JPH0445139Y2 - - Google Patents

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JPH0445139Y2
JPH0445139Y2 JP13120684U JP13120684U JPH0445139Y2 JP H0445139 Y2 JPH0445139 Y2 JP H0445139Y2 JP 13120684 U JP13120684 U JP 13120684U JP 13120684 U JP13120684 U JP 13120684U JP H0445139 Y2 JPH0445139 Y2 JP H0445139Y2
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tape
reel
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JP13120684U
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【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、リール台回転検出手段を有し、該検
出手段が発生するリール台の回転に応じた電気信
号を利用して機構部を制御するようになした磁気
記録再生装置に関するものである。
〔考案の技術的背景及びその問題点〕
従来この種の装置として第3図に示すようなも
のがあつた。
図において、1はリール台回転検出回路であ
り、磁気抵抗素子(SDME)、ホール素子、フオ
トカプラなどを用いてリール台の回転に応じた電
気信号を発生する。2はリール台回転検出回路1
からの電気信号を波形整形して方形波パルス(リ
ールパルス)を出力する波形整形回路、3は巻取
り側のリール台に対応するリール台回転検出回路
が発生する電気信号に基づいて波形整形回路2の
出力に得られるリールパルスを監視し、リールパ
ルスのエツジ変化が例えば1〜2秒程度の一定時
間の間ないことの検出によりテープ終端を検出す
るテープ終端検出回路である。
該テープ終端検出回路3はテープの終端の検出
に応じてトリガパルスなどの信号を出力して機構
部制御論理回路4にテープ終端であることを知ら
せる。機構部制御論理回路4はこれに基づいてア
クチエータ駆動回路5を起動させてアクチエータ
6を作動し、このアクチエータ6の作動により機
構部7を駆動し、方向変更再生動作、すなわち、
テープ走行方向を反転してその再生を行う動作を
行わせる。
ところで、テープの再生動作時に、第4図に示
すように、キヤプスタンKとピンチローラPによ
つて定速走行されているテープTに巻取りリール
台10側において大きなたるみが生じることがあ
る。このような場合、巻取りスピードをV(γ)
cm/S(γはリール台の径)とすれば、(テープた
るみ長)/{V(γ)−4.75}秒の間テープがたる
んだまま走行されることになる。
上述した従来の装置では、テープのたるみの有
無が判断できないため、テープをたるんだままで
走行させることになる。このような状態でのテー
プ走行時には、テープがキヤプスタンとピンチロ
ーラとの間に巻込まれる可能性が大きくなる。こ
のテープ巻込みによつて、巻取りリール台の回転
が止まつて方向変更再生動作が行われるかも知れ
ないが、テープ巻込みの防止は行えないという欠
点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上述した従来のものの欠点を除去する
ためになされたもので、テープの再生走行時に巻
取りリール台の回転により発生されるリールパル
スの周期とテープたるみのない状態での再生動作
時の最短周期との比較によりテープたるみを検出
し、該検出によりテープたるみを解消する状態に
機構部を作動することにより、テープ巻込みを未
然に防止するようになした磁気記録再生装置を提
供することを目的としている。
〔考案の実施例〕
以下、本考案による装置の実施例を第1図及び
第2図に基づいて説明するが、第3図中のものと
同等のものには同一符号を付してある。
第1図において、リール台回転検出回路1から
の電気信号を波形整形回路2が波形整形してリー
ルパルスを発生することは第3図と同じである
が、リールパルスが周期比較回路8に入力されて
いる点が異なる。
周期比較回路8は、波形整形回路2からの巻取
り側のリールパルスの周期を検出し、該検出した
周期をテープたるみのない場合の再生時リールパ
ルスの最短周期と比較し、検出周期が最短周期よ
り小さいときその出力に信号を発生し、これを機
構部制御論理回路4に入力する。
これに応じて機構部制御論理回路4は、テープ
たるみが発生していると判断してアクチエータ駆
動回路5を介してアクチエータ6を駆動し、機構
部を方向変更再生状態にする。このことによりテ
ープたるみが供給側リール台11(第4図)に巻
取られ、テープたるみが解消される。
このテープたるみ解消の検出は、例えば、方向
変更再生動作による供給側リール台11へのテー
プ巻取り時において、巻取りリール台の回転が検
出されることによつて行える。このテープたるみ
解消の検出に応じて再度方向変更再生動作を行え
ば、最初の演奏方向にテープ走行を戻すことがで
きる。
困に、再生時における巻取り側リール台の最大
周波数は0.76Hzであり、リール台1回転当り6個
のリールパルスが発生されるとすると、リールパ
ルスの最短周期は220m秒である。従つてこの周
期よりも短い周期のリールパルス群の検出によ
り、テープたるみを検出することができる。これ
は、テープたるみがないとき巻取り側リール台の
回転はテープ走行速度により規制されているが、
テープがたるんでいるときにはこの規制がなくな
り、リール台がたるみのない再生時の最高速度よ
りも早い速度で回転するようになるためである。
第2図は上記テープたるみ検出に基づくテープ
たるみ解消動作時の波形整形回路2の出力aと、
周期比較回路8の出力bとを示す。図において、
時点t1で再生動作がスタートされたとすると、機
構部7の過渡動作を見込んで時点t2まで周期検出
処理を停止する。その後周期検出を行い、検出周
期が最短周期より小さいことを検出することによ
りテープたるみを検出し、その時点t3で方向変更
再生動作を行わせる。この方向変更後、機構部7
の過渡動作を径てテープの走行方向が逆転する
と、それまで巻取り側であつたリール台はテープ
たるみがなくなるまで回転が停止していて、テー
プたるみがなくなつた時点で波形整形回路2の出
力にリールパルスが出力される。従つて、このリ
ールパルスの急激な周期変化を検出することによ
りテープたるみの解消を検出することできる。
このテープたるみ解消の検出が行われる時点t4
で再生方向変更再生動作を行うことにより、元の
演奏していた面に再生状態を戻すことができる。
なお、上述の実施例では、テープたるみが解消
されるまで方向変更再生を維持するようにしてい
るが、この方向変更再生を一定時間行つた後再度
方向変更再生動作を行い、これをテープたるみが
なくなるまで繰返すようにしてもよい。
また、上述の実施例では、テープたるみの解消
を行うのに方向変更して再生動作を行わせている
が、この代りに早送り又は巻戻し動作を行わせた
り、或いはリリース又はイジエクト動作を行わせ
てもよい。そして、早送り又は巻戻し動作により
テープたるみを取つた場合には、再生動作に戻し
て再度演奏開始を行わせばよく、かつリリース動
作後はキー入力などによりATSC動作からスター
トさせ、イジエクト動作後はカセツトハーフを入
れたとき再度ATSC動作からスタートさせればよ
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、テープた
るみを巻取り側リール台の回転速度が通常再生動
作時の最大速度より早くなつていることをリール
パルスの周期によつて検出し、該検出によりテー
プたるみを取り去るように機構部を動作させるよ
うにしているため、テープ巻込みを未然に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による装置の実施例を示すブロ
ツク図、第2図は第1図中の各部の波形を示す波
形図、第3図は従来装置例を示すブロツク図、及
び第4図は従来の問題点を説明するための説明図
である。 1……リール台回転検出回路、2……波形整形
回路、4……機構部制御論理回路、5……アクチ
エータ駆動回路、6……アクチエータ、7……機
構部、8……周期比較回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テープの再生走行時に巻取りリール台の回転を
    検出してリール台回転検出手段が発生する電気信
    号に基づいてリール台の回転に応じた周期のリー
    ルパルスを発生するパルス発生手段と、 該パルス発生手段からのリールパルスの周期を
    再生動作時のリールパルスの最短周期と比較し、
    リールパルスの周期が最短周期より短いとき制御
    信号を発生する周期比較回路と、 該周期比較回路からの制御信号に基づいてテー
    プたるみを解消する状態に機構部を作動する機構
    部制御手段と を備えることを特徴とする磁気記録再生装置。
JP13120684U 1984-08-31 1984-08-31 Expired JPH0445139Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13120684U JPH0445139Y2 (ja) 1984-08-31 1984-08-31

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JP13120684U JPH0445139Y2 (ja) 1984-08-31 1984-08-31

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Publication Number Publication Date
JPS6148437U JPS6148437U (ja) 1986-04-01
JPH0445139Y2 true JPH0445139Y2 (ja) 1992-10-23

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