JP2907720B2 - 多用途播種プラント - Google Patents

多用途播種プラント

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、育苗箱を搬送するコン
ベアライン上に、床土供給装置、野菜用播種装置、水稲
用播種装置、及び、覆度供給装置を、その順に配設して
ある多用途播種プラントに関する。
【0002】
【従来の技術】上記の多用途播種プラントとは、水稲用
の播種工程と野菜・花卉用の播種工程とを一つのコンベ
アラインで行えるようにして、設備コストの軽減を図る
ようにしたものである。上記の多用途播種プラントの床
土供給装置には、水稲播種工程時に使用する育苗箱に供
給された床土の表面を均す水稲播種用の均平ブラシ、野
菜・花卉播種工程時に使用するポット部が縦横複数列に
形成された野菜・花卉用のトレーに供給された床土を鎮
圧する野菜播種用の鎮圧ローラ、及び、トレーの各ポッ
ト部の床土表面に対して野菜あるいは花卉類の種子を落
とし込むための種子孔を形成する野菜播種用の型付けロ
ーラなどが備えられている。
【0003】ところで、従来では、鎮圧時あるいは型付
け時に鎮圧ローラや型付けローラに付着した床土の除去
については何も講じられていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鎮圧ロ
ーラや型付けローラに床土が付着した状態で放置してい
ると、鎮圧ローラにおいては、付着した床土により均等
に鎮圧できないなどの不都合が生じ、又、型付けローラ
ににおいては、付着した床土により好適な種子孔を形成
できないなどの不都合が生じることによって、次工程の
野菜用播種装置において良好な播種が行えなくなり、延
いては、種子の発芽・育成に悪影響を及ぼすようになっ
ていた。
【0005】本発明の目的は、水稲用の播種工程と野菜
・花卉用の播種工程とを一つのコンベアラインで行える
ようにしている点を有効に利用して、設備コストの軽減
を図りながらも、鎮圧ローラによる安定した均等な鎮圧
効果や、型付けローラによる好適な種子孔を得られるよ
うにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、育苗箱を搬送するコンベアライン上
に、床土供給装置、野菜用播種装置、水稲用播種装置、
及び、覆度供給装置を、その順に配設してある多用途播
種プラントにおいて、前記床土供給装置に、前記育苗箱
に充填された床土の表面を均す上下動自在な均平ブラシ
を備えるとともに、この均平ブラシが、持ち上げ状態で
野菜播種用のローラに接触するように構成した。
【0007】
【作用】本発明によると、野菜・花卉播種工程時には使
用されない水稲播種用の均平ブラシを、コンベアライン
から退避させる持ち上げ状態とすることによって、野菜
播種用の鎮圧ローラや型付けローラに接当させることが
できるので、鎮圧ローラや型付けローラに付着した床土
を除去するための専用のブラシなどを新たに設けること
なく、鎮圧ローラや型付けローラに付着した床土を除去
できるようになるので、鎮圧ローラに床土が付着してい
ることによって生じる鎮圧ローラによる安定した均等な
鎮圧効果が得られなくなるなどの不都合や、型付けロー
ラに床土が付着していることによって生じる型付けロー
ラにより好適な種子孔が形成できなくなるなどの不都合
が解消されるようになる。
【0008】
【発明の効果】従って、本発明によれば、水稲用の播種
工程と野菜・花卉用の播種工程とを一つのコンベアライ
ンで行えるようにしている点に着目し、野菜・花卉用の
播種工程時には使用されていなかった水稲播種用の均平
ブラシを有効に利用することによって、設備コストの軽
減を図りながらも、野菜・花卉用の播種工程時には、鎮
圧ローラによる安定した均等な鎮圧効果や、型付けロー
ラによる好適な種子孔を得ることができるようになっ
た。又、それによって、鎮圧ローラによる安定した均等
な鎮圧効果が得られなくなるといった不都合や、型付け
ローラにより好適な種子孔が形成できなくなるといった
不都合などに起因する種子の発芽不良や育成不良を解消
できるようになった。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1〜3に示すように、多用途播種プラン
トは、育苗箱1を搬送するコンベアラインA上に、育苗
箱1あるいは育苗箱1に載置された野菜・花卉用のトレ
ー2に縦横複数列に形成された各ポット部2aに対して
床土を供給する床土供給装置3、トレー2の各ポット部
2aに供給された床土の表面に対してコーティングされ
た野菜あるいは花卉類の種子を一粒ずつ播種する吸着式
もしくは落とし込み式の野菜用播種装置4、育苗箱1に
供給された床土に対して水分を供給する噴霧式の水稲用
灌水装置5、育苗箱1に供給された床土の表面全域に対
して水稲の種子を略均一に播種する水稲用播種装置6、
播種された育苗箱1あるいはトレー2の各ポット部2a
に対して覆土を供給する覆土供給装置7、及び、トレー
2に供給された覆土に対して水分を供給する噴霧式の野
菜用灌水装置8などを、その順に搬送方向上手から配設
することによって構成されており、水稲用の播種工程と
野菜・花卉用の播種工程とを行えるようになっている。
【0011】床土供給装置3は、架台9の上面に設けら
れたチェーン伝動式の第一搬送コンベア10の搬送方向
上手側に配設されており、床土供給装置3に対する第一
搬送コンベア10の搬送方向下手側には、トレー2に供
給された床土を鎮圧する野菜播種用のローラとしての第
一鎮圧ローラ11と第二鎮圧ローラ12、育苗箱1に供
給された床土を均す水稲播種用の第一均平ブラシ13と
第二均平ブラシ14、トレー2の各ポット部2aに供給
された床土の表面に対して野菜あるいは花卉類の種子を
落とし込むための種子孔aを形成する野菜播種用のロー
ラとしての型付けローラ15、及び、育苗箱1のコーナ
ー部で盛り上がった床土を鎮圧するコーナープレス16
が備えられている。つまり、床土供給装置3、架台9、
第一搬送コンベア10、第一鎮圧ローラ11、第二鎮圧
ローラ12、第一均平ブラシ13、第二均平ブラシ1
4、型付けローラ15、及び、コーナープレス16によ
って、床土供給部Bがユニット化された状態で構成され
ている。
【0012】図1に示すように、野菜用播種装置4は、
架台17の上面に設けられたチェーン伝動式の第二搬送
コンベア18の略中央部に配設されている。つまり、野
菜用播種装置4、架台17、及び、第二搬送コンベア1
8によって、野菜用播種部Cがユニット化された状態で
構成されている。
【0013】水稲用灌水装置5は、架台19の上面に設
けられたチェーン伝動式の第三搬送コンベア20の搬送
方向上手側に配設されており、水稲用灌水装置5に対す
る第三搬送コンベア20の搬送方向下手側には、多用途
播種プラントにおける各種装置の作動を制御する制御装
置Hが内蔵された操作盤21が備えられるとともに水稲
用播種装置6が配設されている。つまり、水稲用灌水装
置5、水稲用播種装置6、架台19、第三搬送コンベア
20、及び、操作盤21によって、水稲用播種部Dがユ
ニット化された状態で構成されている。
【0014】覆土供給装置7は、架台22の上面に設け
られたチェーン伝動式の第四搬送コンベア23の搬送方
向上手側に配設されており、覆土供給装置7に対する第
四搬送コンベア23の搬送方向下手側には野菜用灌水装
置8が配設されている。つまり、覆土供給装置7、野菜
用灌水装置8、架台22、及び、第四搬送コンベア23
によって、覆土供給部Eがユニット化された状態で構成
されている。
【0015】床土供給部Bの第一搬送コンベア10、野
菜用播種部Cの第二搬送コンベア18、水稲用播種部D
の第三搬送コンベア20、及び、覆土供給部Eの第四搬
送コンベア23によってコンベアラインAが構成されて
いる。図2〜図4に示すように、第一搬送コンベア10
は、左右一対の支持フレーム24、左右一対の支持フレ
ーム24に所定間隔を隔てて掛け渡された複数の回転軸
25、夫々の回転軸25の両端部に外嵌固着されたゴム
製の搬送ローラ26、夫々の回転軸25をチェーン式伝
動機構27を介して比較的に速い速度で駆動させる水稲
播種用の高速搬送モータ28、夫々の回転軸25をチェ
ーン式伝動機構29を介して比較的に遅い速度で駆動さ
せる野菜播種用の低速搬送モータ30によって構成され
ている。水稲播種用の高速搬送モータ28と野菜播種用
の低速搬送モータ30は、実行する播種工程に応じて選
択切換使用可能となるように構成されている。図4にお
ける符号31はワンウェイクラッチであり、高速搬送モ
ータ28と低速搬送モータ30のうちの一方が駆動状態
にある場合、その動力が停止状態の搬送モータに伝達さ
れないようになっている。つまり、駆動状態の搬送モー
タに対して停止状態にある搬送モータの負荷が掛からな
いようになっている。図5に示すように、第二搬送コン
ベア18、第三搬送コンベア20、及び、第四搬送コン
ベア23の夫々は、左右一対の支持フレーム32、左右
一対の支持フレーム32に所定間隔を隔てて掛け渡され
た複数の回転軸33、夫々の回転軸33の両端部に外嵌
固着されたゴム製の搬送ローラ34、夫々の回転軸33
をチェーン式伝動機構35を介して比較的に速い速度で
駆動させる搬送モータ36によって構成されている。
尚、第一搬送コンベア10、第二搬送コンベア18、第
三搬送コンベア20、及び、第四搬送コンベア23とし
ては、無端ベルトなどによって構成されるベルト式のも
のを採用するようにしてもよい。
【0016】野菜用播種部Cについて詳述すると、図
1、図6及び図7に示すように、野菜用播種部Cにおけ
る野菜用播種装置4の配設箇所には、野菜用播種装置4
の播種位置にトレー2のポット部2aが位置しているこ
とを検出する第一センサS1が備えられており、野菜・
花卉用の播種工程が行われている場合において、第一セ
ンサS1によりトレー2のポット部2aが検出される
と、その都度、制御装置Hが第二搬送コンベア18の搬
送モータ36を所定時間停止させるとともに、その所定
時間後に第二搬送コンベア18の搬送モータ36を再起
動させるようになっている。つまり、野菜用播種装置4
による播種時においては、制御装置Hの作動制御によっ
て、第二搬送コンベア18が間欠駆動されるとともに、
野菜用播種装置4が間欠駆動中の第二搬送コンベア18
の停止時にトレー2に対して播種を行うようになってお
り、これによって、野菜用播種装置4は、トレー2の各
ポット部2aに供給された床土の種子孔aに対して一粒
のコーティングされた野菜あるいは花卉類の種子を一列
ごとに確実に供給できるようになっている。尚、第一セ
ンサS1としては、例えば、図6に示すような、トレー
2のポット部2aに向けて発光する発光部37aと、ト
レー2のポット部2aにより遮断されずに通過した発光
部37aからの光を受光する受光部37bとによって構
成された光センサ37などの非接触型のものであっても
よく、又、図7に示すような、ポット部2aが形成され
たトレー2の上面に対して上方から接当するリミットス
イッチ38などの接触型のものであってもよい。
【0017】図1に示すように、野菜用播種部Cの野菜
用播種装置4には、野菜用播種装置4の播種部(図示せ
ず)に対する第二搬送コンベア18にて搬送されるトレ
ー2の高さを検出する非接触型の第二センサS2が備え
られている。第二センサS2としては、例えば、光セン
サや超音波センサなどを採用することができる。第二搬
送コンベア18は、リフト機構(図示せず)を介して架
台17に支持されている。そして、操作盤21の制御装
置Hは、第二センサS2により検出されるトレー2の高
さが所望の一定の値を示すように、リフト機構を作動さ
せて第二搬送コンベア18を昇降させるようになってい
る。つまり、野菜用播種装置4による播種時には、野菜
用播種装置4の播種部とトレー2の表面との距離を、ト
レー2の種類の違いなどによるトレー高さの異なりに関
係なく、常に初期設定された一定の好適な播種間隔に維
持できるようになっており、これによって、野菜用播種
装置4による播種精度の向上を図るようにしている。
尚、野菜用播種装置4の播種部とトレー2の表面との距
離を一定の好適な播種間隔に維持する上においては、リ
フト機構により第二搬送コンベア18を昇降させるのに
代えて、リフト機構により野菜用播種装置4を昇降させ
るようにしてもよい。又、リフト機構としては、例え
ば、流体圧式や電磁式のリフトシリンダによるもの、あ
るいは、ネジ送り機構によるものなどを採用することが
できる。
【0018】床土供給部Bについて詳述すると、図1〜
図3に示すように、第一均平ブラシ13と第二均平ブラ
シ14は上下揺動可能に構成されている。型付けローラ
15は、作用位置と非作用位置とに上下昇降切換可能に
構成されている。コーナープレス16は、作用姿勢と非
作用姿勢とに上下揺動切換可能に構成されている。第一
均平ブラシ13は、水稲用の播種工程を行う場合におい
ては、図2に示すように、育苗箱1の内側に入り込んで
床土を均すとともに余剰土を掃き出すようになってい
る。又、野菜・花卉用の播種工程を行う場合において
は、図3に示すように、育苗箱1に載置されたトレー2
の上面にはみ出した余剰土を掃き出すとともに、育苗箱
1に載置されたトレー2の上面に作用する持ち上げ状態
となることによって、第一鎮圧ローラ11に接当して第
一鎮圧ローラ11に付着した床土を掃き落とすようにな
っている。第二均平ブラシ14は、水稲用の播種工程を
行う場合においては、図2に示すように、型付けローラ
15が非作用位置に切り換えられることによって、育苗
箱1の内側に入り込んで床土を均すようになっている。
又、野菜・花卉用の播種工程を行う場合においては、図
3に示すように、作用位置に切り換えられた型付けロー
ラ15に乗り上がる持ち上げ状態となることによって、
型付けローラ15に付着した床土を掃き落とすようにな
っている。コーナープレス16は、水稲用の播種工程を
行う場合においては、図2に示す作用姿勢に切り換えら
れることによって、育苗箱1のコーナー部で盛り上がっ
た床土を鎮圧するようになっている。又、野菜・花卉用
の播種工程を行う場合においては、図3に示す非作用姿
勢に切り換えられるようになっている。
【0019】第一搬送コンベア10は、操作盤21の人
為操作により制御装置Hに対して水稲用の播種工程が指
示された場合は、野菜用播種部Cの第二搬送コンベア1
8が比較的に速い搬送速度で駆動されることから、水稲
播種用の高速搬送モータ28が自動的に選択使用され、
第二搬送コンベア18の搬送速度に同調した比較的に速
い搬送速度で駆動されるようになっている。この場合、
床土供給装置3は、第二搬送コンベア18の搬送速度に
同調した比較的に速い繰り出し速度で床土を連続的に繰
り出すようになっている。又、操作盤21の人為操作に
より制御装置Hに対して野菜・花卉用の播種工程が指示
された場合は、野菜用播種部Cの第二搬送コンベア18
が間欠駆動されることから、野菜播種用の低速搬送モー
タ30が自動的に選択使用され、第二搬送コンベア18
の間欠搬送速度に同調した比較的に遅い搬送速度で駆動
されるようになっている。この場合、床土供給装置3
は、第二搬送コンベア18の間欠搬送速度に同調した比
較的に遅い繰り出し速度で床土を連続的に繰り出すよう
になっている。尚、第一搬送コンベア10を、水稲播種
用の高速搬送モータ28のみによって駆動するようにし
てもよい。この場合、操作盤21の人為操作により制御
装置Hに対して野菜・花卉用の播種工程が指示された場
合は、野菜用播種部Cの第二搬送コンベア18と同様
に、第一センサS1からの検出情報に基づく制御装置H
の作動制御により第一搬送コンベア10を間欠駆動させ
るようにすればよい。
【0020】図1〜3及び図8に示すように、第一搬送
コンベア10の終端部には、その終端部にトレー2が搬
送されたことを検出する第三センサS3が備えられてい
る。そして、野菜・花卉用の播種工程が行われている場
合において、操作盤21の制御装置Hは、野菜用播種装
置4がトレー2に対して播種を行っている最中に、後方
のトレー2が第一搬送コンベア10の終端部まで搬送さ
れたことが第三センサS3により検出されると、野菜用
播種装置4による先方のトレー2に対する播種が終了す
るまで第一搬送コンベア10を減速あるいは停止させる
ようになっている。つまり、第一搬送コンベア10が、
第二搬送コンベア18の間欠搬送速度に同調した比較的
に遅い搬送速度で駆動されているにもかかわらず、野菜
用播種装置4による播種が行われている最中の先方のト
レー2に対して後方のトレー2が衝突して、一つのポッ
ト部2aに対して一粒の種子を確実に播種することがで
きなくなるといった万が一の不都合を回避できるように
なっている。尚、第三センサS3としては、例えば、図
8に示すような、トレー2を載置した育苗箱1もしくは
トレー2に向けて発光する発光部39aと、トレー2を
載置した育苗箱1もしくはトレー2により遮断されずに
通過した発光部39aからの光を受光する受光部39b
とによって構成された光センサ39などの非接触型のも
のであってもよく、又、図示は省略するが、トレー2を
載置した育苗箱1もしくはトレー2に接当するリミット
スイッチなどの接触型のものであってもよい。
【0021】〔別実施例〕以下、別実施例を列記する。 上記の実施例において、野菜・花卉用の播種工程を
行う場合には、第一均平ブラシ13を第一鎮圧ローラ1
1に接当させるようにしたが、それに代えて、第一均平
ブラシ13を第二鎮圧ローラ12に接当させるようにし
てもよく、又、第一均平ブラシ13を第一鎮圧ローラ1
1と第二鎮圧ローラ12の双方に接当させるようにして
もよい。 上記の実施例において、野菜・花卉用の播種工程を
行う場合には、第二均平ブラシ14を型付けローラ15
に接当させるようにしたが、それに代えて、第二均平ブ
ラシ14を型付けローラ15と第二鎮圧ローラ12の双
方に接当させるようにしてもよい。
【0022】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】多用途播種プラントの全体側面図
【図2】水稲用の播種工程時における床土供給部の側面
【図3】野菜・花卉用の播種工程時における床土供給部
の側面図
【図4】図1におけるイ−イ断面図
【図5】図1におけるロ−ロ断面図
【図6】第一センサの構成を示す図
【図7】第一センサの別構成を示す図
【図8】第三センサの構成を示す図
【符号の説明】
1 育苗箱 3 床土供給装置 4 野菜用播種装置 6 水稲用播種装置 7 覆土供給装置 11 ローラ 12 ローラ 13 均平ブラシ 14 均平ブラシ 15 ローラ A コンベアライン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01C 7/08 320

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 育苗箱(1)を搬送するコンベアライン
    (A)上に、床土供給装置(3)、野菜用播種装置
    (4)、水稲用播種装置(6)、及び、覆度供給装置
    (7)を、その順に配設してある多用途播種プラントで
    あって、 前記床土供給装置(3)に、前記育苗箱(1)に充填さ
    れた床土の表面を均す上下動自在な均平ブラシ(13,
    14)を備えるとともに、この均平ブラシ(13,1
    4)が、持ち上げ状態で野菜播種用のローラ(11,1
    2,15)に接触するように構成されている多用途播種
    プラント。
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