JP2924682B2 - タッチパネルのデータ入力装置 - Google Patents

タッチパネルのデータ入力装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シーケンサにタッチパ
ネルを付加したシステムに係り、特に、タッチパネルの
画面内容や画面シーケンスを標準化すると共に設計業務
を容易にするタッチパネルのデータ入力装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】汎用のプログラマブルシーケンサ(シー
ケンサ)は多数の入出力を有し、この入出力の順序や組
み合わせをプログラムすることにより多種多様の機器の
制御装置として使用することができる。シーケンサの利
点はその汎用性にあるが、反面、プログラム作成が応用
設計者の負担となる。また、操作スイッチや表示灯等を
並べた操作パネルを個々の機器の動作内容に合わせて作
成することも煩わしい。
【0003】近年では、操作パネルを汎用化するため
に、表示灯に代えて表示面を使用し、その表示面に文字
や図形を表示し、さらに、表示面にタッチスイッチを重
ねてなるタッチパネルを使用し、操作スイッチの代わり
にアイコンを用いて操作するシステムが望まれている。
これにより、シーケンサにタッチパネルを付加したもの
を汎用的に供給することができるようになる。
【0004】操作パネルをタッチパネルで構成した場
合、タッチパネルには、シーケンサの状態を表したりオ
ペレータの操作を促したりするための文字列・数字・記
号・図形等を自由に配置することができるが、そのため
にはタッチパネルに表示される画面内容を設計すると共
に、シーケンサの状態やオペレータの操作の推移に応じ
て画面を変えていくシーケンスを設計することも必要と
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにシーケン
サにタッチパネルを付加したシステムを導入すると、タ
ッチパネルの画面内容の設計や画面を変えていくシーケ
ンスの設計が、新たに応用設計者の負担になる。応用設
計者は、従来でもシーケンサ自体のプログラム作成や取
扱説明書等の関連文書の作成といった業務を持っている
ので、負担が大きくなり問題である。
【0006】また、応用設計者が画面内容の細部、例え
ば、メッセージに使用する用語や表現、アイコン・グラ
フの形態やそれに持たせる意味を逐一創案することも負
担となる。そして、応用設計者がこれらの細部を逐一創
案すると、個人差によって、機器毎の統一性がなくな
る。画面内容の細部に機器毎の統一性がなくなると、機
器の利用者から見た場合、操作の習得や意味の理解が困
難となる。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、タッチパネルの画面内容や画面シーケンスを標準化
すると共に設計業務を容易にするタッチパネルのデータ
入力装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、シーケンサに接続されたタッチパネルにア
イコンを表示し、アイコンを触れることによりシーケン
サの運転操作及びデータ設定/表示を行うようにしたシ
ステムを支援する装置であって、図形・アイコン・文章
などを編集する画面編集手段と、予め形態及び機能が付
与された既成の部品を画面編集に提供するライブラリ
と、上記タッチパネルに予め組み込まれている複数の空
欄の項目からなる階層メニュー機構の任意の項目に上記
編集された画面を対応付けて登録する登録手段と、この
登録内容及び上記編集内容をデータとしてタッチパネル
に供給する供給手段と上記編集した画面及び各部品の形
態を文書中にイメージとして引用すると共に予め各部品
の機能が記述された既成の文章を引用して文書を作成す
る文書作成手段とを備えたものである。
【0009】
【0010】
【0011】手書き等による実図形からイメージ情報を
読み取るイメージ入力手段と、このイメージ情報を加工
して上記画面編集に部品として提供するイメージ部品作
成手段とを備えてもよい。
【0012】シーケンサやタッチパネル自身が検出する
アラーム項目の突発的表示、その詳細表示や復帰方法の
表示、更にこれらを累積しての異常履歴表示各画面の補
助説明としてのヘルプ表示、これらの表示を定形化し、
単にデータのみの登録だけでこれら各画面の動きや表示
内容が出来上る機構を備えてもよい。
【0013】
【作用】本発明にあっては、画面を設計する際に、メッ
セージ・グラフ・アイコン・変数等はそれぞれ部品とし
て扱われ、これらの部品を画面の適宜の位置に配置する
作業により画面編集が行われる。即ち、メッセージは文
字・数字・記号等を組み合わせてなる短文であり、特定
のシーケンス(入出力条件等)に応じて出現するよう機
能付けられる。グラフは任意の形態(形状と大きさ)を
作ることができ、当該グラフが現わしている対象の量や
性質に応じて変形させることができる。アイコンは特定
の操作をシンボル化した図形や枠付き文字であり、操作
スイッチの機能を有するものである。変数はシーケンサ
の入出力からの各種測定値や時間、或いはシーケンサに
与えるための設定値である。画面編集手段は、これらの
部品の形態や機能を新規に作成したり、各部品をタッチ
パネルの画面のどこに配置するかを決定し、その編集内
容を情報として保持する。
【0014】ライブラリは、予め形態及び機能が付与さ
れた既成の部品を有している。画面編集手段がライブラ
リから既成の部品の供給を受けられるので、応用設計者
が部品をその都度新規に作成する手間が省略される。
【0015】一方、タッチパネルには、予め複数の空欄
の項目からなる階層メニューが組み込まれている。登録
手段は、上記編集された画面を任意の項目に対応付けて
登録する。タッチパネルが階層メニューに基づいて画面
シーケンスを実行するので、応用設計者が画面シーケン
スを組み立てる必要がなくなり、データ入力装置で画面
を登録するだけでよいことになる。また、アラーム/ヘ
ルプ・メニューについても同様に行なうことができる。
【0016】上記編集及び登録の終了後、供給手段が登
録内容及び編集内容をデータとしてタッチパネルに供給
すると、爾後、タッチパネルは所望した動作を実行する
ようになる。上記ライブラリの使用によりタッチパネル
の画面内容が標準化されているので、利用者は機種が変
わっても表示内容をただちに理解できる。また、予め構
築された階層メニューの使用により画面シーケンスが標
準化されているので、利用者は操作手順を容易に習得す
ることができる。
【0017】文書作成手段は、公知のワードプロセッサ
の機能を有し、文書作成に使用することができる。その
際、上記編集した画面及び各部品の形態を文書中にイメ
ージとして引用することができる。また、予め各部品の
機能が記述された既成の文章を備えており、これを引用
することができる。従って、取扱説明書等の関連文書の
作成が上記画面編集の作業に同時進行することになり、
わざわざ書き直す必要がなくなる。
【0018】文字や図形を手書きや印刷物から写しとっ
て利用することが必要な場合、イメージ入力手段が実図
形からイメージ情報を読み取る。イメージ部品作成手段
は、このイメージ情報に対し、切り出し、拡大縮小、回
転といった加工を施し、上記画面編集に部品として提供
する。このイメージ部品は、既成のフォントが無いとき
のいわゆる外字や登録イメージとなるだけでなく、上記
メッセージ・アイコン等として機能を持たせることがで
きるので、海外向け機種等の応用設計に際して有効であ
る。
【0019】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
【0020】図1は、本発明のデータ入力装置1とシー
ケンサ2にタッチパネル3を付加したシステムとのデー
タの流れを示している。データ入力装置1は、シーケン
サ2のプログラムの開発支援装置でもあり、主に、CP
U及びメモリを有する本体4、CRT、液晶等の画面表
示装置5、キーボード(図示せず)からなる。データ入
力装置1には、持運びの容易なパーソナルコンピュータ
を用いてもよい。データ入力装置1は、本発明に係る画
面編集手段、ライブラリ、登録手段、文書作成手段及び
イメージ部品作成手段を形成する各ソフトウェアを実行
するものである。
【0021】データ入力装置1の周辺機器として、図示
しないが、マウス、イメージ入力手段であるイメージス
キャナ、ROMライタが適宜接続される。データ入力装
置1とタッチパネル3とを通信ケーブル6で結び、オン
ラインでデータ伝送することもできるし、データ入力装
置1にROMライタを接続し、書き込まれたROM7を
タッチパネル3に挿入してデータを渡すこともできる。
即ち、本実施例ではデータの供給手段が2通り設けられ
ている。
【0022】タッチパネル3は、液晶等からなる表示面
8と、この表示面8に重ねられる透明なタッチスイッチ
板9とを有し、CPU、メモリ等を内蔵している。タッ
チパネル3の表示面8は縦横多数の画素からなり、画素
の位置を座標で指定することができる。また、タッチス
イッチ板9には縦横多数のスイッチ素子が配列され、押
圧を受けた素子の位置が上記座標に対応させて認識され
るようになっている。
【0023】タッチパネル3は、データ入力装置1との
通信を行うだけでなく、シーケンサ2との通信も行うこ
とができる。この実施例では、1台のシーケンサ2に最
大31台のタッチパネル3が接続可能であり、シーケン
サ2が制御する機器が非常に大きい場合、機器の各所に
タッチパネル3を取り付けて、どこからでもシーケンサ
2の運転操作及びデータ設定を行うことができる。ま
た、データ入力装置1をどのタッチパネル3に接続して
もよい。
【0024】この逆、即ち1台のタッチパネルに複数台
のシーケンサが接続可能であり、集中モニタや集中設定
に使うことができる。
【0025】次に実施例の作用を述べる。
【0026】まず、画面編集手段及びライブラリの動作
を説明する。
【0027】データ入力装置1でタッチパネル用の画面
を編集する際に、データ入力装置1の画面表示装置5に
は、図2に示されるような編集フィールド21が表示さ
れ、この編集フィールド21の外周にはタッチパネル3
の表示面8を模擬する枠22が表示され、その枠内には
メッセージ・グラフ・アイコン・変数等の部品が表示さ
れる。枠内には、後述するライブラリから既成の部品を
呼び出すこともできるし、この既成の部品を変更した
り、新規の部品を作成することもできる。また、複数の
部品を組み合わせて1つの部品として扱うこともでき
る。さらには、編集された画面自体も1つの部品として
扱うことができる。図示の例では、「異常発生」のメッ
セージ23、「詳細」のアイコン24、「確認」のアイ
コン25、以上の3つの部品を囲む破線枠内の全体2
6、「次画面」のアイコン27、数値等を代入するため
に空欄となっている4つの変数28、以上の全体29、
等がそれぞれ部品である。このように、部品はそれぞれ
固有の性格(属性)と仕事(動作)とを持っているので
自律部品とも呼ばれ、オペレータが新規の部品を作成す
る場合でも、他の部品との関連に制約されずに、かつ平
明な形態で作成することができる。
【0028】データ入力装置1のオペレータは、キー操
作やマウス操作により、これらの部品を編集フィールド
内で移動させ、所望の位置に配置する。編集フィールド
内での部品の位置に対応するタッチパネル3の表示面8
上での座標が直ちに換算される。図示の例では、異常が
発生したときに呼び出される画面が編集されている。編
集された画面には名称が付与され、編集によって得られ
た情報と共にファイルに格納される。編集によって得ら
れた情報は大別すると、 部品が占める領域の座標情報 構成図形の要素情報 部品の属性情報 部品のパラメータ情報 部品の動作情報 である。
【0029】部品が占める領域の座標情報は、各部品の
配置場所を示すものであり、タッチパネル3の表示面8
上の座標に換算される。部品の大きさに応じて領域の大
きさが決まる。
【0030】構成図形の要素情報は、線の開始点・終
点、図形内の塗り潰し、その他からなり、部品を描くた
めの部品の形態の情報である。
【0031】部品の属性情報は、部品の機能を特定する
ものであり、要素型、座標、スイッチタイプ、その他か
らなる。要素型は、メッセージ・グラフ・アイコン・変
数を区別するものである。例えば、要素型がアイコンの
場合、座標は感応するスイッチ素子の領域を指定する情
報となる。また、スイッチタイプはアイコン操作の効果
によって区別されるタイプを示す。
【0032】部品のパラメータ情報は、部品の機能を特
定するものであり、通知先、データ補正値、桁数、その
他からなる。通知先は変数によってデータ設定されるシ
ーケンサの入出力を指定するものである。
【0033】部品の動作情報は、部品の機能を特定する
ものであり、アイコン操作によって発生するタッチパネ
ル及びシーケンサへの命令、グラフの対象の量と指定さ
れた基準値との比較による判断、等の動的な情報であ
る。言い換えれば、このシーケンサの運転操作及びデー
タ設定のプログラムそのものである。
【0034】ライブラリは、各種の部品の形態及び機能
の情報を蓄えている。これらの情報は既成の部品として
画面編集手段に提供される。また、変更した部品、新規
の部品、組み合わせた部品を新たに保存することもでき
る。ライブラリには、標準部品ライブラリがあり、標準
部品ライブラリから提供されるものとしては、標準画
面、異常画面等の画面、標準部品、汎用部品等の部品、
用語集に基づく標準用語等である。これらの標準部品ラ
イブラリから提供されるものを組み合わせて編集された
画面はおのずと標準化された画面に仕上ることになる。
【0035】次に、編集した画面及び各部品がシーケン
サの運転中にどのように表示され、機能するかを説明す
る。
【0036】図3のタッチパネル3の表示面8には、
「注意!」のメッセージ31、「0.1245」及び
「1.0234」の各変数32、円と直線との組み合わ
せによる2つのグラフ33が表示されている。ここで各
変数32は、それぞれ特定の入出力34から得られた測
定値を示している。各グラフ33は円形のパネル面を有
する計器を模擬したものであり、指針に相当する直線が
直上の変数32に応じて角度を変えるようになってい
る。このようにタッチパネル上にグラフが表示されるの
で、シーケンサ2は電圧等によって駆動される計器を必
要としなくなる。この図は、これらのグラフ33に上記
動作情報として基準値が指定されており、測定値と基準
値との比較により、現在の測定値が注意を要する値と判
断されたために、「注意!」のメッセージ31が呼び出
された状態を表している。このように予め画面編集のと
きに、変数32やグラフ33の部品に外部の入出力34
で動作する動作情報を持たせ、所定のメッセージ31と
つながるように編集しているので、運転中にはその運転
状態に応じた画面表示が得られる。
【0037】図4(a)は前記図2で編集した画面がタ
ッチパネル3の表示面8に呼び出された状態を示してい
る。部品配置は図2と同じであるが、変数28には実際
の数値が入る。このようにアイコン24,25を含む画
面が表示されるので、図3の場合のように入出力34の
状態によってメッセージを呼び出すほかにオペレータが
アイコンを操作してメッセージを呼び出すことができ
る。図4(b)の部品41は、異常発生によって呼び出
された図4(a)の画面において、「詳細」のアイコン
24を操作したときに呼び出される部品であり、この部
品41は、もとの画面に重ねてウインドとして開かれ
る。このウインド内には詳細な異常内容を記述する文章
やトラブルシュートが「…」のように開示されると共に
「確認」のアイコン42が付加される。この「確認」の
アイコン42の機能はこのウインドを閉じることであ
る。ウインドを閉じた後、図4(a)の画面に戻って、
破線枠内の「確認」のアイコン25を操作すると今度は
破線枠内の全体が消去される。このように部品はウイン
ドとして使用することもできる。また、同じ形態の部品
を用いても、他の部品との組み合わせによって効果の及
ぶ範囲を変えることができる。
【0038】次に登録手段の動作を説明する。
【0039】編集された画面は、図5の階層構造に組み
込まれる。即ち、タッチパネルの起動時に最初に表示さ
れる起動画面51が最上位にあり、その下にシーケンサ
2を運転操作或いはデータ設定するときに表示されるモ
ニタ/メイン画面52がある。モニタ/メイン画面52
の下には、運転操作画面53、データ設定画面54、ヘ
ルプ画面55等の階層がある。個々の運転操作画面やデ
ータ設定画面やヘルプ画面は、それぞれの階層に属す
る。この階層構造はデータ入力装置1とタッチパネル3
とが共通に持っているものであり、データ入力装置1に
おいては図6のメニュー作成画面に現れ、タッチパネル
3においては階層メニューの展開操作となって現れる。
【0040】図6に示されるように、メニュー作成画面
には、階層的に並べられたメニュー名の欄61と、これ
に対応する登録名の欄62とが最初は空欄で示される。
ただし、本実施例では上位階層のメニュー名はデフォル
トのメニュー名、例えば「運転操作」が示されている。
オペレータは編集した画面の名称を任意の空欄に記入す
る。この操作により、画面が階層メニューに登録され
る。
【0041】タッチパネルにおける階層メニューの展開
操作の様子が図7に示される。図7(a)は階層メニュ
ーのルート画面に相当する画面である。画面の左下に
「\」のみが表示されており、これが階層のルートを表
している。画面の上部には、階層の番号タグAが表示さ
れている。1番のタグの下辺が開いているので、この画
面が1番に相当することが分かる。また、画面の右下に
日付・時刻の変数71が表示される。画面内の円や三角
形は適宜の部品である。この画面には図7(e)に示さ
れるように必要に応じて部品74を呼び出すことができ
る。この例ではテンキーが呼び出されている。この画面
において2〜8番までの番号タグAを選択することがで
きる。今、3番のタグを触れて選択すると、図7(b)
に示されるように1番のタグの下辺が閉じられ、3番の
タグの下にプルダウンメニュー72が展開される。プル
ダウンメニュー72は31から35までの選択枝を有す
る。また、画面の左下には「\3\」が表示される。プ
ルダウンメニュー72から32を触れて選択すると、図
7(c)に示されるように、プルダウンメニュー72の
右側にその下の階層の321から323までのメニュー
73が展開される。また、画面の左下には「\3\32
\」が表示される。
【0042】下の階層のメニュー73から322を触れ
て選択すると、322が最下層であったために、画面全
体が図7(d)に切り替わる。図示されるように、画面
全体が切り替わって各メニュー72、73が閉じられて
も、番号タグAが3に保存され、かつ下部に「\3\3
2\322」と表示されるので、階層の深さ及び位置
(番号)が認識できる。
【0043】タッチパネル3には、このような階層メニ
ューが予め組み込まれているが、データ入力装置1から
データの供給を受ける以前は、上記番号で示した階層メ
ニューの各項目は空白であり、切り替え用の画面も持っ
ていない。データ入力装置1から通信ケーブル6或いは
ROM7を介してデータが供給されると、タッチパネル
3は具体的なメニュー名を各メニュー72、73に表示
し、メニュー操作に応じて図7(d)に具体的な画面を
呼び出すようになる。
【0044】次に、文書作成手段について説明する。
【0045】文書作成手段は、公知のワードプロセッサ
の機能を有する。即ち、かな・ローマ字入力を漢字・熟
語等に変換し文字コードを記憶すると共に対応するフォ
ントを発生させて印字・表示させることができる。オペ
レータは、データ入力装置1を用いて文書を作成するこ
とができる。本発明の文書作成手段は、上記画面編集に
よって得られた情報を取り出すことができる。この情報
は、部品が占める領域の座標情報及び構成図形の要素情
報を含んでいるので、文書中にイメージ情報として導入
することができる。従って、オペレータは、図2〜図4
に示したような編集した画面及び各部品の形態を文書中
にイメージとして引用することができる。従って、タッ
チパネル3の表示面8に出現する画面と全く同じ図柄を
プリントすることが可能となる。さらに、文書作成手段
は、予め各部品の機能が記述された既成の文章を備えて
おり、これを引用することができる。オペレータが作成
できる文書は、取扱説明書、故障の手引き書、製品仕様
書等のユーザー向けの文書から、個人用の設計資料まで
多種に亘る。いずれの文書にも既成の文章によって部品
の機能が記述されるので、手間が省かれ、かつ記述内容
の違いが発生しない。
【0046】次に、海外向けのシステムを開発する際の
データ入力装置の動作を説明する。
【0047】データ入力装置1が備えている文字は通
常、英数字及びかな漢字である。国によってはこれらの
文字以外の文字をタッチパネル3に表示させる必要が生
じる。しかし、このような外国の文字のフォントを入手
することも、組み込むことも容易でない。そこで、デー
タ入力装置1にイメージスキャナを接続し、その国の文
字で使いたい用語や文章を手書き或いは印刷したものか
らイメージ入力を行う。イメージ部品作成手段は、読み
取ったイメージから、各文字又は文字列毎に加工を行
い、部品を作成する。画面編集手段はこの部品を利用す
ることができる。
【0048】イメージ入力及びイメージ部品作成手段の
詳しい動作を説明する。
【0049】まず、データ入力装置1の画面表示装置5
に、図8に示されるようなイメージ部品作成画面を呼び
出す。イメージ部品作成画面には、作成フィールド80
の周囲や内部に、ファンクションメニュー81及び各フ
ァンクションメニュー81からのプルダウンメニュー
(図示せず)、サイドメニュー82、スクロールバー8
3、スケール84、テンプレート(全角文字用罫線)8
5、グリッド86等が表示される。動作中に種々の状態
になったときに表示するべき文章を作成し、イメージ入
力すると、作成フィールド80にそのイメージが現れ
る。勿論、イメージ入力の代わりに英数字及びかな漢字
をキーボード入力してもよい。編集のファンクションメ
ニューからのプルダウンメニューを用いて、任意の部分
イメージに対し移動・複写・拡大・縮小・回転・全消去
を行う。また、サイドメニュー82の拡大機能を用いて
もよい。サイドメニュー82のペン機能(自由描画)、
消しゴム機能(自由消去)を用いて、イメージの細部を
修正する。そして作成フィールド80の内容を適当なフ
ァイル名を与えたファイルにセーブする。以後、タッチ
パネル用の画面を編集する際、ファイル名を用いて上記
イメージを部品として呼び出すことができる。
【0050】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0051】(1)部品や階層構造が予め用意されてい
るので、設計業務が容易となる。
【0052】(2)タッチパネルの画面内容や画面シー
ケンスが標準化されているので、操作の習得や表示内容
の理解が容易となる。
【0053】(3)部品の形態や機能説明を文書中に引
用できるので、関連文書の作成の手間が省ける。
【0054】(4)実図形からイメージ部品を作成でき
るので、多様な客先要求に応えた画面が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ入力装置とシーケンサにタッチ
パネルを付加したシステムとのデータの流れを示す構成
図である。
【図2】本発明のデータ入力装置の画面表示装置に表示
される編集画面の図である。
【図3】本発明のタッチパネルの表示面に表示される画
面の図である。
【図4】本発明のタッチパネルの表示面に表示される画
面の図である。
【図5】本発明の階層構造の構造図である。
【図6】本発明のデータ入力装置の画面表示装置に表示
されるメニュー作成画面の図である。
【図7】本発明のタッチパネルの表示面に階層メニュー
の展開操作時に表示される画面の図である。
【図8】本発明のデータ入力装置の画面表示装置に表示
されるイメージ部品作成画面の図である。
【符号の説明】
1 データ入力装置 2 シーケンサ 3 タッチパネル 6 通信ケーブル 7 ROM

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーケンサに接続されたタッチパネルに
    アイコンを表示し、アイコンを触れることによりシーケ
    ンサの運転操作及びデータ設定/表示を行うようにした
    システムを支援する装置であって、図形・アイコン・文
    章などを編集する画面編集手段と、予め形態及び機能が
    付与された既成の部品を画面編集に提供するライブラリ
    と、上記タッチパネルに予め組み込まれている複数の空
    欄の項目からなる階層メニュー機構の任意の項目に上記
    編集された画面を対応付けて登録する登録手段と、この
    登録内容及び上記編集内容をデータとしてタッチパネル
    に供給する供給手段と、上記編集した画面及び各部品の
    形態を文書中にイメージとして引用すると共に予め各部
    品の機能が記述された既成の文章を引用して文書を作成
    する文書作成手段とを備えたことを特徴とするタッチパ
    ネルのデータ入力装置。
  2. 【請求項2】 手書き等による実図形からイメージ情報
    を読み取るイメージ入力手段と、このイメージ情報を加
    工して上記画面編集に部品として提供するイメージ部品
    作成手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    ッチパネルのデータ入力装置。
  3. 【請求項3】 シーケンサやタッチパネル自身が検出す
    るアラーム項目の突発的表示、その詳細表示や復帰方法
    の表示、更にこれらを累積しての異常履歴表示各画面の
    補助説明としてのヘルプ表示、これらの表示を定形化
    し、単にデータのみの登録だけでこれら各画面の動きや
    表示内容が出来上る機構を備えたことを特徴とする請求
    項1又は2記載のタッチパネルのデータ入力装置。
JP32843794A 1994-12-28 1994-12-28 タッチパネルのデータ入力装置 Expired - Fee Related JP2924682B2 (ja)

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