JP2916802B2 - 自動二輪車用エンジン - Google Patents
自動二輪車用エンジンInfo
- Publication number
- JP2916802B2 JP2916802B2 JP2226737A JP22673790A JP2916802B2 JP 2916802 B2 JP2916802 B2 JP 2916802B2 JP 2226737 A JP2226737 A JP 2226737A JP 22673790 A JP22673790 A JP 22673790A JP 2916802 B2 JP2916802 B2 JP 2916802B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- drum
- main shaft
- case
- crankshaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は前後長を短縮すると共に、整備性を向上した
自動二輪車用エンジンに関する。
自動二輪車用エンジンに関する。
一般に、自動二輪車のエンジンは、クランクケースと
変速機ケースとを前後にユニット化するように構成され
ている。このユニット化された両ケースは、一般には上
下に二分割構造にしているのが普通である。
変速機ケースとを前後にユニット化するように構成され
ている。このユニット化された両ケースは、一般には上
下に二分割構造にしているのが普通である。
しかるに、収納スペースが限られている自動二輪車で
は、搭載したエンジンを出来るだけコンパクトにするこ
とが大きな技術的課題になっているため、上記ユニット
化されたケースを三分割することによって、内部に配置
するクランク軸や変速軸の前後間隔を短縮するような提
案がある。しかし、この手段はケースを三分割にするた
め部品が増大し、かつ組立を煩雑にするという欠点を伴
い、必ずしも有効な手段とはいえなかった。
は、搭載したエンジンを出来るだけコンパクトにするこ
とが大きな技術的課題になっているため、上記ユニット
化されたケースを三分割することによって、内部に配置
するクランク軸や変速軸の前後間隔を短縮するような提
案がある。しかし、この手段はケースを三分割にするた
め部品が増大し、かつ組立を煩雑にするという欠点を伴
い、必ずしも有効な手段とはいえなかった。
本発明の目的は、ユニット化されたクランクケースと
変速機ケースとを二分割構造のまま、前後長の短縮と整
備性の向上を可態にする自動二輪車用エンジンを提供す
ることにある。
変速機ケースとを二分割構造のまま、前後長の短縮と整
備性の向上を可態にする自動二輪車用エンジンを提供す
ることにある。
上記目的を達成する本発明は、前傾するシリング
（１）及びクランク軸（４）を備えるクランクケース
（２）と、この後側にて前記クランク軸（４）に平行な
変速メイン軸（５）、ドライブ軸（６）及び変速ドラム
（７）を備える変速機ケース（３）とを、前後にユニッ
ト化すると共に上部ケース（15）と下部ケース（16）と
の二分割構造にし、かつ該上部ケース（15）と下部ケー
ス（16）との分割面を後上がりに傾斜させた自動二輪車
用エンジンであって、前記分割面の間に前から順に前記
クランク軸（４）、変速メイン軸（５）及び変速ドラム
（７）を支持し、かつ前記ドライブ軸（６）を該変速メ
イン軸（５）と変速ドラム（７）との中間下方に配置し
て前記下部ケース（16）に支持し、前記変速ドラム
（７）のカム溝（7a）に係合して前記変速メイン軸
（５）とドライブ軸（６）の変速歯車（12）（13）をシ
フトさせるシフトフォーク（８）を該変速ドラム（７）
下方に配置したことを特徴とするものである。
（１）及びクランク軸（４）を備えるクランクケース
（２）と、この後側にて前記クランク軸（４）に平行な
変速メイン軸（５）、ドライブ軸（６）及び変速ドラム
（７）を備える変速機ケース（３）とを、前後にユニッ
ト化すると共に上部ケース（15）と下部ケース（16）と
の二分割構造にし、かつ該上部ケース（15）と下部ケー
ス（16）との分割面を後上がりに傾斜させた自動二輪車
用エンジンであって、前記分割面の間に前から順に前記
クランク軸（４）、変速メイン軸（５）及び変速ドラム
（７）を支持し、かつ前記ドライブ軸（６）を該変速メ
イン軸（５）と変速ドラム（７）との中間下方に配置し
て前記下部ケース（16）に支持し、前記変速ドラム
（７）のカム溝（7a）に係合して前記変速メイン軸
（５）とドライブ軸（６）の変速歯車（12）（13）をシ
フトさせるシフトフォーク（８）を該変速ドラム（７）
下方に配置したことを特徴とするものである。
このようにケースの二分割面を後上がりに傾斜させ、
その二分割面間に前から順にクランク軸、変速メイン軸
及び変速ドラムを支持し、かつドライブ軸を変速メイン
軸と変速ドラムとの中間下方に配置して下部ケースに支
持させるようにしたため、各軸間の前後長を短くするこ
とができる。また、二分割構造のままである上に、変速
ドラムを二分割面の間に支持するとともに、変速ドラム
のカム溝に係合して変速メイン軸とドライブ軸の変速歯
車をシフトさせるシフトフォークを変速ドラム下方に配
置したため装着操作が容易になり、整備性を良好にする
ことができる。
その二分割面間に前から順にクランク軸、変速メイン軸
及び変速ドラムを支持し、かつドライブ軸を変速メイン
軸と変速ドラムとの中間下方に配置して下部ケースに支
持させるようにしたため、各軸間の前後長を短くするこ
とができる。また、二分割構造のままである上に、変速
ドラムを二分割面の間に支持するとともに、変速ドラム
のカム溝に係合して変速メイン軸とドライブ軸の変速歯
車をシフトさせるシフトフォークを変速ドラム下方に配
置したため装着操作が容易になり、整備性を良好にする
ことができる。
図は本発明の実施例による自動二輪車用エンジンを示
し、矢印Ｆで示す方向が前側（車両の進行方向）であ
る。
し、矢印Ｆで示す方向が前側（車両の進行方向）であ
る。
図において、１はシリンダ、２はクランクケ−ス、３
は変速機ケースである。クランクケース２にはクランク
軸４が、また変速機ケース３には変速メイン軸５、ドラ
イブ軸６、変速ドラム７が収納されている。変速ドラム
７は外周面にカム溝7aを有し、このカム溝7aにシフトフ
ォーク８の係合ピン8aを係合させることにより、そのシ
フトフォーク８をガイド軸９に沿って左右にスライドさ
せ、変速メイン軸５やドライブ軸６上の変速歯車をシフ
トさせるようになっている。この構成において、クラン
ク軸４の動力は、減速小歯車10と減速大歯車11を介して
変速メイン軸５に伝達され、また変速メイン軸５から変
速歯車12,13を介してドライブ軸６に伝達され、ドライ
ブ軸６からチェン14を介して図示しない後輪へ伝達され
るようになっている。
は変速機ケースである。クランクケース２にはクランク
軸４が、また変速機ケース３には変速メイン軸５、ドラ
イブ軸６、変速ドラム７が収納されている。変速ドラム
７は外周面にカム溝7aを有し、このカム溝7aにシフトフ
ォーク８の係合ピン8aを係合させることにより、そのシ
フトフォーク８をガイド軸９に沿って左右にスライドさ
せ、変速メイン軸５やドライブ軸６上の変速歯車をシフ
トさせるようになっている。この構成において、クラン
ク軸４の動力は、減速小歯車10と減速大歯車11を介して
変速メイン軸５に伝達され、また変速メイン軸５から変
速歯車12,13を介してドライブ軸６に伝達され、ドライ
ブ軸６からチェン14を介して図示しない後輪へ伝達され
るようになっている。
上記クランクケース２と変速機ケース３とは前後に連
接し、かつ上部ケース15と下部ケース16に二分割された
構造になっている。かつ、その二分割面は水平に対して
後上がりに傾斜している。このように傾斜した両ケース
15,16の分割面の間に、クランクケース２に対応してク
ランク軸４が支持され、また後方の変速機ケース３に対
応して変速メイン軸５と変速ドラム７とが前後に支持さ
れている。またドライブ軸６は、変速メイン軸５と変速
ドラム７との中間下方に位置するように、下部ケース16
に対して支持されている。
接し、かつ上部ケース15と下部ケース16に二分割された
構造になっている。かつ、その二分割面は水平に対して
後上がりに傾斜している。このように傾斜した両ケース
15,16の分割面の間に、クランクケース２に対応してク
ランク軸４が支持され、また後方の変速機ケース３に対
応して変速メイン軸５と変速ドラム７とが前後に支持さ
れている。またドライブ軸６は、変速メイン軸５と変速
ドラム７との中間下方に位置するように、下部ケース16
に対して支持されている。
このように両ケース15,16の分割面が斜めである上
に、その分割面間にクランク軸4,変速メイン軸5,変速ド
ラム７が配列し、下部ケース16に対して残りのドライブ
軸６が配置するようにしているから、各軸間の前後方向
の間隔が短縮されている。
に、その分割面間にクランク軸4,変速メイン軸5,変速ド
ラム７が配列し、下部ケース16に対して残りのドライブ
軸６が配置するようにしているから、各軸間の前後方向
の間隔が短縮されている。
また、ケースが二分割構造であるから、三分割構造に
比べて部品点数は少なくなり、組立や分解が有利であ
る。さらに二分割面に支持したクランク軸4,変速メイン
軸5,変速ドラム７は、その分割面を二つに分離すれば簡
単に着脱することができる。さらに変速ドラム７の場合
は、二分割面の間に支持されていることによって、装着
する時の操作が容易になる。すなわち、先に下部ケース
16に対して支持を完了させた変速メイン軸5,ドライブ軸
６上の変速歯車に予めシフトフォーク８を係合させた状
態にしておき、その上方から変速ドラム７をシフトフォ
ーク８の係合ピン8aにカム溝7aを係合させるようにして
乗せるだけでよいので、装着操作が簡単になるのであ
る。したがって、上記構成によれば整備性を向上するこ
とができる。
比べて部品点数は少なくなり、組立や分解が有利であ
る。さらに二分割面に支持したクランク軸4,変速メイン
軸5,変速ドラム７は、その分割面を二つに分離すれば簡
単に着脱することができる。さらに変速ドラム７の場合
は、二分割面の間に支持されていることによって、装着
する時の操作が容易になる。すなわち、先に下部ケース
16に対して支持を完了させた変速メイン軸5,ドライブ軸
６上の変速歯車に予めシフトフォーク８を係合させた状
態にしておき、その上方から変速ドラム７をシフトフォ
ーク８の係合ピン8aにカム溝7aを係合させるようにして
乗せるだけでよいので、装着操作が簡単になるのであ
る。したがって、上記構成によれば整備性を向上するこ
とができる。
上述したように本発明によれば、クランクケースと変
速機ケースとの二分割構造を適用し、その二分割面を後
上がりに傾斜させ、その間に前から順にクランク軸、変
速メイン軸及び変速ドラムを支持し、かつドライブ軸を
変速メイン軸と変速ドラムとの中間下方に配置して下部
ケースに支持させるようにしたので、各軸間の前後長間
隔を短くすることができ、コンパクト化を図ることがで
きる。また、ケースが二分割構造である上に、その二分
割面の間に変速ドラムを支持し、かつ変速ドラムのカム
溝に係合して変速メイン軸とドライブ軸の変速歯車をシ
フトさせるシフトフォークを変速ドラム下方に配置した
構成にしたため、その装着操作を容易にし、整備性の向
上を図ることができる。
速機ケースとの二分割構造を適用し、その二分割面を後
上がりに傾斜させ、その間に前から順にクランク軸、変
速メイン軸及び変速ドラムを支持し、かつドライブ軸を
変速メイン軸と変速ドラムとの中間下方に配置して下部
ケースに支持させるようにしたので、各軸間の前後長間
隔を短くすることができ、コンパクト化を図ることがで
きる。また、ケースが二分割構造である上に、その二分
割面の間に変速ドラムを支持し、かつ変速ドラムのカム
溝に係合して変速メイン軸とドライブ軸の変速歯車をシ
フトさせるシフトフォークを変速ドラム下方に配置した
構成にしたため、その装着操作を容易にし、整備性の向
上を図ることができる。
図は本発明の実施例からなる自動二輪車用エンジンの縦
断面図である。 ２……クランクケース、３……変速機ケース、４……ク
ランク軸、５……変速メイン軸、６……ドライブ軸、７
……変速ドラム、15……上部ケース、16……下部ケー
ス。
断面図である。 ２……クランクケース、３……変速機ケース、４……ク
ランク軸、５……変速メイン軸、６……ドライブ軸、７
……変速ドラム、15……上部ケース、16……下部ケー
ス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F02B 61/02 F02F 7/00 B62M 7/00 - 7/14
Claims (1)
- 【請求項１】前傾するシリンダ（１）及びクランク軸
（４）を備えるクランクケース（２）と、この後側にて
前記クランク軸（４）に平行な変速メイン軸（５）、ド
ライブ軸（６）及び変速ドラム（７）を備える変速機ケ
ース（３）とを、前後にユニット化すると共に上部ケー
ス（15）と下部ケース（16）との二分割構造にし、かつ
該上部ケース（15）と下部ケース（16）との分割面を後
上がりに傾斜させた自動二輪車用エンジンであって、 前記分割面の間に前から順に前記クランク軸（４）、変
速メイン軸（５）及び変速ドラム（７）を支持し、かつ
前記ドライブ軸（６）を該変速メイン軸（５）と変速ド
ラム（７）との中間下方に配置して前記下部ケース（1
6）に支持し、 前記変速ドラム（７）のカム溝（7a）に係合して前記変
速メイン軸（５）とドライブ軸（６）の変速歯車（12）
（13）をシフトさせるシフトフォーク（８）を該変速ド
ラム（７）下方に配置した自動二輪車用エンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2226737A JP2916802B2 (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 自動二輪車用エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2226737A JP2916802B2 (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 自動二輪車用エンジン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04112922A JPH04112922A (ja) | 1992-04-14 |
| JP2916802B2 true JP2916802B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=16849818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2226737A Expired - Fee Related JP2916802B2 (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 自動二輪車用エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2916802B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4664863B2 (ja) * | 2006-05-23 | 2011-04-06 | 本田技研工業株式会社 | 車両用変速装置 |
| JP4732322B2 (ja) * | 2006-12-19 | 2011-07-27 | 本田技研工業株式会社 | 変速機の潤滑装置 |
-
1990
- 1990-08-30 JP JP2226737A patent/JP2916802B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04112922A (ja) | 1992-04-14 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |