JP2769295B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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- refrigerator compartment
- room
- refrigerating
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/065—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air return
- F25D2317/0653—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air return through the mullion
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は最上部から順に冷蔵室、
中央部に冷凍室、下部に野菜室を設けさらに冷蔵室内部
に低温室を有する冷蔵庫に関する。
中央部に冷凍室、下部に野菜室を設けさらに冷蔵室内部
に低温室を有する冷蔵庫に関する。
【０００２】
【従来の技術】冷蔵庫は通常最上部に冷凍室、下部に冷
蔵室、低温室、野菜室を配置する場合が多いが近年は各
室の使用頻度が冷凍室より冷蔵室の方が高いという事情
から、扉の開閉や食品の出し入れを考慮して、大型冷蔵
庫では上から冷蔵室、冷凍室、野菜室を設けさらに冷蔵
室底部に魚肉などを１週間程度保存できる低温室を配置
する事が考えられている。
蔵室、低温室、野菜室を配置する場合が多いが近年は各
室の使用頻度が冷凍室より冷蔵室の方が高いという事情
から、扉の開閉や食品の出し入れを考慮して、大型冷蔵
庫では上から冷蔵室、冷凍室、野菜室を設けさらに冷蔵
室底部に魚肉などを１週間程度保存できる低温室を配置
する事が考えられている。
【０００３】従来の冷蔵庫としては特開平４−１０３９
８４号公報に示されているものがある。以下図面を参照
しながら従来の冷蔵庫について説明する。図５は従来例
の冷蔵庫の斜視図である。図６は従来例の冷蔵庫の縦断
面図である。
８４号公報に示されているものがある。以下図面を参照
しながら従来の冷蔵庫について説明する。図５は従来例
の冷蔵庫の斜視図である。図６は従来例の冷蔵庫の縦断
面図である。
【０００４】これら図において１は冷蔵庫本体、２は冷
蔵庫本体１上部に設けられた冷蔵室で内部に棚３を配設
している。４は冷蔵室扉で内部には扉棚５を有してお
り、また周囲にはガスケット６を配して冷気の室外への
流出を防いでいる。７は中央部に設けられた冷凍室、８
は冷凍室扉で周囲にはガスケット９を配し冷気の室外へ
の流出を防いでいる。１０は下部に設けられた野菜室、
１１は野菜室扉で周囲にはガスケット１２を配し冷気の
室外への流出を防いでいる。１３は冷蔵室２の底部に設
けられた低温室であり約−３℃のパーシャルフリージン
グ温度に保たれている。また前面部に低温室扉１４を有
する。１５は低温室扉１４の下部に構成する冷蔵室２へ
の連通口である。１６は冷凍室７の背部に設けられた冷
却器であり、冷却された冷気は送風機１７により前記各
室へ送風する。１８は冷蔵室２の背部に設けられた冷蔵
室ダンパーサーモスタットであり送風機１７により送ら
れた冷気の量を調節して冷蔵室吐出ダクト１９を通じて
さらに冷蔵室吐出口２０より冷蔵室２に流入させる。２
１は冷蔵室底部に設けられた冷蔵室吸い込み口で冷蔵室
戻りダクト２２を介して野菜室１０の下部に連通し冷蔵
室よりの戻り冷気が流入される。２３は冷蔵室２の背部
に設けられた低温室ダンパーサーモスタットであり送風
機１７により送られた冷気の量を調節して低温室吐出ダ
クト２４を通じてさらに低温室吐出口２５より低温室１
３に流入させる。２６は冷凍室吐出口で吐き出された冷
気は冷凍室吸い込み口２７より吸い込まれる。２８は野
菜室戻りダクトで野菜室１０に流入した冷気を冷却器１
６の下部にかえす。
蔵庫本体１上部に設けられた冷蔵室で内部に棚３を配設
している。４は冷蔵室扉で内部には扉棚５を有してお
り、また周囲にはガスケット６を配して冷気の室外への
流出を防いでいる。７は中央部に設けられた冷凍室、８
は冷凍室扉で周囲にはガスケット９を配し冷気の室外へ
の流出を防いでいる。１０は下部に設けられた野菜室、
１１は野菜室扉で周囲にはガスケット１２を配し冷気の
室外への流出を防いでいる。１３は冷蔵室２の底部に設
けられた低温室であり約−３℃のパーシャルフリージン
グ温度に保たれている。また前面部に低温室扉１４を有
する。１５は低温室扉１４の下部に構成する冷蔵室２へ
の連通口である。１６は冷凍室７の背部に設けられた冷
却器であり、冷却された冷気は送風機１７により前記各
室へ送風する。１８は冷蔵室２の背部に設けられた冷蔵
室ダンパーサーモスタットであり送風機１７により送ら
れた冷気の量を調節して冷蔵室吐出ダクト１９を通じて
さらに冷蔵室吐出口２０より冷蔵室２に流入させる。２
１は冷蔵室底部に設けられた冷蔵室吸い込み口で冷蔵室
戻りダクト２２を介して野菜室１０の下部に連通し冷蔵
室よりの戻り冷気が流入される。２３は冷蔵室２の背部
に設けられた低温室ダンパーサーモスタットであり送風
機１７により送られた冷気の量を調節して低温室吐出ダ
クト２４を通じてさらに低温室吐出口２５より低温室１
３に流入させる。２６は冷凍室吐出口で吐き出された冷
気は冷凍室吸い込み口２７より吸い込まれる。２８は野
菜室戻りダクトで野菜室１０に流入した冷気を冷却器１
６の下部にかえす。
【０００５】かかる構成の冷蔵庫について以下その動作
について説明する。送風機１７によって送風された冷気
の一部は冷凍室吐出口２６から直接冷凍室７に送られ
る。送られた冷気は冷凍室吸い込み口２７を通じて再び
冷却器１６に戻される。一方送風機１７によって送風さ
れた冷気の残り一部は冷蔵室ダンパーサーモスタット１
８を通じて適正な冷気の量に調節され冷蔵室吐出ダクト
１９を通じ冷蔵室吐出口２０より冷蔵室２内の各段に均
等に送られ適正な温度を保つ。流入した冷気は冷蔵室吸
い込み口２１より冷蔵室２と冷凍室７の間の冷蔵室戻り
ダクト２２を介して野菜室１０に送られる。さらに送風
機１７によって送風された冷気の残り一部は低温室ダン
パーサーモスタット２３を通じて適正な冷気の量に調節
され低温室吐出ダクト２４を通じ低温室吐出口２５より
低温室１３内に送られ適正な温度を保つ。一方流入した
冷気は低温室扉１４の下部の連通口１５を通じて冷蔵室
吸い込み口２１へ流入する。又野菜室１０は冷蔵室２の
戻り冷気および低温室１３の戻り冷気により適切な温度
に冷却され野菜室戻りダクト２８を通じて冷却器１６下
部に戻っていく。上記作用により冷蔵室２，冷凍室７，
野菜室１０，低温室１３は適正な温度に保たれる事にな
る。
について説明する。送風機１７によって送風された冷気
の一部は冷凍室吐出口２６から直接冷凍室７に送られ
る。送られた冷気は冷凍室吸い込み口２７を通じて再び
冷却器１６に戻される。一方送風機１７によって送風さ
れた冷気の残り一部は冷蔵室ダンパーサーモスタット１
８を通じて適正な冷気の量に調節され冷蔵室吐出ダクト
１９を通じ冷蔵室吐出口２０より冷蔵室２内の各段に均
等に送られ適正な温度を保つ。流入した冷気は冷蔵室吸
い込み口２１より冷蔵室２と冷凍室７の間の冷蔵室戻り
ダクト２２を介して野菜室１０に送られる。さらに送風
機１７によって送風された冷気の残り一部は低温室ダン
パーサーモスタット２３を通じて適正な冷気の量に調節
され低温室吐出ダクト２４を通じ低温室吐出口２５より
低温室１３内に送られ適正な温度を保つ。一方流入した
冷気は低温室扉１４の下部の連通口１５を通じて冷蔵室
吸い込み口２１へ流入する。又野菜室１０は冷蔵室２の
戻り冷気および低温室１３の戻り冷気により適切な温度
に冷却され野菜室戻りダクト２８を通じて冷却器１６下
部に戻っていく。上記作用により冷蔵室２，冷凍室７，
野菜室１０，低温室１３は適正な温度に保たれる事にな
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では冷蔵室２の戻り冷気は冷蔵室２と冷凍室７
の仕切壁内の冷蔵室戻りダクト２２を介して流れるため
仕切壁が厚くなり冷蔵庫内が狭くなる。さらに冷蔵室２
の戻り冷気は冷蔵室扉４の下部に集中し冷蔵室扉裏面の
扉棚５の食品を著しく冷却してしまうという欠点もあっ
た。さらに戻り冷気は冷蔵室扉４の下部のガスケット６
からの侵入熱を回収して冷却器１６に戻るために冷却効
率が低下するという欠点も有していた。
来の構成では冷蔵室２の戻り冷気は冷蔵室２と冷凍室７
の仕切壁内の冷蔵室戻りダクト２２を介して流れるため
仕切壁が厚くなり冷蔵庫内が狭くなる。さらに冷蔵室２
の戻り冷気は冷蔵室扉４の下部に集中し冷蔵室扉裏面の
扉棚５の食品を著しく冷却してしまうという欠点もあっ
た。さらに戻り冷気は冷蔵室扉４の下部のガスケット６
からの侵入熱を回収して冷却器１６に戻るために冷却効
率が低下するという欠点も有していた。
【０００７】本発明は従来の課題を解決するものであり
仕切壁を厚くせず冷蔵庫の庫内容量を大きくする事を可
能にし、さらに冷蔵室扉裏面の扉棚５の部分の局部的冷
却を改善するとともに冷蔵室ガスケット下部からの熱回
収を減少する事を可能とする冷蔵庫を提供する事を目的
とする。
仕切壁を厚くせず冷蔵庫の庫内容量を大きくする事を可
能にし、さらに冷蔵室扉裏面の扉棚５の部分の局部的冷
却を改善するとともに冷蔵室ガスケット下部からの熱回
収を減少する事を可能とする冷蔵庫を提供する事を目的
とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の冷蔵庫は断熱材により区画形成され上方に位
置する冷蔵室と、中央に位置する冷凍室と、下方に位置
する野菜室とを有し、前記冷蔵室と冷凍室との間には冷
蔵室戻りダクトがなくて断熱材が充填された仕切壁が形
成されており、かつ前記冷蔵室底部に設けられた低温室
と、冷却器によって冷却され前記各室を冷却する冷気を
送風する送風機と、前記送風機により送風された冷気の
一部を前記冷蔵室に導く冷蔵室吐出ダクトと、前記冷蔵
室吐出ダクトの冷気を前記冷蔵室に吐出させる冷蔵室吐
出口と、前記低温室上部であって前記冷蔵室内の奥部に
設けられた冷蔵室吸い込み口と、前記冷蔵室吸い込み口
から吸い込まれた冷気を戻す冷蔵庫背部の冷蔵室戻りダ
クトを備えている。
に本発明の冷蔵庫は断熱材により区画形成され上方に位
置する冷蔵室と、中央に位置する冷凍室と、下方に位置
する野菜室とを有し、前記冷蔵室と冷凍室との間には冷
蔵室戻りダクトがなくて断熱材が充填された仕切壁が形
成されており、かつ前記冷蔵室底部に設けられた低温室
と、冷却器によって冷却され前記各室を冷却する冷気を
送風する送風機と、前記送風機により送風された冷気の
一部を前記冷蔵室に導く冷蔵室吐出ダクトと、前記冷蔵
室吐出ダクトの冷気を前記冷蔵室に吐出させる冷蔵室吐
出口と、前記低温室上部であって前記冷蔵室内の奥部に
設けられた冷蔵室吸い込み口と、前記冷蔵室吸い込み口
から吸い込まれた冷気を戻す冷蔵庫背部の冷蔵室戻りダ
クトを備えている。
【０００９】また、さらに前記冷蔵室にはその最上段に
冷蔵室吐出口を設け、冷蔵室の最上段以外の各段には冷
蔵室吸い込み口を備えた構成となっている。
冷蔵室吐出口を設け、冷蔵室の最上段以外の各段には冷
蔵室吸い込み口を備えた構成となっている。
【００１０】
【作用】本発明の冷蔵庫は冷蔵室からの戻り冷気が冷蔵
室内の低温室の上部でかつ冷蔵室内の奥部に設けられた
冷蔵室吸い込み口から冷蔵庫背部の冷蔵室戻りダクトを
通って冷却器に戻るため冷蔵室と冷凍室の仕切壁には冷
蔵室戻りダクトがなく従って仕切壁が厚くなるという事
がない。さらに冷蔵室の戻り冷気は冷蔵室扉の下部に集
中し冷蔵室扉裏面の扉棚の食品を著しく冷却したり、冷
蔵室扉の下部ガスケットからの侵入熱を回収して冷却器
にかえったりする事がなく、冷却効果が低下するという
事もなくなる。
室内の低温室の上部でかつ冷蔵室内の奥部に設けられた
冷蔵室吸い込み口から冷蔵庫背部の冷蔵室戻りダクトを
通って冷却器に戻るため冷蔵室と冷凍室の仕切壁には冷
蔵室戻りダクトがなく従って仕切壁が厚くなるという事
がない。さらに冷蔵室の戻り冷気は冷蔵室扉の下部に集
中し冷蔵室扉裏面の扉棚の食品を著しく冷却したり、冷
蔵室扉の下部ガスケットからの侵入熱を回収して冷却器
にかえったりする事がなく、冷却効果が低下するという
事もなくなる。
【００１１】また、さらに前記冷蔵室の最上段には冷蔵
室吐出口を設け、冷蔵室の最上段以外の各段には冷蔵室
吸い込み口を備える構成とする事により温度分布の高い
上段を集中的に冷却し冷蔵室全体の温度分布がよくなり
戻り冷気が一段に集中しないので部分的な冷え過ぎがな
くなる。
室吐出口を設け、冷蔵室の最上段以外の各段には冷蔵室
吸い込み口を備える構成とする事により温度分布の高い
上段を集中的に冷却し冷蔵室全体の温度分布がよくなり
戻り冷気が一段に集中しないので部分的な冷え過ぎがな
くなる。
【００１２】
【実施例】以下本発明の第１の実施例の冷蔵庫につい
て、図面を参照しながら説明する。図１は本発明の第１
の実施例の冷蔵庫の斜視図である。図２は同実施例の冷
蔵庫の縦断面図である。尚従来例と同じ構成部分につい
ては同一番号を付しその説明を省略する。
て、図面を参照しながら説明する。図１は本発明の第１
の実施例の冷蔵庫の斜視図である。図２は同実施例の冷
蔵庫の縦断面図である。尚従来例と同じ構成部分につい
ては同一番号を付しその説明を省略する。
【００１３】図において２９は冷蔵庫本体である。１８
は図５，６に示す従来例と同様に冷蔵室２の背部に設け
られた冷蔵室ダンパーサーモスタットであり送風機１７
により送られた冷気の量を調節して冷蔵室の背部に設け
られた冷蔵室吐出ダクト３０を通じてさらに冷蔵室２内
に設けられた棚３によって形成された各段にある冷蔵室
吐出口３１より冷蔵室２に流入する。３２は低温室１３
の上部でかつ冷蔵室背部の最下段に設けられた冷蔵室吸
い込み口であって、冷蔵室戻りダクト３３を介して野菜
室１０の下部に連通していて、冷蔵室戻り冷気を流入す
る。
は図５，６に示す従来例と同様に冷蔵室２の背部に設け
られた冷蔵室ダンパーサーモスタットであり送風機１７
により送られた冷気の量を調節して冷蔵室の背部に設け
られた冷蔵室吐出ダクト３０を通じてさらに冷蔵室２内
に設けられた棚３によって形成された各段にある冷蔵室
吐出口３１より冷蔵室２に流入する。３２は低温室１３
の上部でかつ冷蔵室背部の最下段に設けられた冷蔵室吸
い込み口であって、冷蔵室戻りダクト３３を介して野菜
室１０の下部に連通していて、冷蔵室戻り冷気を流入す
る。
【００１４】以上のように構成された冷蔵庫について以
下その動作について説明する。送風機１７によって送風
された冷気の一部は冷蔵室ダンパーサーモスタット１８
を通じて適正な冷気の量に調節され冷蔵室吐出ダクト３
０を通じ冷蔵室吐出口３１より冷蔵室２内に均等に送ら
れ適正な温度を保つ、一方流入した冷気は冷蔵室背部で
かつ低温室上部に設けられた冷蔵室吸い込み口３２から
冷蔵庫背部の冷蔵室戻りダクト３３を介して野菜室１０
に送られる。
下その動作について説明する。送風機１７によって送風
された冷気の一部は冷蔵室ダンパーサーモスタット１８
を通じて適正な冷気の量に調節され冷蔵室吐出ダクト３
０を通じ冷蔵室吐出口３１より冷蔵室２内に均等に送ら
れ適正な温度を保つ、一方流入した冷気は冷蔵室背部で
かつ低温室上部に設けられた冷蔵室吸い込み口３２から
冷蔵庫背部の冷蔵室戻りダクト３３を介して野菜室１０
に送られる。
【００１５】上記構成によれば冷蔵室２の戻り冷気は冷
蔵庫背部に構成した冷蔵室戻りダクト３３を介して流れ
るため仕切壁には従来例のような冷蔵室戻りダクト２２
は必要なく従って仕切壁が厚くならず冷蔵庫の内容積を
拡大できる。また冷蔵室２の戻り冷気は冷蔵室扉４の下
部に集中しないので冷蔵室扉裏面の扉棚５の食品を著し
く冷却してしまう事もなく、さらに戻り冷気は冷蔵室扉
の下部のガスケット６からの侵入熱を回収して冷却器１
６にかえらないため冷却効率が低下する事もない。
蔵庫背部に構成した冷蔵室戻りダクト３３を介して流れ
るため仕切壁には従来例のような冷蔵室戻りダクト２２
は必要なく従って仕切壁が厚くならず冷蔵庫の内容積を
拡大できる。また冷蔵室２の戻り冷気は冷蔵室扉４の下
部に集中しないので冷蔵室扉裏面の扉棚５の食品を著し
く冷却してしまう事もなく、さらに戻り冷気は冷蔵室扉
の下部のガスケット６からの侵入熱を回収して冷却器１
６にかえらないため冷却効率が低下する事もない。
【００１６】次に本発明による冷蔵庫の第２の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。尚、第１の実施
例と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を
省略する。
ついて、図面を参照しながら説明する。尚、第１の実施
例と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を
省略する。
【００１７】図３は本発明の第２の実施例の冷蔵庫の斜
視図である。図４は本発明の第２の実施例の冷蔵庫の縦
断面図である。
視図である。図４は本発明の第２の実施例の冷蔵庫の縦
断面図である。
【００１８】図において３４は冷蔵庫本体である。１８
は図５，６に示す従来例と同様に冷蔵室２背部に設けら
れた冷蔵室ダンパサーモスタットであり送風機１７によ
り送られた冷気の量を調節して冷蔵室の背部に設けられ
た冷蔵室吐出ダクト３５を通じてさらに冷蔵室最上段の
冷蔵室吐出口３６より冷蔵室２に流入させる。３７は低
温室１３上部でかつ冷蔵室２内の棚３で形成された上段
以外の各段に設けた冷蔵室背部の複数個の冷蔵室吸い込
み口で冷蔵室戻りダクト３８を介して野菜室１０下部に
連通している。
は図５，６に示す従来例と同様に冷蔵室２背部に設けら
れた冷蔵室ダンパサーモスタットであり送風機１７によ
り送られた冷気の量を調節して冷蔵室の背部に設けられ
た冷蔵室吐出ダクト３５を通じてさらに冷蔵室最上段の
冷蔵室吐出口３６より冷蔵室２に流入させる。３７は低
温室１３上部でかつ冷蔵室２内の棚３で形成された上段
以外の各段に設けた冷蔵室背部の複数個の冷蔵室吸い込
み口で冷蔵室戻りダクト３８を介して野菜室１０下部に
連通している。
【００１９】以上のように構成された冷蔵庫について以
下その動作について説明する。送風機１７によって送風
された冷気の一部は冷蔵室ダンパーサーモスタット１８
を通じて適正な冷気の量に調節され冷蔵室吐出ダクト３
５を通じ冷蔵室最上段の冷蔵室吐出口３６より冷蔵室２
内の上部に送られ冷蔵室は適当な温度に保たれる。一方
流入した冷気は冷蔵室背部で最上段以外の冷蔵室２内の
棚３によって形成されている各段に設けられた冷蔵室吸
い込み口３７より冷蔵庫背部の冷蔵室戻りダクト３８を
介して野菜室１０に送られる。
下その動作について説明する。送風機１７によって送風
された冷気の一部は冷蔵室ダンパーサーモスタット１８
を通じて適正な冷気の量に調節され冷蔵室吐出ダクト３
５を通じ冷蔵室最上段の冷蔵室吐出口３６より冷蔵室２
内の上部に送られ冷蔵室は適当な温度に保たれる。一方
流入した冷気は冷蔵室背部で最上段以外の冷蔵室２内の
棚３によって形成されている各段に設けられた冷蔵室吸
い込み口３７より冷蔵庫背部の冷蔵室戻りダクト３８を
介して野菜室１０に送られる。
【００２０】上記構成によれば冷蔵室２は温度分布とし
て通常上部ほど高い傾向にあり冷蔵室上段に設けた冷蔵
室吐出口３６より集中させて吐出させるから冷蔵室の各
棚の温度分布がよくなり冷蔵室全体の温度ムラがなくな
る。また冷蔵室吸い込み口３７は上段以外の各段に複数
個取りつけられており戻り冷気が集中して冷えすぎる事
がない。
て通常上部ほど高い傾向にあり冷蔵室上段に設けた冷蔵
室吐出口３６より集中させて吐出させるから冷蔵室の各
棚の温度分布がよくなり冷蔵室全体の温度ムラがなくな
る。また冷蔵室吸い込み口３７は上段以外の各段に複数
個取りつけられており戻り冷気が集中して冷えすぎる事
がない。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように本発明の冷蔵庫は断
熱材により区画形成され上方に位置する冷蔵室と、中央
に位置する冷凍室と、下方に位置する野菜室とを有し、
前記冷蔵室と冷凍室との間には冷蔵室戻りダクトがなく
て断熱材が充填された仕切壁が形成されており、かつ前
記冷蔵室底部に設けられた低温部と、冷却器によって冷
却され前記各室を冷却する冷気を送風する送風機と、前
記送風機により送風された冷気の一部を前記冷蔵室に導
く冷蔵室吐出ダクトと、前記冷蔵室吐出ダクトの冷気を
前記冷蔵室に吐出させる冷蔵室吐出口と、前記低温室上
部であって前記冷蔵室内の奥部に設けられた冷蔵室吸い
込み口と、前記冷蔵室吸い込み口から吸い込まれた冷気
を戻す冷蔵室戻りダクトを備えていて冷蔵室の戻り冷気
は冷蔵室と冷凍室との間にある仕切壁内を流れず冷蔵庫
背部に構成した冷蔵室戻りダクトを介して流れるため仕
切壁が厚くならず冷蔵庫の内容積を拡大できる。また冷
蔵室の戻り冷気は冷蔵室扉の下部に集中しないので冷蔵
室扉裏面の扉棚の食品を著しく冷却してしまう事もな
い。さらに戻り冷気は冷蔵室扉の下部ガスケットからの
侵入熱を回収して冷却器にかえらないため冷却効率が低
下するという事もない。さらに冷蔵室の最上段に設けた
冷蔵室吐出口と、最上段以外の各段に設けた冷蔵室吸い
込み口を備えた構成とする事により冷蔵室の各段の温度
分布がよくなり冷蔵室全体の温度ムラがなくなる。また
冷蔵室吸い込み口は上段以外の各段に複数個取りつけら
れており戻り冷気が集中して冷えすぎる事がない。
熱材により区画形成され上方に位置する冷蔵室と、中央
に位置する冷凍室と、下方に位置する野菜室とを有し、
前記冷蔵室と冷凍室との間には冷蔵室戻りダクトがなく
て断熱材が充填された仕切壁が形成されており、かつ前
記冷蔵室底部に設けられた低温部と、冷却器によって冷
却され前記各室を冷却する冷気を送風する送風機と、前
記送風機により送風された冷気の一部を前記冷蔵室に導
く冷蔵室吐出ダクトと、前記冷蔵室吐出ダクトの冷気を
前記冷蔵室に吐出させる冷蔵室吐出口と、前記低温室上
部であって前記冷蔵室内の奥部に設けられた冷蔵室吸い
込み口と、前記冷蔵室吸い込み口から吸い込まれた冷気
を戻す冷蔵室戻りダクトを備えていて冷蔵室の戻り冷気
は冷蔵室と冷凍室との間にある仕切壁内を流れず冷蔵庫
背部に構成した冷蔵室戻りダクトを介して流れるため仕
切壁が厚くならず冷蔵庫の内容積を拡大できる。また冷
蔵室の戻り冷気は冷蔵室扉の下部に集中しないので冷蔵
室扉裏面の扉棚の食品を著しく冷却してしまう事もな
い。さらに戻り冷気は冷蔵室扉の下部ガスケットからの
侵入熱を回収して冷却器にかえらないため冷却効率が低
下するという事もない。さらに冷蔵室の最上段に設けた
冷蔵室吐出口と、最上段以外の各段に設けた冷蔵室吸い
込み口を備えた構成とする事により冷蔵室の各段の温度
分布がよくなり冷蔵室全体の温度ムラがなくなる。また
冷蔵室吸い込み口は上段以外の各段に複数個取りつけら
れており戻り冷気が集中して冷えすぎる事がない。
【図１】本発明による第１の実施例の冷蔵庫の斜視図
【図２】同縦断面図
【図３】本発明による第２の実施例の冷蔵庫の斜視図
【図４】同縦断面図
【図５】従来例の冷蔵庫の斜視図
【図６】同縦断面図
【符号の説明】 ２ 冷蔵室 ３ 棚 ７ 冷凍室 １０ 野菜室 １３ 低温室 １６ 冷却器 １７ 送風機 １９，３０，３５ 冷蔵室吐出ダクト ２０，３１，３６ 冷蔵室吐出口 ２１，３２，３７ 冷蔵室吸い込み口 ２２，３３，３８ 冷蔵室戻りダクト
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平６−273031（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−71850（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F25D 17/08 307 - 308
Claims (2)
- 【請求項１】 断熱材により区画形成され上方に位置す
る冷蔵室と、中央に位置する冷凍室と、下方に位置する
野菜室とを有し、前記冷蔵室と冷凍室との間には冷蔵室
戻りダクトがなくて断熱材が充填された仕切壁が形成さ
れており、かつ前記冷蔵室内を複数段に区分する複数枚
の棚と、前記冷蔵室の底部に設けられた低温室と、冷却
器によって冷却され前記各室を冷却する冷気を送風する
送風機と、前記送風機により送風された冷気の一部を前
記冷蔵室に導く冷蔵室吐出ダクトと、前記冷蔵室吐出ダ
クトの冷気を前記冷蔵室に吐出させる冷蔵室吐出口と、
前記低温室の上部であって前記冷蔵室内の奥部に設けら
れた冷蔵室吸い込み口と、前記冷蔵室吸い込み口から吸
い込まれた冷気を戻す冷蔵庫背部の冷蔵室戻りダクトと
を備えた冷蔵庫。 - 【請求項２】 冷蔵室にはその最上段に冷蔵室吐出口を
設け、冷蔵室の最上段以外の各段には冷蔵室吸い込み口
を備えた請求項１記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP419995A JP2769295B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP419995A JP2769295B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08189746A JPH08189746A (ja) | 1996-07-23 |
| JP2769295B2 true JP2769295B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=11577998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP419995A Expired - Fee Related JP2769295B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2769295B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20130112632A (ko) * | 2012-04-04 | 2013-10-14 | 동부대우전자 주식회사 | 온도전환룸을 구비한 냉장고 |
| JP6985167B2 (ja) * | 2018-01-31 | 2021-12-22 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1995
- 1995-01-13 JP JP419995A patent/JP2769295B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08189746A (ja) | 1996-07-23 |
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