JP2919788B2 - 半導体装置、半導体装置の製造方法、及び窒化ガリウム系半導体の成長方法 - Google Patents

半導体装置、半導体装置の製造方法、及び窒化ガリウム系半導体の成長方法

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JP2919788B2
JP2919788B2 JP23067996A JP23067996A JP2919788B2 JP 2919788 B2 JP2919788 B2 JP 2919788B2 JP 23067996 A JP23067996 A JP 23067996A JP 23067996 A JP23067996 A JP 23067996A JP 2919788 B2 JP2919788 B2 JP 2919788B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、窒化ガリウム系
化合物半導体を用いた青色発光素子等の半導体装置及び
その製造方法、さらには、その製造方法に用いる窒化ガ
リウム系半導体の成長方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、GaN、InxGa1-xN、Gax
Al1-xNといった、窒化ガリウム系化合物半導体が、
青色発光ダイオード(LED)や青色レーザーダイオー
ド(LD)等の半導体装置の材料として、注目されてい
る。これらの化合物半導体を使うことによって、これま
で困難であった十分な強度の青色光を発する発光素子を
提供することが可能となってきたからである。
【0003】窒化ガリウム系化合物半導体を使った半導
体装置としては、例えば、特開平4ー321280その
他に幾つか提案されている。図7に、このような従来の
窒化ガリウム系化合物半導体を使った半導体装置の一例
としての青色LEDの基本構造を示す。すなわち、半導
体装置2は、サファイヤ基板200の上にバッファ層2
01を介して積層されたn型GaN半導体層202、p
型GaN半導体層203からなっている。これらn型G
aN半導体層202、p型GaN半導体層203間の空
乏層に、キャリアを注入することによって発光を行うこ
とができる。
【0004】このような半導体装置(LED)を製造す
るには、サファイヤ基板の上に、各層を形成する窒化ガ
リウム系化合物半導体層を、順次MOCVD等により積
層していく。その後、適当な大きさに切り分けて個々の
チップを分離する。最後に、そのチップをワイヤーフレ
ームに接続し、必要な配線を行って製品にする。
【0005】このような従来の窒化ガリウム系半導体装
置では、半導体層に導入した不純物元素はエピタキシャ
ル成長しただけでは物理的に存在するだけであって、電
気的には十分に活性化されていない。従って、何らかの
活性化の処理が必要である。
【0006】従来この不純物元素の活性化の処理として
は、エピタキシャル成長後の「後工程」として、熱アニ
ールを行っていた。
【0007】また、「後工程」としての熱アニールを無
くすための不活性ガス中での自然冷却工程が、特開平8
−125222号公報において提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、「後工
程」として、熱アニールを行うことは、工程数や処理時
間を増加させるだけでなく、600℃以上という高温に
窒化ガリウム半導体層を長時間晒すことになるので、結
晶からの窒素の抜けや、表面モホロジーの悪化につなが
る。従って、窒素の抜けによる半導体特性の変化や、表
面モホロジーの悪化によって、半導体装置の発光特性や
歩留まりの向上が困難となっている。
【0009】また、特開平8−125222号公報に記
載されている従来技術においては、室温までの雰囲気を
不活性ガスに置換するためには、公報に記載されている
とおり、反応管中を高温状態のまま真空に排気しなけれ
ばならない。このような従来技術の工程では、成長温度
程度の高温で、反応管中を真空排気するため、この真空
排気の際に成長した結晶が再蒸発してしまい、成長した
結晶が残らない、あるいは結晶の膜厚が減少してしまう
という問題点があった。
【0010】従って、本発明の目的は、製造工程の少な
い窒化ガリウム系半導体装置及びその製造方法を提供す
ることである。
【0011】本発明の他の目的は、簡単に、不純物元素
を電気的に活性化し、高いキャリア濃度を得ることが可
能な窒化ガリウム系半導体の成長方法を提供することで
ある。
【0012】本発明の更に他の目的は、結晶からの窒素
の抜けや、表面モホロジーの悪化の無い窒化ガリウム系
半導体の成長方法を提供することである。
【0013】本発明の更に他の目的は、歩留まりのよい
窒化ガリウム系半導体装置及びその製造方法を提供する
ことである。
【0014】本発明の更に他の目的は、量産に適した窒
化ガリウム系半導体装置、その製造方法及び窒化ガリウ
ム系半導体の成長方法を提供することである。
【0015】本発明の更に他の目的は、発光強度が大き
く消費電力の小さい窒化ガリウム系半導体装置及びその
製造方法を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する為
に、本発明は、p型の不純物元素が添加され、そのキャ
リア濃度が2.4x1018cm-3以上である窒化ガリウム系
半導体層とを少なくとも含み、この第2の窒化ガリウム
系半導体層は、p型の不純物元素の7%以上が電気的に
活性化されている半導体装置であることを第1の特徴と
する。
【0017】本発明の第1の特徴によれば、窒化ガリウ
ム系半導体層に導入されたp型の不純物元素の7%以上
が電気的に活性化されているので、2.4x1018cm-3
上の高いキャリア濃度が得られる。このような7%以上
という高い活性化率を達成することにより、格子欠陥の
生成やキャリアのトラップ中心の発生を抑制できる。従
って、青色LEDや青色LD等の半導体装置に適用すれ
ば、注入されたキャリアは無駄にトラップ中心に捕獲さ
れること無く、有効な発光に寄与できる。このため、高
い効率で、消費電力の小さい窒化ガリウム系化合物半導
体を用いた半導体装置が提供できる。
【0018】本発明の第2の特徴は、n型の不純物元素
が添加された第1の窒化ガリウム系半導体層と、p型の
不純物元素が添加された第2の窒化ガリウム系半導体層
とを少なくとも含み、第2の窒化ガリウム系半導体層
は、p型の不純物元素の7%以上が電気的に活性化さ
れ、そのキャリア濃度が2.4x1018cm-3以上である層
を少なくとも含む半導体装置であることを第2の特徴と
する。ここで、青色LEDや青色LD等の半導体装置に
おいては、第1及び第2の窒化ガリウム系半導体層の間
に、実質的に真性な窒化ガリウム系半導体活性層を挿入
しても良い。
【0019】本発明の第2の特徴によれば、第2の窒化
ガリウム系半導体層に導入されたp型の不純物元素の7
%以上が電気的に活性化されているので、高いキャリア
濃度が得られる。このような高い活性化率を達成するこ
とにより、格子欠陥の生成やキャリアのトラップ中心の
発生を抑制できる。従って、青色LEDや青色LD等の
半導体装置においては、注入されたキャリアは無駄にト
ラップ中心に捕獲されること無く、有効な発光に寄与で
きる。このため、発光強度が大きく、消費電力の小さい
窒化ガリウム系化合物半導体を用いた半導体装置が提供
できる。
【0020】本発明の第3の特徴は、基板を真空チャン
バ内に入れる段階と、この真空チャンバ内に、キャリア
ガスとして水素(H2)と不活性ガスとを、所定の流量
比で導入する段階と、真空チャンバ内に、キャリアガス
に加えて、アンモニア(NH3)、3族元素を含むガ
ス、及びドーパントガスを順次切り替えて導入すること
により、n型の不純物元素が添加された第1の窒化ガリ
ウム系半導体層及びp型の不純物元素が添加された第2
の窒化ガリウム系半導体層を順に積層する段階と、第2
の窒化ガリウム系半導体層の積層の完了後直ちに水素、
3族元素を含むガス、及びドーパントガスの導入を停止
し、不活性ガスの流量を増大する段階と、不活性ガスの
流量を増大した状態で、基板を自然放冷する段階とを少
なくとも有する半導体装置の製造方法であることであ
る。
【0021】本発明の第3の特徴によれば、「第2の窒
化ガリウム系半導体層の積層の完了後直ちに不活性ガス
の流量を増大」しているので、真空チャンバ中を高温状
態のまま真空に排気することはない。このため、高温状
態における真空排気に伴う結晶の再蒸発や結晶の膜厚の
減少は発生しない。また、エピタキシャル成長後に基板
を室温まで冷却した後の熱アニール工程を施さなくて
も、窒化ガリウム系半導体層に導入されたp型の不純物
元素の7%以上を電気的に活性化することが可能で、そ
の結果、2.4x1018cm-3以上の高いキャリア濃度が簡
単に得られる。また、製造工程が簡略され、歩留まりが
向上する。
【0022】本発明の第3の特徴において、第2の窒化
ガリウム系半導体層の積層時においては、不活性ガスが
水素に対して過剰であり、且つ水素の不活性ガスに対す
る流量比が0.75%以上であることが好ましい。
【0023】本発明の第4の特徴は、基板を真空チャン
バ内に入れる段階と、真空チャンバ内に、キャリアガス
として水素(H2)と不活性ガスとを、所定の流量比で
導入する段階と、基板温度を1000乃至1400℃に
加熱し、キャリアガスに加えて、アンモニア(NH3
及び3族元素を含むガスを導入することにより、窒化ガ
リウム系半導体のバッファ層を形成する段階と、この窒
化ガリウム系半導体バッファ層の形成が終わった後に、
基板温度を50℃乃至200℃だけ下げ真空チャンバ内
に、キャリアガス、アンモニア(NH3)及び3族元素
を含むガスの流量を調整し更に、n型のドーパントガス
を導入することにより、窒化ガリウム系半導体からなる
n型コンタクト層及びn型クラッド層を順に形成する段
階と、n型のドーパントガスの導入を停止し、基板温度
を、更に300℃から600℃だけ下げ、窒化ガリウム
系半導体からなる活性層を形成する段階と、基板温度
を、1000乃至1400℃に加熱し、真空チャンバ内
に、キャリアガス、アンモニア(NH3)、3族元素を
含むガスに加えてp型のドーパントガスを導入すること
により、窒化ガリウム系半導体からなるp型クラッド層
及びp型コンタクト層を順に形成する段階と、p型コン
タクト層の積層の完了後直ちに、水素、3族元素を含む
ガス、及びp型のドーパントガスの導入を停止し、不活
性ガスの流量を増大する段階と、こうして不活性ガスの
流量を増大した状態で、基板を自然放冷する段階とを少
なくとも有する半導体装置の製造方法であることであ
る。
【0024】本発明の第4の特徴によれば、「p型コン
タクト層の積層の完了後直ちに不活性ガスの流量を増
大」しているので、真空チャンバ中を高温状態のまま真
空に排気することはない。このため、高温状態における
真空排気に伴う結晶の再蒸発や結晶の膜厚の減少は発生
しない。また、エピタキシャル成長後に基板を室温まで
冷却した後の熱アニール工程を施さなくても、窒化ガリ
ウム系半導体層に導入されたp型の不純物元素の7%以
上を電気的に活性化することが可能で、その結果、2.
4x1018cm-3以上の高いキャリア濃度が簡単に得られ
る。また、製造工程が簡略され、歩留まりが向上する。
【0025】本発明の第4の特徴において、p型クラッ
ド層及びp型コンタクト層の積層時においては、不活性
ガスが水素に対して過剰であり、且つ水素の不活性ガス
に対する流量比が0.75%以上であることが好まし
い。
【0026】本発明の第5の特徴は、基板を真空チャン
バ内に入れる段階と、この真空チャンバ内に、キャリア
ガスとして水素(H2)と不活性ガスとを、不活性ガス
が水素に対して過剰であり、且つ水素の不活性ガスに対
する流量比を0.75%以上として導入する段階と、真
空チャンバ内に、このキャリアガスに加えて、アンモニ
ア(NH3)、3族元素を含むガス、及びドーパントガ
スを導入することにより窒化ガリウム系半導体層を積層
する段階と、窒化ガリウム系半導体層の積層の完了後直
ちに、水素、3族元素を含むガス、及びドーパントガス
の導入を停止し、不活性ガスの流量を増大する段階と、
こうして不活性ガスの流量を増大した状態で、基板を自
然放冷する段階とを少なくとも有する窒化ガリウム系半
導体の成長方法であることである。
【0027】本発明の第5の特徴によれば、「窒化ガリ
ウム系半導体層の積層の完了後直ちに、不活性ガスの流
量を増大」しているので、真空チャンバ中を高温状態の
まま真空に排気することはない。このため、高温状態に
おける真空排気に伴う結晶の再蒸発や結晶の膜厚の減少
は発生しない。また、エピタキシャル成長後に基板を室
温まで冷却した後の熱アニール工程を施さなくても、ド
ーパントガスにより、窒化ガリウム系半導体層に導入さ
れた不純物元素の7%以上を電気的に活性化することが
可能で、その結果、2.4x1018cm-3以上の高いキャリ
ア濃度が簡単に得られる。
【0028】特に、本発明の第5の特徴に係るドーパン
トガスは、マグネシウム(Mg)、ベリリウム(B
e)、亜鉛(Zn)等のp型のドーパントガスであるこ
とが好ましい。p型の不純物元素の7%以上が電気的に
活性化され、2.4x1018cm-3以上のp型のキャリア濃
度が簡単に得られる。
【0029】なお、本発明の第3乃至第5の特徴におけ
る基板を自然放冷する段階は、不活性ガスの流量を増大
した状態で、真空チャンバの内部圧力を80kPa乃至
120kPaに調整し、内部圧力を維持して、2時間乃
至3時間放置するステップを含んでもよい。
【0030】また、本発明の第3乃至第5の特徴におい
て、基板を自然放冷する段階により、基板が室温まで降
温した後、再度、基板を400℃以上まで昇温し、その
温度で1分以内の時間で、熱処理する段階をさらに加え
れば、さらに、活性化率が向上し、更に高いキャリア濃
度が得られる。これは、従来の「後工程」長時間の熱処
理に比して遙かに短時間であるので、結晶からの窒素の
抜けや、表面モホロジーの悪化を生じることもない。従
って、従来技術の熱処理においてみられた窒素の抜けに
よる半導体特性の変化(劣化)や、表面モホロジーの悪
化が防止され、結果として、半導体装置の発光特性の低
下や歩留まりの低下が有効に防止できる。
【0031】より好ましくは、本発明の第3乃至第5の
特徴において、不活性ガスの流量を増大する段階では、
不活性ガス及びアンモニア(NH3)を2:1の流量比
に設定すればよい。不活性ガス及びアンモニア(N
3)を2:1の流量比に設定することにより、窒化ガ
リウム系半導体の表面からの窒素抜けを有効に防止でき
る。アンモニアが多すぎると、もう1つの要素である水
素の影響が出てきて好ましくないので、窒素2に対して
アンモニア1の割合程度が最適である。
【0032】また、本発明の第3乃至第5の特徴におい
て、基板を自然放冷する段階は、基板の温度が350℃
乃至600℃の所定の温度まで冷却した後、この所定の
温度において、アンモニア(NH3)の導入を停止する
ステップを含むようにしてもよい。
【0033】
【発明の実施の形態】図1を参照して、本発明による窒
化ガリウム系化合物半導体青色LEDの製造方法を説明
する。
【0034】窒化ガリウム系化合物半導体青色LED1
は、サファイヤ基板100の上に、窒化ガリウム系半導
体バッファ層101、窒化ガリウム系n型半導体コンタ
クト層102が形成され、その上に、窒化ガリウム系n
型半導体クラッド層103、窒化ガリウム系半導体活性
層104、窒化ガリウム系p型半導体クラッド層10
5、及び窒化ガリウム系p型半導体コンタクト層106
が順に堆積されている。さらに、窒化ガリウム系n型半
導体コンタクト層102の上部の一部には、電極108
が、窒化ガリウム系p型半導体コンタクト層106の上
部の一部には電極107がそれぞれ配置されている。窒
化ガリウム系n型半導体コンタクト層102及び窒化ガ
リウム系n型半導体クラッド層103とにより、本発明
の第1の窒化ガリウム系半導体層が構成されている。ま
た、窒化ガリウム系p型半導体クラッド層105及び窒
化ガリウム系p型半導体コンタクト層106は、本発明
の第2の窒化ガリウム系半導体層に対応する。
【0035】本発明では、窒化ガリウム系半導体とし
て、InxAlyGa1-x-yNを用いた。InxAlyGa
1-x-yNの組成を調整することで、広範囲の青色発光を
実現することができる。ここで、0≦x≦1、0≦y≦1
と、x+y≦1が満たされている。
【0036】窒化ガリウム系n型半導体バッファ層10
1は、窒化ガリウム系半導体コンタクト層102と、サ
ファイヤ基板100との格子間の不整合を緩和するもの
である。InxAlyGa1-x-yNの各パラメータの値
は、例えば、0≦x≦1、0≦y≦1、好ましくは、0≦x
≦0.5、0≦y≦0.5に選ばれる。
【0037】窒化ガリウム系n型半導体コンタクト層1
02は、電極108へのコンタクト面を設けるためのも
のである。InxAlyGa1-x-yNの各パラメータの値
は、窒化ガリウム系n型半導体コンタクト層102の場
合、例えば、0≦x≦1、0≦y≦1、好ましくは、0≦x
≦0.3、0≦y≦0.3に選ばれる。やはり、n型とするた
めに、シリコン(Si)やセレン(Se)といった不純
物元素が添加されているが、そのキャリア濃度は、6x1
018cm-3である。
【0038】窒化ガリウム系n型半導体クラッド層10
3は、発光領域を形成するpin接合のn側を構成す
る。InxAlyGa1-x-yNの各パラメータの値は、発
光させたい波長によって適宜調整されるが、例えば、0
≦x≦1、0≦y≦1、好ましくは、0≦x≦0.3、0.1≦y
≦1に選ばれる。又、やはり、n型とするために、シリ
コンやセレンといった不純物元素が添加されているが、
そのキャリア濃度は、3x1018cm-3である。
【0039】窒化ガリウム系半導体活性層104は、発
光領域の中心となる領域を形成する実質的に真性半導体
の層である。InxAlyGa1-x-yNの各パラメータの
値は、発光させたい波長によって適宜調整されるが、例
えば、0≦x≦1、0≦y≦1、好ましくは、0≦x≦0.6、
0≦y≦0.5に選ばれる。
【0040】窒化ガリウム系p型半導体クラッド層10
5は、発光領域を形成するpin接合のp側を構成す
る。InxAlyGa1-x-yNの各パラメータの値は、窒
化ガリウム系n型半導体クラッド層103及び窒化ガリ
ウム系半導体活性層104との関係で、発光させたい波
長によって適宜調整されるが、例えば、0≦x≦1、0≦
y≦1、好ましくは、0≦x≦0.3、0.1≦y≦ 1.0に選ば
れる。又、p型とするために、マグネシウム(Mg)、
ベリリウム(Be)、亜鉛(Zn)といった不純物元素
が添加されている。キャリア濃度は、3x1018cm-3であ
る。
【0041】窒化ガリウム系p型半導体コンタクト層1
06は、電極107へのコンタクト面を設けるためのも
のである。InxAlyGa1-x-yNの各パラメータの値
は、窒化ガリウム系n型半導体コンタクト層102の場
合、例えば、0≦x≦1、0≦y≦1、好ましくは、0≦x
≦0.3、0≦y≦0.3に選ばれる。又、p型とするため
に、やはりマグネシウム、ベリリウム、亜鉛といった不
純物元素が添加されている。キャリア濃度は、8x1018c
m-3である。
【0042】電極107は、窒化ガリウム系半導体活性
層104の発光波長に対して透明な電極である。具体的
には、錫(Sn)をドープした酸化インジウム(IT
O:インジウム・ティン・オキサイド)のような金属と
酸素の化合物から形成されるが、アルミニウム(A
l)、ニッケル(Ni)等の金属を十分薄く形成しても
よい。
【0043】電極108は、もう一方の電極であるが、
特に透明である必要はない。例えば、チタン(Ti)、
Al、Ni等の金属で形成してもよい。
【0044】以上の設定では、InxAlyGa1-x-y
の各パラメータの値は、窒化ガリウム系n型半導体クラ
ッド層103及び窒化ガリウム系p型半導体クラッド層
105のバンドギャップが、窒化ガリウム系半導体活性
層104のバンドギャップよりも大きくなるよう決めら
れている。このようにすることによって、窒化ガリウム
系半導体活性層104へ注入されるキャリアの量を多く
し、発光強度を更に向上させることができる。
【0045】これらの窒化ガリウム系半導体の積層体
は、サファイヤ基板の上に熱CVD(MOCVD)等で
形成される。図2に、MOCVD装置の概略を示す。こ
の装置は、真空チャンバ20と、その中に設けられた基
板ホルダ21と、反応ガス導入管22と、排気管23
と、基板ホルダ21に置かれた基板を加熱する高周波コ
イル(図示省略)とからなっている。
【0046】先ず、基板ホルダ(サセプタ)21にサフ
ァイヤ基板100を載置し、真空チャンバ20内を10
1kPaから133kPaまで排気する。その後、水素
(H2)及び不活性ガス、例えば窒素(N2)からなるキ
ャリアガスを所定の流量比で導入する。そして、高周波
加熱を開始すると共に、キャリアガスに加えて、アンモ
ニア(NH3)及び3族元素を含むガスを導入する。3
族元素を含むガスとしては、例えば、トリメチルガリウ
ム(TMG:Ga(CH3)3)、トリメチルインジウム(T
MI:In(CH3)3)、トリメチルアルミニウム(TMA:
Al(CH3)3)等の有機金属ガスを用いればよい。反応圧力
は、約101kPaである。
【0047】このようにして、窒化ガリウム系半導体層
の形成が行われる。その際、反応ガスの夫々の成分比率
を切り替えて、各層の成分比を調節する。又、不純物元
素を添加するために、適宜モノシラン(SiH4)等のn型
のドーパントガスや、ビスシクロペンタジエニールマグ
ネシウム(Cp2Mg)等のp型のドーパントガスを導
入する。
【0048】図3を参照して、窒化ガリウム系半導体層
を形成する際の、真空チャンバ20内の温度変化を説明
する。
【0049】(イ)先ず、基板を真空チャンバ内に入れ
る; (ロ)続いて、真空チャンバ内に、キャリアガスとして
水素(H2)と不活性ガスとを、所定の流量比で導入す
る; (ハ)そして、基板温度を、1000乃至1400℃例
えば1200℃に上げて、キャリアガスに加えて、アン
モニア(NH3)及び3族元素を含むガスを導入するこ
とにより、窒化ガリウム系半導体バッファ層を形成す
る; (ニ)その後、基板温度を50℃乃至200℃分、即ち
800乃至1200℃迄下げる。例えば1200℃の場
合、1100℃まで下げて、キャリアガス、アンモニア
(NH3)及び3族元素を含むガスの流量を調整し更
に、n型のドーパントガスを導入することにより、所定
の不純物元素を添加したn型コンタクト層及びn型クラ
ッド層を順に形成する; (ホ)次ぎに、n型のドーパントガスの導入を停止し、
キャリアガス、アンモニア(NH3)及び3族元素を含
むガスの流量を調整し、基板温度を更に300℃から6
00℃分下げることにより、活性層を形成する。即ち、
n型コンタクト層やn型クラッド層の形成が1100℃
の場合は、そこから例えば600℃から900℃まで下
げる; (ヘ)その後、基板温度を再び最初の温度、例えば11
00℃に上げて、真空チャンバ内に、キャリアガス、ア
ンモニア(NH3)、3族元素を含むガスに加えてp型
のドーパントガスを導入することにより、p型クラッド
層及びp型コンタクト層を順に形成する; (ト)このp型コンタクト層の積層の完了後直ちに、水
素、3族元素を含むガス、及びドーパントガスの導入を
停止し、不活性ガスの導入量を増大し、真空チャンバ2
0内部を、不活性ガスで置き換える。不活性ガスとして
は、窒素を用いるのが好ましいが、ヘリウム(He)、ア
ルゴン(Ar)等他の不活性ガスを用いてもよい; (チ)真空チャンバ20が不活性ガスで満たされた後、
基板を自然放冷する。この際、内部の圧力を80kPa
乃至120kPa例えば101kPaに調整し、そのま
まの状態で、2時間から3時間程度放置する。すると、
基板温度が、室温のレベル(例えば約25℃)まで下が
るので、サファイヤ基板を真空チャンバ20から取り出
す。
【0050】以上のように真空チャンバ20から取り出
されたサファイヤ基板は、そのままダイアモンドカッタ
ーで、適当な大きさに切り分けて多数のチップを得る。
そのチップで、青色発光素子を作成すると、十分な強度
の発光が見られるので、後処理としての熱アニールが不
要であることが分かる。
【0051】本発明では、真空チャンバ20から取り出
されたサファイヤ基板に、後処理としての熱アニールを
行なう必要がなく工程が簡略化され、製造にかかわる時
間も短縮される。
【0052】さらに、本発明によれば、形成された素子
自体も、従来に比較して発光強度が大きくなる傾向があ
る。この理由は、次のように考えられる。すなわち、従
来の方法では、不純物元素を活性化するために、熱アニ
ールを行っているが、実測してみると実際に活性化され
るのは、添加された不純物元素の約1%に過ぎないこと
が分かっている。残りの99%は無駄になるだけでな
く、格子欠陥を作り、キャリアのトラップ中心となって
しまう。従って、注入されたキャリアのかなりの部分
は、そこに捕獲されてしまい、有効な発光を行なうこと
ができない。これに対して、本発明のような方法では、
実測してみると実際に活性化されるのは、添加された不
純物元素の少なくとも7%以上、通常は約10%あり、
キャリア自体の量が非常に多い。更に、抵抗も減るの
で、低消費電力の素子が実現できる。
【0053】図4は本発明の別の実施形態であるLED
500の構造断面図である。この構造断面図を用いなが
ら、LED500の製造方法を順に説明する。
【0054】(イ)まず、有機洗浄および酸洗浄をほど
こしたc面を主面としたサファイア基板501をMOC
VD装置の真空チャンバ内に配置された基板ホルダ(サ
セプタ)上に載置する。この場合の加熱方法は、抵抗体
ヒーターによってもよいし、高周波誘導加熱による方法
も可能である。このサファイア基板501上に水素を1
0L/分の流量で導入しながら、1100℃、10分程
度の熱処理を加え、基板表面の加工ダメージおよび酸化
物を除去する。
【0055】(ロ)次に、基板温度を550℃まで低下
させて、真空チャンバ内に、キャリアガスとして水素
(H2)と不活性ガスとしての窒素(N2)とを、所定の
流量比で導入する。例えば、水素を15L/分、窒素を
5L/分の流量で導入する。さらに、キャリアガスに加
えて、アンモニアを10L/分、TMGを25cc/分
の流量で4分間供給して、厚さ30nmのGaNバッフ
ァ層502を形成する。
【0056】(ハ)次に、TMGの供給を停止し、50
℃/分以下の昇温速度で1100℃まで昇温する。この
時の昇温速度が50℃/分より大きいと、バッファ層5
02の表面があれ、単結晶層の表面に凸凹が生じる。次
に、基板温度を1100℃で保持し、キャリアガス、ア
ンモニア(NH3)及び3族元素を含むガスの流量を調
整する。即ち、水素を15L/分、窒素を5L/分、ア
ンモニアを10L/分、TMGを100cc/分の流量
で60分間供給して、窒化ガリウム系単結晶半導体(G
aN)のバツファ層503を厚さ1.8μmで成長す
る。
【0057】(ニ)次に、基板温度を1100℃で保持
したまま、キャリアガス、アンモニア(NH3)及び3
族元素を含むガスに加えて、n型のドーパントガスとし
てのモノシラン(SiH4)を10cc/分の流量で加
え、これらのガスを、真空チャンバ内に130分間供給
して、n型GaNコンタクト兼注入層504を厚さ4μ
mで形成する。
【0058】(ホ)次に、TMG、モノシランおよび水
素の供給を停止して780℃まで降温する。そして、基
板温度を780℃で保持したまま、窒素を20L/分、
水素を100cc/分、アンモニアを10L/分、TM
Gを12cc/分、TMIを150cc/分、モノシラ
ンを3cc/分、DMZ(ジメチルジンク)を20cc
/分の流量で6分間供給して、厚さ0.2μmの発光層
であるlnGaN半導体活性層505を形成する。
【0059】(ヘ)次に、窒素を20L/分、水素を1
00cc/分、アンモニアを10L/分の流量で流しな
がら、1100℃まで昇温する。そして、基板温度を1
100℃で保持し、真空チャンバ内に、水素と窒素と
を、水素の窒素に対する流量比が0.75%以上となる
ように調整して導入する。即ち、窒素を20L/分、水
素を150cc/分の流量で導入する。そして、この、
キャリアガスに加えて、アンモニアを10L/分、TM
Gを100cc/分、更に、p型のドーパントガスとし
てのビスシクロペンタジエニールマグネシウム(Cp2
Mg)を50cc/分の流量で10分間流しながら、厚
さ0.3μmのp型GaNコンタクト兼注入層506を
形成する。本実施例においてはp型層は1層としたが、
コンタクト層と注入層とを分離することも可能である。
この場合は、コンタクト層をGaN、注入層をA1Ga
Nとし、キャリア濃度を注入層よりもコンタクト層の方
を高くすることが望ましい。
【0060】(ト)p型GaNコンタクト兼注入層50
6の積層の完了後直ちに、水素、アンモニア、TMG、
及びビスシクロペンタジエニールマグネシウムの導入を
停止し、不活性ガスである窒素の流量を増大する。即
ち、供給ガスを窒素30L/分の流量に切り換える。
【0061】(チ)こうして不活性ガスである窒素の流
量を増大した状態で、基板を室温まで自然放冷(降温)
する。
【0062】(リ)このようにしてエピタキシャル成長
した積層構造について、室温までの冷却後に、更に75
0℃、1分の熱処理を施す。
【0063】(ヌ)次に、以上のようにして形成した積
層構造の一部を、シリコン酸化膜(SiO2 膜)などを
マスクとして用いて、塩素(Cl2)や、これに三塩化
硼素(BCl3 )を加えたガスなどを用いて、反応性イ
オンエッチング(RIE)法で選択的にエッチングす
る。このエッチングは、n型GaN層504が露出する
まで行う。
【0064】(ル)次に、p型GaN層(p型GaNコ
ンタクト兼注入層)506に対する電極として、ニッケ
ル(Ni)を20nm、金(Au)を400nm(図中
510)、周知の真空蒸着法やスパッタ法などを用いて
形成する。また、n型層504に対する電極としてチタ
ン(Ti)を20nm、金を400nm(図中511)
を形成する。p型層への電極としては、Ni/Auの積
層構造のほかに、パラジウム(Pd)、Ti、白金(P
t),インジウム(In)の単層、あるいはNiやAu
を含めた積層構造、合金でも可能である。n型層への電
極としては、Ti、Auのほかに、Al、Inの単層、
あるいはTiやAuを含めた積層構造や合金も可能であ
る。
【0065】(ヲ)次に、p型電極510上にSiO2
などの保護膜を形成すれば、本発明の実施例に係る半導
体装置が完成する。
【0066】上記の(イ)乃至(チ)に係る成長の結
果、p型GaN層506のキャリア濃度は、2.4x10
18cm-3であった。つまり、このp型GaN層506中で
はMg濃度 3x1019cm-3に対して、活性化率8%を示し
た。なお、本発明においては、「活性化率」とは、キャ
リア濃度を不純物元素の濃度で規格化したもので定義し
ている。したがって、本実施例においては、p型GaN
層506にMgをドーピングしているので、活性化率
は、キャリア濃度をMg濃度で規格化して8%となるの
である。一方、降温時の雰囲気を400℃までの範囲で
窒素20L/分、アンモニアを10L/分、400℃か
ら室温までを窒素のみ30L/分の流量で行なっても、
活性化率は7%以上を維持することができた。
【0067】一般に窒化ガリウム系半導体には窒素抜け
の問題があるが、その防止には窒素そのものよりも窒素
イオンを生成することの出来る化合物の方が効果があ
る。その意味で、窒素に加えアンモニアを導入する意味
がある。しかし、アンモニアが多すぎると、もう1つの
要素である水素の影響が出てきて好ましくない。実験的
には、窒素2に対してアンモニア1の割合程度が良いこ
とが分かっている。
【0068】また、上記の(リ)に係る室温までの冷却
後に、更に750℃、1分の熱処理を施すことにより、
p型GaN層506のキャリア濃度をさらに増加させる
ことができた。
【0069】本実施例では、半導体装置の一例としてL
EDについて説明したが、本発明の主旨はp型層の製造
工程であるので、主旨を逸脱しない限り、GaN系を用
いた青色半導体レーザ(LD)等の他の半導体装置にも
適用可能である。
【0070】図5を参照して、このような青色LDの構
造例を説明する。図5に示すようにサファイヤ基板70
1の上に、窒化ガリウム系半導体バッファ層702、窒
化ガリウム系n型半導体コンタクト層703、窒化ガリ
ウム系n型半導体層704、窒化ガリウム系n型半導体
クラッド層705、窒化ガリウム系半導体活性層70
6、窒化ガリウム系p型半導体クラッド層707、窒化
ガリウム系p型半導体層708,窒化ガリウム系p型半
導体層709,窒化ガリウム系p型半導体コンタクト層
710が積層されている。
【0071】ここでも図4の例と同様に、反応性イオン
エッチング法で一部を窒化ガリウム系n型半導体コンタ
クト層703が表面に現われるまでエッチングし、露出
した表面に下からチタン(Ti)、金(Au)、Ti、
Auの順序で積層してn型電極を形成した。その場合の
厚みは、夫々20nm、400nm、20nm、1μm
である。又、窒化ガリウム系p型半導体コンタクト層7
10の上には、SiO2 膜を介してp型電極711を、
下から白金(Pt)、Ti、Pt、Tiの順序で積層し
て形成した。その場合の厚みは、夫々20nm、400
nm、20nm、1μmである。或いは、p型電極71
1を、下からパラジウム(Pd)、Ti、Pt、Ti
を、この順序で積層して形成してもよい。その場合の厚
みは、夫々20nm、400nm、20nm、1μmで
ある。
【0072】窒化ガリウム系半導体活性層706に用い
る窒化ガリウム系半導体としては、量子井戸構造のIn
x Ga1-x N化合物半導体を用いている。その組成は、
x =0.05のものを2.5nmの厚みに、又、x = 0.20
のものを2.5nmの厚みに夫々交互に20周期ほど積
層し、多層の量子井戸を形成している。
【0073】この窒化ガリウム系半導体活性層706以
外の各層の厚みは、例えばサファイヤ基板701が70
μm、窒化ガリウム系半導体バッファ層702が50n
m、窒化ガリウム系n型半導体コンタクト層703が4
μm、窒化ガリウム系n型半導体層704が 0.3μm、
窒化ガリウム系n型半導体クラッド層705が 0.2μ
m、窒化ガリウム系p型半導体クラッド層707が 0.2
μm、窒化ガリウム系p型半導体層708が 0.3μm、
窒化ガリウム系p型半導体層709が 0.9μm、窒化ガ
リウム系p型半導体コンタクト層710が 0.1μmであ
る。
【0074】又、キャリア濃度は、例えば、窒化ガリウ
ム系n型半導体コンタクト層703が 2x1018cm-3、窒
化ガリウム系n型半導体層704が 5x1017cm-3、窒化
ガリウム系n型半導体クラッド層705が 5x1017c
m-3、窒化ガリウム系p型半導体クラッド層707が 5
x1017cm-3、窒化ガリウム系p型半導体層708が 5
x1017cm-3、窒化ガリウム系p型半導体層709が 3x
1018cm-3、窒化ガリウム系p型半導体コンタクト層71
0が 2x1019cm-3である。
【0075】又、窒化ガリウム系p型半導体層708ま
で積層した段階で、窒化ガリウム系n型半導体コンタク
ト層703まで反応性イオンエッチング法でエッチング
し、このエッチングした部分に、亜鉛(Zn)をドープ
して高抵抗としたGaN層を埋め込み、共振器領域の電
流通路を限定しても良い。その様な他の青色LDの構造
を図6に示す。図6に示す青色LDの高抵抗GaN層8
00には、2x1018cm-3の亜鉛(Zn)が導入されてい
る。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、発光強度が大きく消費
電力の小さい窒化ガリウム系半導体装置を提供すること
ができる。
【0077】また、本発明によれば、製造工程が少な
く、歩留まりの高い窒化ガリウム系半導体装置の製造方
法を提供することができる。
【0078】さらに、本発明によれば、成長層に導入さ
れた不純物元素を、簡単に、電気的に活性化し、高いキ
ャリア濃度を得ることが可能な窒化ガリウム系半導体の
成長方法を提供することができる。
【0079】さらに、本発明によれば、結晶からの窒素
の抜けや、表面モホロジーの悪化の無い窒化ガリウム系
半導体の成長方法を提供することができる。
【0080】さらに、本発明によれば、量産に適した窒
化ガリウム系半導体装置、その製造方法及び窒化ガリウ
ム系半導体の成長方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による窒化ガリウム系化合物半導体青色
LEDの構造を示す断面図である。
【図2】本発明による窒化ガリウム系化合物半導体青色
LEDの各層を形成するためのMOCVD装置を示す概
略図である。
【図3】本発明による窒化ガリウム系化合物半導体青色
LEDの製造工程における温度変化を示す図である。
【図4】本発明による窒化ガリウム系化合物半導体青色
LEDの別の例を示す断面図である。
【図5】本発明による青色半導体レーザ(LD)の構造
を示す断面図である。
【図6】本発明による他の青色LDの構造を示す断面図
である。
【図7】窒化ガリウム系化合物半導体青色LEDの構造
の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1、2 窒化ガリウム系化合物半導体青色LEDの半導
体チップ 20 真空チャンバ 21 基板ホルダ(サセプタ) 22 反応ガス導入管 23 排気管 100、200、501、701 サファイヤ基板 101、201、702 窒化ガリウム系n型半導体バ
ッファ層 102、504、703 窒化ガリウム系n型半導体コ
ンタクト層 103、202 窒化ガリウム系n型半導体層 104、505、706 窒化ガリウム系半導体活性層 105、203 窒化ガリウム系p型半導体層 106、710 窒化ガリウム系p型半導体コンタクト
層 107、108、204、205、512 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−125222(JP,A) 特開 平8−115880(JP,A) 特開 平8−8460(JP,A) 特開 平8−32113(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 33/00 H01L 21/205 H01S 3/18

Claims (29)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 p型の不純物元素が添加され、そのキャ
    リア濃度が2.4x1018cm-3以上である窒化ガリウム系
    半導体層を少なくとも含み、該窒化ガリウム系半導体層
    は、前記p型の不純物元素の7%以上が電気的に活性化
    されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 n型の不純物元素が添加された第1の窒
    化ガリウム系半導体層と、 p型の不純物元素が添加された第2の窒化ガリウム系半
    導体層とを少なくとも含み、前記第2の窒化ガリウム系
    半導体層は、前記p型の不純物元素の7%以上が電気的
    に活性化され、そのキャリア濃度が2.4x1018cm-3
    上である層を少なくとも含むことを特徴とする半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記p型の不純物元素は、マグネシウム
    (Mg)、ベリリウム(Be)、亜鉛(Zn)のいずれ
    かであることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の窒化ガリウム系半導
    体層は、下から前記第1及び第2の窒化ガリウム系半導
    体層の順に、サファイヤ基板上に積層されていることを
    特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記サファイヤ基板と前記第1の窒化ガ
    リウム系半導体層との間には、前記n型の不純物元素が
    添加された窒化ガリウム系半導体からなるバッファ層が
    形成されていることを特徴とする請求項4記載の半導体
    装置。
  6. 【請求項6】 基板を真空チャンバ内に入れる段階と、 前記真空チャンバ内に、キャリアガスとして、水素(H
    2)と不活性ガスとを、所定の流量比で導入する段階
    と、 前記真空チャンバ内に、前記キャリアガスに加えて、ア
    ンモニア(NH3)、3族元素を含むガス、及びドーパ
    ントガスを順次切り替えて導入することにより、n型の
    不純物元素が添加された第1の窒化ガリウム系半導体層
    及びp型の不純物元素が添加された第2の窒化ガリウム
    系半導体層を順に積層する段階と、 前記第2の窒化ガリウム系半導体層の積層の完了後直ち
    に、前記水素、3族元素を含むガス、及びドーパントガ
    スの導入を停止し、前記不活性ガスの流量を増大する段
    階と、 前記不活性ガスの流量を増大した状態で、前記基板を自
    然放冷する段階とを少なくとも有することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の窒化ガリウム系半導体層の積
    層時においては、前記不活性ガスが前記水素に対して過
    剰であり、且つ前記水素の前記不活性ガスに対する流量
    比が0.75%以上であることを特徴とする請求項6記
    載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記キャリアガスを、前記所定の流量比
    で導入する段階の前に、更に、前記真空チャンバ内に、
    キャリアガスとして水素(H2)と不活性ガスとを、該
    水素の流量が該不活性ガスの流量よりも多くなるように
    して導入し、且つ該キャリアガスに加えて、アンモニア
    (NH3)及び3族元素を含むガスを導入することによ
    りバッファ層を形成する段階を有することを特徴とする
    請求項6又は7記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2の窒化ガリウム系半導
    体層の少なくとも1は、InxAlyGa1-x-yN半導体
    層(x+y≦1、0≦x≦1、0≦y≦ 1)であることを特
    徴とする請求項6乃至8のいずれか1項記載の半導体装
    置の製造方法。
  10. 【請求項10】 基板を真空チャンバ内に入れる段階
    と、 基板温度を1000乃至1400℃に加熱し、窒化ガリ
    ウム系半導体のバッファ層を形成する段階と、 前記窒化ガリウム系半導体バッファ層の形成が終わった
    後に、前記基板温度を50℃乃至200℃だけ下げ、前
    記真空チャンバ内に、キャリアガスとして水素(H2
    と不活性ガスとを、所定の流量比で導入する段階と、 前記真空チャンバ内に、前記キャリアガスに加えて、ア
    ンモニア(NH3)、3族元素を含むガス、及びn型の
    ドーパントガスを導入することにより、窒化ガリウム系
    半導体からなるn型コンタクト層及びn型クラッド層を
    順に形成する段階と、 n型のドーパントガスの導入を停止し、前記基板温度
    を、更に300℃から600℃だけ下げ、窒化ガリウム
    系半導体からなる活性層を形成する段階と、 前記基板温度を、1000乃至1400℃に加熱し、前
    記真空チャンバ内に、前記キャリアガス、アンモニア
    (NH3)、3族元素を含むガスに加えてp型のドーパ
    ントガスを導入することにより、窒化ガリウム系半導体
    からなるp型クラッド層及びp型コンタクト層を順に形
    成する段階と、 前記p型コンタクト層の積層の完了後直ちに、前記水
    素、3族元素を含むガス、及びp型のドーパントガスの
    導入を停止し、前記不活性ガスの流量を増大する段階
    と、 前記不活性ガスの流量を増大した状態で、前記基板を自
    然放冷する段階とを少なくとも有することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記p型クラッド層及びp型コンタク
    ト層の積層時においては、前記不活性ガスが前記水素に
    対して過剰であり、且つ前記水素の前記不活性ガスに対
    する流量比が0.75%以上であることを特徴とする請
    求項10記載の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記バッファ層を形成する段階は、前
    記真空チャンバ内に、キャリアガスとして水素(H2
    と不活性ガスとを、該水素の流量が該不活性ガスの流量
    よりも多くなるように導入し、且つ該キャリアガスに加
    えて、アンモニア(NH3)、3族元素を含むガスを導
    入することにより実行することを特徴とする請求項9又
    は10記載の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記n型コンタクト層、n型クラッド
    層、活性層、p型クラッド層及びp型コンタクト層の少
    なくとも1は、InxAlyGa1-x-yN半導体層(x+y
    ≦1、0≦x≦1、0≦y≦1)であることを特徴とする請
    求項10乃至12のいずれか1項記載の半導体装置の製
    造方法。
  14. 【請求項14】 前記基板を自然放冷する段階は、前記
    不活性ガスの流量を増大した状態で、前記真空チャンバ
    の内部圧力を80kPa乃至120kPaに調整し、該
    内部圧力を維持して、2時間乃至3時間放置するステッ
    プを含むことを特徴とする請求項6乃至13のいずれか
    1項記載の半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記基板を自然放冷する段階により、
    前記基板が室温まで降温した後、再度、前記基板を40
    0℃以上まで昇温し、該温度で1分以内の時間で、熱処
    理する段階をさらに含むことを特徴とする請求項6乃至
    14のいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記不活性ガスの流量を増大する段階
    は、前記不活性ガス及び前記アンモニア(NH3)を
    2:1の流量比に設定することを特徴とする請求項6乃
    至15のいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記基板を自然放冷する段階は、前記
    基板の温度が350℃乃至600℃の所定の温度まで冷
    却した後、該所定の温度において、前記アンモニア(N
    3)の導入を停止するステップを含むことを特徴とす
    る請求項6乃至16のいずれか1項記載の半導体装置の
    製造方法。
  18. 【請求項18】 前記不活性ガスは、窒素(N2)、ヘ
    リウム(He)及びアルゴン(Ar)のいずれかであること
    を特徴とする請求項6乃至17のいずれか1項記載の半
    導体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記バッファ層は、GaNからなるこ
    とを特徴とする請求項6乃至18のいずれか1項記載の
    半導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 前記バッファ層は、AlaGa1-a
    (0≦a≦1)からなるからなることを特徴とする請求項
    6乃至18のいずれか1項記載の半導体装置の製造方
    法。
  21. 【請求項21】 前記3族元素を含むガスは、有機金属
    ガスからなることを特徴とする請求項6乃至20のいず
    れか1項記載の半導体装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 基板を真空チャンバ内に入れる段階
    と、 前記真空チャンバ内に、キャリアガスとして水素
    (H2)と不活性ガスとを、該不活性ガスが該水素に対
    して過剰であり、且つ、該水素の該不活性ガスに対する
    流量比が0.75%以上となるように調整して導入する
    段階と、 前記真空チャンバ内に、前記キャリアガスに加えて、ア
    ンモニア(NH3)、3族元素を含むガス、及びドーパ
    ントガスを導入することにより窒化ガリウム系半導体層
    を積層する段階と、 前記窒化ガリウム系半導体層の積層の完了後直ちに、前
    記水素、3族元素を含むガス、及びドーパントガスの導
    入を停止し、前記不活性ガスの流量を増大する段階と、 前記不活性ガスの流量を増大した状態で、前記基板を自
    然放冷する段階とを少なくとも有することを特徴とする
    窒化ガリウム系半導体の成長方法。
  23. 【請求項23】 前記ドーパントガスはp型のドーパン
    トガスであることを特徴とする請求項22記載の窒化ガ
    リウム系半導体の成長方法。
  24. 【請求項24】 前記流量比が0.75%以上となるよ
    うに調整してキャリアガスを導入する段階の前に、更
    に、前記真空チャンバ内に、キャリアガスとして水素
    (H2)と不活性ガスとを、該水素の流量が該不活性ガ
    スの流量よりも多くなるようにして導入し、且つ該キャ
    リアガスに加えて、アンモニア(NH3)及び3族元素
    を含むガスを導入することによりバッファ層を形成する
    段階を有することを特徴とする請求項22又は23記載
    の窒化ガリウム系半導体の成長方法。
  25. 【請求項25】 前記基板を自然放冷する段階は、前記
    不活性ガスの流量を増大した状態で、前記真空チャンバ
    の内部圧力を80kPa乃至120kPaに調整し、該
    内部圧力を維持して、2時間乃至3時間放置するステッ
    プを含むことを特徴とする請求項22乃至24のいずれ
    か1項記載の窒化ガリウム系半導体の成長方法。
  26. 【請求項26】 前記基板を自然放冷する段階により、
    前記基板が室温まで降温した後、再度、前記基板を40
    0℃以上まで昇温し、該温度で1分以内の時間で、熱処
    理する段階をさらに含むことを特徴とする請求項22乃
    至25のいずれか1項記載の窒化ガリウム系半導体の成
    長方法。
  27. 【請求項27】 前記不活性ガスの流量を増大する段階
    は、前記不活性ガス及び前記アンモニア(NH3)を
    2:1の流量比に設定することを特徴とする請求項22
    乃至26のいずれか1項記載の窒化ガリウム系半導体の
    成長方法。
  28. 【請求項28】 前記基板を自然放冷する段階は、前記
    基板の温度が350℃乃至600℃の所定の温度まで冷
    却した後、該所定の温度において、前記アンモニア(N
    3)の導入を停止するステップを含むことを特徴とす
    る請求項22乃至27のいずれか1項記載の窒化ガリウ
    ム系半導体の成長方法。
  29. 【請求項29】 前記不活性ガスは、窒素(N2)、ヘ
    リウム(He)及びアルゴン(Ar)のいずれかであること
    を特徴とする請求項22乃至28のいずれか1項記載の
    窒化ガリウム系半導体の成長方法。
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