JP5204733B2 - ダンパ付きヒンジ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば扉を躯体に回転可能に連結するためのヒンジ装置、特に扉の回転速度を低速に抑えるためのダンパ装置を備えたダンパ付きヒンジ装置に関する。
一般に、この種のヒンジ装置は、下記特許文献1に記載されているように、躯体に取り付けられる躯体側取付部材と、扉に取り付けられる扉側取付部材と、躯体側取付部材と扉側取付部材とを回転可能に連結する第1及び第2の二つの連結アームと、第1連結アームを介して扉側取付部材を回転付勢する回転付勢手段と、第1及び第2連結アームのいずれか一方と躯体側取付部材との間に設けられ、当該一方の連結アームの回転速度を低速に抑え、ひいては扉側取付部材の回転速度を低速に抑えるダンパ装置とを有している。
このようなダンパ装置が用いられた扉の開閉装置においては、扉が開位置側から閉位置に回転するときに、その回転速度がダンパ装置によって低速に抑えられる。これにより、扉が閉位置に達してストッパに突き当たったときに、大きな衝撃音が発生することが防止される。
ヒンジ装置に用いられているダンパ装置は、下記特許文献1に記載されているように、シリンダとこのシリンダに基端部がその長手方向へ移動可能に挿入されたロッドとを備えている。シリンダは、躯体側取付部材に固定されている。一方、ロッドは、一方の連結アームに対しその回転に伴ってロッドがその長手方向へ移動するように連結されている。ロッドが移動するときには、シリンダとロッドとの間に設けられたダンパ機構によってロッドの移動速度が低速に抑えられる。これにより、当該一方の連結アームの回転速度、ひいては扉の回転速度が低速に抑えられる。
実用新案登録第3103578号公報
連結アームが回転するものであるのに対し、ロッドはその長手方向へ直線移動するものである。このため、ロッドが連結アームの回転によって移動させられるときには、ロッドにその長手方向を向く力が作用するのみならず、長手方向と直交する方向を向く分力が作用する。この分力によってロッドがシリンダに対して僅かではあるが傾斜させられ、その結果ロッドの円滑な移動が阻害されるおそれがあった。
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、この発明の第1の態様は、第1取付部材と、この第1取付部材に対して回転可能な第2取付部材と、この第2取付部材を回転付勢する回転付勢手段と、上記第2取付部材の回転を低速に抑えるダンパ装置とを備え、上記第1取付部材の長手方向の先端部に連結アームの一端部が回転可能に設けられ、この連結アームの他端部が上記第2取付部材に回転可能に設けられ、それによって上記第2取付部材が上記第1取付部材に上記連結アームを介して回転可能に連結され、上記ダンパ装置が、シリンダと、このシリンダに一端部が上記シリンダの長手方向へ移動可能に挿入されたロッドとを有し、上記シリンダと上記ロッドとのいずれか一方が上記第1取付部材に当該一方の長手方向へ移動不能に設けられ、上記シリンダと上記ロッドとのいずれか他方が上記第2取付部材にその回転に伴って上記ロッドが上記シリンダに対してその長手方向へ移動するように間接的に連結され、それによって上記第2取付部材の回転速度を低速に抑えるように構成されたダンパ付きヒンジ装置において、上記シリンダと上記ロッドとのうちの上記他方をその移動方向へ移動可能にガイドし、かつ移動方向と直交する方向への移動を制限するガイド機構をさらに備え、上記ガイド機構が、上記シリンダと上記ロッドとのうちの上記他方の移動方向に延びるガイド溝と、このガイド溝にその長手方向へ移動可能に挿入されたガイド部材とを有し、上記ガイド部材の移動に伴って上記ロッドが上記シリンダに対して移動するよう、上記シリンダと上記ロッドとのうちの上記他方に上記ガイド部材が設けられ、上記第2取付部材の回転に伴って上記ロッドが上記シリンダに対して移動するよう、上記連結アームに連結片の一端部が回転可能に取り付けられるとともに、上記ガイド部材に上記連結片の他端部が回転可能に取り付けられ、上記第1取付部材の内部に、上記シリンダの長手方向に沿って互いに平行に延びる一対の支持板部を有する支持部材が位置固定して設けられ、この支持部材の一対の支持板部間に上記シリンダ及び上記ロッドが配置され、上記一対の支持板部の上記連結アーム側に位置する先端部に上記ガイド溝がそれぞれ形成され、上記シリンダと上記ロッドとのうちの上記一方の上記他方から離間した端部が上記一対の支持板部の後端部に移動不能に支持され、上記シリンダと上記ロッドとのうちの上記他方の上記一方から離間した端部が上記一対の支持板部の先端部に上記ガイド部材を介して支持され、上記連結アームが回転軸を介して上記第1取付部材に回転可能に支持されており、上記一対の支持板部の上記連結アーム側の端部が上記第1取付部材に上記回転軸を介して支持されていることを特徴としている。
この発明の第2の態様は、第1取付部材と、この第1取付部材に対して回転可能な第2取付部材と、この第2取付部材を回転付勢する回転付勢手段と、上記第2取付部材の回転を低速に抑えるダンパ装置とを備え、上記第1取付部材の長手方向の先端部に連結アームの一端部が回転可能に設けられ、この連結アームの他端部が上記第2取付部材に回転可能に設けられ、それによって上記第2取付部材が上記第1取付部材に上記連結アームを介して回転可能に連結され、上記ダンパ装置が、シリンダと、このシリンダに一端部が上記シリンダの長手方向へ移動可能に挿入されたロッドとを有し、上記シリンダと上記ロッドとのいずれか一方が上記第1取付部材に当該一方の長手方向へ移動不能に設けられ、上記シリンダと上記ロッドとのいずれか他方が上記第2取付部材にその回転に伴って上記ロッドが上記シリンダに対してその長手方向へ移動するように間接的に連結され、それによって上記第2取付部材の回転速度を低速に抑えるように構成されたダンパ付きヒンジ装置において、上記シリンダと上記ロッドとのうちの上記他方をその移動方向へ移動可能にガイドし、かつ移動方向と直交する方向への移動を制限するガイド機構をさらに備え、上記ガイド機構が、上記シリンダと上記ロッドとのうちの上記他方の移動方向に延びるガイド溝と、このガイド溝にその長手方向へ移動可能に挿入されたガイド部材とを有し、上記ガイド部材の移動に伴って上記ロッドが上記シリンダに対して移動するよう、上記シリンダと上記ロッドとのうちの上記他方に上記ガイド部材が設けられ、上記連結アームには、この連結アームの上記第1取付部材に対する回転軸線の長手方向から見たときに上記ガイド溝と交差するカム溝が形成され、上記連結アームの回転に伴って上記ガイド部材が上記ガイド溝内をその長手方向へ移動するよう、上記カム溝に上記ガイド部材が上記カム溝の長手方向へ移動可能に、かつ幅方向へ移動不能に挿入されていることを特徴としている。
上記特徴構成を有するこの発明によれば、ダンパ装置のシリンダ又はロッドがガイド機構により、ロッドとシリンダとの相対移動方向へ移動可能にガイドされるとともに、移動方向と直交する方向へは移動を制限された状態でガイドされるから、シリンダ又はロッドにその長手方向と直交する方向を向く力が作用したとしても、シリンダとロッドとが傾斜することを防止することができる。したがって、ロッドをシリンダに対して円滑に移動させることができる。
図1は、この発明の第1実施の形態を示す分解斜視図である。 図2は、同実施の形態の一部を切り欠いて示す斜視図である。 図3は、同実施の形態を躯体及び扉に取り付けた状態で示す断面図であって、扉が閉位置に位置させられている。 図4は、図3と同様の断面図であって、扉が閉位置から開位置側へほぼ45°離れた中間位置に位置させられている。 図5は、図3と同様の断面図であって、扉が開位置に位置させられている。 図6は、同実施の形態のガイド機構を説明するための図であって、扉が閉位置に位置しているときの状態を示している。 図7は、同ガイド機構を説明するための図であって、扉が中間位置に位置しているときの状態を示している。 図8は、同ガイド機構を説明するための図であって、扉が開位置に位置しているときの状態を示している。 図9は、この発明の第2実施の形態を示す分解斜視図である。 図10は、同実施の形態の一部を切り欠いて示す斜視図である。 図11は、同実施の形態の図3と同様の断面図である。 図12は、同実施の形態の図4と同様の断面図である。 図13は、同実施の形態の図5と同様の断面図である。 図14は、同実施の形態のガイド機構を説明するための図であって、扉が閉位置に位置しているときの状態を示している。 図15は、同ガイド機構を説明するための図であって、扉が中間位置に位置しているときの状態を示している。 図16は、同ガイド機構を説明するための図であって、扉が開位置に位置しているときの状態を示している。
以下、この発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
図1〜図8は、この発明に係るダンパ付きヒンジ装置の第1実施の形態を示す。この実施の形態のヒンジ装置Aは、図3〜図5に示すように、筐体Bに扉Cを水平方向へ回転可能に取り付けるためのものである。扉Cは、筐体Bの開口部Baを閉じた図3に示す閉位置と、開口部Baを開いた図5に示す開位置との間を回動可能である。
ヒンジ装置Aは、基材1、筐体側ユニット2、扉側取付部材(第2取付部材)3、第1連結アーム(連結アーム)4及び第2連結アーム5を備えている。なお、ヒンジ装置Aの各構成については、説明の便宜上、筐体Bの上下及び前後左右を基準として説明する。勿論、ヒンジ装置Aの各構成は、これに限定されるものではない。
図3〜図5に示すように、基材1は、筐体Bの左右いずれかの内面の前端部に上下方向へ位置調節可能に固定されている。扉側取付部材3は、扉Cの背面に固定されている。基材1と扉側取付部材3とは、上下方向においてはほぼ同一位置に配置されている。
基材1には、筐体側ユニット2が着脱可能に取り付けられている。筐体側ユニット2の前端部には、第1連結アーム4の一端部が上下方向に延びる第1枢軸6を介して回転可能に連結されている。第1連結アーム4の他端部は、扉側取付部材3に第1枢軸6と平行な第2枢軸7を介して回転可能に連結されている。筐体側ユニット2の前端部には、第2連結アーム5の一端部が第1枢軸6と平行な第3枢軸8を介して回転可能に連結されている。第2連結アーム5の他端部は、第1枢軸6と平行な第4枢軸9を介して回転可能に連結されている。これにより、扉Cが筐体Bにヒンジ装置Aを介して回転可能に連結されている。なお、第2及び第4枢軸7,9は、両者の一端部どうしが連結部10によって連結されることにより、一体に形成されているが、別体に形成してもよい。
筐体側ユニット2は、着脱部材21、係合部材22、及び筐体側取付部材(第1取付部材)23を主な構成要素としている。着脱部材21は、一対の側板部21a,21aとこれらを連結する連結板部21bとにより、断面「コ」字状に形成されている。そして、着脱部材21は、その長手方向を前後方向に向け、側板部21aを上下方向に向け、さらに開放部を基材1と対向させた状態で配置されている。
側板部21aの前端部には、係合部21cが形成されている。係合部21cは、基材1の前端部に係脱可能に係合させられている。着脱部材21の後端部には、係合部材22が前後方向へ所定範囲だけ移動可能に設けられている。係合部材22は、コイルばね24により後方へ付勢されており、コイルばね24の付勢力によって図3〜図5に示す係合位置に位置させられると、係合部材22の係合部22aが基材1の後端部に形成された係合部1aに着脱可能に係合する。係合部21c及び係合部22aが基材1に係合することにより、着脱部材21が基材1に着脱可能に取り付けられ、ひいては筐体側ユニット2が基材1に着脱可能に取り付けられている。係合部材22を係合位置から所定距離だけ前方の解除位置まで移動させると、係合部1a,22aの係合が解除される。その状態で着脱部材21を前方へ移動させると、係合部21cの基材1との係合が解除される。この結果、着脱部材21が基材1から取り外し可能になり、筐体側ユニット2を基材1から取り外すことができる。なお、筐体側ユニット2が基材1に対して着脱されることにより、扉Cが筐体Bに着脱される。
筐体側取付部材23は、着脱部材21とほぼ相似な形状に形成されている。したがって、筐体側取付部材23も一対の側板部23a,23a及び連結板部23bを有している。しかも、筐体側取付部材23は、着脱部材21より一回り大きく形成されており、その内部に着脱部材21を収容している。筐体側取付部材23の後端部は、着脱部材21の後端部に前後方向へ位置調節可能に取り付けられ、ボルト25によって固定されている。筐体側取付部材23の前端部には、軸線を左右方向に向けた調節ねじ26が螺合されている。この調節ねじ26の一端部は、着脱部材21に回転可能に、かつ位置固定して取り付けられている。したがって、調節ねじ26を正逆方向へ回転させると、筐体側取付部材23の前端部が左右方向へ位置調節される。
筐体側取付部材23の前端部には、第1及び第2連結アーム4,5の一端部がそれぞれ第1、第3枢軸6,8を介して回転可能に連結されている。第1及び第2連結アーム4,5の他端部は、上記のように、扉側取付部材3にそれぞれ第2、第4枢軸7,9を介して回転可能に連結されている。したがって、扉Cは、筐体側取付部材23に連結されている。よって、基材1を上下方向へ位置調節し、筐体側取付部材23を前後方向へ位置調節し、さらに筐体側取付部材23の前端部を左右方向へ位置調節することにより、扉Cを上下及び前後左右に位置調節することができる。筐体側取付部材23は、筐体Bに位置調節可能に直接取り付けてもよい。その場合には、基材1及び着脱部材21、係合部材22及びコイルばね24が省略される。
筐体側取付部材23と第2連結アーム5との間には、捩りコイルばね(回転付勢手段)27が設けられている。この捩りコイルばね27は、扉側取付部材3(扉C)が閉位置と中間位置との間に位置しているときには、扉側取付部材3が閉位置側へ回転するように第2連結アーム5を一方向(以下、閉方向という。)に回転付勢し、扉側取付部材3が中間位置と開位置との間に位置しているときには、扉側取付部材3が開位置側へ回転するように第2連結アーム5を他方向(以下、開方向という。)へ回転付勢する。したがって、扉Cは、閉位置と中間位置との間において自由に回転することができる状態にすると、捩りコイルばね27によって閉位置まで回転させられるとともに、閉位置に維持される。その一方、扉Cは、中間位置と開位置との間において自由に回転することができる状態にすると、捩りコイルばね27によって開位置まで回転させられるとともに、開位置に維持される。
なお、捩りコイルばね27は、第2連結アーム5及び扉側取付部材3を回転付勢する結果、第1連結アーム4をも回転付勢する。換言すれば、第1連結アーム4は、捩りコイルばね27により第2連結アーム5及び扉側取付部材3を介して回転付勢されているのである。第1連結アーム4は、捩りコイルばね27により直接回転付勢してもよい。
また、第2連結アーム5(第1連結アーム4)を回転付勢する回転付勢手段としては、捩りコイルばね27以外の各種の公知のものを採用することができる。例えば、圧縮コイルばね又は引っ張りコイルばねを用いることも可能である。また、第2連結アーム5(第1連結アーム4)を弾性材で構成し、第2連結アーム5(第1連結アーム5)を回転付勢手段として兼用することも可能である。
着脱部材21の内部には、支持部材28が収容されている。この支持部材28は、側板部21aと平行に延びる一対の側板部28a,28aと、この一対の側板部28a,28aの後端部どうしを連結する連結板部28bとにより前後に長い「コ」字状に形成されている。一対の側板部28a,28aの後端部は、当該側板部28a,28a、着脱部材21の一対の側板部21a,21a及び筐体側取付部材23の一対の側板部23a,23aを上下に貫通する支持軸29を介して一対の側板部23a,23aに取り付けられている。なお、着脱部材21の側板部21a,21aには、前後方向に延びる長孔21dが形成されており、この長孔21dに支持軸29が前後方向へ移動可能に挿通されている。したがって、筐体側取付部材23を着脱部材21に対して前後方向へ位置調節するときに支持軸29が邪魔になることはない。一対の側板部28a,28aの前端部は、第1枢軸6を介して筐体側取付部材23の側板部23a,23aに取り付けられている。この結果、支持部材28は、着脱部材21内に収容された状態で筐体側取付部材23に位置固定して取り付けられている。
なお、筐体側取付部材23が筐体Bに直接取り付けられるときには、上記のように着脱部材21が省略されるので、支持部材28が筐体側取付部材23の内部に直接収容される。
支持部材28の内部には、ダンパ装置31が収容されている。ダンパ装置31は、シリンダ32と、このシリンダ32に基端部がその長手方向へ移動可能に挿入されたロッド33とを有している。ロッド33の移動速度は、シリンダ32とロッド33の基端部との間に設けられたダンパ機構(図示せず)によって低速に抑えられている。この場合、ロッド33の移動速度は、ロッド33が前方へ移動するときと、後方へ移動するときとの両者において低速に抑えられているが、前後いずれか一方向へ移動するときのみ低速に抑えられるものであってもよい。
シリンダ32は、その長手方向を前後方向に向けた状態で支持部材28の側板部28a,28a間に挿入されている。シリンダ32の後端部には、上記支持軸29がシリンダ32の軸線と直交するようにして挿通されている。これにより、シリンダ32が支持軸29及び支持部材28を介して筐体側取付部材23に位置固定して取り付けられている。
ロッド33は、ガイド機構40により支持部材28に対し前後方向へ円滑に移動し、左右方向へは移動することがないように制限された状態でガイドされている。すなわち、支持部材28の一対の側板部28a,28aの先端部には、前後方向に延びるガイド孔(ガイド溝)41,41が形成されている。一方、ロッド33の先端部には、上下方向に延びるガイド軸(ガイド部材)42がその軸線をロッド33の軸線と直交させた状態で挿通されている。このガイド軸42は、ガイド孔41の幅とほぼ同一の直径を有している。ガイド軸42の両端部は、ガイド孔41,41にその長手方向(前後方向)へ移動可能に、かつガイド孔41の幅方向へは移動しないように同方向への移動を制限された状態で挿入されている。これにより、ロッド33が支持部材28に対し前後方向へのみ移動し、仮にロッド33に左右方向への力が作用したとしても、その力はガイド軸42を介して支持部材28に受け止められる。したがって、ロッド33には左右方向の力が実質的に作用することがない。なお、ガイド軸42の両端面は、筐体側取付部材23の両側板部23a,23aの内面にほぼ接触しており、それによってガイド軸42の上下方向への移動が阻止されている。
ロッド33は、第1連結アーム4の回転に伴って前後方向へ移動するよう、第1連結アーム4に連結機構50を介して連結されている。すなわち、支持部材28の側板部28a,28aの先端部間には、連結片51の後端部が挿入されている。連結片51の後端部は、ロッド33の先端部に上記ガイド軸42を介して回転可能に連結されている。一方、連結片51の先端部は、図3〜図5に示すように、側板部28a,28aの先端部から斜め前方に突出しており、そこには軸線を上下方向に向けた軸52が挿通されている。そして、この軸52を介して連結片51の先端部が第1連結アーム4の後端部に回転可能に連結されている。なお、連結片51の上下方向の幅は、支持部材28の側板部28a,28aの先端部の間隔とほぼ同一に設定されており、連結片51の上下の両端面が側板部28a,28aの各内面に接触させられている。これにより、側板部28a,28aの先端部どうしが互いに接近するように変形することが防止されている。側板部28a,28aの先端部どうしの互いに離間する方向への変形は、側板部28a,28aの外面が着脱部材21の側板部21a,21aの内面にほぼ接触することによって防止されている。
軸52は、第1枢軸6に対してその軸線と直交する方向へ離間して配置されている。したがって、第1連結アーム4が回転すると、連結片51が前後方向へ移動し、ロッド33が前後方向へ移動する。この場合、ロッド33は、図6〜図8から明らかなように、第1連結アーム4が開方向へ回転するときにはロッド33が後方へ移動し、第1連結アーム4が閉方向へ回転するときには、ロッド33が前方へ移動するようになっている。勿論、第1連結アーム4の回転方向とロッド33の移動方向とは、この実施の形態と逆にしてもよい。
上記構成のヒンジ装置によれば、第1連結アーム4が捩りコイルばね27によって回転させられ、それによって扉Cが回転させられるときには、扉Cの回転に伴ってロッド33が前後方向へ移動させられる。ロッド33の前後方向への移動速度は、ダンパ装置31のダンパ機構によって低速に抑えられている。したがって、扉Cが閉位置又は開位置に達するときに、衝撃が発生したり、扉Cに指を挟まれるような事故を未然に防止することができる。
また、第1連結アーム4が回転するときには、捩りコイルばね27の回転付勢力がロッド33に連結片51を介して二つの分力として伝達される。一つの分力は、ロッド33の軸線方向(=シリンダ32の軸線方向)を向く力であり、この分力によってロッド33が前後方向へ移動させられる。他の一つの分力は、左右方向を向く力である。この分力は、ガイド軸42及び支持部材28を介して筐体側取付部材23によって受け止められる。したがって、ロッド33は、シリンダ32に対して傾斜することがなく、円滑に移動することができる。
さらに、この実施の形態のヒンジ装置Aによれば、ガイド孔41が支持部材28に設けられており、支持部材28が筐体側取付部材23内に収容されている。したがって、ガイド孔41が外部から目視されることがなく、それによってヒンジ装置Aの美感を向上させることができる。
図9〜図16は、この発明の第2実施の形態を示す。この実施の形態のヒンジ装置A′は、以下の点において上記実施の形態のヒンジ装置Aと相違している。その相違点以外の構成については、同様な構成部分に同一符号を付してその説明を省略する。
ヒンジ装置A′においては、連結機構50に代えて連結機構50′が用いられている。連結機構50′は、連結片51に代えてカム孔(カム溝)53を有している。カム孔53は、第1連結アーム4の後端部に配置されており、第1枢軸6の軸線と異なる軸線を中心として円弧状に延びている。しかも、図14〜図16に示すように、第1枢軸6の軸線方向から見たとき、ガイド孔41と斜めに交差するように配置されており、その交差部においてガイド軸42がガイド孔41及びカム孔53に挿通されている。したがって、第1連結アーム4が回転すると、ガイド軸42がカム孔53によりガイド孔41の長手方向(前後方向)へ移動させられ、その結果ロッド33が前後方向へ移動させられる。
カム孔53は、必ずしも円弧状に形成する必要がなく、第1連結アーム4の回転に伴ってロッド33を前後方向へ移動させることができる限り、直線状に形成してもよい。つまり、第1枢軸6の軸線方向から見たとき、ガイド孔41と交差するよう、ガイド孔41に対して直線的に傾斜した傾斜孔(傾斜溝)として形成してもよい。
第1連結アーム4の後端部には、スペーサ61の前端部が第1枢軸6を介して回転可能に設けられている。このスペーサ61の左右方向の幅は、支持部材28の側板部28a,28aの間隔とほぼ同一に設定されており、当該側板部28a,28a間に挿入されている。これにより、側板部28a,28aの先端部が互いに接近するように変形することが防止されている。なお、スペーサ61には、これを左右方向に貫通するとともに、前後方向に延びる長孔状の逃げ孔61aが形成されている。この逃げ孔61aには、ガイド軸42が前後方向へ移動可能に挿通されている。したがって、ガイド軸42の前後方向への移動がスペーサ61によって阻害されることがない。
この実施の形態のヒンジ装置A′によれば、上記実施の形態が奏する効果に加え、ヒンジ装置A′の製造費を低減することができるという効果が得られる。すなわち、この実施の形態では、ガイド孔41とカム孔53とによってロッド33を前後方向へ移動させるようにしているから、連結片51及び軸52が不要であり、その分だけ部品点数を減らすことができる。この結果、ヒンジ装置A′の製造費を低減することができる。
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において各種の変形例を採用可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、筐体側取付部材23と扉側取付部材3とを第1及び第2の二つの連結アーム4,5によって連結しているが、第2連結アーム5を省略し、第1連結アーム4だけで連結してもよい。第1及び第2の二つの連結アーム4,5を用いる場合には、ロッド33を第2連結アーム5に連結してもよい。さらに、第2連結アームを捩りコイルばね(回転付勢手段)27によって回転付勢してもよく、これらの変形例は自由に組み合わせることができる。
また、上記の実施の形態においては、筐体側取付部材(第1取付部材)23に支持部材28を設けているが、支持部材28については省略してもよい。その場合には、ガイド孔(ガイド溝)41が筐体側取付部材23に直接設けられる。
さらに、上記の実施の形態においては、筐体側取付部材23側にガイド孔41が設けられ、ロッド33にガイド軸42が設けられているが、ロッド33にガイド孔(ガイド溝)を設け、筐体側取付部材23にガイド軸(ガイド部材)を設けてもよい。また、筐体側取付部材23にシリンダ32を固定し、ロッド33を移動させているが、ロッド33を筐体側取付部材23に固定し、シリンダ32を前後方向へ移動させてもよい。
この発明に係るヒンジ装置は、筐体の開口部を開閉する扉を筐体に回転可能に連結するために用いることができる。
A ヒンジ装置
A′ ヒンジ装置
3 扉側取付部材(第2取付部材)
4 第1連結アーム(連結アーム)
6 第1枢軸
7 第2枢軸
23 筐体側取付部材(第1取付部材)
27 捩りコイルばね(回転付勢手段)
28 支持部材
31 ダンパ装置
32 シリンダ
33 ロッド
40 ガイド機構
41 ガイド孔(ガイド溝)
42 ガイド軸(ガイド部材)
53 カム孔(カム溝)

Claims (2)

  1. 第1取付部材と、この第1取付部材に対して回転可能な第2取付部材と、この第2取付部材を回転付勢する回転付勢手段と、上記第2取付部材の回転を低速に抑えるダンパ装置とを備え、上記第1取付部材の長手方向の先端部に連結アームの一端部が回転可能に設けられ、この連結アームの他端部が上記第2取付部材に回転可能に設けられ、それによって上記第2取付部材が上記第1取付部材に上記連結アームを介して回転可能に連結され、上記ダンパ装置が、シリンダと、このシリンダに一端部が上記シリンダの長手方向へ移動可能に挿入されたロッドとを有し、上記シリンダと上記ロッドとのいずれか一方が上記第1取付部材に当該一方の長手方向へ移動不能に設けられ、上記シリンダと上記ロッドとのいずれか他方が上記第2取付部材にその回転に伴って上記ロッドが上記シリンダに対してその長手方向へ移動するように間接的に連結され、それによって上記第2取付部材の回転速度を低速に抑えるように構成されたダンパ付きヒンジ装置において、
    上記シリンダと上記ロッドとのうちの上記他方をその移動方向へ移動可能にガイドし、かつ移動方向と直交する方向への移動を制限するガイド機構をさらに備え、
    上記ガイド機構が、上記シリンダと上記ロッドとのうちの上記他方の移動方向に延びるガイド溝と、このガイド溝にその長手方向へ移動可能に挿入されたガイド部材とを有し、上記ガイド部材の移動に伴って上記ロッドが上記シリンダに対して移動するよう、上記シリンダと上記ロッドとのうちの上記他方に上記ガイド部材が設けられ、
    上記第2取付部材の回転に伴って上記ロッドが上記シリンダに対して移動するよう、上記連結アームに連結片の一端部が回転可能に取り付けられるとともに、上記ガイド部材に上記連結片の他端部が回転可能に取り付けられ、
    上記第1取付部材の内部に、上記シリンダの長手方向に沿って互いに平行に延びる一対の支持板部を有する支持部材が位置固定して設けられ、この支持部材の一対の支持板部間に上記シリンダ及び上記ロッドが配置され、上記一対の支持板部の上記連結アーム側に位置する先端部に上記ガイド溝がそれぞれ形成され、
    上記シリンダと上記ロッドとのうちの上記一方の上記他方から離間した端部が上記一対の支持板部の後端部に移動不能に支持され、上記シリンダと上記ロッドとのうちの上記他方の上記一方から離間した端部が上記一対の支持板部の先端部に上記ガイド部材を介して支持され、
    上記連結アームが回転軸を介して上記第1取付部材に回転可能に支持されており、上記一対の支持板部の上記連結アーム側の端部が上記第1取付部材に上記回転軸を介して支持されていることを特徴とするダンパ付きヒンジ装置。
  2. 第1取付部材と、この第1取付部材に対して回転可能な第2取付部材と、この第2取付部材を回転付勢する回転付勢手段と、上記第2取付部材の回転を低速に抑えるダンパ装置とを備え、上記第1取付部材の長手方向の先端部に連結アームの一端部が回転可能に設けられ、この連結アームの他端部が上記第2取付部材に回転可能に設けられ、それによって上記第2取付部材が上記第1取付部材に上記連結アームを介して回転可能に連結され、上記ダンパ装置が、シリンダと、このシリンダに一端部が上記シリンダの長手方向へ移動可能に挿入されたロッドとを有し、上記シリンダと上記ロッドとのいずれか一方が上記第1取付部材に当該一方の長手方向へ移動不能に設けられ、上記シリンダと上記ロッドとのいずれか他方が上記第2取付部材にその回転に伴って上記ロッドが上記シリンダに対してその長手方向へ移動するように間接的に連結され、それによって上記第2取付部材の回転速度を低速に抑えるように構成されたダンパ付きヒンジ装置において、
    上記シリンダと上記ロッドとのうちの上記他方をその移動方向へ移動可能にガイドし、かつ移動方向と直交する方向への移動を制限するガイド機構をさらに備え、
    上記ガイド機構が、上記シリンダと上記ロッドとのうちの上記他方の移動方向に延びるガイド溝と、このガイド溝にその長手方向へ移動可能に挿入されたガイド部材とを有し、上記ガイド部材の移動に伴って上記ロッドが上記シリンダに対して移動するよう、上記シリンダと上記ロッドとのうちの上記他方に上記ガイド部材が設けられ、
    上記連結アームには、この連結アームの上記第1取付部材に対する回転軸線の長手方向から見たときに上記ガイド溝と交差するカム溝が形成され、上記連結アームの回転に伴って上記ガイド部材が上記ガイド溝内をその長手方向へ移動するよう、上記カム溝に上記ガイド部材が上記カム溝の長手方向へ移動可能に、かつ幅方向へ移動不能に挿入されていることを特徴とするダンパ付きヒンジ装置。
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