JP2896766B2 - 物体を担持する支柱 - Google Patents

物体を担持する支柱

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JP2896766B2 JP8221803A JP22180396A JP2896766B2 JP 2896766 B2 JP2896766 B2 JP 2896766B2 JP 8221803 A JP8221803 A JP 8221803A JP 22180396 A JP22180396 A JP 22180396A JP 2896766 B2 JP2896766 B2 JP 2896766B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、脚部部材と、該
脚部部材に連結される頭部部材とからなる入れ子中心軸
に沿って伸縮自在の入れ子式管構造を持った物体を担持
する支柱であって、該支柱が、前記脚部部材と非回転的
に連結される第1係止手段と、前記頭部部材と非回転的
に連結される第2係止手段と、前記入れ子中心軸の軸方
向において該第1係止手段と第2係止手段とが近接する
ように、該第1係止手段と第2係止手段とを軸方向に接
近させる方向に付勢力を付与する復帰手段と、前記復帰
手段の作用により該第1係止手段と第2係止手段とが軸
方向で当接したときに、該脚部部材と該頭部部材との間
で該入れ子中心軸を中心とした回転トルクを発生させ、
該回転トルクにより該脚部部材に対して該頭部部材を相
対回転させ、該頭部部材を所定の休止角度位置内に移動
させ、該頭部部材を該休止角度位置内に保持するよう
に、該第1係止手段と第2係止手段のそれぞれに設けら
れたトルク発生面とを具備しており、且つ、前記頭部部
材が、前記復帰手段の付勢力より大きな軸方向負荷を受
けた際には、該第1係止手段と該第2係止手段が分離
し、前記トルク発生面が該復帰手段の付勢力に抗して分
離し、該脚部部材に対して該頭部部材が回転自在となる
構成を持った物体を担持する支柱に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような従来の物体を担持する支柱
は、特に、椅子の支柱として用いられている。これは、
使用者が椅子の座席板に座った際に快適な回転位置、換
言すれば、所望の着座の向きを得ることを可能にすると
ともに、該使用者が椅子から離れた際には座席板が初期
位置(休止角領域)に復帰回転することを可能とするよ
うに、床に固定される支柱の脚部に対して座席板を回転
自在とする目的に基づくものである。該従来の物体を担
持する支柱を椅子の支柱と利用することによって、座席
板が非回転対象な形状(例えば、背もたれが装着されて
いるような形状)である場合には、椅子未使用時に座席
板を、該椅子の配設された室内空間のレイアウトに視覚
的もしくは機能的(例えば、清掃)に好適な初期位置
に、復帰回転させることが可能となる。また、複数の回
転椅子がたとえば会議室やバーのカウンターに配設され
た場合には、すべての回転椅子が所定の初期位置に復帰
回転されるので、室内空間が整然と片づけられている印
象を享受することが可能となる。
【0003】物体を担持する支柱の上述のような実施態
様は、ドイツにおいて先行使用されたものがある。ドイ
ツで先行使用された支柱を図8に示した。図8に図示さ
れた如く、従来の支柱はたとえば3本の支持脚14gに
溶接されている垂直柱管10gを示している。該垂直柱
管は、支持基板16gを有し、該支持基板は下部垂直柱
管のフランジ取付により非回転的に垂直柱管10gに止
着される。支持基板16gにはロッド120gが回転不
能に支持されている。該ロッドは、該ロッド上端で該ロ
ッドに対して回転不能にストップハブ122gを支持す
る。該ストップハブ122gは割ピン124gでロッド
120gと回転不能かつ軸方向に移動不能に固定され
る。ストップハブ122gは、該ストップハブ下端で傾
斜面126gを有する。垂直柱管10gの上端には、回
転不能に案内チャック128gが挿入される。該案内チ
ャック128gと該ストップハブ122gとの間には、
伸縮自在な入れ子式管130gが回動可能かつ軸方向に
移動可能に案内されている。伸縮自在な入れ子式管13
0gの外側には対応ストップハブ132gが割ピン13
4gで回転不能かつ軸方向に移動不能に固定される。対
応ストップハブ132gは傾斜面136gを有し、これ
は傾斜面126gに対置する。伸縮自在な入れ子式管1
30gの下側では、ロッド120gが圧縮コイルばね1
38gによって取り囲まれ、該圧縮コイルばねは支持軸
受20gを介して支持基板16g上に支持される。圧縮
コイルばね138gは、ロッド120gから離れ、案内
スリーブ140gによって中心合わせされる。圧縮コイ
ルばね138gはフランジ付周縁142gで対応ストッ
プハブ132gの下端に予緊張下で接する。伸縮自在な
入れ子式管130gの上端は差込式円錐部152gとし
て形成され、該差込式円錐部上に座席支持板88gが差
し込まれる。傾斜面136gおよび126gは、圧縮コ
イルばね138gの圧力下で互いに接し、この結果、座
席板88gの回転は垂直柱管10gに対して生ぜず、よ
り適切に表現すれば、圧縮コイルばね138gの圧力下
でのみ可能である。人間一人の荷重が座席支持板88g
に載っているとき、伸縮自在な入れ子式管130gは、
圧縮コイルばね138gの圧力下で下方に圧縮され、こ
の結果傾斜面126gおよび136gは互いに距離を保
つ。次いで伸縮自在な入れ子式管130gはストップハ
ブ132gとともに垂直柱管10gに回転不能に支持さ
れたロッド120gと、前記ロッドに回転不能に固定さ
れたストップハブ122gに対して自由に回動すること
ができる。座席荷重が座席支持板88gにかからなくな
るとき、傾斜面126gおよび136gが再び相互に係
止しあい、かつ軸Aの周囲に、圧縮コイルばね138g
が最大に拡張するまでトルクを発生し、次いで初期角位
置に達し、この初期角位置で伸縮自在な入れ子式管を含
む座席支持板88gは非意図的に回動させることができ
なくなる。
【0004】図8に基づく椅子支柱は、該椅子支柱の初
期位置においては異なる高さに調節することができな
い。
【0005】ドイツ実用新案第1757273号は、極
く限定された範囲でのみ回動可能の椅子の場合における
再調整装置を記述している。この公報から読み取れるよ
うに、回転運動は荷重の機能であり、回転距離若しくは
回転能力は荷重が増加するとともに比例する傾向にあ
る。前記椅子のもう一つ別の欠点は、高さ調節が限られ
た範囲にしかできないことである。高さ調節のためには
椅子から離れ、かつブッシュ部およびの調節を互いに変
更しなければならない。この場合に、再調整運動に対し
て責任を担うねじばねのばね予緊張が調整される。椅子
を下げた場合に、再調整機能が正確に作動するという保
証はない。
【0006】さらにドイツ実用新案第1982567号
からは、垂直支柱と初期位置に戻る座席面とを備えた回
転椅子が知られている。回転椅子という名称は、この場
合には若干誤解を招くものである。というのも、この図
面説明から読み取れるように、ばねの調節に応じて座席
面は360゜又は0〜180゜のみのいずれかでしか回
動させることができず、この場合にさらに見て取れるこ
とは回動させるために座席面を離れなければならないこ
とである。また高さ調節の機能は不十分である。高さ調
節については溝付ナットが弛められなければならず、こ
の場合には座席板を固定することにより、伸縮自在の入
れ子式の内管が、突然、垂直支柱の中で摺動しないよう
に使用者が固定する必要がある。
【0007】先行技術のその他の椅子支柱の場合におい
ても座席板の高さ調節は、座席高さを各使用者の要求を
満たすことができるようにするため、高さの調節を可能
にするさまざまな手段が知られている。この目的のため
アクチュエータが使用されることが多く、該アクチュエ
ータは自動の高さ調節と各希望の高さでの係止を可能に
する。該アクチュエータ又は他の液動式高さ調節器は一
般に著しく軸方向および半径方向のスペースを必要とす
る。したがって、図8に基づく椅子支柱の中に再回動装
置のほかに、さらに高さ調節器を収納することは、これ
まで不可能と見なされていたことも驚くにはあたらな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、使
用者が物体を担持する支柱を離れるときでも、該物体を
担持する支柱が初期位置に戻るだけではなく、高さ調整
においても各使用者の要求を満たすことができるよう
に、冒頭に述べた方式の物体を担持する支柱を形成する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、該支柱が、前記入れ子中心軸と同
芯に配設されたシリンダ組立体と、ピストンロッド部材
を有する該脚部部材に対して、該頭部部材を使用時にお
ける所望の高さ位置に調節可能なアクチュエータを有
し、該ピストンロッド部材に取着された作動ピストンに
より該シリンダ組立体の内部に1対の作動室が画定され
ており、さらに、前記アクチュエータが、前記1対の作
動室内に収容される圧縮媒体と、その上流側の作動室に
連通する第1連通路の開閉を手動操作にて制御可能とす
る第1制御手段と、双方の前記作動室を相互に連通する
第2連通路の遮断を自動的に行う第2制御手段とを具備
し、頭部部材が使用時に受ける軸方向負荷が解除された
ときに、前記第2制御手段が第2連通路の遮断を解い
て、前記アクチュエータを所定の最終位置に自動的に移
動させ、それにより、前記第1及び第2係止手段が前記
頭部部材を該休止角度位置に復帰するように成したこと
を特徴とする物体を担持する支柱が提供される。
【0010】自動回動復帰と関連するこの高さ調節には
大きな長所がある。なぜなら、そうすることにより複数
の椅子を並べた空間の椅子配置は、多少なりとも短い遅
れ時間で自動的に所定の方向に向くように整頓され、か
つ機能的で、たとえば清掃目的のために、好ましい配列
にすることができ、これは、個々の椅子または座席が最
後に座席に座っていた使用者が離座した直後でも短時間
で元の状態に復帰するからである。この場合に使用者が
座部を担持する支柱の所定の休止位置に戻すために何ら
特別の操作を施す必要がない。
【0011】好ましくは、第2制御手段と第1制御手段
とが機能的に並列に接続されていることが考慮される。
これにより、第2制御手段が偶然に接続を解除されたと
きでも、第1制御手段はまったくその影響を受けること
はない。
【0012】このために、第2制御手段は、前記軸方向
負荷の方向に依存して、該1対の作動室を連通する第2
連通路の開閉を制御する制御溝と、該制御溝内に配設さ
れ且つ摩擦により軸方向に移動可能な制御リングとを具
備し、該制御リングは両作動空間の間の流れ接続を荷重
方向に依存して制御する。
【0013】好ましい実施態様の一つにおいて、前記制
御リングは、第2連通路を開く位置にあるときに該1対
の作動室を連通する溝部を具備し、この溝を介して制御
リングの開の位置で両作動空間が連結される。1つの選
択肢として、前記制御リングは、ピストンリングとして
形成される。ピストンのための構造空間上の長所が得ら
れ、これはたとえば制御装置の行程を増加することとな
る。
【0014】この場合に、前記シリンダ組立体は、作動
ピストンの軸方向における移動を案内する案内管を備え
ており、前記制御溝は、作動ピストンの頭部に形成され
た大径部と小径部とから成る段付の環状溝で構成され、
前記大径部と該ピストンリングとの共働により該1対の
作動室の第2連通路を遮断し、且つ、使用時における軸
方向負荷により、案内管とピストンリングとが相対移動
するときに、該ピストンリングは、前記大径部から小径
部へ移動される。
【0015】物体を担持する支柱の場合において少ない
摩擦力との関係で回動能力を保証するために、第1及び
第2係止手段は、1対のユニットを構成しており、該1
対のユニットの一方に属する前記第1及び第2係止手段
は、前記アクチュエータの内部に配設されており、その
他方に属する前記第1及び第2係止手段は、前記ピスト
ンロッド部材を支持する支持基板と該ピストンロッド部
材の軸方向端部との間に配設されている。これにより係
止手段ユニットを介して脚部部材とピストンロッド部材
との間の調整と、ピストンロッド部材とシリンダ組立体
との間のその他の調整とが達成される。
【0016】選択肢として、第1係止手段が、シリンダ
組立体を収容する垂直柱管と作用的に接続されており、
かつ第2係止手段が、シリンダ組立体と作用的に接続さ
れている型式を使用することができる。この原理の一貫
した継続において第1係止手段は、案内ライニングと垂
直柱管が形成する一つのリング空間の中に配設される。
【0017】図8に基づく先行技術から知られているよ
うに、好ましくは、トルク発生面の少なくとも1つが螺
旋状の傾斜面を有していることである。
【0018】脚部部材に対して頭部部材の回動を可能な
かぎり容易に実施できるようにするため、すでに図8に
基づく先行技術にしたがって、頭部部材と脚部部材との
間にころ軸受手段が設けられ、該ころ軸受手段が頭部部
材の軸方向荷重をピストンロッド部材を介して脚部部材
に伝達するように配慮することができる。
【0019】この場合には、軸方向力を伝達する復帰手
段は支持基板で支持され、この支持基板は脚部部材と軸
方向に移動不能に連結され、かつピストンロッド部材と
シリンダ組立体の両部材の1つが軸方向力を伝達する復
帰手段で支持されるのに対し、両部材の他方は軸方向に
移動不能に頭部部材に連結される構成が好ましい。
【0020】特に短く製造する構造は、第1係止手段が
支持基板の下側に回転不能に取り付けられ、ピストンロ
ッド部材が該部材に対して相対回転不能の延長部を有
し、この延長部が軸方向力を伝達する復帰手段と支持基
板と第1係止手段とを貫通して第2係止手段を回動不能
に第1係止手段の下側において取り付けていることによ
り得られる。この場合に、軸方向力を伝達する復帰手段
の上端とピストンロッドとの間に軸方向力を伝達するピ
ボット軸受が配設される。軸方向力を伝達する復帰手段
が圧縮コイルばねとして形成される。
【0021】支柱に取り付けられた一つの座席から高さ
設定を容易に選択できるようにするため、シリンダ組立
体の上端に一方の作動室の圧力を解除するための解除要
素が配設され、この解除要素がピストンロッド部材とシ
リンダ部材との間の相対運動の開始を制御することが勧
められる。
【0022】
【発明の実施の形態】添付図面を利用して本発明を説明
し、かつさらに先行技術も説明する。
【0023】図1に垂直柱管を10で表す。該垂直柱管
は脚部部材12を有する。該脚部部材12には図8に示
した椅子脚14が取着され、該椅子脚は垂直柱管10に
溶接され、かつ床上立脚用として形成される。垂直柱管
10には支持基板16が溶接される。該支持基板16の
上には圧縮コイルばね18を介してころ軸受20が支持
される。垂直柱管10の中ではころ軸受20の上方にア
クチュエータ22が支持される。該アクチュエータ22
は、シリンダ組立体24とピストンロッド延長部28を
備えたピストンロッド26とを含む。
【0024】シリンダ組立体24の内部には案内管30
がある。該案内管30の中には作動ピストン32が収容
され、該作動ピストンは案内管30の長手方向に移動可
能であり、かつ該案内管に対してピストンガスケット3
4によりシールされている。作動ピストン32はピスト
ンロッド26に連結される。ピストンロッド26は下か
ら底部壁36を通って案内管30の中に密閉挿入され
る。作動ピストン32は該案内管30の内部を互いに2
つの作動室38および40に分割する。該両方の作動室
は、高圧ガス、たとえば窒素ガスで充填される。両方の
作動室38および40は、リング状バイパス管42を介
して作動ピストン32越しに連結される。バイパス管4
2の中には、第1の任意に手動操作可能のブロック手段
として逆止弁44があり、該逆止弁がバイパス管42と
作動室38との連結を開または閉にすることを可能にす
る。該逆止弁44は弁棒狭隘部46を含み、該弁棒狭隘
部はバルブガスケット48と共に作用する。逆止弁44
の閉は作動室38内のガス圧力によって行われ、かつそ
の開は図示しない操作レバーによって生じさせることが
できる。逆止弁44が閉じている場合、ピストンロッド
26と作動ピストン32の位置は、案内管30に対して
互いに分割されている作動室38および40内の圧力ガ
ス容積によって決定され、この場合には各ガス圧力の高
さに応じてピストンロッド26のばね付勢運動が相対的
に案内管30に対して可能になる。逆止弁44を開にし
た場合、ピストンロッド26は、ピストンロッド断面に
作用する圧力の影響下で下方に移動する。または換言す
れば、ピストンロッド26が固定していると見なされる
とき、シリンダ組立体24がピストンロッド26に対し
て上方に移動する。逆止弁44が再び閉じられるとき、
アクチュエータ22の新たな長手方向調節が達成され
る。アクチュエータの長さは、シリンダ組立体24が逆
止弁44を開にしたとき固定して保持されるピストンロ
ッド26に対して相対的に下方に圧縮することにより、
短くすることもできる。全体として、逆止弁は第1の任
意に操作可能のブロック手段を表す。シリンダ組立体2
4の上端には円錐部52が固定して取り付けられ、この
円錐部は、たとえばここに図示していない座席支持部を
案内する。
【0025】ここで図1に基づく構造は、座席が一方で
使用者の要求にしたがって軸Aの回りで回転させること
ができるが、他方では特定の初期角位置(休止角度位
置)において使用者が座席を離れ、かつこの座席に力も
トルクももはや負荷していないとき、軸Aの回りを戻る
ように調節される。
【0026】この目標を達成するために、支持基板16
の下側には螺旋螺旋傾斜面66を備えた第1係止手段6
4aと第1係止手段が回転不能に取り付けられ、かつさ
らに、ピストンロッド延長部28には螺旋螺旋傾斜面7
0を備えた第2係止手段68aが固定して取り付けられ
る。螺旋螺旋傾斜面70を備えた第2係止手段68aは
図3および図4に詳しく示されている。この場合に図4
は図3のIII−III線による断面図である。
【0027】第1係止手段64aはこれに準じて形成さ
れる。両方の係止手段は硬質プラスチックから製造さ
れ、この場合における螺旋傾斜面66および70の摩擦
係数は互いに相対的に非常に小さい。頭部部材が、人間
が椅子に座ってない無負荷状態により下方に向かう大き
な荷重が加わらないとき、螺旋傾斜面66および70は
互いに、ころ軸受20とアクチュエータ22とを上方に
移動させようとする圧縮コイルばね18の作用下にあ
る。この場合には、ここで螺旋傾斜面66および70の
協働作用によりトルクがピストンロッド延長部28上に
生じ、この結果、ピストンロッド延長部28と共にピス
トンロッド26が脚部部材12に対して所定の初期角位
置(休止角度位置)に調節される。
【0028】係止手段64b、68bから構成される第
2係止手段が係合される前に、アクチュエータ22は所
定移動位置、通常は最大移動位置を占めなければならな
い。このため、作動ピストンには第2制御手段(これに
ついては図2も参照)が摩擦力作動式の軸方向移動式制
御リング54の形態で操作キー溝56の内部に設けられ
る。この操作キー溝は、環状溝として段付で形成され、
この場合には制御リングが同時にピストンリングとして
機能する。このピストンリングは案内管によって半径方
向の予緊張下にあり、これによりピストンリングと案内
管との間に摩擦力が働く。ピストンもしくはピストンロ
ッドと案内管もしくはシリンダ組立体との間の相対運動
の対応として、ピストンリングは段付ピストンリング溝
内部で軸方向運動を実行する。シリンダ組立体24内に
負荷がある場合で垂直柱管10の中に移動するとき、案
内管30の摩擦力はピストンリング54をピストンリン
グ溝の大径部58に引っ張る。該ピストンリングは、こ
こで内径および外径に予緊張され、かつこれにより密閉
された作動ピストン32内の閉塞流量孔72がシールさ
れる。
【0029】シリンダ組立体の荷重が除かれるとき、該
シリンダ組立体は圧力ガスの作用下で作動室38内で若
干ばねで緩衝される。このばね緩衝運動は、ピストンリ
ングを案内管30とピストンリングとの間の摩擦力の作
用によりピストンリング溝の大径部から小径部60へ移
動するためには十分である。ピストンリングはこの場合
に該ピストンリングの予緊張を内径のところで失い、か
つ両方の作動空間の間の連結は閉塞流量孔72を介して
解放される。したがって、圧力下にある充填ガスはシリ
ンダ組立体からのピストンロッドの走出運動を引き起こ
す。走出行程の終わりに、ピストンロッド26とピスト
ンロッド延長部28を伴うシリンダ組立体に向けられる
第2係止手段ユニット64b、68bが係合する。ピス
トン延長が第1係止手段ユニット64a、68aにより
垂直柱管10に向けられることはすでに説明された。し
たがって、圧力管は両方の直列に接続された係止手段ユ
ニットを通して相対的に垂直柱管に向けられ、かつ該垂
直柱管の静止角領域(休止角度位置)になる。
【0030】この角度位置が一度達成されると、座席は
この角度位置にとどまる。というのも脚部部材12に対
する座席の回動は、螺旋傾斜面66および70の傾斜の
結果、圧縮コイルばね18の圧縮をもたらすからであ
る。
【0031】これに対して、座席が人間一人の重量によ
り負荷をかけられるとき、アクチュエータ22が全体と
して圧縮コイルばね18の作用に対して下方に圧縮さ
れ、この場合に圧縮コイルばね18が圧縮される。次い
で図1に基づく状態になり、この状態において螺旋傾斜
面66および70が互いに分離される。次いでアクチュ
エータ22はころ軸受20の仲介下で圧縮コイルばね1
8および支持基板16に対して自由に回動可能である。
すなわち使用者は、当該使用者が座席面に座っている限
り、この座席面とともに邪魔されずに脚部部材12に対
して軸Aの回りを回転することができる。同時に新たな
荷重と、それに伴うピストンリングと案内管との間の相
対運動により、前記ピストンリングが再び段付ピストン
リング溝の大径部に移され、この結果、使用者はアクチ
ュエータを第1制御手段もしくは逆止弁44を介して再
び任意にブロックすることができる。もちろん第2係止
手段ユニット64b、68bの係止手段は係合しない。
【0032】図3および図4に、第2係止手段68の中
の切欠き82が識別される。この切欠き82は、第1係
止手段64のリブを組込むことができないため、この結
果、所定の角度位置で両方の係止手段64および68の
間にロックが生じ、このロックは所定の大きさの荷重が
座席とともに頭部部材52に作用する場合に限り解除さ
れる。
【0033】図5は、図1の実施態様を簡略化したもの
である。第1係止手段ユニットは、ピストンロッド26
が直接支持基板16にねじ止めすることにより、使わず
に済ますことができる。したがって、常にピストンロッ
ドと垂直柱管10との間に位置決めがもたらされる。回
転運動は、ピストンリングと案内管30との間でのみ行
われる。その他の作用方式は第2制御手段54、56、
58、60に関係し、かつ第2係止手段ユニット64
b、68bはすでに説明した実施態様と同じである。
【0034】図6には、他の型式と同様にブロック手段
に関し同一の原理が適用される。しかし、ここで違いが
あるのは係止手段ユニット64a、64bが使用される
ことだけであり、この場合には係止手段64aが垂直柱
管10に対して固定して、かつ係止リング68aがシリ
ンダ組立体24に対して固定して配設されている。この
場合に案内ライニング50および垂直柱管によって形成
されるリング空間62が、係止リングを好ましく最大行
程長さに関して配設するために使用される。この型式の
場合には、ピストンロッドの回転位置は総じてどのよう
な役割も演じない。したがって、ころ軸受20も使用す
ることができるため、この結果、ピストンリングは回転
運動からアクチュエータ内部で解放される。図1の圧縮
コイルばね18に対応する再調整手段として、圧力下に
ある充填ガスが作用する。
【0035】図7は第2制御手段の異なる実施例を示
す。軸方向に移動するピストンリングの代わりに、独立
の制御リング54が使用される。この接続リングはすで
に説明したように同じ原理にしたがって作動される。こ
れと異なり、制御リングは溝74を提供し、これは前記
制御リングが操作キー溝56の内部で閉塞流量孔の開口
部を解放するとき、両方の作動空間38、40を連結し
て流量孔72を連結する。ピストンリングは軸方向運動
を実行する必要がなく、かつ一定の予緊張を維持するこ
とができる。もちろんここに示した型式は、たとえば図
7のブロック手段を含む図6の係止手段ユニットを互い
に組み合わせることもできる。
【0036】
【発明の効果】自動復帰と関連するこの高さ調節には大
きな長所がある。なぜなら、そうすることにより複数の
椅子を並べた空間の椅子配置は、多少なりとも短い遅れ
時間で自動で視覚的に整頓されており、かつ機能的で、
たとえば清掃目的のために、好ましい配列にすることが
でき、これは、個々の椅子または座席が最後に座席に座
っていた使用者から離れた場合にも同様である。この場
合に使用者が物体を担持する支柱の所定の休止位置を得
るためにどのような措置も講ずる必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピボット軸受と2つの係止手段ユニットを備え
た物体を担持する支柱
【図2】図1からの作動ピストンの詳細図
【図3および図4】詳細図としての係止手段
【図5】固定式ピストンロッドを備えた物体を担持する
支柱
【図6】シリンダ組立体と垂直柱管との間に係止手段を
備えた物体を担持する支柱
【図7】独立の制御リングを備えた物体を担持する支柱
【図8】先行技術に含まれる椅子支柱
【符号の説明】
10、10g 垂直柱管 12 脚部部材 14 椅子脚 14g 支持脚 16、16g 支持基板 18 圧縮コイルばね 20 ころ軸受 20g ばね支持軸受 22 アクチュエータ 24 シリンダ組立体 26 ピストンロッド 28 ピストンロッド延長 30 案内管 32 作動ピストン 34 ピストンガスケット 36 底部壁 38 作動室 40 作動室 42 リング状バイパス管 44 逆止弁 46 弁棒狭隘部 48 バルブガスケット 50 案内ライニング 52 頭部部材 54 ピストンリング 56 操作キー溝 58 大径部 60 小径部 62 リング空間 64 係止リング 64a 第1係止手段 64b 第1係止手段 66 螺旋傾斜面 68 係止手段 68a 第2係止手段 68b 第2係止手段 70 螺旋傾斜面 72 閉塞流量孔 74 溝 82 切り欠き 88g 座席支持板 120g ロッド 122g ストップハブ 124g 割りピン 126g 傾斜面 128g 案内ライニング 130g 伸縮自在な入れ子式管 132g ストップハブ 134g 割りピン 136g 傾斜面 138g 圧縮コイルばね 140g 案内スリーブ 142g フランジ付周縁 152g 差込式円錐部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミヒャエル・ヘーヴェル ドイツ連邦共和国 ボッパルト、バイ・ デン・ローテン・ブーヘン 1 (56)参考文献 実公 昭56−5975(JP,Y2) 実公 平5−18994(JP,Y2) 実公 平1−32904(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16F 9/00 A47C 3/30

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚部部材(12)と、該脚部部材に連結
    される頭部部材(52)とからなる入れ子中心軸(A)
    に沿って伸縮自在の入れ子式管構造を持った物体を担持
    する支柱であって、該支柱が、 前記脚部部材と非回転的に連結される第1係止手段(6
    4a,64b)と、 前記頭部部材と非回転的に連結される第2係止手段(6
    8a,68b)と、 前記入れ子中心軸(A)の軸方向において該第1係止手
    段と第2係止手段とが近接するように、該第1係止手段
    と第2係止手段とを軸方向に接近させる方向に付勢力を
    付与する復帰手段(18)と、 前記復帰手段の作用により該第1係止手段と第2係止手
    段とが軸方向で当接したときに、該脚部部材と該頭部部
    材との間で該入れ子中心軸を中心とした回転トルクを発
    生させ、該回転トルクにより該脚部部材に対して該頭部
    部材を相対回転させ、該頭部部材を所定の休止角度位置
    内に移動させ、該頭部部材を該休止角度位置内に保持す
    るように、該第1係止手段と第2係止手段のそれぞれに
    設けられたトルク発生面(66,70)とを具備してお
    り、 且つ、前記頭部部材が、前記復帰手段の付勢力より大き
    な軸方向負荷を受けた際には、該第1係止手段と該第2
    係止手段が分離し、前記トルク発生面が該復帰手段の付
    勢力に抗して分離し、該脚部部材に対して該頭部部材が
    回転自在となる構成を持った物体を担持する支柱におい
    て、 該支柱が、前記入れ子中心軸と同芯に配設されたシリン
    ダ組立体(24)と、ピストンロッド部材(26)を有
    する該脚部部材に対して、該頭部部材を使用時における
    所望の高さ位置に調節可能なアクチュエータ(22)を
    有し、 該ピストンロッド部材(26)に取着された作動ピスト
    ン(32)により該シリンダ組立体(24)の内部に1
    対の作動室(38、40)が画定されており、 さらに、前記アクチュエータ(22)が、前記1対の作
    動室内に収容される圧縮媒体と、その上流側の作動室
    (38)に連通する第1連通路(42)の開閉を手動操
    作にて制御可能とする第1制御手段(44)と、双方の
    前記作動室を相互に連通する第2連通路(72)の遮断
    を自動的に行う第2制御手段(54、56、58、6
    0)とを具備し、 頭部部材が使用時に受ける軸方向負荷が解除されたとき
    に、前記第2制御手段(54)が第2連通路(72)の
    遮断を解いて、前記アクチュエータ(22)を所定の最
    終位置に自動的に移動させ、それにより、前記第1及び
    第2係止手段(64a,64b;68a,68b)が前
    記頭部部材を該休止角度位置に復帰するように成したこ
    とを特徴とする物体を担持する支柱。
  2. 【請求項2】 第2制御手段(54、56、58、6
    0)と第1制御手段(44)とが機能的に並列に接続さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の物体を担持
    する支柱。
  3. 【請求項3】 第2制御手段が、前記軸方向負荷の方向
    に依存して、該1対の作動室(38、40)を連通する
    第2連通路(72)の開閉を制御する制御溝(56)
    と、該制御溝内に配設され且つ摩擦により軸方向に移動
    可能な制御リング(54)とを具備することを特徴とす
    る請求項1に記載の物体を担持する支柱。
  4. 【請求項4】 前記制御溝(56)が、前記制御リング
    (54)が第2連通路(72)を開く位置にあるときに
    該1対の作動室(38、40)を連通する溝部(74)
    を具備することを特徴とする請求項3に記載の物体を担
    持する支柱。
  5. 【請求項5】 前記制御リング(54)が、ピストンリ
    ングであることを特徴とする請求項3に記載の物体を担
    持する支柱。
  6. 【請求項6】 前記シリンダ組立体(24)が、作動ピ
    ストン(32)の軸方向における移動を案内する案内管
    (30)を備えており、 前記制御溝(56)が、作動ピストンの頭部に形成され
    た大径部(58)と小径部(60)とから成る段付の環
    状溝で構成され、 前記大径部(58)と該ピストンリング(54)との共
    働により該1対の作動室(38、40)の第2連通路
    (72)を遮断し、且つ、 使用時における軸方向負荷により、案内管とピストンリ
    ングとが相対移動するときに、該ピストンリングが、前
    記大径部から小径部へ移動されることを特徴とする請求
    項5に記載の物体を担持する支柱。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2係止手段(64a,6
    4b,68a,68b)が、1対のユニットを構成して
    おり、 該1対のユニットの一方に属する前記第1及び第2係止
    手段(64b,68b)が、前記アクチュエータ(2
    2)の内部に配設されており、 該1対のユニットの他方に属する前記第1及び第2係止
    手段(64a,68a)が、前記ピストンロッド部材
    (26)を支持する支持基板(16)と該ピストンロッ
    ド部材の軸方向端部との間に配設されていることを特徴
    とする請求項1に記載の物体を担持する支柱。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の物体を担持する支柱に
    おいて、第1係止手段(64a,64b)が、シリンダ
    組立体(24)を収容する垂直柱管(10)と作用的に
    接続されており、かつ第2係止手段(64b,68b)
    が、シリンダ組立体(24)と作用的に接続されている
    ことを特徴とする物体を担持する支柱。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の物体を担持する支柱に
    おいて、前記垂直柱管(10)の内部に配設されたアク
    チュエータ(22)を入れ子状に摺動可能に支持する案
    内ライニング(50)が1つのリング空間(62)を形
    成し、このリング空間内に係止手段(64a)が配設さ
    れることを特徴とする物体を担持する支柱。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の物体を担持する支柱
    において、トルク発生面(66、70)の少なくとも1
    つが螺旋状の傾斜面を有していることを特徴とする物体
    を担持する支柱。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれか1項に
    記載の物体を担持する支柱において、頭部部材(52)
    と脚部部材(12)との間にころ軸受手段(20)が設
    けられ、該ころ軸受手段が頭部部材(52)の軸方向荷
    重をピストンロッド部材(26)を介して脚部部材(1
    2)に伝達することを特徴とする物体を担持する支柱。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の物体を担持する支柱
    において、軸方向力を伝達する復帰手段(18)が支持
    基板(16)で支持され、この支持基板が脚部部材(1
    2)と軸方向に移動不能に連結され、かつピストンロッ
    ド部材(26)とシリンダ組立体(24)の両部材(2
    4、26)の一つ(26)が軸方向力を伝達する復帰手
    段(18)で支持されるのに対し、両部材(24、2
    6)の他方(24)は軸方向に移動不能に頭部部材(5
    2)に連結されることを特徴とする物体を担持する支
    柱。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の物体を担持する支
    柱において、第1係止手段(64a)が支持基板(1
    6)の下側に回転不能に取り付けられ、ピストンロッド
    部材(26)が該部材に対して相対回転不能の延長部
    (28)を有し、この延長部が軸方向力を伝達する復帰
    手段(18)と支持基板(16)と第1係止手段(64
    a)とを貫通して第2係止手段(68a)を回転不能に
    第1係止手段(64a)の下側において取り付けている
    ことを特徴とする物体を担持する支柱。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載の物体を担持する支
    柱において、軸方向力を伝達する復帰手段(18)の上
    端とピストンロッド(26)との間に軸方向力を伝達す
    るピボット軸受(20)が配設されることを特徴とする
    物体を担持する支柱。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の対象物において、シ
    リンダ組立体(24)の上端に一方の作動室(38)の
    圧力を解除するための解除要素(46)が配設され、こ
    の解除要素がピストンロッド部材(26)とシリンダ部
    材(24)との間の相対運動の開始を制御していること
    を特徴とする物体を担持する支柱。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし15のいずれか1項に
    記載の物体を担持する支柱において、軸方向力を伝達す
    る復帰手段(18)が圧縮コイルばねとして形成される
    ことを特徴とする物体を担持する支柱。
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