JP2922584B2 - プレハブ住宅における出窓サッシの組付け方法 - Google Patents
プレハブ住宅における出窓サッシの組付け方法Info
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- JP2922584B2 JP2922584B2 JP14071690A JP14071690A JP2922584B2 JP 2922584 B2 JP2922584 B2 JP 2922584B2 JP 14071690 A JP14071690 A JP 14071690A JP 14071690 A JP14071690 A JP 14071690A JP 2922584 B2 JP2922584 B2 JP 2922584B2
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- Japan
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- window sash
- bay window
- wall panel
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、木質系工場枠組工法のプレハブ住宅におい
て、壁パネルに出窓サッシを組み付ける組付け方法に関
する。
て、壁パネルに出窓サッシを組み付ける組付け方法に関
する。
壁パネルに出窓サッシを取り付けるには、従来、第7
図に示すように、床パネル1と壁パネル2、及び屋根パ
ネル3で住宅の本体を組み立てた後、その住宅本体の外
側に足場4を構築し、予め組み立てられた出窓サッシA
を上記足場4を利用して作業員の手作業で運び上げ壁パ
ネル2に組み付けている。
図に示すように、床パネル1と壁パネル2、及び屋根パ
ネル3で住宅の本体を組み立てた後、その住宅本体の外
側に足場4を構築し、予め組み立てられた出窓サッシA
を上記足場4を利用して作業員の手作業で運び上げ壁パ
ネル2に組み付けている。
ところが、上記従来の出窓サッシの組付け方法では、
出窓サッシの組付けのためにわざわざ足場4を構築し、
また出窓サッシの組付け終了後、その足場4を分解しな
ければならないとともに、出窓サッシの運上げに多大な
労力が必要で、手間と時間がかかる不満がある。
出窓サッシの組付けのためにわざわざ足場4を構築し、
また出窓サッシの組付け終了後、その足場4を分解しな
ければならないとともに、出窓サッシの運上げに多大な
労力が必要で、手間と時間がかかる不満がある。
本発明は、足場の構築を必要とせずに、出窓サッシを
容易かつ迅速に壁パネルに組み付けることができるプレ
ハブ住宅における出窓サッシの組付け方法を提供するこ
とを目的とする。
容易かつ迅速に壁パネルに組み付けることができるプレ
ハブ住宅における出窓サッシの組付け方法を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 上記の目的を達成するために、本発明は、出窓サッシ
の組付けを予定された壁パネルを該壁パネルの組立て個
所に固定し、その壁パネルの上方に屋根パネルを葺設す
る前に、予め組み立てられた出窓サッシを吊込みラック
に収めてクレーン等で組付け個所に吊り上げ上記壁パネ
ルに組み付ける構成とした。
の組付けを予定された壁パネルを該壁パネルの組立て個
所に固定し、その壁パネルの上方に屋根パネルを葺設す
る前に、予め組み立てられた出窓サッシを吊込みラック
に収めてクレーン等で組付け個所に吊り上げ上記壁パネ
ルに組み付ける構成とした。
予め組み立てられた出窓サッシを吊込みラックに収め
てクレーン等で組付け個所に吊り上げるので、わざわざ
足場を構築する必要がなく、少ない手間と時間で出窓サ
ッシを壁パネルに能率的に組み付けることができる。ま
た、クレーン等による出窓サッシの吊上げは、壁パネル
の上方に屋根パネルを葺設する前に行うので、葺設屋根
パネルの軒先によって出窓サッシの吊上げが邪魔される
ことがなく、出窓サッシを組付け個所に直接、かつ的確
に吊り上げることができる。
てクレーン等で組付け個所に吊り上げるので、わざわざ
足場を構築する必要がなく、少ない手間と時間で出窓サ
ッシを壁パネルに能率的に組み付けることができる。ま
た、クレーン等による出窓サッシの吊上げは、壁パネル
の上方に屋根パネルを葺設する前に行うので、葺設屋根
パネルの軒先によって出窓サッシの吊上げが邪魔される
ことがなく、出窓サッシを組付け個所に直接、かつ的確
に吊り上げることができる。
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示すもの
で、図中符号10は本発明の実施に用いられる吊込みラッ
クである。この吊込みラック10は、ラック本体11の上部
に吊り具12を取り付け、またラツク本体11の前面に係止
具13を取り付けるとともに、ラツク本体11の底板11aと
背板11b、及び側板11cに、ゴムやスポンジ等のクッショ
ン材14を内張りして成る。ラック本体11は正面四角形に
形成され、前面の開口部から出窓サッシAを内部に収容
することができる。吊り具12は吊込みラック10をクレー
ン15で吊るためのものであって、ラック本体11の上面の
四隅に合計4個それぞれ取り付けられている。
で、図中符号10は本発明の実施に用いられる吊込みラッ
クである。この吊込みラック10は、ラック本体11の上部
に吊り具12を取り付け、またラツク本体11の前面に係止
具13を取り付けるとともに、ラツク本体11の底板11aと
背板11b、及び側板11cに、ゴムやスポンジ等のクッショ
ン材14を内張りして成る。ラック本体11は正面四角形に
形成され、前面の開口部から出窓サッシAを内部に収容
することができる。吊り具12は吊込みラック10をクレー
ン15で吊るためのものであって、ラック本体11の上面の
四隅に合計4個それぞれ取り付けられている。
係止具13はラック本体11の側板11cの前面に3個宛、
ボルト16で上下に回動自在に取り付けられている。これ
らの係止具13は、第4図中2点鎖線で示すように、内側
にほぼ水平に倒されて出窓サッシAをラック本体11内に
係止する。出窓サッシAが接触する係止具13の内面にも
ゴムやスポンジ等のクッション材17が取り付けられてい
る。クッション材14,17は出窓サッシAがラック本体10
等に直接接触して擦り傷を生じるのを防止する。ラック
本体11の側板11cの各係止具13の部分にはストッパ18が
設けられ、係止具13を倒伏状態で安定させる。
ボルト16で上下に回動自在に取り付けられている。これ
らの係止具13は、第4図中2点鎖線で示すように、内側
にほぼ水平に倒されて出窓サッシAをラック本体11内に
係止する。出窓サッシAが接触する係止具13の内面にも
ゴムやスポンジ等のクッション材17が取り付けられてい
る。クッション材14,17は出窓サッシAがラック本体10
等に直接接触して擦り傷を生じるのを防止する。ラック
本体11の側板11cの各係止具13の部分にはストッパ18が
設けられ、係止具13を倒伏状態で安定させる。
床パネル1と壁パネル2は従来同様に組み立てる。本
発明においては、壁パネル2の上に屋根パネル3を葺設
する前に出窓サッシAを壁パネル2に組み付ける。
発明においては、壁パネル2の上に屋根パネル3を葺設
する前に出窓サッシAを壁パネル2に組み付ける。
すなわち、壁パネル2を所定位置に組み立て終った
ら、工場等において予め組み立てられた出窓サッシAを
吊込みラック10のラック本体11内に収める。なお、出窓
サッシAをラック本体11内に収容する場合、ラック本体
11を横に倒してその中に出窓サッシAを横に入れ、クレ
ーン15で吊り上げる際に吊込みラック10を起立させるよ
うにすると出窓サッシAをラック本体11内に容易に収め
ることができる。
ら、工場等において予め組み立てられた出窓サッシAを
吊込みラック10のラック本体11内に収める。なお、出窓
サッシAをラック本体11内に収容する場合、ラック本体
11を横に倒してその中に出窓サッシAを横に入れ、クレ
ーン15で吊り上げる際に吊込みラック10を起立させるよ
うにすると出窓サッシAをラック本体11内に容易に収め
ることができる。
ラック本体11内に出窓サッシAを入れたら係止具13を
横に倒して出窓サッシAを係止し、その吊込みラック10
を吊り具12を利用してクレーン15で吊り上げる。このよ
うにして出窓サッシAを組付け位置に吊り上げたら、係
止具13を起立させて出窓サッシAを吊込みラック10から
引き出し、壁パネル2に組み付ける。
横に倒して出窓サッシAを係止し、その吊込みラック10
を吊り具12を利用してクレーン15で吊り上げる。このよ
うにして出窓サッシAを組付け位置に吊り上げたら、係
止具13を起立させて出窓サッシAを吊込みラック10から
引き出し、壁パネル2に組み付ける。
出窓サッシAをラック本体11内に収めた吊込みラック
10をクレーン15で吊り上げる場合、壁パネル2の上に屋
根パネル3が載せられておらず、屋根パネル3の軒先が
邪魔になることがないので、出窓サッシAを組付け位置
にクレーン15で直接、正確に吊り込むことができる。
10をクレーン15で吊り上げる場合、壁パネル2の上に屋
根パネル3が載せられておらず、屋根パネル3の軒先が
邪魔になることがないので、出窓サッシAを組付け位置
にクレーン15で直接、正確に吊り込むことができる。
出窓サッシAの組付け終了後、壁パネル2の上に屋根
パネル3を葺設する。
パネル3を葺設する。
なお、本発明において吊込みラック10の具体的な構造
は図のものに限らず任意である。出窓サッシAの構造も
任意であることは言うまでもない。
は図のものに限らず任意である。出窓サッシAの構造も
任意であることは言うまでもない。
以上説明したように、本発明に係るプレハブ住宅にお
ける出窓サッシの組付け方法は、出窓サッシの組付けを
予定された壁パネルを該壁パネルの組立て個所に固定
し、その壁パネルの上方に屋根パネルを葺設する前に、
予め組み立てられた出窓サッシを吊込みラックに収めて
クレーン等で組付け個所に吊り上げ上記壁パネルに組み
付ける構成とされているので、わざわざ足場を組む必要
がなく、クレーン等で出窓サッシを組付け位置に直接吊
り込み、最低の手間で容易かつ迅速に能率よく壁パネル
に組み付けることができる。
ける出窓サッシの組付け方法は、出窓サッシの組付けを
予定された壁パネルを該壁パネルの組立て個所に固定
し、その壁パネルの上方に屋根パネルを葺設する前に、
予め組み立てられた出窓サッシを吊込みラックに収めて
クレーン等で組付け個所に吊り上げ上記壁パネルに組み
付ける構成とされているので、わざわざ足場を組む必要
がなく、クレーン等で出窓サッシを組付け位置に直接吊
り込み、最低の手間で容易かつ迅速に能率よく壁パネル
に組み付けることができる。
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図はクレーンによる出窓サッシの吊り上げ状態を示
す略図、第2図は本発明の実施に用いられる吊込みラッ
クの一例を示す正面図、第3図は同、断面図、第4図は
ラック本体に対する係止具の取付け状態を示す正面図、
第5図は同、断面図、第6図は壁パネルに対する出窓サ
ッシの主要部の組付け状態を示す断面略図である。第7
図は出窓サッシの従来の組付け方法の説明図である。 1…床パネル、2…壁パネル 3…屋根パネル、10…吊込みラック 11…ラック本体、11a…底板 11b…背板、11c…側板 12…吊り具、13…係止具 14…クッション材、15…クレーン 16…ボルト、17…クッション材 18…ストッパ
第1図はクレーンによる出窓サッシの吊り上げ状態を示
す略図、第2図は本発明の実施に用いられる吊込みラッ
クの一例を示す正面図、第3図は同、断面図、第4図は
ラック本体に対する係止具の取付け状態を示す正面図、
第5図は同、断面図、第6図は壁パネルに対する出窓サ
ッシの主要部の組付け状態を示す断面略図である。第7
図は出窓サッシの従来の組付け方法の説明図である。 1…床パネル、2…壁パネル 3…屋根パネル、10…吊込みラック 11…ラック本体、11a…底板 11b…背板、11c…側板 12…吊り具、13…係止具 14…クッション材、15…クレーン 16…ボルト、17…クッション材 18…ストッパ
Claims (1)
- 【請求項1】出窓サッシの組付けを予定された壁パネル
を該壁パネルの組立て個所に固定し、その壁パネルの上
方に屋根パネルを葺設する前に、予め組み立てられた出
窓サッシを吊込みラックに収めてクレーン等で組付け個
所に吊り上げ上記壁パネルに組み付けることを特徴とす
るプレハブ住宅における出窓サッシの組付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14071690A JP2922584B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | プレハブ住宅における出窓サッシの組付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14071690A JP2922584B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | プレハブ住宅における出窓サッシの組付け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0434192A JPH0434192A (ja) | 1992-02-05 |
JP2922584B2 true JP2922584B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=15275051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14071690A Expired - Fee Related JP2922584B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | プレハブ住宅における出窓サッシの組付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2922584B2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-30 JP JP14071690A patent/JP2922584B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0434192A (ja) | 1992-02-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |