JP2897918B2 - プロジェクタ装置の電源コード巻取り装置 - Google Patents
プロジェクタ装置の電源コード巻取り装置Info
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- JP2897918B2 JP2897918B2 JP9150135A JP15013597A JP2897918B2 JP 2897918 B2 JP2897918 B2 JP 2897918B2 JP 9150135 A JP9150135 A JP 9150135A JP 15013597 A JP15013597 A JP 15013597A JP 2897918 B2 JP2897918 B2 JP 2897918B2
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- Japan
- Prior art keywords
- power cord
- lens
- gear
- cord winding
- spring
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロジェクタ装置
特に液晶プロジェクタ装置の電源コード巻取り装置に関
する。
特に液晶プロジェクタ装置の電源コード巻取り装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電源コード巻取り技術としては、
特開昭60−188277号公報などの開示がある。こ
の技術は電気機器本体に内蔵される電源コード巻取り装
置において、コードリールの円筒状部分の一部を取り外
し自在に構成し、この部分において電源コードの先端を
電源側に接続可能として、電源コードの交換を容易にす
る技術である。
特開昭60−188277号公報などの開示がある。こ
の技術は電気機器本体に内蔵される電源コード巻取り装
置において、コードリールの円筒状部分の一部を取り外
し自在に構成し、この部分において電源コードの先端を
電源側に接続可能として、電源コードの交換を容易にす
る技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電源コード巻取
りは電気機器本体とは別個に設けられた専用の電源コー
ド巻取り装置で行われる。この場合、装置としての電源
機器本体以外にコードリールその他の部品を必要とす
る。また、電源コード巻取り装置を電気機器本体に内蔵
すると、電気機器本体が大型化する。
りは電気機器本体とは別個に設けられた専用の電源コー
ド巻取り装置で行われる。この場合、装置としての電源
機器本体以外にコードリールその他の部品を必要とす
る。また、電源コード巻取り装置を電気機器本体に内蔵
すると、電気機器本体が大型化する。
【0004】電気機器一般については、上述のとおりで
あるが、殊に液晶プロジェクタ装置については、持ち運
ぶ用途が非常に多いため小型・軽量化が要求される。移
動する際には電源コードは所定の収納場所に収納する作
業を必要とする。また、液晶プロジェクタ装置において
はレンズの保護が重要であるが、従来は保護用のキャッ
プが別に存在しているため紛失や破損をしやすく、意図
するところとは別にレンズの保護が十分にできていな
い。
あるが、殊に液晶プロジェクタ装置については、持ち運
ぶ用途が非常に多いため小型・軽量化が要求される。移
動する際には電源コードは所定の収納場所に収納する作
業を必要とする。また、液晶プロジェクタ装置において
はレンズの保護が重要であるが、従来は保護用のキャッ
プが別に存在しているため紛失や破損をしやすく、意図
するところとは別にレンズの保護が十分にできていな
い。
【0005】本発明は、電源コードの巻取りを少ない部
品にてかつ空間を多く占めることなくコンパクトにて可
能とし、しかもプロジェクタ装置のレンズ機構を利用す
ることにより更に軽量化を行ない、保護用のキャップの
取付けまで充分なもとしたプロジェクタ装置の電源コー
ド巻取り装置を得る。
品にてかつ空間を多く占めることなくコンパクトにて可
能とし、しかもプロジェクタ装置のレンズ機構を利用す
ることにより更に軽量化を行ない、保護用のキャップの
取付けまで充分なもとしたプロジェクタ装置の電源コー
ド巻取り装置を得る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、次の発明特定事項を有する。 (1)プロジェクタ装置に設けられる電源コード巻取り
装置において、円筒型レンズの外周にこの円筒型レンズ
に対し回転自在に電源コードを巻取る電源コード巻取り
筒体を備えたことを特徴とする。
発明は、次の発明特定事項を有する。 (1)プロジェクタ装置に設けられる電源コード巻取り
装置において、円筒型レンズの外周にこの円筒型レンズ
に対し回転自在に電源コードを巻取る電源コード巻取り
筒体を備えたことを特徴とする。
【0007】(2)上記(1)のプロジェクタ装置に設
けられる電源コード巻取り装置において、前記電源コー
ド巻取り筒体の回転力発生にバネと回転伝達機構を備
え、前記バネにレンズ機構の電動モータを連絡してバネ
力を付与するようにしたことを特徴とする。
けられる電源コード巻取り装置において、前記電源コー
ド巻取り筒体の回転力発生にバネと回転伝達機構を備
え、前記バネにレンズ機構の電動モータを連絡してバネ
力を付与するようにしたことを特徴とする。
【0008】(3)上記(1)のプロジェクタ装置に設
けられる電源コード巻取り装置において、電源コード先
端部にレンズ保護用のキャップを取付け、巻取り終了時
に前記キャップがレンズを保護する位置にくるようにし
たことを特徴とする。
けられる電源コード巻取り装置において、電源コード先
端部にレンズ保護用のキャップを取付け、巻取り終了時
に前記キャップがレンズを保護する位置にくるようにし
たことを特徴とする。
【0009】本発明は、プロジェクタ装置において、投
射表示のために設けられた円筒型レンズを電源コードの
巻取り機構に利用し、部品点数を少なくし、構造を簡略
化する。そして部品点数を少なくし、構造を簡略化する
ことで装置本体を小型化・軽量化する。また、電源コー
ドを巻取るためのバネ材を自動に巻くため電源コードの
引き出し時にかかる力を軽いものとし、電源コード巻取
りに際しキャップの装着を確実なものとした。
射表示のために設けられた円筒型レンズを電源コードの
巻取り機構に利用し、部品点数を少なくし、構造を簡略
化する。そして部品点数を少なくし、構造を簡略化する
ことで装置本体を小型化・軽量化する。また、電源コー
ドを巻取るためのバネ材を自動に巻くため電源コードの
引き出し時にかかる力を軽いものとし、電源コード巻取
りに際しキャップの装着を確実なものとした。
【0010】
【発明の実施の形態】ここで、本発明の実施の形態の一
例を図1〜図3を参照して説明する。図1は本発明の一
例の構成図、図2は本発明の一例に使用される歯車部の
機構を示す図、図3は本発明の一例において巻取り終了
時のレンズ部の状態を示す図である。
例を図1〜図3を参照して説明する。図1は本発明の一
例の構成図、図2は本発明の一例に使用される歯車部の
機構を示す図、図3は本発明の一例において巻取り終了
時のレンズ部の状態を示す図である。
【0011】図1において、電源コード3を巻取るコー
ドリール2は、レンズ1の外周に備えられレンズ1を中
心にして自在に回転する。コードリール2の片端は歯車
14となっており、歯車14は歯車13とかみ合ってい
る。液晶プロジェクタ本体の電源がONするとモータ4
に接続されたソレノイドプランジャ5がバネ15に抗し
て働き、モータ4を歯車6側に引きモータ4の回転軸を
歯車6にかみ合わせるように移動させる。すなわち、ソ
レノドプランジャ5の駆動によりモータ4が歯車6側に
移動すると片端がモータ4に接続されもう片端が固定さ
れているバネ15には引っ張り力が加わり、バネ15の
引っ張り力に対抗してプランジャ5がモ−タ4を引き寄
せた状態となる。モータ4の回転軸が歯車6にかみ合う
とマイコン制御によりモータ4が一定時間駆動し、歯車
6を回転させる。
ドリール2は、レンズ1の外周に備えられレンズ1を中
心にして自在に回転する。コードリール2の片端は歯車
14となっており、歯車14は歯車13とかみ合ってい
る。液晶プロジェクタ本体の電源がONするとモータ4
に接続されたソレノイドプランジャ5がバネ15に抗し
て働き、モータ4を歯車6側に引きモータ4の回転軸を
歯車6にかみ合わせるように移動させる。すなわち、ソ
レノドプランジャ5の駆動によりモータ4が歯車6側に
移動すると片端がモータ4に接続されもう片端が固定さ
れているバネ15には引っ張り力が加わり、バネ15の
引っ張り力に対抗してプランジャ5がモ−タ4を引き寄
せた状態となる。モータ4の回転軸が歯車6にかみ合う
とマイコン制御によりモータ4が一定時間駆動し、歯車
6を回転させる。
【0012】歯車6と歯車12はバネ材8の両端にあ
り、それぞれストッパー7,ストッパー10を有してお
り、このストッパー7,10により歯車6,12は一方
向のみ回転し、逆方向には回転しない構造となってい
る。この構造により歯車6に接したモータ4の駆動によ
り歯車6が回転すると、歯車12は図2に示すストッパ
ー10により固定されており回転しないため、つまり、
図1の歯車6の矢印回転によっても歯車12は点線矢印
のように回転しないので、歯車6と歯車12の間にある
コイルバネ又は板バネ等のバネ材8にねじれ力が働きバ
ネ材8にはねじれ力が蓄積されていく。ねじれ力が働き
巻かれたバネ材8は、歯車6,12がストッパー7,1
0で互いに逆方向に回転しないよう固定されており、力
が伝わらないため巻かれた状態のまま保たれる。
り、それぞれストッパー7,ストッパー10を有してお
り、このストッパー7,10により歯車6,12は一方
向のみ回転し、逆方向には回転しない構造となってい
る。この構造により歯車6に接したモータ4の駆動によ
り歯車6が回転すると、歯車12は図2に示すストッパ
ー10により固定されており回転しないため、つまり、
図1の歯車6の矢印回転によっても歯車12は点線矢印
のように回転しないので、歯車6と歯車12の間にある
コイルバネ又は板バネ等のバネ材8にねじれ力が働きバ
ネ材8にはねじれ力が蓄積されていく。ねじれ力が働き
巻かれたバネ材8は、歯車6,12がストッパー7,1
0で互いに逆方向に回転しないよう固定されており、力
が伝わらないため巻かれた状態のまま保たれる。
【0013】モータ4が一定時間駆動し歯車6を回転さ
せバネ材8を巻き終えると、マイコン制御によりソレノ
イドプランジャ5の電源がOFFされる。ソレノイドプ
ランジャ5の電源がOFFされると引っ張られた状態で
あったバネ15に元の状態に復元しようとする力が働
く。このバネ15の復元力によりモータ4は歯車6側か
らレンズ1側に移動し歯車6と外れる。モータ4はレン
ズ1側に接するとレンズ1を駆動可能となり、電動ズー
ム又はフォーカス機能を果たす。
せバネ材8を巻き終えると、マイコン制御によりソレノ
イドプランジャ5の電源がOFFされる。ソレノイドプ
ランジャ5の電源がOFFされると引っ張られた状態で
あったバネ15に元の状態に復元しようとする力が働
く。このバネ15の復元力によりモータ4は歯車6側か
らレンズ1側に移動し歯車6と外れる。モータ4はレン
ズ1側に接するとレンズ1を駆動可能となり、電動ズー
ム又はフォーカス機能を果たす。
【0014】歯車12側のストッパー10はストッパー
解除ボタン9を有しており、このストッパー解除ボタン
9を押すとストッパー10は解除される。また、ストッ
パー10と歯車12は軸11で繋がれており、ストッパ
ー解除ボタン9を押すとストッパー10が解除されるの
と同時に歯車12は歯車13にかみ合う。ストッパー1
0が解除されると、ねじれ力により巻かれたバネ材8の
力が歯車12に伝わり歯車12は回転を始める。歯車1
2が回転をすると、歯車12とかみ合っている歯車13
を介してコードリール2の片端の歯車14に回転力が加
わり、コードリール2がレンズ1を回転軸として回転
し、回転したコードリール2が電源コード3を巻き取
る。
解除ボタン9を有しており、このストッパー解除ボタン
9を押すとストッパー10は解除される。また、ストッ
パー10と歯車12は軸11で繋がれており、ストッパ
ー解除ボタン9を押すとストッパー10が解除されるの
と同時に歯車12は歯車13にかみ合う。ストッパー1
0が解除されると、ねじれ力により巻かれたバネ材8の
力が歯車12に伝わり歯車12は回転を始める。歯車1
2が回転をすると、歯車12とかみ合っている歯車13
を介してコードリール2の片端の歯車14に回転力が加
わり、コードリール2がレンズ1を回転軸として回転
し、回転したコードリール2が電源コード3を巻き取
る。
【0015】図3に示すようにコードリール2が電源コ
ード3を巻取り終えると、電源コード3の先端部に設け
られたレンズ保護用キャップ16がレンズ1を保護する
位置に移動する。移動したレンズ保護用キャップ16を
レンズフード17にはめ込むことによりレンズ1の十分
な保護を可能とする。
ード3を巻取り終えると、電源コード3の先端部に設け
られたレンズ保護用キャップ16がレンズ1を保護する
位置に移動する。移動したレンズ保護用キャップ16を
レンズフード17にはめ込むことによりレンズ1の十分
な保護を可能とする。
【0016】
【発明の効果】既存のレンズ機構を利用しているので、
電源コードの巻取り機構を簡単・軽量・コンパクトと
し、移動、持ち運びが簡単になる。装置の電源コード先
端部に設けられたレンズ保護用のキャップが巻取り終了
時にレンズを保護する位置に移動することで十分なレン
ズの保護を可能とする。また、電源コードを巻取るバネ
材を巻く手段にレンズ機構のモータを用いることで、電
源コードの引き出し時にかかる力が軽くなる。
電源コードの巻取り機構を簡単・軽量・コンパクトと
し、移動、持ち運びが簡単になる。装置の電源コード先
端部に設けられたレンズ保護用のキャップが巻取り終了
時にレンズを保護する位置に移動することで十分なレン
ズの保護を可能とする。また、電源コードを巻取るバネ
材を巻く手段にレンズ機構のモータを用いることで、電
源コードの引き出し時にかかる力が軽くなる。
【図1】本発明の一例の構成図である。
【図2】本発明の一例において使用される歯車部分の機
構を示す図である。
構を示す図である。
【図3】本発明の一例において電源コード巻取り終了時
の状態を示す図である。
の状態を示す図である。
1 レンズ 2 コードリール 3 電源コード 4 モータ 5 ソレノイドプランジャ 6 歯車 7 ストッパー 8 バネ材 9 ストッパー解除ボタン 10 ストッパー 11 軸 12 歯車 13 歯車 14 歯車 15 バネ 16 レンズ保護用キャップ 17 レンズフード
Claims (3)
- 【請求項1】 プロジェクタ装置に設けられる電源コー
ド巻取り装置において、円筒型レンズの外周にこの円筒
型レンズに対して回転自在に電源コードを巻取る電源コ
ード巻取り筒体を備えたことを特徴とする電源コード巻
取り装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のプロジェクタ装置に設け
られる電源コード巻取り装置において、前記電源コード
巻取り筒体の回転力発生にバネと回転伝達機構を備え、
前記バネにレンズ機構の電動モータを連絡してバネ力を
付与するようにしたことを特徴とする電源コード巻取り
装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のプロジェクタ装置に設け
られる電源コード巻取り装置において、電源コード先端
部にレンズ保護用のキャップを取付け、巻取り完了時に
前記キャップがレンズを保護する位置にくるようにした
ことを特徴とする電源コード巻取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9150135A JP2897918B2 (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | プロジェクタ装置の電源コード巻取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9150135A JP2897918B2 (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | プロジェクタ装置の電源コード巻取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10319505A JPH10319505A (ja) | 1998-12-04 |
JP2897918B2 true JP2897918B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=15490261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9150135A Expired - Lifetime JP2897918B2 (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | プロジェクタ装置の電源コード巻取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2897918B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NO326417B1 (no) * | 2006-09-29 | 2008-12-01 | Quick Loader Patent As | Lastsikringsanording for sikring av last |
JP5496009B2 (ja) * | 2010-08-09 | 2014-05-21 | 三菱電機株式会社 | 投射型映像表示装置 |
CN110459132A (zh) * | 2019-08-13 | 2019-11-15 | 庞中阳 | 自动卷绕式可触摸操作柔性显示屏幕及其控制方法 |
-
1997
- 1997-05-23 JP JP9150135A patent/JP2897918B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10319505A (ja) | 1998-12-04 |
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