JP3599392B2 - 交換機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、広帯域ISDNにおける高速パケット(セル)の交換処理を行う交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】
広帯域ISDNは、音声、データ、動画像などの多種多様なマルチメディアを提供することができる。また、ATM交換機は、非同期転送モードにより情報をセル単位で転送し、低速から高速まで幅広い通信に適用できる。従って、広帯域ISDN網ではATM交換機に光ファイバからなる回線が接続される。
【0003】
この広帯域ISDNにおいて、加入者が使用すべき帯域は数Mbps程度であり、加入者が少ない場合には、ATM交換機は例えば、150Mbps回線を50〜100回線だけ収容すれば足りる。また、加入者が少ない場合には、図20に示すようにATM交換機10の前に設けた伝送系57で多重化処理を行うことにより回線を有効に利用している。
【0004】
さらに、伝送系57で多重化した場合、広帯域ISDNに障害が発生した際には損害が大きい。このため、図21に示すように伝送系57、加入者回線対応部3、スイッチ4、中継回線対応部30を現用系と予備系の二重化構成とし、障害が発生した場合には現用系から予備系に切り替えていた。
【0005】
前記加入者回線対応部3は加入者端末1から同期ディジタルハイアラーキ(SDH)で送られてくる信号をATMフォーマットに変換してスイッチ4に送信するインターフェイスである。スイッチ4は生成されたATMフォーマットに従ったセルを何れかの中継線に送出すべく内部の信号経路を切り替える。
【0006】
ここで、図22に示す加入者回線対応部において、光/電気(OE/EO)変換部11では、光ケーブルからなる加入者回線53からの光信号を電気信号に変換し、あるいはこれとは逆に電気信号を光信号に変換する。同期ディジタルハイアラーキ(SDH)終端部12では、加入者端末1から伝送系57を介して送られてくるSDHフォーマットを終端する。SDHフォーマットとは前記伝送系57による多重化に際し、信号を効率よくかつ柔軟に伝送できるように伝送路の太さ(つまり、チャネル容量)を階層(数段階)に分け、すなわち、物理レイア(階層)に分けたフォーマットである。図23にSDHフォーマットを示す。SDHフレームは縦が9列からなり、横が9オクテッドの制御情報としてのセクションオーバヘッド(SOH)と、261オクテッドの仮想コンテナ(VC−4)とから構成される。このフレーム構造によりSDHの基本ビットレートが155.52Mビット/sに統一されている。
【0007】
図24にSDHフレームへのセルマッピングを示す。図中、SDHフレームには前記仮想コンテナに付加された制御情報としてのパスオーバヘッド(POH)を含む。SDHフレームはヘッダ及びユーザ情報からなるATMセルにマッピングされる。
【0008】
セル同期部13では、伝送路ドット誤りがATMセルヘッダの誤りとなったことによるセル損失を低減するためにセルヘッダに書き込まれたヘッダ誤り制御情報に基いてセルの誤り制御を行いセルの同期検出を行う。使用量パラメータコントロール(UPC)部14では、トラヒック量を監視することによりユーザが使用すべき帯域を管理する。
【0009】
課金部15では、セルをカウントし、その情報を課金情報としてプロセッサに通知する。オペレーションアンドメンテテンス(OAM)部16では、OAMセル(警報セル)を管理する。モニタリングセル(MC)部17では、MCセルを用いてセル誤り特性、セル損失特性、セル遅延特性等を測定することによりセルの品質を監視する。
【0010】
VPI/VCI変換テーブル180は入力されてくる仮想チャネル識別子(VCI;Virtual Channel Identifier)及び仮想パス識別子(VPI;Virtual Path Channel Identifier)と出力先の仮想チャネル識別子及び仮想パス識別子とを対応付けて格納する。VPI/VCI(ヘッダ)変換部18では、前記セルヘッダに書き込まれた仮想チャネル識別子と仮想パス識別子とを読み出してVPI/VCI変換テーブル180を参照することにより仮想パス識別子を出力先の仮想パス識別子に変換し、仮想チャネル識別子を出力先の仮想チャネル識別子に変換する。
【0011】
この出力先の仮想チャネル識別子と出力先の仮想パス識別子とにより出力先の経路がセル毎に決定される。マイクロプロセッサ19では、UPC部14、課金部15、OAM部16、MC部17、VPI/VCI変換部18の制御を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した高度な機能を実現するために回線対応部には多くのLSIが搭載されていた。また、広帯域ISDNへの加入者が増加してくると、回線対応部も増加する。このため、回線対応部が大型化してしまう。さらに、加入者回線が多重化された場合であって二重化構成されていない場合には、ある回線対応部に故障が発生すると、その回線対応部に対応する回線を閉塞する。このため、多重化された全ての加入者が回線を使用できなくなるという問題もあった。
【0013】
本発明の目的は、このような点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、回線対応部の小型化を図る交換機を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために下記の構成とした。図1は交換機の第1の発明の原理図である。
<第1の発明>
本発明にかかる交換機は、データとセルヘッダとからなる固定長のセルの交換処理を行う交換機であって、回線を収容するとともに回線からの情報をセル単位に処理する回線対応部10を備え、前記回線対応部10は、前記セルに対して基本的な処理を行う基本処理部5と、前記基本処理部5から分離されるとともに前記基本処理部5に対して着脱自在に装着されかつ前記セルに対して付加的な処理を行う付加処理部7とを備えていることである(請求項1に対応)。
(基本処理部)
前記基本処理部5は前記セルに対して基本的な処理を行うもので、例えば、セルの誤り制御を行いセルの同期検出を行ったり、管理セルを用いてセルの誤り特性、セル損失特性、セル遅延特性などを測定する。
(付加処理部)
付加処理部7は前記基本処理部5から分離されるとともに前記基本処理部5に対して着脱自在に装着されかつ前記セルに対して付加的な処理を行うもので、例えば、課金処理などを行う。
【0015】
図1に示す発明は以下の付加的構成要素を備える場合でも成立する。その付加的構成要素とは、前記付加処理部7が、前記セルに対して複数の付加的な処理を行う複数の処理ブロックを備え、各処理ブロックは個別に前記基本処理部5に対して着脱自在に装着されることである(請求項に対応)。
【0016】
他の付加的構成要素とは、前記基本処理部5は、さらに、前記付加処理部7内の1つ以上の処理ブロックが装着されたときにはその装着された処理ブロックを選択する選択部6を備え、セルに対して付加的な処理を行うことである(請求項に対応)。
【0017】
他の付加的構成要素とは、前記付加処理部7が、前記複数の処理ブロックとして、セルの流量を監視することにより加入者端末の加入者が使用すべき帯域を管理するUPC(帯域管理部)14と、前記セルの数を計数することにより課金情報を収集する課金部15と、前記セルに含まれるセルヘッダに書き込まれた仮想チャネル識別子を出力先の仮想チャネル識別子に変換するVCI変換部18bとを備えたことである(請求項に対応)。
【0018】
他の付加的構成要素とは、前記基本処理部5が、回線を通して送られてくる情報の伝送フォーマットを終端する終端部12と、前記終端部12に接続されセルに含まれるセルヘッダに書き込まれたヘッダ誤り制御情報に基いてセルの誤り制御を行いセルの同期検出を行うセル同期部13と、前記セル同期部13に接続され警報転送セルを管理する警報転送セル管理(OAM)部16と、前記警報転送セル管理部16に接続されるとともに管理セルを用いてセルの誤り特性、セル損失特性、セル遅延特性の少なくとも1つを測定する管理セル(MC)部17と、前記管理セル部17に接続され前記セルに含まれるセルヘッダに書き込まれた仮想パス識別子を出力先の仮想パス識別子に変換する仮想パス識別子(VPI)変換部18aとを備えたことである(請求項に対応)。
【0019】
他の付加的構成要素とは、付加的な処理を実行するために必要な情報を記憶するとともに前記基本処理部とは分離されて着脱自在に装着される記憶部170を備えることである(請求項に対応)。
【0020】
他の付加的構成要素とは、前記基本処理部は、前記セルに対して実時間で処理を実行する第1の処理部と、前記セルに対して時間ずれを許容して処理を実行する第2の処理部とを備え、前記第2の処理部は、前記セルに含まれるヘッダ情報と警報転送セル情報とを抽出するセル抽出部と、セル抽出部で抽出されたヘッダ情報と警報転送セル情報に基づき複数の処理を行うセル処理部と、セル処理部の処理結果に基づき前記セル抽出部から送られてくるセルを制御するとともに警報転送セル情報を挿入するセル挿入部とを備えることである(請求項に対応)。
【0021】
他の付加的構成要素とは、前記記憶部170は、前記セルに対して複数の付加的な処理を行うために必要な情報を記憶する複数の記憶ブロックを備え、各記憶ブロックは個別に前記基本処理部に対して着脱自在に装着されることである(請求項に対応)。
【0022】
他の付加的構成要素とは、前記セル処理部は、さらに、前記セル抽出部で抽出されたヘッダ情報と警報転送セル情報とに基づき、1つ以上の記憶ブロックが装着されたときにはその装着された記憶ブロックを選択して選択された記憶ブロックの情報を用いて付加的な処理を行うヘッダ処理部を備えることである(請求項に対応)。
【0023】
他の付加的構成要素とは、前記セル処理部は、ヘッダ情報に基づきセル数が所定量を越える場合にはセルの廃棄指示を行うことにより加入者の使用帯域を管理する帯域管理部と、前記ヘッダ情報内の仮想パス識別子及び仮想チャネル識別子を出力先の仮想パス識別子及び仮想チャネル識別子に変換するヘッダ変換部と、前記セルの数を計数することにより課金情報を収集する課金部と、前記警報転送セル情報を管理する警報転送セル管理部とを備える(請求項に対応)。
<第2の発明>図2に交換機の第2の発明の原理図を示す。この発明はデータとセルヘッダとからなる固定長のセルの交換処理を行う交換機であって、複数の回線を収容するとともに各回線からの情報をセル単位に処理する回線対応部10を備え、前記回線対応部10は、前記収容される複数の回線の各々に個別に接続されるとともに個別にセル処理を行う個別部31と、前記各個別部31に接続されるとともに各個別部31で処理されたセルを一括して処理する共通部32とを備える。前記共通部32は、前記セルに対して基本的な処理を行う基本処理部5と、前記基本処理部5から分離されるとともに前記基本処理部5に対して着脱自在に装着されかつ前記セルに対して付加的な処理を行う付加処理部7とを備えていることである(請求項に対応)。
【0024】
また、図2に示す発明は以下の付加的構成要素を備える場合でも成立する。その付加的構成要素とは、前記付加処理部7は、前記セルに対して複数の付加的な処理を行う複数の処理ブロックを備え、各処理ブロックは個別に前記基本処理部に対して着脱自在に装着されることである(請求項に対応)。
【0025】
他の付加的構成要素とは、前記基本処理部5が、さらに、前記付加処理部7内の1つ以上の処理ブロックが装着されたときにはその装着された処理ブロックを選択する選択部6を備え、セルに対して付加的な処理を行うことである(請求項10に対応)。
【0026】
他の付加的構成要素とは、前記付加処理部7は、前記複数の処理ブロックとして、セルの流量を監視することにより加入者端末の加入者が使用すべき帯域を管理するUPC部14と、前記セルの数を計数することにより課金情報を収集する課金部15と、前記セルに含まれるセルヘッダに書き込まれた仮想チャネル識別子を出力先の仮想チャネル識別子に変換するVCI変換部18bとを備えたことである(請求項11に対応)。
【0027】
他の付加的構成要素とは、前記共通部32内の基本処理部5は、警報転送セルを管理するOAM部16と、OAM部16に接続されるとともに管理セルを用いてセルの誤り特性、セル損失特性、セル遅延特性の少なくとも1つを測定するMC部17と、前記セルに含まれるセルヘッダに書き込まれた仮想パス識別子を出力先の仮想パス識別子に変換するVPI変換部18aとを備えたことである(請求項12に対応)。
【0028】
他の付加的構成要素とは、前記各個別部31は、前記回線を通して送られてくる情報の伝送フォーマットを終端する終端部12と、前記終端部12に接続されセルに含まれるセルヘッダに書き込まれたヘッダ誤り制御情報に基いてセルの誤り制御を行いセルの同期検出を行うセル同期部13とを備えたことである(請求項13に対応)。
【0029】
他の付加的構成要素とは、付加的な処理を実行するために必要な情報を記憶するとともに前記基本処理部とは分離されて着脱自在に装着される記憶部170を備えることである(請求項14に対応)。
【0030】
他の付加的構成要素とは、前記基本処理部5は、前記セルに対して実時間で処理を実行する第1の処理部と、前記セルに対して時間ずれを許容して処理を実行する第2の処理部とを備え、前記第2の処理部は、前記セルに含まれるヘッダ情報と警報転送セル情報とを抽出するセル抽出部と、セル抽出部で抽出されたヘッダ情報と警報転送セル情報に基づき複数の処理を行うセル処理部と、セル処理部の処理結果に基づき前記セル抽出部から送られてくるセルを制御するとともに警報転送セル情報を挿入するセル挿入部とを備えることである(請求項15に対応)。
【0032】
他の付加的構成要素とは、前記記憶部170は、前記セルに対して複数の付加的な処理を行うために必要な情報を記憶する複数の記憶ブロックを備え、各記憶ブロックは個別に前記基本処理部に対して着脱自在に装着されることである(請求項16に対応)。
【0033】
前記セル処理部は、さらに、前記セル抽出部で抽出されたヘッダ情報と警報転送セル情報とに基づき、1つ以上の記憶ブロックが装着されたときにはその装着された記憶ブロックを選択して選択された記憶ブロックの情報を用いて付加的な処理を行うヘッダ処理部を備えることである(請求項17に対応)。
【0034】
他の付加的構成要素とは、前記セル処理部は、ヘッダ情報に基づきセル数が所定量を越える場合にはセルの廃棄指示を行うことにより加入者の使用帯域を管理する帯域管理部と、前記ヘッダ情報内の仮想パス識別子及び仮想チャネル識別子を出力先の仮想パス識別子及び仮想チャネル識別子に変換するヘッダ変換部と、前記セルの数を計数することにより課金情報を収集する課金部と、前記警報転送セル情報を管理する警報転送セル管理部とを備える(請求項18に対応)。
【0035】
他の付加的構成要素とは、前記記憶部は、前記帯域管理部における処理に必要な情報を記憶する帯域管理メモリと、前記課金部における処理に必要な課金情報を記憶する課金メモリと、前記ヘッダ変換部における仮想チャネル識別子の変換処理に必要な情報を記憶する仮想チャネルメモリとを備えることである(請求項19に対応)。
【0036】
また、図3に交換機の第3の発明を示す。この発明はデータとセルヘッダとからなる固定長のセルの交換処理を行う交換機であって、複数の回線を収容するとともに各回線からの情報をセル単位に処理する回線対応部10を備え、前記回線対応部10は、前記収容される複数の回線の各々に個別に接続されるとともに個別にセル処理を行う個別部31と、前記各個別部31に接続され各個別部31で処理されたセルを一括して処理するセル処理部166を有する共通部32とを備える。
【0037】
前記各個別部31は、前記セルに含まれるセルヘッダに自己を識別するための識別フラグと自己が前記各個別部毎に前記セルを処理すべきかどうかを示す制御情報とを付加する制御部39を備え、前記セル処理部166は、各個別部内の制御部から送られてくるセル内のセルヘッダに付加された識別フラグと制御情報とに基づき回線毎にセルを処理すべきかを決定する(請求項20に対応)。
【0038】
その付加的構成要素とは、前記制御部39が、各個別部に順次入力される各セルのセルヘッダに付加された仮想パス識別子毎に前記セルを処理すべきかどうかを示す制御情報をセルヘッダに付加する。前記セル処理部166が、各個別部内の制御部39から送られてくるセル内のセルヘッダに付加された制御情報に基づき仮想パス識別子毎にセルを処理すべきかを決定することである(請求項21に対応)。
【0039】
さらに、図4に交換機の第4の発明を示す。この発明はデータとセルヘッダとからなる固定長のセルの交換処理を行う交換機であって、回線を収容するとともに回線からの情報をセル単位に処理する回線対応部10を備える。前記回線対応部10が、セルに含まれるセルヘッダに前記セルを処理すべきかどうかを示す制御情報を付加する制御部39と、前記制御部39から送られてくるセル内のセルヘッダに付加された制御情報とに基づきセルを処理すべきかを決定するセル処理部166とを備えることである(請求項22に対応)。
【0040】
その付加的構成要素とは、前記制御部39が、順次入力される各セルのセルヘッダに付加された仮想パス識別子毎に前記セルを処理すべきかどうかを示す制御情報をセルヘッダに付加し、前記セル処理部166は、前記制御部から送られてくるセル内のセルヘッダに付加された制御情報に基づき仮想パス識別子毎にセルを処理すべきかを決定することである(請求項23に対応)。
【0041】
【作用】
本発明によれば、回線対応部10を個別部、共通部に分離しない場合、前記基本処理部5から分離された付加処理部7を基本処理部5に対して装着した場合には、付加的なセル処理を行うことができ、また、付加処理部7を基本処理部5に対して装着しない場合には、ハード量を削減すると共にセル処理に対するサービスを制限することができる。また、回線対応部10を個別部、共通部に分離した場合には、共通部単位にサービスを制限することができる。
【0042】
また、付加処理部7に設けたいくつかの処理ブロックが基本処理部5に装着されない場合には、かなりのハード量を削減してサービスを制限できる。
さらに、選択部6が装着された処理ブロックを選択するので、その処理ブロックに対応する付加的なセル処理を行うことができる。
【0043】
UPC部14を基本処理部5に装着しない場合には、加入者端末の加入者が使用すべき帯域を管理しないので、全帯域の使用を許可するサービスを提供できる。課金部15を装着しない場合には、セルの数を計数しないので、セルの使用量に関係なく一定料金を課金するサービスを提供できる。VCI変換部18bが装着されない場合には、仮想チャネル識別子を変換しないので、専用線のようにパスの中身を自由に使用できるUVPサービスを提供できる。
【0044】
また、基本処理部5では、VPI変換部18aが仮想パス識別子を出力先の仮想パス識別子に変換する処理などの基本的に処理を行う。
さらに、付加実行部7aを基本処理部5に既に装着し、記憶部170を基本処理部装着することにより記憶された情報を用いて付加的な処理を行うこともできる。
【0045】
また、第2の処理部は、セルに対して時間ずれを許容して処理を実行するが、この第2の処理部には基本処理部の一部と付加実行部7aとが設けられる。そして、第2の処理部では、抽出されたヘッダ情報と警報転送セル情報に基づき基本処理部の一部と付加実行部7aとのセル処理を共通に行うので、基本処理部の一部と付加実行部7aセル処理部とのある部分のみを外部に出すことはできない。このため、記憶部のみを外部に分離して付加的なセル処理を行うことができる。
【0046】
また、いくつかの記憶ブロックが基本処理部5に装着されない場合には、かなりのハード量を削減してサービスを制限することができる。
また、ヘッダ処理部は1つ以上の記憶ブロックが装着されたときにはその装着された記憶ブロックを選択するので、選択された記憶ブロックの情報を用いて付加的な処理を行うことができる。
【0047】
さらに、前記セル処理部では、基本的なセル処理として警報転送セルを管理し、
付加的なセル処理として使用帯域の管理、ヘッダ変換、課金処理を行うことができる。
【0048】
また、帯域管理メモリが基本処理部に装着されないときには、全帯域の使用を許可するサービスを提供できる。課金メモリが装着されないときには、一定課金サービスを提供できる。仮想チャネルメモリが装着されないときには、UVPサービスを提供できる。
【0049】
さらに、セル処理部は、各個別部内の制御部から送られてくるセル内のセルヘッダに付加された識別フラグと制御情報とに基づき回線毎にセルを処理すべきかを決定するので、回線毎にサービスを制限できる。なお、回線対応部を個別部、共通部に分離しない場合には制御情報に基づきその回線のセルサービスを制限できる。
【0050】
さらに、セル処理部は、各個別部内の制御部から送られてくるセル内のセルヘッダに付加された制御情報に基づき仮想パス識別子毎にセルを処理すべきかを決定するので、各回線に入力される仮想パス識別子毎にセルサービスを制限できる。なお、回線対応部を個別部、共通部に分離しない場合には制御情報に基づきその回線の仮想パス識別子毎にセルサービスを制限できる。
【0051】
【実施例】
以下、本発明の交換機の実施例を説明する。
<実施例1>
図5はATM交換機内の回線対応部の実施例1を示す構成ブロック図である。図5に示した回線対応部3Aは加入者端末1とスイッチ4との間に設けられる。前記回線対応部3Aは加入者端末1から同期ディジタルハイアラーキ(SDH)で送られてくる信号をATMフォーマットに変換してスイッチ4に送信するインターフェイスである。スイッチ4は生成されたATMフォーマットに従ったセルを何れかの中継線に送出すべく内部の信号経路を切り替える。
【0052】
回線対応部3Aは、前記セルに対して基本的な処理を行う基本処理部5Aと、前記基本処理部5Aから分離されるとともに前記基本処理部5Aに対して着脱自在に装着されかつ前記セルに対して付加的な処理を行う付加処理部7Aとからなる。
【0053】
前記基本処理部5Aは、光電気変換部11、光電気変換部11に接続されるSDH終端部12、SDH終端部12に接続されるセル同期部13、セル同期部13に接続されるVP−SW用内部識別子変換部183とを備える。
【0054】
前記基本処理部5Aは、VP−SW用内部識別子変換部183に接続されるセレクタ6a、セレクタ6aに接続されるセレクタ6b、セレクタ6bに接続されるセレクタ6c、セレクタ6cに接続されるOAM部16、OAM部16に接続されるMC部17、MC部17に接続されるヘッダ変換部18c、マイクロプロセッサ19とを備える。
【0055】
また、前記付加処理部7Aは3つの基板PB1〜PB3からなる。基板PB1にはVC−SW用内部識別子変換部185が設けられ、基板PB2にはUPC部14が設けられ、基板PB3には課金部15が設けられる。
【0056】
前記基板PB1は端子P1´〜P3´を通して基本処理部5Aの対応する端子P1〜P3に着脱自在に装着されることでVC−SW用内部識別子変換部185が前記VP−SW用内部識別子変換部183、セレクタ6a、マイクロプロセッサ19に接続される。前記VP−SW用内部識別子変換部183は基本処理部5Aに装着されたときに装着信号をセレクタ6aに出力する。
【0057】
前記基板PB2は端子P4´〜P6´を通して基本処理部5Aの対応する端子P4〜P6に着脱自在に装着されることでUPC部14が前記セレクタ6a,6b、マイクロプロセッサ19に接続される。前記UPC部14は基本処理部5Aに装着されたときに装着信号をセレクタ6bに出力する。
【0058】
前記基板PB3は端子P7´〜P9´を通して基本処理部5Aの対応する端子P7〜P9に着脱自在に装着されることで課金部15が前記セレクタ6b,6c、マイクロプロセッサ19に接続される。前記課金部15は基本処理部5Aに装着されたときに装着信号をセレクタ6cに出力する。
【0059】
光電気変換部11は、光ケーブルからなる加入者回線53からの光信号を電気信号に変換し、あるいはこれとは逆に電気信号を光信号に変換する。SDH終端部12は、加入者端末1から送られてくるSDHフォーマットを終端する。
【0060】
セル同期部13は、前記セルヘッダに書き込まれたヘッダ誤り制御情報に基いてセルの誤り制御を行いセルの同期検出を行う。
UPC部14は、トラヒック量を監視することにより加入者が使用すべき帯域を管理する。課金部15は、入力されてくるセルの数をカウントすることにより課金情報を収集する。OAM部16は、OAMセル(警報セル)を管理する。MC部17はMCセルを用いてセル誤り特性、セル損失特性、セル遅延特性を測定することによりセルの品質を監視する。
【0061】
セレクタ6aは基板PB1が基本処理部5Aに装着されたときに基板PB1からの装着信号に基づきVC−SW用内部識別子変換部185を選択する。セレクタ6bは基板PB2が基本処理部5Aに装着されたときに基板PB2からの装着信号に基づきUPC部14を選択する。セレクタ6cは基板PB3が基本処理部5Aに装着されたときに基板PB3からの装着信号に基づき課金部15を選択する。
【0062】
マイクロプロセッサ19は、VP−SW用内部識別子変換部183、VC−SW用内部識別子変換部185、UPC部14、課金部15、OAM部16、MC部17、VPI変換部18aの制御を行う。
【0063】
図6にATMにおけるセルフォーマットを示す。セルは5バイトのヘッダと、48バイトの情報フィールドで構成されている。図6に示すセル200はヘッダ201と情報フィールド202とから構成される。
【0064】
ヘッダ201は、4ビットのフロー制御情報(GFC;Generic Flow Control)、8ビットのVPI、12ビットのVCI、3ビットのセル形式情報(PTI;Payload Type Identifier)、セル廃棄優先情報(CLP;Cell Loss Priority)、さらに8ビットのヘッダ201の制御情報(HEC;Header Error Control)とで構成される。
図7に内部識別子を用いたVPI及びVCIの変換を示す。図7において、ヘッダ変換部18c、縮小前のVPI/VCI変換テーブル182、VP−SW用内部識別子変換部183、VC−SW用内部識別子変換部185、内部識別子変換テーブル184(184a,184b)が設けられる。
【0065】
VPI/VCI変換テーブル182において、入力されてくるVPI(ユーザノードインターフェイス;UNI)に対してタグ情報(TAG)と出力先のVPI(ネットワークノードインターフェイス;NNI)とを割り当てている。
【0066】
図7では、内部識別子を用いてVPI/VCI変換テーブル182のVPI/VCIを縮小する。VPI/VCI変換テーブル182はUNIのVPIを3ビット、VCIを5ビット、NNIのVPIを12ビット、VCIを16ビットに設定する。TAGを12ビットに設定する。
【0067】
VP−SW用内部識別子変換部183は、3ビットのVPI及び1ビットのUVP(VC変換を行わずにUVPサービスのみを行うか否かを示す情報)を6ビットの内部識別子に変換する。VC−SW用内部識別子変換部185は、5ビットのVCIを6ビットの内部識別子に変換する。
【0068】
ヘッダ変換部18cはVP−SW用内部識別子変換部183で変換された内部識別子を内部識別子変換テーブル184aにより出力先のVPIに変換する。
ヘッダ変換部18cはVC−SW用内部識別子変換部185で変換された内部識別子を内部識別子変換テーブル184bにより出力先のVCIに変換する。
【0069】
このような内部識別子を用いるのは複数のVPを同時に使用する全てのVCIの数を制限することによりメモリ量を減らす。
次にこのように構成された実施例1の回線対応部の動作を説明する。図8に実施例1の回線対応部の動作のフローチャートを示す。まず、セレクタ6aはVC−SW用内部識別子変換部185が基本処理部5Aに装着されたかどうかを基板PB1からの装着信号によって判断する(ステップ101)。
【0070】
ここで、VC−SW用内部識別子変換部185が基本処理部5Aに装着されないときには、セレクタ6aはVP−SW用内部識別子変換部183を選択するので、VP−SW用内部識別子変換部183はVPI内部識別子変換処理を行う(ステップ102)。すなわち、図7に示すようにVPI、UVPを内部識別子に変換する。
【0071】
一方、VC−SW用内部識別子変換部185が基本処理部5Aに装着されたときには、セレクタ6aはVC−SW用内部識別子変換部185を選択するので、VC−SW用内部識別子変換部185はVCI内部識別子変換処理を行う(ステップ103)。すなわち、図7に示すようにVCIを内部識別子に変換する。
【0072】
次に、セレクタ6bはUPC部14が基本処理部5Aに装着されたかどうかを基板PB2からの装着信号によって判断する(ステップ104)。
ここで、UPC部14が基本処理部5Aに装着されないときには、UPCの処理を行わずにステップ106の処理に進む。この場合には、全ての帯域の使用を許可するサービスをハード量を削減することで提供することができる。
【0073】
一方、UPC部14が基本処理部5Aに装着されたときには、セレクタ6bはUPC部14を選択するので、UPC部14はUPC処理を行う(ステップ105)。すなわち、使用者の帯域管理が行われる。
【0074】
次に、セレクタ6cは課金部15が基本処理部5Aに装着されたかどうかを基板PB3からの装着信号によって判断する(ステップ106)。
ここで、課金部15が基本処理部5Aに装着されないときには、課金処理を行わずにステップ108の処理に進む。この場合には、セルの使用量に依存せずに一定料金で課金するサービスをハード量を削減することにより提供することができる。
【0075】
一方、課金部15が基本処理部5Aに装着されたときには、セレクタ6cは課金部15を選択するので、課金部15は課金処理を行う(ステップ107)。すなわち、セルのカウント数に応じて課金が行われる。
【0076】
さらに、OAM部16によりセルに対してOAMの処理が行なわれ(ステップ108)、MC部17によりセルに対してMCの処理が行なわれる(ステップ109)。
【0077】
次に、ヘッダ変換部18cは内部識別子変換テーブル184を参照してヘッダの変換処理を行う(ステップ110)。ここで、前記VC−SW用内部識別子変換部185が基本処理部5Aに装着されない場合には、ヘッダ変換部18cはVP−SW用内部識別子変換部183で変換された内部識別子を内部識別子変換テーブル184aにより出力先のVPIに変換する。
【0078】
すなわち、この場合には、専用線のようにパスの中身を自由に使用できるUVPサービスをハード量を削減することで実現することができる。
一方、前記VC−SW用内部識別子変換部185が基本処理部5Aに装着された場合には、ヘッダ変換部18cはVC−SW用内部識別子変換部185で変換された内部識別子を内部識別子変換テーブル184bにより出力先のVCIに変換する。
【0079】
なお、UPC部14、課金部15、VC−SW用内部識別子変換部185は各々個別に基本処理部5Aに装着することもできる。
<実施例2>
次に、本発明の実施例2について説明する。図9に本発明の実施例2の回線対応部の構成を示す。
【0080】
実施例2の回線対応部3Bは、加入者回線を通して複数の加入者端末1の各々に個別に接続されるとともに個別にセル処理を行う個別部31B(31B−1〜31B−N)と、これら全ての個別部に接続されるとともに各個別部31Bで処理されたセルを一括処理する1つの共通部32Bとを備えて構成される。
【0081】
各個別部31B−1〜31B−Nは、加入者端末1から送られてくる情報をセル単位に変換して共通部32Bに引き渡すもので、各個別部31B−1〜31B−Nは、光電気変換部11、光電気変換部11に接続されるSDH終端部12、SDH終端部12に接続されるセル同期部13a、セル同期部13aと共通部32Bとに接続される共通インターフェイス(INF)38とから構成される。共通INF38はセルデータを信号線54を通して共通部32Bに転送する。
【0082】
なお、光電気変換部11、SDH終端部12は実施例1で説明したので、ここではその説明は省略する。セル同期部13aはセル同期検出を行うとともに自己の個別部を識別するための識別フラグをセルのセルヘッダに付加する。
【0083】
共通部32Bは、複数の個別部31B−1〜31B−Nからのセルをスイッチ4に引き渡すものであり、基本処理部5B、基本処理部5Bに着脱実在に装着される付加処理部7Aを備える。
【0084】
図10に実施例2の共通部の構成を示す。図10に示すように基本処理部5Bは前記各個別部に接続されるとともにVP−SW用内部識別子変換部183に接続される多重分離部81、セレクタ6a〜6c、OAM部16、MC部17、ヘッダ変換部18c、マイクロプロセッサ19aを有する。なお、セレクタ6a〜6c、OAM部16、MC部17、ヘッダ変換部18cの構成は実施例1の構成と同一であるので、ここではその説明は省略する。
【0085】
多重分離部81は各個別部31B−1〜31B−Nから送られてくるセルの多重化または各個別部31に対してセルの分離を行う。マイクロプロセッサ19aは、多重分離部81、その他の各部を制御する。
【0086】
交換機プロセッサ190は各個別部31B−1〜31B−Nを制御するための制御コマンド及び各個別部31B−1〜31B−Nの障害を監視するための障害監視コマンドを各個別部31B−1〜31B−Nに通知するものである。このマイクロプロセッサ19aには交換機プロセッサ190が接続される。
【0087】
以上の説明は加入者端末1から回線対応部3Bを介してスイッチ4へのセルの転送であるが、これとは逆にスイッチ4から回線対応部3Bを介して加入者端末1にセルの転送を行うこともできる。
【0088】
なお、付加処理部7Aは既に実施例1で説明したので、ここではその説明は省略する。
このような構成によれば、各個別部31B−1〜31B−Nで処理された各々のセルは共通部32Bに設けられた基本処理部5Bで一括処理される。基本処理部5Bではる。各個別部のセルを区別するために前記セルヘッダに付加された識別フラグに基いて各セルを識別する。すなわち、基本処理部5B内のOAM部16、MC部17、ヘッダ変換部18cを各個別部31B−1〜31B−Nに対して共通化したので、回線対応部3Bの小型化を図ることができる。
【0089】
また、付加処理部7AのUPC部14、課金部15、VC−SW用内部識別子変換部185は各々個別に基本処理部5Aに装着することができるので、実施例1と同様な効果が得られる。
【0090】
また、回線対応部を個別部、共通部に分離した場合には、共通部単位にサービスを提供することができる。
<実施例3>
次に、本発明の実施例3について説明する。図11に実施例3の回線対応部を示す。実施例3では、回線対応部3cを加入者回線対応に設けた例を説明する。
【0091】
回線対応部3Cには、加入者回線53を通して一の加入者端末1が接続される。回線対応部3Cの出力にはスイッチ4が接続されて構成される。すなわち、この回線対応部3Cは一の加入者端末1に対応して設けられる。
【0092】
ここでは、回線対応部3Cはセルに対して実時間で処理を行う処理部と、セルに対して時間ずれを許容して処理を行う処理部とに分離し、さらに、付加処理部の一部である記憶部を外部に分離したことを特徴とする。
【0093】
回線対応部3Cは光/電気変換部11、SDH終端部12、セル同期部13、MC部17、ブロック部160、記憶部170、マイクロプロセッサ19cを備える。マイクロプロセッサ19cはMC部17、ブロック部160を制御する。
【0094】
MC部17はMCセルを用いてセル誤り特性、セル損失特性、セル遅延特性等を測定することによりセルの品質を監視するものである。このため、MC部17にはMCセルの抽出及び挿入のタイミングを一致させることが要求される。すなわち、MCセルに対して実時間で処理が行なわれる。
【0095】
ブロック部160は、ヘッダ情報及びOAMセルの抽出及び挿入のタイミングずれがあっても許容される処理をブロック化したものである。
ブロック部160は、例えば、UPC部14、課金部15、OAM部16、ヘッダ変換部18をブロック化している。
【0096】
図12にブロック部及び記憶部の具体的な構成を示す。ブロック部160は、セル抽出部162、セル挿入部164、セル処理部166とを備える。セル抽出部162は、入力されてくるセルからヘッダ情報を抽出するとともに予め設定された特定のOAMセル情報を抽出してこれらの情報をセル処理部166に出力する。
【0097】
セル処理部166は、前記実施例1で説明した基本処理部の一部であるOAM部16と、既に基本処理部内に装着された付加実行部7c、ヘッダ処理部167、メモリ168とから構成される。付加実行部7cはUPC部14、課金部15、ヘッダ変換部18から構成される。セル処理部166内のOAM部16、付加実行部7cの各部がセル抽出部162及びセル挿入部164を共用する構成となっている。
【0098】
一方、前記記憶部170は前記ブロック部160に着脱自在に装着される。記憶部170は、UPC部14の処理に必要な情報を記憶するUPC用メモリ170a、課金部15の処理に必要な情報を記憶する課金用メモリ170b、VCI変換処理に必要な情報を記憶するVCI変換用メモリ170cからなる。これらのメモリは個別にブロック部160に装着される。前記メモリ168は各種の情報を記憶する。
【0099】
UPC部14はセル抽出部162で抽出されたヘッダ情報を入力してこのヘッダ情報に基づきセルの流入の可否の判断を行い、セル流入否の場合にはセルの廃棄指示をセル挿入部164に対して行う。
【0100】
課金部15はセル抽出部162で抽出されたヘッダ情報を入力してこのヘッダ情報に基づきセル数をカウントすることにより課金情報を収集する。
ヘッダ変換部18はセル抽出部162で抽出されたヘッダ情報を入力してこのヘッダ情報を新しいヘッダ情報に変換して変換されたヘッダ情報をセル挿入部164に出力する。
【0101】
OAM部16はセル抽出部162で抽出されたOAMセル情報を入力してこのOAMセル情報にセルの受信処理とOAMセルの作成を行う。
セル挿入部164はセル処理部166内のUPC部14から送られてくるセルの廃棄指示に従って、セルの廃棄処理を行う。セル挿入部164はセル処理部166内のヘッダ変換部18から送られてくる新しいヘッダ情報に従って、新しいヘッダ情報をセルヘッダに付け変える。セル挿入部164はセル処理部166内のOAM部16から送られてくるOAMセル情報に従ってOAMセルの挿入を行う。
【0102】
ヘッダ変換部167は抽出されたヘッダ情報とOAMセル情報とに基づきセル処理を行うとともに記憶部170内の各部がブロック部160に装置訳されたかどうかを判定する。
【0103】
次に、このように構成された実施例3の動作を図13を参照して説明する。図13では、ブロック部160と記憶部170との動作を説明する。まず、ブロック部160において、セル抽出部16はセルからセルヘッダを分離処理する(ステップ301)。すると、ヘッダ処理部167はUPC用メモリ170aがブロック部160に装着されたかどうかを判定する(ステップ302)。
【0104】
ここで、UPC用メモリ170aがブロック部160に装着された場合には、ヘッダ処理部167はUPC用メモリ170aからUPC用データを収集する(ステップ303)。
【0105】
一方、UPC用メモリ170aがブロック部160に装着されない場合にはヘッダ処理部167はUPC用データを収集せずにステップ304の処理に進む。次に、ヘッダ処理部167は課金用メモリ170bがブロック部160に装着されたかどうかを判定する(ステップ304)。
【0106】
ここで、課金用メモリ170bがブロック部160に装着された場合には、ヘッダ処理部167は課金用メモリ170bから課金用データを収集する(ステップ305)。
【0107】
一方、課金用メモリ170bがブロック部160に装着されない場合には、ヘッダ処理部167は課金用データを収集せずにステップ306の処理に進む。
次に、ヘッダ処理部167はVCI変換用メモリ170cがブロック部160に装着されたかどうかを判定する(ステップ306)。
【0108】
ここで、VCI変換用メモリ170cがブロック部160に装着された場合には、ヘッダ処理部167はVCI変換用メモリ170cからVCI変換用データを収集する(ステップ307)。
【0109】
一方、VCI変換用メモリ170cがブロック部160に装着されない場合には、ヘッダ処理部167はVCI変換用データを収集せずにステップ308の処理に進む。
【0110】
さらに、ヘッダ処理部167はメモリ168からその他のデータを収集して、UPC用データ、課金用データ、VCI変換用データを対応する処理部に出力する。
【0111】
すなわち、OAM部16はヘッダに含まれるOAMセルに対してOAM処理を行う(ステップ309a)。また、UPC部14はUPC用メモリ170aが装着された場合には、UPC用データに基づきUPC処理を行う(ステップ309b)。
【0112】
課金部15は課金用メモリ170bが装着された場合には、課金用データに基づき課金処理を行う(ステップ309c)。ヘッダ変換部18はVCI変換用メモリ170cが装着された場合には、VCI変換用データに基づきヘッダ処理を行う(ステップ309d)。さらに、セル挿入部164はセル挿入処理を行う(ステップ310)。
【0113】
このように実施例3によれば、前記ブロック部160に設けられたUPC部14、課金部15、ヘッダ変換部18、OAM部16が、1つのセル抽出部162及びセル挿入部164を共用するので、回線対応部3Cの小型化を図ることができる。
【0114】
また、共通処理を行うブロック部160には基本処理部であるOAM部16と、付加処理部であるUPC部14及び課金部15及びヘッダ変換部18とが混在するので、ある部分のみを分離することはできない。このため、付加的なセル処理に必要な情報を記憶するUPC用メモリ170a、課金用メモリ170b、VCI変換用メモリ170cを外部に分離した。
【0115】
従って、UPC用メモリ170aを装着しない場合には、さらに、ハード量を削減して全帯域サービスを提供できる。課金用メモリ170bを装着しない場合には、さらに、ハード量を削減して一定課金処理を提供できる。VCI変換用メモリ170cを装着しない場合にはさらに、ハード量を削減して専用線によるUVPサービスを提供できる。
<実施例4>
図14に回線対応部の実施例4の構成を示す。実施例4は実施例2の個別部、共通部の分離構成と、実施例3のブロック部160からの記憶部170の分離構成とを組み合わせたものである。
【0116】
図14において、回線対応部3Dは個別部31B−1〜31B−N、各個別部31B−1〜31B−Nに接続される共通部32D、共通部32Dに接続される交換機プロセッサ190及び記憶部170とを備える。
【0117】
各個別部31B−1〜31B−Nの構成は既に実施例2において説明したので、その詳細は省略する。共通部32DはMC部17、各個別部に接続される多重分離部81、多重分離部81に接続されるブロック部160、これらの各部を制御するマイクロプロセッサ19dからなる。ブロック部160には記憶部170が着脱自在に装着されるようになっている。
【0118】
ブロック部160、記憶部170の構成は図12において既に説明したので、ここでは、その詳細は省略する。
このような構成によれば、実施例2と実施例3との効果が同時に得られるので、その果が大である。
<実施例5>
次に、本発明の実施例5を説明する。図15に回線対応部の実施例5を示す。実施例2、実施例4では、共通部単位でサービスを提供していた。これに対して、実施例5では、個別部毎に異なるサービスを提供するものである。
【0119】
以下、その構成を説明する。回線対応部3Eは複数の個別部31E−1〜31E−Nと、各個別部に接続される共通部32E及び交換機プロセッサ190と、共通部32Eに接続される交換機プロセッサ190とを備える。
【0120】
各個別部31E−1〜31E−Nは、光電気変換部11、SDH終端部12、セル同期部13b、セル同期部13bに接続される制御部39A、共通部INF38とを備える。
【0121】
前記共通部32Eは多重分離部81、MC部17、OAM部16、UPC部14、課金部15、VPI/VCI変換部18、これらを制御するマイクロプロセッサ19を備える。
【0122】
交換機プロセッサ190は加入者から申告された一定課金にすべきかどうかを示す制御情報を交換局から入力してその情報を制御部39Aに出力する。
前記各制御部39Aは、前記セルに含まれるセルヘッダに自己を識別するための識別フラグと自己が前記セルに対する課金処理、UPC処理、OAM処理をすべきかどうかを示す制御情報とを付加してセル同期部13Bに出力する。
【0123】
前記制御情報を図16に示す。図16に示すように制御情報‘100’は3ビットからなり、上位1ビットは課金無効ビットである。課金無効ビット‘1’は課金処理を行わないことを示す。
【0124】
すなわち、セル数のカウントに関係なく一定課金が行われる。次の1ビットはUPC無効ビットであり、ここでは‘0’が設定されているので、UPC処理を行うことを示す。下位1ビットはOAM無効ビットであり、ここでは‘0’が設定されているので、OAM処理を行うことを示す。
【0125】
前記共通部32Eのマイクロプロセッサ19は、各個別部内の制御部39Aから送られてくるセル内のセルヘッダに付加された識別フラグと制御情報とに基づき回線毎にセルに対して前記処理を行うべきかを決定する。
【0126】
次に、図17を参照して個別部毎の課金処理を説明する。まず、加入者が図示しない交換局に一定課金を受けることを申告する。交換機プロセッサ190は前記申告に基づき図16に示す制御情報を制御部39Aに出力する。各制御部39Aは識別フラグ及び制御情報をセル同期部を介して共通部32Eに転送する(ステップ501)。
【0127】
一方、共通部32Eは順次入力される各セルのヘッダに含まれる識別フラグ及び制御情報の内、識別フラグによりどの個別部かを認識する。マイクロプロセッサ19は、制御情報に基づき回線毎にセルに対して前記課金処理を行うべきかを決定する(ステップ502)。
【0128】
図6に示す例では、課金無効ビットが1であるので、その回線に対して一定課金となる(ステップ503)。さらに、その他のUPC処理、OAM処理は通常の処理を行う。
【0129】
一方、個別部によっては、課金無効ビットが0である場合もある。この場合には、課金処理が行われる(ステップ504)。
このように個別部毎に制御情報を共通部に送るので、個別部単位で一定課金サービスを提供することができる。
【0130】
なお、実施例では、セルヘッダに制御情報を書き込んだが、例えば、別線から直接、共通部32Eに制御情報を転送するようにしてもよい。
さらに、実施例5の変形例を図18に示す。図18では、制御部39Bは交換機プロセッサ190からの指示によりVPI毎に異なる制御情報を設定し、VPI毎の異なる制御情報をセル同期部13cに出力する。例えば、3番目のVPIは制御情報が‘010’に設定され、4番目のVPIは制御情報が‘110’に設定されている。
【0131】
従って、3番目のVPIでは、UPC処理を行わない。すなわち、全帯域の使用を行う。4番目のVPIでは、UPC処理、OAM処理を行わない。このような構成によれば、VPI毎に異なるサービスを提供できる。
<実施例6>
次に、実施例6を説明する。実施例6では、加入者回線毎に回線対応部3Fを設けたものである。回線対応部3Fは光電気変換部11、SDH終端部12、セル同期部13、セル同期部に接続される制御部39A、UPC部14、課金部15、OAM部16、MC部17、VPI/VCI変換部18、マイクロプロセッサ19を備える。
【0132】
前記制御部39Aは前記実施例5で説明した制御情報をセル同期部13bに出力する。マイクロプロセッサ19は前記セル同期部13bから送られてくるセル内のセルヘッダに付加された制御情報に基づきセルを処理すべきかを決定する。
【0133】
このように1つの加入者回線に対して1つの回線対応部を設けた場合でも、無効ビットによって異なるサービスを提供できる。
また、1つの加入者回線に対して1つの回線対応部を設けた場合でも、VPI毎に制御情報を設定してもよく、この場合には、VPI毎に異なるサービスを提供できる。
【0134】
【発明の効果】
本発明によれば、回線対応部を個別部、共通部に分離しない場合、基本処理部から分離された付加処理部を基本処理部に装着した場合には、付加的なセル処理を行うことができ、また、付加処理部を基本処理部に装着しない場合には、ハード量を削減すると共にセル処理に対するサービスを制限することができる。また、回線対応部を個別部、共通部に分離した場合には、共通部単位でサービスを制限することができる。
【0135】
また、付加処理部に設けたいくつかの処理ブロックが基本処理部に装着されない場合には、かなりのハード量を削減してサービスを制限できる。さらに、選択部が装着された処理ブロックを選択するので、その処理ブロックに対応する付加的なセル処理を行うことができる。
【0136】
帯域管理部を基本処理部に装着しない場合には、加入者端末の加入者が使用すべき帯域を管理しないので、全帯域の使用を許可するサービスを提供できる。課金部を装着しない場合には、セルの数を計数しないので、セルの使用量に関係なく一定料金を課金するサービスを提供できる。仮想チャネル識別子変換部が装着されない場合には、仮想チャネル識別子を変換しないので、専用線のようにパスの中身を自由に使用できるUVPサービスを提供できる。
【0137】
また、基本処理部では、仮想パス識別子変換部が仮想パス識別子を出力先の仮想パス識別子に変換する処理などの基本的に処理を行う。さらに、付加実行部を基本処理部に既に装着し、記憶部を基本処理部装着することにより記憶された情報を用いて付加的な処理を行うこともできる。
【0138】
また、第2の処理部では、抽出されたヘッダ情報と警報転送セル情報に基づき基本処理部の一部と付加実行部とのセル処理を共通に行うので、基本処理部の一部と付加実行部セル処理部とのある部分のみを外部に出すことはできない。このため、記憶部のみを外部に分離して付加的なセル処理を行うことができる。
【0139】
また、いくつかの記憶ブロックが基本処理部に装着されない場合には、かなりのハード量を削減してサービスを制限することができる。
また、ヘッダ処理部は1つ以上の記憶ブロックが装着されたときにはその装着された記憶ブロックを選択するので、選択された記憶ブロックの情報を用いて付加的な処理を行うことができる。
【0140】
さらに、前記セル処理部では、基本的なセル処理として警報転送セルを管理し、付加的なセル処理として使用帯域の管理、ヘッダ変換、課金処理を行うことができる。
【0141】
また、帯域管理メモリが基本処理部に装着されないときには、全帯域の使用を許可するサービスを提供できる。課金メモリが装着されないときには、一定課金サービスを提供できる。仮想チャネルメモリが装着されないときには、UVPサービスを提供できる。
【0142】
さらに、セル処理部は、各個別部内の制御部から送られてくるセル内のセルヘッダに付加された識別フラグと制御情報とに基づき回線毎にセルを処理すべきかを決定するので、回線毎にサービスを制限できる。なお、回線対応部を個別部、共通部に分離しない場合には制御情報に基づきその回線のセルサービスを制限できる。
【0143】
さらに、セル処理部は、各個別部内の制御部から送られてくるセル内のセルヘッダに付加された制御情報に基づき仮想パス識別子毎にセルを処理すべきかを決定するので、各回線に入力される仮想パス識別子毎にセルサービスを制限できる。なお、回線対応部を個別部、共通部に分離しない場合には制御情報に基づきその回線の仮想パス識別子毎にセルサービスを制限できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】交換機の第1の発明の原理図
【図2】交換機の第2の発明の原理図
【図3】交換機の第3の発明の原理図
【図4】交換機の第4の発明の原理図
【図5】ATM交換機内の回線対応部の実施例1を示す構成ブロック図
【図6】ATMにおけるセルフォーマットを示す図
【図7】内部識別子を用いたVPI及びVCIの変換を示す図
【図8】実施例1の回線対応部の動作を示すフローチャート
【図9】本発明の実施例2の回線対応部の構成を示す図
【図10】実施例2の共通部の構成を示す図
【図11】本発明の実施例3の回線対応部を示す図
【図12】実施例3のブロック部及び記憶部の具体的な構成を示す図
【図13】実施例3の回線対応部の動作を示すフローチャート
【図14】実施例4の回線対応部の構成を示す図
【図15】回線対応部の実施例5を示す図
【図16】実施例5の制御情報を示す図
【図17】実施例5の課金部の動作を示すフローチャート
【図18】VPI毎のサービス制御を説明する図
【図19】回線対応部の実施例6を示す図
【図20】従来の広帯域ISDNの構成例を示す図である。
【図21】従来の二重化構成の一例を示す図である。
【図22】従来の加入者回線対応部の構成図である。
【図23】SDHフォーマットを示す図である。
【図24】SDHフレームへのセルマッピングを示す図である。
【符号の説明】
1・・加入者端末
2・・構内交換機
3,3A〜3F・・回線対応部
4,4a,4b・・スイッチ
5,5A,5B・・基本処理部
6・・セレクタ
7・・付加処理部
10・・ATM交換機
11・・光電気変換部
12・・SDH終端部
13・・セル同期部
14・・UPC部
15・・課金部
16・・OAM部
17・・MC部
18c・・ヘッダ変換部
19・・マイクロプロセッサ
31・・個別部
32・・共通部
39A・・・制御部
53・・加入者回線
54・・信号線
57・・伝送系
81・・多重分離部
160・・・ブロック部、
162・・・セル抽出部、
164・・・セル挿入部、
166・・・セル処理部、
190・・交換機プロセッサ
VCI・・・仮想チャネル識別子、
VPI・・・仮想パス識別子

Claims (23)

  1. データとセルヘッダとからなる固定長のセルの交換処理を行う交換機であって、回線を収容するとともに回線からの情報をセル単位に処理する回線対応部を備え、前記回線対応部は、前記セルに対して基本的な処理を行う基本処理部と、前記基本処理部から分離されるとともに前記基本処理部に対して着脱自在に装着されかつ前記セルに対して付加的な処理を行う付加処理部と、を備え
    前記付加処理部は、前記セルに対して複数の付加的な処理を行う複数の処理ブロックを備え、各処理ブロックは個別に前記基本処理部に対して着脱自在に装着され、
    前記基本処理部は、さらに、前記付加処理部内の1つ以上の処理ブロックが装着されたときにはその装着された処理ブロックを選択する選択部を備え、セルに対して付加的な処理を行い、
    前記付加処理部は、前記複数の処理ブロックとして、セルの流量を監視することにより加入者端末の加入者が使用すべき帯域を管理する帯域管理部と、前記セルの数を計数することにより課金情報を収集する課金部と、前記セルに含まれるセルヘッダに書き込まれた仮想チャネル識別子を出力先の仮想チャネル識別子に変換する仮想チャネル識別子変換部と、を備えたことを特徴とする交換機。
  2. データとセルヘッダとからなる固定長のセルの交換処理を行う交換機であって、回線を収容するとともに回線からの情報をセル単位に処理する回線対応部を備え、前記回線対応部は、前記セルに対して基本的な処理を行う基本処理部と、前記基本処理部から分離されるとともに前記基本処理部に対して着脱自在に装着されかつ前記セルに対して付加的な処理を行う付加処理部と、を備え、
    前記付加処理部は、前記セルに対して複数の付加的な処理を行う複数の処理ブロックを備え、各処理ブロックは個別に前記基本処理部に対して着脱自在に装着され、
    前記基本処理部は、さらに、前記付加処理部内の1つ以上の処理ブロックが装着されたときにはその装着された処理ブロックを選択する選択部を備え、セルに対して付加的な処理を行い、
    前記基本処理部は、回線を通して送られてくる情報の伝送フォーマットを終端する終端部と、前記終端部に接続されセルに含まれるセルヘッダに書き込まれたヘッダ誤り制御情報に基いてセルの誤り制御を行いセルの同期検出を行うセル同期部と、前記セル同期部に接続され警報転送セルを管理する警報転送セル管理部と、前記警報転送セル管理部に接続されるとともに管理セルを用いてセルの誤り特性、セル損失特性、セル遅延特性の少なくとも1つを測定する管理セル部と、前記管理セル部に接続され前記セルに含まれるセルヘッダに書き込まれた仮想パス識別子を出力先の仮想パス識別子に変換する仮想パス識別子変換部とを備えたことを特徴とする交換機。
  3. 加的な処理を実行するために必要な情報を記憶すると共に前記基本処理部とは分離され、着脱自在に装着される記憶部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の交換機。
  4. 前記基本処理部は、前記セルに対して実時間で処理を実行する第1の処理部と、前記セルに対して時間ずれを許容して処理を実行する第2の処理部とを備え、前記第2の処理部は、前記セルに含まれるヘッダ情報と警報転送セル情報とを抽出するセル抽出部と、セル抽出部で抽出されたヘッダ情報と警報転送セル情報に基づき複数の処理を行うセル処理部と、セル処理部の処理結果に基づき前記セル抽出部から送られてくるセルを制御するとともに警報転送セル情報を挿入するセル挿入部とを備えることを特徴とする請求項に記載の交換機。
  5. 前記記憶部は、前記セルに対して複数の付加的な処理を行うために必要な情報を記憶する複数の記憶ブロックを備え、各記憶ブロックは個別に前記基本処理部に対して着脱自在に装着されることを特徴とする請求項に記載の交換機。
  6. 前記セル処理部は、さらに、前記セル抽出部で抽出されたヘッダ情報と警報転送セル情報とに基づき、1つ以上の記憶ブロックが装着されたときにはその装着された記憶ブロックを選択して選択された記憶ブロックの情報を用いて付加的な処理を行うヘッダ処理部を備えることを特徴とする請求項に記載の交換機。
  7. 前記セル処理部は、ヘッダ情報に基づきセル数が所定量を越える場合にはセルの廃棄指示を行うことにより加入者の使用帯域を管理する帯域管理部と、前記ヘッダ情報内の仮想パス識別子及び仮想チャネル識別子を出力先の仮想パス識別子及び仮想チャネル識別子に変換するヘッダ変換部と、前記セルの数を計数することにより課金情報を収集する課金部と、前記警報転送セル情報を管理する警報転送セル管理部とを備えることを特徴とする請求項に記載の交換機。
  8. データとセルヘッダとからなる固定長のセルの交換処理を行う交換機であって、複数の回線を収容するとともに各回線からの情報をセル単位に処理する回線対応部を備え、前記回線対応部は、前記収容される複数の回線の各々に個別に接続されるとともに個別にセル処理を行う個別部と、前記各個別部に接続されるとともに各個別部で処理されたセルを一括して処理する共通部とを備え、前記共通部は、前記セルに対して基本的な処理を行う基本処理部と、前記基本処理部から分離されるとともに前記基本処理部に対して着脱自在に装着されかつ前記セルに対して付加的な処理を行う付加処理部と、を備えていることを特徴とする交換機。
  9. 前記付加処理部は、前記セルに対して複数の付加的な処理を行う複数の処理ブロックを備え、各処理ブロックは個別に前記基本処理部に対して着脱自在に装着されることを特徴とする請求項に記載の交換機。
  10. 前記基本処理部は、さらに、前記付加処理部内の1つ以上の処理ブロックが装着されたときにはその装着された処理ブロックを選択する選択部を備え、セルに対して付加的な処理を行うことを特徴とする請求項に記載の交換機。
  11. 前記付加処理部は、前記複数の処理ブロックとして、セルの流量を監視することにより加入者端末の加入者が使用すべき帯域を管理する帯域管理部と、前記セルの数を計数することにより課金情報を収集する課金部と、前記セルに含まれるセルヘッダに書き込まれた仮想チャネル識別子を出力先の仮想チャネル識別子に変換する仮想チャネル識別子変換部と、を備えたことを特徴とする請求項に記載の交換機。
  12. 前記共通部内の基本処理部は、警報転送セルを管理する警報転送セル管理部と、前記警報転送セル管理部に接続されるとともに管理セルを用いてセルの誤り特性、セル損失特性、セル遅延特性の少なくとも1つを測定する管理セル部と、前記セルに含まれるセルヘッダに書き込まれた仮想パス識別子を出力先の仮想パス識別子に変換する仮想パス識別子変換部とを備えたことを特徴とする請求項に記載の交換機。
  13. 前記各個別部は、前記回線を通して送られてくる情報の伝送フォーマットを終端する終端部と、前記終端部に接続されセルに含まれるセルヘッダに書き込まれたヘッダ誤り制御情報に基いてセルの誤り制御を行いセルの同期検出を行うセル同期部とを備えたことを特徴とする請求項に記載の交換機。
  14. 加的な処理を実行するために必要な情報を記憶すると共に前記基本処理部とは分離され、着脱自在に装着される記憶部を備えることを特徴とする請求項に記載の交換機。
  15. 前記基本処理部は、前記セルに対して実時間で処理を実行する第1の処理部と、前記セルに対して時間ずれを許容して処理を実行する第2の処理部とを備え、前記第2の処理部は、前記セルに含まれるヘッダ情報と警報転送セル情報とを抽出するセル抽出部と、セル抽出部で抽出されたヘッダ情報と警報転送セル情報に基づき複数の処理を行うセル処理部と、セル処理部の処理結果に基づき前記セル抽出部から送られてくるセルを制御するとともに警報転送セル情報を挿入するセル挿入部とを備えることを特徴とする請求項14に記載の交換機。
  16. 前記記憶部は、前記セルに対して複数の付加的な処理を行うために必要な情報を記憶する複数の記憶ブロックを備え、各記憶ブロックは個別に前記基本処理部に対して着脱自在に装着されることを特徴とする請求項14に記載の交換機。
  17. 前記セル処理部は、さらに、前記セル抽出部で抽出されたヘッダ情報と警報転送セル情報とに基づき、1つ以上の記憶ブロックが装着されたときにはその装着された記憶ブロックを選択して選択された記憶ブロックの情報を用いて付加的な処理を行うヘッダ処理部を備えることを特徴とする請求項16に記載の交換機。
  18. 前記セル処理部は、ヘッダ情報に基づきセル数が所定量を越える場合にはセルの廃棄指示を行うことにより加入者の使用帯域を管理する帯域管理部と、前記ヘッダ情報内の仮想パス識別子及び仮想チャネル識別子を出力先の仮想パス識別子及び仮想チャネル識別子に変換するヘッダ変換部と、前記セルの数を計数することにより課金情報を収集する課金部と、前記警報転送セル情報を管理する警報転送セル管理部とを備えることを特徴とする請求項15に記載の交換機。
  19. 前記記憶部は、前記帯域管理部における処理に必要な情報を記憶する帯域管理メモリと、前記課金部における処理に必要な課金情報を記憶する課金メモリと、前記ヘッダ変換部における仮想チャネル識別子の変換処理に必要な情報を記憶する仮想チャネルメモリとを備えることを特徴とする請求項18に記載の交換機。
  20. データとセルヘッダとからなる固定長のセルの交換処理を行う交換機であって、複数の回線を収容するとともに各回線からの情報をセル単位に処理する回線対応部を備え、前記回線対応部は、前記収容される複数の回線の各々に個別に接続されるとともに個別にセル処理を行う個別部と、前記各個別部に接続され各個別部で処理されたセルを一括して処理するセル処理部を有する共通部とを備え、前記各個別部は、前記セルに含まれるセルヘッダに自己を識別するための識別フラグと自己が前記各個別部毎に前記セルを処理すべきかどうかを示す制御情報とを付加する制御部を備え、前記セル処理部は、各個別部内の制御部から送られてくるセル内のセルヘッダに付加された識別フラグと制御情報とに基づき回線毎にセルを処理すべきかを決定することを特徴とする交換機。
  21. 前記制御部は、各個別部に順次入力される各セルのセルヘッダに付加された仮想パス識別子毎に前記セルを処理すべきかどうかを示す制御情報をセルヘッダに付加し、前記セル処理部は、各個別部内の制御部から送られてくるセル内のセルヘッダに付加された制御情報に基づき仮想パス識別子毎にセルを処理すべきかを決定することを特徴とする請求項20に記載の交換機。
  22. データとセルヘッダとからなる固定長のセルの交換処理を行う交換機であって、回線を収容するとともに回線からの情報をセル単位に処理する回線対応部を備え、前記回線対応部は、セルに含まれるセルヘッダに前記セルを処理すべきかどうかを示す制御情報を付加する制御部と、前記制御部から送られてくるセル内のセルヘッダに付加された制御情報とに基づきセルを処理すべきかを決定するセル処理部とを備えることを特徴とする交換機。
  23. 前記制御部は、順次入力される各セルのセルヘッダに付加された仮想パス識別子毎に前記セルを処理すべきかどうかを示す制御情報をセルヘッダに付加し、前記セル処理部は、前記制御部から送られてくるセル内のセルヘッダに付加された制御情報に基づき仮想パス識別子毎にセルを処理すべきかを決定することを特徴とする請求項22に記載の交換機。
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