JP2905640B2 - メモリインタフェイス装置 - Google Patents

メモリインタフェイス装置

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JP2905640B2 JP4073746A JP7374692A JP2905640B2 JP 2905640 B2 JP2905640 B2 JP 2905640B2 JP 4073746 A JP4073746 A JP 4073746A JP 7374692 A JP7374692 A JP 7374692A JP 2905640 B2 JP2905640 B2 JP 2905640B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ駆動型プロセ
ッサから入力される入力データパケットに応答して、画
像メモリをアクセスしてその結果を出力するためのメモ
リインタフェイス装置に関し、特に、動的データ駆動型
プロセッサから出力され、入力時間順序に付けられる世
代番号が付された入力データパケットに応答して、その
世代番号をアドレスとして画像メモリなどの内容をアク
セスし結果を出力するためのメモリインタフェイス装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、たとえば画像処理などの分野で、
プロセッサの動作速度を向上させることに対する要求が
高まっている。このようなプロセッサの高速化に対する
解決の1手段として並列処理が有力視されている。並列
処理向きアーキテクチャのうちでも、データ駆動型とよ
ばれるアーキテクチャが特に注目される。
【0003】データ駆動型プロセッサでは、「ある処理
に必要な入力データがすべて揃い、かつその処理に必要
な演算装置などの資源が割当てられたときに処理を行な
う」という単純な規則に従って処理が進行する。このア
ーキテクチャを実現するために必要となる技術として、
入力データが揃ったこと(発火)を検出するための機構
がある。この発火検出の際に、ある処理に対して1組の
入力データしか許さないものを静的データ駆動方式、2
組以上の入力データセットを許すものを動的データ駆動
方式と呼ぶ。
【0004】映像信号処理などの時系列データを処理す
る際には、静的データ駆動方式では十分に対応できず、
動的アーキテクチャを採用することが必要であると考え
られる。この際、ある処理に対して複数の入力セットが
存在するために、これら複数の入力セットを識別するた
めの世代識別子などの概念を導入する必要がある。本明
細書では以下世代識別子のことを世代番号と呼ぶ。
【0005】上述のような映像処理向きデータ駆動型情
報処理装置の一例が、「動的データ駆動型プロセッサに
よる並列処理方式の検討」(情報処理学会、マイクロコ
ンピュータアーキテクチャシンポジューム、1991.
11.12)に示されている。図16は、従来のメモリ
インタフェイス装置を用いた、映像処理向きデータ駆動
型情報処理装置のブロック図である。図16を参照して
このデータ駆動型情報処理装置は、映像処理向きデータ
駆動型プロセッサ1と、画像メモリ3と、従来のメモリ
インタフェイス24とを含む。
【0006】データ駆動型プロセッサ1には、データ伝
送路7、8を介して、入力時間順序に対応して付けられ
る世代番号を持つ入力データパケットが時系列的に入力
される。データ駆動型プロセッサ1は、予め設定された
処理内容に基づき、画像メモリ3に対するアクセス(画
像メモリ3の内容の参照/更新など)要求をデータ伝送
路4を介してメモリインタフェイス24に与える。メモ
リインタフェイス24は、このアクセス要求に応答し
て、入力データパケットに含まれる(世代番号)アドレ
スに該当する画像メモリ3のアドレスを、メモリアクセ
ス制御線6を介してアクセスし、その結果をデータ伝送
路5を介してデータ駆動型プロセッサ1に返す。データ
駆動型プロセッサ1は、メモリインタフェイス24の出
力に応答して、入力データパケットに対する処理を行な
ってデータ伝送路9あるいは10を通して出力データパ
ケットを出力する。
【0007】図17に、データ伝送路4を介してメモリ
インタフェイス24に入力される入力データパケットの
フィールド構成の例を示す。図17を参照して、この入
力データパケットは、命令コード26と、世代番号28
と、第1のデータ30と、第2のデータ32とを含む。
【0008】命令コード26は、画像メモリに対する処
理の内容を示す。この処理の内容としてはたとえば、画
像メモリ3の内容の参照あるいは更新などが含まれる。
【0009】世代番号28は、データ伝送路7あるいは
8を介してデータ駆動型プロセッサ1に対して与えられ
る入力データパケットに対し、入力時系列の順序に従っ
て付けられている識別子である。データ駆動型プロセッ
サ1は、この世代番号をデータの待合せの際のマッチン
グに利用している。一方、メモリインタフェイス24に
対しては、この世代番号は、画像メモリ3に対するアド
レスとしての意味を持つ。すなわち、メモリインタフェ
イス24は、この世代番号に基づいて画像メモリ3の該
当アドレスをアクセスする。
【0010】第1のデータ30および第2のデータ32
は、命令コード26の内容に従って異なる意味に解釈さ
れるデータである。たとえば命令コード26が画像メモ
リ3に対する更新を示している場合には、第1のデータ
30は画像メモリに対する書込データであり、第2のデ
ータ32は意味を持たない。命令コード26が画像メモ
リ3に対する参照を示している場合には、第1および第
2のデータ30、32はともに意味を持たない。
【0011】図17に示される入力データパケットにお
いては、命令コード26は8ビット、世代番号28は2
4ビット、第1のデータ30は12ビット、第2データ
32も12ビットである。
【0012】図18を参照して、データ伝送路5を介し
てメモリインタフェイス24から出力される出力データ
パケットのフィールド構成は次のようになっている。出
力データパケットは、命令コード34と、世代番号36
と、データ38とを含む。
【0013】図18を参照して、8ビットの命令コード
34および24ビットの世代番号36は、図17に示さ
れるメモリインタフェイス24への入力データパケット
の命令コード26および世代番号28がそのまま出力さ
れる。データ38には、画像メモリ3へのアクセス結果
が格納される。データ38は12ビットからなる。
【0014】図19は、世代番号28の詳細な構成を示
す。図19を参照して、世代番号28は、3ビットのフ
ィールドアドレスFD#と、11ビットのラインアドレ
スLN#と、10ビットのピクセルアドレスPX#とか
らなる。
【0015】図19に示される世代番号28は、図20
に示されるような画像メモリ3の論理的な構成に対応し
ている。図20に示される画像メモリ3の論理的な構成
は、3ビットのフィールドアドレスFD#で特定される
8枚のフィールド画像メモリ40a〜40hを含む。各
フィールド画像メモリは図19に示される11ビットの
ラインアドレスLN#に対応して、垂直方向に211=2
048ラインを含む。各ラインは、図19に示される1
0ビットのピクセルアドレスPX#に対応して、210
1024ピクセルを含む。
【0016】映像処理向きデータ駆動型プロセッサ1
(図16参照)に対して入力される時点で既に入力時系
列の順序に従って世代番号が信号入力パケットに付けら
れている。この世代番号に基づいて画像メモリ3をアク
セスするアドレスを決定すれば、アクセス点は1枚目の
画像メモリ40aの左上の点から始まって、水平方向に
スキャンするように移動する。1ラインのスキャンが終
了するとその直後のラインの左端にアクセス点が移動す
る。1枚目の画像メモリ40aの右下の点までスキャン
が終了すると、アクセス点は2枚目の画像メモリ40b
の左上の点に移動する。以下各画像メモリ40b〜40
hをアクセス点は順にスキャンするように移動する。最
後の画像メモリ、この例では8枚目の画像メモリ40h
の右下の点までスキャンが終了すると、先頭の画像メモ
リ40aの左上の点にアクセス点が戻り、以下同様のこ
とを繰返す。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】メモリインタフェイス
装置は、その目的に適合して、データ駆動型プロセッサ
への信号入力パケットの入力順序に従って、画像メモリ
をアクセスするアドレスを移動させていくために、映像
のスキャンに追従して画像メモリ3の内容を処理してい
くことができる。そのためにこのようなメモリインタフ
ェイス装置は映像処理に適したものとなっている。しか
し、このような構成になっているために、逆に任意のア
ドレスを指定してその内容を読出すという処理を行なう
ことができないという問題がある。これは、従来のメモ
リインタフェイス装置が、画像メモリに対してアクセス
するためのアドレスを入力データパケットの世代番号に
依存しているためである。このような問題があるため
に、従来のメモリインタフェイス装置では、画像メモリ
の一部に予めテーブルを書込んでおき、入力データパケ
ットのデータ値によって、該当するテーブルの内容を読
出すようなテーブル変換処理が行なえないという問題点
があった。
【0018】また、映像信号処理においては、たとえ
ば、3×3近傍領域のマスク処理のように、隣合った領
域の内容を参照して何らかの演算を行ない、その結果を
同一のまたは異なるフィールドに書込むようなことがよ
く行なわれる。ところが、従来のメモリインタフェイス
装置においては、画像メモリに対してアクセスするため
のアドレスが入力データパケットの世代番号のみにより
決定される。そのために、このような隣合った領域の内
容を参照して何らかの処理を行なうことが容易には行な
えないという問題点があった。この問題は、任意のピク
セルの近傍に対して上述のマスク処理のような処理を行
なう場合にも同様に存在する。
【0019】それゆえに請求項1に記載の発明の目的
は、映像信号処理および映像信号処理に類似した処理に
適したメモリアクセスを行なえるとともに、任意のアド
レスを指定してその内容を読出すことが可能なメモリイ
ンタフェイス装置を提供することである。
【0020】請求項2に記載の発明の目的は、映像信号
処理および映像信号処理に類似した処理に適したメモリ
アクセスを行なえるとともに、世代番号によって指定さ
れたアドレス近傍のメモリアクセスを容易に行なうこと
ができるメモリインタフェイス装置を提供することであ
る。
【0021】請求項3に記載の発明の目的は、映像信号
処理および映像信号処理に類似した処理に適したメモリ
アクセスを行なえるとともに、予め画像メモリの任意の
アドレスにテーブルを書込み、その内容を読出すことが
可能なメモリインタフェイス装置を提供することであ
る。
【0022】請求項4に記載の発明の目的は、映像信号
処理および映像信号処理に類似した処理に適したメモリ
アクセスを行なえるとともに、世代番号に対し任意のオ
フセットをもつアドレスを中心とし、そのアドレスの近
傍のメモリアクセスを容易に行なうことができるメモリ
インタフェイス装置を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のメモリ
インタフェイス装置は、少なくとも入力命令コードと、
入力アドレスと、データとを含む入力データパケットに
応答して、メモリの所定アドレスにアクセスし、結果を
出力するための装置であって、入力データパケットの命
令コードが所定の第1の命令コードであるか否かを検出
し、検出された場合には入力データパケットのデータに
基づいて、少なくとも入力データパケットの入力アドレ
スを書換え、それ以外の場合には入力アドレスをそのま
まにして入力データパケットを出力するための入力デー
タパケット書換手段と、入力データパケット書換手段か
ら出力される入力データパケットに応答し、メモリの該
当アドレスを、入力命令コードに従ってアクセスし、結
果を出力するためのメモリアクセス手段と、メモリアク
セス手段の出力と入力データパケットとから、出力デー
タパケットを生成して出力するための出力データパケッ
ト生成手段とを含む。
【0024】請求項2に記載のメモリインタフェイス装
置は、請求項1に記載のメモリインタフェイス装置であ
って、その入力パケット書換手段は、入力命令コードが
第1の命令コードと一致しているか否かを検出するため
の一致検出手段と、入力アドレスの少なくとも一部と、
入力データの少なくとも一部とを加算するためのアドレ
ス加算手段と、一致検出手段により一致が検出されたと
きにはアドレス加算手段の出力により入力アドレスを書
換え、それ以外の場合には入力アドレスをそのままにし
て入力データパケットを出力するためのアドレス書換手
段とを含む。
【0025】請求項3に記載のメモリインタフェイス装
置は、少なくとも入力命令コードと、入力アドレスと、
入力データとを含む入力信号パケットに応答して、所定
のメモリの所定アドレスにアクセスし、結果を出力する
ためのメモリインタフェイス装置であって、入力命令コ
ードが所定の第1の命令コードおよび第2の命令コード
のいずれかと一致しているか否かを検出し、第2の命令
コードとの一致が検出された場合には入力データの少な
くとも一部を記憶保持するとともに入力コードをノーオ
ペレーション命令コードに書換え、第1の命令コードと
の一致が検出された場合には記憶保持された入力データ
に基づいて少なくとも入力アドレスを書換え、検出され
なかった場合には入力アドレスをそのままにして入力デ
ータパケットをそれぞれ出力するための入力データパケ
ット書換手段と、入力データパケット書換手段から出力
される入力データパケットに応答し、メモリの、入力ア
ドレスに該当するアドレスを、命令コードに従ってアク
セスし、結果を出力するためのメモリアクセス手段と、
メモリアクセス手段の出力と入力データパケットとか
ら、出力データパケットを生成して出力するための出力
データパケット生成手段とを含む。
【0026】請求項4に記載のメモリインタフェイス装
置は、請求項3に記載のメモリインタフェイス装置であ
って、入力データパケット書換手段は、入力命令コード
が第1の命令コードまたは第2の命令コードに一致して
いるか否かを検出するための一致検出手段と、一致検出
手段により入力命令コードと第2の命令コードとの一致
が検出された場合に、少なくとも入力データの一部を、
入力アドレスのベースオフセットとして記憶保持するた
めの記憶保持手段と、入力命令コードと第2の命令コー
ドとの一致が検出された場合に、入力命令コードをノー
オペレーション命令コードに書換えるための命令コード
書換手段と、記憶保持手段の記憶保持内容と、入力デー
タの少なくとも一部と、入力アドレスの少なくとも一部
とを加算するためのアドレス加算手段と、一致検出手段
により入力命令コードと第1の命令コードとの一致が検
出された場合には、入力信号パケットの入力アドレスを
アドレス加算手段の出力で書換え、それ以外の場合には
そのままにして出力するためのアドレス書換手段とを含
む。
【0027】
【作用】請求項1に記載のメモリインタフェイス装置に
おいては、入力データパケットの命令コードが第1の命
令コードであることが検出された場合には、入力データ
パケットのデータに基づいて、少なくとも入力データパ
ケットのアドレスが書換えられ、それ以外の場合には入
力データパケットのアドレスはそのままにしてメモリア
クセス手段に与えられる。メモリアクセス手段は、与え
られる入力データパケットのアドレスに対応して、メモ
リの該当アドレスを、命令コードに従ってアクセスして
結果を出力する。したがって、メモリの任意のアドレス
をアクセスしたい場合には、命令コードに第1の命令コ
ードをセットし、データに、アクセスしたいアドレスに
対応するデータをセットしておけば、メモリアクセス手
段によって、メモリの該当アドレスを自由にアクセスす
ることが可能となる。
【0028】請求項2に記載のメモリインタフェイス装
置においては、入力データパケットの入力命令コードが
第1の命令コードと一致している場合には、入力アドレ
スの少なくとも一部と、入力データの少なくとも一部と
がアドレス加算手段によって加算されるため、入力デー
タパケットの入力アドレスが加算結果で書換えられて出
力される。したがって、入力データパケットの入力アド
レスを中心とし、入力データの少なくとも一部でアドレ
スを修飾することができるために、最初に入力された入
力データパケットの入力アドレスを中心としたその近傍
に対して、容易にアクセスを行なうことができる。
【0029】請求項3に記載のメモリインタフェイス装
置においては、入力データパケットの命令コードが第2
の命令コードであることが検出された場合には、入力デ
ータの少なくとも一部が記憶保持されるとともに、入力
命令がノーオペレーション命令コードで書換えられる。
また命令コードが第2の命令コードであることが検出さ
れると、記憶保持されている入力データに基づいて、入
力データパケットの入力アドレスが書換えられる。また
命令コードが第1および第2の命令コードのいずれとも
一致しない場合には入力アドレスはそのままにして入力
データパケットが出力される。したがってメモリアクセ
ス手段は、元々の命令コードが第2の命令コードである
場合には何もせず、第1の命令コードであった場合には
記憶保持された入力データによって修飾された入力アド
レスに従ってメモリの該当アドレスをアクセスしてその
結果を出力する。そのために、入力データとして、所望
のアドレスを特定する値を設定して第1の命令とともに
与えておくことにより、そのアドレスをアクセスしてデ
ータを読出/書込することが可能となる。
【0030】請求項4に記載のメモリインタフェイス装
置においては、さらに、入力命令コードが第2の命令コ
ードと一致している場合には、入力データの一部が入力
アドレスのベースオフセット量として記憶保持手段に保
持された上、入力命令コードがノーオペレーション命令
コードに書換えられる。したがってこの場合メモリアク
セス手段は何も行なわない。一方命令コードが第1の命
令コードであることが検出された場合には、記憶保持手
段に格納されたベースオフセット量と、入力データの少
なくとも一部と、入力アドレスの少なくとも一部とが加
算されてアドレスとしてメモリアクセス手段に与えられ
る。したがってメモリアクセス手段は入力アドレスか
ら、記憶保持手段に記憶されたベースオフセット量だけ
移動したアドレスを中心とし、さらに入力データの一部
によって指定された近傍のオフセット量だけ移動したア
ドレスをアクセスする。したがって、記憶保持手段に任
意のベースオフセット量を記憶保持させておき、入力デ
ータパケットの入力データとして近傍のオフセット量を
設定しておけば、入力アドレスから任意のオフセット量
だけ移動したアドレスを中心とした近傍処理を容易に行
なうことができる。
【0031】
【実施例】図1は、請求項1および2に記載の発明に係
るメモリインタフェイス装置の一例のメモリインタフェ
イス12のブロック図である。このメモリインタフェイ
ス12は、図16に示される従来のメモリインタフェイ
ス24に代えて、そのまま図16のシステムに組込むこ
とができる。なお、以下に記載の実施例はあくまで一例
であって、他にもさまざまな変形を加えることができる
ことはいうまでもない。たとえば、入力データパケッ
ト、出力データパケットの各フィールドと、各フィール
ドのビット構成も一例であり、本実施例の構成に限定さ
れるわけではない。
【0032】図1を参照して、このメモリインタフェイ
ス12は、入力データパケットを図16に示される映像
処理向きデータ駆動型プロセッサ1から受取り、そのパ
ケット中の命令コードの内容によって、出力するデータ
の内容を切換えるための、入力データパケット書換手段
としての入力スクランブラ11と、入力スクランブラ1
1から与えられるデータパケットに従って、図16に示
される従来のメモリインタフェイス24と同様に、画像
メモリ3の該当アドレスを、指定された命令コードに従
ってアクセスして結果を出力するためのメモリアクセス
回路2とを含む。入力スクランブラ11はまた、入力デ
ータパケットに含まれる24ビットの世代番号フィール
ドを分岐して出力する。メモリアクセス回路2は、アク
セス結果とともに、入力スクランブラ11から与えられ
る8ビットの命令コードをそのまま出力する。メモリイ
ンタフェイス12は、このメモリアクセス回路2から出
力される8ビットの命令コードと、入力スクランブラ1
1から分岐された24ビットの世代番号と、メモリアク
セス回路2から出力される、画像メモリ3に対するアク
セス結果(12ビット)とから、図18に示されるよう
なフィールド構成の出力データパケットを生成して出力
する。
【0033】図2を参照して、入力スクランブラ11
は、入力データパケットのうちの8ビットの命令コード
を受取り、その命令コードがテーブル変換命令である場
合には、その命令コードを通常の画像メモリ読出しの命
令コードに変換するとともに、他の命令コードである場
合にはその命令コードをそのまま出力するための命令コ
ード変換器13と、命令コード変換器13によって制御
されて動作する2つのスイッチ20、22とを含む。ス
イッチ20の一方の入力には、入力データパケットの2
4ビットの世代番号のうち上位の12ビットが与えられ
る。スイッチ20の他方の入力には、入力データパケッ
トの第1のデータ(12ビット)が与えられる。同様に
スイッチ22の一方の入力には入力データパケットの世
代番号のうち下位の12ビットが、他方の入力には入力
データパケットの第2のデータ(12ビット)がそれぞ
れ与えられる。スイッチ20、22はいずれも命令コー
ド変換器13に制御され、与えられる命令がテーブル変
換命令である場合にはそれぞれ第1および第2のフィー
ルドの12ビット、それ以外の命令コードである場合に
はそれぞれ世代番号の上位および下位の12ビットを出
力する。スイッチ20の出力によって、入力スクランブ
ラ11の出力する世代番号の上位12ビットが、スイッ
チ22の出力によって下位12ビットがそれぞれ構成さ
れる。入力スクランブラ11内においては入力される世
代番号の信号は分岐して出力され、出力データパケット
への入力となっている。また入力される第1および第2
のデータはそれぞれ、スイッチ20、22への入力とさ
れるとともに、メモリアクセス回路2への入力ともなっ
ている。
【0034】命令コード変換器13は、入力データパケ
ットの8ビットの命令コードがテーブル変換命令と一致
しているか否かを検出して、一致した場合には検出信号
を出力するための一致検出回路14と、所定の画像メモ
リ読出しの命令コードを発生するための命令コード発生
回路16と、入力の一方に入力データパケットの命令コ
ードが、入力の他方に命令コード発生回路16の発生す
る命令コードがそれぞれ与えられ、一致検出回路14か
ら出力される検出信号によって制御されるスイッチ18
とを含む。一致検出回路14の出力する検出信号はま
た、スイッチ20、22の動作を制御するためにも用い
られる。
【0035】図1、図2に示されるメモリインタフェイ
ス12は以下のように動作する。入力データパケットの
命令コードがテーブル変換命令でない場合には、一致検
出回路14は検出信号を出力しない。スイッチ18は、
入力データパケットの命令コードを選択してメモリアク
セス回路2に与える。スイッチ20、22もそれぞれ、
入力データパケットの世代番号の上位12ビットおよび
下位12ビットを選択して出力する。したがって入力ス
クランブラ11は、図3に示されるように入力されるデ
ータパケットをそのままメモリアクセス回路2に与える
とともに、入力データパケットの世代番号を分岐して出
力データパケットへの入力とするように機能する。
【0036】この場合図1を参照して、メモリアクセス
回路2は、従来のメモリインタフェイス24(図16参
照)とまったく同様に動作するものであるために、メモ
リインタフェイス12に入力される入力データパケット
のアドレスに対応する画像メモリ3のアドレスを、入力
データパケットの命令コードに従ってアクセスし、その
結果を出力する。またメモリアクセス回路2は、与えら
れる8ビットの命令コードをそのまま出力する。
【0037】メモリインタフェイス12から出力される
出力データパケットの命令コードとしては、メモリアク
セス回路2から出力される命令コードがそのまま出力さ
れる。したがってこの命令コードは入力データパケット
の命令コードと一致する。出力データパケットの世代番
号としては、入力スクランブラ11から与えられる世代
番号が出力される。したがって、この世代番号は入力デ
ータパケットの世代番号と一致する。一方、出力データ
パケットのデータとしては、メモリアクセス回路2から
出力される、画像メモリ3に対するアクセス結果が出力
される。したがって、このメモリインタフェイス12
は、入力データパケットの命令コードがテーブル変換命
令でない場合には、図16に示されるメモリインタフェ
イス24とまったく同様に動作する。なお、メモリアク
セス回路2として従来のメモリインタフェイス24(図
16参照)と同様のものを採用しているために、メモリ
アクセス回路2からは世代番号も出力されるが、この世
代番号は出力データパケットには利用されない。
【0038】入力データパケットの命令コードがテーブ
ル変換命令を示している場合は、入力スクランブラ11
内の接続は以下のようになり、図4に示される回路とし
て動作する。一致検出回路14は命令コードとテーブル
変換命令コードとの一致を検出し、検出信号をスイッチ
18、20、22に与える。スイッチ18は、命令コー
ド発生回路16から与えられる画像メモリ読出しの命令
コードを選択し、命令コードとしてメモリアクセス回路
2に与える。スイッチ20、22はそれぞれ検出信号に
応答して、入力データパケットの第1のデータと第2の
データを選択して、メモリアクセス回路2に与える世代
番号の上位12ビットおよび下位12ビットとして出力
する。一方、入力データパケットの世代番号は分流さ
れ、出力データパケットの世代番号への入力となる。
【0039】したがって、メモリアクセス回路2に与え
られる入力データパケットの構成は以下のようになる。
命令コードとしては通常の画像メモリ読出しの命令コー
ドが与えられる。世代番号としては、入力データパケッ
トの第1のデータおよび第2のデータから合成された世
代番号が与えられる。第1および第2のデータとして
は、入力データパケットの第1および第2のデータがそ
のまま与えられる。
【0040】メモリアクセス回路2は、従来のメモリイ
ンタフェイス24とまったく同様に動作するために、次
のような結果が得られる。画像メモリ3のアドレスは、
入力スクランブラ11から与えられた世代番号となる。
すなわちメモリアクセス回路2は、メモリインタフェイ
ス12に与えられる入力データパケットの第1のデータ
および第2のデータをそれぞれ上位12ビット、下位1
2ビットからなるアドレスをアドレスとして画像メモリ
3をアクセスする。このアドレスは、映像信号の入力順
序とは無関係で、図16に示されるデータ駆動型プロセ
ッサ1が任意に設定可能なものである。メモリアクセス
回路2は、このアドレスに従って画像メモリ3をアクセ
スし、その結果を出力する。メモリアクセス回路2はま
た、入力スクランブラ11から与えられる命令コード、
すなわち画像メモリ読出しの命令コードをそのまま出力
する。
【0041】メモリインタフェイス12から出力される
出力データパケットの生成に際しては、図18に示され
る命令コードとしては画像メモリ読出しの命令コード
が、世代番号36としてはメモリインタフェイス12に
与えられる入力データパケットの世代番号が、データ3
8としては画像メモリ3に対するアクセス結果がそれぞ
れ出力される。メモリアクセス回路2から出力される世
代番号は、出力データパケットには用いられない。
【0042】したがって、入力データパケットの命令コ
ードがテーブル変換命令である場合には、入力データパ
ケットの第1のデータおよび第2のデータをアドレスと
して画像メモリ3へのアクセスが行なわれる。そのため
に、予め画像メモリ3の所定アドレスにテーブルを格納
しておけば、第1のデータおよび第2のデータとしてテ
ーブル参照のためのアドレスデータをセットしておくこ
とにより、画像メモリ3中のテーブルを用いたテーブル
変換機能を実現することができる。
【0043】以上のように、この請求項1に記載の発明
に係るメモリインタフェイス装置によれば、画像メモリ
の一部に、予めテーブルを書込んでおけば、入力データ
パケットのデータの値に基づいてアクセスすべきアドレ
スを決定し、該当するテーブルの内容を読出すことがで
きる。一方、そのようなテーブル変換命令以外の命令の
ときには、従来のメモリインタフェイスとまったく同様
に動作することができ、映像信号処理に適した画像メモ
リアクセスを行なうことができる。
【0044】図5は、請求項3に記載の発明に係るメモ
リインタフェイス装置の一実施例におけるメモリインタ
フェイスの入力スクランブラのブロック図である。この
入力スクランブラ42は、図1に示されるメモリインタ
フェイス12の入力スクランブラ11に代えて、メモリ
インタフェイス12にそのまま組込むことができる。こ
の入力スクランブラ42を組込んだメモリインタフェイ
ス12(図1)の特徴は、世代番号に基づく画像メモリ
3へのアクセスおよび第1の実施例において実現された
ような任意のアドレスのデータの読出しが行なえること
のほかに、任意のアドレスにデータの書込みを行なえる
ことである。そのためこの入力スクランブラ42を組込
んだメモリインタフェイス12を利用する場合には、通
常の命令コードと、たとえば第1の実施例におけるよう
なテーブル読出(変換)命令コードのほかに、テーブル
書込命令コードと、書込みのための準備作業として、テ
ーブル書込みのためのアドレス格納命令コードとを用意
する。
【0045】アドレス格納命令コードは、任意のアドレ
スへのデータの書込みに先立って、書込みのためのアド
レスの一部を前もってこの入力スクランブラ42に格納
させるための命令である。このアドレスの一部は、たと
えば第1のデータ30(12ビット)を通じて入力スク
ランブラ42に与えられ、入力スクランブラ42によっ
て記憶保持される。
【0046】テーブル書込命令は、入力スクランブラ4
2に格納された12ビットの第1のデータからなる上位
12ビットと、第2のデータ32によって与えられる下
位12ビットとで指定される画像メモリのアドレスに、
第1のデータ30として入力されるデータを書込むこと
を指定する命令である。また読出しの際には、第1の実
施例における場合と同様に、第1のデータ30および第
2のデータ32をそれぞれアドレスの上位12ビット、
下位12ビットとしそのアドレスで画像メモリをアクセ
スすることができる。
【0047】図5を参照して、入力スクランブラ42
は、入力データパケットの命令コード26が通常の命令
であるか、テーブル書込命令であるのか、テーブル書込
みのためのアドレス格納命令であるのか、テーブル読出
命令であるのかを判別し、命令の種類に応じて必要なら
ば命令コードを書換えるとともに、所定の一致検出信号
を出力するための命令コード変換器44と、命令コード
変換器44によって制御されて動作するスイッチ46、
48とを含む。
【0048】命令コード変換器44は、命令コードがテ
ーブル読出命令、アドレス格納命令、テーブル書込命令
のいずれかと一致しているか否かを検出するための一致
検出回路50と、一致検出回路50がアドレス格納命令
との一致を検出した場合に、第1のデータ30を記憶格
納してその値をスイッチ46の第1の入力に与えるため
のセグメントレジスタ54と、一致検出回路50がテー
ブル読出命令、アドレス格納命令、テーブル書込命令と
の一致を検出した場合にそれぞれ通常の読出命令、ノー
オペレーション命令、通常の書込命令を発生するための
命令コード発生回路52と、入力の一方に命令コード2
6が、入力の他方に命令コード発生回路52の出力がそ
れぞれ与えられ、一致検出回路50によって制御され
て、命令コード26が通常の命令コードである場合には
命令コード26を、テーブル読出命令、アドレス格納命
令、テーブル書込命令の場合には命令コード発生回路5
2の出力をそれぞれ選択して命令コードとして出力する
ためのスイッチ56とを含む。
【0049】スイッチ46は3つの入力を有する。その
うち第1の入力には、入力データパケットの世代番号2
8のうちの上位12ビットが、第2の入力にはセグメン
トレジスタ54の出力が、第3の入力には第1のデータ
30がそれぞれ与えられている。スイッチ46は、一致
検出回路50がテーブル読出命令との一致を検出した場
合には第3の入力を、テーブル書込命令との一致を検出
した場合には第2の入力を、いずれの命令とも一致が検
出されなかった場合には第1の入力をそれぞれ選択して
アドレスの上位12ビットとして出力する。
【0050】スイッチ48は2つの入力を有する。一方
の入力には入力データパケットの世代番号28の下位1
2ビットが与えられる。他方の入力には入力データパケ
ットの第2のデータ32が与えられる。そしてこのスイ
ッチ48は、一致検出回路50がテーブル書込命令また
はテーブル読出命令との一致を検出した場合には第2の
入力を、それ以外の場合には第1の入力をそれぞれ選択
してアドレスの下位12ビットとして出力する。
【0051】図5に示される入力スクランブラ42およ
びそのときの図1に示されるメモリインタフェイス12
の動作は以下のようである。以下、通常の命令時、テー
ブルデータの書込時、テーブルデータの読出時に分けて
順に入力スクランブラ42の動作を説明する。
【0052】(1) 通常の命令が入力データパケット
の命令コード26として入力スクランブラ42に与えら
れたとき、入力スクランブラ42は以下のように動作す
る。一致検出回路50は、スイッチ56、46、48を
それぞれ、第1の入力を選択するように切換える。一致
検出回路50はまた、セグメントレジスタ54、命令コ
ード発生回路52に特定の動作をさせることはしない。
このようにスイッチ56、46、48が接続されること
により、入力スクランブラ42の機能は、等価的には第
1の実施例で示された図3と同様になる。したがってこ
の場合、入力スクランブラ42は入力データパケットを
そのままメモリアクセス回路に与えることになる。図1
に示されるメモリインタフェイス12は、従来のメモリ
インタフェイスとまったく同様の動作を行なう。
【0053】(2) データの書込みは、2段階に分け
られる。第1の段階は、書込アドレスの上位12ビット
をセグメントレジスタ54に記憶格納させる段階であ
る。第2の段階はセグメントレジスタ54に格納された
アドレスの上位12ビットと、入力データパケットの第
2のデータ32とを合成して書込アドレスを生成し、そ
の書込アドレスに、第1のデータ30を書込む段階であ
る。以下、アドレスの格納、データ書込みに分けて順に
説明する。
【0054】アドレス格納の場合、入力データパケット
の命令コード26としては、アドレス格納命令が与えら
れる。一致検出回路50は、入力された命令コードとア
ドレス格納命令との一致を検出し、以下のように動作す
る。一致検出回路50はまず、スイッチ56を第2の入
力に切換える。スイッチ46は第1の入力に切換えられ
る。スイッチ48も第1の入力に切換えられる。なおこ
のとき、図1に示されるメモリアクセス回路2は、後述
するようにメモリアクセスを行なわないため、スイッチ
46、48から出力されるアドレスは何らの意味を持た
ない。したがってスイッチ46、48の接続はこの場合
どのようなものであっても良い。一致検出回路50は、
セグメントレジスタ54に一致検出信号を与え、入力デ
ータパケットの第1のデータ30(12ビット)を格納
させる。この12ビットのデータが、書込アドレスの上
位12ビットとなる。また一致検出回路50は、命令コ
ード発生回路52に対して一致検出信号を与え、ノーオ
ペレーション命令を発生させる。ノーオペレーション命
令はスイッチ56の第2の入力に与えられ、入力スクラ
ンブラ42から命令コードとしてメモリアクセス回路2
(図1参照)に与えられる。
【0055】したがって、この場合の入力スクランブラ
42の接続は、等価的には図6に示されるようになる。
図6に示されるように、命令コード26は、命令コード
変換器44によってノーオペレーション命令に変換され
て出力される。24ビットの世代番号28はそのまま出
力される。第1のデータ30と第2のデータ32も同様
にそのまま出力されるが、第1のデータ30は命令コー
ド変換器44に与えられてそこで記憶保持される。そし
てこの場合、前述したようにアドレス格納命令はノーオ
ペレーション命令に変換された上、メモリアクセス回路
に与えられるため、メモリアクセス回路は画像メモリに
対するアクセスをまったく行なわない。
【0056】テーブル書込命令の実行は以下のようにし
て行なわれる。一致検出回路50は、命令コード26と
テーブル書込命令との一致を検出し、スイッチ56を第
2の入力に、スイッチ46を第2の入力に、スイッチ4
8を第2の入力に、それぞれ切換える。一致検出回路5
0は、命令コード発生回路52に対して、テーブル書込
命令を検出したことを示す一致検出信号を与える。命令
コード発生回路52はこの一致検出信号に応答して、通
常の書込命令を発生しスイッチ56の第2の入力に与え
る。セグメントレジスタ54からスイッチ46の第2の
入力には、アドレス格納命令に応答して設定されたアド
レスの上位12ビットが与えられる。
【0057】したがって、このときの入力スクランブラ
42の接続は、等価的には図7に示されるようになる。
図7を参照して、命令コード26として与えられたテー
ブル書込命令は、命令コード変換器44によって通常の
書込命令に変換されて出力される。世代番号28は、そ
のまま分流して出力され、図1に示されるように出力デ
ータパケットの世代番号となる。第1のデータ30はそ
のまま出力される。第2のデータ32は、分流してアド
レスの下位12ビットとして出力される。命令コード変
換器44のセグメントレジスタ54(図5参照)から
は、アドレス格納命令において格納された、書込アドレ
スの上位12ビットが出力される。そしてこの12ビッ
トの信号と第2のデータ32からの12ビットの信号と
で24ビットのアドレスが生成され、図1に示されるメ
モリアクセス回路2に与えられる。
【0058】したがってこの場合、メモリ格納命令とと
もに第1のデータ30として書込アドレスの上位12ビ
ットを与え、テーブル書込命令と同時に第2のデータ3
0としてテーブル書込アドレスの下位12ビット、第1
のデータ30として書込むべきデータをそれぞれ入力ス
クランブラ42に与えることにより、所望のアドレスに
第1のデータ30で指定されるデータを書込むことがで
きる。
【0059】(3) データ読出時には、入力スクラン
ブラ42の接続は以下のようになる。一致検出回路50
は、命令コード26とテーブル読出命令との一致を検出
し、スイッチ56を第2の入力に、スイッチ46を第3
の入力に、スイッチ48を第2の入力にそれぞれ切換え
る。一致検出回路50は、テーブル読出命令との一致を
示す一致検出信号を命令コード発生回路52に与える。
命令コード発生回路52はこの一致検出信号に応答し
て、テーブル読出命令と異なる通常の読出命令を発生
し、スイッチ56の第2の入力に与える。前述のように
スイッチ46の第3の入力、スイッチ48の第2の入力
にはそれぞれ入力データパケットの第1のデータ30と
第2のデータ32とが与えられる。したがってこの場
合、入力スクランブラ42は、等価的には図4で示され
る第1の実施例の入力スクランブラ11と同様になる。
【0060】したがって、命令コード26としてテーブ
ル読出命令を、第1のデータ30、第2のデータ32と
してそれぞれテーブル読出アドレスの上位12ビット、
下位12ビットを入力スクランブラ42に与えることに
より、第1のデータおよび第2のデータからなる24ビ
ットで指定されるアドレスからデータの読出しを行なう
ことができる。このため、テーブル読出命令を容易に行
なうことができる。
【0061】したがってこの入力スクランブラ42を使
用したメモリインタフェイスを用いれば、任意のアドレ
スからのデータの読出しだけではなく、任意のアドレス
へのデータの書込みも容易に行なうことができる。ま
た、入力データパケットの命令コードがテーブル読出命
令、アドレス格納命令、テーブル書込命令のいずれでも
ないときには、入力データパケットの世代番号によって
指定されるアドレスをアクセスすることができる。した
がって、通常の映像信号処理に適した動作をも行なうこ
とができる。
【0062】図8は、請求項2に記載のメモリインタフ
ェイス装置において用いられる入力スクランブラ60の
ブロック図である。この入力スクランブラ60は、図1
に示される第1の実施例のメモリインタフェイス12の
入力スクランブラ11の代わりにそのままメモリインタ
フェイス12に対して用いることができる。この第3の
実施例のメモリインタフェイスの特徴は、入力データパ
ケットの世代番号で特定されるアドレスの近傍に対する
アクセス(読出/書込)を容易に行なうことができる点
にある。そのような近傍読出処理と、近傍書込処理と
は、命令コード26として特定の近傍読出命令および近
傍書込命令を予め準備してこの入力スクランブラ60に
それぞれ与えることによって実現することができる。
【0063】図8を参照して、入力スクランブラ60
は、入力データパケットの命令コード26が近傍読出命
令または近傍書込命令と一致しているか否かを検出し、
一致が検出された場合には入力された命令コードを所定
の他の命令コードに、それ以外の場合には入力された命
令コードをそのまま、それぞれ出力するための命令コー
ド変換器62と、命令コード変換器62によって制御さ
れ、近傍読出命令または近傍書込命令が検出された場合
には、入力データパケットの世代番号28に対し、入力
データパケットの第2のデータ32をオフセット量とし
て所定の方式に従って加算して出力するためのアドレス
シフト回路64とを含む。
【0064】命令コード変換器62は、入力データパケ
ットの命令コード26が近傍読出命令または近傍書込命
令と一致しているか否かを検出するための一致検出回路
66と、一致検出回路66からの一致検出信号に応答し
て所定の複数の命令コードのいずれかを発生するための
命令コード発生回路68と、一致検出回路66によって
制御され、近傍読出命令または近傍書込命令が検出され
た場合には命令コード発生回路68の出力を、それ以外
の場合には入力データパケットの命令コード26をその
まま、それぞれ出力するためのスイッチ70とを含む。
【0065】アドレスシフト回路64は、3つのスイッ
チ72、74、76と、3つの加算器78、80、82
とを含む。加算器78の一方の入力には世代番号28の
うち上位の3ビットが、他方の入力には入力データパケ
ットの第2のデータ32のうちの先頭の3ビットがそれ
ぞれ与えられる。加算器80の一方の入力には、世代番
号28の中位(第4番目〜第14番目)の11ビット
が、他方の入力には第2のデータ32の中位(第4番目
〜第8番目)の5ビットがそれぞれ与えられる。加算器
82の一方の入力には、世代番号28の下位の10ビッ
トが、他方の入力には第2のデータ32の下位の4ビッ
トがそれぞれ与えられる。スイッチ72、74、76の
それぞれの一方の入力には世代番号28の第1番目〜第
3番目の3ビット、第4番目〜第14番目の11ビッ
ト、下位の10ビットがそれぞれ与えられる。スイッチ
72、74、76のそれぞれの他方の入力には、加算器
78、80、82の入力が与えられる。そしてスイッチ
72、74、76は、スイッチ70と同様に、一致検出
回路66が通常の命令を検出した場合にはその第1の入
力を、近傍読出/近傍書込命令を検出した場合にはその
第2の入力をそれぞれ選択して世代番号(アドレス)と
してメモリアクセス回路2(図1参照)に与える。
【0066】以下、通常の命令コードが入力された場
合、および近傍読出命令が入力された場合の入力スクラ
ンブラ60の動作を順に説明する。
【0067】通常の命令コードが入力された場合、入力
スクランブラ60の接続は以下のようになる。一致検出
回路66は、スイッチ70を制御して、入力される命令
コードをそのまま出力させる。各スイッチ72、74、
76も同様に、入力される世代番号の上位3ビット、中
位11ビット、下位10ビットをそれぞれ出力する。第
1の実施例と同様に、世代番号28の上位3ビットはフ
ィールドアドレスを、中位11ビットはラインアドレス
を、下位10ビットはピクセルアドレスをそれぞれ示
す。そしてこの場合、入力スクランブラ60は等価的に
は、第1の実施例において説明された図3に示されるも
のと同様になる。そしてメモリインタフェイス12(図
1参照)の動作も、第1の実施例における画像メモリア
クセスのときの動作と同様となる。したがってここでは
それらについての詳しい説明は繰返さない。
【0068】近傍読出命令が入力された場合には、入力
スクランブラ60は以下のように動作する。なおこのと
き、第2のデータ32としては、図10に示されるよう
な構成のデータが入力されるものとする。図10を参照
して、第2のデータ32は、上位の3ビット、中位の5
ビット、下位の4ビットの合計12ビットからなる。上
位の3ビットはフィールドオフセットを示す。中位の5
ビットはラインオフセットを示す。下位の4ビットはピ
クセルオフセットを示す。
【0069】命令コード26として近傍読出命令が与え
られた場合、一致検出回路66は命令コード発生回路6
8に対して一致検出信号を与える。命令コード発生回路
68はこの一致検出信号に応答して、通常の読出命令を
発生してスイッチ70に与える。スイッチ70は、一致
検出回路66によって制御されて、命令コード発生回路
68の出力を選択して命令コードとして出力する。
【0070】スイッチ72、74、76はそれぞれ第2
の入力を選択して出力する。これら各第2の入力には、
加算器78、80、82の出力が与えられている。加算
器78は、世代番号28の上位3ビットと第2のデータ
32の上位3ビットとを加算して出力する。加算器80
は、世代番号28の中位の11ビットと、第2のデータ
32の中位の5ビットとを加算して出力する。加算器8
2は、世代番号28の下位の10ビットと、第2のデー
タ32の下位の4ビットとを加算して出力する。ただ
し、加算器78は、第2のデータ32の上位3ビットを
符号付の整数として取扱って加算を行なう。加算器8
0、82についても同様に、第2のデータ32から与え
られる入力を、符号付の整数として加算を行なう。した
がって図11に示されるように、スイッチ72、74、
76から出力される3ビット、11ビット、10ビット
の信号は、入力データパケットの世代番号28によって
表されるアドレスから、第2のデータ32によって表さ
れるフィールドオフセット、ラインオフセット、ピクセ
ルオフセットだけ移動した近傍位置のアドレスを示す。
このようにシフトされたアドレスは世代番号として図1
に示されるメモリアクセス回路2に与えられる。したが
ってこの場合、メモリアクセス回路2は、元々メモリイ
ンタフェイス12に対して与えられた世代番号28のフ
ィールドアドレス、ラインアドレス、ピクセルアドレス
に、第2のデータ32として与えられた対応するオフセ
ット量を加算した値をアドレスとして画像メモリ3をア
クセスすることになる。
【0071】このときのオフセット修飾されたアドレス
の一例が図12に示されている。図12に示される例で
は、フィールドオフセットΔfdは0、ラインオフセッ
トΔlnは−1、ピクセルオフセットΔpxは−3がそ
れぞれ設定されている。このように第2のデータ32の
各オフセットで世代番号が示すアドレス(×)をオフセ
ット修飾することができるため、所定のアドレスの近傍
(●)に対するアクセスを容易に行なうことができる。
同様にして近傍書込命令も行なうことができる。
【0072】この近傍読出命令が入力された場合の入力
スクランブラ60は、等価的には図9に示されるように
なる。図9を参照して、入力スクランブラ60は、近傍
読出命令が入力された場合には命令コード変換器62に
よって通常の読出命令に、近傍書込命令が入力された場
合にはその命令を命令コード変換器62によって通常の
書込命令に書換えてそれぞれ出力する。近傍読出命令、
近傍書込命令のときには、アドレスシフト回路64は、
入力データパケットの世代番号28の上位3ビット、中
位11ビット、下位10ビットに対してそれぞれ、第2
のデータ32の上位3ビット、中位5ビット、下位4ビ
ットを符号付整数と見なして加算し、オフセット修飾さ
れたアドレスとして出力する。第1のデータ30、第2
のデータ32はそれぞれそのままメモリアクセス回路2
に与えられる。世代番号28はまた分流して、出力デー
タパケットの世代番号とされる。
【0073】入力スクランブラ60が、等価的に図9に
示されるようになるため、この第3の実施例に係るメモ
リインタフェイスを用いれば、世代番号28として所定
の中心アドレスを、第2のデータ32としてその中心ア
ドレスからのオフセット量は、命令コード26として近
傍読出命令をそれぞれ与えれば、その中心アドレスに対
して所定のオフセットを持つアドレスをアクセスするこ
とができる。
【0074】テーブル書込命令も、第1のデータ30と
して書込データを与えることを別として、近傍読出処理
とまったく同様に行なうことができる。
【0075】上述の第3の実施例では、世代番号を中心
としてその近傍に対する処理を行なうことができる。し
かし、近傍処理は必ずしも世代番号によって示される位
置を中心とするものに限られるわけではない。そのよう
な場合を考慮すると、与えられる世代番号によって示さ
れるアドレスのみを中心とするだけでなく、世代番号に
よって示されるアドレスに対して任意のオフセットを持
つアドレスを中心とし、そのオフセットされたアドレス
を中心とした近傍処理を行なうことができれば画像処理
上で便利である。図13には、そのような本発明の請求
項4に係るメモリインタフェイスにおいて用いられる入
力スクランブラのブロック図が示されている。この入力
スクランブラ84は、図1に示されるメモリインタフェ
イス12において、入力スクランブラ11に代えてその
まま用いることができる。
【0076】図13に示される入力スクランブラ84
は、世代番号に対して、所定のオフセット量(ベースオ
フセット)を予め設定することを可能とした上、入力デ
ータパケットの第2のデータ32を、ベースオフセット
が加えられたアドレスを中心とした近傍のアドレスを特
定するためのオフセット量として用いるようにした点に
特徴がある。そして、画像メモリ3のアドレスがフィー
ルドアドレス、ラインアドレス、ピクセルアドレスによ
り特定されることに対応して、ベースオフセットもベー
スフィールドオフセット、ベースラインオフセット、ベ
ースピクセルオフセットの3種類が用意される。さら
に、このオフセットが加えられたアドレスを中心とする
近傍処理を可能とするために、フィールドオフセット
値、ラインオフセット値、ピクセルオフセット値が第3
の実施例の場合と同様に設定される。そして図14に示
されるように、フィールドオフセット値にベースフィー
ルドオフセット値を加算したものが広域フィールドオフ
セットとなる。同様にラインオフセット値にベースライ
ンオフセット値を加算したものが広域ラインオフセット
値となる。また、ピクセルオフセット値にベースピクセ
ルオフセット値を加算したものが広域ピクセルオフセッ
ト値となる。このようにすることにより、図15に示さ
れるように、世代番号が示すアドレスから、ベースオフ
セットによるポジションシフトを行なった後、フィール
ドオフセット、ラインオフセット、ピクセルオフセット
によって指定されるオフセットを行なうことによりこの
ベースオフセットされたアドレスを中心とした近傍処理
を行なうことが可能となる。
【0077】なお、上述のようにベースオフセット値と
してベースフィールドオフセット、ベースラインオフセ
ット、ベースピクセルオフセットの3種があるために、
入力スクランブラ84はこれら3つのベースオフセット
値に対応して3つのレジスタを有する。また、これら3
つのレジスタにベースオフセット値を設定するために、
3種類のベースオフセット格納命令が用意されている。
すなわちベースフィールドオフセット格納命令と、ベー
スラインオフセット格納命令と、ベースピクセルオフセ
ット格納命令とである。
【0078】図13を参照して、入力スクランブラ84
は、命令コード26が上述の3つのベースオフセット格
納命令、広域オフセット読出命令、広域オフセット書込
命令のいずれかと一致しているか否かを検出し、必要な
場合には命令コードを変換して出力するための命令コー
ド変換器88と、それぞれ第1のデータ30を、命令コ
ード変換器88からの制御に従って格納するための3つ
のレジスタ90、92、94と、命令コード変換器88
の制御に従い、通常のメモリアクセス命令の場合には世
代番号28をそのまま出力するとともに、広域オフセッ
ト読出命令、広域オフセット書込命令である場合には、
世代番号28によって表されるフィールドアドレス、ラ
インアドレス、ピクセルアドレスに対して、それぞれレ
ジスタ90、92、94に格納されたベースフィールド
オフセット、ベースラインオフセット、ベースピクセル
オフセットと、第2のデータ32の上位3ビット、中位
5ビット、下位4ビットからなるフィールドオフセット
値、ラインオフセット値、ピクセルオフセット値を加算
した結果を新たな世代番号として出力するためのアドレ
スシフト回路86とを含む。
【0079】命令コード変換器88は、一致検出回路9
6と命令コード発生回路98とスイッチ100とを含
む。一致検出回路96は、命令コード26が上述した3
つのベースオフセット格納命令、広域オフセット読出命
令、広域オフセット書込命令のいずれかと一致している
か否かを検出するためのものである。命令コード発生回
路98は、一致検出回路96が上述の3種のベースオフ
セット格納命令との一致を検出した場合にはノーオペレ
ーション命令を、広域オフセット読出命令との一致を検
出した場合には通常の読出命令を、広域オフセット書込
命令との一致を検出した場合には通常の書込命令をそれ
ぞれ発生してスイッチ100の第2の入力に与えるため
のものである。スイッチ100の第1の入力には、命令
コード26が与えられる。そしてスイッチ100は、一
致検出回路96が上述した3つのベースオフセット格納
命令、広域オフセット読出命令、広域オフセット書込命
令のいずれかとの一致を検出した場合には命令コード発
生回路98の出力を、それ以外の場合には入力された命
令コード26をそれぞれ選択して出力するためのもので
ある。
【0080】アドレスシフト回路86は、スイッチ10
2、104、106と、3入力加算器108、110、
112とを含む。
【0081】加算器108の第1の入力には世代番号2
8の上位3ビットが、第2の入力にはレジスタ90の出
力が、第3の入力には第2のデータ32の上位3ビット
がそれぞれ与えられる。加算器108はこれら3つの入
力値を符号付整数と見なして加算してスイッチ102の
第2の入力に与える。スイッチ102の第1の入力には
世代番号28の上位3ビットが与えられる。そしてスイ
ッチ102は、一致検出回路96が広域オフセット読出
命令または広域オフセット書込命令との一致を検出した
場合には加算器108の出力を、それ以外の場合には入
力される世代番号28の上位3ビットを選択して出力す
る。
【0082】加算器110の第1の入力には世代番号2
8の中位11ビットが、第2の入力にはレジスタ92の
出力が、第3の入力には第2のデータ32の中位5ビッ
トがそれぞれ与えられる。加算器110はこれら3つの
入力値を符号付整数と見なして加算してスイッチ104
の第2の入力に与える。スイッチ104の第1の入力に
は世代番号28の中位11ビットが与えられる。そして
スイッチ104は、一致検出回路96が広域オフセット
読出命令、広域オフセット書込命令のいずれかを検出し
た場合には加算器110の出力を、それ以外の場合には
世代番号28の中位11ビットを選択して出力する。
【0083】加算器112の第1の入力には世代番号2
8の下位10ビットが、第2の入力にはレジスタ94の
出力が、第3の入力には第2のデータ32の下位4ビッ
トがそれぞれ与えられる。加算器112は、これら3つ
の入力値を符号付整数と見なして加算してスイッチ10
6の第2の入力に与える。スイッチ106の第1の入力
には、世代番号28の下位10ビットが与えられる。そ
してスイッチ106は、一致検出回路96が上述の広域
オフセット読出命令、広域オフセット格納命令のいずれ
かを検出した場合には加算器112の出力を、それ以外
の場合には入力された世代番号28の下位10ビットを
それぞれ選択して出力する。
【0084】図13に示される入力スクランブラ84の
動作は、大別して通常の動作と、ベースオフセットの設
定動作と、広域オフセットアクセス動作とに分けられ
る。以下順に説明する。
【0085】通常動作の場合、入力スクランブラ84の
接続は以下のようになる。一致検出回路96は、命令コ
ード26が3つのベースオフセット格納命令、広域オフ
セット読出命令、広域オフセット書込命令のいずれとも
一致していないことを検出する。スイッチ100、10
2、104、106は、一致検出回路96から一致検出
信号が出力されないために、それぞれ第1の入力を選択
して出力する。したがって命令コードとしては入力デー
タパケットの命令コードが、世代番号としては入力デー
タパケットの世代番号が、第1のデータ、第2のデータ
としてはそれぞれ入力データパケットの第1のデータ、
第2のデータが出力される。したがってこの入力スクラ
ンブラ84は、この場合等価的に図3に示されるものと
同様になる。このときのメモリインタフェイスの動作は
既に説明した。したがってここではそれについての詳し
い説明は繰返さない。
【0086】ベースオフセット格納動作はさらに、ベー
スフィールドオフセット格納処理と、ベースラインオフ
セット格納処理と、ベースピクセルオフセット格納処理
とに分けられる。以下、順に説明する。
【0087】ベースフィールドオフセット格納処理の場
合、命令コード26としてはベースフィールドオフセッ
ト格納命令が入力される。一致検出回路96は、このベ
ースフィールドオフセット格納命令を検出すると一致検
出信号を出力し、命令コード発生回路98にノーオペレ
ーション命令を発生させる。スイッチ100は第2の入
力を選択するように切換えられる。したがって入力スク
ランブラ84からはノーオペレーション命令が出力され
る。一致検出回路96はまた、ベースフィールドオフセ
ット格納命令との一致を検出して、3つのレジスタ9
0、92、94のうちレジスタ90を制御して、第1の
データ30を格納させる。第1のデータ30としてはこ
の場合、ベースフィールドオフセットが設定されている
ものとする。したがってレジスタ90には、ベースフィ
ールドオフセットが格納されることになる。またこのと
き、スイッチ102、104、106はそれぞれ第1の
入力を選択するように切換えられる。なおこの場合、メ
モリアクセス回路2に与えられる命令が前述したように
ノーオペレーション命令であるために、これら3つのス
イッチ102、104、106から出力されるデータは
実際上意味を持たない。したがって、スイッチ102、
104、106の切換は、上述のようには限定されな
い。
【0088】同様にベースラインオフセット、ベースピ
クセルオフセットの格納時には、それぞれレジスタ9
2、94に、第1のデータ30が格納される。したがっ
てそれぞれの場合第1のデータにベースラインオフセッ
トとベースピクセルオフセットとを設定しておくことに
より、レジスタ92、94にベースラインオフセット、
ベースピクセルオフセットが格納されることになる。
【0089】広域オフセット読出命令が命令コード26
として一致検出回路96に与えられると、一致検出回路
96はそれを検出して一致検出信号を命令コード発生回
路98に与える。命令コード発生回路98はその一致検
出信号に応答して、通常の読出命令を発生する。スイッ
チ100は一致検出回路96に制御されて命令コード発
生回路98の出力を選択して出力する。したがってメモ
リアクセス回路2(図1参照)には、命令コードとして
通常の読出命令が与えられる。
【0090】一方、この場合第2のデータ32として
は、図10に示されるような3ビットのフィールドオフ
セット、5ビットのラインオフセット、および4ビット
のピクセルオフセットが設定されているものとする。加
算器108は、世代番号28の上位3ビットと、レジス
タ90に格納されているベースフィールドオフセット
と、第2のデータ32の上位3ビットからなるフィール
ドオフセットとを加算してスイッチ102に与える。ス
イッチ102は一致検出回路96によって切換えられ、
加算器108の出力を選択して世代番号28の上位3ビ
ットとして出力する。
【0091】同様に加算器110は、世代番号28の中
位11ビットと、レジスタ92に格納されたベースライ
ンオフセットと、第2のデータ32の中位5ビットとを
加算し、スイッチ104の第2の入力に与える。スイッ
チ104は一致検出回路96によって制御されて加算器
110の出力を選択し、世代番号の中位11ビットとし
て出力する。
【0092】加算器112は、世代番号28の下位10
ビットと、レジスタ94に格納されたベースピクセルオ
フセットと、第2のデータ32の下位4ビットとを加算
し、スイッチ106の第2の入力に与える。スイッチ1
06は一致検出回路96によって制御されて加算器11
2の出力を選択し、世代番号の下位10ビットとして出
力する。
【0093】したがって図1に示されるメモリアクセス
回路2に与えられる世代番号は、元々の世代番号によっ
て示されるアドレスに対し、図14に示されるような広
域オフセットを加えたものとなる。メモリアクセス回路
2(図1参照)は、この広域オフセットが加えられたア
ドレスに従って画像メモリをアクセスし、読出結果を出
力データパケットのデータとして出力する。
【0094】したがって、図13に示されるような入力
スクランブラ84を採用したメモリインタフェイスを用
いれば、世代番号によって指定されるアドレスから任意
のオフセット量だけオフセットした点を求め、その点を
中心としてその近傍に対するアクセス処理を行なうこと
ができる。
【0095】広域オフセット書込処理も、上述の広域オ
フセット読出処理と同様に行なうことができる。この場
合、第1のデータとして、画像メモリのその所望のアド
レスに格納すべきデータを設定しておかなければならな
いことと、命令コード発生回路98が発生する命令は通
常の書込命令であることとが、広域オフセット読出命令
の場合と異なる。
【0096】以上のようにこの第4の実施例のメモリイ
ンタフェイスを用いれば、世代番号によって示されるア
ドレスの近傍に対する処理のみでなく、世代番号によっ
て示されるアドレスから任意のオフセット量に従って移
動した点を中心とする近傍処理を行なうことができる。
また、このような広域オフセット処理を行なわない場合
には世代番号に従って決められるアドレスに対するメモ
リアクセスを行なうことができるため、映像処理に適し
た動作を行なうことができる。
【0097】なお、この第4の実施例において各レジス
タ90、92、94に格納されるベースオフセットをす
べて0としておけば、第3の実施例に示されるメモリイ
ンタフェイスとまったく同様の動作も行なうことができ
る。
【0098】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明によ
れば、入力データパケットの命令コードとして所定の第
1の命令コードを与え、入力データパケットのデータ
に、メモリの所望のアドレスを指定するためのデータを
与えることにより、メモリの所望のアドレスからデータ
を読出すことができる。また、命令コードが第1の命令
コード以外の場合には、入力データパケットのアドレス
に従って画像メモリのアクセスが行なわれる。したがっ
てアドレスとして動的データ駆動型処理方式に用いられ
る世代番号を使用すれば、映像信号処理に適した画像メ
モリ読出しを行なうことも可能である。
【0099】その結果、映像信号処理および映像信号処
理に類似した処理に適したメモリアクセスを行なえると
ともに、任意のアドレスを指定してメモリ読出しを行な
うことも可能なメモリインタフェイス装置を提供するこ
とができる。
【0100】請求項2に記載のメモリインタフェイスに
よれば、入力アドレスを、入力データの一部で修飾する
ことができる。したがって、入力アドレスを中心とする
近傍に対するアクセスを容易に行なうことができる。ま
た、通常の処理の場合には入力アドレスに従ったメモリ
アクセスを行なうことができる。
【0101】その結果、映像信号処理に適しているとと
もに、映像処理によって指定されたアドレス近傍に対す
るメモリアクセスを容易に行なうことができるメモリイ
ンタフェイス装置を提供できる。
【0102】請求項3に記載の発明によれば、第2の命
令コードを用いることにより、アクセスされるアドレス
を特定するためのデータが入力信号パケット書換手段に
記憶され、第1の命令を用いることによりその記憶保持
されたアドレスに基づいてメモリをアクセスすることが
可能となる。また、通常の命令を用いれば従来のメモリ
インタフェイスと同様に動作することができる。
【0103】その結果、映像処理に適しているととも
に、メモリの任意のアドレスに対してアクセスすること
が容易なメモリインタフェイスを提供できる。
【0104】請求項4に記載のメモリインタフェイスに
よれば、入力アドレスのベースオフセット量が一旦記憶
保持された上で入力アドレスを、この記憶保持されたベ
ースオフセット量と、入力データの一部とで修飾するこ
とができる。したがって、入力アドレスから、ベースオ
フセット量だけオフセットされたアドレスを中心とす
る、入力データの一部によって修飾可能な近傍に対する
アクセスを容易に行なうことができる。
【0105】その結果、映像信号処理に適しているとと
もに、映像信号処理によって指定されたアドレスに対し
て任意の関係を有するアドレスを中心とした近傍に対す
るメモリアクセスを容易に行なうことができるメモリイ
ンタフェイス装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメモリインタフェイス装置の一実
施例のメモリインタフェイスのブロック図である。
【図2】図1に示される入力スクランブラ11のブロッ
ク図である。
【図3】命令コードがテーブル変換命令以外の場合の、
入力スクランブラの機能を示すブロック図である。
【図4】命令コードがテーブル変換命令である場合の入
力スクランブラの機能を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係るメモリインタフェ
イス装置の入力スクランブラの回路ブロック図である。
【図6】図5に示される入力スクランブラの、アドレス
格納時の機能を示す模式的ブロック図である。
【図7】図5に示される入力スクランブラの、データ書
込時の機能を示す模式的ブロック図である。
【図8】本発明の第3の実施例に係るメモリインタフェ
イス装置に用いられる入力スクランブラの回路ブロック
図である。
【図9】図8に示される入力スクランブラの、アドレス
修飾時の機能を示す模式的ブロック図である。
【図10】オフセットの構成を示す模式図である。
【図11】実行アドレスの算出方法を示す模式図であ
る。
【図12】オフセット修飾によるメモリアクセスの状態
を示す模式図である。
【図13】本発明の第4の実施例に係るメモリインタフ
ェイス装置の入力スクランブラの回路ブロック図であ
る。
【図14】第4の実施例における広域フィールドオフセ
ット値、広域ラインオフセット値、広域ピクセルオフセ
ット値の算出方法を示す模式図である。
【図15】第4の実施例におけるメモリアクセスの状態
を示す模式図である。
【図16】従来の動的データ駆動型情報処理装置のシス
テムブロック図である。
【図17】メモリインタフェイスへの入力データパケッ
トのフィールド構成を示す模式図である。
【図18】メモリインタフェイスからの出力データパケ
ットの構成を示す模式図である。
【図19】世代番号の構成を示す構成図である。
【図20】図19に示される世代番号の構成に対応した
画像メモリの構成を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 データ駆動型プロセッサ 2 メモリアクセス回路 3 画像メモリ 6 メモリアクセス制御線 11,42,60,84 入力スクランブラ 12 メモリインタフェイス 13,44,62,88 命令コード変換器 14,50,66,96 一致検出回路 16,52,62,98 命令コード発生回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−279323(JP,A) 特開 昭62−211749(JP,A) 特開 平4−259085(JP,A) 特開 平3−282647(JP,A) 特開 平3−233740(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 12/00 G06F 15/82

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも入力命令コードと、入力アド
    レスと、入力データとを含む入力データパケットに応答
    して、所定のメモリの所定アドレスにアクセスし、結果
    を出力するためのメモリインタフェイス装置であって、 前記入力命令コードが所定の第1の命令コードであるか
    否かを検出し、検出された場合には前記入力データに基
    づいて少なくとも前記入力アドレスを書換え、検出され
    なかった場合には前記入力アドレスをそのままにして前
    記入力データパケットをそれぞれ出力するための入力デ
    ータパケット書換手段と、 前記入力データパケット書換手段から出力される前記入
    力データパケットに応答し、メモリの、前記入力アドレ
    スに該当するアドレスを、前記入力命令コードに従って
    アクセスし、結果を出力するためのメモリアクセス手段
    と、 前記メモリアクセス手段の出力と、前記入力データパケ
    ットとから、出力データパケットを生成して出力するた
    めの出力データパケット生成手段とを含む、メモリイン
    タフェイス装置。
  2. 【請求項2】 前記入力データパケット書換手段は、 前記入力命令コードが前記第1の命令コードと一致して
    いるか否かを検出するための一致検出手段と、 前記入力アドレスの少なくとも一部と、前記入力データ
    の少なくとも一部とを加算するためのアドレス加算手段
    と、 前記一致検出手段により一致が検出された場合には前記
    アドレス加算手段の出力により前記入力アドレスを書換
    え、それ以外の場合には前記入力アドレスをそのままに
    して前記入力信号パケットを出力するためのアドレス書
    換手段とを含む、請求項1に記載のメモリインタフェイ
    ス装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも入力命令コードと、入力アド
    レスと、入力データとを含む入力データパケットに応答
    して、所定のメモリの所定アドレスにアクセスし、結果
    を出力するためのメモリインタフェイス装置であって、 前記入力命令コードが所定の第1の命令コードおよび第
    2の命令コードのいずれかと一致しているか否かを検出
    し、前記第2の命令コードとの一致が検出された場合に
    は前記入力データの少なくとも一部を記憶保持するとと
    もに、前記入力コードをノーオペレーション命令コード
    に書換え、前記第1の命令コードとの一致が検出された
    場合には前記記憶保持された入力データに基づいて少な
    くとも前記アドレスを書換え、一致が検出されなかった
    場合には前記アドレスをそのままにして前記入力データ
    パケットをそれぞれ出力するための入力データパケット
    書換手段と、 前記入力データパケット書換手段から出力される前記入
    力データパケットに応答し、メモリの、前記入力アドレ
    スに該当するアドレスを、前記命令コードに従ってアク
    セスし、結果を出力するためのメモリアクセス手段と、 前記メモリアクセス手段の出力と、前記入力データパケ
    ットとから、出力データパケットを生成して出力するた
    めの出力データパケット生成手段とを含む、メモリイン
    タフェイス装置。
  4. 【請求項4】 前記入力データパケット書換手段は、 前記入力命令コードが前記第1の命令コードまたは前記
    第2の命令コードに一致しているか否かを検出するため
    の一致検出手段と、 前記一致検出手段により前記入力命令コードと前記第2
    の命令コードとの一致が検出された場合に、少なくとも
    前記入力データの一部を、前記入力アドレスのベースオ
    フセットと見なして記憶保持するための記憶保持手段
    と、 前記入力命令コードと前記第2の命令コードとの一致が
    検出された場合に、前記入力命令コードをノーオペレー
    ション命令コードに書換えるための命令コード書換手段
    と、 前記記憶保持手段の記憶保持内容と、前記入力データの
    少なくとも一部と、前記入力アドレスの少なくとも一部
    とを加算するためのアドレス加算手段と、 前記一致検出手段により前記入力命令コードと前記第1
    の命令コードとの一致が検出された場合には、前記入力
    データパケットの前記入力アドレスを前記アドレス加算
    手段の出力で書換え、それ以外の場合には前記入力デー
    タパケットの前記入力アドレスをそのままにして出力す
    るためのアドレス書換手段とを含む、請求項3に記載の
    メモリインタフェイス装置。
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