JP2902962B2 - 車止めの昇降ポール飛出し防止装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は，車止めに関し，特にそ
の昇降ポール飛出し防止装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】昇降ポールを突没昇降し，突出上昇時に
車の進入を阻止し，没入降下時にこれを可能とするよう
にした車止めは，特願平５−２４８７２５号で提案済で
ある。

【０００３】これによれば，地中埋込用のケースに収納
した昇降ポールを，ケース内に設置し昇降ポールに連結
した回動チェーン，プッシュプルチェーン又は巻取りワ
イヤー等昇降手段の作動により突没昇降自在としたもの
とされ，昇降手段の作動は，ケース外側に配設し電動で
回転進退するギヤードワイヤー（ドライブワイヤー），
電動で進退する回動チェーン又はプッシュプルチェーン
等によって昇降手段に回転力を付与し，回動チェーンを
回動し，プッシュプルチェーンを進退させ，巻取りワイ
ヤーを巻取る如くにすることによって行うようにしたも
のとされている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】この車止めは，上記昇
降ポールの突没昇降を行う上で好適な構造のものとなる
が，一方で昇降ポールの没入降下時にその上端がケース
から飛び出して完全な没入降下，即ち地表面との面一の
没入降下を行い得ない現象を呈することがあり，この車
止めの実用上の問題点とされる。

【０００５】更に昇降手段の作動にギヤードワイヤーを
用いた場合には，ギヤードワイヤーの表面に螺旋状巻設
されたギヤ歯に欠けが生じ，昇降手段に回転力の付与を
行い難くなる現象を呈することがあり，同じくこの車止
めの実用上の問題点とされる。

【０００６】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で，その課題とする処は，第１に，上記昇降ポールの没
入降下を完全に行って，その飛び出しを防止した車止め
の昇降ポール飛出し防止装置を提供するにあり，第２
に，上記ギヤードワイヤーを用いた場合でも，更にその
ギヤ歯の欠損を防止できるようにした同じく車止めの昇
降ポール飛出し防止装置を提供するにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】そこで昇降ポールの飛び
出しの原因とギヤードワイヤーを用いたときのギヤ歯欠
損の原因を追及したところ，これらはいずれも昇降ポー
ルの没入降下が完了した際に，昇降手段の動作が完了す
る一方，昇降ポールの慣性やケース底壁への衝接により
昇降手段に反力が作用して，これを昇降ポール上昇方向
に僅かながらも作動させることになるからであり，上記
昇降ポールの飛び出しはこの上昇方向への作動許容によ
るものであり，また上記ギヤードワイヤーを用いたとき
のギヤ歯欠損は，昇降手段のこの上昇方向への作動許容
によって，停止しているギヤードワイヤーにこれを回転
進退させようとする無理な力が作用するためであること
が判明した。

【０００８】本発明はかかる知見に基づいてなされたも
ので，昇降ポールの，特に没入降下時における昇降手段
に対する反力の作用を防止することによって昇降ポール
の飛び出しとギヤードワイヤーを用いたときのギヤ歯の
欠損を防止し得るように昇降手段と昇降ポールとの連結
に上記反力を緩衝的に吸収するショックアブソーバーを
介設するものとし，またこの構成を共通に具備するもの
としたものであって，即ち本発明は，請求項１を，地中
埋込設置用のケースに収納した昇降ポールを，ケース内
に設置し昇降ポールに連結した回動チェーン，プッシュ
プルチェーン又は巻取りワイヤー等による昇降手段の作
動により突没昇降自在としてなる車止めにおいて，上記
昇降手段と昇降ポールとの連結を，ショックアブソーバ
ーを介して行ってなることを特徴とする車止めの昇降ポ
ール飛出し防止装置，請求項２を，請求項１のショック
アブソーバーを介した連結を，昇降手段の昇降ポール連
結部位にショックアブソーバーを介設し，該ショックア
ブソーバーを昇降ポールに連結してなることを特徴とす
る車止めの昇降ポール飛出し防止装置，請求項３を，請
求項２のショックアブソーバーの昇降ポールへの連結
を，昇降ポールの外周に固定し，ショックアブソーバー
に対して着脱自在のホルダーによって行ってなることを
特徴とする車止めの昇降ポール飛出し防止装置，請求項
４を，請求項１，２又は３の昇降手段を，ケースに着脱
自在に配設した基板に設置して，該昇降手段を着脱自在
のユニットとしてなることを特徴とする車止めの昇降ポ
ール飛出し防止装置，請求項５を，請求項１，２，３又
は４の昇降手段の作動を，ケースの外側に配設し電動又
は手動で回転進退するギヤードワイヤーの回転力を歯車
を介して昇降手段に伝達することによって行ってなるこ
とを特徴とする車止めの昇降ポール飛出し防止装置と
し，これらをそれぞれ発明の要旨として，上記課題解決
の手段としたものである。

【０００９】

【実施例】以下実施例を示す図面に従って本発明を更に
具体的に説明すれば，Ａは車止め，１はケース，５は昇
降ポール，１２は該昇降ポール５の昇降手段を示す。

【００１０】車止めＡは，ケース１に収納した昇降ポー
ル５を，ケース１内に設置し昇降ポール５に連結した昇
降手段１２の作動により突没昇降自在としてなるものと
してある。

【００１１】本例においてケース１は，上端開口側の外
周にフランジ２を突設した断面方形上端開口の厚肉鋼製
にして地中埋込設置用のものとするとともに上記フラン
ジ２上に円形の貫通孔４を透設した天板３を，図示省略
のボルトによって着脱自在に載置固定したものとしてあ
る。

【００１２】昇降ポール５は，上端を閉塞板６によって
閉塞するとともに中央に図示省略のエア抜き孔を開口
し，ケース１の天板３における貫通孔４の内径に合う外
径を有した断面円形円筒の厚肉鋼製，例えばステンレス
製のものとしてある。

【００１３】昇降手段１２は，本例において回動チェー
ンを用いるとともに，該昇降手段は，ケース１に着脱自
在に配設した基板１３にこれを設置した着脱自在のユニ
ットとして構成してあり，即ち本例にあっては，ケース
１の深さより短尺に形成した細長の厚肉の基板１３の上
下端部に昇降ポール５の昇降寸法に略対応するように一
対のチェーンスプロケット１４を配置し，該一対のチェ
ーンスプロケット１４に無端の回動チェーンを巻回設置
し，また該一対のうち上方のチェーンスプロケット１４
の回転支軸を背面側に突出して回転力伝動用の伝動軸１
５としたものとしてある。

【００１４】このようにケース１に着脱自在のユニット
とした，本例の回動チェーンによる昇降手段１２は，こ
れを昇降ポール５に連結して，その昇降を行うものとし
てあり，またこのとき昇降ポール５との連結を，ショッ
クアブソーバー１６を介して行ったものとしてある。本
例にあってこの連結は，昇降手段１２における昇降ポー
ル連結部位にショックアブソーバー１６を介設し，該シ
ョックアブソーバー１６を昇降ポール５に連結したもの
としてある。

【００１５】本例のショックアブソーバー１６は，例え
ば円筒状短尺のガイドパイプ１７内にコイルスプリング
２１を内蔵し，連結杆２２をコイルスプリング２１内に
挿通配置するとともに該連結杆２２をガイドパイプ１７
上下に延長状に突出して，各突出先端上下をそれぞれ連
結杆２２に蝶着した太径のチェーンコネクター２３と
し，チェーンコネクター２２によってガイドパイプ１７
に固定配設した止め輪１９によって突出防止をするよう
に位置規制したスペーサー２０を押圧してコイルスプリ
ング２１を押圧し，該コイルスプリング２１によって緩
衝を行うようにしたステンレス製にしてスプリング方式
のものとしてある。

【００１６】このショックアブソーバー１６は，上下の
チェーンコネクター２３をそれぞれチェーンにピン結合
することによって無端の回動チェーンの系内にして昇降
ポール５連結部位に介設し，これを昇降手段１２として
用いるようにしたものとしてある。

【００１７】上記ショックアブソーバー１６を介した連
結のための該ショックアブソーバー１６の昇降ポール５
への連結は，本例にあって昇降ポール５の外周に固定
し，ショックアブソーバー１６に対して着脱自在のホル
ダー２４によって行ってなるものとしてあり，即ちホル
ダー２４は，例えばコ字状の保持フレーム２５とその底
壁中央から外方に突設した複数の固定孔２７を透設した
連結板２６を備えた厚肉鋼製の，特にステンレス製のも
のとしてあり，連結板２６を，昇降ポール５の外周面に
溶着した平面コ字状の固定フレーム７に添設してボルト
ナット２８で締着して該ホルダー２４を昇降ポール５の
外周に固定し，コ字状の保持フレーム２５にショックア
ブソーバー１６のガイドパイプ１７を受入れ，該ガイド
パイプ１７の上下端外周に設けた上下一対の抜止めリブ
１８によりその上下方向の係合抜止めを行うようにし
て，これを水平方向に着脱自在に保持して連結したもの
としてある。

【００１８】従ってショックアブソーバー１６は，一対
のチェーンスプロケット１４間の一側片側で，昇降手段
１２の作動，即ち回動チェーンの回動によって上下動
し，昇降ポール５をケース１に突没昇降自在とするもの
としてある。

【００１９】昇降手段１２の作動，本例の回動チェーン
の回動は，ケース１の外側に配設し電動又は手動で回転
進退するギヤードワイヤー（ドライブワイヤー）２９の
回転力を歯車３４を介して昇降手段１２に伝達すること
によって行うものとしてある。

【００２０】本例における昇降手段１２の作動は，それ
ぞれ同一の昇降手段１２を有する車止めＡを３連状に並
置する一方，これら車止めＡの各昇降手段１２を単一に
して一連のギヤードワイヤー２９を用いて同時連動状に
行うものとして構成してある。

【００２１】即ち各車止めＡのケース１の一側側面近傍
に上下２段水平にして一対のガイド用フレキシブルパイ
プ３１を埋込配設する一方，該一対のフレキシブルパイ
プ３１を一側端において上方に起立し，これら一対のフ
レキシブルパイプ３１内に保護パイプ３０入りのギヤー
ドワイヤー２９を一連の遊嵌状に挿通し，起立したフレ
キシブルパイプ３１間に配設した，モーター３２駆動の
歯車（ウォームホイール）３３によりフレキシブルパイ
プ３１内を回転進退するように往復動させるものとして
あり，該ギヤードワイヤー２９の回転進退によって，各
ケース１外側のギヤボックス３４において，該ギヤボッ
クス３４内に内蔵し，ケース１からギヤボックス３４内
に突出した伝動軸１５先端に固定したウォームホイール
による歯車３５を回転させ，この回転力によって一対の
うち上方のチェーンスプロケット１４を正逆双方向に回
転させて，回動チェーンを回動し，上記昇降手段１２を
作動させるものとしてある。

【００２２】従って本例の車止めＡは，例えば各車止め
Ａを，住宅等駐車場の各駐車スペース前に設置し，或い
は公園や公共建物等の出入口に設置して，ギヤードワイ
ヤー２９をモーター３２駆動して双方向に回転進行する
ことによって，昇降ポール５を突出上昇して車輛の進入
を阻止し，また昇降ポール５を没入降下して車輛の進入
や通過を可能とすることになる。またこのとき，特に昇
降ポール５の没入降下時が完了した際に，昇降手段１２
の作動が完了する一方，昇降ポール５の慣性やケース１
底壁等への衝接によって作用する反力を，ショックアブ
ソーバー１６が緩衝的に吸収し，昇降手段１２に対する
反力の作用を防止し，昇降ポール５の定位置の没入降下
を行って，その飛出し防止を行い，併せてギヤードワイ
ヤー２９のギヤ歯欠損を防止するに至る。

【００２３】図中８は，昇降ポール５の外周にケース１
の内面に転接するように上下各４ケ所設置した昇降案内
用のローラー，９は昇降ポール５のバランサー，１０は
該バランサー９の吊りワイヤー，１１は該吊りワイヤー
１０と昇降ポール５を連結する突棒をそれぞれ示す。

【００２４】図示した例は以上のとおりとしたが，昇降
手段は，上記回動チェーンを用いたものに代えて，例え
ばプッシュプルチェーン又は巻取りワイヤー等によるも
のとすることができ，このときこれらを作動し得るよう
に前者の場合，例えばケース又は基板に保持する保持手
段とその上下方向の進退を行う作動用のチェーンスプロ
ケットを備えたものとし，またケースからの突出を防止
するようにケース上方に位置するガイドによって反転方
向に屈曲する如くにしたものとすることもでき，後者の
場合，同じくケース又は基板の一対の巻取り用ホイール
を備え，その上方を巻取りを行うように駆動用，下方を
従動用とする如くにして，巻取りワイヤーの巻取り上下
動の作動を行うようにすることができる。

【００２５】またこれら昇降手段の作動は，モーターや
操作用回転ホイール等電動又は手動による同じく回動チ
ェーン，プッシュプルチェーン，巻取りワイヤー又はギ
ヤードワイヤーを用い，その進退動を回転運動の回転力
に転換して所定のチェーンスプロケット，巻取用ホイー
ル等にこれを伝達して，その作動を行うように構成すれ
ばよい。

【００２６】昇降手段と昇降ポールとの連結におけるシ
ョックアブソーバーの介設は，上記スプリング方式のも
のの他油圧方式のものを用い，また上記昇降手段の系内
に介設するものの他，これに添設するようにして昇降手
段，昇降ポール間に独立して設置するものとすることが
できる。

【００２７】更に昇降手段をユニットとすることなく，
ケースに対して直接又は間接に固定的に設置すること，
車止めを単体で設置し，また上記３連状以外の複数設置
するものとすること等を含めて，ケース，昇降ポール，
昇降手段，ショックアブソーバー，昇降手段の作動手段
の具体的材質，形状，構造，数，寸法，これらの関係等
は，上記発明の要旨に反しない限り様々に変更すること
ができ，以上に図示し，説明した態様のものに限定する
には及ばない。

【００２８】

【発明の効果】以上のとおり本発明請求項１は，地中埋
込設置用のケースに収納した昇降ポールを，ケース内に
設置し昇降ポールに連結した回動チェーン，プッシュプ
ルチェーン又は巻取りワイヤー等による昇降手段の作動
により突没昇降自在としてなる車止めにおいて，上記昇
降手段と昇降ポールとの連結を，ショックアブソーバー
を介して行ってなることを特徴とするから，昇降ポール
の，特に没入降下時における昇降手段に対する反力をシ
ョックアブソーバーが緩衝的に吸収し，その作用を防止
することによって，昇降ポールの定位置への没入降下を
行って，その飛出し防止を行う車止めの昇降ポール飛出
し防止装置を提供することができる。

【００２９】請求項２は，請求項１のショックアブソー
バーを介した連結を，昇降手段の昇降ポール連結部位に
ショックアブソーバーを介設し，該ショックアブソーバ
ーを昇降ポールに連結してなることを特徴とするから，
上記に加えて更にショックアブソーバーを昇降手段内に
備えて昇降手段をコンパクトに構成することができる。

【００３０】請求項３は，請求項２のショックアブソー
バーの昇降ポールへの連結を，昇降ポールの外周に固定
し，ショックアブソーバーに対して着脱自在のホルダー
によって行ってなることを特徴とするから，同じく上記
に加えて更に昇降手段と昇降ポールの連結の解除と再連
結を比較的容易に行うことができ，車止めのメンテナン
スを容易化する。

【００３１】請求項４は，請求項１，２又は３の昇降手
段を，ケースに着脱自在に配設した基板に設置して，該
昇降手段を着脱自在のユニットとしてなることを特徴と
するから，同じく上記に加えて更に，設置工事を簡易化
し，例えば昇降手段に回動チェーンやワイヤーを用いた
ときに生じることある伸びに対する対応処置等を，ユニ
ットを取り外すことによって容易に行うことができ，同
じく車止めのメンテナンスを容易化する。

【００３２】請求項５は，請求項１，２，３又は４の昇
降手段の作動を，ケースの外側に配設し電動又は手動で
回転進退するギヤードワイヤーの回転力を歯車を介して
昇降手段に伝達することによって行ってなることを特徴
とするから，同じく上記に加えて更に，この種車止めの
昇降手段の作動を確実に行うに好適なギヤードワイヤー
を用いるも，上記飛出し防止とともに併せてギヤードワ
イヤーのギヤ歯の欠損を防止し，作動の確実性と耐久性
に優れたものとすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】車止めの斜視図

【図２】昇降手段と昇降ポールとの関係を示す縦断面図

【図３】昇降手段と昇降ポールとの関係を示す横断面図

【図４】車止めの中央部縦断面図

【図５】ショックアブソーバーとチェーン及びホルダー
との関係を示す縦断面図

【図６】ショックアブソーバーと昇降ポールとの関係を
示す分解斜視図

【図７】昇降手段のユニットを示す正面図

【図８】昇降手段ユニットの基板とチェーンスプロケッ
トとの関係を示す縦断面図

【図９】ギヤードワイヤーによる昇降手段の作動状態を
示す斜視図

【符号の説明】 Ａ 車止め １ ケース ５ 昇降ポール １２ 昇降手段 １３ 基板 １６ ショックアブソーバー ２４ ホルダー ２９ ギヤードワイヤー ３２ モーター ３５ 歯車

Claims (5)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 地中埋込設置用のケースに収納した昇降
   ポールを，ケース内に設置し昇降ポールに連結した回動
   チェーン，プッシュプルチェーン又は巻取りワイヤー等
   による昇降手段の作動により突没昇降自在としてなる車
   止めにおいて，上記昇降手段と昇降ポールとの連結を，
   ショックアブソーバーを介して行ってなることを特徴と
   する車止めの昇降ポール飛出し防止装置。
2. 【請求項２】 請求項１のショックアブソーバーを介し
   た連結を，昇降手段の昇降ポール連結部位にショックア
   ブソーバーを介設し，該ショックアブソーバーを昇降ポ
   ールに連結してなることを特徴とする車止めの昇降ポー
   ル飛出し防止装置。
3. 【請求項３】 請求項２のショックアブソーバーの昇降
   ポールへの連結を，昇降ポールの外周に固定し，ショッ
   クアブソーバーに対して着脱自在のホルダーによって行
   ってなることを特徴とする車止めの昇降ポール飛出し防
   止装置。
4. 【請求項４】 請求項１，２又は３の昇降手段を，ケー
   スに着脱自在に配設した基板に設置して，該昇降手段を
   着脱自在のユニットとしてなることを特徴とする車止め
   の昇降ポール飛出し防止装置。
5. 【請求項５】 請求項１，２，３又は４の昇降手段の作
   動を，ケースの外側に配設し電動又は手動で回転進退す
   るギヤードワイヤーの回転力を歯車を介して昇降手段に
   伝達することによって行ってなることを特徴とする車止
   めの昇降ポール飛出し防止装置。