JP2895543B2 - 回転ヘッド方式磁気テープ記録再生装置 - Google Patents

回転ヘッド方式磁気テープ記録再生装置

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JP2895543B2
JP2895543B2 JP2006191A JP619190A JP2895543B2 JP 2895543 B2 JP2895543 B2 JP 2895543B2 JP 2006191 A JP2006191 A JP 2006191A JP 619190 A JP619190 A JP 619190A JP 2895543 B2 JP2895543 B2 JP 2895543B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビデオ,DAT等の回転ヘッドを有する磁気テー
プ記録再生装置に関し、特に、回転ヘッドドラムにテー
プが巻き付いた場合に、これをドラムから容易に離脱す
ることのできる磁気テープ記録再生装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、例えば実願昭63−1410号(実開平1−
107021号公報)に記載されているように、ドラムの結露
を検出するセンサと、ドラムの結露検出時にドラムを回
転させる手段と、カセットテープを排出すると共にカセ
ットテープの装填を禁止する手段とを有し、ドラムの結
露時にカセットテープを排出することにより、ドラムに
テープが巻き付くのを防止していた。また、結露が検出
された時に、カセットテープのドラムへの装填を禁止し
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した従来装置によれば、ドラムに結露があった場
合に、ドラムにテープが巻き付くのを防止することがで
きる。しかしながら、テープが結露した場合や、ドラム
の1部分のみが結露した場合には結露を検出できず、ド
ラムへのテープ巻き付きを防止することができないとい
う問題があった。
また、上記の従来装置は、結露以外の原因によってテ
ープがドラムに巻き付いた場合について何らの対策がな
されておらず、この場合にはテープを取出せなくなると
いう問題があった。
本発明の目的は、前記した従来装置の問題点を除去
し、ドラムが結露してテープが巻き付いた場合は勿論の
こと、他の理由でテープがドラムに巻き付いても、テー
プをドラムから離脱させ、カセットケースに収納できる
ようにした磁気テープ記録再生装置を提供することにあ
る。
また、他の目的は、ドラムに巻き付くことにより生じ
たテープ屈曲時の傷を低減できる磁気テープ記録再生装
置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、第1の発明はドラムの回
転の急停止を検出する手段と、ドラムの急停止時にドラ
ムを逆回転させる手段と、同時にテープを巻き戻す手段
とを設けた点に特徴がある。
また、第2の発明は、さらに、前記ドラムの急停止時
に、テープの早送りと巻き戻しを交互に複数回行う手段
を設けた点に特徴がある。
〔作用〕
前記ドラムの急停止検出手段は、テープがドラムに巻
き付く等して急停止すると、その検出信号を出力する。
該検出信号が出力されると、ドラムを逆回転させる手段
が働き、ドラムは逆回転させられる。また、これと同時
に、テープ巻き戻し手段が動作して、テープは巻き戻さ
れ、完全にカセットケース内に収納される。
したがって、ドラムに巻き付いたテープはドラムから
離脱すると同時に、順次カセットケース内に巻き戻され
る。この結果、テープをドラムから容易に離脱できると
共に、ドラムに巻き付くことにより発生したテープの屈
曲傷部位の外層にさらにテープが巻き取られるため、テ
ープ外層からの巻き圧力により、該屈曲傷の程度はしだ
いに軽減される。
また、第2の発明によれば、テープをカセットケース
に収納の途中で、テープを巻き取り方向、テープを巻き
戻し方向へと交互に移動することができるので、前記屈
曲傷をさらに軽減することができる。
〔実施例〕
以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
第1図(a)は、第1の発明の機能ブロック図を示
す。図において、1は回転ヘッドのドラムの急停止を検
出する手段、2は該ドラム急停止検出手段1によりドラ
ムの急停止が検出されると、ドラムを逆回転させるドラ
ム逆回転駆動手段である。
また、3はテープの早送りおよび巻戻しを行う手段、
4はカセットテープの先端を検出する手段、5はカセッ
ト排出手段である。
本発明においては、ドラム急停止検出手段1がドラム
の急停止を検出すると、ドラム逆回転駆動手段2が動作
し、ドラムを所定の速さで逆回転させる。また、テープ
早送り巻戻し手段3がテープの巻戻しの動作を行う。
その後、テープ先端検出手段4がテープが完全に巻き
取られたことを検出すると、ドラム逆回転駆動手段2お
よびテープ早送り巻戻し手段3の動作が停止され、カセ
ット排出手段5が起動されて、カセットの排出が行われ
る。
また、第1図(b)は第2の発明の機能ブロック図を
示し、前記第1の発明にテープの早送りと巻戻しを交互
に指示するテープ早送り巻戻し指示手段6と、前記早送
りと巻き戻しの繰返し回数を設定する手段7と、該早送
りと巻き戻しの一回当りの時間を設定するタイマ手段8
とを付加したものである。
この発明によれば、ドラムの急停止により、テープ早
送り巻戻し手段3が回数設定手段4によって決められた
回数だけ、テープの早送りと巻き戻しの指示を出す。テ
ープの早送りおよび巻き戻しの一回当りの動作時間は、
タイマ手段5によって制御される。テープ早送り巻戻し
手段6はテープ早送り巻戻し指示手段3からの指示に従
って動作し、前記所定の回数早送りと巻き戻しの動作を
繰返すと、その後は巻き戻しの動作を続行する。
以下、本発明の一実施例の構成を第2図により説明す
る。
メカ11内のモータ22は回転ヘッドのドラム用モータ
で、モータドライバ12′により駆動され、マイクロコン
ピュータ(以下CPUという)13からの信号33,34により制
御される。
信号33がH(ハイ)レベル、信号34がL(ロウ)レベ
ルの時は、モータ22は正回転、信号34がHレベル、信号
33がLレベルの時はモータ22は逆回転である。回転セン
サ24はモータ22の回転数に同期したパルス列をCPU13に
出力する。
モータ21はテープ早送り、テープ巻戻しを行なうモー
タであり、モータドライバ12により駆動され、CPU13か
らの信号31,32により制御される。テープは、信号31が
Hレベル、信号32がLレベルの時は巻き戻し、信号32が
Hレベル、信号31がLレベルの時は早送り、信号31,32
が共にHレベルの時は磁気テープ記録再生のために一定
速度で駆動される。
テープ端センサ23はテープが先端まで巻き戻された時
に、例えばHレベルの信号をCPU13に出力する。
次に、回転センサ24からの信号によりモータ22の急停
止を検出する動作について説明する。
回転センサ24は、例えば磁気検出素子から構成されて
おり、第3図(a)に示されているように、モータ22の
1回転当り、複数個のパルスからなるパルス列pを出力
する。したがって、時点t1でモータ22が急停止したとす
ると、同図(b)に示されているように、前記回転セン
サ24からのパルス列pの出力は停止する。
CPU13は、例えば第3図(c)に示されているような
前記パルス列pの半周期又はこれに近い周期のサンプリ
ングパルスqで、該パルス列pをサンプリングし、連続
する複数個(例えば、3〜5個)のサンプリング値が同
一か否かの判断をする。そして、これらのサンプリング
値が同一の場合にはモータが急停止したと判断し、一つ
でも異なる場合には急停止はしていないものと判断す
る。例えば、第3図(d)に示されているように、サン
プリング値が3個続けて同じ値になると、急停止したも
のと判断する。
次に、本実施例のCPU13の動作を第4図を参照して説
明する。まず、CPU3からドラムモータ22を正回転させる
指示が信号33に逆出されているか否かを判断し(ステッ
プ3a)、肯定の場合にはステップ3bに進む。ステップ3b
においては、前記の方法により、ドラムモータ22の回転
が急停止したか否かの判断がなされる。この判断が肯定
になると、ステップ3cに進み、CPU13はドラムモータ22
に逆回転の指示を行うと共に、モータ21に巻戻しの指示
を行う。この時、CPU13は信号34にHレベル、信号31に
Hレベルおよび信号32にLレベルの信号を出力する。こ
のステップ3cの実行により、テープはドラムから容易に
離脱されることになる。
次に、ステップ3dでn=0とおかれ、ステップ3eでは
nの値が1インクリメントされ、ステップ3fではテープ
早送り指示が例えば2〜3秒間出力される。次に、ステ
ップ3gに進み、テープ巻戻し指示が例えば2〜3秒間出
力される。次いで、ステップ3hでn=A(たゞし、Aは
正の整数)に等くなったか否かの判断が行われ、否定の
場合には前記ステップ3eに戻って、nに1が加算され、
次いでステップ3fおよび3gの動作が繰返される。n=A
になると、ステップ3hは肯定になり、ステップ3iに進
む。前記Aとしては、例えば2〜4が好適である。
前記ステップ3fと3gが2〜4回繰返されることによ
り、ドラムからのテープの離脱は完全になり、しかもド
ラムに巻き付いた時に発生したテープの屈曲傷を延ばす
ことができる。
ステップ3iではテープの巻き戻しによりテープの先端
が検出されたか否かの判断を行い、否定の場合にはステ
ップ3gに戻ってテープの巻き戻しを続行する。ステップ
3iの判断が肯定になると、ステップ3jを実行する。
ステップ3jでは、CPU3は信号31,信号32の両方をLレ
ベルの信号とする。この結果、モータ21の回転は停止さ
れる。
本実施例によれば、回転ヘッドドラムに巻き付いたテ
ープは、回転ヘッドドラムの逆回転により容易にドラム
より離脱し、巻き戻され、カセットケースに収納される
ため、テープがドラムに巻き付いたままになり、テープ
を機器より容易に取り出すことが出来ないと言う不具合
が軽減される。
また、本実施例では、ドラムに巻き付いた時に発生し
たテープの屈曲傷をカセットケースに収納されたテープ
を早送り、巻戻しを繰り返す再に生ずるテープ張力によ
り軽減出来る。
また、テープ先端まで自動的に巻き戻してしまうた
め、該屈曲傷をテープの内層に密着巻きする機会が多く
なり、この際の張力によっても該屈曲傷をさらに軽減出
来る。
なお、前記実施例は最も好適な実施例であるが本発明
はこれに限定されず、前記第4図のステップ3d〜3hを省
略し、ステップ3cをステップ3iが肯定になるまで続行し
てもよい。この場合には前記実施例の効果の第1番目と
第3番目が達成されることは明かであろう。
〔発明の効果〕
本発明は、前記の構成を有しているので以下のような
効果を奏することができる。
(1)ドラムにテープが巻き付いて急停止した際に、ド
ラムを逆回転させ、巻き戻し動作をさせることによりカ
セットケース内にテープを収納出来るので、機器よりカ
セットテープを取り出すことは、通常操作と同じに出来
る。
(2)カセットケースに収納されたテープに張力を与え
ることができるので、ドラムに巻き付いた時に発生した
テープの屈曲傷を軽減出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機能ブロック図、第2図は本発明の一
実施例のハード構成を示すブロック図、第3図は急停止
検出の動作を説明するための波形図、第4図は本実施例
のCPUの動作を示すフローチャートである。 12,12′……モータドライバ、13……CPU、21……モー
タ、22……モータ、23……テープ端センサ、24……回転
センサ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドラムを回転させる手段と、テープの早送
    りおよび巻き戻しを行う手段と、ドラムの回転の急停止
    を検出する手段と、前記検出する手段によりドラムの急
    停止が検出されたとき、前記ドラムを回転させる手段に
    対して、ドラムを逆回転させる指示を行うと共に、前記
    テープの早送りおよび巻き戻しを行う手段に対して、テ
    ープの巻き戻しの指示を行う制御手段とを備えることを
    特徴とする回転ヘッド方式磁気テープ記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の回転ヘッド方式磁気テー
    プ記録再生装置において、 前記制御手段は、前記テープの早送りおよび巻き戻しを
    行う手段に対して、テープの巻き戻し動作と、早送り動
    作とを交互に複数回行わせる指示を行なうことを特徴と
    する回転ヘッド方式磁気テープ記録再生装置。
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