JP2920350B2 - 回転窓 - Google Patents

回転窓

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JP2920350B2
JP2920350B2 JP22121994A JP22121994A JP2920350B2 JP 2920350 B2 JP2920350 B2 JP 2920350B2 JP 22121994 A JP22121994 A JP 22121994A JP 22121994 A JP22121994 A JP 22121994A JP 2920350 B2 JP2920350 B2 JP 2920350B2
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Nakanishi Metal Works Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、窓枠と、窓枠に回転
して開閉するように設けられている障子とを備えてい
る、たとえばルーバ窓のような回転窓に関する。
【0002】この明細書において、全ての図面の上下を
上下というものとする。また、図1の左側を前、右側を
後といい、前から後を見たさいの左右を左右というもの
とする。
【0003】
【従来の技術】従来、たとえばルーバ窓としては、窓枠
と、窓枠に上下に並列状にかつ開閉自在に設けられてい
る複数のルーバと、窓枠の縦枠部材に沿って上下方向に
移動自在に設けられている開閉操作バーと、開閉操作バ
ーを上下動させる操作ハンドルと、ルーバの側縁部の下
端部に設けられた係合部材と、開閉操作バーに揺動自在
に設けられかつ係合部材に係合しうるフックと、フック
と窓枠との間に設けられ、かつ開閉操作バーの上下いず
れか一方への移動により、フックを揺動させて係合部材
に係合させ、同じく開閉操作バーの逆方向への移動によ
りフックを揺動させて係合部材への係合を解除させるロ
ック手段とを備えており、開閉操作バーの上下方向の移
動によりルーバが回転して開閉させられるようになされ
ているものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ルーバ窓では、各部のがたが集積され、その結果ロック
手段によりフックの係合部材への係合が解除されたさい
に、ルーバの自重により開閉操作バーに衝撃が加わり、
その結果開閉操作バーが急激に移動し、ルーバが急激に
開いたり、大きな音を発生したりするという問題があっ
た。
【0005】この発明の目的は、上記問題を解決した回
転窓を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による回
転窓は、窓枠と、窓枠に回転して開閉するように設けら
れている障子と、窓枠の枠部材に沿って上下方向に移動
自在に設けられている開閉操作バーと、開閉操作バーを
上下動させる操作ハンドルと、障子の側縁部の下端部に
設けられた係合部材と、開閉操作バーに揺動自在に設け
られかつ係合部材に係合しうるフックと、フックと窓枠
との間に設けられ、かつ開閉操作バーの上下いずれか一
方への移動により、フックを揺動させて係合部材に係合
させ、同じく開閉操作バーの逆方向への移動によりフッ
クを揺動させて係合部材への係合を解除させるロック手
段とを備えており、開閉操作バーの上下方向の移動によ
り障子が回転して開閉させられる回転窓において、窓
の枠部材と開閉操作バーとの間に、ロック手段によりフ
ックの係合部材への係合が解除されたさいに、開閉操作
バーに加わる衝撃を緩和するばねを利用した緩衝手段が
設けられているものである。請求項2の発明による回転
窓は、窓枠と、窓枠に回転して開閉するように設けられ
ている障子と、窓枠の枠部材に沿って上下方向に移動自
在に設けられている開閉操作バーと、開閉操作バーを上
下動させる操作ハンドルと、障子の側縁部の下端部に設
けられた係合部材と、開閉操作バーに揺動自在に設けら
れかつ係合部材に係合しうるフックと、フックと窓枠と
の間に設けられ、かつ開閉操作バーの上下いずれか一方
への移動により、フックを揺動させて係合部材に係合さ
せ、同じく開閉操作バーの逆方向への移動によりフック
を揺動させて係合部材への係合を解除させるロック手段
とを備えており、開閉操作バーの上下方向の移動により
障子が回転して開閉させられる回転窓において、窓枠の
枠部材と開閉操作バーとの間に、ロック手段によりフッ
クの係合部材への係合が解除されたさいに、開閉操作バ
ーに加わる衝撃を緩和するゴムを利用した緩衝手段が設
けられているものである。請求項3の発明による回転窓
は、窓枠と、窓枠に回転して開閉するように設けられて
いる障子と、窓枠の枠部材に沿って上下方向に移動自在
に設けられている開閉操作バーと、開閉操作バーを上下
動させる操作ハンドルと、障子の側縁部の下端部に設け
られた係合部材と、開閉操作バーに揺動自在に設けられ
かつ係合部材に係合しうるフックと、フックと窓枠との
間に設けられ、かつ開 閉操作バーの上下いずれか一方へ
の移動により、フックを揺動させて係合部材に係合さ
せ、同じく開閉操作バーの逆方向への移動によりフック
を揺動させて係合部材への係合を解除させるロック手段
とを備えており、開閉操作バーの上下方向の移動により
障子が回転して開閉させられる回転窓において、窓枠の
枠部材と開閉操作バーとの間に、ロック手段によりフッ
クの係合部材への係合が解除されたさいに、開閉操作バ
ーに加わる衝撃を緩和する磁石を利用した緩衝手段が設
けられているものである。
【0007】
【作用】窓枠の枠部材と開閉操作バーとの間に、ロック
手段によりフックの係合部材への係合が解除されたさい
に、開閉操作バーに加わる衝撃を緩和する緩衝手段が設
けられているので、開閉操作バーに加わる衝撃による開
閉操作バーの急激な移動が抑制される。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を、図面を参照して
説明する。この実施例は、この発明による回転窓をルー
バ窓に適用したものである。また、この実施例は、先に
定義した上下方向を垂直方向に向けて使用したものであ
る。
【0009】図1はルーバ窓の全体構成を示し、図2〜
図9はその各部の構成を示す。
【0010】ルーバ窓は、窓枠(1) と、窓枠(1) に上下
に並列状にかつ回転して開閉するように設けられている
複数のルーバ(2) (障子)と、窓枠(1) の左右の縦枠部
材(3) に沿って上下方向に移動自在に設けられている開
閉操作バー(4) とを備えている。なお、以下の説明にお
いて、各部品の説明における上下および前後は、ルーバ
(2) の閉位置を基準にしていうものとする。また、以下
の説明において、左右方向の内側(窓枠(1) の内側)を
単に内といい、左右方向の外側(窓枠(1) の外側)を単
に外というものとする。
【0011】窓枠(1) の縦枠部材(3) は、外側壁部(3
a)、内側壁部(3b)、および両壁部(3a)(3b)を一体に連結
する連結壁部(3c)とを備えている。縦枠部材(3) の外側
壁部(3a)の内面の後部にその全長にわたる溝(5) が形成
され、この溝(5) 内に開閉操作バー(4) が移動自在に嵌
められている。
【0012】窓枠(1) の左右の縦枠部材(3) と、各ルー
バ(2) の左右両側縁部との間にそれぞれステー(6) が設
けられている。ステー(6) は、窓枠(1) の縦枠部材(3)
における外側壁部(3a)の内側面の前部に固定される上下
に長いベース(7) と、上端部がベース(7) に回動自在に
かつ上下摺動自在に連結され、かつルーバ(2) の縦がま
ち(2a)を取付ける上下に長いルーバ支持板(8) と、上端
部がルーバ支持板(8)の長さの中間部に回動自在に連結
され、かつ下端部が縦枠部材(3) の内側壁部(3b)の外側
面に固定されたブラケット(9) に回動自在に連結されて
いるアーム(11)とを備えている。
【0013】ベース(7) には上下に長い長穴(12)が形成
されている。長穴(12)の上端部は上方に向かって後方に
湾曲している。この湾曲部を(12a) で示す。ルーバ支持
板(8) の上部は外側に屈曲されかつ上斜め後方に屈曲さ
れており、この上斜め後方への屈曲部(8a)に外側に突出
した係合ピン(13)が固定状に設けられ、このピン(13)が
ベース(7) の長穴(12)内に摺動自在に嵌められている。
そして、係合ピン(13)がベース(7) の長穴(12)の上端部
に位置しているときにルーバ(2) が閉じられ、下端部に
位置しているときにルーバ(2) が全開するようになって
いる。
【0014】開閉操作バー(4) における各ルーバ(2) の
上端部と対応する部分には、係合ピン(13)を移動させる
板状作動部材(14)が前方に突出するように固定されてい
る。作動部材(14)に上下に長い長穴(15)が形成されてい
る。長穴(15)の上端部に上斜め前方への屈曲部(15a) が
形成されている。作動部材(14)は、ベース(7) とルーバ
支持板(8) の上斜め後方への屈曲部(8a)との間に介在さ
せられている。そして、長穴(15)内に、係合ピン(13)が
摺動自在に嵌まっている。ルーバ(2) の閉位置において
係合ピン(13)は長穴(15)の下端部に位置している。そし
て、開閉操作バー(4) の下降により作動部材(14)が下降
しても、係合ピン(15)が長穴(15)の垂直部の上端に至る
まではルーバ(2) の開閉に関与することはなく、ルーバ
(2) は閉位置に保持される。開閉操作バー(4) および作
動部材(14)がさらに下降すると、長穴(15)の屈曲部(15
a) の上縁部に押されて係合ピン(13)がベース(7) の長
穴(12)の湾曲部(12a) を下方に移動しつつ、作動部材(1
4)の長穴(15)の屈曲部(15a)内を上斜め前方に移動す
る。湾曲部(12a) を過ぎると、作動部材(14)の長穴(15)
と係合ピン(13)との位置関係はこのまま維持されつつピ
ン(13)はベース(7) の長穴(12)内を下方に移動し、ルー
バ支持板(8) が係合ピン(13)を中心にして前方に回動す
るとともにアーム(11)が下端部を中心として前方に回動
し、ルーバ(2) が開く。
【0015】開閉操作バー(4) の下端部に、上下に長い
連結板(16)の上端部が回動自在に連結されている。連結
板(16)の下端部は、スイングアーム(17)の上端部に回動
自在に連結されている。スイングアーム(17)の下端部
は、窓枠(1) の下端部に回転自在に配置された左右にの
びる連動軸(18)に固定されている。連結板(16)は、窓枠
(1) の左側の縦枠部材(3) 下端に設けられた窓開閉装置
(30)に連結されている。
【0016】窓開閉装置(30)は、ハウジング(31)と、ハ
ウジング(31)に回転自在に支持されている操作ハンドル
(32)と、ハウジング(31)に左右方向に伸びる軸(33)によ
り揺動自在に取付けられている駆動レバー(34)と、一端
部が駆動レバー(34)に回動自在に連結されるとともに他
端部が連結板(16)の下部に回動自在に連結されている伝
動アーム(35)とを備えている。駆動レバー(34)は、円形
の歯車部(34a) にこれから斜めに突出した腕部(34b) が
一体に形成されたものであり、歯車部(34a) の中心が軸
(33)によりハウジング(31)に取付けられている。また、
腕部(34b) の先端に伝動アーム(35)の一端部が回動自在
に連結されている。図示は省略したが、操作ハンドル(3
2)の端部は、歯車部(34a) の歯と噛み合うウォームが形
成された伝動軸に連結されている。そして、操作ハンド
ル(32)を回転させることにより、伝動軸が回転させら
れ、これによりウォームが回転させられ、ウォームと歯
車部(34a) の歯との噛み合いにより駆動レバー(34)が揺
動させられ、伝動アーム(35)を介して連結板(16)がその
上端部を中心として前方または後方に回動させられ、左
側の開閉操作バー(4) が上下動させられる。また、連結
板(16)がその上端部を中心として前方または後方に回動
することにより、スイングアーム(17)が前方または後方
に回動し、これにより連動軸(18)が回転させられ、この
連動軸(18)の回転によって、右側のスイングアーム(17)
が前方または後方に回転させられ、右側の連結板(16)の
下端部が上端部を中心として前方または後方に回転させ
られ、その結果右側の開閉操作バー(4) が下降または上
昇する。
【0017】各ルーバ(2) の縦がまち(2a)の下端部に係
合部材(19)が設けられるとともに、開閉操作バー(4)
に、下端のルーバ(2) 以外のルーバ(2) の係合部材(19)
に係合しうるフック(21)が揺動自在に設けられている。
係合部材(19)はルーバ(2) の縦がまち(2a)に密着させら
れた基板部(19a) と、基板部(19a) の後側縁部における
上下の中央部に一体に形成されて外側に突出した突出部
(19b) とよりなる。突出部(19b) の上下両端部は斜め後
方に屈曲させられている。フック(21)は、外側から見て
略U形で、前部垂直部(21a) と後部垂直部(21b) と両垂
直部(21a)(21b)を下端部で相互に連結する連結部(21c)
とよりなり、後部垂直部(21b) の下端部でピン(22)によ
り開閉操作バー(4) に枢着されている。フック(21)の前
部垂直部(21a) の後縁部の上端は上方に向かって前方に
傾斜している。
【0018】フック(21)と窓枠(1) の左右の縦枠部材
(3) との間に、係合ピン(13)が作動部材(14)の長穴(15)
内を移動する範囲内の開閉操作バー(4) の上下いずれか
一方への移動により、フック(21)を揺動させて係合部材
(19)に係合させ、同じく開閉操作バー(4) の逆方向への
移動によりフック(21)を揺動させて係合部材(19)への係
合を解除させるロック手段が設けられている。ロック手
段は、窓枠(1) の縦枠部材(3) の外側壁部(3a)の内面に
固定されたカム(23)と、フック(21)の後部垂直部(21b)
の上端部に内側に突出するように固定されたカムフォロ
ワ(24)とよりなる。カム(23)は、縦枠部材(3) の外側壁
部(3a)に密着させられた基板部(23a) と、基板部(23a)
の後縁部に連なって内方に突出した内方突出部(23b)
と、内方突出部(23b) の内側縁に連なって後方にのびた
後方突出部(23c) とよりなる。後方突出部(23c) の下縁
は後方に向かって下方に傾斜しており、この下縁にその
前端から後斜め上方にのびかつカムフォロワ(24)の嵌め
られる切欠き(25)が形成されている。
【0019】スイングアーム(17)の内側面の前縁部に、
下端のルーバ(2) の縦がまち(2a)の係合部材(19)に係合
するロック部材(26)が設けられている。そして、ルーバ
(2)が閉位置に至ったさいに、ロック部材(26)が係合部
材(19)に係合することにより、ルーバ(2) が閉状態に維
持される。なお、下端部のルーバ(2) の係合部材(19)に
係合するフック(21)を開閉操作バー(4) に設けておき、
さらに窓枠(1) の縦枠部材(3) とフック(21)との間にロ
ック手段を設けておいてもよい。
【0020】窓枠(1) の縦枠部材(3) と開閉操作バー
(4) との間に、ロック手段によりフック(21)の係合部材
(19)への係合が解除されたさいに、開閉操作バー(4) に
加わる衝撃を緩和する緩衝手段(36)が設けられている。
緩衝手段(36)は、図4に示すように、窓枠(1) の縦枠部
材(3) に取付けられた緩衝器(37)と、開閉操作バー(4)
に取付けられた当接片(38)とよりなる。緩衝器(37)は、
前後方向に伸びかつ後端が開口したケーシング(39)を備
えている。ケーシング(39)には、上下両方に突出したフ
ランジ(39a) が一体に形成され、このフランジ(39a) を
貫通したねじ(41)を縦枠部材(3) にねじ嵌めることによ
り、ケーシング(39)が縦枠部材(3) に取り付けられてい
る。ケーシング(39)内にプランジャ(42)が前後方向に移
動自在に嵌め入れられている。プランジャ(42)の前端と
ケーシング(39)の前端壁との間に緩衝用圧縮コイルばね
(43)が配置されており、プランジャ(42)は常に後方に向
かって付勢されている。また、ケーシング(39)の左右方
向の内側壁部に前後方向に伸びる長穴(44)が形成されて
いる。長穴(44)に、プランジャ(42)に設けられた突起(4
2a) が摺動自在に嵌め入れられ、長穴(44)と突起(42a)
によりプランジャ(42)の後端位置が決められるようにな
っている。当接片(38)の上下の中央部に前方に突出した
山形の突出部(38a) が一体に形成されている。そして、
後端位置にあるプランジャ(42)の先端が当接片(38)の突
出部(38a) の前後の中間部にくるようになっている。
【0021】上記のようなルーバ窓において、図3およ
び図5に示すように、各ルーバ(2)が閉位置にある場
合、ルーバ支持板(8) の係合ピン(13)は、ベース(7) の
長穴(12)の上端でかつ作動部材(14)の長穴(15)の下端に
位置している。また、カムフォロワ(24)がカム(23)の切
欠き(25)の最奥部に位置し、フック(21)の前部垂直部(2
1a) がルーバ(2) の係合部材(19)の内方突出部(19b) に
係合している。さらに、スイングアーム(17)のロック部
材(26)が下端部のルーバ(2) の係合部材(19)に係合して
いる。こうして、ルーバ(2) がロックされている。
【0022】窓開閉装置(30)の操作ハンドル(32)を回す
ことによって左側の連結板(16)を、上端部を中心として
前方に回動させると、左側の開閉操作バー(4) が下降さ
せられる。これと同時に左側のスイングアーム(17)が前
方に回動し、これにより連動軸(18)が図3の反時計方向
に回転する。その結果、右側のスイングアーム(17)も前
方に回動し、右側の連結板(16)が上端部を中心として前
方に回動することによって、右側の開閉操作バー(4) も
下降させられる。そして、開閉操作バー(4) とともに作
動部材(14)が下降し、係合ピン(13)が作動部材(14)の長
穴(15)の垂直部の上部に至る(図6参照)。また、開閉
操作バー(4) とともにフック(21)も下降し、これにより
カムフォロワ(24)がカム(23)の切欠き(25)内を前斜め下
方に移動し、その結果フック(21)が図5に矢印Aで示す
方向に揺動して、フック(21)の前部垂直部(21a) の係合
部材(19)の内方突出部(19b) への係合が解除される(図
6参照)。また、両スイングアーム(17)の前方への回動
により、そのロック部材(26)の係合部材(19)への係合が
解除される。こうして、ルーバ(2) のロックが解除され
る。
【0023】このとき、各部のがたが集積され、ルーバ
(2) の自重により開閉操作バー(4)に衝撃が加わり、開
閉操作バー(4) が急激に下方に移動しようとするが、こ
のような移動を始めると、すぐに緩衝手段(36)の当接片
(38)の突出部(38a) が緩衝器(37)のプランジャ(42)に当
接する(図6参照)。そして、プランジャ(42)は緩衝用
圧縮コイルばね(43)の付勢力に抗して前方に移動し、緩
衝用圧縮コイルばね(43)により開閉操作バー(4) に加わ
った衝撃が緩和される。その結果、開閉操作バー(4) の
急激な下方への移動が阻止される。
【0024】操作ハンドル(32)を回すことにより開閉操
作バー(4) がさらに下降させられると、ルーバ支持板
(8) の係合ピン(13)が作動部材(14)の長穴(15)の垂直部
の上端部に至る。このとき、プランジャ(42)は当接片(3
8)の突出部(38a) に押されることにより、圧縮コイルば
ね(43)の付勢力に抗してさらに前方へ移動する(図7参
照)。操作ハンドル(32)をさらに回すと、ルーバ支持板
(8) の係合ピン(13)がベース(7) の長穴(12)の湾曲部(1
2a) 内を前斜め下方に移動するとともに、作動部材(14)
の長穴(15)の屈曲部(15a) 内を前斜め上方に移動する
(図8参照)。このとき、各ルーバ(2) が開き始める。
そして、係合ピン(13)が作動部材(14)の長穴(15)の屈曲
部(15a) 前端に至るとともにベース(7) の長穴(12)の垂
直部上端に至った後、さらに係合ピン(13)がベース(7)
の長穴(12)の下端部に至ったときに全開状態となる(図
9参照)。上述のようにして、ルーバ(2) が開く間に、
プランジャ(42)は突出部(38a) を乗り越え、当接片(38)
の突出部(38a) がプランジャ(42)の下方に至る。
【0025】開位置にあるルーバ(2) を閉位置に戻す場
合、操作ハンドル(32)を回して左側の連結板(16)を上端
部を中心として後方に回動させて、左側の開閉操作バー
(4)を上昇させる。これと同時に左側のスイングアーム
(17)が後方に回動し、これにより連動軸(18)が図3の時
計方向に回転する。その結果、右側のスイングアーム(1
7)が後方に回動し、右側の連結板(16)が上端部を中心と
して後方に回動することによって、右側の開閉操作バー
(4) も上昇させられる。すると、作動部材(14)が上昇
し、係合ピン(13)が長穴(15)の屈曲部(15a) の前端に位
置したままで上昇させられて長穴(12)内を上方に移動
し、これによりルーバ支持板(8) が係合ピン(13)を中心
として後方へ回動するとともに、アーム(11)が下端部を
中心にして後方へ回動し、ルーバ(2) が閉じ始める。係
合ピン(13)は、長穴(12)の湾曲部(12a) を後斜め上方に
移動する間に、作動部材(14)の長穴(15)の屈曲部(15a)
内を後斜め下方に移動し、長穴(12)の湾曲部(12a) の上
端部に至ると、作動部材(14)の長穴(15)の垂直部の上端
部に至る。こうして、ルーバ(2) が閉じられる(図7参
照)。ピン(13)が作動部材(14)の長穴(15)の垂直部の上
端部に至る直前に、当接片(38)の突出部(38a) がプラン
ジャ(42)に当接し、緩衝用圧縮コイルばね(43)の付勢力
に抗してプランジャ(42)を前方に移動させ、突出部(38
a) 先端がプランジャ(42)の上方に至る。
【0026】また、ピン(13)が作動部材(14)の長穴(15)
の垂直部の上端部に至ったとき、フック(21)のカムフォ
ロワ(24)はカム(23)の切欠き(25)の入口に至る(図7参
照)。さらに、開閉操作バー(4) が上昇すると、カムフ
ォロワ(24)がカム(23)の切欠き(25)内を後斜め上方に移
動し、これによりフック(21)が図7に矢印Bで示す方向
に揺動し、カムフォロワ(24)がカム(23)の切欠き(25)の
最奥部に至ると、その前部垂直部(21a) が係合部材(19)
の内方突出部(19b) に係合する。フック(21)の揺動開始
時から揺動終了時までの間の開閉操作バー(4) の上方へ
の移動のさいには、係合ピン(13)は作動部材(14)の長穴
(15)の垂直部内を相対的に下方に移動するので、開閉操
作バー(4) の移動は各ルーバ(2) の開閉に関与しない。
なお、下端部のルーバ(2) が閉じた後、スイングアーム
(17)のロック部材が係合部材(19)に係合する。こうし
て、各ルーバ(2) が閉位置でロックされる(図3および
図5参照)。
【0027】上記実施例においては、この発明の回転窓
が、先に定義した上下方向、すなわち全図面の上下方向
を垂直方向に向けて使用されているが、この発明は、こ
れに限るものではなく、定義した上下方向を水平方向に
向けて使用したり、斜め方向に向けて使用したりする場
合も含む。また、上記実施例とは上下逆向きにして使用
される場合も含まれる。さらに、上記実施例において
は、この発明による回転窓が複数のルーバ(2) を備えた
ルーバ窓に適用されているが、これに限るものではな
く、1つの障子を備えた内倒し窓や、突き出し窓等にも
適用することができる。
【0028】また、上記実施例において、開閉操作バー
(4) に緩衝手段(36)の緩衝器(37)を、窓枠(1) の縦枠部
材(3) に緩衝手段(36)の当接片(38)をそれぞれ取付けて
おいてもよい。
【0029】さらに、上記実施例において、ステー(6)
の構成は、図示したものに限られず、障子のロックと開
閉とを連続して行える構成であって、動作の切り替わる
時点で開閉操作バー(4) が急激に移動する可能性のある
ものであれば、適宜変更可能である。
【0030】図10〜図15は緩衝手段の変形例を示
す。
【0031】図10において、緩衝手段は、窓枠(1) の
縦枠部材(3) に取付けられた緩衝器(51)と、開閉操作バ
ー(4) に取付けられた山形前方突出部(52a) を有する当
接片(52)とよりなる。緩衝器(51)は、後壁に開口(53a)
が形成されたケーシング(53)と、ケーシング(53)内に配
置されかつ上端部においてケーシング(53)に前後方向に
揺動自在に取付けられた揺動片(54)とを備えている。揺
動片(54)は山形の後方突出部(54a) を有している。揺動
片(54)の上端部は、ケーシング(53)に設けられた左右方
向に伸びる軸(55)の周囲に嵌められている。軸(55)の周
囲に緩衝用ねじりコイルばね(56)が配されており、この
ねじりコイルばね(56)により、揺動片(54)は常に後方に
回動するように付勢されている。そして、揺動片(54)の
下端部に設けられた係合部(54b) がケーシング(53)の開
口(53a) の下縁部に係合することにより、その後端位置
が決められている。このとき、揺動片(54)の山形後方突
出部(54a) が開口(53a) を通って後方に突出している。
【0032】ルーバ(2) のロックが解除されたとき、各
部のがたが集積され、ルーバ(2) の自重により開閉操作
バー(4) に衝撃が加わり、開閉操作バー(4) が急激に下
方に移動しようとするが、このような移動を始めると、
すぐに当接片(52)の山形前方突出部(52a) が揺動片(54)
の山形後方突出部(54a) に当接する。そして、揺動片(5
4)は緩衝用ねじりコイルばね(56)の付勢力に抗して前方
に揺動し、緩衝用ねじりコイルばね(56)により開閉操作
バー(4) に加わった衝撃が緩和される。その結果、開閉
操作バー(4) の急激な下方への移動が阻止される。
【0033】さらに、開閉操作バー(4) が下降させられ
ると、揺動片(54)はねじりコイルばね(56)の付勢力に抗
してさらに前方へ揺動し、当接片(52)の突出部(52a) は
揺動片(54)の突出部(54a) の下方に至る。
【0034】この変形例において、開閉操作バー(4) に
緩衝器(51)を、窓枠(1) の縦枠部材(3) に当接片(52)を
それぞれ取付けておいてもよい。
【0035】図11において、緩衝手段(60)は、窓枠
(1) の縦枠部材(3) に取付部材(61)により取付けられ、
かつ先端面が凸円弧状となされた当接片(62)と、開閉操
作バー(4) に取付けられかつ先端面が平坦となされた当
接片(63)とよりなる。両当接片(62)(63)の先端どうしは
互いに線接触するようになっている。また、両当接片(6
2)(63)は、それぞれゴム等の摩擦係数の大きい材料から
形成されている。
【0036】ルーバ(2) のロックが解除されたとき、各
部のがたが集積され、ルーバ(2) の自重により開閉操作
バー(4) に衝撃が加わり、開閉操作バー(4) が急激に下
方に移動しようとするが、このような移動を始めると、
すぐに両当接片(62)(63)が相互に接触する。そして、両
当接片(62)(63)により開閉操作バー(4) に加わった衝撃
が緩和される。その結果、開閉操作バー(4) の急激な下
方への移動が阻止される。
【0037】さらに、開閉操作バー(4) が下降させられ
ると、両当接片(62)(63)相互に上下に摺動し、開閉操作
バー(4) の当接片(63)は縦枠部材(3) の当接片(62)の下
方に至る。
【0038】この変形例において、開閉操作バー(4) に
当接片(62)を、窓枠(1) の縦枠部材(3) に当接片(63)を
それぞれ取付けておいてもよい。
【0039】図12において、緩衝手段(70)は、窓枠
(1) の縦枠部材(3) に取付部材(71)により取付けられた
緩衝用アーチ状板ばね(72)と、開閉操作バー(4) に取付
けられた円形前方突出部(73a) を有する当接片(73)とよ
りなる。
【0040】ルーバ(2) のロックが解除されたとき、各
部のがたが集積され、ルーバ(2) の自重により開閉操作
バー(4) に衝撃が加わり、開閉操作バー(4) が急激に下
方に移動しようとするが、このような移動を始めると、
すぐに当接片(73)の突出部(73a) が緩衝用板ばね(72)に
当接し、板ばね(72)が変形させられる。そして、緩衝用
板ばね(72)により開閉操作バー(4) に加わった衝撃が緩
和される。その結果、開閉操作バー(4) の急激な下方へ
の移動が阻止される。
【0041】さらに、開閉操作バー(4) が下降させられ
ると、当接片(73)の突出部(73a) は板ばね(72)をさらに
前方に変形させて下方へ移動し、当接片(73)の突出部(7
3a)は板ばね(72)の下方に至る。
【0042】この変形例において、開閉操作バー(4) に
板ばね(72)を、窓枠(1) の縦枠部材(3) に当接片(73)を
それぞれ取付けておいてもよい。
【0043】図13において、緩衝手段(80)は、窓枠
(1) の縦枠部材(3) に取付部材(81)を介して取付けられ
た永久磁石(82)と、開閉操作バー(4) に取付部材(83)を
介して取付けられた永久磁石(84)とよりなる。縦枠部材
(3) の永久磁石(82)の後端面は斜め上方を向いている。
開閉操作バー(4) の永久磁石(84)の前端面は斜め下方を
向いている。そして、縦枠部材(3) の永久磁石(82)の後
端面と、開閉操作バー(4) の永久磁石(84)の前端面とは
同一の極性の磁気を帯びている。
【0044】ルーバ(2) のロックが解除されたとき、各
部のがたが集積され、ルーバ(2) の自重により開閉操作
バー(4) に衝撃が加わり、開閉操作バー(4) が急激に下
方に移動しようとするが、このような移動を始めるが、
すぐに縦枠部材(3) の永久磁石(82)の後端面と、開閉操
作バー(4) の永久磁石(84)の前端面とが対向する。そし
て、両永久磁石(82)(84)どうしの磁気反発力により開閉
操作バー(4) に加わった衝撃が緩和され、開閉操作バー
(4) の急激な下方への移動が阻止される。
【0045】さらに、開閉操作バー(4) が下降させられ
ると、両永久磁石(82)(84)どうしの磁気反発力に抗し
て、開閉操作バー(4) の永久磁石(84)が縦枠部材(3) の
永久磁石(82)の下方に至る。
【0046】図14において、緩衝手段(90)は、窓枠
(1) の縦枠部材(3) に取付部材(91)を介して取付けられ
た永久磁石(92)と、開閉操作バー(4) に取付部材(93)を
介して取付けられた永久磁石(94)とよりなる。縦枠部材
(3) の永久磁石(92)の後端面は斜め下方を向いている。
開閉操作バー(4) の永久磁石(94)の前端面は斜め上方を
向いて縦枠部材(3) の永久磁石(92)の後端面に対向して
いる。そして、縦枠部材(3) の永久磁石(92)の後端面
と、開閉操作バー(4) の永久磁石(94)の前端面とは互い
に逆の極性の磁気を帯びている。
【0047】ルーバ(2) のロックが解除されたとき、各
部のがたが集積され、ルーバ(2) の自重により開閉操作
バー(4) に衝撃が加わり、開閉操作バー(4) が急激に下
方に移動しようとするが、このような移動を始めようと
しても、両永久磁石(92)(94)どうしの磁気吸引力により
開閉操作バー(4) に加わった衝撃が緩和され、開閉操作
バー(4) の急激な下方への移動が阻止される。
【0048】さらに、開閉操作バー(4) を下降させよう
とすると、両永久磁石(92)(94)どうしの磁気吸引力に抗
して、開閉操作バー(4) が下降する。
【0049】図13および図14の緩衝手段(80)(90)に
おいて、永久磁石の代わりに電磁石を用いることもでき
る。
【0050】図15において、緩衝手段(100) は、窓枠
(1) の縦枠部材(3) に取付けられた緩衝器(101) と、開
閉操作バー(4) に取付けられた山形前方突出部(102a)を
有する当接片(102) とよりなる。緩衝器(101) は、シリ
ンダ(103) と、シリンダ(103) 内に前後方向に移動自在
に配置されかつ後方に突出したプランジャ(104) とを備
えている。プランジャ(104) の前端部の周面にはOリン
グ(106) が取付けられている。シリンダ(103) には、上
下両方に突出したフランジ(103a)が一体に形成され、こ
のフランジ(103a)を貫通したねじ(105) を縦枠部材(3)
にねじ嵌めることにより、シリンダ(103) が縦枠部材
(3) に取り付けられている。シリンダ(103) 内における
プランジャ(104) よりも前方の部分に緩衝用空気が充填
されている。
【0051】ルーバ(2) のロックが解除されたとき、各
部のがたが集積され、ルーバ(2) の自重により開閉操作
バー(4) に衝撃が加わり、開閉操作バー(4) が急激に下
方に移動しようとするが、このような移動を始めると、
すぐに当接片(102) の山形前方突出部(102a)が緩衝器(1
01) のプランジャ(104) に当接する。そして、プランジ
ャ(104) はシリンダ(103) 内の緩衝用空気の圧力に抗し
て前方に揺動し、緩衝用空気により開閉操作バー(4) に
加わった衝撃が緩和される。その結果、開閉操作バー
(4) の急激な下方への移動が阻止される。
【0052】さらに、開閉操作バー(4) が下降させられ
ると、プランジャ(104) はシリンダ(103) 内の空気の圧
力に抗してさらに前方へ揺動し、当接片(102) の突出部
(102a)はプランジャ(104) の下方に至る。
【0053】この変形例において、開閉操作バー(4) に
緩衝器(101) を、窓枠(1) の縦枠部材(3) に当接片(10
2) をそれぞれ取付けておいてもよい。
【0054】図4、図10および図15に示す緩衝手段
(36)(50)(100) において、当接片(38)(52)(102) の前方
突出部(38a)(52a)(102a)の形状は山形ではなく、図12
に示す緩衝手段(70)の当接片(73)の前方突出部(73a) の
ように円形であってもよい。これとは逆に、図12に示
す緩衝手段(70)において、当接片(73)の前方突出部(73
a) の形状は円形ではなく、図4、図10および図15
に示す緩衝手段(36)(50)(100) の当接片(38)(52)(102)
の前方突出部(38a)(52a)(102a)のように山形であ9ても
よい。
【0055】
【発明の効果】この発明の回転窓によれば、上述のよう
に、開閉操作バーの急激な移動が抑制されるので、障子
の急激な開きや、大きな音の発生が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のルーバ窓が開いた状態を示
す垂直断面図である。
【図2】一部切欠き部分斜視図である。
【図3】ルーバ窓の下部を示す一部切欠き部分斜視図で
ある。
【図4】緩衝手段の一部切欠き側面図である。
【図5】ルーバが閉位置にあり、ロックされている状態
を示す一部を省略した部分拡大垂直断面図である。
【図6】ルーバが閉位置にあり、ロックが解除されてい
る状態を示す図5相当の図である。
【図7】ルーバが閉位置にあり、ロックが解除されてい
るとともに、開閉操作バーに加わる衝撃が緩和されてい
る状態を示す図5相当の図である。
【図8】ルーバが若干開いた状態を示す図5相当の図で
ある。
【図9】ルーバが全開位置にある状態を示す図5相当の
図である。
【図10】緩衝手段の第1の変形例を示す一部切欠き側
面図である。
【図11】緩衝手段の第2の変形例を示す側面図であ
る。
【図12】緩衝手段の第3の変形例を示す側面図であ
る。
【図13】緩衝手段の第4の変形例を示す側面図であ
る。
【図14】緩衝手段の第5の変形例を示す側面図であ
る。
【図15】緩衝手段の第6の変形例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 窓枠 2 ルーバ(障子) 3 縦枠部材 4 開閉操作バー 19 係合部材 21 フック 23 カム 24 カムフォロワ 32 操作ハンドル 36 緩衝手段 50 緩衝手段 60 緩衝手段 70 緩衝手段 80 緩衝手段 90 緩衝手段 100 緩衝手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓枠と、窓枠に回転して開閉するように
    設けられている障子と、窓枠の枠部材に沿って上下方向
    に移動自在に設けられている開閉操作バーと、開閉操作
    バーを上下動させる操作ハンドルと、障子の側縁部の下
    端部に設けられた係合部材と、開閉操作バーに揺動自在
    に設けられかつ係合部材に係合しうるフックと、フック
    と窓枠との間に設けられ、かつ開閉操作バーの上下いず
    れか一方への移動により、フックを揺動させて係合部材
    に係合させ、同じく開閉操作バーの逆方向への移動によ
    りフックを揺動させて係合部材への係合を解除させるロ
    ック手段とを備えており、開閉操作バーの上下方向の移
    動により障子が回転して開閉させられる回転窓におい
    て、 窓枠の枠部材と開閉操作バーとの間に、ロック手段によ
    りフックの係合部材への係合が解除されたさいに、開閉
    操作バーに加わる衝撃を緩和するばねを利用した緩衝手
    段が設けられている回転窓。
  2. 【請求項2】 窓枠と、窓枠に回転して開閉するように
    設けられている障子と、窓枠の枠部材に沿って上下方向
    に移動自在に設けられている開閉操作バーと、開閉操作
    バーを上下動させる操作ハンドルと、障子の側縁部の下
    端部に設けられた係合部材と、開閉操作バーに揺動自在
    に設けられかつ係合部材に係合しうるフックと、フック
    と窓枠との間に設けられ、かつ開閉操作バーの上下いず
    れか一方への移動により、フックを揺動させて係合部材
    に係合させ、同じく開閉操作バーの逆方向への移動によ
    りフックを揺動させて係合部材への係合を解除させるロ
    ック手段とを備えており、開閉操作バーの上下方向の移
    動により障子が回転して開閉させられる回転窓におい
    て、 窓枠の枠部材と開閉操作バーとの間に、ロック手段によ
    りフックの係合部材への係合が解除されたさいに、開閉
    操作バーに加わる衝撃を緩和するゴムを利用した緩衝手
    段が設けられている回転窓
  3. 【請求項3】 窓枠と、窓枠に回転して開閉するように
    設けられている障子と、窓枠の枠部材に沿って上下方向
    に移動自在に設けられている開閉操作バーと、開閉操作
    バーを上下動させる操作ハンドルと、障子の側縁部の下
    端部に設けられた係合部材と、開閉操作バーに揺動自在
    に設けられかつ係合部材に係合しうる フックと、フック
    と窓枠との間に設けられ、かつ開閉操作バーの上下いず
    れか一方への移動により、フックを揺動させて係合部材
    に係合させ、同じく開閉操作バーの逆方向への移動によ
    りフックを揺動させて係合部材への係合を解除させるロ
    ック手段とを備えており、開閉操作バーの上下方向の移
    動により障子が回転して開閉させられる回転窓におい
    て、 窓枠の枠部材と開閉操作バーとの間に、ロック手段によ
    りフックの係合部材への係合が解除されたさいに、開閉
    操作バーに加わる衝撃を緩和する磁石を利用した緩衝手
    段が設けられている回転窓
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