
ある。
屈曲された印字用紙100が印字ヘッド104とプラテ
ン105との間隙に形成された印字位置に導入された段
階では、ガイド板101や用紙押え103による拘束力
が取除かれるため、屈曲された印字用紙100の先端が
それ自体の復元力によって第7図中反時計方向に反り返
り、その先端部がガイド体の頂部107bに引掛かった
りガイド体107を越えて印字ヘッド104側に突出し
たりして、印字用紙100の挿入に支障を来たす場合が
ある。
【0005】特に、印字用紙100の材質が厚い場合に
は先端の復元力も大きく、印字ヘッド104によって支
えられていない先端の両端100aが第8図に示される
ようにプラテン105から大きく離反してガイド体の頂
部に引掛かり、印字用紙100の挿入が非常に困難とな
る。
は先端の復元力も大きく、印字ヘッド104によって支
えられていない先端の両端100aが第8図に示される
ようにプラテン105から大きく離反してガイド体の頂
部に引掛かり、印字用紙100の挿入が非常に困難とな
る。
【0006】また、特開昭64−11864号には、外
周に印字用紙を周回支持する円柱形のプラテンと、プラ
テンに沿って移動可能に設けられると共に印字ヘッドを
搭載したキャリッジと、キャリッジ上に設けられ、印字
用紙をプラテンに向けて押圧案内する案内部材とを備
え、案内部材はプラテンの長手方向一端(左端)におい
て他端(右端)よりも用紙ガイドに接近するように突出
して形成されており、印字用紙の先端がプラテンの左端
における案内部材に達するまで用紙ガイドを一端付近に
位置させることで、印字用紙の左端をプラテンに向けて
押圧しておき、印 字用紙の先端がプラテンの左端におけ
る案内部材に達すると、用紙ガイドをプラテンの他側に
向けて移動し、用紙ガイドが案内部材と順次対向する位
置に移動配置させるようにキャリッジを移動制御するプ
リンタの印字用紙送り装置が、記載されている。
周に印字用紙を周回支持する円柱形のプラテンと、プラ
テンに沿って移動可能に設けられると共に印字ヘッドを
搭載したキャリッジと、キャリッジ上に設けられ、印字
用紙をプラテンに向けて押圧案内する案内部材とを備
え、案内部材はプラテンの長手方向一端(左端)におい
て他端(右端)よりも用紙ガイドに接近するように突出
して形成されており、印字用紙の先端がプラテンの左端
における案内部材に達するまで用紙ガイドを一端付近に
位置させることで、印字用紙の左端をプラテンに向けて
押圧しておき、印 字用紙の先端がプラテンの左端におけ
る案内部材に達すると、用紙ガイドをプラテンの他側に
向けて移動し、用紙ガイドが案内部材と順次対向する位
置に移動配置させるようにキャリッジを移動制御するプ
リンタの印字用紙送り装置が、記載されている。
【0007】このものは、プラテンの回転に伴って給送
される印字用紙の先端を、キャリッジの移動につれて各
案内部材と対向する位置で、用紙ガイドによってプラテ
ン側に押し付けながら各案内部材の案内面に順次係合す
ることにより、印字用紙をほぼ紙幅にわたって浮き上が
りなく案内部材に導くものである。
される印字用紙の先端を、キャリッジの移動につれて各
案内部材と対向する位置で、用紙ガイドによってプラテ
ン側に押し付けながら各案内部材の案内面に順次係合す
ることにより、印字用紙をほぼ紙幅にわたって浮き上が
りなく案内部材に導くものである。
【0008】また、このものには、印字用紙の先端左端
部が左端の案内部材に達した時、用紙送りを一旦止め、
キャリッジを移動させて右端の案内部材にキャリッジに
搭載した用紙ガイドが対向した後、用紙送りを再開する
ように構成する点が記載されている。
部が左端の案内部材に達した時、用紙送りを一旦止め、
キャリッジを移動させて右端の案内部材にキャリッジに
搭載した用紙ガイドが対向した後、用紙送りを再開する
ように構成する点が記載されている。
【0009】上述の特開昭64−11864号に記載の
ものでは、印字用紙が厚く反り返りが強い場合には、例
えば、印字用紙の先端左端部が左端の案内部材に達した
時、用紙送りを一旦止め、キャリッジを移動させて右端
の案内部材にキャリッジに搭載した用紙ガイドが対向し
た時、一度用紙係合面に当接させた用紙の左端部が、反
り返り力のために左端の案内部材から外れてしまう虞が
ある。
ものでは、印字用紙が厚く反り返りが強い場合には、例
えば、印字用紙の先端左端部が左端の案内部材に達した
時、用紙送りを一旦止め、キャリッジを移動させて右端
の案内部材にキャリッジに搭載した用紙ガイドが対向し
た時、一度用紙係合面に当接させた用紙の左端部が、反
り返り力のために左端の案内部材から外れてしまう虞が
ある。
【0010】また、特開昭64−64878号には、用
紙挿入前に、キャリッジをプラテンの長手方向中央位置
に移動させてこの位置で待機し、印字用紙が挿入される
と、印字用紙の先端が、印字ヘッドとプラテンとの間に
形成された用紙通路を通って案内部材に達するまで印字
用紙を送るプリンタの印字用紙送り装置が、記載されて
いる。
紙挿入前に、キャリッジをプラテンの長手方向中央位置
に移動させてこの位置で待機し、印字用紙が挿入される
と、印字用紙の先端が、印字ヘッドとプラテンとの間に
形成された用紙通路を通って案内部材に達するまで印字
用紙を送るプリンタの印字用紙送り装置が、記載されて
いる。
【0011】このものは、プラテンから間隔をおいてプ
ラテン軸に沿って設けられた複数の案内部材が、プラテ
ンの長手方向両端部に対応する案内部材の突出量は、こ
れら を除く他の案内部材の突出量に比べて小さく形成さ
れ、両端部に対応する案内部材を除いた他の案内部材の
突出量は、全て同じ突出量に形成されている。このた
め、印字用紙の先端の両端が反り返っている場合、印字
用紙の先端の両端は両端部に対応する案内部材には干渉
することがないが、印字用紙の先端の両端寄りでは案内
部材に干渉したり引っ掛かかったりする虞がある。
ラテン軸に沿って設けられた複数の案内部材が、プラテ
ンの長手方向両端部に対応する案内部材の突出量は、こ
れら を除く他の案内部材の突出量に比べて小さく形成さ
れ、両端部に対応する案内部材を除いた他の案内部材の
突出量は、全て同じ突出量に形成されている。このた
め、印字用紙の先端の両端が反り返っている場合、印字
用紙の先端の両端は両端部に対応する案内部材には干渉
することがないが、印字用紙の先端の両端寄りでは案内
部材に干渉したり引っ掛かかったりする虞がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、厚い
印字用紙を挿入した場合であっても、用紙の先端にくせ
をつけて確実に印字用紙の先端を用紙排出口のガイド体
の用紙係合面に係合させることのできるプリンタの用紙
案内装置を提供することにある。
印字用紙を挿入した場合であっても、用紙の先端にくせ
をつけて確実に印字用紙の先端を用紙排出口のガイド体
の用紙係合面に係合させることのできるプリンタの用紙
案内装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタの用紙
案内装置は、印字ヘッドと、プラテンと、印字ヘッドと
プラテンとの間を通る用紙搬送路の前記印字ヘッドと前
記プラテンとの間隙より下流側に設けられたガイド体
と、前記印字ヘッドをプラテンの軸方向に移動する印字
ヘッド移動手段とを有するプリンタにおいて、前記プラ
テンの上流側より搬送された用紙の先端が前記間隙に到
達する前に、前記印字ヘッドを所定位置に移動させ、用
紙の先端が前記ガイド体の用紙係合面に到達した後、用
紙送りを一旦停止し、前記印字ヘッドを印字とは無関係
に一往復移動させて前記所定位置に再び戻した後に、用
紙送りを再開する制御手段を設けたことを特徴とする構
成を有する。
案内装置は、印字ヘッドと、プラテンと、印字ヘッドと
プラテンとの間を通る用紙搬送路の前記印字ヘッドと前
記プラテンとの間隙より下流側に設けられたガイド体
と、前記印字ヘッドをプラテンの軸方向に移動する印字
ヘッド移動手段とを有するプリンタにおいて、前記プラ
テンの上流側より搬送された用紙の先端が前記間隙に到
達する前に、前記印字ヘッドを所定位置に移動させ、用
紙の先端が前記ガイド体の用紙係合面に到達した後、用
紙送りを一旦停止し、前記印字ヘッドを印字とは無関係
に一往復移動させて前記所定位置に再び戻した後に、用
紙送りを再開する制御手段を設けたことを特徴とする構
成を有する。
【0014】前記ガイド体は、前記プラテンの長手方向
中央の位置に対応するガイド体の突出量が最も大きく形
成され、前記印字ヘッドを移動させる前記の所定位置
が、前記突出量が最も大きく形成されたガイド体に対応
する位置とすることがある。
中央の位置に対応するガイド体の突出量が最も大きく形
成され、前記印字ヘッドを移動させる前記の所定位置
が、前記突出量が最も大きく形成されたガイド体に対応
する位置とすることがある。
【作用】印字用紙の先端をプラテンとフリクションロー
ラとの間に挿入する。印字用紙の先端が印字ヘッドとプ
ラテンとの間隙に到達する前に、印字ヘッドをプラテン
の長手方向の所定位置(例えば、中央部)に移動して止
る。印字用紙が搬送され 、印字用紙の先端が、印字ヘッ
ドとプラテンとの間を通って形成された用紙搬送路を通
り、用紙搬送路において印字ヘッドがプラテンに対向す
る位置よりも下流側に設けたガイド体の用紙係合面に当
接する。なお、この時、印字用紙の先端の幅方向中央部
は、両端部に比べて反り返りが少ないため、プラテンの
長手方向の中央部に待機していた印字ヘッドとプラテン
との間に誘導されると共に印字ヘッドによってプラテン
に向けて付勢を受ける。印字ヘッドで支えられている印
字用紙の先端中央部分が用紙排出口の印字ヘッド側開口
部一側の略中央部に配設されたガイド体の用紙係合面に
当接すると、用紙送りが停止する。
ラとの間に挿入する。印字用紙の先端が印字ヘッドとプ
ラテンとの間隙に到達する前に、印字ヘッドをプラテン
の長手方向の所定位置(例えば、中央部)に移動して止
る。印字用紙が搬送され 、印字用紙の先端が、印字ヘッ
ドとプラテンとの間を通って形成された用紙搬送路を通
り、用紙搬送路において印字ヘッドがプラテンに対向す
る位置よりも下流側に設けたガイド体の用紙係合面に当
接する。なお、この時、印字用紙の先端の幅方向中央部
は、両端部に比べて反り返りが少ないため、プラテンの
長手方向の中央部に待機していた印字ヘッドとプラテン
との間に誘導されると共に印字ヘッドによってプラテン
に向けて付勢を受ける。印字ヘッドで支えられている印
字用紙の先端中央部分が用紙排出口の印字ヘッド側開口
部一側の略中央部に配設されたガイド体の用紙係合面に
当接すると、用紙送りが停止する。
【0015】印字用紙は、印字用紙の先端がガイド体に
当接した状態において、駆動制御手段が印字ヘッドをプ
ラテン軸に沿って印字とは無関係に一往復移動させるよ
う印字ヘッド移動手段を制御し、移動する印字ヘッドに
より印字用紙の先端各部をプラテンに向けて押圧し、印
字用紙の先端各部をガイド体の用紙係合面に次々と係合
させる。印字ヘッドをプラテンの長手方向の前記所定位
置に戻した後、用紙送りを再開する。印字ヘッドが印字
とは無関係に一往復移動することにより、印字用紙が幅
方向にわたってプラテンに向けて最低2回押しつけられ
ることより、ガイド体の用紙係合面に確実に挿入するよ
うに先端が癖つけされるので、一度ガイド体の用紙係合
面に当接させた用紙の先端部が、反り返り力のためにガ
イド体の用紙係合面から外れてしまう虞を回避でき、特
に厚い印字用紙を挿入した場合であっても、用紙の先端
にくせをつけて確実に印字用紙の先端を用紙排出口のガ
イド体の用紙係合面に係合させる。
当接した状態において、駆動制御手段が印字ヘッドをプ
ラテン軸に沿って印字とは無関係に一往復移動させるよ
う印字ヘッド移動手段を制御し、移動する印字ヘッドに
より印字用紙の先端各部をプラテンに向けて押圧し、印
字用紙の先端各部をガイド体の用紙係合面に次々と係合
させる。印字ヘッドをプラテンの長手方向の前記所定位
置に戻した後、用紙送りを再開する。印字ヘッドが印字
とは無関係に一往復移動することにより、印字用紙が幅
方向にわたってプラテンに向けて最低2回押しつけられ
ることより、ガイド体の用紙係合面に確実に挿入するよ
うに先端が癖つけされるので、一度ガイド体の用紙係合
面に当接させた用紙の先端部が、反り返り力のためにガ
イド体の用紙係合面から外れてしまう虞を回避でき、特
に厚い印字用紙を挿入した場合であっても、用紙の先端
にくせをつけて確実に印字用紙の先端を用紙排出口のガ
イド体の用紙係合面に係合させる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は一実施例におけるプリンタの用紙案内装置
の要部を示す側断面図である。図1中符号1はプラテ
ン、符号2はベイルローラーであり、プラテン1および
ベイルローラー2は共にプリンタ本体に軸支され、用紙
送りモータMy(図5参照)により用紙送り方向に回転
駆動される。ベイルローラー2の周速はプラテン1の周
速に比べて僅かに速い。プラテン1の下部にはプラテン
1の外周面に沿って形成されたガイド板3が配設されて
おり、用紙挿入口から矢印a方向に挿入された印字用紙
4の先端は、プラテン1とフリクションローラー5a,
5bとによって挟持され、プラテン1の回転により搬送
されてガイド板3に案内され、プラテン1の外周面に沿
って屈曲されて印字ヘッド6とプラテン1との間隙に導
入される。
する。図1は一実施例におけるプリンタの用紙案内装置
の要部を示す側断面図である。図1中符号1はプラテ
ン、符号2はベイルローラーであり、プラテン1および
ベイルローラー2は共にプリンタ本体に軸支され、用紙
送りモータMy(図5参照)により用紙送り方向に回転
駆動される。ベイルローラー2の周速はプラテン1の周
速に比べて僅かに速い。プラテン1の下部にはプラテン
1の外周面に沿って形成されたガイド板3が配設されて
おり、用紙挿入口から矢印a方向に挿入された印字用紙
4の先端は、プラテン1とフリクションローラー5a,
5bとによって挟持され、プラテン1の回転により搬送
されてガイド板3に案内され、プラテン1の外周面に沿
って屈曲されて印字ヘッド6とプラテン1との間隙に導
入される。
【0017】図3に示されるように、プリンタ本体には
プラテン1と平行な2本のガイド軸7,8が横設され、
ガイド軸7,8には摺動自在にキャリッジ9が取付けら
れ、このキャリッジ9に印字ヘッド6が搭載されてい
る。印字ヘッド駆動手段となるキャリッジ9には、駆動
プーリー10と従動プーリー11との間に掛けられたワ
イヤーロープ12が取付けられ、駆動プーリー10に取
付けられたモータMxを駆動することにより、該プーリ
ー10の回転に応じてガイド軸7,8上をプラテン軸に
沿って移動する。印字ヘッド6のホームポジションはプ
ラテン1の長手方向左端に位置し、プリンタ本体の左端
に配設されたホームポジションセンサ13とキャリッジ
9に固設された板状のシャッターブレード14との係合
関係によって印字ヘッド6のホームポジション位置が検
出される。
プラテン1と平行な2本のガイド軸7,8が横設され、
ガイド軸7,8には摺動自在にキャリッジ9が取付けら
れ、このキャリッジ9に印字ヘッド6が搭載されてい
る。印字ヘッド駆動手段となるキャリッジ9には、駆動
プーリー10と従動プーリー11との間に掛けられたワ
イヤーロープ12が取付けられ、駆動プーリー10に取
付けられたモータMxを駆動することにより、該プーリ
ー10の回転に応じてガイド軸7,8上をプラテン軸に
沿って移動する。印字ヘッド6のホームポジションはプ
ラテン1の長手方向左端に位置し、プリンタ本体の左端
に配設されたホームポジションセンサ13とキャリッジ
9に固設された板状のシャッターブレード14との係合
関係によって印字ヘッド6のホームポジション位置が検
出される。
【0018】トップカバー15はプリンタ本体に対し図
1中矢印b方向に開閉自在に装着され、プリンタ本体側
のベイルローラー2との係合位置には該ベイルローラー
2と共に用紙を挟持する従動ローラー16を備える。ま
た、トップカバー15の前縁部15a下部には、プラテ
ン外周面に沿った略円弧状の用紙係合面17a〜23a
を有するガイド体17〜23がプラテン軸方向に併設さ
れている。図2は図1の矢視A−Aの方向からトップカ
バー15の前縁部15aを示す図であり、プラテン1の
長手方向中央の位置に対応するガイド体17の突出量が
最も大きく形成され、以下、ガイド体17からの距離に
応じて、その突出量がガイド体18,21、19,2
2、20,23と徐々に小さくなっている。
1中矢印b方向に開閉自在に装着され、プリンタ本体側
のベイルローラー2との係合位置には該ベイルローラー
2と共に用紙を挟持する従動ローラー16を備える。ま
た、トップカバー15の前縁部15a下部には、プラテ
ン外周面に沿った略円弧状の用紙係合面17a〜23a
を有するガイド体17〜23がプラテン軸方向に併設さ
れている。図2は図1の矢視A−Aの方向からトップカ
バー15の前縁部15aを示す図であり、プラテン1の
長手方向中央の位置に対応するガイド体17の突出量が
最も大きく形成され、以下、ガイド体17からの距離に
応じて、その突出量がガイド体18,21、19,2
2、20,23と徐々に小さくなっている。
【0019】図1中の符号24は、挿入された印字用紙
4の先端を検出する用紙検出センサである。また、符号
25は、プラテン1より用紙供給側に設けられた連続用
紙を送るための用紙搬送手段としての連続用紙送り用ト
ラクタであり、単票用紙を挿入する際には用紙4の搬送
経路から退避するようになっている。
4の先端を検出する用紙検出センサである。また、符号
25は、プラテン1より用紙供給側に設けられた連続用
紙を送るための用紙搬送手段としての連続用紙送り用ト
ラクタであり、単票用紙を挿入する際には用紙4の搬送
経路から退避するようになっている。
【0020】プラテン1とフリクションローラー5a,
5bとで挟持されて搬送され突出してきた印字用紙4
は、トップカバー15に開閉自在に装着されたノイズカ
バー26の内側に形成された用紙案内リブ27とプリン
タ本体側のペーパーガイド28との間を通ってベイルロ
ーラー2と従動ローラー16とによって挟持されて搬送
され、プリンタ外部に排出される。
5bとで挟持されて搬送され突出してきた印字用紙4
は、トップカバー15に開閉自在に装着されたノイズカ
バー26の内側に形成された用紙案内リブ27とプリン
タ本体側のペーパーガイド28との間を通ってベイルロ
ーラー2と従動ローラー16とによって挟持されて搬送
され、プリンタ外部に排出される。
【0021】図5は用紙案内装置の駆動制御手段を兼ね
るプリンタの制御装置29の要部を示すブロック図であ
り、用紙送りモータMyおよびヘッド送りモータMxが
各々のモータ駆動回路30,31を介して制御装置29
のマイクロプロセッサ(以下、CPUという)32に接
続されている。用紙送りモータMyおよびヘッド送りモ
ータMxの各々はステッピングモータであって、夫々の
モータ駆動回路30,31には各モータ軸の現在位置を
不揮発記憶する現在位置記憶レジスタが設けられてい
る。
るプリンタの制御装置29の要部を示すブロック図であ
り、用紙送りモータMyおよびヘッド送りモータMxが
各々のモータ駆動回路30,31を介して制御装置29
のマイクロプロセッサ(以下、CPUという)32に接
続されている。用紙送りモータMyおよびヘッド送りモ
ータMxの各々はステッピングモータであって、夫々の
モータ駆動回路30,31には各モータ軸の現在位置を
不揮発記憶する現在位置記憶レジスタが設けられてい
る。
【0022】CPU32には、更に、プリンタの駆動制
御プログラム等を格納したROM33とデータの一時記
憶に用いられるRAM34、並びに、印字ヘッド6のホ
ームポジション位置を検出するホームポジションセンサ
13や用紙検出センサ24等のセンサ群が接続され、ま
た、印字ヘッド6をホームポジション位置からプラテン
1の長手方向中央部まで移動させるために必要なパルス
数NC と該印字ヘッド6をホームポジション位置からプ
ラテン1の右端まで移動させるために必要なパルス数N
R 、並びに、フリクションローラー5aに矢印a方向か
ら当接した印字用紙4の先端をガイド体17との当接位
置にまで移動させるに必要なパルス数Ntとフリクショ
ンローラー5aに当接した印字用紙4を第1行の印字位
置まで移動させるために必要なパルス数NF とを記憶し
たROMが設けられる。また、このROMには、用紙検
出センサ24の位置にある印字用紙4の先端をガイド体
17との当接位置にまで移動させるに必要なパルス数N
t′と用紙検出センサ24の位置にある印字用紙4を第
1行の印字位置まで移動させるために必要なパルス数N
F´とが記憶されている。
御プログラム等を格納したROM33とデータの一時記
憶に用いられるRAM34、並びに、印字ヘッド6のホ
ームポジション位置を検出するホームポジションセンサ
13や用紙検出センサ24等のセンサ群が接続され、ま
た、印字ヘッド6をホームポジション位置からプラテン
1の長手方向中央部まで移動させるために必要なパルス
数NC と該印字ヘッド6をホームポジション位置からプ
ラテン1の右端まで移動させるために必要なパルス数N
R 、並びに、フリクションローラー5aに矢印a方向か
ら当接した印字用紙4の先端をガイド体17との当接位
置にまで移動させるに必要なパルス数Ntとフリクショ
ンローラー5aに当接した印字用紙4を第1行の印字位
置まで移動させるために必要なパルス数NF とを記憶し
たROMが設けられる。また、このROMには、用紙検
出センサ24の位置にある印字用紙4の先端をガイド体
17との当接位置にまで移動させるに必要なパルス数N
t′と用紙検出センサ24の位置にある印字用紙4を第
1行の印字位置まで移動させるために必要なパルス数N
F´とが記憶されている。
【0023】印字ヘッド駆動回路35はCPU32の指
令に基いて印字ヘッド6の印字ワイヤを励磁制御するも
のであるが、ワイヤによる印字動作やキャラクタージェ
ネレータの印字制御等に関しては公知であるから特に説
明しない。
令に基いて印字ヘッド6の印字ワイヤを励磁制御するも
のであるが、ワイヤによる印字動作やキャラクタージェ
ネレータの印字制御等に関しては公知であるから特に説
明しない。
【0024】図6はROM33に格納された「用紙取込
み処理」のプログラムの概略を示すフローチャートであ
る。この「用紙取込み処理」は矢印a方向から挿入され
た単票の印字用紙4の先端がフリクションローラー5a
に当接して用紙検出センサ24が作動した段階、また
は、単票の印字用紙4の先端をフリクションローラー5
aに当接させてプリンタ本体に配設された図示しない用
紙セットスイッチを操作した段階(通常、リトライ時)
でCPU32によって実施される。
み処理」のプログラムの概略を示すフローチャートであ
る。この「用紙取込み処理」は矢印a方向から挿入され
た単票の印字用紙4の先端がフリクションローラー5a
に当接して用紙検出センサ24が作動した段階、また
は、単票の印字用紙4の先端をフリクションローラー5
aに当接させてプリンタ本体に配設された図示しない用
紙セットスイッチを操作した段階(通常、リトライ時)
でCPU32によって実施される。
【0025】以下、図6を参照して単票の印字用紙4を
挿入したときの用紙案内装置の動作を説明する。
挿入したときの用紙案内装置の動作を説明する。
【0026】「用紙取込み処理」を開始したCPU32
は、まず、ROMに記憶されたパルス数の値NC に基い
てキャリッジ9の中央位置移動指令を出力し、モータ駆
動回路31への駆動指令パルスの分配を開始し、ヘッド
送りモータMxを駆動してホームポジション(第4図中
P1 の位置)にある印字ヘッド6をプラテン1の長手方
向中央部(第4図中P2 の位置)に移動し、分配処理の
終了と共にヘッド送りモータMxの駆動を停止して印字
ヘッド6をプラテン1の長手方向中央部に保持する(ス
テップS1,ステップS2)。
は、まず、ROMに記憶されたパルス数の値NC に基い
てキャリッジ9の中央位置移動指令を出力し、モータ駆
動回路31への駆動指令パルスの分配を開始し、ヘッド
送りモータMxを駆動してホームポジション(第4図中
P1 の位置)にある印字ヘッド6をプラテン1の長手方
向中央部(第4図中P2 の位置)に移動し、分配処理の
終了と共にヘッド送りモータMxの駆動を停止して印字
ヘッド6をプラテン1の長手方向中央部に保持する(ス
テップS1,ステップS2)。
【0027】次いで、CPU32は、ROMに記憶され
たパルス数の値Ntに基いて用紙送りモータMyの回転
指令を出力し、モータ駆動回路30への駆動指令パルス
の分配を開始して用紙送りモータMyを回転し、プラテ
ン1およびベイルローラー2を駆動して、用紙挿入段階
でプラテン1とフリクションローラー5aとの接触点に
先端を接して止まっていた印字用紙4の先端をガイド体
17との当接位置にまで搬送し、分配処理の終了と共に
用紙送りモータMyの駆動を停止させる(ステップS
3,ステップS4)。なお、この時、印字用紙の先端の
幅方向中央部は、両端部に比べて反り返りが少ないた
め、プラテンの長手方向の中央部に待機していた印字ヘ
ッドとプラテンとの間に誘導されると共に印字ヘッドに
よってプラテンに向けて付勢を受ける。
たパルス数の値Ntに基いて用紙送りモータMyの回転
指令を出力し、モータ駆動回路30への駆動指令パルス
の分配を開始して用紙送りモータMyを回転し、プラテ
ン1およびベイルローラー2を駆動して、用紙挿入段階
でプラテン1とフリクションローラー5aとの接触点に
先端を接して止まっていた印字用紙4の先端をガイド体
17との当接位置にまで搬送し、分配処理の終了と共に
用紙送りモータMyの駆動を停止させる(ステップS
3,ステップS4)。なお、この時、印字用紙の先端の
幅方向中央部は、両端部に比べて反り返りが少ないた
め、プラテンの長手方向の中央部に待機していた印字ヘ
ッドとプラテンとの間に誘導されると共に印字ヘッドに
よってプラテンに向けて付勢を受ける。
【0028】図1,図2および図4ではパルス数の値N
tに基く分配処理が終了し、印字ヘッド6とプラテン1
との間隙から印字用紙4の先端が送出されて該印字用紙
4がガイド体17に当接した状態を示しており、この状
態では、印字用紙4の先端中央部が印字ヘッド6でガイ
ドされ、パルス数の値NCに基いて移動された印字ヘッ
ド6の中央待機位置に対応して配設された最も突出量の
大きなガイド体17の用紙係合面17aに係合する一
方、印字ヘッド6で支えられていない印字用紙4の先端
両側部4aには印字用紙自体の復元力によってプラテン
1から離間する方向に反り返りが生じている。従って、
このままの状態でプラテン1のみを駆動して印字用紙4
に送りを掛けると、印字用紙4の先端両側部4aがガイ
ド体17を除く他のガイド体に干渉したり更には印字ヘ
ッド6側に突出したりして引掛かりを生じる場合があ
る。
tに基く分配処理が終了し、印字ヘッド6とプラテン1
との間隙から印字用紙4の先端が送出されて該印字用紙
4がガイド体17に当接した状態を示しており、この状
態では、印字用紙4の先端中央部が印字ヘッド6でガイ
ドされ、パルス数の値NCに基いて移動された印字ヘッ
ド6の中央待機位置に対応して配設された最も突出量の
大きなガイド体17の用紙係合面17aに係合する一
方、印字ヘッド6で支えられていない印字用紙4の先端
両側部4aには印字用紙自体の復元力によってプラテン
1から離間する方向に反り返りが生じている。従って、
このままの状態でプラテン1のみを駆動して印字用紙4
に送りを掛けると、印字用紙4の先端両側部4aがガイ
ド体17を除く他のガイド体に干渉したり更には印字ヘ
ッド6側に突出したりして引掛かりを生じる場合があ
る。
【0029】そこで、CPU32は、ROMに記憶され
たパルス数の値NR およびNC に基いてヘッド送りモー
タMxの回転指令を出力し、モータ駆動回路31への駆
動指令パルスの分配を開始してヘッド送りモータMxを
回転し、印字ヘッド6をプラテン軸に沿って印字動作と
は無関係に一往復移動させる(ステップS5〜ステップ
S8)。
たパルス数の値NR およびNC に基いてヘッド送りモー
タMxの回転指令を出力し、モータ駆動回路31への駆
動指令パルスの分配を開始してヘッド送りモータMxを
回転し、印字ヘッド6をプラテン軸に沿って印字動作と
は無関係に一往復移動させる(ステップS5〜ステップ
S8)。
【0030】図4では印字ヘッド6の一往復動作が中央
待機位置P2 から印字用紙4の幅方向の一端P3 を経由
してホームポジョン位置P1 に至り、更に、中央待機位
置P2 にまで復帰する一往復動作の場合について示して
いる。この一往復動作により、印字ヘッド6は各位置の
ガイド体に当接している印字用紙4の先端を各移動位置
でプラテン1に向けて押圧し、印字用紙4先端部の反り
返りを取除いてガイド体との干渉を防止し、印字用紙4
の先端部を各移動位置で次々とガイド体21…,18…
の用紙係合面に係合させてゆく。また、ガイド体を通り
越して印字ヘッド6側に突出した印字用紙4の先端部分
は、印字ヘッド6によってプラテン1側に押圧され、各
ガイド体の用紙係合面側に係合する位置に経路を規制さ
れる。通常、中央待機位置を起点とする印字ヘッド6の
一往復動作により、ガイド体21,18を始めとする中
央よりの幾つかのガイド体の用紙係合面に印字用紙4の
先端部分が係合するが、この段階では、印字用紙4にお
ける先端両側部4aはガイド体20,23の用紙係合面
に届かない。
待機位置P2 から印字用紙4の幅方向の一端P3 を経由
してホームポジョン位置P1 に至り、更に、中央待機位
置P2 にまで復帰する一往復動作の場合について示して
いる。この一往復動作により、印字ヘッド6は各位置の
ガイド体に当接している印字用紙4の先端を各移動位置
でプラテン1に向けて押圧し、印字用紙4先端部の反り
返りを取除いてガイド体との干渉を防止し、印字用紙4
の先端部を各移動位置で次々とガイド体21…,18…
の用紙係合面に係合させてゆく。また、ガイド体を通り
越して印字ヘッド6側に突出した印字用紙4の先端部分
は、印字ヘッド6によってプラテン1側に押圧され、各
ガイド体の用紙係合面側に係合する位置に経路を規制さ
れる。通常、中央待機位置を起点とする印字ヘッド6の
一往復動作により、ガイド体21,18を始めとする中
央よりの幾つかのガイド体の用紙係合面に印字用紙4の
先端部分が係合するが、この段階では、印字用紙4にお
ける先端両側部4aはガイド体20,23の用紙係合面
に届かない。
【0031】次いで、CPU32は、ROMに記憶され
たパルス数の値NF に基いて用紙送りモータMyの回転
指令を出力してモータ駆動回路30への駆動指令パルス
の分配を開始し、用紙送りモータMyを回転してプラテ
ン1およびベイルローラー2を駆動し、印字用紙4の第
1行の印字位置が印字ヘッド6に到達するまでの送りを
掛け、ガイド体の用紙係合面から印字用紙4の先端を通
過させる(ステップS9,ステップS10)。この段階
では、印字用紙4の先端中央部が既にガイド体17,2
1,18等の用紙係合面と確実に係合しており、これら
のガイド体17,21,18等によって印字用紙4の先
端が確実にガイドされ、しかも、通過過程における送り
動作が進むにつれてガイド体17,21,18等の用紙
係合面が印字用紙4の先端をプラテン1側に向けて更に
屈曲するので、先端部両側4aがガイド体に引掛かるよ
うなことはない。
たパルス数の値NF に基いて用紙送りモータMyの回転
指令を出力してモータ駆動回路30への駆動指令パルス
の分配を開始し、用紙送りモータMyを回転してプラテ
ン1およびベイルローラー2を駆動し、印字用紙4の第
1行の印字位置が印字ヘッド6に到達するまでの送りを
掛け、ガイド体の用紙係合面から印字用紙4の先端を通
過させる(ステップS9,ステップS10)。この段階
では、印字用紙4の先端中央部が既にガイド体17,2
1,18等の用紙係合面と確実に係合しており、これら
のガイド体17,21,18等によって印字用紙4の先
端が確実にガイドされ、しかも、通過過程における送り
動作が進むにつれてガイド体17,21,18等の用紙
係合面が印字用紙4の先端をプラテン1側に向けて更に
屈曲するので、先端部両側4aがガイド体に引掛かるよ
うなことはない。
【0032】「用紙取込み処理」を完了して印字用紙4
を第1行の印字位置まで移動させたCPU32は、以
下、プリンタの制御プログラムや各種の印字データ等に
基いて、モータ駆動回路30,31に駆動指令パルスを
分配し、印字ヘッド6の印字ワイヤを駆動制御して通常
の印字動作を行うこととなる。
を第1行の印字位置まで移動させたCPU32は、以
下、プリンタの制御プログラムや各種の印字データ等に
基いて、モータ駆動回路30,31に駆動指令パルスを
分配し、印字ヘッド6の印字ワイヤを駆動制御して通常
の印字動作を行うこととなる。
【0033】また、連続の印字用紙4を用いる場合に
は、連続用紙送り用トラクタ25に印字用紙4をセット
して用紙セットスイッチを操作することにより印字用紙
4の取込みを行う。
は、連続用紙送り用トラクタ25に印字用紙4をセット
して用紙セットスイッチを操作することにより印字用紙
4の取込みを行う。
【0034】この場合、CPU32は、用紙セットスイ
ッチの操作に応じて連続用紙送り用トラクタ25を駆動
して印字用紙4に送りを掛けると共に、印字ヘッド6を
プラテン1の長手方向中央部に移動し、用紙検出センサ
24からの検出信号とROMに記憶されたパルス数の値
Nt′とに基き、印字用紙4の先端をガイド体17との
当接位置にまで移動して送りを一旦停止し、印字ヘッド
6をプラテン軸に沿って一往復させ、印字用紙4の先端
を各ガイド体に係合させた後、更に、ROMに記憶され
たパルス数の値NF´に基いて印字用紙4を第1行の印
字位置まで移動させることとなる。
ッチの操作に応じて連続用紙送り用トラクタ25を駆動
して印字用紙4に送りを掛けると共に、印字ヘッド6を
プラテン1の長手方向中央部に移動し、用紙検出センサ
24からの検出信号とROMに記憶されたパルス数の値
Nt′とに基き、印字用紙4の先端をガイド体17との
当接位置にまで移動して送りを一旦停止し、印字ヘッド
6をプラテン軸に沿って一往復させ、印字用紙4の先端
を各ガイド体に係合させた後、更に、ROMに記憶され
たパルス数の値NF´に基いて印字用紙4を第1行の印
字位置まで移動させることとなる。
【0035】また、「用紙取込み処理」における印字ヘ
ッド6の中央待機位置を通常の印字動作における印字ヘ
ッド6のホームポジション位置と別に設けることなく、
一致させることも可能である。この場合、突出量を最大
とするガイド体は印字ヘッド6のホームポジション位置
に対応して設定する。
ッド6の中央待機位置を通常の印字動作における印字ヘ
ッド6のホームポジション位置と別に設けることなく、
一致させることも可能である。この場合、突出量を最大
とするガイド体は印字ヘッド6のホームポジション位置
に対応して設定する。
【0036】また、印字用紙4の先端が最も突出量の大
きなガイド体に当接した状態で印字用紙4を停止保持し
て印字ヘッド6を一往復させるかわりに、印字用紙4の
先端が最も突出量の大きなガイド体に当接してからガイ
ド体の用紙係合面を通過するまで該印字用紙4に低速の
送りを掛け、この間に印字ヘッド6をプラテン軸に沿っ
て一往復あるいは複数回往復させることも可能である。
きなガイド体に当接した状態で印字用紙4を停止保持し
て印字ヘッド6を一往復させるかわりに、印字用紙4の
先端が最も突出量の大きなガイド体に当接してからガイ
ド体の用紙係合面を通過するまで該印字用紙4に低速の
送りを掛け、この間に印字ヘッド6をプラテン軸に沿っ
て一往復あるいは複数回往復させることも可能である。
【0037】制御手段や制御方式は第5図および第6図
に示されるようなものに限らず、印字ヘッド6とプラテ
ン1との間隙から上方へ送出された印字用紙4の先端が
ガイド体に当接してからガイド体の用紙係合面を通過す
る前およびその間に、少なくとも、印字ヘッド6をプラ
テン1の軸に沿って一往復移動することが可能であれ
ば、どのような構成のものを用いてもよい。
に示されるようなものに限らず、印字ヘッド6とプラテ
ン1との間隙から上方へ送出された印字用紙4の先端が
ガイド体に当接してからガイド体の用紙係合面を通過す
る前およびその間に、少なくとも、印字ヘッド6をプラ
テン1の軸に沿って一往復移動することが可能であれ
ば、どのような構成のものを用いてもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明のプリンタの用紙案内装置によれ
ば、プラテンの上流側より搬送された 用紙の先端が印字
ヘッドとプラテンとの間隙に到達する前に、印字ヘッド
を所定位置に移動させ、用紙の先端が印字ヘッドとプラ
テンとの間隙より下流側に設けられたガイド体の用紙係
合面に到達した後、用紙送りを一旦停止し、印字ヘッド
を印字とは無関係に一往復移動させて前記の所定位置に
再び戻した後に、用紙送りを再開するので、印字ヘッド
が印字とは無関係に一往復移動することで、印字用紙が
幅方向にわたってプラテンに向けて最低2回押しつけら
れることより、ガイド体の用紙係合面に確実に挿入する
ように先端が癖つけされ、しかも印字ヘッドが元の所定
位置に戻されているので、一度ガイド体の用紙係合面に
当接させた用紙の先端部が、反り返り力のためにガイド
体の用紙係合面から外れてしまうといった現象を回避で
き、特に厚い印字用紙を挿入した場合であっても、用紙
の先端にくせをつけて確実に印字用紙の先端を用紙排出
口のガイド体の用紙係合面に係合させることができる。
ば、プラテンの上流側より搬送された 用紙の先端が印字
ヘッドとプラテンとの間隙に到達する前に、印字ヘッド
を所定位置に移動させ、用紙の先端が印字ヘッドとプラ
テンとの間隙より下流側に設けられたガイド体の用紙係
合面に到達した後、用紙送りを一旦停止し、印字ヘッド
を印字とは無関係に一往復移動させて前記の所定位置に
再び戻した後に、用紙送りを再開するので、印字ヘッド
が印字とは無関係に一往復移動することで、印字用紙が
幅方向にわたってプラテンに向けて最低2回押しつけら
れることより、ガイド体の用紙係合面に確実に挿入する
ように先端が癖つけされ、しかも印字ヘッドが元の所定
位置に戻されているので、一度ガイド体の用紙係合面に
当接させた用紙の先端部が、反り返り力のためにガイド
体の用紙係合面から外れてしまうといった現象を回避で
き、特に厚い印字用紙を挿入した場合であっても、用紙
の先端にくせをつけて確実に印字用紙の先端を用紙排出
口のガイド体の用紙係合面に係合させることができる。
【0039】請求項2に記載の構成によれば、ガイド体
は、プラテンの長手方向中央の位置に対応するガイド体
の突出量が最も大きく形成され、印字ヘッドを移動させ
る前記の所定位置が、突出量が最も大きく形成されたガ
イド体に対応する位置とされているので、印字用紙の先
端の幅方向中央部は、両端部に比べて反り返りが少ない
ため、プラテンの長手方向の中央部に待機していた印字
ヘッドとプラテンとの間に形成された用紙搬送路に確実
に誘導することができると共に印字ヘッドによってプラ
テンに向けて付勢を受けるので、確実にプラテンの周面
に沿わせることができ、用紙搬送路において印字ヘッド
がプラテンに対向する位置よりも用紙排出側に設けた、
複数のガイド体のうちの突出量が最も大きく形成したプ
ラテンの長手方向中央の位置に対応するガイド体に確実
に当接させることができる。
は、プラテンの長手方向中央の位置に対応するガイド体
の突出量が最も大きく形成され、印字ヘッドを移動させ
る前記の所定位置が、突出量が最も大きく形成されたガ
イド体に対応する位置とされているので、印字用紙の先
端の幅方向中央部は、両端部に比べて反り返りが少ない
ため、プラテンの長手方向の中央部に待機していた印字
ヘッドとプラテンとの間に形成された用紙搬送路に確実
に誘導することができると共に印字ヘッドによってプラ
テンに向けて付勢を受けるので、確実にプラテンの周面
に沿わせることができ、用紙搬送路において印字ヘッド
がプラテンに対向する位置よりも用紙排出側に設けた、
複数のガイド体のうちの突出量が最も大きく形成したプ
ラテンの長手方向中央の位置に対応するガイド体に確実
に当接させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるプリンタの用紙案内
装置の要部を示す側断面図
装置の要部を示す側断面図
【図2】図1の一部を矢視A−Aの方向から示す立面図
【図3】図1の一部を矢視B−Bの方向から示す平面図
【図4】同実施例の用紙案内装置の一部を構成する印字
ヘッド駆動手段の概略を示す平面図
ヘッド駆動手段の概略を示す平面図
【図5】同実施例の用紙案内装置の駆動制御手段を兼ね
るプリンタの制御装置の要部を示すブロック図
るプリンタの制御装置の要部を示すブロック図
【図6】同実施例の制御装置による「用紙取込み処理」
の概略を示すフローチャート
の概略を示すフローチャート
【図7】従来プリンタの用紙案内機構の概略を示す図
【図8】従来プリンタの用紙案内機構の概略を示す図
1 プラテン 2 ベイルローラー 3 ガイド板 4 印字用紙 5a フリクションローラー 5b フリクションローラー 6 印字ヘッド 7 ガイド軸 8 ガイド軸 9 キャリッジ 10 駆動プーリー 11 従動プーリー 12 ワイヤーロープ 13 ホームポジションセンサ 14 シャッターブレード 15 トップカバー 16 従動ローラー 17 ガイド体 18 ガイド体 19 ガイド体 20 ガイド体 21 ガイド体 22 ガイド体 23 ガイド体 17a 用紙係合面 18a 用紙係合面 19a 用紙係合面 20a 用紙係合面 21a 用紙係合面 22a 用紙係合面 23a 用紙係合面 24 用紙検出センサ 25 連続用紙送り用トラクタ 26 ノイズカバー 27 用紙案内リブ 28 ペーパーガイド 29 制御装置 30 モータ駆動回路 31 モータ駆動回路 32 マイクロプロセッサ(CPU) 33 ROM 34 RAM 35 印字ヘッド駆動回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 19/18 B41J 13/00 B41J 13/10
Claims (2)
- 【請求項1】 印字ヘッドと、プラテンと、印字ヘッド
とプラテンとの間を通る用紙搬送路の前記印字ヘッドと
前記プラテンとの間隙より下流側に設けられたガイド体
と、前記印字ヘッドをプラテンの軸方向に移動する印字
ヘッド移動手段とを有するプリンタにおいて、前記プラ
テンの上流側より搬送された用紙の先端が前記間隙に到
達する前に、前記印字ヘッドを所定位置に移動させ、用
紙の先端が前記ガイド体の用紙係合面に到達した後、用
紙送りを一旦停止し、前記印字ヘッドを印字とは無関係
に一往復移動させて前記所定位置に再び戻した後に、用
紙送りを再開する制御手段を設けたことを特徴とするプ
リンタの用紙案内装置。 - 【請求項2】 前記ガイド体は、前記プラテンの長手方
向中央の位置に対応するガイド体の突出量が最も大きく
形成され、前記印字ヘッドを移動させる前記の所定位置
が、前記突出量が最も大きく形成されたガイド体に対応
する位置であることを特徴とする請求項1に記載のプリ
ンタの用紙案内装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2411791A JP2925748B2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | プリンタの用紙案内装置 |
US07/809,624 US5222820A (en) | 1990-12-20 | 1991-12-17 | Method and apparatus for improving paper handling in a printer |
GB9127137A GB2251219B (en) | 1990-12-20 | 1991-12-20 | Printer with a sheet-guiding arrangement |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2411791A JP2925748B2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | プリンタの用紙案内装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04220370A JPH04220370A (ja) | 1992-08-11 |
JP2925748B2 true JP2925748B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=18520731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2411791A Expired - Fee Related JP2925748B2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | プリンタの用紙案内装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5222820A (ja) |
JP (1) | JP2925748B2 (ja) |
GB (1) | GB2251219B (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0885735B1 (en) * | 1996-03-04 | 2003-02-26 | Copyer Co., Ltd. | Recording medium conveyor |
JP3249043B2 (ja) * | 1996-04-09 | 2002-01-21 | 旭光学工業株式会社 | 連続紙を用いるプリンタ |
GB9726106D0 (en) * | 1997-12-11 | 1998-02-11 | Newbury Data Recording Ltd | Sheet feeding and sensing mechanism |
US6467900B1 (en) | 2000-02-14 | 2002-10-22 | Lexmark International, Inc. | Printzone media sensor for inkjet printer |
CN107073945B (zh) | 2014-08-19 | 2018-05-29 | 惠普发展公司有限责任合伙企业 | 接触并且引导介质的介质碰撞预防表面 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59230779A (ja) * | 1983-06-14 | 1984-12-25 | Alps Electric Co Ltd | プリンタのガイド装置 |
JPS6056579A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-02 | Nippon Seimitsu Kogyo Kk | 印字装置用自動給紙装置 |
JPH0657464B2 (ja) * | 1985-04-09 | 1994-08-03 | ブラザー工業株式会社 | 印字装置 |
JPH0659961B2 (ja) * | 1985-08-17 | 1994-08-10 | シチズン時計株式会社 | プリンタ |
JPS6264588A (ja) * | 1985-09-17 | 1987-03-23 | Tokyo Electric Co Ltd | 印字装置 |
JPH0764101B2 (ja) * | 1985-11-09 | 1995-07-12 | 富士通株式会社 | プリンタにおける改行方法および単票セツト装置 |
JPH0613234B2 (ja) * | 1986-01-31 | 1994-02-23 | 株式会社日立製作所 | 感熱式プリンタ |
KR940010997B1 (ko) * | 1987-03-23 | 1994-11-22 | 세이꼬 엡슨 가부시끼가이샤 | 프린터 |
JPH01129167A (ja) * | 1987-11-16 | 1989-05-22 | Arita Seisakusho:Kk | 回転状態等の検出装置 |
JPH04125250A (ja) * | 1990-09-14 | 1992-04-24 | Brother Ind Ltd | プリンタ |
JP3174429B2 (ja) * | 1993-03-15 | 2001-06-11 | ミサワホーム株式会社 | 胴縁及び胴縁を用いたサイディング施工方法 |
-
1990
- 1990-12-20 JP JP2411791A patent/JP2925748B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-12-17 US US07/809,624 patent/US5222820A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-12-20 GB GB9127137A patent/GB2251219B/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2251219A (en) | 1992-07-01 |
GB2251219B (en) | 1994-10-05 |
GB9127137D0 (en) | 1992-02-19 |
US5222820A (en) | 1993-06-29 |
JPH04220370A (ja) | 1992-08-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1088672B1 (en) | Printing apparatus, method of controlling it, and data storage medium storing a computer program realizing the method | |
US7905976B2 (en) | Label peeling method for label paper sheet and label printer | |
CA1139986A (en) | In-feed paper buckel control apparatus | |
US5863139A (en) | Printing apparatus and a control method therefor | |
JP2925748B2 (ja) | プリンタの用紙案内装置 | |
JPH04366668A (ja) | シート部材の搬送装置 | |
EP0223523A2 (en) | Method and apparatus for operating a printer | |
JP3809772B2 (ja) | 給紙制御装置、給紙制御方法 | |
JPH0336668B2 (ja) | ||
US6517200B1 (en) | Transport buffer having force limiting drive means and method | |
JP2003112453A (ja) | ロール紙カット制御方法、記録装置 | |
JP3124649B2 (ja) | 記録装置 | |
JP3856098B2 (ja) | ロール紙切断制御方法、及びインクジェット式記録装置 | |
EP1068957B1 (en) | Printer and method of controlling it | |
JP3417435B2 (ja) | シリアルプリンタ | |
JPH02178149A (ja) | シート材給排紙装置 | |
JP2619183B2 (ja) | スタッカ | |
JPS63112177A (ja) | 記録装置 | |
JPH0318195Y2 (ja) | ||
JP2001080777A (ja) | シート材給送装置及びシート材処理装置 | |
JP2004359392A (ja) | 斜行補正機能付き印刷装置および斜行補正方法 | |
JP3359815B2 (ja) | スタッカ | |
JP3813075B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0743073Y2 (ja) | シート材給送装置 | |
JPS61291372A (ja) | プリンタ用の自動給紙装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100507 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |