JP2905782B1 - 配送用伝票 - Google Patents

配送用伝票

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JP2905782B1 JP19162598A JP19162598A JP2905782B1 JP 2905782 B1 JP2905782 B1 JP 2905782B1 JP 19162598 A JP19162598 A JP 19162598A JP 19162598 A JP19162598 A JP 19162598A JP 2905782 B1 JP2905782 B1 JP 2905782B1
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Abstract

【要約】 【課題】 二つのラベルを物品へ貼る作業を行うにあた
って、物品に貼るべき二つのラベルの組み合わせを誤る
ことなく、また、不要な廃棄物としての剥離紙を排出す
ること等のない配送用伝票を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 配送用伝票を、剥離層3と粘着層4とを
片面側に備える第一の基材シート1と、剥離層5と粘着
層6とを片面側に備える第二の基材シート2とを前記片
面側で互いに重ね合わせたものにより構成する。そし
て、第一の基材シート1に第一の基材シート1が貼着さ
れる物品の配送先を表示するための第一の表示面7を設
け、第二の基材シート2に第二の基材シート2が貼着さ
れる物品の配送先を表示するための第二の表示面8を設
けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配送しようとす
る物品に貼り付けて用いられる、該物品の配送先を表示
するための配送用伝票に関する。
【0002】
【従来の技術】物品等を配送する場合に、該物品等の配
送先を表示できる表示面が設けられた粘着シートを物品
にラベルとして貼り付けて配送することが行われてい
る。かかる粘着シートとして、剥離紙に組み合わされて
一体となったものがある。即ち、剥離紙の片面または両
面に粘着シートが貼られて提供されるものであり、その
使用時には剥離紙より粘着シートを剥離し、これをラベ
ルとして物品等に貼り付けて用いるのである。
【0003】ところで、一つの物品を配送するにあたっ
て、第一の配送先に配送した後に、さらに第二の配送先
へと配送したいことがある。例えば、ある製品の提供者
が、該製品を納品したユーザーより使用済みの開き容器
を回収したい場合がある。かかる場合、提供者は、前記
開き容器を回収するための回収箱を第一の配送先である
前記ユーザーに配送することになる。そして、ユーザー
は、配送された回収箱に開き容器を入れ、第二の配送先
である提供者に送り返すことになる。 このような場
合、前記回収箱のごとき物品の最初の配送元である製品
の提供者において、予め決まっている前記第一の配送先
と第二の配送先とに配送するための伝票を前記粘着シー
トを二枚用いて用意することができる。即ち、第一の配
送先が表示面に表示された第一のラベルと、第二の配送
先が表示面に表示された第二のラベルを用意するのであ
る。そして、前記提供者において、第一のラベルのみが
外部から見えるようにし、第二のラベルは外部から見え
ない状態に梱包して前記回収箱を第一の配送先に配送す
る。
【0004】そして、回収箱を送られた第一の配送先
は、該回収箱に開き容器を入れて第二のラベルを外部に
露出させ、前記第二の配送先である製品の提供者へ回収
箱を送り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記製品の提
供者が、前記第一のラベルと第二のラベルとを用意し、
物品に貼り付ける等の作業を行うにあたり、従来の剥離
紙と組み合わされた粘着シートには以下の問題があっ
た。
【0006】即ち、配送しようとする物品が多数に及ぶ
場合に、一つの物品に対する前記第一のラベルと第二の
ラベルの組み合わせを誤って貼ることがあった。これ
は、従来の剥離紙と組み合わされた粘着シートは、一枚
のシートが剥離紙とともに単独で運搬等の取り扱いの対
象とされ得ることに起因している。
【0007】また、前記シートに宛先を表示する場合に
プリンターを使用したい場合があるが、剥離紙と組み合
わされた粘着シートは、剥離紙の厚みによりプリンター
の排出ロール等をスムーズに通せないことがある。ま
た、かかる粘着シートにあっては、物品に貼ってしまう
と、前記剥離紙が不要な廃棄物として残ることになる。
【0008】そこで、本発明は、ラベルとして物品へ貼
る作業を行うにあたって、貼るべき物品を誤ることな
く、また、不要な廃棄物を排出すること等のない配送用
伝票を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の配送用伝票は、粘着層と剥離層とを片面側
に備える基材シートである第一の基材シートと第二の基
材シートとが、前記片面側で互いに重ね合わされてな
り、前記第一の基材シートおよび第二の基材シートの前
記片面側に対する他面側の表面に、該基材シートが貼着
される物品の配送先を表示するための表示面が設けられ
ており、前記第一の基材シートの表示面が、第一の配送
先を表示するための第一の表示面とされ、前記第二の基
材シートの表示面が、前記第一の配送先と異なる第二の
配送先を表示するための第二の表示面とされることを特
徴としている(請求項1)。
【0010】これにより、前記配送用伝票は、前記第一
の基材シートの第一の表示面と第二の基材シートの第二
の表示面とに異なる配送先を表示することにより、二つ
の配送先へ物品を配送するための二つのラベルとして用
いることができる。そして、この配送用伝票にあって
は、その構成上、剥離紙が用いられていないことから、
前記配送用のラベルとして使用するにあたり以下の意義
がある。
【0011】即ち、前記二つの基材シートをラベルとし
て用いる場合に、いずれか一方を剥離すると他方は単独
で存在できなくなり、これらの二つを一組として、略同
時か極めて短時間内に前記物品等に貼り付けることを余
儀なくされる。従って、異なる二箇所に特定の物品を配
送するための二つの配送用のラベルを一組として貼る必
要がある場合に、対象となる物品が多数の場合でも、か
かる二つの組み合わせを誤ることがない。即ち、二つの
ラベルを必ず一組として作業せざるを得ないので、無関
係な第三のラベルが混入することに伴う貼られるべき二
つのラベルの組み合わせを誤るということがない。
【0012】また、この配送用伝票は、剥離紙が設けら
れないので、その厚みが薄くなることから、前記基材シ
ートの表示面への宛先の印刷をプリンターにより行った
としても、支障を来すことがない。これにより、プリン
ターを用いて宛先の印刷を行えるので、配送したい物品
が多数である場合に迅速に処理でき便利である。
【0013】また、剥離紙が設けられないので、上記ラ
ベルとしての使用に伴って不要な廃棄物の排出を防ぐこ
とができ、該廃棄物を回収して処理する作業に煩わされ
ずに済む。
【0014】また、前記第二の表示面が、前記第一の配
送先からさらに配送を受ける配送先である第二の配送先
の表示に用いられる場合には(請求項2)、物品を最初
に配送した配送元より第一の配送先に配送した後に、さ
らに第二の配送先に転送することができる。かかる配送
を行うにあたっては、前記最初の配送元において、配送
用伝票について、第一の表示面に第一の配送先の表示を
行い、第二の表示面に第二の配送先の表示を行う。そし
て、第一の表示面のみが外部から見えるようにし、第二
の表示面が外部から見えないようにして、例えば、第二
の表示面にかかる第二の基材シートの上に重ねて第一の
基材シートを貼る等により、物品を配送することができ
る。
【0015】そして、該物品が配送された第一の配送先
が、前記第二の表示面が外部から見えるようにした上で
物品を配送することにより、第二の配送先へ物品を配送
することができる。
【0016】そして、前記第二の基材シートの表面に剥
離処理がされていると(請求項3)、前記第二の基材シ
ートの上に重ねて第一の基材シートを貼って第一の配送
先に物品が配送された場合に、第一の配送先より第二の
配送先に物品を配送するには、第一の基材シートを剥が
す必要があるが、前記剥離処理がされている第二の基材
シートより第一の基材シートを剥がし易い。
【0017】また、本発明の配送用伝票を物品の往復配
送に用いることができ、かかる場合には、前記第一の表
示面が往路用の宛先の表示に用いられ、前記第二の表示
面が復路用の宛先の表示に用いられる(請求項4)。そ
して、本発明の配送用伝票を往復配送に用いると、配送
しようとする物品に対して前記二つの基材シートを貼る
作業を正確に行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1乃至図4に基づいて説明する。
【0019】図1は本発明の一実施形態である配送用伝
票の斜視図であり、図2は図1のII−II線における断面
図である。図1、図2に示される配送用伝票は、互いに
重ね合わされる表裏両面の基材シート1、2を備えてい
る。基材シート1、2は、その表面に表示面7、8が設
けられており、該表示面7、8によりシート1、2がラ
ベルとして貼り付けられる物品の宛先を表示できるよう
になっている。この表示面7が第一の表示面であり、表
示面8が第二の表示面である。
【0020】この基材シート1、2は、その表面に印刷
又は印字を施すことが可能な紙材等により形成されてい
る。紙材としては、上質紙、グラシン紙、アート紙、コ
ート紙(熱転写紙、インクジェット用紙含む)、感圧
紙、感熱紙、樹脂含浸紙等を用いることができる。ま
た、布や各種のプラスチックフィルムにより形成するの
であっても構わない。
【0021】また、基材1には夫々所定の間隔で切取線
9が設けられ、基材2には夫々所定の間隔で切取線10
が設けられている。これにより、夫々の切取線9により
区切られた基材シート1の各表面に夫々表示面7が形成
され、また、夫々の切取線10により区切られた基材シ
ート2の各表面に夫々表示面8が形成される。そして、
基材1における切取線9が設けられる位置と、基材2に
おける切取線10が設けられる位置とを一致させ、基材
1の表示面7と基材2の表示面8とを夫々一組として用
いることができる。
【0022】また、基材シート1、2の互いに重ね合わ
される裏面には、剥離剤により形成される剥離層と粘着
剤により形成される粘着層とが夫々所定の幅を持って交
互に略平行に設けられている。即ち、基材シート1には
剥離層3と粘着層4とが設けられており、基材シート2
には剥離層5と粘着層6とが設けられている。
【0023】剥離層は、剥離性に優れたシリコーン樹脂
やフッ素樹脂等により形成することができる。また、粘
着層は、いわゆる再剥離タイプの糊により形成されてい
る。これにより、基材シート1を後に説明するように基
材シート2より剥離するにあたり、基材シート2への糊
残り(移行)を抑えることができ、該基材シート1の剥
離性の面でも好ましい。また、後に説明するように基材
シート2の表示面8についてペインタブルシリコン処理
をすることにより、粘着層を一般強粘タイプの糊により
形成することもできる。例えば、ゴム系、アクリル系、
シリコーン系等の共重合物により粘着層を形成すること
ができる。そして、基材1、2の剥離層3、5が互いに
重ならないように、また、基材1、2の粘着層4、6が
互いに重ならないように、基材1、2は重ね合わされて
いる。このように構成される配送用伝票にあっては、基
材1と基材2とを互いに剥離することができる。
【0024】また、基材シート2の表示面8は、剥離処
理を施すことにより、剥離性が高められている。剥離処
理の施し方として、ペインタブルシリコンの塗工を挙げ
ることができる。このペインタブルシリコンは、従来の
シリコーンにない筆記性を有し、これが表面に塗工され
たシートの該表面の上にさらにシートを重ねて貼ること
が可能なものである。
【0025】このペインタブルシリコンの塗工による剥
離処理を行うと、基材シート2の表示面8の剥離性を高
めつつも、表示面8への文字等の印刷に支障を来さない
ので好ましい。かかる剥離処理は、表示面8の全面か、
少なくとも文字等により宛先が印刷される部分について
施される。
【0026】かかる配送用伝票は、以下のごとき例にお
ける物品の配送に用いることができる。複写機の販売を
行うB社が、該複写機を購入したA社より空のトナーボ
トルを回収したいことがある。この場合、B社がトナー
ボトルを回収するための収容箱をA社宛に送り、A社が
該収容箱にトナーボトルを詰めてB社宛に送り返すこと
により、即ち、B社とA社間で収容箱を往復配送するこ
とにより、B社はA社よりトナーボトルを回収できる。
ここで、A社を前記収容箱の第一の配送先とし、B社を
収容箱の第二の配送先とする。
【0027】配送用伝票において、基材1を第一の配送
先宛の第一のラベルとして用い、基材2を第二の配送先
宛の第二のラベルとして用いる。
【0028】上記B社において、基材1について具体的
に図示する図3に示されるように、基材1の表示面7に
第一の配送先であるA社の宛先の表示を行い、基材2の
表示面8に第二の配送先であるB社の宛先の表示を行
う。かかる表示は、前記夫々一組とされる基材1の表示
面7と基材2の表示面8とに対して行う。この基材1、
2への表示は、ワードプロセッサー等により宛先の編集
を行い、プリンターを用いた印刷により行うことができ
る。プリンターを用いて印刷すると、宛先の表示を大量
に行う必要がある場合に迅速に処理できて便利であり、
特に、両面同時に印字可能なプリンターを用いて行う
と、表示面7と表示面8についての印字の組み合わせに
入力ミスがない限り、宛先の表示を誤ることなく、且つ
より高速に処理することが可能である。
【0029】そして、本発明の配送用伝票にあっては、
剥離紙が存在しないので、その厚さは100〜200μ
m程度であり、プリンターによる印刷処理に支障を来さ
ない程度の厚さである。なお、表示面7、8への宛先の
表示は、手書きによる宛先の記入によるのであってもよ
い。このようにして、基材1により第一のラベル11
が、基材2により第二のラベル12が形成される。
【0030】次に、上記B社において、図4(a)に示
されるように、配送用伝票より第一のラベル11と第二
のラベル12とを互いに剥離する。そして、梱包された
収容箱20にまず第二のラベル12を貼り付け、さら
に、第一のラベル11を第二のラベル12の上に貼り付
ける。かかる二つのラベルを貼る作業を行うにあたり、
本発明の配送用伝票にあっては、上記第一のラベル11
と第二のラベル12とを、略同時か極めて短時間内に貼
ることを余儀なくされる。即ち、二つのラベルの一つを
剥離すると、剥離紙がないことにより、他の一つは単独
で存在できなくなるからである。これにより、配送しよ
うとする物品の配送先が多数に及ぶ場合であっても、ラ
ベルの貼り間違いをなくすることができる。
【0031】また、剥離紙がないので、ラベルを貼った
後に不要な廃棄物を生ずることがなく、ラベルを貼るべ
き物品が多数に及ぶ場合でも、剥離紙を回収して処理す
る作業に煩わされることがない。
【0032】そして、上記二つのラベルが重ねて貼られ
た収容箱20は、B社よりA社に送り届けられる。そし
て、A社においては、一旦梱包を解いて収容箱にトナー
ボトルを収納した上で再度梱包した後に、図4(b)に
示されるように、前記第一のラベル11を剥がして第二
のラベル12を露出させる。ここで、第二のラベル12
とされた基材2の表示面8には剥離処理が施されている
ので、第一のラベル11を剥がし易い。そして、第二の
ラベル12が露出された収容箱20は、A社よりB社へ
と送り返される。
【0033】このように、本発明の配送用伝票は、一つ
の物品を二社間で往復配送する場合に用いることがで
き、かかる場合に一つの物品に貼るべき二つのラベルを
誤ることなく、正確に貼ることができる。
【0034】また、本発明の配送用伝票を、一つの物品
をB社からA社へと配送し、さらにA社からC社へと配
送したい場合に、即ち、特定企業間におけるいわゆる
「通い箱」としての配送用に用いることができる。この
場合には、B社において、本発明の配送用伝票に基づ
き、A社の宛先が表示された第一のラベルと、C社の宛
先が表示された第二のラベルとが作製される。そして、
B社において、第二のラベルを物品に貼り、その上に重
ねて第一のラベルが貼られ、該物品がB社よりA社へ配
送されることになる。そして、A社において、第一のラ
ベルを剥がして第二のラベルを露出させ、C社宛に物品
が配送されることになる。このような場合についても、
物品の最初の配送元であるB社において、予め決まって
いる二つの配送先に対する二つのラベルを間違うことな
く物品に貼る作業を行うことができる。
【0035】また、配送用伝票の使い方として、前記第
一のラベルを第二のラベルの上に重ねて貼る使い方の例
により説明したが、必ずしも二つのラベルを重ねて貼る
必要はない。例えば、第二のラベルが貼られたものを包
装紙で覆って梱包し、該包装紙の上に第一のラベルを貼
るような場合であってもよく、第二のラベルを貼った後
の極めて短時間内に第一のラベルを貼ることができる使
い方に用いるのであればよい。
【0036】また、本発明の配送用伝票は、二つのラベ
ルを一つの物品の配送に用いる場合に限られず、一つの
配送元から二箇所宛に各一つの物品を配送するための二
つのラベルとして用いることもできる。例えば、製品の
一部をなす二つの部品の一組について、特定の二つの修
理工場に配送して修理する必要があるような場合であ
り、かかる二つの部品の一組が多数組存在するような場
合に用いることもできる。
【0037】さらに、配送用伝票を構成する基材シート
と粘着層および剥離層とについて、前記図1、図2によ
り説明された構造のものに限られず、基材シート1と基
材シート2とを互いに剥離できればよい。例えば、剥離
層と粘着層とを、上記切取線9、10に略平行となるよ
うに設けるのでなく、切取線9、10に交わるように設
けるのであってもよく、かかる場合に、剥離層3と5と
が交わるように、粘着層4と6とが交わるように設ける
のであってもよい。
【0038】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の配送用
伝票によると、配送しようとする物品に対する二つのラ
ベルを間違うことなく正確に貼ることができ、また、該
作業を行うにあたって、不要な廃棄物である剥離紙を回
収して処理する必要がない。また、物品の配送に必要な
二つのラベルをプリンターを用いて作成することに支障
とならないので、特に、多くの物品を配送する場合に迅
速に処理できて便利であるという効果を奏する。
【0039】また、二つのラベルを重ねて貼った上で物
品を配送する場合に、前記第一の配送先における一つの
ラベルを剥がすことが容易であるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】配送用伝票の斜視図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】配送用伝票に宛先が表示される例を示す図であ
る。
【図4】(a)物品にラベルを重ねて貼った状態を示す
図である。 (b)第一の配送先にてラベルを一枚剥がす様子を示す
図である。
【符号の説明】
1 第一の基材シート 2 第二の基材シート 3 剥離層 4 粘着層 5 剥離層 6 粘着層 7 表示面 8 表示面 9 切取線 10 切取線 11 第一のラベル 12 第二のラベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09F 3/10 B42D 11/00 C09J 7/02 G09F 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着層と剥離層とを片面側に備える基材
    シートである第一の基材シートと第二の基材シートと
    が、前記片面側で互いに重ね合わされてなり、 前記第一の基材シートおよび第二の基材シートの前記片
    面側に対する他面側の表面に、該基材シートが貼着され
    る物品の配送先を表示するための表示面が設けられてお
    り、 前記第一の基材シートの表示面が、第一の配送先を表示
    するための第一の表示面とされ、 前記第二の基材シートの表示面が、前記第一の配送先と
    異なる第二の配送先を表示するための第二の表示面とさ
    れることを特徴とする配送用伝票。
  2. 【請求項2】 前記第二の表示面が、前記第一の配送先
    からさらに配送を受ける配送先である第二の配送先の表
    示に用いられることを特徴とする請求項1記載の配送用
    伝票。
  3. 【請求項3】 前記第二の基材シートの表面に剥離処理
    がされていることを特徴とする請求項2に記載の配送用
    伝票。
  4. 【請求項4】 前記配送用伝票が物品の往復配送に用い
    られるものであり、前記第一の表示面は往路用の宛先の
    表示に用いられ、前記第二の表示面は復路用の宛先の表
    示に用いられることを特徴とする請求項2または請求項
    3記載の配送用伝票。
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