JP3549622B2 - 播種プラントの種籾供給装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、苗箱をコンベヤ上に載せて搬送し、その搬送の間において床土入れ・水掛け・播種・覆土等の一連の作業を行う播種プラントの種籾供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、播種プラントを設置する建屋は、天井クレ−ン等の設備が施されて種籾の播種機への供給等を容易にしているが、それ故に、建屋の天井は必然的に高くなって建築費がかさみ相当の資金を要する。そこで、この建築費を節約するために建屋の高さを低くしてフォ−クリフト等を使用することも検討されたが、プラント設置面積以外に付帯作業のための面積を確保しなければならないなどの問題点が新たに浮上してくるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来および新たに浮上してくる問題点を解消するべく、建屋の高さを低いものにして建築費を節約しながら、種籾を供給する等の付帯作業のための建屋内の面積も圧縮して設備費を極力抑えることができるようにするのを目的として開発されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は苗箱をコンベヤ上に載せて搬送し、その搬送の間において床土入れ・水掛け・播種・覆土等の一連の作業を行う播種プラントであって、播種を行う播種機の傍らに、種籾ホッパ−を載置自在にした枠台を、複数のリンクにより水平状態を維持して地面近くから前記播種機の上方位置に移動可能にする供給装置を設置したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
これにより、コンベヤによって搬送されてくる苗箱には床土入れ・水掛け・播種・覆土の一連の作業が順次行われるのであるが、その播種を行う播種機には種籾を入れた種籾ホッパ−が播種機の傍らに設置した供給装置の枠台に載置され、その枠台は複数のリンクの作動により水平状態を保ちながら種籾ホッパ−と共に播種機の上方位置に移動するようになり、種籾ホッパ−内の種籾は播種機に落入して苗箱に播種されていくのである。
【0006】
【実施例】
以下、この発明による種籾供給装置について実施例図により説明すると、一般的に播種プラントは「図4」に示すように、(1)は苗箱、(2)はコンベヤ、(8)は空の苗箱(1)を順次コンベヤ(2)の始端がわ上に供給する苗箱供給機で、コンベヤ(2)は始端がわと、中途部と、終端がわの3つのものを連続状に設置して構成され、始端がわのものと終端がわに設置したものは中途部のものよりも搬送速度を大にして搬送される苗箱(1)は始端がわと終端がわのコンベヤ(2)上では間隔を保ち、中途部では苗箱(1)は互いに接合して連続状で搬送されるのである。
【0007】
そして、(a)は苗箱(1)に床土を入れる床土入れ、(b)はこの床土入れ(a)によって床土の入れられたものへの水掛け、(c)は水掛け後のものへの播種、(d)はこの播種した上に土をかける覆土の各作業を示してあって、この各作業を行う装置は中途部のコンベヤ(2)のものの上に配設されてそれぞれの機能を果たし、覆土(d)の終わったものは終端がわのコンベヤ(2)で搬送されて苗箱積重機(9)で順次積み重ねられるようになっている。
【0008】
次に、播種(c)を行う播種機(3)に種籾を供給する供給装置(6)に関して「図1」〜「図3」により記載すると、(7)は種籾を入れる漏斗状の種籾ホッパ−で、籾出口部にシャッタ−(10)とブ−ツ(11)を備え四隅部に移動用の車輪(12)(12)と(13)(13)を装着した枠(14)内に一体的に取着されている。なお、前記一方がわの車輪(13)(13)は他方がわのものより径大になっている。
【0009】
(15)は前記播種機(3)の傍らで地面(床面)に固定された機枠で、この機枠(15)の播種機(3)がわである後部の左右両側部には同一軸芯線上において回動自在の軸(16)(17)が横架され、その一方がわの軸(16)はギヤボックス(18)で、また他方がわの軸(17)は軸受(19)によってそれぞれ支承されてその各軸(16)(17)にリンク(4a)(4a)の基部を固着するとともに、この両リンク(4a)(4a)の基部がわは連結板(20)(20)と連結棒(21)とによって連結され、両リンク(4a)(4a)は基部を支点にして一体的に上下揺動するのである。また、機枠(15)の前部がわに前記軸(16)(17)と平行な回動軸(22)が横架されてその回動軸(22)の両側部からリンク(4b)(4b)が突設し両リンク(4b)(4b)は前記リンク(4a)(4a)と同様に上下方向に同時に揺動可能になっている。
【0010】
(5)は種籾ホッパ−(7)と共に前記枠(14)を載置自在にした枠台で、その両側上面には前後方向に凹溝(23)(23)が形設されてこの凹溝(23)(23)内を前記車輪(12)(12)(13)(13)が転動し、凹溝(23)(23)の後端部に前記径大の車輪(13)(13)が嵌り込む凹所(24)(24)を形成してある。そして、その枠台(5)の前側部には取付金(25)(25)を介して前記リンク(4b)(4b)の先端部を樞着し、前後の中程部に取付金(26)(26)を介して前記リンク(4a)(4a)の先端部を樞着している。
【0011】
また、(27)(27)は歩み板で、枠台(5)の左右両側の前端部と地面とに掛け渡して枠(14)の車輪(12)(12)13)(13)が地面上から転動して凹溝(23)(23)内への移動を容易にし、(28)(28)は枠台(5)の後端部から上方に突設するフック状の押え金で、車輪(13)(13)が凹所(24)(24)に嵌り込んだ際に枠(14)の下部を上方から押えて枠台(5)上に固定状態にするようにしている。
【0012】
そして、前記ギヤボックス(18)内には噛み合うギヤ(29)(30)が内蔵され、その1つのギヤ(29)は一方がわの軸(16)に軸着されるとともに、別のギヤ(30)はギヤ(29)の上側で回動自在の軸(31)に軸着され、この軸(31)から作動ア−ム(32)が突設されて、その先端部は前記機枠(15)下のピット(33)中に設けた駆動装置(34)の作動ロット(35)の先端部に連動連結し、前記一方がわの軸(16)と回動軸(22)の端部にはそれぞれスプロケットが軸着され、これらスプロケットにチエン(36)が掛け廻されて駆動装置(34)の作動ロット(35)の押し動作によってリンク(4a)(4a)は基部を支点とし、また、リンク(4b)(4b)は回動軸(22)を支点にして同時に倒伏した状態から起立し、更に播種機(3)がわに傾き枠台(5)を水平状態のまま地面近くから播種機(3)の上方位置に移動可能にしている。なお、(37)は前記チエン(36)のケ−スであり、前記の歩み板(27)(27)は「図2」に示す使用状態から「図1」のように不使用状態に切替わるようになっている。
【0013】
したがって、播種機(3)に種籾を供給するときは、種籾ホッパ−(7)に種籾を入れ枠(14)を押して歩み板(27)(27)から「図2」と「図4」に矢印(イ)で示すように移動させると車輪(12)(12)(13)(13)は転動し凹溝(23)(23)に案内されて枠台(5)上に載置され、その載置時には径大の車輪(13)(13)が凹所(24)(24)に嵌り込むと同時に押え金(28)(28)により上方から押えられて枠台(5)上に固定の状態になり、歩み板(27)(27)を(ロ)のように回動して不使用状態にする。
【0014】
次いで、駆動装置(34)を駆動させると作動ロット(35)の(ハ)の方向の押し動作により作動ア−ム(32)からそれぞれ連動させ、リンク(4a)(4a)の先端部は矢印(ニ)のような軌跡を描きリンク(4b)(4b)は(ホ)で示す軌跡を描いて枠台(5)は水平状態のまま上動し播種機(3)の上方位置に移動する。そこで、シャタ−(10)を開すれば種籾はブ−ツ(11)内を落下して播種機(3)に供給される。
【0015】
播種機(3)への供給が終われば駆動装置(34)により前記とは逆に作動ロット(35)に引き動作を与えて枠台(5)を地面近くに下動させ枠(14)を空になった種籾ホッパ−(7)と共に枠台(5)上から引き出し再度の供給準備に備えるのである。
【0016】
【発明の効果】
本発明による種籾供給装置のものは以上説明したように、苗箱(1)をコンベヤ(2)上に載せて搬送し、その搬送の間において床土入れ(a)・水掛け(b)・播種(c)・覆土(d)等の一連の作業を行う播種プラントであって、播種を行う播種機(3)の傍らに、種籾ホッパ−(7)を載置自在にした枠台(5)を、複数のリンク(4a)(4b)により水平状態を維持して地面近くから前記播種機(3)の上方位置に移動可能にする供給装置(6)を設置したことを特徴とする構成であるから、播種機(3)には種籾を入れた種籾ホッパ−(7)が播種機(3)の傍らに設置した供給装置(6)の枠台(5)に載置され、その枠台(5)は複数のリンク(4a)(4b)の作動により水平状態を保ちながら種籾ホッパ−(7)と共に播種機(3)の上方位置に移動するようになり、種籾ホッパ−(7)内の種籾は播種機(3)に落入して供給されるので、この播種プラントを設置する建屋の高さは低いものになって建築費は節約されるとともに、種籾を供給する等の付帯作業のための建屋内の面積も圧縮することができて設備費を極力抑えることができるものになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】種籾ホッパ−を播種機の上方位置に移動した供給装置の側面図である。
【図2】種籾ホッパ−が地面近くにあるときの供給装置の側面図である。
【図3】供給装置の平面図である。
【図4】播種プラントの概略平面図である。
【符号の説明】
1 苗箱
2 コンベヤ
3 播種機
4a リンク
4b リンク
5 枠台
6 供給装置
7 種籾ホッパ−
a 床土入れ
b 水掛け
c 播種
d 覆土
【産業上の利用分野】
本発明は、苗箱をコンベヤ上に載せて搬送し、その搬送の間において床土入れ・水掛け・播種・覆土等の一連の作業を行う播種プラントの種籾供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、播種プラントを設置する建屋は、天井クレ−ン等の設備が施されて種籾の播種機への供給等を容易にしているが、それ故に、建屋の天井は必然的に高くなって建築費がかさみ相当の資金を要する。そこで、この建築費を節約するために建屋の高さを低くしてフォ−クリフト等を使用することも検討されたが、プラント設置面積以外に付帯作業のための面積を確保しなければならないなどの問題点が新たに浮上してくるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来および新たに浮上してくる問題点を解消するべく、建屋の高さを低いものにして建築費を節約しながら、種籾を供給する等の付帯作業のための建屋内の面積も圧縮して設備費を極力抑えることができるようにするのを目的として開発されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は苗箱をコンベヤ上に載せて搬送し、その搬送の間において床土入れ・水掛け・播種・覆土等の一連の作業を行う播種プラントであって、播種を行う播種機の傍らに、種籾ホッパ−を載置自在にした枠台を、複数のリンクにより水平状態を維持して地面近くから前記播種機の上方位置に移動可能にする供給装置を設置したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
これにより、コンベヤによって搬送されてくる苗箱には床土入れ・水掛け・播種・覆土の一連の作業が順次行われるのであるが、その播種を行う播種機には種籾を入れた種籾ホッパ−が播種機の傍らに設置した供給装置の枠台に載置され、その枠台は複数のリンクの作動により水平状態を保ちながら種籾ホッパ−と共に播種機の上方位置に移動するようになり、種籾ホッパ−内の種籾は播種機に落入して苗箱に播種されていくのである。
【0006】
【実施例】
以下、この発明による種籾供給装置について実施例図により説明すると、一般的に播種プラントは「図4」に示すように、(1)は苗箱、(2)はコンベヤ、(8)は空の苗箱(1)を順次コンベヤ(2)の始端がわ上に供給する苗箱供給機で、コンベヤ(2)は始端がわと、中途部と、終端がわの3つのものを連続状に設置して構成され、始端がわのものと終端がわに設置したものは中途部のものよりも搬送速度を大にして搬送される苗箱(1)は始端がわと終端がわのコンベヤ(2)上では間隔を保ち、中途部では苗箱(1)は互いに接合して連続状で搬送されるのである。
【0007】
そして、(a)は苗箱(1)に床土を入れる床土入れ、(b)はこの床土入れ(a)によって床土の入れられたものへの水掛け、(c)は水掛け後のものへの播種、(d)はこの播種した上に土をかける覆土の各作業を示してあって、この各作業を行う装置は中途部のコンベヤ(2)のものの上に配設されてそれぞれの機能を果たし、覆土(d)の終わったものは終端がわのコンベヤ(2)で搬送されて苗箱積重機(9)で順次積み重ねられるようになっている。
【0008】
次に、播種(c)を行う播種機(3)に種籾を供給する供給装置(6)に関して「図1」〜「図3」により記載すると、(7)は種籾を入れる漏斗状の種籾ホッパ−で、籾出口部にシャッタ−(10)とブ−ツ(11)を備え四隅部に移動用の車輪(12)(12)と(13)(13)を装着した枠(14)内に一体的に取着されている。なお、前記一方がわの車輪(13)(13)は他方がわのものより径大になっている。
【0009】
(15)は前記播種機(3)の傍らで地面(床面)に固定された機枠で、この機枠(15)の播種機(3)がわである後部の左右両側部には同一軸芯線上において回動自在の軸(16)(17)が横架され、その一方がわの軸(16)はギヤボックス(18)で、また他方がわの軸(17)は軸受(19)によってそれぞれ支承されてその各軸(16)(17)にリンク(4a)(4a)の基部を固着するとともに、この両リンク(4a)(4a)の基部がわは連結板(20)(20)と連結棒(21)とによって連結され、両リンク(4a)(4a)は基部を支点にして一体的に上下揺動するのである。また、機枠(15)の前部がわに前記軸(16)(17)と平行な回動軸(22)が横架されてその回動軸(22)の両側部からリンク(4b)(4b)が突設し両リンク(4b)(4b)は前記リンク(4a)(4a)と同様に上下方向に同時に揺動可能になっている。
【0010】
(5)は種籾ホッパ−(7)と共に前記枠(14)を載置自在にした枠台で、その両側上面には前後方向に凹溝(23)(23)が形設されてこの凹溝(23)(23)内を前記車輪(12)(12)(13)(13)が転動し、凹溝(23)(23)の後端部に前記径大の車輪(13)(13)が嵌り込む凹所(24)(24)を形成してある。そして、その枠台(5)の前側部には取付金(25)(25)を介して前記リンク(4b)(4b)の先端部を樞着し、前後の中程部に取付金(26)(26)を介して前記リンク(4a)(4a)の先端部を樞着している。
【0011】
また、(27)(27)は歩み板で、枠台(5)の左右両側の前端部と地面とに掛け渡して枠(14)の車輪(12)(12)13)(13)が地面上から転動して凹溝(23)(23)内への移動を容易にし、(28)(28)は枠台(5)の後端部から上方に突設するフック状の押え金で、車輪(13)(13)が凹所(24)(24)に嵌り込んだ際に枠(14)の下部を上方から押えて枠台(5)上に固定状態にするようにしている。
【0012】
そして、前記ギヤボックス(18)内には噛み合うギヤ(29)(30)が内蔵され、その1つのギヤ(29)は一方がわの軸(16)に軸着されるとともに、別のギヤ(30)はギヤ(29)の上側で回動自在の軸(31)に軸着され、この軸(31)から作動ア−ム(32)が突設されて、その先端部は前記機枠(15)下のピット(33)中に設けた駆動装置(34)の作動ロット(35)の先端部に連動連結し、前記一方がわの軸(16)と回動軸(22)の端部にはそれぞれスプロケットが軸着され、これらスプロケットにチエン(36)が掛け廻されて駆動装置(34)の作動ロット(35)の押し動作によってリンク(4a)(4a)は基部を支点とし、また、リンク(4b)(4b)は回動軸(22)を支点にして同時に倒伏した状態から起立し、更に播種機(3)がわに傾き枠台(5)を水平状態のまま地面近くから播種機(3)の上方位置に移動可能にしている。なお、(37)は前記チエン(36)のケ−スであり、前記の歩み板(27)(27)は「図2」に示す使用状態から「図1」のように不使用状態に切替わるようになっている。
【0013】
したがって、播種機(3)に種籾を供給するときは、種籾ホッパ−(7)に種籾を入れ枠(14)を押して歩み板(27)(27)から「図2」と「図4」に矢印(イ)で示すように移動させると車輪(12)(12)(13)(13)は転動し凹溝(23)(23)に案内されて枠台(5)上に載置され、その載置時には径大の車輪(13)(13)が凹所(24)(24)に嵌り込むと同時に押え金(28)(28)により上方から押えられて枠台(5)上に固定の状態になり、歩み板(27)(27)を(ロ)のように回動して不使用状態にする。
【0014】
次いで、駆動装置(34)を駆動させると作動ロット(35)の(ハ)の方向の押し動作により作動ア−ム(32)からそれぞれ連動させ、リンク(4a)(4a)の先端部は矢印(ニ)のような軌跡を描きリンク(4b)(4b)は(ホ)で示す軌跡を描いて枠台(5)は水平状態のまま上動し播種機(3)の上方位置に移動する。そこで、シャタ−(10)を開すれば種籾はブ−ツ(11)内を落下して播種機(3)に供給される。
【0015】
播種機(3)への供給が終われば駆動装置(34)により前記とは逆に作動ロット(35)に引き動作を与えて枠台(5)を地面近くに下動させ枠(14)を空になった種籾ホッパ−(7)と共に枠台(5)上から引き出し再度の供給準備に備えるのである。
【0016】
【発明の効果】
本発明による種籾供給装置のものは以上説明したように、苗箱(1)をコンベヤ(2)上に載せて搬送し、その搬送の間において床土入れ(a)・水掛け(b)・播種(c)・覆土(d)等の一連の作業を行う播種プラントであって、播種を行う播種機(3)の傍らに、種籾ホッパ−(7)を載置自在にした枠台(5)を、複数のリンク(4a)(4b)により水平状態を維持して地面近くから前記播種機(3)の上方位置に移動可能にする供給装置(6)を設置したことを特徴とする構成であるから、播種機(3)には種籾を入れた種籾ホッパ−(7)が播種機(3)の傍らに設置した供給装置(6)の枠台(5)に載置され、その枠台(5)は複数のリンク(4a)(4b)の作動により水平状態を保ちながら種籾ホッパ−(7)と共に播種機(3)の上方位置に移動するようになり、種籾ホッパ−(7)内の種籾は播種機(3)に落入して供給されるので、この播種プラントを設置する建屋の高さは低いものになって建築費は節約されるとともに、種籾を供給する等の付帯作業のための建屋内の面積も圧縮することができて設備費を極力抑えることができるものになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】種籾ホッパ−を播種機の上方位置に移動した供給装置の側面図である。
【図2】種籾ホッパ−が地面近くにあるときの供給装置の側面図である。
【図3】供給装置の平面図である。
【図4】播種プラントの概略平面図である。
【符号の説明】
1 苗箱
2 コンベヤ
3 播種機
4a リンク
4b リンク
5 枠台
6 供給装置
7 種籾ホッパ−
a 床土入れ
b 水掛け
c 播種
d 覆土
Claims (1)
- 苗箱(1)をコンベヤ(2)上に載せて搬送し、その搬送の間において床土入れ(a)・水掛け(b)・播種(c)・覆土(d)等の一連の作業を行う播種プラントであって、播種を行う播種機(3)の傍らに、種籾ホッパ−(7)を載置自在にした枠台(5)を、複数のリンク(4a)(4b)により水平状態を維持して地面近くから前記播種機(3)の上方位置に移動可能にする供給装置(6)を設置したことを特徴とする播種プラントの種籾供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14563195A JP3549622B2 (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 播種プラントの種籾供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14563195A JP3549622B2 (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 播種プラントの種籾供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08308318A JPH08308318A (ja) | 1996-11-26 |
JP3549622B2 true JP3549622B2 (ja) | 2004-08-04 |
Family
ID=15389480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14563195A Expired - Fee Related JP3549622B2 (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 播種プラントの種籾供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3549622B2 (ja) |
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1995
- 1995-05-19 JP JP14563195A patent/JP3549622B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH08308318A (ja) | 1996-11-26 |
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