JP2916093B2 - エッチング制御装置 - Google Patents

エッチング制御装置

Info

Publication number
JP2916093B2
JP2916093B2 JP7048546A JP4854695A JP2916093B2 JP 2916093 B2 JP2916093 B2 JP 2916093B2 JP 7048546 A JP7048546 A JP 7048546A JP 4854695 A JP4854695 A JP 4854695A JP 2916093 B2 JP2916093 B2 JP 2916093B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
etching
etching solution
amount
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7048546A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08246168A (ja
Inventor
勝雄 赤瀬川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON AKUA KK
Original Assignee
NIPPON AKUA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON AKUA KK filed Critical NIPPON AKUA KK
Priority to JP7048546A priority Critical patent/JP2916093B2/ja
Publication of JPH08246168A publication Critical patent/JPH08246168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2916093B2 publication Critical patent/JP2916093B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パターンレジストさ
れたプリント基板等をエッチングするエッチング装置の
用いられるエッチング制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、パターンレジストされたプリント
基板等をエッチングするエッチング装置は連続作業が可
能な自動制御方式に移行している。このため、金属腐触
性の液体(以下エッチング液と言う)の組成を一定に保
ち、連続使用可能にすることが重要なことである。以下
に例として銅を腐触させるエッチング液の組成の変化を
示す。 エッチング液が塩化第2銅溶液の場合、 Cu+CuCl2 →2CuCl ……(1) 2CuCl +2HCl+H2O2→2CuCl2+2H2O ……(2) エッチング液がアルカリエッチャント溶液の場合、 Cu+Cu(NH3)4Cl2 →2Cu(NH3)2Cl ……(1) 2Cu(NH3)2Cl +2NH4Cl+2NH4OH+1/2O2 →2Cu(NH3)4Cl2+3H2O ……(2) およびどちらも、(1)式がエッチング工程による
エッチング液の変化を示し、(2)式がエッチング液の
再生工程を示す。(1)式では、銅を2価の銅溶液(エ
ッチング液)によって腐触(エッチング)することでエ
ッチング液が1価の銅溶液に変化することを示してい
る。(2)式では、この変化したエッチング液が各再生
助剤の添加によって2価の銅溶液に再生されることを示
している。すなわち、エッチング液を連続使用可能にす
るためには、各再生助剤の添加量等の制御が重要とな
る。
【0003】従来、各再生助剤の添加の制御は、エッチ
ング液中に被エッチング金属(例えば銅)からなる試料
電極と、前記エッチング液に被腐触性で通電性を有する
物質からなる対極(例えば炭素棒)とをエッチング液に
浸漬させ、この両電極間に発生する電流または電圧を測
定し、この測定結果に基づいて行う方法がある(特開昭
62−9263号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記エ
ッチング液の組成の制御はエッチング液のエッチング能
力の低下を検出し、その後各再生助剤を添加してエッチ
ング液の組成を一定に保つフィードバック制御である。
したがって、単位時間あたりにエッチングする金属の量
が多い場合等には、エッチング液の組成を一定に保つ制
御が追いつかない。このため、プリント基板等は、エッ
チング能力が低下したエッチング液でエッチングされる
頻度が多くなり、常に安定したエッチングができない問
題があった。
【0005】また、エッチング装置によってエッチング
する速度や温度等の使用環境によってエッチング液の理
想的な組成は異なる。従来は、経験的に目標とされてい
るエッチング液の組成に保つように制御していたが、エ
ッチング装置の使用環境における、実際の理想的な組成
に対して制御していない問題があった。
【0006】この発明の目的は、エッチングする金属の
量を検出し、事前にエッチング液に成分を補給すること
で、エッチングする金属の量が急激に増加しても、エッ
チング液の組成を一定に保つことができるエッチング制
御装置を提供することにある。
【0007】また、この発明は、エッチング装置の温度
等の使用環境等に応じて理想的なエッチング液の組成を
検出し、エッチング液の組成をこの検出した理想的な組
成に近づけるように制御するエッチング制御装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のエッチング制
御装置は、エッチング液を用いてエッチングすべき金属
の量を検出または入力するエッチング量検出手段と、
ッチングすべき金属の量に応じて補給すべきエッチング
液の成分の量である事前補給量を記憶する事前補給量記
憶手段と、前記エッチング量検出手段で検出したエッチ
ングすべき金属の量および前記事前補給量に基づいて算
出された量のエッチング液の成分を事前に補給する第1
の補給手段と、前記エッチング液を貯留または流通する
液槽内のエッチング液の組成を検出する組成検出手段
と、前記組成検出手段の検出結果に基づいて前記エッチ
ング液の成分を補給する第2の補給手段と、前記組成検
出手段の検出結果に基づいて前記事前補給量記憶手段の
内容を修正する修正手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0009】
【0010】また、この発明のエッチング制御装置は
エッチング液を貯留または流通する液槽内のエッチング
液の組成を検出する組成検出手段と、前記エッチング液
の制御目標となる目標組成を記憶する目標組成記憶手段
と、前記組成検出手段の検出結果が目標組成となるよう
に前記エッチング液の成分を補給する成分補給手段と、
エッチング液によってエッチングされた基板等から所定
の箇所の画像データを読み取る画像データ読取手段と、
前記所定の箇所の基準となる画像データを記憶する基準
画像データ記憶手段と、前記画像データ読取手段で読み
取った画像データと前記基準画像データ記憶手段に記憶
している基準となる画像データを比較する画像データ比
較手段と、前記画像データ比較手段の比較結果に基づい
て前記目標組成記憶手段に記憶されている目標組成の内
容を修正する目標組成修正手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0011】
【作用】この発明のエッチング制御装置においては、エ
ッチングすべき金属の量が検出または入力される。そし
て、第1の補給手段が、このエッチングすべき金属の量
および事前補給量に基づいて算出された量のエッチング
成分を事前に補給する。また、組成検出手段によっ
て前記液槽内のエッチング液の組成を検出し、この検出
したエッチング液の組成に基づいて第2の補給手段が液
槽内のエッチング液に成分を補給する。
【0012】したがって、検出または入力されたエッチ
ングする金属の量に基づいて、事前にエッチング液に対
して成分の補給を行うことで、単位時間当たりにエッチ
ングする金属の量が多い場合でも、遅れることなくエッ
チング液の組成を制御することができる。
【0013】また、組成検出手段が検出した液槽内のエ
ッチング液の組成に基づいて、前記第1の補給手段で補
給するエッチング液の成分の量である事前補給量を修正
する。
【0014】したがって、エッチング液の組成を一定に
保つために事前に補給するエッチング液の成分を最適な
ものにすることができる。
【0015】さらに、この発明のエッチング制御装置
は、液槽内のエッチング液の目標組成を記憶し、この目
標組成となるように液槽内のエッチング液の組成を検出
して、この検出値に基づいて成分を補給する。また、エ
ッチングされた基板等の所定の箇所の画像を読み取り、
記憶しているこの所定の箇所の基準となる画像データと
比較する。そして、この比較結果に基づいて、エッチン
グ液の目標組成が理想的な組成となるように修正する。
【0016】したがって、実際にエッチングした結果か
らエッチング液の理想的な組成を求め、液槽内のエッチ
ング液がこの理想的な組成となるように制御することが
できる。
【0017】
【実施例】図1は、この発明の実施例であるエッチング
制御装置を適用したエッチング装置の構成を示す図であ
る。この実施例ではエッチング制御装置をパターンレジ
ストされたプリント基板をエッチングするエッチングマ
シンに適用した例で説明する。図中Aはエッチングマシ
ンを示す。エッチングマシンAは、パターンレジストさ
れた基板を搬送するコンベア1と、エッチング液を貯留
または流通させる液槽2と、コンベア1の上部に設けら
れ搬送されている基板にエッチング液を放出するノズル
3と、前記液槽2に貯留または流通されているエッチン
グ液を前記ノズル3に送る加圧ポンプ4とを備えてい
る。また、エッチング制御装置は、ポンプ5を介して送
られてきた前記液槽2に貯留または流通するエッチング
液を流通させるサンプリング槽6と、被エッチング金属
からなる試料電極11と、エッチング液に被腐触性の対
極12と、エッチング液の温度を測定する温度計13
と、エッチング液のpHを測定するpH測定器14と、
エッチング液の比重を測定する比重計15と、エッチン
グされたプリント基板の所定の箇所を拡大して撮影する
2つのカメラ16a、16bと、を有している。試料電
極11、対極12、温度計13、pH測定器14および
比重計15は、サンプリング槽6を流通するエッチング
液に浸漬している。また、エッチング制御装置は、試料
電極11、対極12、温度計13、pH測定器14、比
重計15およびカメラ16a、16bが接続された制御
部17を備え、前記制御部17がエッチング液の再生助
剤であるHCl18、H2 2 /CuCl2 19および
比重調整水20をポンプ21、22、23を制御して前
記液槽2に注入する。また、カメラ16aは、搬送され
るプリント基板を上方から撮影し、カメラ16bが搬送
されるプリント基板を横方向から撮影する。
【0018】図2は、制御部17の構成を示すブロック
図である。制御部17は、CPU31と、ROM32
と、RAM33と、入力操作を行うキーボード等からな
る入力部34と、HCl18、H/CuCl
9および比重調整水20を液槽2内のエッチング液に再
生助剤として注入するポンプ21〜23を制御するポン
プ制御部35と、搬送されるプリント基板を検出するセ
ンサ36と、センサ36で検出されたプリント基板をカ
ウントするカウンタと、カメラ16a、16bで撮影し
た画像を処理する画像処理部38と、を備えている。R
AM33には、エッチングすべき金属の量に応じて事前
に液槽2内のエッチング液に注入するHCl18、H
/CuCl19および比重調整水20の量を記憶
する事前注入量記憶エリア33aと、検出したエッチン
グ液の組成に応じて液槽2内のエッチング液に注入する
HCl18、H/CuCl19および比重調整
水20の量を記憶する検出注入量記憶エリア33bと、
エッチング液の目標組成を記憶する目標組成記憶エリア
33cと、エッチングするプリント基板のプリントパタ
ーンの基準画像を記憶する基準画像記憶エリア33dと
を備えている。この基準となる画像データは、例えばプ
リント基板の設計をCADで行った場合には、このCA
Dのデータを基準となる画像データ(基準パターン)と
して記憶させておけばよい。
【0019】以上の構成で、エッチング装置はコンベア
1で送られてくるパターンレジストされたプリント基板
に加圧ポンプ2から送られてきたエッチング液をノズル
3から吹きかける。このエッチング液によってプリント
基板はエッチングされ、プリント基板に吹きかけられた
エッチング液は再び液槽2にもどる。この液槽2にもど
るエッチング液は、プリント基板の銅を腐触したことに
より2価の銅化合物から1価の銅化合物に移行する。
【0020】このようにしてプリント基板のエッチング
を行う前に、オペレータがエッチング制御装置の制御部
17の入力部34を操作してこれからエッチングを行う
プリント基板のサイズ、枚数、単位時間当たりの枚
数、パターン比率等をエッチングすべき金属の量として
入力している。制御部17は、この事前に入力されたエ
ッチングすべき金属の量と事前注入量記憶エリア33a
の記憶内容から算出された量のHCl18、H2O
CuCl19および比重調整水20をポンプ制御部3
5でポンプ18〜20を制御して液槽2内に注入する。
なお、この液槽2へのエッチング液の成分の補給は、コ
ンベア1手前にセンサ36を設け、前記センサで搬送さ
れてくる基板を検出し、カウンタ37で搬送されてくる
プリント基板の枚数をカウントし、所定のカウント毎に
一定量の成分の補給を行うようにしもよい。
【0021】以上のように制御することにより、コンベ
ア1で搬送されてくるパターンレジストされたプリント
基板をエッチングすることで、液槽2内のエッチング液
のエッチング能力が低下する場合でも、そのエッチング
すべき金属の量に応じて事前にエッチング液に成分を補
給することができるため制御遅れが生じず、常にプリン
ト基板のエッチングを安定して行うことができる。
【0022】また、エッチング制御装置は制御部17で
サンプリング槽6を流通するエッチング液に浸漬させた
試料電極11、対極12、温度計13、pH測定器1
4、比重計15からエッチング液の組成を検出する。制
御部17は、この検出したエッチング液の組成が目標組
成記憶エリア33に記憶している組成となるように、
この検出値と検出注入量記憶エリア33bの記憶内容か
ら算出した量のHCl18、H/CuCl19
および比重調整水20をポンプ制御部35でポンプ18
〜20を制御して液槽2内に注入する。
【0023】したがって、液槽2内のエッチング液は、
事前に入力されているエッチングすべき金属の量に応じ
て、成分が補給されるとともに、サンプリング槽6を流
通するエッチング液から検出した組成が理想的な組成と
なるように制御される。すなわち、エッチング制御装置
は、エッチング液に対して事前に入力されているエッチ
ングすべき金属の量に応じて成分を補給することでフィ
ードフォワード制御を行い、サンプリング槽6を流通す
るエッチング液から検出した組成に基づいてフィードバ
ック制御を行うことになる。上記したフィードフォワー
ド制御によって単位時間当たりにエッチングする金属の
量が多い場合のエッチング液の組成制御の遅れをなく
し、フィードバック制御によって精度の高い組成制御を
行っている。これにより、常に安定したエッチングを行
うことができる。
【0024】さらに、制御部17はサンプリング槽6を
流通するエッチング液から検出した組成が目標組成記憶
エリア33cに記憶しているエッチング液の目標組成と
異なる場合には、上記したフィードバック制御を行うと
ともに、事前注入量記憶エリア33aに記憶している内
容を修正する。すなわち、制御部17は上記したフィー
ドフォワード制御の制御量に対してもフィードバック制
御をかけ、以後のフィードフォワード制御によってエッ
チング液を理想的な組成に保つことができるように事前
注入量記憶エリア33aに記憶している内容を修正す
る。
【0025】さらに、制御部17では、エッチングさ
れ、水洗い工程を終えたプリント基板の所定の箇所をカ
メラ16a、16bで撮影する。すなわち、水洗い工程
のコンベアの終端部にカメラ16a、16bが備えられ
ている。カメラ16aは、エッチングされたプリント基
板の上方から平面的にパターンの全体または一部を撮影
し、制御部17はカメラ16aで撮影したエッチングし
たパターンの画像を画像処理部38で処理し、基準画像
記憶エリア33dに記憶している基準パターンとを比較
し、パターンの断線やブリッジが発生していないかを判
定する。この判定により、断線やブリッジなどの不良が
発見された基板は後工程で排除するようにすればよい。
【0026】また、カメラ16bはプリント基板のパタ
ーンを横方向から撮影する。制御部17は、カメラ16
bで撮影したパターン画像を画像処理部38で処理し、
これを分析し、図3に示すような基準でエッチング良、
不足、過多を判定する。ここでエッチング過多や過少等
を検出すると、制御部17は、エッチング状態が最適に
なるように目標組成記憶エリア33cに記憶しているエ
ッチング液の組成を修正する。すなわち、目標組成記憶
エリア33cに記憶している組成にエッチング液を制御
したときに、エッチング過多や過少が生じるのはこの目
標組成記憶エリア33cに記憶しているエッチング液の
組成が、現在の使用環境における理想的な組成でないか
らである。したがって、制御部17で目標組成の内容を
修正することで、目標組成をエッチング装置の使用環境
に応じたエッチング液の理想的な組成に近づけていき、
エッチング液の組成をこの求めた理想的な組成となるよ
うに制御することができる。
【0027】上記したように、この実施例のエッチング
制御装置は、事前に入力されたエッチングすべき金属の
量に応じて、エッチング液の組成を一定に保つようにフ
ィードフォワード制御を行うので、エッチングする金属
の量が急激に変化しても常にエッチング液の組成を一定
に保つことができる。また、このフィードフォワード制
御が最適となるように、流通するエッチング液の検出し
た組成に基づいてエッチング液に補給する成分を修正す
ることができる。さらに、使用環境に応じてエッチング
液の理想的な組成を求め、この求めた理想的な組成を基
準にエッチング液の組成を制御することができる。
【0028】したがって、常に良好なエッチングを行う
ことができる。
【0029】なお、この実施例ではエッチングすべき金
属の量をオペレータが事前に入力部から入力するとした
が、カメラ等で搬送されてくる基板の画像を撮影して、
制御部がエッチングする前にこれを検出するようにして
もよい。
【0030】なお、上記実施例ではプリント基板をエッ
チングするエッチング装置に適用して本願発明の実施例
の説明を行ったが、リードフレームやシャドーマスク等
の装置に適用することもできる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、事前
にエッチングすべき金属の量を知ることで、エッチング
液をフィードフォワード制御によって理想的な組成とな
るように制御することができる。したがって、単位時間
当たりにエッチングする金属の量が多い場合でも、エッ
チング液を理想的な組成に保つ制御が遅れることがな
い。したがって、常に安定したエッチングを行うことが
できる。
【0032】また、エッチング液の組成を検出して、こ
の検出結果から事前に検出したエッチングすべき金属の
量に応じて、補給する成分を修正することで、最適なフ
ィーッドフォワード制御を行うことができる。
【0033】さらに、エッチングされた部分をカメラで
撮影し、これを基準となる画像データと比較し、エッチ
ング過多や過少等を検出した場合には、エッチング液の
理想的な組成を修正するので、エッチング装置の使用環
境に応じて、エッチング液の理想的な組成を検出するこ
とができる。さらに、この検出した理想的な組成となる
ようにエッチング液の組成を制御するので、常に安定し
たエッチングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるエッチング制御装置を
適用したエッチング装置の構成を示す図である。
【図2】制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】エッチングの過多、過少等を示す図である。
【符号の説明】
6−サンプル槽 16a、16b−カメラ 17−制御部 18−HCl 19−H2 2 /CuCl2 20−比重調整水 21〜23−ポンプ 33a−事前注入量記憶エリア 33b−検出注入量記憶エリア 33c−目標組成記憶エリア 33d−基準画像記憶エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C23F 1/08 - 1/08 101 H05K 3/06 G01N 27/26 361 G05D 21/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エッチング液を用いてエッチングすべき
    金属の量を検出または入力するエッチング量検出手段
    と、エッチングすべき金属の量に応じて補給すべきエッチン
    グ液の成分の量である事前補給量を記憶する事前補給量
    記憶手段と、 前記エッチング量検出手段で検出したエッチングすべき
    金属の量および前記事前補給量に基づいて算出された量
    エッチング液の成分を事前に補給する第1の補給手段
    と、 前記エッチング液を貯留または流通する液槽内のエッチ
    ング液の組成を検出する組成検出手段と、 前記組成検出手段の検出結果に基づいて前記エッチング
    液の成分を補給する第2の補給手段と、前記組成検出手段の検出結果に基づいて前記事前補給量
    記憶手段の内容を修正する修正手段と、 を備えたことを特徴とするエッチング制御装置。
  2. 【請求項2】 エッチング液を貯留または流通する液槽
    内のエッチング液の組成を検出する組成検出手段と、前
    記エッチング液の制御目標となる目標組成を記憶する目
    標組成記憶手段と、前記組成検出手段の検出結果が目標
    組成となるように前記エッチング液の成分を補給する成
    分補給手段と、エッチング液によってエッチングされた
    基板等から所定の箇所の画像データを読み取る画像デー
    タ読取手段と、前記所定の箇所の基準となる画像データ
    を記憶する基準データ記憶手段と、前記と画像データ読
    取手段で読み取った画像データと前記基準画像データ記
    憶手段に記憶している基準となる画像データを比較する
    画像データ比較手段と、前記画像データ比較手段の比較
    結果に基づいて前記目標組成記憶手段に記憶されている
    目標組成の内容を修正する目標組成修正手段と、を備え
    たことを特徽とするエッチング制御装置。
JP7048546A 1995-03-08 1995-03-08 エッチング制御装置 Expired - Fee Related JP2916093B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7048546A JP2916093B2 (ja) 1995-03-08 1995-03-08 エッチング制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7048546A JP2916093B2 (ja) 1995-03-08 1995-03-08 エッチング制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08246168A JPH08246168A (ja) 1996-09-24
JP2916093B2 true JP2916093B2 (ja) 1999-07-05

Family

ID=12806378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7048546A Expired - Fee Related JP2916093B2 (ja) 1995-03-08 1995-03-08 エッチング制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2916093B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100843381B1 (ko) * 2006-09-28 2008-07-04 삼성전기주식회사 회로기판용 에칭장치
JP7289639B2 (ja) * 2018-11-30 2023-06-12 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置、および基板処理方法
CN116614951B (zh) * 2023-05-23 2024-04-12 赣州市超跃科技有限公司 一种电路板生产控制系统和方法
CN117241483B (zh) * 2023-10-25 2024-04-12 广东达源设备科技有限公司 用于电路板生产的喷淋装置和方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5466097U (ja) * 1977-10-19 1979-05-10
JPH04122090A (ja) * 1990-09-13 1992-04-22 Nec Corp エッチング液管理装置
JPH05299809A (ja) * 1992-04-16 1993-11-12 Sharp Corp プリント配線基板のエッチング方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08246168A (ja) 1996-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1308072B1 (en) Method and apparatus for providing a substrate with viscous medium and use of jetting means for the correction of application errors
KR20040034464A (ko) 에칭액 관리 방법 및 에칭액 관리 장치
JP2916093B2 (ja) エッチング制御装置
JP2012178424A (ja) エッチング液濃度管理装置
JP2000150447A (ja) 薬液濃度管理方法、管理装置および薬液処理装置
JP4720217B2 (ja) めっき液の分析方法と銅めっき装置
US20040195104A1 (en) Method and apparatus for controlling concentration of electrolytic solution
EP0625592B1 (en) Method and device for the electrolytic recovery of silver in two film processing machines
JP3613478B2 (ja) 感光性平版印刷版の現像装置
JP2009019877A (ja) エッチング液成分の濃度測定装置および濃度測定方法
JP2585784B2 (ja) 自動現像装置および方法
JPH04122090A (ja) エッチング液管理装置
JP3487731B2 (ja) 電気めっき液の濃度安定化方法
JP2683224B2 (ja) エッチング制御装置
JP4037784B2 (ja) 過酸化水素/硫酸系エッチング液による銅張回路基板のエッチング方法
JP2002282755A (ja) 基板処理装置
JP2780092B2 (ja) エツチング液の能力維持管理法
JP2002350395A (ja) メッキ液の塩素濃度測定方法
JPH0673563A (ja) エッチング方法
JP2003277956A (ja) 銅または銅合金の表面処理液の濃度管理方法及びこれを用いた粗面化装置
JPS63132242A (ja) 感光性平版印刷版現像機の補充液補充装置
JP2916031B2 (ja) 感光性平版印刷版処理装置用補充装置
KR20160010258A (ko) 에칭액 처리장치, 에칭액 관리방법 및 에칭액의 성분농도 측정방법
JPH05331651A (ja) 化学的処理液の濃度検出装置及び自動管理装置
JP3349640B2 (ja) エッチング液の管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees