JP2901326B2 - 印字装置におけるリボン駆動軸の駆動機構 - Google Patents

印字装置におけるリボン駆動軸の駆動機構

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JP2901326B2 JP22827390A JP22827390A JP2901326B2 JP 2901326 B2 JP2901326 B2 JP 2901326B2 JP 22827390 A JP22827390 A JP 22827390A JP 22827390 A JP22827390 A JP 22827390A JP 2901326 B2 JP2901326 B2 JP 2901326B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【概要】
印字装置におけるリボン駆動軸の駆動機構に関し、 構造が簡単で、かつ小型化が可能な印字装置における
リボン駆動軸の駆動機構を提供することを目的とし、 請求項1記載の発明を、 印字ヘッドを保持するキャリア上に設けられ、互いに
同一方向のみに回転する一対のプーリと、 フレーム側に回転自在に設けられる一対のプーリと、
前記フレーム側のプーリ間に巻回される無端ワイヤとを
有してなり、 前記無端ワイヤを前記キヤリア上のプーリに巻回する
とともに、前記フレーム側のいずれかのプーリにリボン
駆動軸を固着して構成し、 請求項2記載の発明を、 フレーム側に立設されたプーリ保持シャフトに両方向
回転自在に装着される2個のプーリと、 前記フレームに回転自在に設けられたリボン駆動軸に
装着され、1方向の回転時にのみ該リボン駆動軸に噛み
合い、かつ噛み合い回転方向を互いに同一方向とした2
個のプーリと、 印字ヘッドを保持するキャリアに両端を固定され、前
記プーリ保持シャフト側のプーリとリボン駆動軸側のプ
ーリ間に、該キャリアの往復動に対して互いに逆方向に
周回すべく巻回される2本のワイヤとから構成する。
【産業上の利用分野】
本発明は、印字装置におけるリボン駆動軸の駆動機構
に関するものである。 一般にインパクトプリンタ等の印字装置は、ドット印
字ワイヤ、活字等の印字素子によりインクリボンの上か
ら打刻して印字媒体に印字を行うように構成され、上記
インクリボンは、印字素子と印字媒体との間隙を含む搬
送経路を周回するようにリボン駆動軸により駆動され
る。
【従来の技術】
第6図において、従来のインパクトプリンタの概要が
示されており、印字素子を内蔵した印字ヘッド1を有し
て構成される。印字ヘッド1をプラテン16に沿って移動
させるために、該印字ヘッド1はガイド17に沿って移動
可能とされたキャリア2に固定されており、キャリア2
の駆動は、図示しないモータにより周回するキャリア搬
送ベルト18により行われる。 一方、インクリボンは、リボン駆動軸9により駆動さ
れ、印字ヘッド1と、媒体搬送ローラ19により搬送され
た印字媒体との間隙を含む搬送経路を一方向に周回す
る。 上記リボン駆動軸9の駆動は、キャリア搬送ベルト18
を駆動するモータにより行われるが、キャリア2がガイ
ド17に沿って往復移動するのに対応してモータが正逆回
転するのに対し、インクリボンを同一方向に周回させる
ためにリボン駆動軸9を一方向回転させる必要があり、
ギヤボックス20内には、回転方向変換のための遊星歯車
列等からなるクラッチ機構が装備されている。 なお、第6図において21はモータの動力をギアボック
ス20内のギア列に伝達するギアを示すものである。
【発明が解決しようとする課題】 しかし、上述した従来例は、キャリアへの往復駆動動
力から直接リボン駆動軸への駆動力を分岐させるもので
あるから、遊星歯車列等の方向転換歯車列を配置する必
要がある。しかし、駆動軸に与えられた往復駆動力を、
該往復方向回転駆動力と、一方向回転駆動力に分岐させ
るための方向転換歯車列は一般に構造が複雑で、かつ、
装置が大型化するという欠点を有するものであった。 本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであ
って、構造が簡単で、かつ小型化が可能な印字装置にお
けるリボン駆動軸の駆動機構を提供することを目的とす
る。
【課題を解決するための手段】
本発明によれば上記目的は、実施例に対応する第1図
に示すように、 印字ヘッド1を保持するキャリア2上に設けられ、互
いに同一方向のみに回転する一対のプーリ3、4と、 フレーム5側に回転自在に設けられる一対のプーリ
6、7と、 前記フレーム5側のプーリ6、7間に巻回される無端
ワイヤ8とを有してなり、 前記無端ワイヤ8を前記キャリア2上のプーリ3、4
に巻回するとともに、前記フレーム5側のいずれかのプ
ーリ6、7にリボン駆動軸9を固着したことを特徴とす
る印字装置におけるリボン駆動軸の駆動機構を提供する
ことにより達成される。 また、請求項2記載の発明によれば、第3図および第
4図に示すように、 フレーム5側に立設されたプーリ保持シャフト10に両
方向回転自在に装着される2個のプーリ11、12と、 前記フレー5に回転自在に設けられたリボン駆動軸9
に装着され、1方向の回転時にのみ該リボン駆動軸9に
噛み合い、かつ噛み合い回転方向を互いに同一方向とし
た2個のプーリ13、14と、印字ヘッド1を保持するキャ
リア2に両端を固定され、前記プーリ保持シャフト10側
のプーリ11、12とリボン駆動軸9側のプーリ13、14間
に、該キャリア2の往復動に対して互いに逆方向に周回
すべく巻回される2本のワイヤ15a、15bとからなる印字
装置におけるリボン駆動軸の駆動機構を提供することに
より達成される。
【作用】
請求項1記載の発明は、以下のように作用する。 先ず、第2図(a)に示す状態から印字ヘッド1とキ
ャリア2とが図示しないキャリア搬送ベルト18により左
方向への駆動力が伝達されると、キャリア2はその方向
に移動を開始する。この時、キャリア2上のプーリ3、
4のうち下方に位置するプーリ4は、反時計方向に、上
方に位置する時計方向に回転しようとするが、これらプ
ーリ3、4は、同一方向(第2図においては反時計方
向)のみに回転可能とされているため、一方のプーリ
(この場合、上方に位置するプーリ3)と無端ワイヤ8
との間の空転が生じない。 この結果、無端ワイヤ8は該上方のプーリ3に噛み込
み、キャリア2の移動とともに、反時計方向に周回する
結果、フレーム5側のプーリ6、7は反時計方向に回転
し、そのいずれか一方(第2図においては、右方に位置
するプーリ7)に固着されたリボン駆動軸9も同様に反
時計方向に回転する。次に、第2図(b)に示すよう
に、キャリア2に右方向への駆動力が伝達されると、該
キャリア2上のプーリ3、4のうち、上方に位置するプ
ーリ3が反時計方向に空転するとともに、時計方向への
回転が禁止される下方に位置するプーリ4が無端ワイヤ
8を噛み込む結果、該無端ワイヤ8は反時計方向に周回
し、リボン駆動軸9は上述したと同様に反時計方向に回
転する。 以上のように、リボン駆動軸9はキャリア2への駆動
力を直接分岐させることなく、キャリア2の移動を利用
して駆動される。キャリア2の移動に際して、プーリ
3、4はワンウエイクラッチにより同一のいずれか一方
向への回転が許容され、無端ワイヤ8の走行方向により
無端ワイヤ8と噛み合い、あるいは空転してキャリア2
と無端ワイヤ8の動作を連結、分離する。 この結果、方向転換歯車列等の複雑な歯車列を使用す
ることなく、簡単なクラッチを配置するだけで、リボン
駆動軸9に常に同一方向への駆動力が与えられる。 さらに、請求項2記載の発明において、第5図(a)
に示すように、キャリア2が左方向に駆動された場合、
一方のワイヤ15aは時計方向に周回し、他方のワイヤ15b
は、反時計方向に周回する。この時、リボン駆動軸9に
装着されている2つのプーリ13、14は、1方向の回転
(第5図においては、反時計方向)のみに対してリボン
駆動軸9に噛み合い、他方の回転に対しては空転するた
め、リボン駆動軸9は、反時計方向に回転する。 次に、第5図(b)に示すように、キャリア2が右方
向に駆動された場合には、互いのワイヤ15a、15bの周回
方向が逆転するが、反時計方向に回転するプーリ3467の
みがリボン駆動軸9に噛み合い、結果、リボン駆動軸9
は、上述したと同様に、反時計方向に回転する。 この結果、上述した請求項1に係る発明と同様に、方
向転換歯車列等の複雑な歯車列を使用することなく、簡
単なクラッチを配置するだけで、リボン駆動軸9に常に
同一方向への駆動力が与えられる。
【実施例】
以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。 第1図は本発明の第一実施例を示すもので、図中19は
媒体搬送ローラ、16はプラテン、17はプラテン16に対し
て平行に配設されるガイドであり、このガイド17に沿っ
て移動可能とされたキャリア2に印字ヘッド1が保持さ
れている。また、キャリア2には、ワンウエイクラッチ
を組み込んで一方向のみの回転を可能とした一対のプー
リ3、4が互いに回転可能方向を一致させた状態で設け
られている。さらに、上記キャリア2を左右方向に駆動
するために、モータボックス22中に収容される図示しな
いモータにより正逆方向に周回するキャリア搬送ベルト
18が設けられている。 一方、フレーム5側には、シャフト23とリボン駆動軸
9とが回転自在に対向配置されており、その自由端近傍
にプーリ6、7が固着されるとともに、これらプーリ
6、7には、上述したキャリア2上のプーリ3、4に巻
き付けられた無端ワイヤ8が巻き付けられている。 第3図および第4図は本発明の第二実施例を示すもの
で、上述した実施例と同一の構成は、同一の符号が付さ
れている。 この実施例において、フレーム5側には、リボン駆動
軸9が回転自在に配置されており、このリボン駆動軸9
に2個のプーリ13、14が装着されている。これらプーリ
13、14とリボン駆動軸9との間には、図示しないクラッ
チ装置が介在されており、両方とも反時計方向の回転に
対してのみリボン駆動軸9に噛み合うようにされてお
り、噛み合い方向と反対方向の回転に対しては、空転す
るように構成されている。また、フレーム5の上記リボ
ン駆動軸9に対向する位置には、プーリ保持シャフト10
が立設されており、このプーリ保持シャフト10に2個の
プーリ11、12が両方向回転自在に装着されている。 一方キャリア2には、ワイヤ支持部24が形成されてお
り、2本のワイヤ15a、15bの終端が固着されている。こ
れら2本のうち一方のワイヤ15aは、第5図に示すよう
に、ワイヤ支持部24からプーリ保持シャフト10側のプー
リ11に時計方向に巻回した後、リボン駆動軸9側のプー
リ13に巻回し、再びキャリア2のワイヤ支持部24に固定
される経路で巻き付けられる。また、他方のワイヤ15b
は、ワイヤ支持部24からプーリ保持シャフト10側のプー
リ12に反時計方向に巻回された後、リボン駆動軸9側の
プーリ14に巻回され、再びキャリア2のワイヤ支持部24
に固定される経路で巻き付けられ、キャリア2の移動に
対して2本のワイヤ15a、15bが反対方向に周回するよう
にされている。 なお、説明の便宜上、第5図においては、前方に位置
するプーリ11、13を大円で、後方のプーリ12、14を小円
で示している。
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、複
雑な方向転換歯車列を使用することなく、リボン駆動軸
に同一方向の回転動力を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す図、 第2図は本発明の作用を示す図、 第3図は本発明の他の実施例を示す図、 第4図は第3図の要部を示す図、 第5図は第4図の作用を示す図、 第6図は従来例を示す図である。 図において、 1……印字ヘッド、2……キャリア、3、4……キャリ
ア上のプーリ、5……フレーム、6、7……フレーム側
のプーリ、8……無端ワイヤ、9……リボン駆動軸、10
……プーリ保持シャフト、11、12、13、14……プーリ 15a、15b……ワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 33/38 B41J 33/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム側に回転自在に設けられた一対の
    プーリと、 印字ヘッドを保持して前記フレーム側のプーリ間を往復
    移動するキャリアと、 キャリア上に設けられ、内蔵されたワンウエイクラッチ
    により互いに同一方向のみに回転する一対のプーリと、 前記フレーム側のプーリ間に巻回される無端ワイヤとを
    有してなり、 前記無端ワイヤを前記キャリア上のプーリに巻回すると
    ともに、前記フレーム側のいずれかのプーリにリボン駆
    動軸を固着したことを特徴とする印字装置におけるリボ
    ン駆動軸の駆動機構。
  2. 【請求項2】フレーム側に立設されたプーリ保持シャフ
    トに両方向回転自在に装着される2個のプーリと、 前記フレームに回転自在に設けられたリボン駆動軸に装
    着され、内蔵されたワンウエイクラッチにより1方向の
    回転時にのみ該リボン駆動軸に噛み合い、かつ噛み合い
    回転方向を互いに同一方向とした2個のプーリと、 印字ヘッドを保持するキャリアに両端を固定され、前記
    プーリ保持シャフト側のプーリとリボン駆動軸側のプー
    リ間に、該キャリアの往復動に対して互いに逆方向に周
    回すべく巻回される2本のワイヤとからなる印字装置に
    おけるリボン駆動軸の駆動機構。
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