JP4604933B2 - 自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車 Download PDF

Info

Publication number
JP4604933B2
JP4604933B2 JP2005275588A JP2005275588A JP4604933B2 JP 4604933 B2 JP4604933 B2 JP 4604933B2 JP 2005275588 A JP2005275588 A JP 2005275588A JP 2005275588 A JP2005275588 A JP 2005275588A JP 4604933 B2 JP4604933 B2 JP 4604933B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
case
shaft
body frame
motorcycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005275588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007083886A (ja
Inventor
信博 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2005275588A priority Critical patent/JP4604933B2/ja
Publication of JP2007083886A publication Critical patent/JP2007083886A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4604933B2 publication Critical patent/JP4604933B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、エンジンと後輪懸架装置の位置関係を改善した自動二輪車に関する。
自動二輪車におけるエンジンと後輪懸架装置の位置関係を示す従来技術として、特許文献1〜3に開示されているものがある。
特許文献1に記載されている自動二輪車の後輪懸架装置は、車体フレームの前半部に搭載されたエンジンの直下に後輪懸架装置の主要部となるリヤクッションユニットが前後方向に指向して配置され、その前端部が車体フレームに連結され、後端部がリンクを介して後輪を支持するスイングアームに連結されている。
また、特許文献2に記載されている自動二輪車の後輪懸架装置は、エンジンの後方、かつスイングアームの下方にリヤクッションユニットが前後方向に指向して配置され、その前端部がスイングアームのピボット軸下方にてリンクを介して車体フレームに連結され、後端部がスイングアームの中間部に連結されている。
また、特許文献3に記載されている自動二輪車の後輪懸架装置は、エンジンの後部下方にリヤクッションユニットが前後方向に指向して配置され、その前端部が車体フレームに連結され、後端部がリンクを介して後輪を支持するスイングアームに連結されている。
特公平3−8318号公報 特公平6−37192号公報 特許第3342254号公報
しかしながら、特許文献1の後輪懸架装置では、リヤクッションユニットの上方にエンジンを搭載しなければならないため、エンジンの搭載位置が高くなって車体の重心位置が上がり、走行安定性が損なわれる恐れがある。また、リヤクッションユニットの取付構造が複雑であり、車体フレームの強度低下や車重増大の懸念がある。
一方、特許文献2の後輪懸架装置では、エンジンと後輪との間にリヤクッションユニットが介在するためスイングアームが長くなり、スイングアームが撓んで走行安定性が損なわれる可能性があるばかりでなく、この自動二輪車のようにスイングアームの内部に駆動用のプロペラ軸が挿入されている場合には、スイングアームの撓みによりプロペラ軸の回転抵抗(メカニカルロス)が増大してエンジン出力が損なわれる懸念がある。
さらに、特許文献3の後輪懸架装置では、エンジンケースの後部下方に配置されたリヤクッションユニットの高さが必然的に低くならざるを得ず、結果的にリヤクッションユニットが車体フレームの最下端部よりも下方に突出してしまい、車体の最低地上高を確保するのが困難になり、路面上の障害物等がリヤクッションユニットに衝突してリヤクッションユニットが破損する恐れがある。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、エンジン搭載位置を高めることなくエンジンケース下方に後輪懸架装置を配置可能にするとともに、スイングアームを短縮可能にして走行安定性を高め、同時に後輪懸架装置により最低地上高が低められることを防止し、かつエンジン周りをコンパクト化し、併せて乗り心地を向上させることのできる自動二輪車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る自動二輪車は、車体フレームの前半部にエンジンを搭載し、上記エンジンのエンジンケースを上下分割式にし、車両側面視で上記エンジンケースの合わせ面とケース下面とを前下がりに形成し、上記合わせ面に車幅方向に延びるクランク軸および上記クランク軸の後方にクラッチユニットを一端に備えた中間軸と変速入力軸と変速出力軸とを順に平行配置して軸支する一方、上記車体フレームの後半部に後輪を軸支したスイングアームと、上記エンジンケースの後部下方に配置され、伸縮方向を車体前後方向に沿わせた伸縮式のリヤクッションユニットを設けた後輪懸架装置とを備えると共に、上記リヤクッションユニットを車両側面視で上記スイングアームよりも低い位置で、車体フレームの最低部よりも高い位置に配置し、更に、上記変速入力軸と変速出力軸の下方に変速操作機構を配置し、この変速操作機構の前方かつ上記中間軸の下方にウォーターポンプやオイルポンプ等の回転補機類を配置したことを特徴とする。
さらに、本発明に係る自動二輪車は、前記エンジンケースのケース下面から下方に突出するオイルパンを設け、このオイルパンの後端壁よりも後方に前記リヤクッションユニットの前端取付部を配置したことを特徴とする。
また、本発明に係る自動二輪車は、前記クランク軸の前方かつ前記合わせ面の上方にエンジン始動装置を設けたことを特徴とする。
本発明に係る自動二輪車によれば、エンジンケースの後方下部が上方に持ち上がってスペースが形成され、このスペースに後輪懸架装置が設置されるため、エンジン全体の搭載位置を高めることなくエンジンケースの後方下部に後輪懸架装置を配置できる。同時に、後輪をエンジンに近づけてスイングアームを短く形成できるため、スイングアームの撓みを抑制して走行安定性を向上させることができる。しかも、後輪懸架装置を車体フレームの最低部よりも高い位置に配置できるため、車体の最低地上高が低くなることを防止することができる。
また、後輪懸架装置の主要部であるリヤクッションユニットをエンジンケースの後方下部に配置し、その伸縮方向を車体前後方向に沿わせたことにより、これまでのようにリヤクッションユニットを上下方向に沿わせて配置した場合と比較して着座シートの突き上げ感を無くし、乗り心地を向上させることができる。
さらに、エンジンケース下面に設けたオイルパンの後端壁よりも後方にリヤクッションユニットを配置したので、オイルパンとリヤクッションユニットとによりエンジンケース下方のスペースを有効に利用し、低重心化に貢献することができる。
また、変速入力軸と変速出力軸の下方に変速操作機構を配置し、変速操作機構の前方かつエンジンケースの合わせ面の下方に回転補機類を配置したことと、エンジン始動装置をクランク軸の前方かつエンジンケースの合わせ面の上方に配置したこととにより、エンジン周りをコンパクト化することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る自動二輪車の一例を示す左側面図である。この自動二輪車1は鋼管を主体にしてダブルクレードル型に形成された車体フレーム2を備えており、この車体フレーム2の前半部(ダブルクレードル部分)に前後2気筒のV型エンジン3が搭載され、このV型エンジン3の上方に位置するように燃料タンク4が車体フレーム2上に載置されている。燃料タンク4の後方には着座シート5とリヤカウリング6が順次配置され、V型エンジン3の前下部付近に左右一対のステップ7が設けられている。また、車体フレーム2の前面にはラジエーター8が設置されている。
車体フレーム2の前頭部には前輪9を支持するフロントフォーク10がハンドルバー11やフロントカウリング12、フロントフェンダー13等とともに左右回動自在に軸支される一方、車体フレーム2の中央下部にて車幅方向に架設されたピボット軸15には車体フレーム2の後半部にて後輪16を支持するスイングアーム17が上下回動自在に軸支されている。スイングアーム17の基部付近には後輪懸架装置18が設けられている。
図2にも示すように、V型エンジン3は、そのエンジンケース20の上部に車両前後方向に傾斜する前後2つのシリンダー21F,21Rを備えている。両シリンダー21F,21Rの挟み角は例えば55°程度の狭角度に設定され、これらのシリンダー21F,21Rの上部付近に吸気装置22が構築されている。V型エンジン3の出力は、例えばスイングアーム17の内部に挿通されたドライブシャフト23により後輪16に伝達される。
吸気装置22は、前後のシリンダー21F,21Rの対向面に開設された吸気ポートにそれぞれ連結される2基のスロットルボディー24と、1基のセンターエアクリーナー26と、左右2基のサイドエアクリーナー27とを備えて構成されている。センターエアクリーナー26は前後のシリンダー21F,21R間に形成されるVバンク空間の上方かつ燃料タンク4下面の凹部内に配置され、各サイドエアクリーナー27はVバンク空間の左右両側に配置されている。
V型エンジン3のエンジンケース20は、アッパーケース半身31とロアーケース半身32とが合わせ面33の位置で接合される上下分割式であり、車両側面視で合わせ面33とケース下面34とが平行に前下がりに傾斜するように形成されている。このエンジンケース20には、前下部にオイルフィルター36が設置され、ケース下面34にオイルパン37が設けられ、左側面後部にベベルギヤハウジング39が設けられ、後上面にブリーザーケース40が取り付けられている。
図3は、エンジンケース20の合わせ面33に沿うロアーケース半身32の平面図である。合わせ面33には、その最前部に車幅方向に延びるクランク軸43が軸支され、その後方に中間軸44、変速入力軸45、変速出力軸46が順に平行配置されている。なお、エンジンケース20の左側面にはマグネトカバー48、右側面にクラッチカバー49がそれぞれ被装される。
クランク軸43の中間部には2本のコンロッド51が連接されるクランクピン52とクランクウェブ53が一体に形成され、クランク軸43の左端にはフライホイールマグネト54とスタータードリブンギヤ55が設けられ、右端には1次ドライブギヤ56が設けられ、この1次ドライブギヤ56が中間軸44に設けられた1次ドリブンギヤ57に噛み合い、クランク軸43と中間軸44とが1:1の回転速度で連動回転する。中間軸44には3つのバランサーウェイト58が設けられてV型エンジン3の振動を打ち消す働きをする。なお、1次ドリブンギヤ57は2枚重ねのシザースギヤとされて噛み合い騒音の低減が図られている。
中間軸44の右端には多板式のクラッチユニット61と2次ドライブギヤ62が設けられ、中間軸44の左端にはクラッチレリーズ機構63が設けられ、中間軸44の軸心部にレリーズロッド64が挿入されている。2次ドライブギヤ62は普段は中間軸44に回転一体であるが、自動二輪車1のハンドルバー11に設けられたクラッチレバー65が握られると、クラッチレリーズ機構63がレリーズロッド64を押圧し、クラッチユニット61のクラッチ結合が解除され、2次ドライブギヤ62が中間軸44の周りを回転自在になる。なお、2次ドライブギヤ62の左隣に回転補機ドライブギヤ66が設けられている。回転補機ドライブギヤ66は中間軸44に結合されて常時回転一体となっている。
エンジンケース20の合わせ面33の後部に軸支された変速入力軸45および変速出力軸46と、これら両軸45,46に軸装された例えば5段の変速ドライブギヤ69および変速ドリブンギヤ70と、変速入力軸45および変速出力軸46の下方に配置された変速操作機構71(図2参照)とにより変速装置72が構成されている。変速操作機構71はシフトドラム73と複数のシフトフォーク74を備えている。
変速入力軸45の右端には中間軸44の2次ドライブギヤ62に噛み合う緩衝ダンパー77付の2次ドリブンギヤ78が設けられ、変速出力軸46の左端にはドライブベベルギヤ79が設けられている。一方、ベベルギヤハウジング39の内部には車両前後方向に延びる最終出力軸81が軸支され、この最終出力軸81にカムダンパー機構82を介して設けられたドリブンベベルギヤ83がドライブベベルギヤ79に噛合している。カムダンパー機構82は最終出力軸81とドリブンベベルギヤ83との間のトルク変動を吸収する機構である。なお、ドライブベベルギヤ79とドリブンベベルギヤ83のギヤ比は例えば1:1である。
最終出力軸81はユニバーサルジョイント85を介してドライブシャフト23に回転一体に連結される。したがって、クランク軸43の回転は、中間軸44→クラッチユニット61→変速入力軸45→変速出力軸46→最終出力軸81→ドライブシャフト23→後輪16の順に伝達される。クラッチユニット61は中間軸44の回転を変速入力軸45に伝達し、変速装置72の変速操作時には中間軸44の回転を変速入力軸45に対し遮断して変速をスムーズにする。
図2に示すように、変速操作機構71の前方かつエンジンケース20の合わせ面33の下方にウォーターポンプ88やオイルポンプ等の回転補機類が設置されている。本実施形態ではウォーターポンプ88がエンジンケース20の左側面に設けられ、オイルポンプ(非図示)がエンジンケース20の内部下方に設けられ、これらの回転補機類が中間軸44の下方に軸支された1本の補機ドライブ軸89に装着される。補機ドライブ軸89には図示しない回転補機ドリブンギヤが設けられ、この回転補機ドリブンギヤが中間軸44の回転補機ドライブギヤ66に噛合する。
一方、クランク軸43の前方かつエンジンケース20の合わせ面33の上方に、エンジン始動装置92が設けられている。このエンジン始動装置92は、スターターモーター93と、スターターアイドルギヤ94と、スタータードライブギヤ95とから構成されており、スタータードライブギヤ95がクランク軸43のスタータードリブンギヤ55に噛合する。
ところで、後輪懸架装置18は、伸縮式のリヤクッションユニット98と、2種類のリンク99,100を備えて構成されており、リヤクッションユニット98はその伸縮方向が車体前後方向に沿わされて車両側面視でスイングアーム17よりも低い位置に配置され、ピボット軸15のほぼ真下に位置している。
前述のようにV型エンジン3のエンジンケース20はアッパーケース半身31とロアーケース半身32との合わせ面33とケース下面34とが平行に前下がりに形成されており、エンジンケース20の後部下方が持ち上がっている。そして、この持ち上がった部分の下方のスペースにリヤクッションユニット98の前部が入り込むように配置され、リヤクッションユニット98の前端がエンジンケース20の後部下方にて車体フレーム2の下部に車幅方向に架設されたブリッジ部材101に連結されている。
一方、スイングアーム17の中間部に設けられたリンクブラケット102にリンク99の上端が回動自在に連結され、このリンク99の下端がリヤクッションユニット98の後端に連結されている。また、リンク100はその一端が車体フレーム2の下部に設けられたリンクプレート103に回動自在に連結され、他端がリンク99の中間部に回動自在に連結されている。このため、スイングアーム17が上方に回動すると、リンク100がリンク99を図2において時計回りに回動させ、リンク99によりリヤクッションユニット98が圧縮される。
一方、エンジンケース20のケース下面34から下方に突出するように設けられたオイルパン37は、クランク軸43の下方から中間軸44の下方付近までを覆う長さとされ、このオイルパン37の後端壁よりも後方にリヤクッションユニット98の前端が取り付けられるブリッジ部材101が配置されている。オイルフィルター36とオイルパン37の底面とリヤクッションユニット98は、共に車両側面視で車体フレーム2の最下部よりも上方に配置されている。
以上のように、この自動二輪車1は、V型エンジン3のエンジンケース20を上下分割式にし、その合わせ面33とケース下面34とを車両側面視で前下がりに形成して合わせ面33にクランク軸43と中間軸44と変速入力軸45と変速出力軸46を軸支した。これにより、エンジンケース20の後部を上方に持ち上げて下方にスペースを形成し、このスペースに後輪懸架装置18のリヤクッションユニット98を配置し、リヤクッションユニット98をエンジンケース20の後部下方に配置するレイアウトとした。
このため、V型エンジン3全体の搭載位置、ひいては車体重心位置を高めることなくエンジンケース20の後方下部にリヤクッションユニット98を配置できる。特にV型エンジン3では、クランク軸43と、その上方に配置されたシリンダー21F,21R等、主にエンジン前部を構成する部品が重いが、エンジンケース20の後部を持ち上げても上記重量物の高さが上昇することはなく、エンジン重心の上昇はほぼ皆無である。
エンジンケース20の後方下部にリヤクッションユニット98を配置したことにより、後輪16をV型エンジン3に近づけてスイングアーム17を短く形成できるため、スイングアーム17の撓みを抑制して自動二輪車1の走行安定性を向上させることができる。この自動二輪車1のようにスイングアーム17の内部に後輪16駆動用のドライブシャフト23が挿入されている場合には、スイングアーム17の撓みによるドライブシャフト23の回転抵抗(メカニカルロス)の増大も防止することができる。
しかも、リヤクッションユニット98を始めとする後輪懸架装置18全体を車体フレーム2の最低部よりも高い位置に配置できるため、車体の最低地上高が低くなることを防止することができる。
また、後輪懸架装置18の主要部であるリヤクッションユニット98をエンジンケース20の後方下部に配置し、その伸縮方向を車体前後方向に沿わせたことにより、これまでのようにリヤクッションユニットを上下方向に沿わせて配置した場合と比較して着座シート5の突き上げ感を無くし、乗り心地を向上させることができる。
さらに、エンジンケース20のケース下面34に設けたオイルパン37の後端壁よりも後方にリヤクッションユニット98を配置したので、オイルパン37とリヤクッションユニット98とによりエンジンケース20下方のスペースを有効に利用し、車体の低重心化に貢献することができる。
また、変速入力軸45と変速出力軸46の下方に変速操作機構71を配置し、この変速操作機構71の前方かつエンジンケース20の合わせ面33の下方にウォーターポンプ88やオイルポンプ等の回転補機類を配置したことと、エンジン始動装置92をクランク軸43の前方かつエンジンケース20の合わせ面33の上方に配置したこととにより、V型エンジン3周りをコンパクト化することができる。
なお、本実施形態ではV型2気筒エンジンとなっているが、本発明は、エンジンケース内部に軸支される回転軸が車幅方向に延びるエンジンであれば、気等数や気等配置による限定を受けることなく幅広く適用することができる。
本発明に係る自動二輪車の一例を示す左側面図。 本発明の一実施形態を示すエンジンと後輪懸架装置周辺の拡大左側面図。 エンジンケースの合わせ面に沿うロアーケース半身の平面図。
符号の説明
1 自動二輪車
2 車体フレーム
3 V型エンジン
16 後輪
17 スイングアーム
18 後輪懸架装置
20 エンジンケース
31 アッパーケース半身
32 ロアーケース半身
33 エンジンケースの合わせ面
34 ケース下面
37 オイルパン
43 クランク軸
44 中間軸
45 変速入力軸
46 変速出力軸
71 変速操作機構
72 変速装置
88 ウォーターポンプ(回転補機類を)
92 エンジン始動装置
98 リヤクッションユニット
99,100 リンク

Claims (3)

  1. 車体フレームの前半部にエンジンを搭載し、上記エンジンのエンジンケースを上下分割式にし、車両側面視で上記エンジンケースの合わせ面とケース下面とを前下がりに形成し、上記合わせ面に車幅方向に延びるクランク軸および上記クランク軸の後方にクラッチユニットを一端に備えた中間軸と変速入力軸と変速出力軸とを順に平行配置して軸支する一方、上記車体フレームの後半部に後輪を軸支したスイングアームと、上記エンジンケースの後部下方に配置され、伸縮方向を車体前後方向に沿わせた伸縮式のリヤクッションユニットを設けた後輪懸架装置とを備えると共に、上記リヤクッションユニットを車両側面視で上記スイングアームよりも低い位置で、車体フレームの最低部よりも高い位置に配置し、更に、上記変速入力軸と変速出力軸の下方に変速操作機構を配置し、この変速操作機構の前方かつ上記中間軸の下方にウォーターポンプやオイルポンプ等の回転補機類を配置したことを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記エンジンケースのケース下面から下方に突出するオイルパンを設け、このオイルパンの後端壁よりも後方に前記リヤクッションユニットの前端取付部を配置したことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車。
  3. 前記クランク軸の前方かつ前記合わせ面の上方にエンジン始動装置を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動二輪車。
JP2005275588A 2005-09-22 2005-09-22 自動二輪車 Expired - Fee Related JP4604933B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005275588A JP4604933B2 (ja) 2005-09-22 2005-09-22 自動二輪車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005275588A JP4604933B2 (ja) 2005-09-22 2005-09-22 自動二輪車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007083886A JP2007083886A (ja) 2007-04-05
JP4604933B2 true JP4604933B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=37971329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005275588A Expired - Fee Related JP4604933B2 (ja) 2005-09-22 2005-09-22 自動二輪車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4604933B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6161977B2 (ja) * 2013-07-03 2017-07-12 川崎重工業株式会社 自動二輪車
JP6277913B2 (ja) * 2014-09-03 2018-02-14 スズキ株式会社 多気筒エンジン

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01233189A (ja) * 1988-07-27 1989-09-18 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車のエンジンユニット
JPH03210019A (ja) * 1990-01-12 1991-09-13 Honda Motor Co Ltd シリンダブロックの冷却水供給構造
JPH0971284A (ja) * 1995-09-07 1997-03-18 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車のリヤサスペンション
JPH108980A (ja) * 1996-06-27 1998-01-13 Suzuki Motor Corp 自動二輪車のエンジン

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01233189A (ja) * 1988-07-27 1989-09-18 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車のエンジンユニット
JPH03210019A (ja) * 1990-01-12 1991-09-13 Honda Motor Co Ltd シリンダブロックの冷却水供給構造
JPH0971284A (ja) * 1995-09-07 1997-03-18 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車のリヤサスペンション
JPH108980A (ja) * 1996-06-27 1998-01-13 Suzuki Motor Corp 自動二輪車のエンジン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007083886A (ja) 2007-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI309617B (en) Low floor type motorcycle
US8181731B2 (en) Drive train for work vehicle
US6612391B2 (en) Engine unit for small-sized vehicle
CA2607662C (en) Saddle ride type vehicle
JP6323759B2 (ja) パワーユニット
JP3829599B2 (ja) 自動二輪車のエンジンユニット
JP2007055584A (ja) 自動二輪車
US6427796B1 (en) Rear wheel suspension system of motorcycle
US6578653B2 (en) Motorcycle
US8348005B2 (en) Hybrid vehicle
US8256561B2 (en) Vehicle
JP4604933B2 (ja) 自動二輪車
JP4872289B2 (ja) 自動二輪車のエンジン
JP2003212147A (ja) 乗用トラクタのフレーム
JP3996251B2 (ja) スクータ型自動二輪車
EP1747983A1 (en) Low-floor vehicle
JP4575256B2 (ja) 四輪車両
JP4897910B2 (ja) スクータ型自動二輪車
JPH0336716B2 (ja)
JP4508306B2 (ja) 車両用パワーユニット
JP4664328B2 (ja) スクータ型自動二輪車
JP4558604B2 (ja) 低床式車両
JP3643130B2 (ja) 自動二輪車の車体フレーム
JP2005238877A (ja) 鞍乗型車両の動力伝達装置
JPS61113581A (ja) 自動二輪車

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080717

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100907

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100920

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4604933

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees