JP2906371B2 - 系の切替え方式 - Google Patents

系の切替え方式

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JP2906371B2 JP5233460A JP23346093A JP2906371B2 JP 2906371 B2 JP2906371 B2 JP 2906371B2 JP 5233460 A JP5233460 A JP 5233460A JP 23346093 A JP23346093 A JP 23346093A JP 2906371 B2 JP2906371 B2 JP 2906371B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、系が二重化された非同
期転送モード(ATM;Asynchronous Transfer Mode)
方式の交換機(以下、ATM交換機と記述する)におけ
る系の切替方式に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】本格的
なテレビ画像通信や、高精細テレビの映像信号の伝送、
大容量のファイル転送などの高速・広帯域通信サービス
を提供するISDN(Integrated Service Digital Net
work) であるB−ISDN(Broadband aspects of I
SDN)の実現に向けて、研究・開発が盛んに行われて
いる。
【0003】このB−ISDNの中核となる伝送/交換
技術がATM(Asynchronous Transfer Mode)である。
このATMにおいては、ATMセルと呼ばれる53バイト
(53オクテット) の固定長データ列が多重・交換の単位
となっている。そして、ATM交換網においてはVC
(Virtual Channel :仮想チャネル)とVP(VirtualP
ath:仮想パス) という2段階でネットワークを構成す
る。
【0004】VCは、回線に相当するものでATM網で
ルーティング処理される最低単位の論理コネクションで
ある。また、VPはディジタル・パス(Digital Path)
に相当するものでATM網でルーティング処理される太
束の論理コネクションであり、上記VCを多重化したも
のである。したがって、1本のVPコネクションの中に
は必ず1本以上のVCコネクションが存在する。
【0005】ATM交換機は、ATM網において、上記
ATMセルの中継・交換を行う交換機であり、STM
(Synchrounous Transfer Mode) 網におけるLS(Loca
l Switch:加入者線交換機)として使用された場合に
は、加入者線に接続される。ATM交換機は、上記AT
Mセルのヘッダに格納されているVCI(VC Identifie
r)で個々のVCコネクションを選別し、そのVCIの値
に基づいてATMセルを交換・中継処理する。また、V
Pコネクションは同じくATMセルのヘッダ内に格納さ
れているVPI(VP Identifier)で識別される。換言す
れば、ATM網においては、特定対地間の特定の呼は、
このVPIとVCIにより識別される。ところで、AT
M網では、VPネットワークを構成するATM交換機を
特にATMクロスコネクトと呼んでいる。このATMク
ロスコネクトはVCコネクションを透過的に扱う。上記
VPIとVCIの値は、ATMコネクションが確立する
ときに決定され、このコネクションが解放されるまで保
持される。このATMコネクションの確立・解放には、
例えばシグナリング手順が用いられる。このとき、必要
となるシグナリング情報はシグナリング仮想チャネルと
呼ばれるユーザ情報とは別の仮想チャネルコネクション
によって伝達される。
【0006】ATM交換機は、内部のATMスイッチと
呼ばれるスイッチング部によってルーティング制御を行
う。このルーティング制御は、ATMセル(以下、単に
セルと記述する)のヘッダ部の先頭に付加されたタグを
参照してハードウェア処理される。
【0007】ところで、上記ATM交換機において信頼
性の向上のためには上記スイッチング部を二重化する必
要がある。しかしながら、ATM網では現用(マスタ)
と予備(スレイブ)の両系に二重化した場合、両系は同
期化されないため、両系の間にはセルの伝送遅延差が生
ずる。したがって、保守・運用時において単純に系の切
替を行うと、セルの重複や欠落が発生してしまう。すな
わち、現用側の伝送遅延が予備側よりも小さいときに単
純に系の切り替えを行うと、セルの重複が生ずる。ま
た、これとは逆に現用側の伝送遅延が予備側よりも大き
いときに単純に系を切り替えると、セルの欠落が生ず
る。このようなセルの重複・欠落を回避するためには上
記両系を同期させて動作させればよいが、これではAT
M網の持つ特長が失われてしまう。
【0008】本発明の目的は、互いに同期して動作しな
い現用と予備の両系に二重化されたスイッチング部を有
するATM交換機において、セルの重複や欠落が発生す
ることなく系を切り替えることができるようにすること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理ブ
ロック図である。本発明は、#0系と#1系に系が二重
化された非同期転送モード方式の交換機における系の切
替方式を前提とする。
【0010】同図において、#0系のスイッチング部1
−0及び#1系のスイッチング部1−1は、セルのルー
ティング機能を有するスイッチングモジュールである。
セル送信手段3は、入回線(加入者線または中継線)か
ら入力されるセルに対してマスタ表示及びスレイブ表示
を示すマークを付加し、マスタ表示のセルをマスタとし
て動作しているスイッチング部1−i(i=0,1)
へ、スレイブ表示のセルをスレイブとして動作している
スイッチング部1−j(j=0,1;j≠i)へ送信す
る手段であり、前記各入回線に対応して設けられる。上
記マークは、例えば上記スイッチング部1−0及び1−
1でルーティング処理されるセルのヘッダ部の先頭に付
加されたタグ(TAG)の内部に設けられる。
【0011】セル受信手段5は、前記#0系用のスイッ
チング部1−0と前記#1系用のスイッチング部1−1
から出回線(加入者線または中継線)用のセルを入力
し、系切替時には該セルに付加された前記マークを基
に、該出回線へ送出するセルを旧マスタの系のスイッチ
ング部1−i(i=0,1)から入力されるセルから新
マスタの系のスイッチング部1−j(j=0,1;j≠
i)から入力されるセルに切り替える手段であり、前記
各出回線に対応して設けられる。
【0012】前記セル受信手段5は、マスタ表示のセル
を格納するバッファと、系切替時に、前記セル送信手段
3から送信されてくるセルが、現在、設定されている全
てのパスについて上記系切替えに対応したマーク表示に
切り替わったことを検出する検出手段とを、各系に対応
して有すると共に、該各系の検出手段の検出結果に応じ
て、前記マスタ表示のセルを読み出すバッファを、新た
にスレイブとなる系のバッファから新たにマスタとなる
系のバッファに切り替える切り替え手段を有する。
【0013】このとき、前記検出手段は、例えば請求項
記載のように、仮想チャネル識別子と仮想パス識別子
で特定される全ての論理チャネルについて、現在、パス
が設定されているか否かを記憶する記憶手段を有し、
切替時には、該記憶手段に記憶されている情報を基に
在、設定されている全てのパスについて入力セルのマ
ーク表示の切替えを検出するような構成にしてもよい。
【0014】前記記憶手段は、例えば請求項記載のよ
うに、前記パス設定情報記憶領域に加え、前記入力セル
のマーク表示切替え検出用に用いられる作業領域を、前
記パス設定情報領域に1対1に対応して有するような構
成にしてもよい。
【0015】上記のような構成において、例えば、請求
記載のように、前記#0系及び#1系のスイッチン
グ部1−0、1−1は、前記各セル受信手段5に対して
自己の現在の動作モードを通知する信号を出力し、該各
ル受信手段5は、該通知信号の入力レベルの変化を検
出して系の切替えを検出する、ような構成にしてもよ
い。
【0016】
【作用】加入者線や中継者線等の各入回線から受信され
るセルは、該各入回線に対応するセル送信手段3に入力
される。各セル送信手段3は、この入力セルに対してマ
スタ表示またはスレイブ表示を示すマークを付加し、マ
スタ表示のセルについては現在、マスタとして動作して
いるスイッチング部1−i(i=0,1)へ、スレイブ
表示のセルについては現在、スレイブとして動作してい
るスイッチング部1−j(j=0,1;j≠i)へ、そ
れぞれ送出する。
【0017】両方のスイッチング部1−0、1−1は、
入力されるセルをそのルーティング情報に従ってルーテ
ィング処理し、対応するセル受信手段5へ出力する。セ
ル受信手段5は、通常動作時にはマスタとして動作して
いるスイッチング部1−i(i=0,1)から出力され
てくるマスタ表示のセルを選択して、対応する出回線へ
出力する。そして、系の切替え時には、マスタからスレ
ーブに切り替わった旧マスタのスイッチング部1−i
(i=0,1)から入力されるセル及びスレーブからマ
スタに切り替わった新マスタのスイッチング部1−j
(j=0,1;j≠i)から入力されるセルについて、
検出手段により、各パス毎に、個別に、そのマーク表示
が上記系切替えに対応して変化するのを調べると共に、
新マスタのスイッチング部1−jから出力されてくるマ
スタ表示のセルについては内部に蓄積し、出回線の出力
は行わない。一方、この間、旧マスタのスイッチング部
1−iから受信していたマスタ表示のセルについては対
応する出回線へ出力し続ける。そして、検出手段によ
り、セル送信手段3から送信されてくるセル、すなわ
ち、マスタからスレーブに切り替わった旧マスタのスイ
ッチング部1−i(i=0,1)から入力されるセル及
びスレーブからマスタに切り替わった新マスタのスイッ
チング部1−j(j=0,1;j≠i)から入力される
セルが、全てのパスについて上記系切替えに対応したマ
ーク表示に切り替わったことを検出すると(セルの重
複、欠落が生じないタイミングを検出すると)、上記蓄
積していた新マスタのスイッチング部1−jから出力さ
れたマスタ表示のセルを対応する出回線へ送出する処理
を開始する。
【0018】このように、系の切替え時に、セル受信手
段5が両系のスイッチング部1−0、1−1から送られ
てくる出回線送出用のセルについて、検出手段により、
各パス毎に個別に、マークの表示の変化(系の切替え)
を監視することにより、セルの重複、欠落が生じないタ
イミング(例えば、セル送信手段3が現在、設定中の全
てのパス(VPI/VCI)の入力セルについて、系の
切替えに対応したマスタ表示とスレーブ表示の切替えを
完了した時点)で、全ての呼のパスを旧マスタ側から新
マスタ側へ切り替えることができる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図2は、本発明の一実施例のATM交換機の
全体システム構成を示すブロック図である。
【0020】同図において、加入者線インタフェース部
20は、加入者線30とインタフェースするSINF
(Subscriber Interface) 22と、スイッチング部50
とインタフェースするMDX(Multiplexer /Demultip
lexer)部24とから成る。
【0021】SINF22は、加入者線30とインタフ
ェースし、セルの同期を行う。MDX部24は複数のS
INF22から入力されるセルを多重化してスイッチン
グ部50へ送信する機能(マルチプレクサ機能)と該ス
イッチング部50から入力されるセルを該当するSIN
F22へ分配する機能(デマルチプレクサ機能)を有し
ている。上記マルチプレクサ機能には、上記セルを多重
化する機能の他にスイッチング部50内のパスを設定す
るVCC(Virtual Channel Converter)機能もある。
【0022】スイッチング部50は、#0系50−0と
#1系50−1に二重化されており、常時一方がマスタ
(Master)状態、他方がスレイブ(Slave)状態で動作す
る。そして、系切替時には、スレイブとマスタが切り替
わる。
【0023】信号処理部60は、加入者がシグナリング
により送ってくる呼の信号情報等を処理するサブシステ
ムである。この信号処理部60も二重化されており、同
じく二重化されたMDX部70を介してスイッチング部
50に接続されている。
【0024】上記構成において、信号処理部60はスイ
ッチング部50に対して二重化されているが、加入者線
インタフェース部20は、完全に二重化されていない。
すなわち、MDX部24は#0系のスイッチング部50
−0、#1系のスイッチング部50−1のそれぞれに対
応してMDX部24−0、MDX部24−1が設けられ
て二重化されているが、SINF22は二重化されてい
ない。したがって、二重化されたスイッチング部50の
系の切替時において、スイッチング部50と該スイッチ
ング部50に対して完全に二重化されていない加入者線
インタフェース部20との間でセルの重複・欠落が発生
しなければ、無瞬断で系の切替えを行うことができる。
【0025】図3は、上述した図2に示すATM交換機
の全体構成から本発明に係わる要部の部分を抽出した図
である。すなわち、二重化されたスイッチング部50
(50−1,50−2)と該スイッチング部50に対し
て完全に二重化されていない加入者線インタフェース部
20とから成る装置構成を示す図である。
【0026】この図3に示す構成において、系を切り替
える際にセルの重複・欠落が発生する要因は次の通りで
ある。 二重化された#0系と#1系の各スイッチング部5
0−0,50−1は、互いに非同期で動作しており、両
スイッチング部50−0,50−1に同じパス(Path)
を設定しても、セルの送信側(加入者線30からセルを
受信する側)のSINF22からセルの受信側(加入者
線30へセルを送信する側)のSINF22までのセル
の到達時間が両系で異なる。
【0027】 該受信側のSINF22では、複数の
該送信側のSINF22からのセルを受信する。このた
め、各送信側SINF22から送信されるセルが受信側
SINF22に到達されるまでの時間が両系で異なる。
【0028】このように、受信側SINF22は、#0
系と#1系のセルを同時には受信せず、異なる時刻で受
信する。このため、セルの重複・欠落を生ずることなく
無瞬断で系の切替えを行うためには、コール・バイ・コ
ール(Callby Call)で順に現在、設定されている各呼の
パス(Path)を旧マスタから新マスタに切り替える必要が
ある。
【0029】次に、このような系の無瞬断切替えを実現
するSINF22及びMDX部24の回路構成を図4乃
至図6に示す。SINF22は、図4に示す送信側回路
と図6に示す受信側回路を内蔵している。
【0030】図4は、SINF22の送信側回路の構成
を示す図である。O/E(光/電気変換器)112は、
光ファイバから成る加入者線(OC−3c Line)30
からSONET(Synchronous Optical Network :同期
光通信網)フォーマットで送られてくる光信号を電気信
号に変換する。尚、SONETとは、米国のベルコア
(Bellcore:Bell Communication Research)が提案した
光伝送用のSDH(Synchronous Digital Hirarcy :同
期ディジタル・ハイアラーキ)であり、CCITTで規
定された国際標準インタフェースとも一致している。ま
た、OC(Optical Circuit)−3c Line は、SONE
Tベースの光ファイバ加入者線であり、SONET S
TS−3フレームにより155.52Mbs の伝送速度で通信サ
ービスを行う。
【0031】SONET終端部114は、該O/E11
2から入力される電気信号を“0”,“1”のディジタ
ルデータに変換してSONETの同期をとる。ATM
CELL同期部116は、該SONET終端部114か
ら入力されるシリアルのディジタルデータ・ビット列か
らセルの同期をとって、図7に示す54バイト(オクテッ
ト)構成のフォーマットに変換する。
【0032】UPC(Usage Parameter Control :使用
量パラメータ制御)部118は、加入者の伝送容量の申
告値と実際のセル流入量が合っているかを監視する。そ
して、違反した場合にはセルの廃棄など網のリソースを
保護するための制御を実行する。
【0033】ACT CTL(ACT Control)120は、
該UPC部118を介して入力されるセルを、現用側
(以後、マスタ側と表現する)の系のMDX部24に対
してはそのタグ(TAG)内のM/Sビットを“1”
に、一方予備側(以後、スレイブ側と表現する)の系の
MDX部24に対しては該M/Sビットを“0”に設定
して送出する。
【0034】次に、図5(a) ,(b) は、それぞれ前記M
DX部24(24−0,24−1)を構成するMUX部
240とDMUX部250の回路構成を示す図である。
MUX部240は、上記マルチプレクサ機能を有する回
路であり、個々のSINF22に対応して設けられたV
CC(Virtual Channel Converter :仮想チャネル変換
器 )242と、これら複数のVCC242に接続された
MUX(マルチプレクサ)244とから成る。
【0035】VCC242は、各送信側SINF22か
ら入力されるセルのVCI/VPIを出力側の方路用の
VPI/VCIに変換すると同時に、そのセルにスイッ
チング部50内でのパス(Path) を示すタグ(TAG)
を付ける。尚、この時該タグ(TAG)内の上記M/S
ビットの値は変更しない。すなわち、MUX部240に
おいて該M/Sビットは透過である。
【0036】MUX244は、上記各VCC242から
入力されるセルを多重化して、#0系または#1系のい
ずれかの対応するスイッチング部50に出力する。ま
た、DMUX部250は、対応するスイッチング部50
から入力されるセルをそのタグ(TAG)に従って、対
応するSINF22に分配する。
【0037】次に、図6は、SINF22の受信側回路
の構成を示す図である。ACT SEL(ACT SELe
ctor)130は、#0系及び#1系のMDX部24−
0,24−1内の各DMUX部250から分配されてく
るセルを受け取り、上記M/Sビットがマスタ表示とな
っているセル、すなわち現在、マスタとして動作してい
るスイッチング部50によって交換処理されたセルのみ
を選別してCELL FORMAT部132に出力す
る。
【0038】該CELL FORMAT部132は、入
力されるセルを加入者線30用(Line用)のフォーマッ
トに変換する。SONET FORMAT部134は、
該CELL FORMAT部132から入力されるライ
ン・フォーマット(Line Format)のセルを、SOH(Se
ctionOverhead: セクション・オーバヘッド) とPO
H(Path Overhead :パス・オーバヘッド) が付加され
た前記SONETのフレーム・フォーマット(SONET Fo
rmat) にマッピング(mapping) して、E/O変換器(電
気/光変換器)136に出力する。
【0039】該E/O変換器136は、入力される電気
信号を光信号に変換して加入者線(OC−3c Line)
30に送出する。続いて、図7は、前記図4に示すSI
NF22の受信側回路内のATM CELL同期部11
6によって作成されるセルのフォーマットを示す図であ
る。
【0040】同図において第0ワード目のTAG116
1にはスイッチング部50内での該セルのパス (Path)
を指定するルーティング情報がVCC部242によって
設定される。また、このTAG1161は、該セルがマ
スタ側の系に送られるものであるかまたはスレイブ側の
系に送られるものであるかを表示するマークである不図
示のM/Sビットを含んでいる。このM/Sビットは、
上述したようにACTCTL120によって設定され
る。
【0041】また、第3ワード〜第26ワードまでを占め
る48バイトのPay1oad 1162はユーザ情報または局間
の保守・運用などに用いられるマネジメント情報 (Oper
ation And Mintenance Information) が設定されるフィ
ールドである。
【0042】PT(Payload Type:ペイロード・タイ
プ)1163は、上記Payload 1162に設定されてい
る内容が上記ユーザ情報または上記マネジメント情報の
いずれであるかを示す、3ビットデータである。
【0043】CLP(Cell Loss Priority:セル損失優
先表示)1164は、セル廃棄の優先度を示す、1ビッ
トデータである。VPI(Virtual Path Identifier :
仮想パス識別子)1165は、上述したように個々のV
P(Virtual Path:仮想パス) を識別するための番号で
あり、12ビットである。
【0044】また、VCI(Virtual Channel Identifi
er:仮想チャネル識別子)1166も、上述したように
個々のVC(Virtual Channel :仮想チャネル) を識別
するための番号であり、16ビットである。
【0045】次に、前記図5(a) に示すVCC242が
公知のVCI/VPI変換及びTAG1161の設定を
行うために用いるVCI/VPI変換テーブルの構成を
図8に示す。
【0046】このテーブルは、例えばRAM(Random Ac
cess Memory)によって構成される。VCC242は、入
力セル内の28ビットから成るルーティングビット(VC
I/VPI)を該RAMにアドレス信号として入力さ
せ、該アドレスから28ビットの出力側VCI/VPIと
16ビットのTAGを読み出し、上記VCI/VPI変換
とTAG1161の設定を行う。
【0047】尚、このVPI/VCI変換テーブルの内
容は、例えば不図示のコールプロセッサ(CPR)等に
より書き込まれる。続いて、図は前記ACT CTL
120の回路構成の一例を示す図である。
【0048】同図において、M/S CTL(Master/S
lave Control)1202は、#0系のスイッチング部5
0−0と#1系のスイッチング部50−1から、それぞ
れ#0 M/S信号及び#1 M/S信号を入力する。
この#0 M/S信号及び#1 M/S信号は、それぞ
れスイッチング部50−0,50−1が現在、マスタ
(Master) またはスレイブ(Slave) のいずれの状態で動
作しているのかをACTCTL120に通知する信号で
あり、“1”がマスタ、“0”がスレイブを示す。#0
系のスイッチング部50−0と#1系のスイッチング部
50−1は、それぞれ不図示の制御部から互いに独立に
系の切替えを指示されて、これらの#0M/S信号、#
1 M/S信号を設定・出力する。
【0049】M/S CTL1202は、#0 M/S
信号及び#1 M/S信号に従って、下記の表1に示す
ような動作を行う。
【0050】
【表1】
【0051】すなわち、#0系のスイッチング部50−
0と#1系のスイッチング部50−1は、そのマスタ
(Master) /スレイブ(Slave)状態を互いに独立に制御
されるので、系の切替時においても、#0 M/S信号
と#1 M/S信号は同期して変化しない。このため、
#0 M/S信号と#1 M/S信号は同時に同じ状態
(共に“0”または共に“1”)になりうる。そして、
この状態を経て互いに異なる状態に遷移する。
【0052】M/S CTL1202は、#0 M/S
信号が“0”から“1”かつ#1M/S信号が“1”か
ら“0”に変化した時にマスタが#1系から#0系に切
り替わったことを検出し、この場合、#0 M/S C
TL1204に対しては#0系がマスタである旨を、#
1 M/S CTL1206に対しては#1系がスレイ
ブである旨を信号aにより通知する。また、逆に#0
M/S信号が“1”から“0”かつ#1 M/S信号が
“0”から“1”に変化した時にマスタが#0系から#
1系に切り替わったことを検出し、この場合には#0
M/S CTL1204に対しては#0系がスレイブ
である旨を、#1 M/S CTL1206に対しては
#1系がマスタである旨を信号aにより通知する。
【0053】#0 M/S CTL1204は、上記M
/S CTL1202から入力される信号aに従って、
上記UPC118から入力されるセルのTAG1161
内のM/Sビットを“1”(#0系がマスタであると通
知されたとき)または“0”(#0系がスレイブである
と通知されたとき)に設定して、このセルを#0系のM
UX244に出力する。
【0054】また、#1 M/S CTL1206も、
上記信号aに従って、#1系のMUX244に対し上記
#0 M/S CTL1204と同様の処理を行う。図
10のタイミングチャートに、上記ACT CTL12
0の動作を示す。
【0055】同図において、時刻t1 までは、#0系の
スイッチング部50−0がマスタ、#1系のスイッチン
グ部50−1がスレイブとして動作している。このた
め、この時刻t1 までは、同図(a) 、(b) にそれぞれ示
すように、スイッチング部50−0から出力される#0
M/S信号は“1”に、#1系のスイッチング部50
−1から出力される#0 M/S信号は“0”に設定さ
れてM/S CTL1202に入力される。
【0056】そして、まず、時刻t1 で#1系のスイッ
チング部50−1にスレイブからマスタへの切り替えが
指示され、同図(b) に示すように#1系のスイッチング
部50−1は#1 M/S信号を“0”から“1”に切
り替える。次に、3セル分以上の遅延の後に、時刻t2
で#0系スイッチング部50−0にマスタからスレイブ
への切り替えが指示され、#0系のスイッチング部50
−0は同図(a) に示すように#0 M/S信号を“1”
から“0”に切り替える。M/S CTL1202は、
この時刻t2 での#0 M/S信号の変化によりマスタ
が#0系から#1系へと切り替わる系切替えを検出し、
#0 M/S CTL1204にスレイブ表示を、#1
M/S CTL1206にマスタ表示を指示する信号
を出力する。これを受けて、#0 M/S CTL12
04は、同図(c) に示すように、上記時刻t2 後に最初
に入力されるセルからそのM/Sビットをスレイブ(Sl
ave)表示に切り替えて、#0 MUX244に出力す
る。また、#1 M/S CTL1206は、同図(d)
に示すように、上記時刻t2 後に最初に入力されるセル
からそのM/Sビットをマスタ(Master) 表示に切り替
えて#1 MUX244に出力する。したがって、この
場合、実質的な系切替えは同図(c) に示す時刻t3 に行
われる。
【0057】次に、図11は前記ACT SEL130
の回路構成の一例を示す図である。同図において、バッ
ファ(Buffer)1302、バッファ制御回路1304、
及びP−MEM(Path Memory :パスメモリ)1306
から成る無瞬断切替用伝送遅延差吸収回路1310(以
後、伝送遅延差吸収回路1310と簡略して記述する)
は、#0系と#1系の両系に対応して二重化されてい
る。
【0058】バッファ1302は、#0系と#1系との
間でのセルの伝送遅延差を一時的に吸収するための出力
バッファである。このバッファ容量は、例えば、両系の
間での伝送遅延差等を考慮して設定される。
【0059】P−MEM1306は、図12に示すよう
にアドレスが個々の呼に設定されるパスのVCI/VP
Iに対応しており、各アドレスにはAビットとBビット
の2ビットから成るデータが格納される。
【0060】Aビットは、現在、加入者が通信に使用し
ているパス(Path) のVCI/VPIを表示するビット
であり、使用中であれば“1”が設定される。Bビット
は後述詳しく説明するように、系切替え時の制御に使用
されるビットであり、系切替検出時に“0”にリセット
される。また、上記Aビットは、不図示の前記コールプ
ロセッサがソフトウェア処理によりVCコネクションに
パスを設定する際に“1”に設定され、上記VCコネク
ションの解放の際に“0”にリセットされる。すなわ
ち、コールプロセッサは、VCコネクションにパスを設
定する際、そのパスに割り付けたVCI/VPIをアド
レスとするデータのAビットに“1”を設定する。ま
た、VCコネクションの解放時には同様のアドレッシン
グ(Addressing)により、該当するAビットを“0”に
リセットする。
【0061】バッファ制御回路1304は、上記バッフ
ァ1302に書き込まれているマスタ表示のセルを読み
出してセレクタ1320に出力する制御を行う。セレク
タ1320は、不図示の制御回路から加わる選択信号に
従って、#0系伝送遅延吸収回路1310−0内のバッ
ファ1302−0または#1系伝送遅延吸収回路131
0−1内のバッファ1302−1から読み出されるマス
タ表示のセルをSINF22内のCell Forma
t部1321へ選択出力する。
【0062】次に、上記構成の実施例の本発明に係る要
部の動作を説明する。まず、加入者が発呼を行った場合
の動作を説明する。加入者からの発呼は、シグナリング
(Signaling)を用いて行われる。ATM交換機では、こ
のシグナリングを受信すると、不図示のコールプロセッ
サにより加入者が通信に使用するVCI/VPIを割り
付ける。また、この時、コールプロセッサは、この加入
者に割り付けたVCI/VPIに対応するパス(出力側
VCI/VPI及びTAG)を図8に示すVCI/VP
I変換テーブルに設定する。また、さらに、コールプロ
セッサは、前記ACT SEL130内のP−MEM1
306のこの設定したパスのVCI/VPIによりアド
レッシングされるAビットに“1”を設定する。コール
プロセッサは、以上のような動作をソフトウェア処理に
より両系に対して行う。
【0063】このようにして、加入者からのシグナリン
グ(Signaling)による発呼に応じて、両系のMDX部2
4−0,24−1のMUX部のVCC242のVCI/
VPI変換テーブルには、該加入者の通信に使用される
パス(Path) が同じように設定されると共に、ACT
SEL130内の#0系用のP−MEM1306−0と
#1系用のP−MEM1306−1には上記設定された
パスのVCI/VPIに対応するAビットに“1”が設
定される。この結果、両系のP−MEM1306−0,
1306−1のAビットは同一の内容となる。
【0064】続いて、運用中において系の切替えを行う
際の動作を説明する。この系の切替えにおいて、まず不
図示の制御部から、それぞれ#0系のスイッチング部5
0−0と#1系のスイッチング部50−1に系切替えを
指示する信号が出力される。#0系のスイッチング部5
0−0は、上記系切替え指示信号が入力されると、自己
がマスタ(Master) またはスレイブ(Slave) のいずれか
に切り替わるかを認識し、この系切替え後の自己の動作
モード(マスタまたはスレイブ)を示すACT信号であ
る#0 M/S信号を各SINF22内のACT CT
L120へ出力する。また、#1系のスイッチング部5
0−1も、同様にして系切替え後の自己の動作モードを
認識し、該系切替え後の自己の動作モードを示す#1
M/S信号を各SINF22内のACT CTL120
へ出力する。
【0065】上述したように、#0系のスイッチング部
50−0と#1系のスイッチング部50−1は独立に制
御されるため、図10に示すように、上記#0 M/S
信号と#1 M/S信号は必ずしも同時には変化しな
い。ACT CTL120は、前記表1に示すように、
#0 M/S信号と#1 M/S信号が共に変化するの
を検出してから系切替えを検出する。そして、該検出
後、スレイブからマスタに切り替わった系のMDX部2
4に対して出力するセルのTAG1161内のM/Sビ
ット(図7参照)には“1”(マスタ表示)を、マスタ
からスレイブに切り替わった系のMDX部24に対して
出力するセルのTAG1161内のM/Sビットには
“0”(スレイブ表示)をセットする。
【0066】#0系のMDX部24−0のMUX部と#
1系のMDX部24−1のVCC244は、図8に示す
VCI/VPI変換テーブルを用いて、入力されるセル
のVCI/VPIを出力側のVCI/VPIに変換する
と同時に、スイッチング部50−0,50−1内でのパ
ス(Path) をTAG1161に設定する。このとき、該
TAG1161内のM/Sビットは変更しない。各系の
MDX部24−0,24−1は、入力されるセルに対し
てこのような処理を行った後、該セルをそれぞれに対応
するスイッチング部50−0,50−1に出力する。
【0067】#0系のスイッチング部50−0及び#1
系のスイッチング部50−1は、入力されるセルをその
TAG1161に設定されたルーティング情報に従って
交換処理し、加入者線インタフェース部20内のそれぞ
れに対応するMDX部24−0及びMDX部24−1に
出力する。
【0068】#0系のMDX部24−0及び#1系のM
DX部24−1のDMUX250は、入力されるセルを
そのTAG1161に従って該当するSINF22に分
配する。
【0069】両系においてMDX部24とスイッチング
部50は非同期で動作しているため、SINF22は、
#0系のDMUX250と#1系のDMUX250か
ら、同一のセル(但し、M/Sビットは異なる)を非同
期で入力する。したがって、同一のセルは、図11に示
すACT SEL130の#0系伝送遅延差吸収回路1
30−0と#1系伝送遅延差吸収回路130−1には通
常、時間差を持って入力される。このため、系切替え時
に単純にセレクタ1320を切り替えるとセルの重複や
欠落が発生する。
【0070】本実施例では、#0系のP−MEM130
6−0と#1系のP−MEM1306−1を用いて、系
切替え、すなわちセレクタ1320の選択出力の切り換
えタイミングを制御する。
【0071】まず、系の切替えを検出すると、両系の伝
送差吸収回路1310−0,1310−1ではP−ME
M1306−0及びP−MEM1306−1の全てのB
ビットを“0”にリセットする。上述したように、#0
系のP−MEM1306−0と#1系のP−MEM13
06−1のAビットには、現在、加入者により使用され
ているパス(Path) のVCI/VPI情報が設定されて
いる。すなわち、現在、使用中のVCI/VPIに対応
するAビットには“1”が設定されている。
【0072】ここで、#0系がマスタ(Master) 、#1
系がスレイブ(Slave)として動作している場合を取り上
げて、系が切り替わる場合の動作を説明する。該系切替
えを検出すると、ACT SEL130では、以下のよ
うな動作を行う。まず、マスタからスレイブに切り替わ
った#0系のDMUX250から入力されるセルについ
ては、そのM/Sビットがスレイブ(Slave)表示のセル
を検出する。また、スレイブからマスタに切り替わった
#1系のDMUX250から入力されるセルについては
そのM/Sビットがマスタ(Mster)表示のセルを検出す
る。そして、#0系及び#1系において、この検出した
セルのVCI/VPIに対応するP−MEM1306−
0及びP−MEM1306−1のBビットを“0”から
“1”に書き換える。また、#0系のバッファ1302
−0及び#1系のバッファ1302−1にはマスタ表示
のセルのみを書き込む。
【0073】この間、マスタからスレイブに切り替わる
系(#0系)では、バッファ制御回路1304−0はバ
ッファ1302−0からマスタ表示のセルを読み出して
セレクタ1320に出力する動作を継続する。一方、ス
レイブからマスタに切り替わる系(#1系)では、バッ
ファ1302−1にマスタ表示のセルを書き込み・保持
するのみで、バッファ1302−1からの読み出しは行
わない。
【0074】また、上記動作と並行して#0系及び#1
系の伝送遅延差吸収回路1310−0及び1310−1
では、以下のような動作を行う。すなわち、#0系のP
−MEM1306−0及び#1系のP−MEM1306
−1において、全てのVCI/VPIについてAビット
とBビットの排他的論理和を計算する。そして、これら
の排他的論理和の全ての演算結果について論理和を計算
する。そして、この論理和の演算結果が#0系のP−M
EM1306−0と#1系のP−MEM1306−1の
両方で“0”となったとき、セレクタ1320を切り換
え、スレイブからマスタに切り替わる#1系のバッファ
1302からマスタ表示のセルの読み出しを開始する。
【0075】これらの一連の動作が意味するところは、
以下のようなものである。上述したように、#0系のP
−MEM1306−0及び#1系のP−MEM1306
−1において、各アドレスはパスに割り付けられるVC
I/VPIに対応しており、現在、使用中のパスのVC
I/VPIに対応するAビットは“1”に設定されてい
る。図10に示す時刻t2 のように#0系及び#1系の
スイッチング部50−0、50−1からの#0 M/S
信号及び#1 M/S信号により系切替えを検出する
と、全てのVCI/VPIのBビットを全て“0”にリ
セットするので、パス(Path) が設定されているVCI
/VPIのAビットとBビットの排他的論理和は“1”
となる。一方、パスが設定されていないVCI/VPI
のAビットは“0”となっているので、そのVCI/V
PIのAビットとBビットの排他的論理和は“0”であ
る。
【0076】上述のようにして全てのVCI/VPIの
Bビットをリセットした後、マスタからスレイブに切り
替わる系(#0系)ではスレイブ表示のセルを検出し、
その検出セルのVCI/VPIに対応するBビットを
“0”から“1”に書き換える。また、スレイブからマ
スタに切り替わる系(#1系)ではマスタ表示のセルを
検出し、その検出セルのVCI/VPIに対応するBビ
ットを“0”から“1”に書き換える。したがって、マ
スタからスレイブに切り替わる系(#0系)で全てのV
CI/VPIのAビットとBビットの排他的論理和が
“0”となるのは、現在、使用中の全てのパス(Path)
において入力セルが全てマスタ表示からスレイブ表示に
切り替わったときである。図10に示すように、ACT
CTL120では系切替えを検出するとマスタからス
レイブに切り替わる系(#0系)に送信するセルを、直
ちにスレイブ表示に切り替えるのでこの時点でバッファ
1302に格納された全てのマスタ表示の入力セルはセ
レクタ1320を介してCell Format部13
2へ出力されている。
【0077】一方、マスタからスレイブに切り替わる系
(#1系)においては、上記と同様な考えにより現在、
使用中の全てのパス(Path) において入力セルが全てス
レイブ表示からマスタ表示に切り替わったとき、全ての
VCI/VPIのAビットとBビットの排他的論理和が
“0”となる。したがって、この時点で#1系のバッフ
ァ1302−1には#0系のバッファ1302−0には
格納されなかった系切替え検出以降のマスタ表示のセル
が全てのパスについて格納されている。すなわち、例え
ば図10に示す時刻t3 以降のマスタ表示のセルはスレ
イブからマスタに切り替わる系(#1系)のバッファ1
302−1に格納され、それ以前のマスタ表示のセルは
マスタからスレイブに切り替わる系(#0系)のバッフ
ァ1302−0に格納される。したがって、マスタ表示
のセルは#0系のバッファ1302−0から#1系のバ
ッファ1302−1へと連続して格納される。このた
め、同一のセルが両系のバッファ1302に重複して格
納されることはない。また、セルが欠落することもな
い。
【0078】そして、マスタからスレイブに切り替わる
系(#1系)とスレイブからマスタに切り替わる系(#
0系)において、P−MEM1306(1306−0,
1306−1)の全てのVCI/VPIのAビットとB
ビットの排他的論理和が“0”となるのは、現在、使用
中の全てのパスにおいて系切替えが完了したときであ
る。すなわち、このとき、マスタからスレイブに切り替
わる系(#0系)の伝送遅延差吸収回路1310−0に
おいては、現在使用中の全てのパスにおいて入力セルが
マスタ表示からスレイブ表示となる。また、スレイブか
らマスタに切り替わる系(#1系)の伝送遅延差吸収回
路1310−1においては現在使用中の全てのパスにお
いて入力セルがスレイブ表示からマスタ表示となる。し
たがって、このときバッファ1302からのセルの読み
出しを、系切替え前にマスタであった系(#1系)のバ
ッファ1302−0から新たにマスタとなる系(#1
系)のバッファ1302−1に切り替えることにより、
現在使用中の全てのパスについてセルの重複・欠落を生
ずることなく系切替えができる。
【0079】#0系をスレイブからマスタに、#1系を
マスタからスレイブに切り替える際にも、同様にして、
現在使用中の全てのパスについてセルの重複・欠落を生
ずることなく系切替えができる。
【0080】ここで、上記の動作を具体例を取り上げて
説明する。図13は、a,bの2つのパスが設定されて
いるときに、系切替えが発生したときの動作を説明する
図であり、#0系のスイッチング部50−0がマスタか
らスレイブへ、#1系のスイッチング部50−1がスレ
イブからマスタへ切り替わる場合の例である。
【0081】同図(a)は#0系のDMUX250から
#0系の伝送遅延差吸収回路1310−0に入力される
セルのタイミングチャート、同図(b)は#1系のDM
UX250から#1系の伝送遅延差吸収回路1310−
1に入力されるセルのタイミングチャートである。同図
(a),(b)においてマスタ表示のセルについては斜
線を施している。またセルa,bに付けられた添字i
(i=0,1,2)は、各パスa,bにおけるセルの順
番を示す番号である。すなわち、パスaにおいては
1 ,a2 ,a3 ・・・、パスbにおいてはb0
1 ,b2 ・・・の順に送られてくる。
【0082】また、同図(c)は#0系ののバッファ
(Buffer) 1306−0及び#1系のバッファ(Buffe
r) 1306−1の格納状態を示す。さらに、同図
(d),(e)は、それぞれ#0系のP−MEM130
6−0及び#1系のP−MEM1306−1のパスa,
bに対応するAビット及びBビットの状態を示す。パス
a,b以外の全てのAビットは“0”となっているの
で、ここでは省略している。同図(f),(g)は、そ
れぞれ#0系のバッファ1302−0及び#1系のバッ
ファ1302−1の動作状態を示すタイミングチャート
である。そして、最後に同図(h)はセレクタ(SE
L)1320から出力ハイウェイ(出力Highway)上に出
力されるセルを示すタイミングチャートである。 まず、不図示の制御部からの系切替え指示により、
両系のP−MEM1306−0,1306−1の全ての
Bビットは同図(d),(e)に示すように“0”にリ
セットされる。また、同図(g)に示すように、新たに
マスタとなる#1系のバッファ1302−1は、出力を
中止し出力保存状態となる。一方、同図(f)に示すよ
うに、スレイブに切り替えられる#0系のバッファ13
02−0は、出力状態を継続する。 上記の動作が終了した後に、送信側SINF22
のACT CTL120から送信されてくるM/Sビッ
トが上記系切替え指示に従って変更されたセルが、同図
(a),(b)に示すタイミングチャートで#0系及び
#1系の伝送遅延差吸収回路1310−0,1310−
1に入力される。上述したように、#0系のスイッチン
グ部50−0と#1系のスイッチング部50−1は互い
に非同期で動作しているため、同一パスであっても送信
側SINF22から受信側SINF22へのセルの到達
時間が両系で異なる。また、受信側SINF22は複数
の送信側SINF22からセルを受信する。このため、
同図(a),(b)に示すように、#0系の伝送遅延差
吸収回路1310−1と#1系の伝送遅延差吸収回路1
310−1が受信するセルの順番は互いに異なりうる。
同図(a),(b)の例では、セルa1 とセルb0 の受
信順序が異なっている。 時間T1 では、マスタ表示のセルa0 が#0系側に
入力され(同図(a)参照)、このセルa0 は#0系の
バッファ1302−0に書き込まれる(同図(c)参
照)。
【0083】一方、同じ時間T1 でスレイブ表示のセル
0 が#1系側に入力されるが、このセルa0 はスレイ
ブ表示のため#1系のバッファ1302−1には書き込
まれない。 次の時間T2 では両系において有効セル
が無いため(同図(a),(b)参照)、両系のバッフ
ァ1302−0、1302−1にはセルは書き込まれな
い。そして、#0系において、上記の処理でバッファ
1302−0に書き込まれたマスタ表示のセルa0 がバ
ッファ制御回路1304−0により読み出され、セレク
タ1302を介して出力ハイウェイに出力される(同図
(h)参照)。 続く時間T3 では、#0系にセルa
1 が、#1 系にセルb0 が入力されるが(同図(a),
(b)参照)、共にスレイブ表示のため、#0系及び#
1系のバッファ1302−0、1302−1にそれらの
セルa1 、b0 は書き込まれない。また、このとき、#
0系伝送遅延差吸収回路1310−0ではセルa 1 がス
レイブ表示であることを検出し、P−MEM1306−
0のパスaに対応するBビットを“1”にセットする
(同図(d)参照)。 次の間T4 では、#0系と
#1系では、それぞれマスタ表示のセルb0 ,a1 が入
力される。#0系と#1系では、共にマスタ表示のセル
が入力されため、これらの入力セルb0,1 を、それ
ぞれ、バッファ1302−0、1302−1に書き込む
(同図(c)参照)。このとき、#1系伝送遅延差吸収
回路1310−1ではセルa1 がマスタ表示であること
を検出し、P−MEM1306のパスaに対応するBビ
ットを“1”にセットする(同図(e)参照)。 続
く時間T5 では、#0系にスレイブ表示のセルb1 が、
#1系にマスタ表示のセルb1 が入力される(同図
(a),(b)参照)。これにより、マスタ表示のセル
1 のみが#1系のバッファ1302−1に書き込まれ
る(同図(c)参照)。また、上記で#0系のバッフ
ァ1302−0に書き込まれていたセルb0 がバッファ
制御回路1304−0より読み出され、セレクタ132
0を介して出力ハイウェイに出力される(同図(h)参
照)。さらに、#0系及び#1系の伝送遅延差吸収回路
1310−0、1310−1は、それぞれ、入力セルb
1がスレイブ表示、マスタ表示になっていることを検出
し、PーMEM1306−0,1306−1のパスbに
対応するBビットを“1”にセットする(同図(d),
(e)参照)。 上記の処理により、#0系のP−
MEM1306−0と#1系のP−MEM1306−1
において、現在、設定されているパスa,bのAビット
とBビットの排他的論理和が共に“0”になる。これに
より、#1系の伝送遅延差吸収回路1310ー1のバッ
ファ制御回路1304−1は次の時間T6 の最初で、#
1系のバッファ1302−1の出力保持状態を解除し、
バッファ1302−1を出力状態にさせる(同図(g)
参照)。また、ACT SEL130内の不図示の制御
回路は、セレクタ1320が#1系のバッファ1302
−1から入力されるセルを出力ハイウェイに選択出力す
るように、セレクタ1320を切り換える。すなわち、
上記時間T5 で#0系及び#1系の伝送遅延差吸収回路
1310ー0、1310−1に入力されるパスaとパス
bの入力セルのM/Sビット(マーク表示)は、系切替
にに対応したマーク表示に切り替えられた。したがっ
て、次の時間T6 以降においては、マスタ表示のセルは
パスaとパスbの両パスで、新たにマスタとなる#1系
の伝送遅延差吸収回路1310−1にのみ入力されるこ
とになる。上記パスaとパスbの排他的論理和が共に
“0”になったことは、このことを意味している。
時間T6 以降では、#1系のバッファ1302−1から
読み出されるセルがセレクタ1320を介して出力ハイ
ウェイに出力される。これにより、時間T6でセルa1
が時間T7 でセルb1 が出力ハイウェイに出力される
(同図(h)参照)。そして、時間T6 以降において#
1系のバッファ1302−1には、入力されてくるマス
タ表示のセルが順次、格納される(同図(c)参照)。
一方、上記時間T6 以降において#0系の伝送遅延差吸
収回路1310ー1にはスレイブ表示のセルのみが入力
されるので、バッファ1302−2は時間T6 以降、空
きになる(同図(c)参照)。このようにして、時間T
6 以降、#1系の伝送遅延差吸収回路1310−1での
み出力ハイウェイに対するセルの送出が行われる。すな
わち、時間T6 において、マスタとなる系が#0系から
#1系へ切り替えられる。
【0084】ところで、上記方式においては、系切替え
に要する時間が受信側ACT SEL130のP−ME
M1306に設定されているパス(Path)の中で最も遅
いパス(系切替え検出後に入力されるセルが最も遅いパ
ス)によって決定される。また、系切替え検出後に、設
定されている全てのパスについてセルが送られてきた時
点で、系切替えを行うので、予めVCの対地を決めてお
くPVC(PermamentVirtual Channel )サービスにお
いては、データ(セル)が転送されていないパスがある
場合に系切替えができない。
【0085】このような場合に対処するためには、AC
T SEL130において図11に示すバッファ130
2を各系に複数設ければよい。すなわち、極論すれば、
VCI/VPI単位でバッファ1302を設ける。しか
しながら、このようにすると、ハードウェアの回路規模
が増大するため、例えば、高速のパス(Path) 用、低速
のパス(Path) 用、及びPVC用にそれぞれ個別のバッ
ファ1302を設けるような構成とする。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
非同期で動作する二重化されたスイッチング部と二重化
されていない装置との間でセルの伝送が行われるATM
交換機において、該二重化されたスイッチング部の系切
替えを、セルの重複・欠落を生じることなく行うことが
できる。
【0087】尚、上記実施例においては、加入者線30
−加入者線30間でのセルの交換・中継処理について説
明したが、本発明は、これに限定されることなく、加入
者線−中継線間及び中継線−中継線間での交換・中継処
理にも適用可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例のATM交換機のシステム構
成を示すブロック図である。
【図3】図2から本発明の要部に係わる部分を抽出した
図である。
【図4】SINFの送信側回路を示す図である。
【図5】MDXのMUX部とDMUX部の回路構成を示
す図である。
【図6】SINFの受信側回路を示す図である。
【図7】ATM CELL同期部により生成されるセル
のフォーマットを示す図である。
【図8】VCC部の内部に設けられたVCI/VPIの
変換及びTAGの付け替え用のテーブルの構成を示す図
である。
【図9】ACT CTLの回路構成を示す図である。
【図10】ACT CTLの動作を説明するタイミング
チャートである。
【図11】ACT SELの回路構成を示す図である。
【図12】P−MEMの内部構成を示す図である。
【図13】ACT SELの動作を説明する図である。
【符号の説明】
1−0,1−1 スイッチング部 3 セル送信手段 5 セル受信手段
フロントページの続き (72)発明者 村山 雅美 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 奥山 裕蔵 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−130134(JP,A) 国際公開91/8632(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 #0系と#1系に系が二重化された非同
    期転送モード方式の交換機における系の切替方式におい
    て、 #0系用のスイッチング部(1−0)と、 #1系用のスイッチング部(1−1)と、 入回線から入力されるセルに対してマスタ表示または
    レイブ表示を示すマークを付加し、マスタ表示のセルを
    マスタとして動作しているスイッチング部(1−i:i
    =0,1)へ、スレイブ表示のセルをスレイブとして動
    作しているスイッチング部(1−j:j=0,1;j≠
    i)へ送信する、前記各入回線に対応して設けられたセ
    ル送信手段(3)と、 前記#0系用のスイッチング部(1−0)と前記#1系
    用のスイッチング部(1−1)から出回線用のセルを入
    力し、系切替時には該セルに付加された前記マークを基
    に該出回線へ送出するセルを旧マスタの系のスイッチン
    グ部(1−i:i=0,1)から入力されるセルから新
    マスタのスイッチング部(1−j:j=0,1;j≠
    i)から出力されるセルに切り替える、前記各出回線に
    対応して設けられたセル受信手段(5)と、 を有し、 該セル受信手段(5)は、 マスタ表示のセルを格納するバッファと、 系切替時に、前記セル送信手段(3)から送信されてく
    るセルが、現在、設定されている全てのパスについて上
    記系切替えに対応したマーク表示に切り替わったこと
    を、各パス単位で個別に検出しながら検出する検出手段
    と、 を各系に対応して有すると共に、 該各系の検出手段の検出結果に応じて、前記マスタ表示
    のセルを読み出すバッファを、新たにスレイブとなる系
    のバッファから新たにマスタとなる系のバッファに切り
    替える切り替え手段を、 有することを特徴とする系の切替え方式。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、 仮想チャネル識別子と仮想パス識別子で特定される全て
    の論理チャネルについ て、現在、パスが設定されている
    か否かを記憶する記憶手段を有し、 系切替時には、該記憶手段に記憶されている情報を基
    に、現在、設定されている全てのパスについて入力セル
    のマーク表示の切替えを検出する、 ことを特徴とする請求項1記載の系の切替え方式。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、前記パス設定情報記憶
    領域に加え、前記入力セルのマーク表示切替え検出用に
    用いられる作業領域を、前記パス設定情報領域に対応し
    て有する、 ことを特徴とする請求項2記載の系の切替え方式。
  4. 【請求項4】 前記#0系及び#1系のスイッチング部
    (1−0)、(1−1)は、前記各セル受信手段(5)
    に対して自己の現在の動作モードを通知する信号を出力
    し、 該各セル受信手段(5)は、該通知信号の入力レベルの
    変化を検出して系の切替えを検出する、 ことを特徴とする請求項1、2または3記載の系の切替
    え方式。
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