JP2895729B2 - 剥離性処理剤 - Google Patents

剥離性処理剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は剥離性処理剤に関し、更
に詳しくは粘着テープ、粘着ラベル及び粘着シート等の
如く粘着剤を用いた製品において、粘着面に重なって接
するテープ等の基材裏面や剥離紙の表面を剥離性にする
ことが出来る剥離性処理剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記目的に使用される剥離性処理
剤としては、長鎖アルキル基を結合したアクリル酸系、
ポリエステル系及びポリアミド系等の如き高分子化合物
とオルガノポリシロキサン系化合物が知られており、粘
着テープや粘着シートの背面又は剥離紙の表面に剥離性
を付与し、剥離面を形成する為に使用されている。これ
らの剥離性処理剤のうちでは、オルガノポリシロキサン
系化合物が剥離性及び残留接着性等の特性に優れている
ことは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】しかしながら、
従来のオルガノポリシロキサン系化合物は適度な剥離力
を得るのが困難であり、又、基材へ塗工する際に高温焼
付を必要とする為、熱可塑性の基材フィルムには使用出
来ないという問題があった。又、基材によっては基材に
対する密着性が不十分である為に、あらゆる種類の基材
には利用出来ないという欠点があった。
【0004】以上の如き問題を解決する方法として、本
出願人は以前に、シリコーン共重合体を剥離性処理剤と
して使用する事により、低温焼き付けが可能で、且つ基
材に対する接着性及び剥離面への筆記性等を兼ね備えた
優れた剥離性処理剤を得る事を提案した。従って、本発
明の目的は、上記従来技術を更に改良し、剥離性処理剤
層の形成工程が簡略化され、且つ優れた性能を有する剥
離性処理剤を提供することである。
【0005】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、シロキサンセグ
メントを有する樹脂を含有する剥離性処理剤において、
上記樹脂が反応性有機官能基を有するポリシロキサン化
合物と有機ポリイソシアネートとの反応生成物であっ
て、少なくとも1個の遊離のイソシアネート基を有する
樹脂からなることを特徴とする剥離性処理剤である。
【0006】
【作用】剥離性処理剤層を、反応性有機官能基を有する
ポリシロキサン化合物と有機ポリイソシアネートとの反
応生成物であって、少なくとも1個の遊離のイソシアネ
ート基を有する樹脂から形成することによって、該剥離
性処理剤層が空気中の水分や湿気によって架橋する為、
一液硬化可能となり剥離性処理剤層の形成工程が簡略化
される。更に遊離のイソシアネートの存在によって、剥
離性処理剤層の基材シートへの密着性が向上し、優れた
性能を有する剥離性処理剤層が形成される。
【0007】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳しく説明する。本発明で使用する反応性有
機官能基含有ポリシロキサン化合物の好ましい例として
は、例えば下記の如き化合物が挙げられる。
【0008】(1)アミノ変性ポリシロキサン化合物
【0009】
【0010】 (2)エポキシ変性ポリシロキサン化合物
【0011】
【0012】 上記のエポキシ化合物はポリオール、ポリアミド及びポ
リカルボン酸等と反応させて末端活性水素を有する様に
して使用することが出来る。
【0013】(3)アルコール変性ポリシロキサン化合
【0014】
【0015】
【0016】(4)メルカプト変性ポリシロキサン化合
【0017】 (5)カルボキシル変性ポリシロキサン化合物
【0018】
【0019】以上列記した反応性有機官能基を有するポ
リシロキサン化合物は、本発明において使用する好まし
い化合物の例示であって、本発明はこれらの例示に限定
されるものではない。従って、上述の例示の化合物のみ
ならず、その他現在市販されており、市場から容易に入
手し得る化合物は、いずれも本発明において使用するこ
とが出来る。
【0020】本発明で使用する上記ポリシロキサン化合
物と反応させる有機ポリイソシアネートとしては、従来
公知のいずれのものも使用することが出来るが、例えば
好ましいものとしては、 トルエン−2,4−ジイソシアネート 4−メトキシ−1,3−フェニレンジイソシアネート 4−イソプロピル−1,3−フェニレンジイソシアネー
ト 4−クロル−1,3−フェニレンジイソシアネート 4−ブトキシ−1,3−フェニレンジイソシアネート 2,4−ジイソシアネート−ジフェニルエーテル メチレンジイソシアネート 4,4−メチレンビス(フェニルイソシアネート) ジュリレンジイソシアネート 1,5−ナフタレンジイソシアネート ベンジジンジイソシアネート o−ニトロベンジジンジイソシアネート 4,4−ジイソシアネートジベンジル 1,4−テトラメチレンジイソシアネート 1,6−テトラメチレンジイソシアネート 1,10−デカメチレンジイソシアネート 1,4−シクロヘキシレンジイソシアネート キシリレンジイソシアネート 4,4−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト) 1,5−テトラヒドロナフタレンジイソシアネート 等が挙げられる。
【0021】更に、これらの有機ポリイソシアネートと
他の化合物との付加体、例えば下記構造式のものが挙げ
られるが、これらに限定されるものではない。
【0022】
【0023】
【0024】 又、これらの有機ポリイソシアネートと低分子量のポリ
オールやポリアミンとを末端イソシアネートとなる様に
反応させて得られるウレタンプレポリマー等も、本発明
に当然使用することが出来る。
【0025】本発明で使用される反応生成物は、前記の
如き反応性有機官能基を有するポリシロキサン化合物と
上記の如き有機ポリイソシアネートとを、それらの有機
官能基とイソシアネート基とが、1分子中でイソシアネ
ート基が1個以上過剰になる官能基比で、無溶剤下又は
有機溶剤下で、通常のウレタン触媒の存在又は不存在下
で、約0〜150℃、好ましくは20〜80℃の温度で
約10〜4時間反応させることによって容易に得ること
が出来る。
【0026】本発明の剥離性処理剤において使用される
反応生成物は単独で使用することが出来るが、基材シー
ト等に対するコーティング適性や、成膜性等を向上させ
る為に、従来公知の各種樹脂を混合して使用することも
出来る。この各種樹脂は、本発明の反応生成物の遊離イ
ソシアネートと化学的に反応し得るものが好ましいが、
反応性を有しないものでも本発明では使用することが出
来る。
【0027】これらの樹脂としては、アクリル樹脂、ポ
リウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリブタンジエン
樹脂、シリコーン樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂、セルロース樹脂、エポキシ樹
脂、ポリビニルブチラール樹脂、アルキッド樹脂、変性
セルロース樹脂、フッ素樹脂或いはポリアミド樹脂等を
使用することが出来る。又、各種樹脂をシリコーンやフ
ッ素で変性した樹脂等も使用することが出来る。これら
各種樹脂を併用する場合、その使用量は上記の反応生成
物に対し、固型分比で0.1重量%〜100重量%であ
る。
【0028】本発明の剥離性処理剤は、空気中の水分、
水或いはスチーム等に接触させることにより、遊離イソ
シアネートが反応して硬化する為、硬化の為の特別な加
熱装置や処理は必要としない。又、一部の遊離イソシア
ネートは、基材シートの界面との相互作用により、基材
シートに対する剥離性処理剤層の接着性を向上させると
共に、反応生成物中のポリシロキサン部分が表面に配向
するので、本発明によれば優れた性能を兼ね備えた剥離
性処理剤を提供することが出来る。
【0029】
【実施例】次に参考例、実施例及び比較例を挙げて本発
明を更に具体的に説明する。尚、文中「部」又は「%」
とあるのは特に断りのない限り重量基準である。 参考例1 ヘキサメチレンジイソシアネートと水との付加体[ジュ
ラネート24A−100、旭化成(株)製、NCO%=
23.5%]150部と酢酸エチル100部とを80℃
でよく撹拌しながら、この中に上記の構造を有する末端
水酸基のポリジメチルシロキサン(分子量2,200)
5部を徐々に滴下して反応させた。
【0030】次いで、同温度で平均分子量2,000の
ポリブチレンアジペートポリオール20部を添加して反
応させて反応生成物(1)を得た。得られた反応生成物
(1)は、赤外吸収スペクトルによれば、2,270cm
-1に遊離イソシアネート基による吸収が認められ、又、
1,090cm-1に−SiO−基に基づく吸収帯を示して
いた。又、この反応生成物(1)のフリーのイソシアネ
ート基を定量したところ、理論値が19.5%であるの
に対して、実測値は17.6%であった(純分とし
て)。最終的に酢酸エチルを加えて、固型分50%の参
考例の樹脂溶液(A)とした。
【0031】参考例2 トリメチロールプロパン1モルと3モルのトルエン−
2,4−ジイソシアネートとの付加体(コロネートL、
日本ポリウレタン社製、NCO%=13.0%、固型分
75%)200部と酢酸エチル100部とを80℃でよ
く撹拌しながら、この中に上記の構造を有する両末端水
酸基のポリジメチルシロキサン(分子量3,200)1
0部を徐々に滴下して反応させた。
【0032】次いで、同温度で平均分子量約2,000
のポリカプロラクトンポリエステルポリオール25部を
添加して反応させて反応生成物(2)を得た。得られた
反応生成物(2)は、赤外吸収スペクトルによれば、
2,270cm-1に遊離イソシアネート基による吸収が認
められ、又、1,090cm-1に−SiO−基に基づく吸
収帯を示していた。又、この反応生成物(2)のフリー
のイソシアネート基を定量したところ、理論値が13.
2%であるのに対して、実測値は11.7%であった
(純分として)。最終的に酢酸エチルを加えて、固型分
50%の参考例の樹脂溶液(B)とした。
【0033】参考例3 ヘキサメチレンジイソシアネートの三量体(コロネート
EH、日本ポリウレタン社製、NCO%=21.3%)
150部と酢酸エチル100部とを80℃でよく撹拌し
ながら、この中に参考例1の構造を有するポリジメチル
シロキサン(分子量2,200)10部を徐々に滴下し
て反応させた。次いで、40℃でよく撹拌しながら上記
構造を有する両末端アミノ基のポリジメチルシロキサン
(分子量1,800)5部を徐々に滴下して反応させて
反応生成物(3)を得た。
【0034】得られた反応生成物(3)は、赤外吸収ス
ペクトルによれば、2,270cm-1に遊離イソシアネー
ト基による吸収が認められ、又、1,090cm-1に−S
iO−基に基づく吸収帯を示していた。又、この反応生
成物(3)のフリーのイソシアネート基を定量したとこ
ろ、理論値が19.0%であるのに対して、実測値は1
7.2%であった(純分として)。最終的に酢酸エチル
を加えて、固型分50%の参考例の樹脂溶液(C)とし
た。
【0035】実施例1 参考例1の樹脂溶液(A)100部及びメチルエチルケ
トン300部を配合し、よく撹拌して本発明の剥離性処
理剤を得た。 実施例2 参考例1の樹脂溶液(A)100部、ニトロセルロース
樹脂(固型分20%、ダイセル化学社製)10部及びメ
チルエチルケトン306部を配合し、よく撹拌して本発
明の剥離性処理剤を得た。
【0036】実施例3 参考例2の樹脂溶液(B)100部及びメチルエチルケ
トン300部を配合し、よく撹拌して本発明の剥離性処
理剤を得た。 実施例4 参考例2の樹脂溶液(B)100部、シリコーン−ポリ
ウレタン樹脂〔固型分20%、大日精化工業(株)製
(ダイアロマー)〕10部及びメチルエチルケトン30
6部を配合し、よく撹拌して本発明の剥離性処理剤を得
た。
【0037】実施例5 参考例3の樹脂溶液(C)100部及びメチルエチルケ
トン300部を配合し、よく撹拌して本発明の剥離性処
理剤を得た。 実施例6 参考例3の樹脂溶液(C)100部及びポリビニルブチ
ラール樹脂[固型分20%、積水化学工業(株)製]1
0部及びメチルエチルケトン306部を配合し、よく撹
拌して本発明の剥離性処理剤を得た。
【0038】比較例1 ポリブチレンアジペート(分子量2,000)150部
及び1,3−ブタンジオール15部を、200部のメチ
ルエチルケトンと50部のトルエンに溶解し、60℃で
よく撹拌しながら、171部のメチルエチルケトンに6
2部の水添加MDIを溶解したものを徐々に滴下し、滴
下終了後80℃で6時間反応させた。この溶液は、固型
分が35%であり、24,000cps(20℃)の粘
度を有していた。更に、該樹脂溶液100部、シリコー
ンオイル[SH−200、東レダウコーニング(株)
製]3部及びメチルエチルケトン300部からなる配合
液を比較試験用の剥離性処理剤とした。
【0039】比較例2 比較例1と同様の樹脂溶液100部、テフロンパウダー
[ダイキン工業(株)製]5部及びメチルエチルケトン
/トルエン(=1/1)345部を配合して配合液とし
た。上記配合液にイソシアネート(固形分75%,日本
ポリウレタン社製)を樹脂液:イソシアネート=24:
3(重量比)の配合で添加し、比較試験用の剥離性処理
剤とした。 比較例3 シリコーン樹脂[信越化学工業(株)製、KS−84
1]100部と触媒(PL−7)1部とをトルエン1,
000部に溶解し、比較試験用のシリコーン樹脂の剥離
性処理剤とした。
【0040】評価 実施例1〜6及び比較例1〜3の剥離性処理剤を夫々用
い、100%モジュラス60Kg/cm2で厚み50μ
mのポリ塩化ビニルフイルムの片面に、乾燥時の厚みが
0.1μmとなる様に均一に塗布し、乾燥機中で溶剤を
蒸発させて剥離性処理剤層を有する試料を作製した。
尚、温度を100℃以上にすると、ポリ塩化ビニルフィ
ルムが軟化フィルムとしての形状を保てなかった。上記
試料を室温(23℃、湿度46%)で2日間放置後各試
験に供した。この様に作製した塗布基材上に幅20mm
のアクリル系粘着テープ[積水化学工業(株)製]を自
重2Kgのゴムローラにて圧着し、室温(23℃、湿度
46%)で1日及び高温(40℃、湿度90%以上)で
3日それぞれ放置後、各試料の剥離力、残留接着力、残
留接着力保持率及び剥離性被膜層の脱落性の各項目につ
いて測定し、表1にその結果を示した。
【0041】剥離力;剥離性被膜層に幅20mmの粘着
テープを貼り付け、40℃で20g/cm2荷重の条件
で24時間保存した後、300mm/分の速度で180
°の角度で引っ張り、剥離するのに要する力(g)を測
定した(20℃)。残留接着力 ;前記剥離性測定後の粘着テープをステンレ
ス板#280に貼着し、2Kgのテープローラーに1往
復かけ、30分後に300mm/分の速度で180°の
角度で引っ張り、剥離するのに要する力(g)を測定し
た(20℃)。残留接着力保持率 ;上記試験に供しなかった清浄な粘着
テープをステンレス板#280に貼着し、ステンレス板
に対する接着力(320g/20mm)を100%とし
た場合の残留接着力の%を示している。脱落性 ;剥離性皮膜層に50g/cm2の荷重でガーゼ
を1往復させた後の試料に対しての剥離性皮膜層の脱落
性テストを行う。
【0042】
【表1】 A:室温1日後(23℃、湿度46%) B:高温3日後(40℃、湿度90%以上) *1:剥離性処理剤層が破壊された。
【0043】
【作用】以上の如き本発明によれば、剥離性処理剤層
を、反応性有機官能基を有するポリシロキサン化合物と
有機ポリイソシアネートとの反応生成物であって、少な
くとも1個の遊離のイソシアネート基を有する樹脂から
形成することによって、該剥離性処理剤層が空気中の水
分や湿気によって架橋する為、一液硬化可能な剥離性処
理剤層が簡便に形成される。更に遊離のイソシアネート
の存在によって、剥離性処理剤層の基材シートへの密着
性が向上し、優れた性能を有する剥離性処理剤層が形成
される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D21H 27/00 D21H 1/34 P 5/00 B (72)発明者 栗山 勝美 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目7番6 号 大日精化工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−149883(JP,A) 特開 平3−125043(JP,A) 特開 平1−149882(JP,A) 特開 平1−126389(JP,A) 特開 平2−616(JP,A) 特開 昭64−75513(JP,A) 特開 昭63−272847(JP,A) 特開 昭56−11980(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09J 7/00 - 7/04 C08G 18/61 C08G 18/65 C09K 3/00 D21H 1/34 D21H 27/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シロキサンセグメントを有する樹脂を含
    有する剥離性処理剤において、上記樹脂が反応性有機官
    能基を有するポリシロキサン化合物と有機ポリイソシア
    ネートとの反応生成物であって、少なくとも1個の遊離
    のイソシアネート基を有する樹脂からなることを特徴と
    する剥離性処理剤。
  2. 【請求項2】 更に他の樹脂を含む請求項1に記載の剥
    離性処理剤。
  3. 【請求項3】 更に硬化剤として水分を使用する請求項
    1〜2に記載の剥離性処理剤。
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