JP2903622B2 - 作業工程表示装置 - Google Patents

作業工程表示装置

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JP2903622B2
JP2903622B2 JP2114339A JP11433990A JP2903622B2 JP 2903622 B2 JP2903622 B2 JP 2903622B2 JP 2114339 A JP2114339 A JP 2114339A JP 11433990 A JP11433990 A JP 11433990A JP 2903622 B2 JP2903622 B2 JP 2903622B2
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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2205/00Interface between the operator and the machine
    • D05D2205/12Machine to the operator; Alarms
    • D05D2205/16Display arrangements
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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は作業工程表示装置に関し、詳しくは、予め設
定された一連作業を構成する複数の単位作業工程を表示
する作業工程表示装置に関する。
[従来の技術] 一連作業を構成する複数の単位作業工程に関する情報
(作業に必要とされる作業者の技能,作業ステーション
のマシンの機能等の情報)は、各単位作業工程を作業者
および作業ステーションに割り振る(工程編成を組む)
ために必要とされる。そのため、従来においては、この
ような情報を文字にて画面上に表示する表示装置があっ
た。工程編成者は、この画面を見ながら、あるいはこれ
らの情報を印刷して各単位作業工程の作業内容を把握
し、工程編成を組んでいた。
[発明が解決しようとする課題] このような工程編成を好適に組みためには、表示され
た各単位作業工程の作業内容に適した作業者や作業ステ
ーションを選択しなければならない。そのため、作業者
の機能,作業ステーションの機能等を記載した資料を見
ながら工程編成を組むのであるが、個々の作業者,作業
ステーションに対して一つ一つ適切な単位作業工程を画
面上から捜し出さなければならず、非常に手間のかかる
という問題が生じていた。また、このような工程編成
は、加工する製品の種類に応じた回数だけ行なわなけれ
ばならず、しかも、作業者の人数が変更する度に、工程
編成を組み変える必要が生じることから、上記の問題を
一層深刻なものとしていた。
本発明の作業工程表示装置は上記課題を解決し、工程
編成を容易に組めるように単位作業工程を表示すること
を目的とする。
発明の構成 [課題を解決するための手段] 本発明の第1項に係る作業工程表示装置は、第1図
(a)に例示するように、複数の作業ステーションにて
複数の作業者により行なわれる一連作業を構成する単位
作業工程を表示する工程表示手段と、 上記各作業者が上記各単位作業工程を行なう技能を持
っているか否かを表す技能情報を記憶する機能情報記憶
手段と、 上記作業者を指定する作業者指定手段と、 上記技能情報に基づいて、上記作業者指定手段により
指定された作業者が上記単位作業工程毎において少なく
とも作業可能か否かを判断する作業者判断手段と、 上記作業者判断手段の判断結果に対応した識別表示
を、上記工程表示手段によって表示された単位作業工程
に付加する作業者識別表示手段と を備えたことを要旨する。
また、本発明の第2項に係る作業工程表示装置は、第
1図(b)に例示するように、複数の作業ステーション
にて複数の作業者により行なわれる一連作業を構成する
単位作業工程を表示する工程表示手段と、 上記各作業ステーションに上記各単位作業工程を行な
う機能を有する機械が備えられているか否か、を表す機
能情報を記憶する機能情報記憶手段と、 上記作業ステーションを指定する作業ステーション指
定手段と、 上記機能情報に基づいて、上記作業ステーション指定
手段によって指定された作業ステーションが上記単位作
業工程毎において少なくとも作業可能か否かを判断する
作業ステーション判断手段と、 上記作業ステーション判断手段の判断結果に対応した
識別表示を、上記工程表示手段によって表示された単位
作業工程に付加する作業ステーション識別表示手段と を備えたことを要旨とする。
[作用] 本発明の第1項に係る作業工程表示装置は、作業者の
技能情報(その作業者が各単位作業工程を行なう技能を
持っているか否かを表す情報)を記憶する。
そして、作業者指定手段により作業者が指定される
と、上記作業者判断手段が、技能情報に基づいて、指定
された作業者が単位作業工程毎において少なくとも作業
可能か否かを判断する。作業者識別表示手段は、この判
断結果に対応した識別表示を、工程表示手段により表示
された単位作業工程に付加する。
即ち、任意の作業者を、作業者指定手段を用いて指定
すると、それに対応して、少なくとも作業可能か否かを
示す識別表示が単位作業工程に付加される。その結果、
指定した作業者にとって、どの単位作業工程が作業可能
かを、当該作業工程表示装置の操作者に認識させること
ができる。
本発明の第2項に係る作業工程表示装置は、機能情報
記憶手段が各作業ステーションの機能情報(作業ステー
ションに、各単位作業工程を行なう機能を有する機械が
備えられているか否かを表す情報)を記憶する。
そして、作業ステーション指定手段により作業ステー
ションが指定されると、作業ステーション判断手段が、
機能情報に基づいて、指定された作業ステーションが単
位作業工程毎において少なくとも作業可能か否かを判断
する。作業ステーション識別表示手段は、この判断結果
に対応した識別表示を、工程表示手段により表示された
単位作業工程に付加する。
即ち、任意の作業ステーションを、作業ステーション
指定手段を用いて指定すると、それに対応して、少なく
とも作業可能か否かを示す識別表示が単位作業工程に付
加される。その結果、指定した作業ステーションにおい
て、どの単位作業工程が作業可能かを、当該作業工程表
示装置の操作者に認識させることができる。
[実施例] 以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにする
ために、以下本発明の作業工程表示装置の好適な実施例
について説明する。
第2図は、一実施例として作業工程表示機能を備えた
工程割り振り装置の概略構成図である。工程割り振り装
置1は、電子制御装置3,CRT5,外部記憶装置7,キーボー
ド9,マウス11から構成される。電子制御装置3は、算術
論理演算回路として構成される周知のCPU3a,RAM3b,ROM3
cと、入出力インターフェース3dと、これらを相互に接
続するバス3eとを備える。外部記憶装置7には、ハード
ディスク装置が用いられる。
ここで、本実施例の工程割り振りの対象となる生産ラ
インについて説明する。第3図は、縫製工程の生産ライ
ンを示すもので、11箇所の作業ステーションSおよびこ
れらに被加工物を搬送するハンガーコンベアCが設けら
れている。このハンガーコンベアCとしては、本出願人
による特願平1−193129号に記載のものを使用すること
が好ましい。ハンガーコンベアCには、被加工物を保持
する複数のハンガー(図示略)が吊り下げられ、任意に
決められた順に所定の作業ステーションSに搬送され
る。各作業ステーションSには、各々2台のマシン(縫
製ミシン)Mが備えられており、ハンガーコンベアCに
より搬送された被加工物を、オペレータがマシンMを駆
動して縫製する。そして、指示された分だけ作業が終了
すると、被加工物は他の作業ステーションSに搬送さ
れ、次の作業工程の縫製処理が行なわれる。これらの処
理が繰り返され全工程が終了すると、被加工物は完成す
る。
本実施例の工程割り振り装置1は、予め定められた個
々の作業工程(以下、単に工程と呼ぶ)を、どの作業ス
テーションS、どのオペレータに割り振るかを、前もっ
て決定しておくための装置である。そのため、被加工物
を縫製するに必要な作業工程,オペレータの機能,マシ
ンMの機能等を示す情報が外部記憶装置7に記憶されて
いる。
作業工程を示す情報は、第4図のメモリマップMP1に
示すように、工程コードとこの工程コードに対応する工
程名,次工程コード,標準時間,スキルコード、機能コ
ードとを表すデータから構成される。工程コードは工程
を特定するためのコードで作業の内容を表し、次工程コ
ードは工程コードに指定される工程を次に行なう工程を
示すコードである。標準時間,スキルコード,機能コー
ドは、その工程の作業に必要とされる標準的時間,オペ
レータの技能,マシンMの機能を表す。そして、各工程
は、第5図に示すフローチャートに沿った順番で作業さ
れる(ブロック内に工程コードの記す)。以下、このよ
うな各工程の流れを示すフローチャートを工程分析表と
呼ぶ。
オペレータ(本実施例では7人)の技能を示す情報
は、第6図のメモリマップMP2に示すように、オペレー
タNo.,スキルコード,スキルレベルを表すデータと、第
7図のメモリマップMP3に示すように、オペレータNo.に
対応するオペレータ名を表すデータとから構成される。
オペレータNo.はオペレータを特定するために各々割り
振りされた番号を表し、スキルコードはそのオペレータ
が作業可能な技能を表し、スキルレベルはその機能にお
ける能力の度合を5段階にて表すデータである。尚、ス
キルレベルは、その値が小さいほど機能が優れている。
このメモリマップMP2とメモリマップMP1を合わせれば、
作業者(オペレータ)と工程コード(単位作業工程)を
対応させることができるので、これら両メモリマップMP
1、MP2が、本発明の技能情報記憶手段に相当する。そし
て、メモリマップMP2では、前述のように単にスキルが
できるか否かではなく、スキルレベルをも示したものと
なっている。
マシンMの機能を示す情報は、第8図のメモリマップ
MP4に示すように、マシンNo.とこれに対応する機能コー
ドとを表すデータと、第9図のメモリマップMP5に示す
ように、ステーションNo.に対応するマシンNo.を表すデ
ータとから構成される。マシンNo.はマシンMを特定す
るために各々付けられた番号を表し、作業ステーション
Sを特定するステーションNo.との対応により、どの作
業ステーションSに設置されているかを表す。尚、第3
図の各作業ステーションSおよびマシンMには、各々設
定されたステーションNo.及びマシンNo.を記す。このメ
モリマップMP4、MP5に、更にメモリマップMP1を合わせ
れば、作業ステーションSと工程コードを対応させるこ
とができるので、これら3つのメモリマップMP1、MP4、
MP5が、本発明の機能情報記憶手段に相当する。
次に、電子制御装置3が実行する工程割り振り処理に
ついて第10図のフローチャートに基づいて説明する。こ
の処理は、キーボード9により所定の操作がなされると
起動する。
まず、外部記憶装置7に記憶した作業工程,オペレー
タの技能,マシンMの機能等のデータを読み込み、第11
図に示す表示画面のデータを作成してCRT5に表示する
(S100)。この表示画面は、6つのウィンドーに分割さ
れており、工程分析表画面W1,編成結果画面W2,オペレー
タ画面W3,作業ステーション画面W4,工程分析ヘルプ画面
W5,コマンド画面W6から構成される。工程分析表画面W1
には第5図に示した工程分析表が、編成結果画面W2には
第4図のメモリマップMP1の内容と、オペレータNo.,ス
テーションNo.(両者のデータはこの初期画面には表示
されない)とが、その画面に表示可能な範囲内で表示さ
れる。オぺレータ画面W3には、第7図のメモリマップMP
3に基づいてオペレータNo.とオぺレータ名とを表示する
と共に、それらの上方に後述する棒グラフ表示用のグラ
フエリアGが設けられている。グラフエリアGには、各
オペレータに割り振った作業の標準時間の合計値が棒グ
ラフと数値とで表示され(この初期画面では標準時間の
合計値は0のため、棒グラフは表示されていない)、こ
のグラフエリアGの左上方にはピッチタイム(図面では
値308)が表示される。ピッチタイムは、各工程の標準
作業時間(秒)の合計をオペレータ数(7)で除した値
であり、オペレータ一人当りに割り振る作業時間の理想
値である。このステップ100のうち、工程分析表画面W1
に工程分析表を表示する処理が本発明の作業工程表示手
段に相当する。
これらの工程分析表画面W1,編成結果画面W2,オペレー
タ画面W3は、画面に表示されたカーソルKをマウス11に
より移動させて、各画面に設けられた「▲」,「▼」等
のマークAをクリックすることにより、その方向に画面
をスクロールする。従って、この操作により、限られた
表示範囲内において所望のデータを表示させることがで
きる。
作業ステーション画面W4には、第9図のメモリマップ
MP5に基づいて作業ステーションNo.(No.0001〜0011)
が表示される。
工程分析ヘルプ画面W5は、工程割り振り処理を行なっ
ていくときに、後述するように工程分析表示画面W1の各
ブロックBが表示変更されるが、この表示変更が何を意
味するかを表すためのものである。即ち、オペレータと
作業ステーションSに割り振られた工程を表す識別と、
特定されたオペレータの各工程毎におけるスキルレベル
を表す色分けと、特定された作業ステーションSの作業
可能な工程を表す識別とが常に表示されている。
コマンド画面W6には、本ルーチンの終了を指示するた
めの終了マークEが表示されている。
第10図に戻り、ステップ100で初期画面が表示される
と、続いて、オペレータ画面W3のオペレータNo.がマウ
ス11によりクリックされたか否かを判断する(S110)。
このステップ110におけるマウス11が本発明の作業者指
定手段に相当する。「YES」と判断した場合には、第12
図に示すように、クリックされたオペレータNo.(この
場合No.003)を反転表示すると共に、第4,6図のメモリ
マップMP1,MP2に基づいて、マウスクリックにより特定
されたオペレータの各工程におけるスキルレベルを、工
程分析表画面W1の各ブロックB毎に色分け表示する(S1
20)。即ち、クリックされたオペレータNo.のスキルコ
ードを第6図のメモリマップMP2から求め、第4図のメ
モリマップMP1からそのスキルコードを必要とする工程
コードを検索し(この処理が本発明の作業者判断手段に
相当)、それに対応する工程分析表画面W1のブロックB
内をオペレータの各スキルレベルに応じて色付けする
(この処理が本発明の作業者識別表示手段に相当)。色
分けは、スキルレベル1,2,3,4,5に応じて、順に青,
緑,黄,橙,オレンジ,赤色に設定され、また、検索さ
れない工程(特定されたオペレータが作業不可能な工
程)に対しては、色付けされない。
ステップ110の判断が「NO」、あるいはステップ120の
処理が終了すると、作業ステーション画面W4のステーシ
ョンNo.がマウス11によりクリックされたか否かを判断
する(S130)。このステップ130におけるマウス11が、
本発明の作業ステーション指定手段に相当する。「YE
S」と判断した場合には、第13図に示すように、クリッ
クされたステーションNo.(この場合No.0001)を反転表
示すると共に、特定された作業ステーションSで作業可
能な工程を第4,8,9図のメモリマップMP1,MP4,MP5に基づ
いて検索し(この処理が本発明の作業ステーション判断
手段に相当)、それに対応する工程分析表画面W1のブロ
ックBを、一重枠から二重枠に変更する(S140)。この
一重枠から二重枠にする処理が、本発明の作業ステーシ
ョン識別表示手段に相当する。
ステップ130の判断が「NO」、あるいはステップ140の
処理が終了すると、工程分析表画面W1の工程コードのブ
ロックがマウス11によりクリックされたか否かを判断す
る(S150)。
「YES」と判断した場合には、クリックされたブロッ
クBが色付けされ、しかも二重枠になっているか否かを
判断する(S160)。例えば、第14図の工程分析表画面W1
に示すように、ステップ120,140の処理によりオペレー
タ,作業ステーションSにとって作業可能であると識別
表示された工程コードNo.B00001,B00003,B00004の何れ
かのブロックBがクリックされたか否かを判断する。
「NO」と判断した場合には、後述するステップ200の処
理に移り、「YES」と判断した場合には、特定された工
程が、ステップ110,130にて設定したオペレータ,作業
ステーションSに割り振りらたとしてステップ170の処
理に移行する。
ステップ170では、第15図に示すように、クリックさ
れた工程コード(この場合、工程コードB00003)のブロ
ックBの端周りにハッチングを表示する。そして、ステ
ップ110,130で特定したオペレータNo.,ステーションNo.
を、編成結果画面W2(この工程コードを示すために上方
にスクロールされている)に表示する。同時に、オペレ
ータ画面W3のグラフエリアGに標準時間に対応した長さ
の棒グラフ(青色)を表示し、その右下に標準時間を数
値表示する。この図の例では、オペレータNo.003のオペ
レータに工程コードB00003の工程が割り振られたことか
ら、オペレータNo.003のグラフエリアGに、標準時間89
秒に対応した長さ(標準時間がピッチタイム308秒とな
るときにグラフエリアの最上位置となる)の青色の棒グ
ラフが表示される。尚、このグラフエリアGの表示は、
この処理が繰り返される度にその値(標準時間)が加算
される。
続いて、各オペレータ毎に割り振った工程の標準時間
の合計値が各々ピッチタイムを越えているか否かを判断
する(S180)。第15図の例では、まだピッチタイムに達
するまで割り振りがなされていないため、「NO」と判断
される。次に、総ての工程に対して、割り振りが終了し
たか否かを判断する(S190)。第15図の例では、「NO」
の判断されて、ステップ200に移行する。尚、ステップ1
80,190において、「YES」と判断された場合については
後述する。
ステップ200では、各画面W1,W2,W3の各々に表示され
た「▲」,「▼」等のスクロール用のマークAがマウス
11によりクリックされたか否かを判断し、「YES」と判
断した場合には、クリックされたマークAの画面を、そ
のマークAの示す方向にスクロールさせる(S210)。ス
テップ210の後、あるいはステップ200の判断が「NO」の
場合には、コマンド画面W6の終了マークEがマウス11に
よりクリックされたか否かを判断し(S220)、「YES」
と判断した場合には、このルーチンを終了する。「NO」
と判断した場合には、ステップ110に移り、上述した処
理を繰り返す。
これらの処理が繰り返し実行され、各工程がオペレー
タ,作業ステーションSに割り振られていくと、オペレ
ータに割り振られた工程の標準時間の合計がピッチタイ
ムを越えて、ステップ180の判断が「YES」となる。この
とき、ステップ230の処理に移り、第16図に示すよう
に、ピッチタイムを越えたオペレータNo.の棒グラフ
を、青色から赤色に変更する。この図の例では、オペレ
ータNo.002に割り振った工程の標準時間の合計値(347
秒)が、ピッチタイム308秒を越えたため、この棒グラ
フだけが赤色に変更する。
更に、これらの処理が繰り返され、総ての工程に対し
てオペレータ,作業ステーションSが割り振られると、
即ち、各工程コードのブロックBの端周りがハッチング
表示されると、ステップ190の判断は「YES」となり、ス
テップ240の処理に移る。ステップ240では、編成効率を
算出し、第17図に示すように、算出結果をオペレータ画
面W3の左端に表示する。この編成効率は、ピッチタイム
を、各オペレータに割り振った工程の標準時間の合計の
最大値で除した値を百分率で表示したものである。第17
図の例では、オペレータNo.001に割り振った工程の標準
時間合計値(351秒)が最大であることから、編成効率
は、87.75%(308÷351×100)となる。
以上説明した本実施例の工程割り振り装置1によれ
ば、工程分析表画面W1の工程コードのブロックBを、編
成者が特定したオペレータおよび作業ステーションSの
技能,機能に対応して、識別表示(色分け,二重枠)さ
れるため、編成者はCRT5に表示される画面を見ながら、
簡単に工程編成を組むことができる。しかも、工程を割
り振った後の工程コードのブロックBに対しても、識別
表示(端周りハッチング表示)がなされるため、どの工
程が割り振ってないかを一目で認識することができる。
また、割り振り後の編成効率も表示されるため、効率の
良い編成を組むことができる。更に、各オペレータ毎に
標準時間合計が棒グラフで表示されるため、編成効率だ
けでなく、各オペレータ毎の配分も認識できる。
このような工程編成は、被加工物の種類およびオペレ
ータの人数が変わる度に行なわなければならないが、本
実施例の工程割り振り装置1によれば、上記の表示機能
により、非常に簡単に処理できるため、多品種,オペレ
ータの増減にスムースに対処できる。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこ
うした実施例に何等限定されるものではなく、例えば、
オペレータのスキルレベルに応じた色分けをせずに、作
業可能か否かを表す識別表示だけの構成であってもよ
く、また、オペレータと作業ステーションSとの両方の
識別表示をせずに、どちらか一方のみを識別表示する構
成であってもよく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。作
業者のみの識別表示をする態様は、作業ステーションS
に係る処理をすることなく第1項に係る本発明を実現し
た場合に相当する。この場合にも、編成者が特定したオ
ペレータの技能に対応して色分けがされるため、編成者
は、CRT5を見ながら、従来よりも簡単に工程編成を組む
ことがきる。
一方、作業ステーションSのみの識別表示をする態様
は、作業者に係る処理をすることなく本発明の第2項に
係る態様を実現した場合に相当する。この場合にも、編
成者が特定した作業ステーションSの機能に対応して二
重枠表示がされるため、編成者は、従来よりも簡単に工
程編成を組むことができる。また、CRT5に表示する画面
構成においても、各画面を大きく表示するために、分割
表示をせずに画面を切り換えて表示する構成であっても
よい。
発明の効果 以上詳述したように、本発明の第1項に係る作業工程
表示装置によれば、任意の作業者を指定すると、それに
対応して少なくとも作業可能か否かを示す識別表示が単
位作業工程に付加されるため、指定した作業者にとっ
て、どの単位作業工程が作業可能かを、当該作業工程表
示装の操作者が、簡単に認識できる。この結果、工程編
成を容易に組むことができる。
また、本発明の第2項に係る作業工程表示装置によれ
ば、任意の作業ステーションを指定すると、それに対応
して少なくとも作業可能か否かを示す識別表示が単位作
業工程に付加されるため、指定した作業ステーションに
おいて、どの単位作業工程が作業可能かを、当該作業工
程表示装の操作者が、簡単に認識できる。この結果、工
程編成を容易に組むことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成を例示するブロック図、第
2図は工程割り振り装置の該略構成図、第3図は生産ラ
インを表す説明図、第4図は作業工程の情報を表すメモ
リマップ、第5図は作業工程の流れを示すフローチャー
ト、第6図,第7図はオペレータの情報を表すメモリマ
ップ、第8図,第9図は作業ステーションの情報を表す
メモリマップ、第10図は工程割り振りルーチンを表すフ
ローチャート、第11図ないし第17図はCRTに表示される
画面を表す説明図である。 1……工程割り振り装置 3……電子制御装置、5……CRT 7……外部記憶装置、11……マウス W1……工程分析表画面 MP1,MP2,MP3,MP4,MP5……メモリマップ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−264093(JP,A) 特開 昭55−57005(JP,A) 特開 昭63−270082(JP,A) 特開 平4−2390(JP,A) 特開 昭64−27831(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D05B 19/00 - 21/00 D05B 25/00 B23Q 41/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の作業ステーションにて複数の作業者
    により行なわれる一連作業を構成する単位作業工程を表
    示する工程表示手段と、 上記各作業者が上記各単位作業工程を行なう技能を持っ
    ているか否かを表す技能情報を記憶する技能情報記憶手
    段と、 上記作業者を指定する作業者指定手段と、 上記技能情報に基づいて、上記作業者指定手段により指
    定された作業者が上記単位作業工程毎において少なくと
    も作業可能か否かを判断する作業者判断手段と、 上記作業者判断手段の判断結果に対応した識別表示を、
    上記工程表示手段によって表示された単位作業工程に付
    加する作業者識別表示手段と を備えた作業工程表示装置。
  2. 【請求項2】複数の作業ステーションにて複数の作業者
    により行なわれる一連作業を構成する単位作業工程を表
    示する工程表示手段と、 上記各作業ステーションに上記各単位作業工程を行なう
    機能を有する機械が備えられているか否か、を表す機能
    情報を記憶する機能情報記憶手段と、 上記作業ステーションを指定する作業ステーション指定
    手段と、 上記機能情報に基づいて、上記作業ステーション指定手
    段によって指定された作業ステーションが上記単位作業
    工程毎において少なくとも作業可能か否かを判断する作
    業ステーション判断手段と、 上記作業ステーション判断手段の判断結果に対応した識
    別表示を、上記工程表示手段によって表示された単位作
    業工程に付加する作業ステーション識別表示手段と を備えた作業工程表示装置。
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