JP2900593B2 - 記憶素子に対するデータの展開方式 - Google Patents

記憶素子に対するデータの展開方式

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JP2900593B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術と発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 発明の効果 〔概要〕 読み出し専用メモリ(CG)に格納された文字データ
を、半導体メモリ(画像メモリ)(MEM)に転送して、
外部に表示,印刷する情報処理装置に関し、 中央処理装置(CPU)が文字データの展開には直接関
わらず、各種の文字サイズの文字データを任意のスキッ
プ幅で展開することができる回路を提供することを目的
とし、 バイトバウンダリでデータを格納している読出専用メ
モリ部(CG)と、バイトバウンダリで読み書き可能な半
導体メモリ部(MEM)と、上記読出専用メモリ部(CG)
と、上記半導体メモリ部(MEM)との間のデータバスで
のデータ転送を行う際、複数バイトを単位として、特定
のビット数をグループとする任意のグループ位置間で、
該グループを上記読出専用メモリ部(CG)と上記半導体
メモリ部(MEM)との間のデータバス上でシフトするデ
ータシフト部と、該データシフト部を制御する制御部
(ACM)と、上記半導体メモリ部(MEM)に展開したいス
キップ幅(メモリ幅)を外部より設定して保持するスキ
ップ幅レジスタと、上記読出専用メモリ(CG)の読み出
し開始位置を設定して、順次更新して出力する読出専用
メモリアドレスカウンタ(CG CONTER)と、上記半導体
メモリ部(MEM)への展開位置を設定して、順次更新し
て出力する半導体メモリ番地更新手段(MEM COUNTER,AD
DER)とを設けて、上記読出専用メモリ(CG)の任意の
上記複数バイトバウンダリに格納されているデータをラ
スタ走査し、上記データシフト部で、上記半導体メモリ
部(MEM)の上記複数バイトバウンダリの任意の位置
に、上記グループ単位で上記データバス上でシフトし、
且つ、上記ラスタ走査の主ラスタ毎に、外部から上記ス
キップ幅レジスタに指定された番地だけスキップして生
成されたアドレスに、順次格納するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、読出専用メモリ部(CG)に格納された文字
データを、半導体メモリ部(MEM)に転送することによ
り外部に表示、印刷する情報処理装置に関する。
通常、情報処理装置のディスプレイ部、プリンタ部
は、文字データを画像用メモリ(印字用メモリ)に格納
しており、そのデータを外部からスキップすることによ
ってディスプレイ上の輝点、または用紙上のドットとし
て文字データを表示する。
ある、任意の文字データを表示、印刷したい場合は、
あらかじめ読出専用メモリ部(以下、キャラクタジェネ
ータ:CGと略記する)に格納されている各種文字フォン
トデータのなかから、表示したい文字の格納されている
アドレスを取り出し画像、印刷用メモリ{以下、単に画
像メモリ(MEM)と略記する}に転送することによって
行われる。
上記CGに各種サイズの異なる文字データが格納されて
いる場合、該文字データは連続して格納されているの
で、その文字のサイズに合わせて、文字データをある番
地だけスキップされてデータを画像メモリに転送する必
要がある。
このとき、画像メモリ(MEM)へのデータ転送に時間
がかかってしまうと、表示、印刷の処理速度が遅くな
り、システムのターンアラウンド時間が大きくなってし
まう。
そのために、画像メモリ(MEM)へスキップさせなが
らデータ転送を行う場合でもなるだけ、短時間で行う必
要がある。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
第4図は、従来の文字データの展開方式を説明する図
である。
従来のデータ転送方式では、CG1に各種文字サイズの
文字データが格納されていたとき、文字データを画像メ
モリ2に転送する場合には、中央処理装置(以下、CPU
という)が、一旦、CG1をアクセスし、CPU内部でバッフ
ァリングし、必要に応じてビットシフト等の操作を行
い、次にCPUが画像メモリ2のアドレスを算出し、画像
メモリ2に書きこむといった方法がとられる。
この方法によると、CG1にどんなに異なる格納方式で
文字データが格納されている場合でも、汎用的に画像メ
モリ2に文字データを展開することができるが、転送す
る文字データが多くなるのに比例してCPUの負担は多く
なる。
具体的に説明すると、今、第4図(a)に示したよう
にCG1に文字データが格納されているときに、画像メモ
リ2にデータを展開する場合を考える。
このときデータ列「0000...11111...」は、3バイト
単位に、データ列「AAAAA....DDDDD」は2バイト単位に
展開したい場合(例えば、縦×横が24ドット構成の文字
と,16ドット構成の文字の場合)は、CPUがCG1をアクセ
スして、前者の場合は3バイト転送したら、次は1ラス
タ分アドレスをスキップして次の3バイトを転送、後者
の場合は、2バイト転送したら次は1ラスタ分アドレス
をスキップして次の2バイトを転送するといった方法を
とる。
従って、文字データを展開するときには、1文字毎に
常にCPUの介入が必要であり、画面全体の書換の処理を
行うと、CPUが文字の展開に忙殺されるため、システム
全体の処理速度の低下を招くという問題があった。
本発明は上記従来の欠点に鑑み、CPUが文字データの
展開には直接関わらずに、各種文字サイズの文字データ
を任意のスキップ幅にて展開することができる回路を提
供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理説明図であり、(a)は構成例
を示し、(b)はCGに格納されている文字データの例を
示し、(c)は展開先の画像メモリの展開例を示し、
(d)はシフタの内部構成を示している。
上記の問題点は下記の如くに構成したデータ展開方式
によって解決される。
(1)バイトバウンダリでデータを格納しているCG1
と、バイトバウンダリで読み書き可能な画像メモリ(ME
M)2と、上記CG1と、上記画像メモリ(MEM)2との間
のデータバスでのデータ転送を行う際、複数バイトを単
位として、特定のビット数をグループとする任意のグル
ープ位置間で、該グループを上記CG1と上記画像メモリ
(MEM)2との間のデータバス上でシフトするデータシ
フト部3と、該データシフト部3を制御する制御部(AC
M)4と、上記画像メモリ(MEM)2に展開したいスキッ
プ幅(メモリ幅)を外部より設定して保持するスキップ
幅レジスタ5と、上記CG1の読み出し開始位置を設定し
て、順次更新して出力する読出専用メモリアドレスカウ
ンタ(CG CONTER)8と、上記画像メモリ(MEM)2への
展開位置を設定して、順次更新して出力する半導体メモ
リ番地更新手段(MEM COUNTER,ADDER)6,7とを設けて、 上記CG1の任意の上記複数バイトバウンダリに格納さ
れているデータをラスタ走査し、上記データシフト部3
で、上記画像メモリ(MEM)2の上記複数バイトバウン
ダリの任意の位置に、上記グループ単位で上記データバ
ス上でシフトし、且つ、上記ラスタ走査の主ラスタ毎
に、外部から上記スキップ幅レジスタ5に指定された番
地だけスキップして生成されたアドレスに、順次格納す
るように構成する。
(2)上記CG1のデータを上記データバス上でシフトし
て、上記画像メモリ(MEM)2の任意の位置に展開する
手段として、 上記CG1と、上記画像メモリ(MEM)2のアドレスを複
数バイト単位に、1バイトをグループとしてグループ分
けを行い、更に、各バイトをシフトビット数を単位とし
て複数個に分割し、 該分割された最小グループを単位として、 {画像メモリ(MEM)2の最小グループ番号)−(CG1
の最小グループ番号)を算出してシフト数とする手段を
設けて、 該手段で算出されたシフト数だけ、CG1のデータを上
記データバス上でシフトし、且つ、上記ラスタ走査の主
ラスタ毎に外部から指定された番地だけスキップして、
該画像メモリ(MEM)2上の展開位置を決定するように
構成する。
〔作用〕
即ち、本発明によれば、各種文字サイズのデータが格
納されているCG1と、データが展開されるべき画像メモ
リ(MEM)2と、上記CG1と画像メモリ(MEM)2間のデ
ータバス上で所定のデータグループをシフト制御するシ
フト回路(以下、シフタという)(SHIFTER)3と、該
展開先の画像メモリ(MEM)2のアドレスを出力するメ
モリアドレスカウンタ(MEM CONTER)6と、上記シフタ
(SHIFTER)3,並びに、該メモリアドレスカウンタ(MEM
CONTER)6を制御する演算部(ACM)4と、上記CG1の
アドレスを出力する読出専用メモリアドレスカウンタ
(CG CONTER)8と、スキップ幅と現在のメモリ幅を加
算することによって次に展開したいメモリアドレスを算
出するための加算器(ADDER)7と、該展開したいスキ
ップ幅を保持している外部より設定可能なレジスタ(SK
IP WIDTH)5とを備えており、 該展開したい文字データの文字サイズと、CG1内の格
納番地,ならびに展開先の画像メモリ(MEM)の展開番
地が与えられた場合、第1図(a)のCGカウンタ(CG C
ONTER、以下略)8には、CG1内の文字データの格納番地
がプリセットされ、MEMカウンタ(MEM CONTER、以下
略)6には画像メモリ(MEM)6の展開番地がプリセッ
トされる。
該CGカウンタ8,MEMカウンタ6のカウントアップ用の
クロックは、展開する文字データの文字サイズ、例え
ば、32ドット,24ドット,16ドット等によってきまる。
又、シフタ(SHIFTER)3はCG1から文字データを一旦
ラッチし、必要に応じてビットシフトを行う回路であ
り、ビットシフトを何回行うかは、CG1内の格納番地,
並びに展開先画像メモリ(MEM)2の番地,並びに文字
サイズによってきまる。
今、第1図(b)のように、CG1に文字データが格納
されており、第1図(c)のように画像メモリ(MEM)
2に展開させたい場合を考える。
上図(c)の展開は3バイト構成の文字(24ドットの
文字)の場合である。又、CG1のデータバス,並びに、
画像メモリ(MEM)2のデータバスは4バイト(32ビッ
ト)構成であるとする。ただし、データバス幅,ならび
に、格納形式等は本発明を説明するために用いる一例で
ある。
又、展開先の画像メモリ(MEM)2のスキップ幅をA
とし、展開先の先頭アドレスをN番地とする。そして、
CG1の文字データの格納アドレスを仮に0番地とする。
展開に先立って、第1図(a)のCGカウンタ8には、
上記CG格納アドレス0番地が、又、MEMカウンタ6に
は、上記展開先アドレスN番地がプリセットされてい
る。
先ず、始めに、CGカウンタ8はCG1の先頭アドレスを
出力し、CG1より最初のデータ4バイトをデータバスに
出力する。出力されたデータはシフタ(SHIFTER)3内
の、第1図(d)に示した32ビットレジスタ(LATCH)3
0に一旦ラッチされる。
もし、上記展開先の先頭の番地Nが、32ビットバウン
ダリでアドレスを計算したときに余りがないときには、
該ラッチされたデータはそのままシフトされずにシフト
レジスタ(SHIFT REG)31を通過する。
そして、ゲート回路(GATE)32によって、32ビットデ
ータバスの内、例えば、下位の24ビットのみゲートが開
き、画像メモリ(MEM)3側のデータバスに至る。番地
Nが32ビット(4バイト)バウンダリで計算して、バイ
ト単位の余りがあったときには、それに応じてシフトレ
ジスタ(SHIFT REG)31でデータはシフトされる。
例えば、余りが1であったときには、データは1バイ
ト分(8ドット分)シフトされ、余りが3であったとき
には3バイト分(24ドット分)シフトされる。又、ゲー
ト回路(GATE)32においては、いずれも24ドット分だけ
ゲートが開くが、32ドット中のどの24ドットが開くか
は、番地Nの4バイトバウンダリに対するバイト単位の
剰余に応じてきまる。
こうして、ある文字データの最初の1ラスタ目のデー
タ3バイト分がそろって、シフタ3より出力され画像メ
モリ(MEM)2に書き込まれる。
次に、MEMカウンタ6には、展開単位に応じたクロッ
ク数、例えば、本例のように、1ラスタのデータが3バ
イトの場合には、3個のクロックパルスが入力され、
又、同時に、該MEMカウンタ6には、次のラスタの展開
先N+A番地を示す{具体的には、加算器(ADDER)7
の結果を設定する}ようなクロックパルスが入力され、
該展開先のアドレスが設定される。
このとき、番地N+Aの値の4バイトバウンダリに対
する剰余によって、前述のようなシフト操作,並びに、
ゲート32の条件等が算出され、以下これを繰り返すこと
により、ある文字が展開される。
このとき、スキップ幅Aは画像メモリ(MEM)2の横
幅に応じて、スキップ幅レジスタ(SKIF WIDTH)5に任
意の値を設定することができ、結果として、任意のスキ
ップ幅の画像メモリ(MEM)2に文字データを展開する
ことができる。
次に、制御部(ACM)4の作用について説明する。
第2図は本発明の作用,動作を説明する図であり、
(a)はCGメモリアドレスのグループ分けの例を示し、
(b)は画像メモリアドレスのグループ分けの例を示
し、(c1)はCGメモリ内のデータの配列の例を示し、
(c2),(c3)は画像メモリ内のデータの配列の例を示
している。
先ず、展開したい文字データの格納してあるCG1と、
展開先の画像メモリ(MEM)2のアドレスを4バイト単
位(32ビット単位)に、第2図(a)のような0から3
までのグループ分けを行う。
このときのグループ分けは、CG1、画像メモリ(MEM)
2のアドレスの下位2ビット値により容易に行うことが
できる。更に、各1バイトを4ビットずつに分け、各グ
ループを2つずつにわけて、上記0〜3までのグループ
を、0から7のグループ分けを行う。
今、CGメモリ1と画像メモリ(MEM)2のデータバス
を、それぞれ、32ビット構成にしたとき、データバスD0
からD3ビットのバスは、グループ0に、D4〜D7のデータ
バスはグループ1につながることになり、同様にして、
D24〜D27のデータバスはグループ6、D28〜D31のデータ
バスはグループ7につながることになる。{第2図
(a)参照} ここで、CGメモリ1から画像メモリ(MEM)2への文
字データの展開を考えると、CGメモリ1のデータバス
と、画像メモリ(MEM)2のデータバスがシフタ3を介
して接続されているとき、該シフタ3内でデータをどう
交換すればよいかを考える。
実際に、CGデータを画像メモリ(MEM)2に展開する
場合、ビットマップディスプレイの場合は、文字データ
の先頭データの位置と展開先の画像データの先頭位置の
関係は全くの任意である。
仮に、バイトバウンダリ(バイト単位の区切り)でCG
データが格納されている場合でも、CGメモリ1内のグル
ープ0、2、4、6のどこに文字データの先頭があるか
は任意であり、また画像メモリ(MEM)2の先頭もグル
ープ0、2、4、6のどこにでも展開しうるようにしな
ければならない。
若し、シフタ(SHIFTER)3なしで、CGメモリ1と画
像メモリ(MEM)2を、32ビットデータバスで接続して
しまうと、CGデータのグループ0は、常に、画像メモリ
(MEM)2のグループ0に、CGデータのグループ1は画
像メモリ(MEM)2のグループ1という具合に展開され
る。仮に、CGデータが24ドットの文字であった場合、文
字の第1ラスタの3バイト分がグループ0から5に格納
されており、且つ、画像メモリ(MEM)2も先頭がグル
ープ0からはじまっていた場合、第1ラスタは、CGメモ
リ1のグループ0は画像メモリ(MEM)2のグループ0
へ、CGメモリ1のグループ1は画像メモリ(MEM)2の
グループ1というように展開してもよい。{第2図(c
1),(c2)図参照} 然し、第2ラスタ目のデータはグループ6、7、0、
1、2、3に格納してある場合、そのまま、画像メモリ
(MEM)2に展開してしまうと、第2ラスタの文字デー
タは、第1ラスタとは、ずれた位置に展開された文字を
形成しなくなる。
そこで、第2ラスタの文字データを展開する場合に
は、CG1のグループ6は画像メモリ(MEM)2のグループ
0に、CG1のグループ7は画像メモリ(MEM)2のグルー
プ1といった具合に文字データのバスをシフトさせる必
要があり、このシフトは第3ラスタ以降の展開にも必要
である。{第2図(c3)参照} このため、CGメモリ1と画像メモリ(MEM)2間のデ
ータバスには、データバスを交換するシフタ(SHIFTE
R)が必要となってくるが、データバスを何ビットシフ
トさせるかは、現在展開したい文字データの格納されて
いる文字データの、CGメモリ1内のグループ番号と、展
開先の画像メモリ(MEM)2のグループ番号によってき
まる。
該データバスのシフトの方向を、D0はD4へ、D1はD5へ
…D27はD31へ、D28はD0へといった具合に向きをきめ、
シフトさせるようにシフトレジスタを組むことは容易で
ある。
後は、このシフタ(SHIFTER)3に入力するシフトク
ロック(DLK)を決めれば、該CLKのパルスに応じて、CG
1側データは、例えば、4ビット単位でシフトされる。
ここで、シフトの単位を4ビット単位としたのは、CG
データの格納はバイトバウンダリで行われているのが普
通であり、又、画像メモリ側の展開も特殊な場合を除い
て、高々、4ビット単位のバウンダリで行われることが
多いからである。若し、画像メモリ(MEM)2の展開が
8ビットバウンダリで行われるならば、上記シフタ(SH
IFTER)3は8ビット単位のシフト構造となる。
シフトさせるビットの数は、展開したいCGデータのグ
ループ番号と、展開先の画像メモリのグループ番号によ
ってきまる。その関係は、32ビット(4バイト)バウン
ダリの場合、8を法とする剰余系で考えて、又、24ビッ
ト(3バイト)バウンダリの場合は、6を法とする余剰
系で考えて、 シフト数=(画像メモリのグループ番号)−(CGデー
タのグループ番号)である。
例えば、CGメモリ1のグループ0から始まる文字デー
タを画像メモリ(MEM)2のグループ2から展開したい
場合にはシフト数は上式から、2−0=2より「2×4
ビット」シフトさせればよい。
又、CGメモリ1のグループ5から始まる文字データを
画像メモリ(MEM)のグループ3から展開したい場合に
はシフト数は、3(+8)−5=6となり、シフトさせ
るビットは「6×4ビット」となる。ここで、「×4」
の“4"はシフトの単位が4ビットであることを示してい
る。
上記のような、シフタ(SHIFTER)3,及び、該シフタ
(SHIFTER)3を制御する制御部(ACM)4を構成するこ
とにより、CPUの処理に関係なく、任意の位置にある文
字データを、展開先の任意の位置に展開することができ
る効果がある。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面によって詳述する。
前述の第1図が、本発明の原理を説明する図であり、
第2図は本発明の作用,動作を説明する図であり、第3
図は本発明の一実施例を示した図であって、(a)はシ
フタの構成例を示し、(b)は制御部(ACM)の構成例
を示している。
本発明は、例えば、4ビットバウンダリで格納されて
いるCG1の文字データを、同じく4ビットバウンダリで
展開される画像メモリ(MEM)2に展開するのに、文字
データが格納されているCG1と、展開先の画像メモリ(M
EM)2のアドレスを、例えば、4バイト(32ビット)を
単位として、文字データのバウンダリである4ビット単
位にグループ分けし、該グループ分けされたCG1の任意
のグループから、展開したい画像メモリ(MEM)2の任
意のグループにシフトするシフタ(SHIFTER:以下、略)
3と、該シフタ3でのシフト数を算出する制御部(AC
M)4と、1ラスタ分の文字データを展開したとき、次
の1ラスタ分の文字データを展開する位置を決定する為
のスキップ数Aを外部から設定する手段5と、該CG1か
らの読み出し番地を設定し、順次更新して出力する手段
(CG COUNTER)8と、該読み出した文字データを展開す
る番地を設定し、順次更新して出力する手段(MEM COUN
TER,ADDER,SKIP WIDTH)6,7,8とを設けて、CG1の任意の
グループから文字データを読み出し、画像メモリ(ME
M)2の任意のグループに、該文字データをシフトして
展開する手段が、本発明を実施するのに必要な手段であ
る。尚、全図を通して同じ符号は同じ対象物を示してい
る。
以下、第1図,第2図を参照しながら、第3図によっ
て、本発明の記憶素子(画像メモリ)に対するデータ展
開方式を説明する。
第3図(a)はシフタの構成例を示しており、D0〜D3
1は、上記4ビット単位にグループ分けされた各アドレ
スのデータの各ビットを示している。
前述のように、文字データはCG1内に、4ビットバウ
ンダリで格納されているのが普通であり、画像メモリ
(MEM)2側も、4ビットバウンダリで展開されるのが
普通であることから、該シフタ3も、本図に示したよう
に構成することで、CG1側のデータバスに出力された文
字データの任意のグループの各ビットが、画像メモリ
(MEM)2側のデータバスの任意のグループの各ビット
に、4ビット単位でシフトすることができる。
前述のシフタ3に入力するクロック(CLK)を生成さ
せるための制御部(ACM)4は以下のようにして実現で
きる。
第3図(b)が、該制御部(ACM)4の構成例であ
る。
本図において、ADD41,42は加算器であり、又、N44は
論理を反転させる素子である。上記の加算器(ADD),
及び、反転素子(N)は、標準的な素子で構成される。
CG-G信号は、CG1のアドレスを出力する外部のカウン
タ(前述のCGカウンタ8)からの出力であり、現在どの
グループのCG1データを展開しようとしているかを保持
した信号である。(上記、グループ0〜7の場合は、高
々、3ビットで構成される。) 同じく、VRAM-Gは、画像メモリ(MEM)2のアドレス
を出力する外部のカウンタ(前述のMEMカウンタ6)か
らの出力であり、現在どのグループの画像メモリ(ME
M)2にデータを展開しようとしているかを保持した信
号である。(上記、グループ0〜7の場合は、高々、3
ビットで構成される。) ランダムロジックで、前述の減算を行わせるために、
先ず、上記CG-G信号を反転素子(N)44で反転させ、そ
の値に“1"に加算器(ADD)41で足して、該CG-G信号の
2の補数をつくる。この値に、加算器(ADD)42で、VRA
M-Gを加えることによって、上記 (VRAM-G)‐(CG-G)(但し、8を法とする剰余系)
の計算を行ったことになる。
こうして得られた、値“SFT"が、上記シフタ3に与え
られるシフトクロック(CLK)数となる。
該シフトクロック(CLK)数(SFT信号)を得て、その
値に応じたパルスを発生させるシフトクロック発生器
(PULSE)43は容易に実現することができる。
このようにして、生成した、上記シフトクロック(CL
K)数(SFT信号)を、上記シフタ3に与えることによ
り、CG1側のバスに出力されたデータを、画像メモリ(M
EM)2側のバスの書き込み位置にシフトできるので、後
は、第1図(a)に示した加算器(ADDER)7が定める
位置(具体的には、前述の作用欄で説明した、各ラスタ
の先頭位置)に、該画像メモリ(MEM)2側のバスのデ
ータを、該画像メモリ(MEM)2に書き込むことで、CG1
から読み出されたデータ、例えば、前述の文字データ
を、画像メモリ(MEM)1の任意の位置に展開すること
ができる。
このように、本発明は、例えば、4ビットバウンダリ
で格納されているCG1の文字データを、同じく4ビット
バウンダリで展開される画像メモリ(MEM)2に展開す
るのに、文字データが格納されているCG1と、展開先の
画像メモリ(MEM)2のアドレスを、例えば、4バイト
(32ビット)を単位として、4ビット単位にグループ分
けし、該グループ分けされたCG1のグループから、展開
したい画像メモリ(MEM)2の任意のグループにデータ
バス上でシフトするシフタ3と、該シフタ3でのシフト
数を算出する制御部(ACM)4と、1ラスタ分の文字デ
ータを展開したとき、次の1ラスタ分の文字データを展
開する位置を設定する為のスキップ数を外部から設定す
る手段5と、該CG1からの読み出し番地を設定し、順次
更新して出力する手段(CG COUNTER)8と、該読み出し
た文字データを展開する番地を設定し、順次更新して出
力する手段(MEM COUNTER,ADDER,SKIP WIDTH)6,7,8と
を設けて、CG1の任意のグループから読み出した文字デ
ータを、画像メモリ(MEM)2の任意のグループにデー
タバス上でシフトして展開するようにした所に特徴があ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、CPUの介入なしに、各種文字サイズ
の文字データを画像メモリに自動的に、任意のスキップ
幅にて展開することができ、装置全体の処理速度を損ね
ることなく表示、印刷処理の速度を早くする効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図, 第2図は本発明の作用,動作を説明する図, 第3図は本発明の一実施例を示した図, 第4図は従来の文字データの展開方式を説明する図, である。 図面において、 1は読取専用メモリ部(CG),又は、CGメモリ,2は半導
体メモリ,又は、画像メモリ(MEM),3はシフタ(SHIFT
ER),4は制御部(ACM),41,42は加算器(ADD),43はシ
フトクロック発生器(PULSE),5はスキップ幅レジスタ
(SKIP WIDTH),6はメモリアドレスカウンタ(MEM COUN
TER),又は、MEMカウンタ,7は加算器(ADDER),8は読
取専用メモリアドレスカウンタ(CG CONTER),又は、C
Gカウンタ,をそれぞれ示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バイトバウンダリでデータを格納している
    読出専用メモリ部と、バイトバウンダリで読み書き可能
    な半導体メモリ部と、上記読出専用メモリ部と、上記半
    導体メモリ部との間のデータバスでのデータ転送を行う
    際、 複数バイトを単位として、特定のビット数をグループと
    する任意のグループ位置間で、該グループを上記読出専
    用メモリ部と上記半導体メモリ部との間のデータバス上
    でシフトするデータシフト部と、該データシフト部を制
    御する制御部と、上記半導体メモリ部に展開したいスキ
    ップ幅を回部より設定して保持するスキップ幅レジスタ
    と、上記読出専用メモリの読み出し開始位置を設定し
    て、順次更新して出力する読出専用メモリアドレスカウ
    ンタと、上記半導体メモリ部へと展開位置を設定して、
    順次更新して出力する半導体メモリ番地更新手段とを設
    けて、 上記読出専用メモリの任意の上記複数バイトバウンダリ
    に格納されているデータをラスタ走査し、上記データシ
    フト部で、上記半導体メモリ部の上記複数バイトバウン
    ダリの任意の位置に、上記グループ単位で上記データバ
    ス上でシフトし、且つ、上記ラスタ走査の主ラスタ毎
    に、外部から上記スキップ幅レジスタに指定された番地
    だけスキップして生成されたアドレスに、順次格納する
    ことを特徴とする記憶素子に対するデータの展開方式。
  2. 【請求項2】上記読出専用メモリ部のデータを上記デー
    タバス上でシフトして、上記読み書き可能な半導体メモ
    リ部の任意の位置に展開する手段として、 上記読み出し専用メモリ部と、上記読み書き可能な半導
    体メモリ部のアドレスを複数バイト単位に、1バイトを
    グループとしてグループ分けを行い、更に、各バイトを
    シフトビット数を単位として複数個に分割し、 該分割された最小グループを単位として、 (半導体メモリ部の最小グループ番号)−(読出専用メ
    モリ部の最小グループ番号) を算出してシフト数とする手段を設けて、 該手段で算出されたシフト数だけ、読出専用メモリ部の
    データを上記データバス上でシフトし、且つ、上記ラス
    タ走査の主ラスタ毎に外部から指定された番地だけスキ
    ップして、該−メモリ部上の展開位置を決定することを
    特徴とする請求項1に記載の記憶素子に対するデータ展
    開方式。
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