JP2922129B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JP2922129B2 JP2922129B2 JP420495A JP420495A JP2922129B2 JP 2922129 B2 JP2922129 B2 JP 2922129B2 JP 420495 A JP420495 A JP 420495A JP 420495 A JP420495 A JP 420495A JP 2922129 B2 JP2922129 B2 JP 2922129B2
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- air
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
- F25D2400/04—Refrigerators with a horizontal mullion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
- F25D2400/28—Quick cooling
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも冷凍室及び
冷蔵室を備えた強制通風方式の冷蔵庫に関する。
冷蔵室を備えた強制通風方式の冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の強制通風方式の冷蔵庫(例えば特
開平4−103984号公報参照)について、図4およ
び図5を参照して説明する。
開平4−103984号公報参照)について、図4およ
び図5を参照して説明する。
【0003】図において、101は冷蔵庫本体で、区画
壁102、103によって、中央部に引き出し式の冷凍
室104、上部に冷蔵室105、下部に引き出し式の野
菜室106を区画形成している。107は冷凍サイクル
を構成する圧縮機、108は冷却器、109は凝縮器、
110は前記冷却器108で冷却された冷気を前記冷凍
室104、冷蔵室105、野菜室106のそれぞれに通
風させる送風機、111は前記送風機110から吐出さ
れた冷気を前記冷凍室104及び冷蔵室105に適量配
分させる仕切り板で、吐出された冷気流を、送風機11
0の前面でこの仕切り板111に衝突させて圧力チャン
バーを構成し、適当に設けた風向板によって冷凍室冷気
吐出口112及び冷蔵室冷気取入口113に冷気を分散
させている。114は冷凍室104内より前記冷却器1
08に冷気を戻すための冷凍室冷気戻り風路、115は
前記冷蔵室105の奥面に形成され、冷蔵室105内に
冷気を送り込む冷蔵室冷気吐出風路、116は前記冷蔵
室冷気取入口113と冷蔵室冷気吐出風路115を連結
する冷蔵室冷気連通風路、117は前記冷蔵室冷気連通
風路116の風路中に設けて、冷蔵室105への冷気流
入量を調節するダンパー装置、118は冷蔵室105の
底面より前記野菜室106を介して、前記冷却器108
に冷気を戻す冷蔵室冷気戻り風路、119は前記冷凍室
104内の一部に設けて前記圧縮機107、送風機11
0の運転を制御する信号を送る冷凍室温度検知器、12
0は前記ダンパー装置117のダンパー開閉を制御する
信号を送る冷蔵室温度検知器である。
壁102、103によって、中央部に引き出し式の冷凍
室104、上部に冷蔵室105、下部に引き出し式の野
菜室106を区画形成している。107は冷凍サイクル
を構成する圧縮機、108は冷却器、109は凝縮器、
110は前記冷却器108で冷却された冷気を前記冷凍
室104、冷蔵室105、野菜室106のそれぞれに通
風させる送風機、111は前記送風機110から吐出さ
れた冷気を前記冷凍室104及び冷蔵室105に適量配
分させる仕切り板で、吐出された冷気流を、送風機11
0の前面でこの仕切り板111に衝突させて圧力チャン
バーを構成し、適当に設けた風向板によって冷凍室冷気
吐出口112及び冷蔵室冷気取入口113に冷気を分散
させている。114は冷凍室104内より前記冷却器1
08に冷気を戻すための冷凍室冷気戻り風路、115は
前記冷蔵室105の奥面に形成され、冷蔵室105内に
冷気を送り込む冷蔵室冷気吐出風路、116は前記冷蔵
室冷気取入口113と冷蔵室冷気吐出風路115を連結
する冷蔵室冷気連通風路、117は前記冷蔵室冷気連通
風路116の風路中に設けて、冷蔵室105への冷気流
入量を調節するダンパー装置、118は冷蔵室105の
底面より前記野菜室106を介して、前記冷却器108
に冷気を戻す冷蔵室冷気戻り風路、119は前記冷凍室
104内の一部に設けて前記圧縮機107、送風機11
0の運転を制御する信号を送る冷凍室温度検知器、12
0は前記ダンパー装置117のダンパー開閉を制御する
信号を送る冷蔵室温度検知器である。
【0004】このように構成することにより、冷凍室温
度検知器119からの信号に基づいて別に設けた制御装
置が動作し、冷凍室104内の温度が設定値より高いと
判断した場合は圧縮機107が運転される。この圧縮機
107の運転により冷却器108で冷却された冷気は、
圧縮機107と同期して運転される送風機110によっ
て仕切り板111と衝突して分散される。分散された冷
気の一方は、冷凍室冷気吐出口112より冷凍室104
に送り込まれて冷凍室104内を冷却循環し、冷凍室冷
気戻り風路114より冷却器108に戻されて冷凍室1
04内を適温に冷却維持する。
度検知器119からの信号に基づいて別に設けた制御装
置が動作し、冷凍室104内の温度が設定値より高いと
判断した場合は圧縮機107が運転される。この圧縮機
107の運転により冷却器108で冷却された冷気は、
圧縮機107と同期して運転される送風機110によっ
て仕切り板111と衝突して分散される。分散された冷
気の一方は、冷凍室冷気吐出口112より冷凍室104
に送り込まれて冷凍室104内を冷却循環し、冷凍室冷
気戻り風路114より冷却器108に戻されて冷凍室1
04内を適温に冷却維持する。
【0005】また、他方の冷気は、冷蔵室冷気取入口1
13より冷蔵室冷気連通風路116に送り込まれるが、
この時、冷蔵室温度検知器120からの信号に基づいて
制御装置が動作し、冷蔵室105内の温度が設定値より
高いと判断した場合には、ダンパー装置117のダンパ
ーが開放されて冷蔵室冷気吐出風路115より冷蔵室1
05内に冷気が送り込まれる。送り込まれた冷気は冷蔵
室105内を冷却循環し、冷蔵室冷気戻り風路118よ
り冷却器108に戻されて冷蔵室105内を適温に冷却
維持するものである。
13より冷蔵室冷気連通風路116に送り込まれるが、
この時、冷蔵室温度検知器120からの信号に基づいて
制御装置が動作し、冷蔵室105内の温度が設定値より
高いと判断した場合には、ダンパー装置117のダンパ
ーが開放されて冷蔵室冷気吐出風路115より冷蔵室1
05内に冷気が送り込まれる。送り込まれた冷気は冷蔵
室105内を冷却循環し、冷蔵室冷気戻り風路118よ
り冷却器108に戻されて冷蔵室105内を適温に冷却
維持するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の冷蔵庫にあっては、ひとつの送風機110により冷
凍室104、冷蔵室105、野菜室106などの各室に
冷気を強制通風する構成であるため、各室に送風する冷
気について、必要十分な送風量を確保することが難し
く、所望の冷却能力を満足させることが容易でなく、こ
の傾向は、近年の家庭用冷蔵庫の大型化、多室化指向で
更に顕著な問題点となってきた。
来の冷蔵庫にあっては、ひとつの送風機110により冷
凍室104、冷蔵室105、野菜室106などの各室に
冷気を強制通風する構成であるため、各室に送風する冷
気について、必要十分な送風量を確保することが難し
く、所望の冷却能力を満足させることが容易でなく、こ
の傾向は、近年の家庭用冷蔵庫の大型化、多室化指向で
更に顕著な問題点となってきた。
【0007】また、各室に冷気を配分させるために、送
風機110からの吐出冷気流を前面の仕切り板111に
衝突させて圧力チャンバーを構成しているが、この方法
では送風機110の吐出抵抗を増大させる結果となっ
て、送風量そのものの低下による冷却効率の低下や送風
機110の所要動力の増大をもたらすという問題点を有
していた。加えて、冷蔵室冷気連通風路116中に設け
られたダンパー装置117の通過抵抗によって、冷蔵室
105への風路抵抗が増大し、さらに冷却効率が低下
し、その結果冷蔵庫の冷却能力を低下させたり、消費電
力を増大させたりするという問題点があった。
風機110からの吐出冷気流を前面の仕切り板111に
衝突させて圧力チャンバーを構成しているが、この方法
では送風機110の吐出抵抗を増大させる結果となっ
て、送風量そのものの低下による冷却効率の低下や送風
機110の所要動力の増大をもたらすという問題点を有
していた。加えて、冷蔵室冷気連通風路116中に設け
られたダンパー装置117の通過抵抗によって、冷蔵室
105への風路抵抗が増大し、さらに冷却効率が低下
し、その結果冷蔵庫の冷却能力を低下させたり、消費電
力を増大させたりするという問題点があった。
【0008】さらには、冷蔵室温度検知器120が冷蔵
室105への冷却を要求する状況でも、送風機110の
運転は冷凍室温度検知器119からの要求信号に依存し
ているため、冷蔵室105への送風のタイミングがず
れ、冷蔵室105の冷却に支障を生じるという問題点も
併せ持っていた。
室105への冷却を要求する状況でも、送風機110の
運転は冷凍室温度検知器119からの要求信号に依存し
ているため、冷蔵室105への送風のタイミングがず
れ、冷蔵室105の冷却に支障を生じるという問題点も
併せ持っていた。
【0009】本発明は上記課題に鑑み、送風機による送
風効率を高め、消費電力を増大させることなく冷凍室、
冷蔵室に対して必要十分な冷却能力を発揮できる強制通
風方式の冷蔵庫を提供することを目的としている。
風効率を高め、消費電力を増大させることなく冷凍室、
冷蔵室に対して必要十分な冷却能力を発揮できる強制通
風方式の冷蔵庫を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の冷蔵庫においては、冷凍サイクルを構成す
る冷却器より、冷凍室および冷蔵室にそれぞれ独立して
連通する冷気吐出風路及び冷気戻り風路と、前記冷却器
よりの冷気を、前記冷気吐出風路及び冷気戻り風路を通
じて、前記冷凍室および冷蔵室に独立して強制循環させ
る2つの送風機と、前記冷凍室および冷蔵室に夫々設け
た温度検知器と、これら温度検知器からの信号に基づい
て、前記送風機を独立して運転制御する制御装置と、2
つの送風機の回転数可変手段とを備えるものである。
に、本発明の冷蔵庫においては、冷凍サイクルを構成す
る冷却器より、冷凍室および冷蔵室にそれぞれ独立して
連通する冷気吐出風路及び冷気戻り風路と、前記冷却器
よりの冷気を、前記冷気吐出風路及び冷気戻り風路を通
じて、前記冷凍室および冷蔵室に独立して強制循環させ
る2つの送風機と、前記冷凍室および冷蔵室に夫々設け
た温度検知器と、これら温度検知器からの信号に基づい
て、前記送風機を独立して運転制御する制御装置と、2
つの送風機の回転数可変手段とを備えるものである。
【0011】また、2つの送風機は冷却器からの流れに
沿って並列に配置することが好ましい。また、2つの送
風機の回転数可変手段を備えて、冷凍室用の送風機が単
独で運転する時には通常より回転数を低く設定する制御
装置を備えることもできる。
沿って並列に配置することが好ましい。また、2つの送
風機の回転数可変手段を備えて、冷凍室用の送風機が単
独で運転する時には通常より回転数を低く設定する制御
装置を備えることもできる。
【0012】さらに、冷凍室、冷蔵室に対してそれぞれ
急冷却スイッチを設け、急冷却スイッチの投入時には2
つの送風機の回転数を夫々独立して通常より高く設定す
る制御装置を備えるものである。
急冷却スイッチを設け、急冷却スイッチの投入時には2
つの送風機の回転数を夫々独立して通常より高く設定す
る制御装置を備えるものである。
【0013】
【作用】以上のように構成された本発明の冷蔵庫は、冷
凍室、冷蔵室に対してそれぞれ設けた送風機が、それぞ
れ独立した冷気吐出風路及び冷気戻り風路を介して、そ
れぞれの室内の温度検知器からの信号に基づいて必要な
時に個別に運転されて冷却作用を行うので、冷凍室と冷
蔵室の冷気分流のための衝突抵抗は伴わず、またダンパ
ー装置の通過抵抗もなく、吐出冷気量があまり減衰しな
いで各室に送り込まれ、また、冷却器からの流れに沿っ
て並列に配置した2つの送風機からの吐出冷気は、互い
の冷気吐出風路内に流入せず独立して送風される。
凍室、冷蔵室に対してそれぞれ設けた送風機が、それぞ
れ独立した冷気吐出風路及び冷気戻り風路を介して、そ
れぞれの室内の温度検知器からの信号に基づいて必要な
時に個別に運転されて冷却作用を行うので、冷凍室と冷
蔵室の冷気分流のための衝突抵抗は伴わず、またダンパ
ー装置の通過抵抗もなく、吐出冷気量があまり減衰しな
いで各室に送り込まれ、また、冷却器からの流れに沿っ
て並列に配置した2つの送風機からの吐出冷気は、互い
の冷気吐出風路内に流入せず独立して送風される。
【0014】また、冷凍室用の送風機が単独運転する時
には回転数が減じられ、冷蔵室吐出風路からの誘引逆流
が抑えられると同時に、冷凍室のみの冷却負荷に対して
過剰な動力を要せず必要十分な冷却作用が行われる。
には回転数が減じられ、冷蔵室吐出風路からの誘引逆流
が抑えられると同時に、冷凍室のみの冷却負荷に対して
過剰な動力を要せず必要十分な冷却作用が行われる。
【0015】さらには、冷凍室、冷蔵室に対してそれぞ
れ設けた急冷却スイッチを作用させれば、それぞれの送
風機の回転数が独立して高められ、冷凍室、冷蔵室に通
常時以上の送風量が供給される。
れ設けた急冷却スイッチを作用させれば、それぞれの送
風機の回転数が独立して高められ、冷凍室、冷蔵室に通
常時以上の送風量が供給される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例の冷蔵庫について図
1から図3を参照して説明する。
1から図3を参照して説明する。
【0017】図において、1は冷蔵庫本体、2、3は区
画壁、4は冷凍室、5は冷蔵室、6は野菜室、7は圧縮
機、8は冷却器、9は圧縮機7、冷却器8と連動して冷
凍サイクルを形成する凝縮器、10は冷凍室温度検知
器、11は冷蔵室温度検知器、12は冷凍室用送風機、
13は冷蔵室用送風機で、これら送風機12、13は冷
却器8からの流れ方向に沿って並列に配置されている。
14は冷凍室4と冷却器8の間を仕切る仕切り板で、同
時に前記冷凍室用送風機12の前面に開口した冷凍室冷
気吐出風路15と冷却器8の下部に通じる冷凍室冷気戻
り風路16を構成している。17は前記冷凍室冷気吐出
風路15とは独立して形成した冷蔵室冷気吐出風路で、
前記冷蔵室用送風機13からの吐出冷気が作用するよう
構成されている。18は冷蔵室5からの戻り冷気を野菜
室6を介して冷却器8に回収するための冷蔵室冷気戻り
風路、19はマイクロコンピューターなどの制御装置
で、入力側に、冷凍室温度検知器10、冷蔵室温度検知
器11及び冷蔵庫本体1の前面に設けた冷凍室急冷却ス
イッチ20、ならびに冷蔵室急冷却スイッチ21が接続
され、出力側に、圧縮機7、冷凍室用送風機12、冷蔵
室用送風機13を駆動するための駆動手段及び前記冷凍
室用送風機12、冷蔵室用送風機13の回転数をそれぞ
れ独立して高低切り換え可能とさせる回転数可変手段2
2、23が接続されている。24、25は前記冷凍室急
冷却スイッチ20、冷蔵室急冷却スイッチ21に関連し
て急冷却時間を設定するタイマーである。
画壁、4は冷凍室、5は冷蔵室、6は野菜室、7は圧縮
機、8は冷却器、9は圧縮機7、冷却器8と連動して冷
凍サイクルを形成する凝縮器、10は冷凍室温度検知
器、11は冷蔵室温度検知器、12は冷凍室用送風機、
13は冷蔵室用送風機で、これら送風機12、13は冷
却器8からの流れ方向に沿って並列に配置されている。
14は冷凍室4と冷却器8の間を仕切る仕切り板で、同
時に前記冷凍室用送風機12の前面に開口した冷凍室冷
気吐出風路15と冷却器8の下部に通じる冷凍室冷気戻
り風路16を構成している。17は前記冷凍室冷気吐出
風路15とは独立して形成した冷蔵室冷気吐出風路で、
前記冷蔵室用送風機13からの吐出冷気が作用するよう
構成されている。18は冷蔵室5からの戻り冷気を野菜
室6を介して冷却器8に回収するための冷蔵室冷気戻り
風路、19はマイクロコンピューターなどの制御装置
で、入力側に、冷凍室温度検知器10、冷蔵室温度検知
器11及び冷蔵庫本体1の前面に設けた冷凍室急冷却ス
イッチ20、ならびに冷蔵室急冷却スイッチ21が接続
され、出力側に、圧縮機7、冷凍室用送風機12、冷蔵
室用送風機13を駆動するための駆動手段及び前記冷凍
室用送風機12、冷蔵室用送風機13の回転数をそれぞ
れ独立して高低切り換え可能とさせる回転数可変手段2
2、23が接続されている。24、25は前記冷凍室急
冷却スイッチ20、冷蔵室急冷却スイッチ21に関連し
て急冷却時間を設定するタイマーである。
【0018】なお、前記回転数可変手段22、23は、
前記冷凍室用送風機12の単独運転時には回転数を低く
するよう構成され、前記冷凍室急冷却スイッチ20、冷
蔵室急冷却スイッチ21の投入時にはそれぞれ独立して
回転数を高くするよう構成されている。
前記冷凍室用送風機12の単独運転時には回転数を低く
するよう構成され、前記冷凍室急冷却スイッチ20、冷
蔵室急冷却スイッチ21の投入時にはそれぞれ独立して
回転数を高くするよう構成されている。
【0019】このような構成により、冷凍室4の温度が
高い時、冷凍室温度検知器10からの信号により圧縮機
7及び冷凍室用送風機12が運転され、冷却器8で冷却
された冷気が前面に開口された冷凍室冷気吐出風路15
を介して抵抗なく冷凍室4内に送り込まれる。そして、
冷凍室4を所定温度に冷却しつつ冷凍室冷気戻り風路1
6を介して冷却器8に回収される。この時、冷凍室用送
風機12からの吐出冷気は仕切り板14に衝突分散する
ことがないので送風抵抗が減じられ、冷凍室4への冷却
能力が高まると同時に冷凍室用送風機12の所要動力が
減じられて冷蔵庫の消費電力の低減に寄与する。
高い時、冷凍室温度検知器10からの信号により圧縮機
7及び冷凍室用送風機12が運転され、冷却器8で冷却
された冷気が前面に開口された冷凍室冷気吐出風路15
を介して抵抗なく冷凍室4内に送り込まれる。そして、
冷凍室4を所定温度に冷却しつつ冷凍室冷気戻り風路1
6を介して冷却器8に回収される。この時、冷凍室用送
風機12からの吐出冷気は仕切り板14に衝突分散する
ことがないので送風抵抗が減じられ、冷凍室4への冷却
能力が高まると同時に冷凍室用送風機12の所要動力が
減じられて冷蔵庫の消費電力の低減に寄与する。
【0020】一方、冷蔵室5の温度が高い時、冷蔵室温
度検知器11からの信号により冷蔵室用送風機13が運
転されて、冷却器8で冷却された冷気が冷蔵室冷気吐出
風路17に直接送り込まれ、そのまま冷蔵室5内に吐出
される。そして、冷蔵室5を所定温度に冷却しつつ冷蔵
室冷気戻り風路18を介して冷却器8に回収される。こ
の時、冷蔵室冷気吐出風路17の風路中にはダンパー装
置が設けられていないので、送風抵抗が減じられ、冷蔵
室5への冷却能力が高まると同時に冷蔵室用送風機13
の所要動力が減じられて冷蔵庫の消費電力の低減に寄与
する。また、冷凍室4の温度状況に依存せず独立して冷
却作用が発揮できるので、冷却所望時にタイミングを逸
して冷蔵室5の冷却に支障を生じることもなくなる。
度検知器11からの信号により冷蔵室用送風機13が運
転されて、冷却器8で冷却された冷気が冷蔵室冷気吐出
風路17に直接送り込まれ、そのまま冷蔵室5内に吐出
される。そして、冷蔵室5を所定温度に冷却しつつ冷蔵
室冷気戻り風路18を介して冷却器8に回収される。こ
の時、冷蔵室冷気吐出風路17の風路中にはダンパー装
置が設けられていないので、送風抵抗が減じられ、冷蔵
室5への冷却能力が高まると同時に冷蔵室用送風機13
の所要動力が減じられて冷蔵庫の消費電力の低減に寄与
する。また、冷凍室4の温度状況に依存せず独立して冷
却作用が発揮できるので、冷却所望時にタイミングを逸
して冷蔵室5の冷却に支障を生じることもなくなる。
【0021】また、冷却器8からの流れに沿って並列に
配置した2つの送風機からの吐出冷気は、お互いの冷気
吐出風路内に作用することなく独立して送風されるた
め、一方の送風機の停止中に他方の冷気吐出風路を介し
て、冷凍室4或いは冷蔵室5に不必要な冷気が送り込ま
れて室内温度が不安定になるということがなくなる。
配置した2つの送風機からの吐出冷気は、お互いの冷気
吐出風路内に作用することなく独立して送風されるた
め、一方の送風機の停止中に他方の冷気吐出風路を介し
て、冷凍室4或いは冷蔵室5に不必要な冷気が送り込ま
れて室内温度が不安定になるということがなくなる。
【0022】また、冷凍室用送風機12が単独運転する
時には、制御装置19の作用により、回転数可変手段2
2、23が動作して回転数が減じられ、冷蔵室冷気吐出
風路17からの誘引逆流が抑えられるため、冷凍室4内
に冷蔵室5の温度の高い冷気を吸入することがなく、冷
却能力は損ねられない。併せて、冷凍室4のみの冷却負
荷に対して過剰な動力を要せず必要十分な冷却作用が行
われるため、これもまた冷蔵庫の消費電力の低減に寄与
することになる。
時には、制御装置19の作用により、回転数可変手段2
2、23が動作して回転数が減じられ、冷蔵室冷気吐出
風路17からの誘引逆流が抑えられるため、冷凍室4内
に冷蔵室5の温度の高い冷気を吸入することがなく、冷
却能力は損ねられない。併せて、冷凍室4のみの冷却負
荷に対して過剰な動力を要せず必要十分な冷却作用が行
われるため、これもまた冷蔵庫の消費電力の低減に寄与
することになる。
【0023】さらには、冷凍室4、冷蔵室5に対してそ
れぞれ設けた急冷却スイッチ20、21を作用させれ
ば、タイマー24、25に設定された時間の間、回転数
可変手段22、23によってそれぞれの送風機の回転数
が独立して高められ、送風量が増大して冷凍室4、冷蔵
室5に収納した食品がそれぞれに素早く冷却される効果
が得られる。
れぞれ設けた急冷却スイッチ20、21を作用させれ
ば、タイマー24、25に設定された時間の間、回転数
可変手段22、23によってそれぞれの送風機の回転数
が独立して高められ、送風量が増大して冷凍室4、冷蔵
室5に収納した食品がそれぞれに素早く冷却される効果
が得られる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように構成されている本発
明の冷蔵庫によると、次のような効果が得られる。
明の冷蔵庫によると、次のような効果が得られる。
【0025】2つの送風機をそれぞれ独立した循環風路
に作用させているため、冷凍室用送風機の吐出冷気を抵
抗配分で冷蔵室側に送る必要がなく、冷凍室への冷却能
力が高められ、送風機の所要動力も減じられて消費電力
の低減につながる。
に作用させているため、冷凍室用送風機の吐出冷気を抵
抗配分で冷蔵室側に送る必要がなく、冷凍室への冷却能
力が高められ、送風機の所要動力も減じられて消費電力
の低減につながる。
【0026】また、ダンパー装置を設けていないので送
風抵抗が少なく、冷蔵室への冷却能力が高められ、送風
機の所要動力も減じられて消費電力の低減につながり、
加えて、冷蔵室の冷却が冷凍室の温度状況に依存せず行
えるため、冷蔵室の冷却に支障を生じることがなくな
る。
風抵抗が少なく、冷蔵室への冷却能力が高められ、送風
機の所要動力も減じられて消費電力の低減につながり、
加えて、冷蔵室の冷却が冷凍室の温度状況に依存せず行
えるため、冷蔵室の冷却に支障を生じることがなくな
る。
【0027】また、冷却器からの流れに沿って並列に2
つの送風機を配置しているため、それぞれの冷気吐出風
路の独立性が高まり、他方の送風機による冷気流入を防
止でき、室内温度が不安定になることがない。
つの送風機を配置しているため、それぞれの冷気吐出風
路の独立性が高まり、他方の送風機による冷気流入を防
止でき、室内温度が不安定になることがない。
【0028】また、冷凍室用送風機の単独運転中には回
転数が減じられるため、冷蔵室からの逆流誘引が抑えら
れ、冷凍室の冷却を妨げなくなり、加えて、冷凍室のみ
の負荷量に見合った冷却で送風機の動力も減じられてさ
らに消費電力が低減される。
転数が減じられるため、冷蔵室からの逆流誘引が抑えら
れ、冷凍室の冷却を妨げなくなり、加えて、冷凍室のみ
の負荷量に見合った冷却で送風機の動力も減じられてさ
らに消費電力が低減される。
【0029】さらに、冷凍室用、冷蔵室用それぞれの急
冷却スイッチを作用させることによって、それぞれの送
風機の回転数が独立して高められ、食品の急冷凍、急冷
却効果を併せ持たせることができる。
冷却スイッチを作用させることによって、それぞれの送
風機の回転数が独立して高められ、食品の急冷凍、急冷
却効果を併せ持たせることができる。
【図1】本発明の一実施例における冷蔵庫の正面説明図
【図2】同冷蔵庫の縦断面図
【図3】同冷蔵庫の制御ブロック図
【図4】従来における冷蔵庫の正面説明図
【図5】同冷蔵庫の縦断面図
4 冷凍室 5 冷蔵室 8 冷却器 10 冷凍室温度検知器 11 冷蔵室温度検知器 12 冷凍室用送風機 13 冷蔵室用送風機 15 冷凍室冷気吐出風路 16 冷凍室冷気戻り風路 17 冷蔵室冷気吐出風路 18 冷蔵室冷気戻り風路 19 制御装置 20 冷凍室急冷却スイッチ 21 冷蔵室急冷却スイッチ 22、23 回転数可変手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−194022(JP,A) 特開 平5−79743(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 11/00 101 F25D 11/02 F25D 17/06 - 17/08
Claims (3)
- 【請求項1】冷凍サイクルを構成する冷却器より、冷凍
室および冷蔵室にそれぞれ独立して連通する冷気吐出風
路及び冷気戻り風路と、前記冷却器よりの冷気を、前記
冷気吐出風路及び冷気戻り風路を通じて、前記冷凍室お
よび冷蔵室に独立して強制循環させる2つの送風機と、
前記冷凍室および冷蔵室に夫々設けた温度検知器と、こ
れら温度検知器からの信号に基づいて、前記送風機を独
立して運転制御する制御装置とを備え、2つの送風機の
回転数可変手段と、冷凍室に通ずる送風機の単独運転時
に回転数を通常より低く設定する制御装置とを設けた冷
蔵庫。 - 【請求項2】冷凍サイクルを構成する冷却器より、冷凍
室および冷蔵室にそれぞれ独立して連通する冷気吐出風
路及び冷気戻り風路と、前記冷却器よりの冷気を、前記
冷気吐出風路及び冷気戻り風路を通じて、前記冷凍室お
よび冷蔵室に独立して強制循環させる2つの送風機と、
前記冷凍室および冷蔵室に夫々設けた温度検知器と、こ
れら温度検知器からの信号に基づいて、前記送風機を独
立して運転制御する制御装置とを備え、2つの送風機
は、冷却器に対して並列に設け、2つの送風機の回転数
可変手段と、冷凍室に通ずる送風機の単独運転時に回転
数を通常より低く設定する制御装置とを設けた冷蔵庫。 - 【請求項3】冷凍室及び冷蔵室に夫々設けた急冷却スイ
ッチの投入時に、2つの送風機の回転数を夫々独立して
通常より高く設定する制御装置を有する請求項1または
2記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP420495A JP2922129B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP420495A JP2922129B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08189744A JPH08189744A (ja) | 1996-07-23 |
JP2922129B2 true JP2922129B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=11578125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP420495A Expired - Lifetime JP2922129B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2922129B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100451353B1 (ko) * | 2001-11-23 | 2004-10-06 | 주식회사 엘지이아이 | 냉장고의 냉기 공급장치 |
JP5622758B2 (ja) * | 2012-02-15 | 2014-11-12 | 日立アプライアンス株式会社 | 冷蔵庫 |
JP5909427B2 (ja) * | 2012-08-23 | 2016-04-26 | 日立アプライアンス株式会社 | 冷蔵庫 |
JP6254385B2 (ja) * | 2013-08-29 | 2017-12-27 | アクア株式会社 | 冷蔵庫 |
CN105318628B (zh) * | 2015-03-09 | 2017-11-03 | Tcl智能科技(合肥)有限公司 | 风冷冰箱 |
-
1995
- 1995-01-13 JP JP420495A patent/JP2922129B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08189744A (ja) | 1996-07-23 |
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