JPS61113581A - 自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車

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JPS61113581A
JPS61113581A JP23406984A JP23406984A JPS61113581A JP S61113581 A JPS61113581 A JP S61113581A JP 23406984 A JP23406984 A JP 23406984A JP 23406984 A JP23406984 A JP 23406984A JP S61113581 A JPS61113581 A JP S61113581A
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JP
Japan
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crankcase
engine
motorcycle
crankshaft
clutch
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JP23406984A
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義治 井坂
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明はクランクケースの前後両面に、車体の前後方向
に略水平に延びるシリンダを配置した、いわゆる水平対
向形エンジンを搭載した自動二輪車□に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
この種のエンジンを搭載した自動二輪車は、先に本出願
人により特願昭57−107638号として出願されて
いるが、このエンジンの場合には、従来一般的な並列多
気筒やV型多気筒エンジンと運って、クランクケースか
ら後方に突出する後部シリンダが、丁度リヤアームの前
端枢支部上に延びるため、例えばリヤアームの前端枢支
部の近傍に1本の油圧緩衝器を縦置きに配置する最近の
懸架方式を採用すると、ホイールベースが長くなってし
まう。加えて、上記後部シリンダが突出する分だけ、車
体の重心位置が後方に偏位し易くなるので、油圧緩衝器
等の重層物は極力前方へ寄せたいという要望もある。
そこで、この水平対向形エンジンを搭載した自動二輪車
においても、例えば特開昭58−97580号公報に示
されるように、油圧緩衝器をクランクケースの直下に略
水平に配置すること、が考えられている。
ところで、一般に自動二輪車用のエンジンは、クランク
ケース内に歯車変速−が一体的に組み込まれており、ク
ランク軸に取り出されたエンジン動力は、湿式クラッチ
を通じて変速機の入力軸に伝達されるようになっている
ところが、通常変速機の入力軸や出力軸は、クランク軸
と略同じ高さに並設されているため、クランクケースの
底部に蓄えられたエンジンオイルのレベルは、クランク
軸のクランクウェブの外径よりも下方に設定せざるを得
す、特に4す、イクルλ    エンジンではエンジン
オイル員が多いため、その分クランクケースが深くなり
、オイルパンが下方に大きく張り出してしまう。
この対策としては上記出願済みの水平対向形エンジンに
見られるように、変速機をクランク軸の下方に配置して
、その分、オイルレベルを上げることが考えられるが、
変速機の入力軸上に湿式クラッチを設けた場合には、今
度はこのクラッチがオイル中に浸漬されてしまうので、
オイルレベルは湿式クラッチの下方に設定せざるを得な
くなり、やはりクランクケースの下方への張り出しが太
きくなる。
したがって、このクランクケースの直下に上述の如く油
圧WI衝器を設置すると、最低地上高が極端に下がって
しまい、レース用等の一部の特殊用途にしか使用できな
くなる等の不具合が生じる。
(発明の目的〕 本発明はこのような事情にもとづいてなされたもので、
クランクケースの下方への張り出しを少なく抑えること
で、クランクケースの直下に緩衝器を無理なく設置でき
るようにするとともに、最    1低地上高も充分に
確保することができる自動二輪車の提供を目的とする。
〔発明の概要〕
すなわち、本発明は上記目的を達成するため、クランク
ケースの直下にリヤアームを懸架する緩衝器を車体の前
後方向に沿って略水平に配置するに当り、湿式クラッチ
の底部側の外周囲を、クランクケースの底部に蓄えられ
たaimオイル中に浸漬するのを防ぐカバーで取り囲み
、この潤滑オイルのオイルレベルを、湿式クラッチの底
部よりも上方に設定したことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下本発明を図面に示す一実施例にもとづいて説明する
第1図中1は車体を構成するクレードル型のフレームで
あり、そのメインパイプ2とダウンチューブ3とで囲ま
れた空間部分には水冷式エンジン4が搭載されている。
メインバイブ2とダウンチューブ3との連結部分に溶接
したブラケット5゜5間には、リヤアーム6の前端部が
ピボット軸7を介して上下方向に揺動可能に枢支されて
いる。
リヤアーム6の前端部はエンジン4のクランクケース8
の後方に位置しており、このリヤアーム6の後端部には
後輪9が支持されている。
上記エンジン4はクランクケース8の前後両面に、車体
の前後方向に沿って略水平に延びる・前部シリンダ10
と後部シリンダ11とを互いに対向して配置した4サイ
、クル水平対向形2気筒エンジンであって、その後部シ
リンダ11がリヤアーム6の前端枢支部上に延長されて
いる。そして、エンジン4の・クランクケース8は左右
のケースハーフ8a。
8bを衝合してなる二分割構造をなし、その内部にクラ
ンク室12を形成している。クランク室12の略中央上
、部には、車体の左右方向に沿ってクランク軸13が軸
支されており、このクランク軸13は各シリンダ10.
11内のピストン14.14に対しコネクティングロッ
ド15.15を介して連結されている。各シリンダ10
.11のシリンダヘッド16.17には、吸気口18お
よび排気口19(一方のヘッド側のみを図示)が形成さ
れており、これら吸気018.排気口19は吸気バルブ
20および排気バルブ21によって開開されるとともに
、吸気018には気化器23が、また排気口19には排
気管24が夫々接続されている。
なお、気化器23はエンジン4と燃料タンク25との間
に設置したエアクリーナ26に接続されている。
クランク至12内には上記クランク軸13の後方下側に
位置して、常時噛み合い式の歯車変速@27が一体的に
組み込まれている。歯車変速tll127はクランク軸
13と平行をなす入力軸28と出力軸29とを有し、こ
れら両輪28.29の外周面には夫々複数枚の変速歯車
30・・・および31・・・が取り付けられている。
また、入力軸28の一端部には湿式多板クラッチ32が
取り付けられており、この湿式多板クラッチ32はクラ
ンク軸13よりも下方に位置されているとともに、その
外側がクランクケースカバー80によって覆われている
。湿式多板クラッチ32は、入力軸28上に回転自在に
設けたクラッチハウジング33と、この入力軸28と一
体に回転するクラッチボス34との間で多数のクラッチ
板(図示せず)を保持し、弄    これらクラッチ板
間に生じる摩擦力により動力伝達を行なうもので、上記
クラッチハウジング33に固定した減速大歯車35が上
記クランク軸13上の減速小歯車36と噛み合っている
。したがって、クランク軸13の回転は一旦減速されて
クラッチハウジング33に伝達されるとともに、この回
転力は湿式多板クラッチ32が継がれた場合に、クラッ
チ板およびクラッチボス34を通じて入力軸28に伝達
されるようになっている。
また、入力軸28と出力軸29の下方には、シフト操作
に連動して回転されるシフトドラム37が配置されてお
り、このシフトドラム37が回転されると、その周面に
形成したガイド溝38の形状に応じてシラトフォーク3
9..39が入力軸28および出力軸29の軸方向にス
ライドし、上記変速機歯車30・・・、31・・・の噛
み合いを適宜切換えるようになっている。したがって、
入力軸28の回転は変速歯車30・・・、31・・・の
噛み合いを選択することにより、複数段に減速されて出
力軸29に伝達される。出力軸29の湿式多板クラッチ
32とは反対側の端部は、クランクケース8の側面を貫
通して外方に導出されており、こ     1の導出端
に取り付けた駆動スプロケット40と後輪9側の被動ス
プロケット(図示せず)との間には、後輪駆動用のチェ
ーン41が巻回されている。
ところで、上記湿式多板クラッチ32および歯車変速機
27の各部には、クランクケース8の底部のオイルパン
42に蓄えられたエンジンオイルが、図示しないオイル
ポンプからオイルギヤラリ−を通じて圧送されるが、こ
のクランクケース8の底部には、湿式多板クラッチ32
および減速大歯車35の底部側の外周囲を取り囲むカバ
ー43が設けられている。また、クランクケース8内の
エンジンオイルのレベルLは、第2図および第4図に示
したように、湿式多板クラッチ32の底部よりも上方で
あり、かつカバー43の上面開口部よりも下側に設定さ
れており、このカバー43は湿式多板クラッチ32がエ
ンジンオイル中に浸漬されるのを防いでいる。
したがって、湿式多板クラッチ32をカバー43で囲ん
だことにより、オイルレベルLを高くすることが可能と
なり、このためその分クランクケース8の底面が引き上
げられ、地面GLとの間のロードクリアランスHが大き
くなっている。
一方、上記クランクケース8の直下には、リヤ7−ム6
を懸架する1本の油圧PIiFi器44が車体の前後方
向に沿って略水平に挿通配置されている。
この油圧緩衝器44は、そのシリンダ45の前端部がダ
ウンチューブ3から延びるブラケット46に支持されて
いるとともに、ピストンロッド47の後端部がリンク機
構48を介してリヤアーム6の前端下面に連結されてお
り、丁度車体の前後方向に沿う中心線上に位置されてい
る。。リンク機構48はリヤアーム6の下面とピストン
ロッド47とを結ぶリンク部材49と、このリンク部材
49の中間部とダウンチューブ3の後端部とを結ぶリレ
ーアーム50とを回動自在に組み合わせたもので、上記
リヤアーム6が衝撃力を受けて上方に揺動されると、リ
ンク部材49が上方へ移動しつつ中間部を枢支点として
下端部が前方へ押し出され、このため油圧緩衝器44の
ピストンロッド47が圧縮方向に作動され、リヤアーム
6に加わる衝撃力を吸収緩和する。
なお、第1図中符号51はラジエタであり、ダウンチュ
ーブ3の上部前面に設置されている。
このような構成によれば、湿式多板クラッチ32の底部
側の外周囲をカバー43によって取り囲み、クランクケ
ース8内のオイルレベルLを、湿式多板クラッチ32の
底部よりも高く設定したので、このオイルレベルLが高
くなった分だけクランクケース8の底面を高く引上げる
ことができ、オイルパン42の下方への張り出しを少な
く抑えることができる。このため、クランクケース8の
直下のスペースが広がるから、油圧It衝器44を無理
なく設置できるとともに、最低地上高りも充分に確保す
ることができる。
また、上記構成によれば、比較的重量のある油圧緩衝器
44がリヤアーム6の前端枢支部よりも前方に移動する
ので、マスの集中化は勿論、車体の前後方向の荷重配分
を均等化し易くなり、かつまたこの油圧緩衝器44はエ
ンジン4の下方に位置するので、重心位置をより低くす
ることができ、走行安定性および操縦性の向上が図れる
なお、本発明を実施するに当たり、エンジンの気筒数は
2気筒に限らず、例えば4気筒であっても良い。
(発明の効果) 以上詳述した本発明によれば、クランクケース内のオイ
ルレベルを湿式クラッチの底部よりも高く設定できるの
で、その分クランクケースの底面を高く引き上げること
ができ、下方への張り出しを少なく抑えることができる
。したがって、クランクケースの直下のスペースが広が
るから、ここに緩衝器を無理なく設置できるとともに、
最低地上高も充分に確保することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は自動二輪車の
側面図、第2図はエンジンを一部断面した側面図、第3
図は第2図中■−■線に沿う断面図、第4図は第2図中
rV−IV線に沿う断面図、第5図はエンジン内部を一
部断面した側面図である。 1・・・車体(フレーム)、4・・・水平対向形エンジ
ン、6・・・リヤアーム、9・・・後輪、10.11・
・・シリンダ(前部シリンダ、後部シリンダ)、13・
・・クラン   1゛り軸、27・・・歯車変速機、2
8・・・入力軸、32・・・湿式クラッチ、43・・・
カバー、44・・11器、L・・・オイルレベル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 クランクケースの前後に、車体の前後方向に沿つて略水
    平に延びるシリンダを配置し、このクランクケース内に
    クランク軸よりも下方に位置して歯車変速機を組み込む
    とともに、このクランク軸と歯車変速機の入力軸とを、
    この入力軸上に設けた湿式クラッチを介して連動させた
    水平対向形エンジンを備え、このエンジンの後方に、後
    輪を支持したリヤアームの前端部を上下方向に揺動可能
    に枢支した自動二輪車において、 上記クランクケースの直下に、上記リヤアームを懸架す
    る緩衝器を車体の前後方向に沿つて略水平に配置するに
    当り、 上記湿式クラッチの底部側の外周囲を、この湿式クラッ
    チがクランクケースの底部に蓄えられた潤滑オイル中に
    浸漬するのを防ぐカバーで取り囲み、この潤滑オイルの
    オイルレベルを、湿式クラッチの底部よりも上方に設定
    したことを特徴とする自動二輪車。
JP23406984A 1984-11-08 1984-11-08 自動二輪車 Expired - Fee Related JPH0649472B2 (ja)

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JPH0649472B2 JPH0649472B2 (ja) 1994-06-29

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62127088U (ja) * 1986-02-05 1987-08-12
JP2001241358A (ja) * 2000-02-29 2001-09-07 Yamaha Motor Co Ltd スクータ用4サイクルエンジンのオイルパン構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62127088U (ja) * 1986-02-05 1987-08-12
JP2001241358A (ja) * 2000-02-29 2001-09-07 Yamaha Motor Co Ltd スクータ用4サイクルエンジンのオイルパン構造

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