JP2913863B2 - 画像形成装置の用紙ガイド装置 - Google Patents

画像形成装置の用紙ガイド装置

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JP2913863B2
JP2913863B2 JP3036658A JP3665891A JP2913863B2 JP 2913863 B2 JP2913863 B2 JP 2913863B2 JP 3036658 A JP3036658 A JP 3036658A JP 3665891 A JP3665891 A JP 3665891A JP 2913863 B2 JP2913863 B2 JP 2913863B2
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哲也 古山
啓二 小西
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Fuji Xerox Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機やプリ
ンター等の画像形成装置における感光体の転写部分に用
紙を送り込みガイドする用紙ガイド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機やプリンター等の画像形
成装置は、感光体表面を一様帯電した後に原稿画像を照
射露光して静電潜像を形成し、その静電潜像を現像機で
トナー像に現像し、そのトナー像を転写器で用紙に転写
し、用紙に転写したトナー像を定着器で定着してコピー
とするものであり、感光体における転写器と対向した転
写部分に用紙を送り込むための用紙ガイド装置を設けて
いる。例えば、図1に示すように感光体1における転写
器2と対向した転写部分3の入口側にハローバッフル4
及びアッパーシュート5とロアシュート6より成るシュ
ート7を連続して設け、図示しない給紙機構で送り出さ
れた用紙8をシュート7、ハローバッフル4でガイドし
て転写部3に送り込みガイドしている。図1において、
符号9は転写器2と一体的となった剥離器である。この
ような用紙ガイド装置であると、含水した用紙8を用い
た場合に転写不良が発生する。つまり、含水した用紙8
は導体になるから転写部3に送り込まれた用紙の裏面に
転写器2から電荷が与えられると、その電荷の一部が用
紙8からハローバッフル4、シュート7に逃げてしまう
ので、転写不良となる。このために、従来はハローバッ
フル4とシュート7にバイアスを印加して転写器2から
の電荷がハローバッフル4、シュート7に逃げないよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ようにハローバッフル4、シュート7にバイアスを印加
すると、ハローバッフル4が感光体1と接近して設けて
あるために用紙8がハローバッフル4上にない時に感光
体1上のトナーがハローバッフル4に付着して汚れ、ハ
ローバッフル4上に用紙8が送り込まれた時に用紙8の
裏面にトナーが付着して用紙を汚してしまうことがあ
る。なお、シュート7にのみバイアスを印加してハロー
バッフル4を高抵抗を通してアースに接続したり、電気
的に浮かせたりすれば用紙がない時に感光体1上のトナ
ーがハローバッフル4に付着しないが、このようにする
と含水した用紙を用いた場合にシュート7に印加したバ
イアス及び転写電界による電流が含水した用紙を通って
ハローバッフル4に流れ、ハローバッフル4の電位がシ
ュート7に印加したバイアス電位と転写電界による電流
の電位の和となり、その電位が非常に大きくなってハロ
ーバッフル18から転写器2のシールド2a等のグラン
ド及び低電位部にリークしてノイズを発生することが有
る。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした画像形成装置の用紙ガイド装置を提供するこ
とを目的とする。
【課題を解決するための手段及び作用】第1の発明は、
シュートにバイアス電源を接続し、ハローバッフルを定
電圧素子を通してアースしたもの。第2の発明は、シュ
ートにバイアス電源を接続し、ハローバッフルとシュー
トをハローバッフルがシュートよりも高電位の時に導通
状態となるダイオードを通して接続したもの。
【作 用】第1の発明によれば、含水した用紙を用い
た場合にのみシュートに印加したバイアス及び転写電界
による電流が用紙を経てハローバッフルに流れてハロー
バッフル18の電位が上昇するが、定電圧素子の定格電
圧以上に上昇することはない。用紙が通過すると電流の
流入が無くなりゼロ電位となる。第2の発明によれば、
含水した用紙を用いた場合にのみシュートに印加したバ
イアス及び転写電界による電流が用紙を経てハローバッ
フルに流れてハローバッフルの電位が上昇する。またハ
ローバッフルの電位がシュートに印加したバイアス電位
より上昇するとダイオードが導通状態となりハローバッ
フルの電位がシュートに印加したバイアス電位以上に上
昇すること押さえる働きをする。用紙が通過すると時間
の経過とともにゼロ電位となる。
【0005】
【実 施 例】図2に示すように、感光体10の周囲に
帯電器11、像露光部12、現像機13、転写器(T
C)14、剥離器(DTC)15、クリーナ16等が順
次配設され、感光体10の転写器14と対向した転写部
17の入口側にハローバッフル18、アッパーシュート
19とロアシュート20より成るシュート21が配設し
てあり、給紙機構22から用紙23を転写部17に送り
込みガイドするようにしてある。前記ハローバッフル1
8の表面におけるロアシュート20の出口側と対向した
部分にマイラー24が取着され、ハローバッフル18の
裏面における出口側にはマイラー25が転写器14のシ
ールド14a上部と対向して設けてあり、そのハローバ
ッフル18は定電圧素子26を介してアースされ、前記
シュート21にはバイアス電源27が接続されてバイア
スが印加してある。例えば、バイアス電源27はDc
(−)1300V、定電圧素子26の容量は、1000
V〜1300Vとしてある。
【0006】次に動作を説明する。通常の用紙23を用
いる場合には、用紙が絶縁体であるからシュート21に
印加したバイアスが用紙23を経てハローバッフル18
に流れることがなく、パーバッフル18にはバアイスが
印加されない。含水した用紙23を用いる場合には用紙
が導体となるからシュート21とハローバッフル18の
両方に用紙23がまたがって接触している時にシュート
21に印加したバイアス及び転写電界による電流が用紙
23を経てハローバッフル18に流れ、ハローバッフル
18の電位を上昇させるが、定電圧素子26の定格電圧
以上の電荷は定電圧素子26を通してアースに流れるの
で、ハローバッフル18の最大電位は定電圧素子26の
定格電圧に調整され、ハローバッフル18と転写器14
のシールド14aの電位差が小さく転写器14のシール
ド14aにリークすることがない。そして含水した用紙
23がシュート21より離れるとハローバッフル18に
シュート21に印加したバイアスが流れなくなり、ハロ
ーバッフル18に印加されていた一定量の電荷は時間の
経過とともに定電圧素子26よりアースに流れて電荷が
ゼロとなる。このようであるから、含水した用紙23が
ハローバッフル18上を摺動する際にハローバッフル1
8に定電圧素子26の定格電圧の電荷が印加されて転写
不良を防止でき、含水した用紙23が通過すると時間の
経過とともにハローバッフル18の電荷がゼロとなって
用紙23がない時に感光体10上のトナーがハローバッ
フル18に付着して汚すことを防止できる。
【0007】図3は第2実施例を示し、ロアシュート2
0に取付けた板バネ30をハローバッフル18に接触
し、その板バネ30をダイオード31を介してロアシュ
ート20に接続することによりロアシュート20とハロ
ーバッフル18をダイオード31を経て接続する。前記
ダイオード31は通常ロアシュート20からハローバッ
フル18に電流が流れることのない極性に接続されてい
る。
【0008】次に動作を説明する。用紙がない時や通常
の用紙23を用いた場合にはシュート21に印加したバ
イアスがハローバッフル18に流れないので、ハローバ
ッフル18はゼロ電位であり、ロアシュート20には
(−)1300Vのバイアスが印加されているから、ロ
アシュート20の電位がハローバッフル18より低くな
り、ロアシュート20に印加されたバイアスがハローバ
ッフル18に流れることがなくハローバッフル18にバ
イアスが印加されない。含水した用紙を用いた場合には
用紙23が導体となってシュート21とハローバッフル
18の両方に用紙23がまたがって接触している時にシ
ュート21に印加したバイアス及び転写電界による電流
用紙23を経てハローバッフル18に流れてハローバ
ッフル18の電位が増加する。ハローバッフル18の電
位がシュート21に印加されるバイアス電源27の電位
−1300Vよりも大きくなるとダイオード31が導通
状態となり、ハローバッフル18から電位がダイオード
31を通してシュート21に流れて両方の電位を同位に
する、(すなわち、いかなる場合もハローバッフル18
の最大電圧上昇をシュート21に印加したバイアス電位
以下に制御することが可能である)ので、ハローバッフ
ル18の電位はシュート21に印加されたバイアス電位
となり、ハローバッフル18と転写器14のシールド1
4aの間の電位差が小さく、ハローバッフル18から転
写器14のシールド14aへリークすることがない。
水した用紙23がハローバッフル18より離れるとハロ
ーバッフル18に電荷が流れなくなって時間の経過とと
もにゼロ電位となる。このようであるから、含水した用
紙23がハローバッフル18上を摺動する際にハローバ
ッフル18にシュート21に印加されたバイアスの電荷
が印加されて転写不良を防止でき、含水した用紙23が
通過すると時間の経過とともにハローバッフル18の電
荷がゼロとなって用紙23がない時に感光体10上のト
ナーがハローバッフル18に付着して汚すことを防止で
きる。以上の実施例ではシュート21に(−)のバイア
スを印加したが、シュート21に(+)のバイアスを印
加した場合にはツエナーダイオード31の向きを反対と
すれば良い。またダイオード31をツエナーダイオード
にすることによりハローバッフル18が逆帯電すること
も可能である。
【0009】
【発明の効果】第1の発明によれば、含水した用紙23
を用いた場合にはシュート21に印加したバイアス及び
転写電界による電流が用紙23を通ってハローバッフル
18に流れ、ハローバッフル18の電位が上昇するが、
定電圧素子26の定格電圧以上に上昇することはない。
含水した用紙23がハローバッフル18を通過すると時
間の経過とともにアースに流れてゼロ電位となるので、
含水した用紙を用いた場合に転写不良となることがない
ばかりか、ハローバッフル18からの転写器のシールド
等へのリーク発生がなく、しかも用紙がない時に感光体
10上のトナーがハローバッフル18に付着して汚すこ
とがない。第2の発明によれば、含水した用紙23を用
いた場合にはシュート21に印加したバイアス及び転写
電界による電流が用紙23を通ってハローバッフル18
に流れ、ハローバッフル18の電位がシュート21に印
加したバイアス電位より高電位になると、両者間に接続
したダイオード31が順方向となり、ハローバッフル1
8とシュート21が同電位になるまで導通状態となる。
これによってハローバッフル18の電位はダイオード3
によりシュート21と同電位となる。含水した用紙2
3がハローバッフル18を通過すると時間の経過ととも
にアースに流れてゼロ電位となるので、含水した用紙を
用いた場合に転写不良となることがないばかりか、ハロ
ーバッフル18から転写器のシールド等へのリーク発生
がなく、しかも用紙がない時に感光体10上のトナーが
ハローバッフル18に付着して汚すことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の用紙ガイド装置の説明図である。
【図2】本発明の一実施例を示す用紙ガイド装置の説明
図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す用紙ガイド装置の説
明図である。
【符号の説明】
10…感光体、14…転写器、17…転写部、18…ハ
ローバッフル、21…シュート、26…定電圧素子、3
1…ダイオード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−240265(JP,A) 特開 昭62−134675(JP,A) 特開 平2−146574(JP,A) 特開 昭61−97677(JP,A) 特開 昭49−105540(JP,A) 実開 昭58−105559(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体10の転写器14と対向した転写
    部17の入口側にハローバッフル18とシュート21を
    配設し、そのシュート21にバイアス電源27を接続
    し、前記ハローバッフル18を定電圧素子26を経てア
    ースしたことを特徴とする画像形成装置の用紙ガイド装
    置。
  2. 【請求項2】 感光体10の転写器14と対向した転写
    部17の入口側にハローバッフル18とシュート21を
    配設し、そのシュート21にバイアス電源27を接続
    し、前記ハローバッフル18とシュート21を、ハロー
    バッフル18がシュート21よりも高電位の時に導通状
    態となるダイオード31を経て接続したことを特徴とす
    る画像形成装置の用紙ガイド装置。
JP3036658A 1991-02-07 1991-02-07 画像形成装置の用紙ガイド装置 Expired - Lifetime JP2913863B2 (ja)

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JP3187677B2 (ja) * 1995-03-03 2001-07-11 京セラミタ株式会社 画像形成装置の転写分離部構造

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