JP2913345B2 - 育苗箱における隅部床土押圧装置 - Google Patents

育苗箱における隅部床土押圧装置

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JP2913345B2
JP2913345B2 JP10470491A JP10470491A JP2913345B2 JP 2913345 B2 JP2913345 B2 JP 2913345B2 JP 10470491 A JP10470491 A JP 10470491A JP 10470491 A JP10470491 A JP 10470491A JP 2913345 B2 JP2913345 B2 JP 2913345B2
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忠夫 高木
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、育苗箱における隅部床
土押圧装置に係るものである。
【0002】
【従来技術】従来公知ではないが、同一出願人の先願で
ある特願平2−41639号において、育苗箱を横送す
る移送台と、該移送台の上方位置に設けた床土供給装置
と、該床土供給装置により供給された床土を均平する回
転ブラシと、該回転ブラシの前側に上下回動自在に設け
られ育苗箱の前壁の内側隅部を押圧する隅部押圧体とを
有する隅部床土押圧装置において、前記隅部押圧体は左
右方向の略水平の押圧部および該押圧部の後縁に設けた
後方に至るに従い高くなるように傾斜する傾斜案内部を
有して形成したものについて提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記先行技術は、押圧
部の下面が下降して前記隅部の土を押圧したとき、押圧
部の下面に土が付着することがあり、育苗箱はこの状態
のまま前進するので、前記押圧部の付着土により均平さ
れた床土上面にすじができることがあるという課題が生
じた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、隅部押圧体の押圧部に土が付
着するのを防止したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、育苗
箱2を横送する移送台1と、該移送台1の上方位置に設
けた床土供給装置5と、該床土供給装置5により供給さ
れた床土を均平する回転ブラシ8と、該回転ブラシ8の
前側に上下回動自在に設けられ育苗箱2の前壁16の内
側隅部Aを押圧する隅部押圧体13とを有する隅部床土
押圧装置において、前記隅部押圧体13は左右方向の略
水平の押圧部14および該押圧部14の後縁に設けた後
方に至るに従い高くなるように傾斜する傾斜案内部15
を有して形成し、前記押圧部14の全面および傾斜案内
部15の一部下面には、非貼着面29は滑面に形成され
貼着面30には貼着材を塗布した合成樹脂製シール18
を貼着して土付着防止体17とするか、またはテフロン
合成樹脂被覆層19を焼付固定して形成した土付着防止
体17を設けた育苗箱における隅部床土押圧装置とした
ものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は育苗箱2を横送する移送台、3は前記移送台1の支
脚、4は前記育苗箱2を移送する移送ロール、5は前記
移送台1の始端部側の上方位置に設けた床土供給装置、
6は床土供給装置5の床土供給ホッパ、7は床土繰出ベ
ルト、8は前記床土供給装置5の移送方向下手側に設け
た回転式ブラシ、9は床土である。
【0007】前記回転式ブラシ8の下手側には、前記育
苗箱2の前壁16の内側隅部Aの前記回転式ブラシ8で
は取除けない土を押圧する隅部押圧装置10を設ける。
前記移送台1には左右一対の回動ア−ム11、11の基
部を回動自在に取付け、前記回動ア−ム11、11の先
端を連結杆12により連結させる。本実施例の連結杆1
2は、軸棒を屈曲させて回動ア−ム11、11と一体的
に形成しているが、別体に形成してもよい。
【0008】前記連結杆12には、前記回動ア−ム1
1、11の回動により円弧状に上下回動する左右方向の
隅部押圧体13を設ける。前記隅部押圧体13は、断面
が変形四角筒形状に形成され、その下面前側は左右方向
の全幅に亘って略水平の押圧部14を形成し、該押圧部
14の後縁には後方に至るに従い高くなるように傾斜す
る傾斜案内部15を連設する。該傾斜案内部15は、前
記育苗箱2の前壁16の上縁が当接して前進したとき、
押圧部14全体を一旦上動させるような傾斜角度に形成
される。
【0009】しかして、隅部押圧体13の押圧部14お
よび傾斜案内部15の下面には、土付着防止体17を設
ける。該土付着防止体17は、一方側を滑面の非貼着面
29に形成し他方側を貼着材を塗布した貼着面30に形
成した合成樹脂製シール18を貼着するか、または、押
圧部14および傾斜案内部15の下面をテフロン等の合
成樹脂材による被覆層19を形成して構成される。
【0010】20は前記回動ア−ム11、11を常時下
方回動させるように付勢するバネ、21は高さ調節用ネ
ジ軸、22はネジ軸21、21の上端に設けた調節ダイ
ヤル、23はネジ軸21、21の下方に設けた押圧深さ
調節板であり、隅部押圧体13を持ち上げ、ネジ軸21
の下端を一旦押圧深さ調節板23の段部24上に載置
し、この状態で調節ダイヤル22を回転させ、押圧部1
4の下面を育苗箱2の前壁16の上面に密着するように
し、その後、押圧深さ調節板23を側方に回動させてネ
ジ軸21の下端を押圧深さ調節板23の上面に当接させ
ると、段部24の高さaの分床土9を押圧することにな
る。図中、26は鎮圧ロ−ル、27は種子供給装置、2
8は覆土供給装置である。
【0011】
【作用】次に作用を述べる。本発明は以上の構成である
から、移送台1に連続して育苗箱2を供給すると、育苗
箱2は隙間なく連続して横送され、床土供給装置5によ
り床土9が供給され、回転式ブラシ8により均される。
この床土9の供給は、少な目に供給して補充するという
方法ではなく、多い目に供給して余分のものを取り去る
という方法のため、育苗箱2の前壁16の内側隅部Aに
回転式ブラシ8では取除けない余分な土が残る。
【0012】回転式ブラシ8の前側に隅部押圧装置10
が設けられ、隅部押圧装置10は、回動ア−ム11、1
1の先端に左右方向の隅部押圧体13が設けられ、該隅
部押圧体13の下面前側は、略水平の押圧部14に形成
され、該押圧部14の後縁に後方に至るに従い高くなる
ように傾斜する傾斜案内部15が形成されているから、
前記育苗箱2の前壁16の上縁が傾斜案内部15に当接
して前進すると、隅部押圧体13全体は傾斜案内部15
により案内されて一旦上動する。
【0013】前記回動ア−ム11、11には、前記隅部
押圧体13を常時下方回動するように付勢するバネ20
が取付けられているから、押圧部14の下面と摺接しな
がら育苗箱2の前壁16が更に前進して、押圧部14の
下方を通過すると、押圧部14の下面は下降して前記隅
部Aの土を押圧して平坦にする。
【0014】押圧部14の下面は前記回動ア−ム11、
11の基部を中心とする円弧上に下降し、押圧部14の
前端が育苗箱2の前壁16の内面に当接することになる
が、育苗箱2が前進することにより下降して前記隅部A
の土を押圧して平坦にする。
【0015】この場合、押圧部14の下面が下降して前
記隅部Aの土を押圧するが、押圧したときに押圧部14
および傾斜案内部15の下面に土が付着し、この状態で
育苗箱2は前進するので、均平された床土上面に前記押
圧部14および傾斜案内部15の下面に付着した土によ
りすじができることがある。
【0016】本発明は、隅部押圧体13の押圧部14お
よび傾斜案内部15の下面に、合成樹脂製の表面が滑面
に形成されたシール18を貼着したり、またはテフロン
等の合成樹脂材により被覆した被覆層19により土付着
防止体17が形成されているから、押圧部14が床土を
押圧したときに土の付着を防止して、均平されている床
土上面のすじ付けを防止する。
【0017】
【効果】本発明は、育苗箱2を横送する移送台1と、該
移送台1の上方位置に設けた床土供給装置5と、該床土
供給装置5により供給された床土を均平する回転ブラシ
8と、該回転ブラシ8の前側に上下回動自在に設けられ
育苗箱2の前壁16の内側隅部Aを押圧する隅部押圧体
13とを有する隅部床土押圧装置において、前記隅部押
圧体13は左右方向の略水平の押圧部14および該押圧
部14の後縁に設けた後方に至るに従い高くなるように
傾斜する傾斜案内部15を有して形成し、前記押圧部1
4の全面および傾斜案内部15の一部下面には、非貼着
面29は滑面に形成され貼着面30には貼着材を塗布し
た合成樹脂製シール18を貼着して土付着防止体17と
するか、またはテフロン合成樹脂被覆層19を焼付固定
して形成した土付着防止体17を設けた育苗箱における
隅部床土押圧装置としたものであるから、押圧部14が
床土を押圧するとき、合成樹脂製シール18またはテフ
ロン合成樹脂被覆層19からなる土付着防止体17で床
土を押圧することになり、土の付着は殆ど見られない効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 播種装置の側面図。
【図2】 隅部押圧装置の斜視図。
【図3】 土付着防止体の取付状態斜視図。
【図4】 要部縦断側面図。
【図5】 第2実施例図。
【図6】 作用状態図。
【図7】 作用状態図。
【図8】 作用状態図。
【図9】 作用状態図。
【図10】 作用状態図。
【図11】 押圧深さ調節状態図。
【図12】 押圧深さ調節状態図。
【符号の説明】
1…移送台、2…育苗箱、3…支脚、4…移送ロール、
5…床土供給装置、6…床土供給ホッパー、7…床土供
給ベルト、8…回転均平ブラシ、9…床土、10…隅部
押圧装置、11…アーム、12…連結杆、13…隅部押
圧体、14…押圧部、15…傾斜案内部、16…前壁、
17…土付着防止体、18…シール、19…被覆層、2
0…バネ、21…ネジ軸、22…調節ダイヤル、23…
押圧深さ調節板、24…段部、26…鎮圧ロ−ル、27
…種子供給装置、28…覆土供給装置、29…非貼着
面、30…貼着面。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 育苗箱2を横送する移送台1と、該移送
    台1の上方位置に設けた床土供給装置5と、該床土供給
    装置5により供給された床土を均平する回転ブラシ8
    と、該回転ブラシ8の前側に上下回動自在に設けられ育
    苗箱2の前壁16の内側隅部Aを押圧する隅部押圧体1
    3とを有する隅部床土押圧装置において、前記隅部押圧
    体13は左右方向の略水平の押圧部14および該押圧部
    14の後縁に設けた後方に至るに従い高くなるように傾
    斜する傾斜案内部15を有して形成し、前記押圧部14
    の全面および傾斜案内部15の一部下面には、非貼着面
    29は滑面に形成され貼着面30には貼着材を塗布した
    合成樹脂製シール18を貼着して土付着防止体17とす
    るか、またはテフロン合成樹脂被覆層19を焼付固定し
    て形成した土付着防止体17を設けた育苗箱における隅
    部床土押圧装置。
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