JPH08158329A - 電動車止めのギヤ歯とギヤードワイヤーの歯合装置 - Google Patents

電動車止めのギヤ歯とギヤードワイヤーの歯合装置

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JPH08158329A
JPH08158329A JP6331263A JP33126394A JPH08158329A JP H08158329 A JPH08158329 A JP H08158329A JP 6331263 A JP6331263 A JP 6331263A JP 33126394 A JP33126394 A JP 33126394A JP H08158329 A JPH08158329 A JP H08158329A
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Yasuharu Watanabe
康晴 渡辺
Shinji Ide
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) [目的] 電動車止めのギヤードワイヤーのメンテナン
スや交換を容易にする。 [構成] 車止めユニットBのメンテナンスボックス5
1に上下に2分割したギヤボックス40を設置し,その
ボックス本体41に昇降ポール5を作動するギヤ歯車3
4を収容し,その上位にギヤードワイヤー35を置き,
着脱プレート47を装着することによって,これらをギ
ヤボックス40内で歯合させる。これによって着脱プレ
ート47を取外すことによって歯合が解除されるから,
ギヤードワイヤー35のギヤ歯の欠損を点検したり,ギ
ヤ歯車34をそのままにしてギヤードワイヤー35を交
換することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,駐車場,公共施設の出
入口等に設置使用する電動車止めに関し,特にそのギヤ
歯とギヤードワイヤーの歯合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昇降ポールの突没昇降によって車輛の進
入を阻止し,その没入降下によってこれを可能とするよ
うにした車止めは,例えば本出願人の特願平5−248
725号によって提案済である。
【0003】これによれば,地中埋込用の埋込ケース
と,該埋込ケースに収納した昇降ポールと,これらの間
に介設して昇降ポールを突没昇降自在とする昇降手段と
を具備した複数の車止めユニット,該複数の車止めユニ
ットの昇降手段作動用の作動手段として,例えば各昇降
手段から埋込ケース外方にそれぞれ突設した伝動回転軸
と,該伝動回転軸の先端にそれぞれ設置したギヤ歯車
と,該ギヤ歯車とそれぞれ歯合して該ギヤ歯車を回転さ
せるモーター駆動の一連にして地中埋込用のギヤードワ
イヤー(ドライブワイヤーともいわれる)とを備えた複
数連動のものとされ,このギヤ歯車及びギヤードワイヤ
ーを備えた作動手段を用いた場合,その歯合は,例えば
ギヤ歯車を上位とし,ギヤードワイヤーを下位とする位
置関係でこれらを収納したギヤボックスにおいて行うよ
うにするものとされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合,ギヤ歯車と
ギヤードワイヤーを用いた作動手段は,ギヤードワイヤ
ーが,例えばモーター駆動によって双方向に回転進退自
在であり,またそれ自体ある程度のフレキシブル性を有
しているので,埋込ケースの外側に同じく埋込設置する
一方,地上上方に設置したモーター方向に上方屈曲する
ように一連に配設することが可能となる上,ギヤ歯車と
の歯合が確実に得られ,ギヤードワイヤーの回転進退に
よってギヤ歯車を正逆方向に回転させ得て,昇降手段を
介した昇降ポールの突没昇降を確実に行うことができ,
また一連のギヤードワイヤーによって複数の車止めを同
時連動状とすることができるメリットがあり,電動車止
めに極めて好適なものとし得る。
【0005】然し乍ら,一方でギヤードワイヤーは,ワ
イヤーの外周にギヤ歯を螺旋状に巻設固定したものであ
るので,ギヤ歯車側にその回転を阻害する要因があった
場合,ギヤ歯に過大な負荷が掛り,これが欠損したりす
る可能性が残り,また長期間の使用によってギヤ歯の固
定が緩んでギヤ歯車との良好な歯合が損われたりする可
能性が残っており,そのために,作動手段についてその
メンテナンスや場合によってはギヤードワイヤーの交換
を必要とすることになるところ,上記作動手段にあっ
て,例えばギヤードワイヤーを交換しようとすると,そ
の上位に位置するギヤ歯車を外して歯合を解除すること
になり,ギヤ歯車を外すには,例えば昇降手段を外すと
いった複雑にして煩雑な作業を必要とすることにもな
る。
【0006】本発明はこのように上記電動車止めの作動
手段にギヤ歯車とギヤードワイヤーとの歯合を用いたこ
とによって生じるメンテナンスやギヤードワイヤーの交
換に伴う問題点を解消するものであり,その解決課題と
する処は,作動手段のメンテナンス及び必要に応じたギ
ヤードワイヤーの交換を簡易且つ確実になし得る電動車
止めのギヤ歯とギヤードワイヤーの歯合装置を提供する
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題に添い本発明
は,作動手段のギヤ歯車とギヤードワイヤーとの位置関
係を,ギヤ歯車を下位に,ギヤードワイヤーを上位にし
て収納したギヤボックスにおいて行う一方,ギヤボック
スを歯合位置で上下2分割し,着脱プレートを取外すこ
とによってギヤ歯車とギヤードワイヤーの歯合を解除し
得るようにしてメンテナンス及びギヤードワイヤーの交
換を簡易且つ確実に行い得るようにした構成を共通に有
するものであって,即ち本発明請求項1は,地中埋込用
の埋込ケースと,該埋込ケースに収納した昇降ポール
と,これらの間に介設し昇降ポールを突没昇降自在とす
る昇降手段とを具備した複数の車止めユニットと,該複
数の車止めユニットの昇降手段作動用の作動手段とし
て,各昇降手段から埋込ケース外方にそれぞれ突設した
伝動回転軸と,該伝動回転軸の先端にそれぞれ設置した
ギヤ歯車と,該ギヤ歯車とそれぞれ歯合してギヤ歯車を
回転させるモーター駆動の一連にして地中埋込用のギヤ
ードワイヤーとを具備した複数連動の電動車止めにおい
て,上記各ギヤ歯車とギヤードワイヤーとの歯合を,ギ
ヤ歯車を上位とし,ギヤードワイヤーを下位とする位置
関係でこれらを収納した各ギヤボックスにおいて行うと
ともに各ギヤボックスを上記歯合位置でそれぞれ下位の
ボックス本体とこれに着脱自在の上位の着脱プレートに
上下2分割してなることを特徴とする電動車止めのギヤ
歯とギヤードワイヤーの歯合装置に係り,請求項2は,
請求項1の各ギヤボックスを,埋込ケースに添設し地中
埋込用としたメンテナンスボックス内に収納配設してな
ることを特徴とする電動車止めのギヤ歯とギヤードワイ
ヤーの歯合装置に係り,請求項3は,請求項1又は2の
ギヤードワイヤーを,複数の車止めユニットのギヤボッ
クス間に配設したガイドパイプに回転進退自在に挿通配
設し且つ該ガイドパイプをギヤボックス間又はメンテナ
ンスボックス間に配設した地中埋込用保護パイプに遊嵌
状に挿通配設してなることを特徴とする電動車止めのギ
ヤ歯とギヤードワイヤーの歯合装置に係り,また請求項
4は,請求項3のガイドパイプの長手方向端部に嵌合用
の先端金具を装着し,該先端金具をボックス本体と着脱
プレート間に嵌合保持してギヤボックスに固定してなる
ことを特徴とする電動車止めのギヤ歯とギヤードワイヤ
ーの歯合装置に係り且つこれらをそれぞれ発明の要旨と
して上記課題解決の手段としたものである。
【0008】
【実施例】以下実施例を示す図面に従って本発明を更に
具体的に説明すれば,Aは電動車止めであり,該電動車
止めAは,地中埋込用の埋込ケース1と,該埋込ケース
1に収納した昇降ポール5と,これらの間に介設し昇降
ポール5を突没昇降自在とする昇降手段27とを具備し
た複数の車止めユニットBと,該複数の車止めユニット
Bの昇降手段27作動用の作動手段32として,各昇降
手段27から埋込ケース1外方にそれぞれ突設した伝動
回転軸35と,該伝動回転軸35の先端にそれぞれ設置
したギヤ歯車36と,該ギヤ歯車36とそれぞれ歯合し
てギヤ歯車36を回転させるモーター55駆動の一連に
して地中埋込用のギヤードワイヤー37とを具備した複
数連動のものとしてある。
【0009】本例において昇降手段27は,各埋込ケー
ス1内に設置した上下一対のチェーンスプロケット29
と,該チェーンスプロケット29に巻設した回動チェー
ン30によるものとしてあり,該回動チェーン30と昇
降ポール5に固定して,回動チェーン30の回動によっ
て一対のチェーンスプロケット29間において該昇降ポ
ール5を昇降するように介設したものとしてある。この
とき本例のチェーンスプロケット29と回動チェーン3
0は,昇降ユニットをなすように基板28に設置したも
のとし,該基板28を図示省略のネジにより各埋込ケー
ス1に着脱自在に固定するものとしてある。また回動チ
ェーン30と昇降ポール5との連結は,回動チェーン3
0の系内に設置したショックアブソーバー31を介し
て,昇降ポール5に固定したコ字状ホルダーによって該
ショックアブソーバー31を同じく着脱自在に保持する
ことによりそれぞれ行うものとしてあり,該ショックア
ブソーバー31を用いることにより,特に昇降ポール5
の没入降下時にこれが反動によって上方に突出した状態
となるのを防止するものとしてある。
【0010】この昇降手段27作動用の作動手段32
は,本例において,上記一対のうち上位に位置するチェ
ーンスプロケット29を該昇降手段27の駆動側とし,
該チェーンスプロケット29からその回転力伝動用に伝
動回転軸35を各埋込ケース1の外方にそれぞれ突出さ
せ,該チェーンスプロケット29と同軸とするように伝
動回転軸33の先端にギヤ歯車34を設置し,これら各
ギヤ歯車34にモーター55駆動の一連にして地中埋込
用のギヤードワイヤー35をそれぞれ歯合させるように
し,ギヤードワイヤー35をモーター55により回転進
退させることによって各ギヤ歯車34を回転させて各昇
降手段27を同時連動状に作動させるものとしてある。
【0011】これによって,本例において地中埋込設置
の3連状とし電動車止めAにおける車止め本体をなす各
車止めユニットBの昇降ポール5は,同時連動して突出
上昇,没入降下の突没昇降を行い,突出上昇により車輛
の進入を阻止し,没入降下によりこれを可能とするに至
るようにしてある。
【0012】このときこの電動車止めAにあって,作動
手段32のギヤ歯車34とギヤードワイヤー35とは,
その歯合を,ギヤ歯車34を上位とし,ギヤードワイヤ
ー35を下位とする位置関係でこれらを収納した各ギヤ
ボックス40において行うとともに各ギヤボックス40
を上記歯合位置でそれぞれ下位のボックス本体41とこ
れに着脱自在の上位の着脱プレート47に上下2分割し
てなるものとしてある。
【0013】即ちギヤボックス40は,本例にあって伝
動回転軸33先端のギヤ歯車34を収納し,その上面溝
状の切欠き42から該ギヤ歯車34上端をやや突出状に
露出させるとともに切欠き42に連続するようにギヤー
ドワイヤー35下方受入用半円状の受入溝43を備え
て,ギヤ歯車34収納用に背面を開口した,例えば鋳造
品を用い,ギヤ歯車34収納後に背面を裏板45によっ
て閉鎖するようにしたボックス本体41と,このボック
ス本体41上面に穿孔したネジ孔46に六角ボルト50
を螺合することによって着脱自在とし,裏面にギヤード
ワイヤー35上方受入用半円状の受入溝48を備えて,
上記ボックス本体41上面を被覆するとともに,その装
着によってギヤードワイヤー35を下方に押付け,ボッ
クス本体41に露出したギヤ歯車34に該ギヤードワイ
ヤー35を歯合するようにした着脱プレート47とを備
えて構成したものとしてある。
【0014】従ってこの場合,ボックス本体41に伝動
回転軸33先端のギヤ歯車34を収納する一方,ギヤー
ドワイヤー35をその受入溝43に載置し,着脱プレー
ト47を装着することにより,ギヤ歯車34を下位に,
ギヤードワイヤー35を上位にした位置関係が得られ,
また着脱プレート47を取外すことによってギヤ歯車3
4とギヤードワイヤー35の歯合を解除し,ギヤ歯車3
4の設置状態でギヤードワイヤー35の点検をしたり,
その交換をしたりすることが可能となる一方,着脱プレ
ート47を装着することによって,ギヤ歯車34とギヤ
ードワイヤー35との自動的な歯合を得ることが可能と
なるようにしたものとしてある。
【0015】更にギヤボックス40は,本例にあってこ
れを埋込ケース1に添設し地中埋込用としたメンテナン
スボックス51内に収納配設したものとしてあり,即ち
メンテナンスボックス51は,各埋込ケース1の一側に
溶着して添設し,それぞれボルト53で着脱自在とした
蓋体52を有する広口横長のものとし,ギヤボックス4
0を,埋込ケース1の外壁にブラケット54で固定支持
することによって冠水防止の浮し状に収納し,両端の透
孔からギヤードワイヤー35を貫通させて,上記歯合を
行うようにしてある。
【0016】このとき更に本例にあってギヤードワイヤ
ー35は,これを複数の車止めユニットBのギヤボック
ス40間に配設したガイドパイプ36に回転進退自在に
挿通配設し且つガイドパイプ36をギヤボックス40間
又はメンテナンスボックス51間の,特に本例において
メンテナンスボックス51間に配設した地中埋込用保護
パイプ38に遊嵌状に挿通配設してあり,また上記ガイ
ドパイプ36は,その長手方向端部に嵌合用の先端金具
37を装着し,該先端金具37をボックス本体41と着
脱プレート47間に嵌合保持してギヤボックス40に固
定したものとしてある。
【0017】即ちギヤードワイヤー35は,これをガイ
ドパイプ36に挿通配設する一方,ガイドパイプ36を
保護パイプ38に挿通配設することによって該ギヤード
ワイヤー35を地中埋込設置可能とするとともに特にギ
ヤードワイヤー35の設置や交換を一層容易化したもの
としてある。
【0018】本例のガイドパイプ36は,ギヤードワイ
ヤー35の回転進退をスムーズに案内するギヤードワイ
ヤー35と同等か又はこれより僅かに径大の内径を有す
る金属パイプによるものとし,また保護パイプ38は蛇
腹状にして配管用の合成樹脂管を用い,ガイドパイプ3
6先端には上記嵌合用の先端金具37を装着し,これを
ボックス本体41と着脱プレート47の上記受入溝4
3,48端部側に,それぞれ該受入溝43,48を径大
化して形成した嵌合リング状の金具受入部44,49に
嵌合するようにして,各ギヤボックス40間に配置した
ものとしてあり,同様に保護パイプ38も,その先端に
嵌合用の先端部材39を設け,該先端部材39をメンテ
ナンスボックス51の端部透孔の周壁に嵌合するように
してメンテナンスボックス51間に配置したものとして
ある。
【0019】これによりギヤードワイヤー35は,上記
着脱プレート47の取外しによってギヤ歯車34との歯
合を解除する一方,必要に応じてギヤボックス40間の
ガイドパイプ36ごと,順次これを保護パイプ38から
引抜くことが可能となり,もとより必要に応じてギヤー
ドワイヤー35のみを引抜くことも可能となるようにし
てある。
【0020】従って本例の電動車止めAにあっては,各
車止めユニットBを埋込設置し,これに添設したメンテ
ナンスボックス51間にガイドパイプ36入りの保護パ
イプ38を埋込設置し,ガイドパイプ36にギヤードワ
イヤー35を挿通して,各ギヤボックス40においてこ
れをギヤ歯車34上に配置し,着脱プレート47を装着
することによって,ギヤ歯車34とギヤードワイヤー3
5との歯合を行うように簡易に設置することができ,ま
た着脱プレート47を取り外して,歯合を解除すること
によって,簡易にして確実にメンテナンスや必要に応じ
たギヤードワイヤー35の交換をなし得るものとなる
上,メンテナンスボックス51がギヤボックス40を保
護して,特にその防塵を行うことが可能となる。
【0021】図中2は埋込ケース1のフランジ,3は該
フランジ2にボルトで重合固定した天板,4はその昇降
ポール,5は突没用の透孔,6は昇降ポール5のキャッ
プ,7は,埋込ケース1への雨水溜水時に昇降ポール5
の突没昇降が阻害されないように,昇降ポール5の中空
部のエア抜き用のエア抜き孔,8は該エア抜き孔7を被
覆してその防塵を兼ねるようにした手掛け,9はキャッ
プ6に螺装して該キャップ6を昇降ポール5に固定した
昇降ポール5に設置のブラケット,12は昇降ポール5
に埋込ケース1内壁をガイド壁とするようにフレーム1
3を介して設置したローラーユニット14のガイドロー
ラー,15はローラーユニット14の受フレーム,16
は昇降ポール5の中空部内に配置したバランサー手段,
17はそのガイドパイプ18起立設置用のガイドポス
ト,19はガイドパイプ18上端に設けた吊車ユニッ
ト,20は吊車ユニット19の吊車,21は吊車ユニッ
ト19の吊車20を設置しガイドパイプ18上を被嵌す
る被嵌固定用の円筒嵌合部,22はウエイトバランサ
ー,23はウエイトバランサー22の吊りワイヤー,2
4は昇降パイプ5の上記キャップ6とブラケット9に固
定して垂下した吊りワイヤー23押下げ用にしてガイド
パイプ18内昇降用の突棒,25は突棒24のブラケッ
ト9に対するネジ受けに螺装したブラケット9への固定
用雄ネジ部,26は突棒24の吊りワイヤー23係合用
の係合孔,28は昇降手段27の埋込ケース1に着脱自
在の基板,56はモーター55側のギヤードワイヤー3
7回転進退の駆動用ギヤ歯車である。
【0022】図示した例は以上のとおりとしたが,昇降
手段を巻取りワイヤーの巻取りによるものとし,その巻
取軸に伝動回転軸を設けてその先端にギヤ歯車を設置す
るようにすること,ギヤードワイヤーを長手方向中間位
置の,例えばギヤボックス近傍で着脱自在に連結するこ
とによって一連のものとすること,ギヤードワイヤーの
地中埋込を単一のガイドパイプ又は保護パイプによるも
のとすること,保護パイプを用いるときこれをギヤボッ
クスに至らしめるようにすること,ガイドパイプのギヤ
ボックスへの固定を,例えばギヤボックスから突設した
ジョイント部材を介して行うようにすること等を含め
て,本発明の実施に当って車止めユニット,埋込ケー
ス,昇降ポール,昇降手段,伝動回転軸,ギヤ歯車,ギ
ヤードワイヤー,ギヤボックス,必要に応じて用いるメ
ンテナンス,ガイドパイプ,保護パイプの各具体的形
状,構造,材質,寸法,数,これらの関係,これらに対
する付加等は,上端発明の要旨に反しない限り様々に変
更することができる。
【0023】
【発明の効果】以上のとおり本発明請求項1は,地中埋
込用の埋込ケースと,該埋込ケースに収納した昇降ポー
ルと,これらの間に介設し昇降ポールを突没昇降自在と
する昇降手段とを具備した複数の車止めユニットと,該
複数の車止めユニットの昇降手段作動用の作動手段とし
て,各昇降手段から埋込ケース外方にそれぞれ突設した
伝動回転軸と,該伝動回転軸の先端にそれぞれ設置した
ギヤ歯車と,該ギヤ歯車とそれぞれ歯合してギヤ歯車を
回転させるモーター駆動の一連にして地中埋込用のギヤ
ードワイヤーとを具備した複数連動の電動車止めにおい
て,上記各ギヤ歯車とギヤードワイヤーとの歯合を,ギ
ヤ歯車を上位とし,ギヤードワイヤーを下位とする位置
関係でこれらを収納した各ギヤボックスにおいて行うと
ともに各ギヤボックスを上記歯合位置でそれぞれ下位の
ボックス本体とこれに着脱自在の上位の着脱プレートに
上下2分割してなることを特徴とするから,ギヤボック
スの着脱プレートを装着することによってギヤ歯車とギ
ヤードワイヤーの歯合を行い得る一方,着脱プレートを
取外すことによってこの歯合を解除し得るから,ギヤ歯
車とギヤードワイヤーを作動手段として用いることによ
って好適なものとした電動車止めにおいて必要となる作
動手段のメンテナンス及びギヤードワイヤーの交換を簡
易且つ確実に行うことができる電動車止めのギヤ歯車と
ギヤードワイヤーの歯合装置を提供することが可能とな
る。
【0024】請求項2は,請求項1の各ギヤボックス
を,埋込ケースに添設し地中埋込用としたメンテナンス
ボックス内に収納配設してなることを特徴とするから,
上記に加えて,地中に設置されることになるギヤボック
スを保護し,特に塵埃が溜って着脱プレートを取外した
際に,これがギヤ歯車とギヤードワイヤー間に入ったり
することを防止することができ,また作動手段のメンテ
ナンスやギヤードワイヤーの交換に際して着脱プレート
装着,取外しのスペースを確保することができる。
【0025】請求項3は,請求項1又は2のギヤードワ
イヤーを,複数の車止めユニットのギヤボックス間に配
設したガイドパイプに回転進退自在に挿通配設し且つ該
ガイドパイプをギヤボックス間又はメンテナンスボック
ス間に配設した地中埋込用保護パイプに遊嵌状に挿通配
設してなることを特徴とするから,同じく上記に加え
て,ギヤードワイヤーを地中埋込用のものとして好適に
保護する一方,ギヤードワイヤーの引抜を可能とし,上
記作動手段のメンテナンスやギヤードワイヤーの交換を
容易化することができる。
【0026】請求項4は,請求項3のガイドパイプの長
手方向端部に嵌合用の先端金具を装着し,該先端金具を
ボックス本体と着脱プレート間に嵌合保持してギヤボッ
クスに固定してなることを特徴とするから,同じく上記
に加えて,ガイドパイプを用いた場合,そのギヤボック
スへの固定を簡易にして確実に行うことができ。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動車止めの斜視図
【図2】車止めユニットの縦断面図
【図3】車止めユニットの横断面図
【図4】車止めユニットの中央部縦断面図
【図5】ギヤボックスの斜視図
【図6】ギヤボックスの分解斜視図
【図7】ボックス本体の平面図
【図8】ボックス本体の横断面図
【図9】ギヤボックスの縦断面図
【図10】ギヤードワイヤー,ガイドパイプ及び保護パ
イプの関係を示す斜視図
【符号の説明】
A 電動車止め B 車止めユニット 1 埋込ケース 5 昇降ポール 27 昇降手段 32 作動手段 33 伝動回転軸 34 ギヤ歯車 35 ギヤードワイヤー 36 ガイドパイプ 38 保護パイプ 40 ギヤボックス 41 ボックス本体 47 着脱プレート 51 メンテナンスボックス 55 モーター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中埋込用の埋込ケースと,該埋込ケー
    スに収納した昇降ポールと,これらの間に介設し昇降ポ
    ールを突没昇降自在とする昇降手段とを具備した複数の
    車止めユニットと,該複数の車止めユニットの昇降手段
    作動用の作動手段として,各昇降手段から埋込ケース外
    方にそれぞれ突設した伝動回転軸と,該伝動回転軸の先
    端にそれぞれ設置したギヤ歯車と,該ギヤ歯車とそれぞ
    れ歯合してギヤ歯車を回転させるモーター駆動の一連に
    して地中埋込用のギヤードワイヤーとを具備した複数連
    動の電動車止めにおいて,上記各ギヤ歯車とギヤードワ
    イヤーとの歯合を,ギヤ歯車を上位とし,ギヤードワイ
    ヤーを下位とする位置関係でこれらを収納した各ギヤボ
    ックスにおいて行うとともに各ギヤボックスを上記歯合
    位置でそれぞれ下位のボックス本体とこれに着脱自在の
    上位の着脱プレートに上下2分割してなることを特徴と
    する電動車止めのギヤ歯とギヤードワイヤーの歯合装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1の各ギヤボックスを,埋込ケー
    スに添設し地中埋込用としたメンテナンスボックス内に
    収納配設してなることを特徴とする電動車止めのギヤ歯
    とギヤードワイヤーの歯合装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のギヤードワイヤーを,
    複数の車止めユニットのギヤボックス間に配設したガイ
    ドパイプに回転進退自在に挿通配設し且つ該ガイドパイ
    プをギヤボックス間又はメンテナンスボックス間に配設
    した地中埋込用保護パイプに遊嵌状に挿通配設してなる
    ことを特徴とする電動車止めのギヤ歯とギヤードワイヤ
    ーの歯合装置。
  4. 【請求項4】 請求項3のガイドパイプの長手方向端部
    に嵌合用の先端金具を装着し,該先端金具をボックス本
    体と着脱プレート間に嵌合保持してギヤボックスに固定
    してなることを特徴とする電動車止めのギヤ歯とギヤー
    ドワイヤーの歯合装置。
JP33126394A 1994-12-08 1994-12-08 電動車止めのギヤ歯車とギヤードワイヤーの噛合装置 Expired - Fee Related JP2957103B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109236003A (zh) * 2018-10-30 2019-01-18 安徽华星智能停车设备有限公司 立体停车库平面移动类停车设备阻车装置

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