JP2895072B2 - パラメトリックイコライザ - Google Patents

パラメトリックイコライザ

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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パラメトリックイコライザに係り、オーデ
ィオ信号を任意の中心周波数で、レベル及びQ特性を変
化して取り出すパラメトリックイコライザに関する。
[従来の技術] 特開昭55−13600号に開示されているように従来パラ
メトリックイコライザは知られており、通常は3〜5の
フィルタ回路を直列に接続し、それぞれのフィルタ回路
において中心周波数・レベル・Q特性を設定することが
でき、全可聴帯域の周波数特性を制御する。フィルター
回路としては、アナログ回路や入力音声信号をA/D変換
した後の、ディジタル符号を処理するディジタルフィル
タが知られている。
いずれの場合においても、各フィルタ毎に中心周波数
・レベル・Q特性の3つのパラメータを、それぞれボリ
ューム等の操作子を用いて設定する必要があった。
[発明の要点] 本発明は、従来のパラメータの設定方法に比べ、感覚
的に設定状態を把握しやすいように、設定されている状
態をグラフ表示するとともに、表示されているグラフ上
の位置をマウス等のポインティングデバイスで指示する
ことにより、設定状態を変更できるようにした。
このことにより、現在の設定状態と変更しようとする
設定動作とが一致するために、感覚的に操作を行うこと
ができ、容易にパラメトリックイコライザのパラメータ
を設定することができる。
[実施例] 第2図は、パラメトリック・イコライザを、ディジタ
ルフィルターで構成する一実施例のブロック図である。
同図中、表示部2は第3図に示すような周波数特性を表
示するもので、CPUから供給される表示データにもとず
いて、陰極線管(CRT)や液晶表示部にグラフ表示を行
う。設定入力部4は、各種パラメータを設定する操作子
や、予め用意された設定(プリセット)をROM6に複数記
憶し、そのうちの1つを選択する操作子等も含まれる。
DSP12は、ディジタル信号処理用プロセッサで、設定
入力部4にて設定されたイコライザ特性を実現すべくデ
ィジタルフィルタ演算を行うもので、内部に係数メモ
リ、プログラムメモリ等を有し、プログラムメモリに記
憶したプログラムに従って、入力信号と係数メモリに記
憶された係数に基づいて、演算処理を行う。
入力音声信号はディジタル化されたものは、国際的な
規格に定められたフォーマットで入力され、この入力信
号を変換してDSPに供給される。入力音声信号がアナロ
グ信号の場合は、図示しないA/D変換器で所望のサンプ
リング周波数にてディジタル信号に変換した後、DSPに
て演算される。
出力信号も同様にディジタル信号にて出力する場合に
は、上記のようなフォーマットに変換して出力し、アナ
ログ信号にする場合には、図示しないD/A変換器にて変
換出力される。
CPU10は、マイクロコンピュータであって、入力部で
設定されたパラメータに従って、イコライザ特性を得る
べき係数を決定し、DSP12の係数メモリへ供給する。ま
た、イコライザ特性を表示するための情報を表示部2に
供給する。ROM6は、CPU動作を決定するプログラムや、
各種イコライザ特性のプリセット係数及び演算に必要な
定数等を、予め記憶している。RAM8は、CPUにより決定
された係数等を、一時記憶するものである。第1図は、
本発明によるイコライザ特性の変更を処理するフローチ
ャートで、約2msec毎にこのルーチンを実行するもので
ある。なお、メインルーチンでは、前途のとおり各種処
理を行っているが、公知の技術であるので説明は省略す
る。
現在、複数のフィルタのうちの1つがすでに選択され
ており、表示部にはそのフィルタのイコライザ特性が表
示されているものとする。
まず、ステップ1(S1)において、ポインティングデ
バイスの現在のポイント位置を入力する。ポインティン
グデバイスとしてマウスを使用する場合には、マウスに
て表示画面上のカーソル位置を指示するが、このカーソ
ル位置を入力する。第3図において、中心周波数付近の
特性グラフ上(同図1で示す丸)をカーソルで指示した
時は、マウスを横(x方向)に移動すると、中心周波数
を縦(y方向)に移動すると中心周波数での利得(レベ
ル)を変更する。中心周波数から少しはずれたグラフ上
(同図2で示す丸)を指示し、横方向に移動するとQ特
性を変更する。第1図、ステップ2(S2)において、現
在のカーソル位置が第3図に示される2の範囲内にある
かどうかを調べる。上記範囲内にあり、マウスが移動し
て変更を指示している場合は、ステップ3(S3)におい
てQ特性を変更したフィルタの各係数を演算して求め、
DSPに供給する。ステップ4(S4)において、変更され
たイコライザ特性を、表示器にて表示するよう表示デー
タを表示部2へ供給する。
ステップ2において、カーソル位置が第3図中、2の
範囲でない場合にはステップ5(S5)において、カーソ
ルが第3図、1の範囲にあるかどうかを調べる。上記範
囲内にあって、マウスにより変更が指示された場合には
ステップ6(S6)において、変更されたカーソル位置に
対応する中心周波数と利得で新なフィルタ係数を求め、
DSPへ供給する。変更された特性は、ステップ4におい
て、表示部2へ供給する。
フィルタ係数の演算方法については公知であって例え
ば、特開昭58−123219号に開示されている。
ここに他の一例を示す。
2次のバンドパスフィルタの伝達関数H(s)は、 となることが知られている。ここでω=2πf0であっ
てf0は、中心周波数である。また、Q0はQ特性に一致し
ている。このバンドパスフィルタの出力にある係数をか
け、入力と加算することにより、第3図に示す特性が得
られる。一方、2次のディジタルフィルターの伝達関数
H(z)は、 でり、(1)式に、 を代入することにより、各係数を求めることができる。
これらの係数から第4図に示す各係数a1〜a5を求めるこ
とができる。
なお、上記実施例では、マウスを用いて表示画面上の
位置を指定したが、ライトペンなども使用できる。
[発明の効果] 以上のように本発明においては、設定しようとするイ
コライザの特性をグラフ表示し、表示されている位置を
指示及び移動させるようにしたので、イコライザ特性を
感覚的に把握しながら容易にパラメータの設定を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるパラメトリックイコライザのパ
ラメータ設定動作のフローチャート、第2図は本発明の
パラメトリックイコライザの一実施例のブロック図、第
3図は表示部での表示例、第4図はディジタルフィルタ
のブロック図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イコライザ特性が制御可能なフィルタ手
    段、 前記フィルタ手段のイコライザ特性をグラフ表示する表
    示手段、 前記表示手段の表示位置を指定する操作子、 前記操作子により指定された位置と、イコライザ特性を
    表すグラフ上の第1と第2の2つの特定位置との関係を
    判別する手段、 前記判別手段が、第1の特定位置にあることを判別し上
    記操作子が操作されたことを検出するとその操作に基づ
    いて前記表示手段のイコライザ特性の中心周波数と前記
    フィルタ手段のイコライザ特性の中心周波数を、前記判
    別手段が、第2の特定位置にあることを判別し上記操作
    子が操作されたことを検出するとその操作に基づいて前
    記表示手段のイコライザ特性のQ特性と前記フィルタ手
    段のイコライザ特性のQ特性を、それぞれ変更する制御
    手段、 を備えたパラメトリックイコライザ。
JP27176588A 1988-10-27 1988-10-27 パラメトリックイコライザ Expired - Fee Related JP2895072B2 (ja)

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JPH0119179Y2 (ja) * 1987-09-01 1989-06-02

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