JPH06350367A - イコライザ - Google Patents

イコライザ

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JPH06350367A
JPH06350367A JP5166317A JP16631793A JPH06350367A JP H06350367 A JPH06350367 A JP H06350367A JP 5166317 A JP5166317 A JP 5166317A JP 16631793 A JP16631793 A JP 16631793A JP H06350367 A JPH06350367 A JP H06350367A
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敏 中澤
Naoharu Nakamura
尚治 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設定しようとする周波数特性を表示すること
によって熟練者でなくても所望の特性の設定を容易に行
なえるようにする。 【構成】 入力信号をパラメータに応じてDSP10 が濾波
して出力する。DSP10 へのパラメータはCPU14 から与え
られる。CPU14 には表示部16が設けられ、これは操作窓
18と周波数特性表示窓20を有し、操作窓18には、水平方
向に沿って様々な周波数に対応させてスライドボリュー
ム22が表示されている。操作部31によって特定のボリュ
ーム22を指定し、その摘み部24を垂直方向に移動させる
と、移動に応じて、その特定のボリューム22に対応する
周波数での利得が指定され、それに応じて周波数特性表
示窓20には周波数特性図が表示される。CPU14 は、指定
された周波数特性を満足させるためにDSP10 に与えるパ
ラメータを決定し、DSP10 に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イコライザーに関し、
特にグラフィックイコライザやパラメトリックイコライ
ザに関する。
【0002】
【従来の技術】上述したようなグラフィックイコライザ
やパラメトリックイコライザは、例えばオーディオ信号
を拡声する音場の周波数特性を改善するために使用す
る。パラメトリックイコライザは、図5に示すように複
数の可変フィルタ2、2・・・を設け、各フィルタ2に
は、中心周波数f、この周波数fでの利得G、この周波
数fでのQ(選択度)を調整するための回転式のボリュ
ーム4f、4G、4Qが、それぞれ設けられている。
【0003】また、グラフィックイコライザでは、図6
に示すように、例えば20Hzから16kHzまでの周
波数帯において予め定めた周波数ごとに、利得を調整す
るためのスライド式のボリューム6、6・・・が設けら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】パラメトリックイコラ
イザでは、各フィルタ2のボリューム4f、4G、4Q
を調整しているとき、現在の調整状態がどのようなもの
であるか、感覚的に理解できず、パラメトリックイコラ
イザを使いこなすには、かなりの熟練を必要としてい
た。グラフィックイコライザでは、各スライド式のボリ
ューム6の位置を見ることによって、パラメトリックイ
コライザよりも調整が容易であるが、それでも、熟練を
要することには代わりはない。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、設定された周波数特性を肉眼で
確認することができるようにしたイコライザを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、操
作窓と周波数特性表示窓とを有する表示手段が設けられ
ている。上記操作窓では、その一辺に平行な方向に沿っ
て周波数の設定領域が設けられ、上記一辺に垂直な方向
に沿って上記各周波数における特性の設定領域が設けら
れている。上記周波数特性表示窓には、上記操作窓の上
記一辺に平行な方向を上記各周波数に対応する周波数軸
とし、この周波数軸に垂直な方向を上記各周波数におけ
る特性を表す軸とする連続的な周波数特性図が表示され
る。また、上記操作窓において、上記周波数設定領域と
上記特性設定領域とを指定する操作手段が設けられてい
る。この操作手段の指示に応じて変更手段が、上記周波
数特性図の表示を変更する。この他に、本発明では、入
力信号をパラメータに応じて濾波して出力するフィルタ
手段と、上記操作手段の操作に応じて上記パラメータを
決定するパラメータ決定手段と、このパラメータ決定手
段によって決定された上記パラメータを上記フィルタ手
段に送出する送出手段とが、設けられている。
【0007】なお、上記記操作窓の上記各周波数設定領
域には複数の操作表示が予め表示され、これら操作表示
は、上記特性設定領域上を移動可能であり、上記変更手
段は、上記操作手段の指示に応じて上記操作表示及び上
記周波数特性図の表示を変更するように構成することが
できる。また、変更手段は、上記操作手段の操作と同時
に上記操作表示及び上記周波数特性図表示を変更するこ
ともできる。
【0008】また、上記操作窓の周波数設定領域及び特
性設定領域を移動可能に操作表示が表示され、上記変更
手段は、上記操作手段の指示に応じて上記操作表示及び
上記周波数特性図の表示を変更するように構成すること
ができる。
【0009】
【作用】本発明によれば、操作窓の周波数設定領域を操
作手段によって指定し、その指定された周波数設定領域
における特性領域を操作手段によって指定することによ
って、周波数特性表示窓には、指定された周波数特性が
表示される。さらに、操作手段における周波数設定領域
及び特性設定領域の操作に応じて、パラメータ決定手段
が、フィルタ手段のパラメータを決定し、フィルタ手段
に送出手段が送出する。
【0010】操作窓には、各周波数設定領域にそれぞれ
操作表示が表示される場合があり、この場合には、各操
作表示に対応する特性設定領域を操作手段で操作するこ
とにより、変更手段が操作表示を操作された特性設定領
域に対応させて、移動させる。よってグラフィックイコ
ライザーとして使用できる。
【0011】操作窓には、各周波数設定領域を移動可能
に操作表示が表示される場合があり、この場合には操作
手段によって周波数設定領域を操作し、さらに、操作さ
れた周波数設定領域において、特性設定領域を操作手段
によって操作すると、操作された周波数設定領域及び特
性設定領域に操作表示が移動する。従って、パラメトリ
ックイコライザとして使用できる。
【0012】
【実施例】第1の実施例は、図1(a)に示すように、
DSP(ディジタル信号処理装置)10を有している。
このDSP10には、A/D変換器12によってディジ
タル化されたディジタルオーディオ信号が供給される。
DSP10は、CPU14から送出されたパラメータに
従って周波数特性が設定されたディジタルフィルタとし
て機能する。このDSP10によってフィルタ処理され
たディジタル信号は、D/A変換器16によってアナロ
グオーディオ信号に変換されて、出力される。
【0013】CPU14は、CRTまたはLCD等から
なる表示部16を有している。この表示部16には、D
SP10の特性を設定するモード(エディットモード)
のとき、図1(b)に示すような画面が、CPU14か
らの指示によって表示される。この画面には、操作窓1
8と周波数特性表示窓20とが表示されている。
【0014】操作窓18には、複数のスライド式ボリュ
ーム22が表示されている。これらボリューム22は、
水平方向に沿って予め定めた例えば20Hzから16k
Hzまでの様々な周波数に対応する位置に表示されてい
る。これらスライド式ボリューム22は、それぞれ摘み
部24を有し、これら摘み部24は、後述する操作部3
1からの操作によって、垂直方向に移動する。
【0015】摘み部24が、或る基準位置、例えば垂直
方向の中間点にある場合、そのスライドボリューム22
に対応する周波数での利得が0dBであることを表し、
中間点よりも上方にある場合、上記周波数での利得が、
中間点からの移動距離に比例して増強される(正の値の
dB)ことを表し、中間点よりも下方の場合、上記周波
数での利得が、その中間点からの距離に比例して減衰さ
れる(負の値のdB)ことを表している。
【0016】周波数特性表示窓20は、その中央に水平
方向に周波数軸24が表示されている。この周波数軸2
4において、操作窓18の各スライド式ボリューム22
に対応する位置は、各スライド式ボリューム22に割り
当てられている周波数に対応する。また、この周波数特
性表示窓20の左端には、垂直方向に沿って利得軸26
が表示されている。そして、この周波数特性表示窓20
には、各スライドボリューム22の摘み部24の操作位
置によって決定される周波数対利得特性が表示される。
【0017】例えば、図1(b)では、25Hzに対応
するスライドボリューム22の摘み部24が最上部に位
置し、40Hzに対応するスライドボリューム22の摘
み部24が中間点よりやや下方に位置しているので、周
波数対利得特性図は、25Hzに大きな山を持ち、40
Hzに小さな谷を持つ特性として表示される。また、こ
の周波数対利得特性図は、操作部31によって摘み部2
4が移動されると、同時に変化する。
【0018】なお、操作窓18の左方には、Qの設定窓
30も表示されており、この設定窓30を操作部31に
よって操作するたびに、Q値が、例えば3、5、7とい
うように順に変化する。このQ値に応じて、周波数特性
図に表示された周波数対利得特性図の山や谷の急峻性が
変化する。
【0019】CPU14は、上述したような操作部31
も有している。この操作部31としては、例えばキーボ
ードやマウスが使用される。
【0020】このようなイコライザの動作を図2に示す
フローチャートを参照しながら説明する。まず、エディ
ットモードに入ると、キーボードのキーまたはマウスが
操作されたか判断する(ステップS2)。操作されてい
なければ、操作されるまでステップS2を繰り返す。操
作されていると、その操作が周波数であるかQであるか
を判断する(ステップS4)。即ち、操作されたのが操
作窓18内の摘み部24のいずれかであるか、Q設定窓
30であるかを判断する。
【0021】例えば、摘み部24が操作されると(この
操作は、例えばマウスで行われた場合、利得を調整しよ
うとする周波数のスライド式ボリューム22の摘み部2
4上でマウスをクリックすることによって開始され、ク
リックしたまま所望の利得となるまで、マウスを上また
は下方向へ移動させ、所望の利得になるとクリックを解
除することによって終了する。)、キーまたはマウスの
操作に応じて周波数と利得を決定する(ステップS
6)。即ち、各摘み部24がいずれの周波数に属するも
のかによって利得を変化させる周波数を決定する。そし
て、マウスが、中間点からどれだけ変化したかによって
利得を決定する。
【0022】次に、この決定された周波数と利得に応じ
て、操作窓18と特性窓20の表示を変更する(ステッ
プS8)。そして、操作が終了か判断する(ステップS
10)。即ち、マウスの場合、クリックが解除されたか
判断する。もし、終了していないと、ステップS2に戻
る。従って、マウスの場合、クリックを解除するまで、
摘み部24の移動及び周波数対利得特性の表示の変更
は、マウスの移動と実質的に同時に行われているように
見える。
【0023】また、ステップS4において、Qが操作さ
れると、キーまたはマウスの操作に応じてQを決定する
(ステップS12)。例えば、マウスによってQ操作窓
30が操作されると、Q値が予め定められた値、例えば
3であったのが5に変化する。そして、決定されたQ値
に応じて操作窓18と周波数特性表示窓20の表示が、
ステップS8によって変化させられる。
【0024】例えば、Q操作窓30の値が3であったの
が、5に変化し、これに応じて周波数特性表示窓20に
表示されている周波数対利得特性図の山や谷の急峻性が
変化する。そして、ステップS10において、終了操作
であるか判断される。例えばマウスの場合、ダブルクリ
ックされたか判断する。終了操作でないと、ステップS
2に戻る。従って、さらにQ操作窓30を操作すると、
上記と同様にして、Q値が5から7に変化し、周波数対
利得特性図の山や谷の急峻性が変化する。
【0025】ステップS10において、終了操作と判断
されると、次にCPUに内蔵するタイマーをリセットし
て、新たにカウントを開始する(ステップS14)。そ
して、キーまたはマウスが操作されたか判断する(ステ
ップS16)。ここで操作が行われると、まだ周波数特
性に変更があると判断し、ステップS4以降を再び実行
し、特性設定の変更を行う。従って、様々な周波数帯に
おいて、様々な利得を設定することができる。
【0026】次に、タイマー時間が満了したか判断し
(ステップS18)、満了していなければ、ステップS
16に戻る。即ち、特性の設定が行われてから、所定時
間の間に、設定の変更がなければ、設定が確定したと判
断する。
【0027】そして、ステップS18において、タイマ
ー時間が満了したと判断されると、即ち設定が確定した
と判断されると、先のマウス等の操作部31の操作によ
って確定された様々な周波数における利得及びQ値に基
づいて、これらの特性を持つフィルタとしてDSP10
を機能させるために、DSP10に設定する必要のある
パラメータ(フィルタ係数)を決定する(ステップS2
0)。そして、これをDSP10に送出する(ステップ
S22)。次に、エディットモードが終了か判断し(ス
テップS24)、終了でなければ、ステップS2に戻
り、終了であれば、エディットモードを終了する。
【0028】このようにして、第1の実施例では、通常
のグラフィックイコライザと同様に様々な周波数におけ
る周波数特性を設定でき、その設定された周波数特性
が、設定と同時に周波数特性表示窓20に表示される。
【0029】図3及び図4に第2の実施例を示す。この
実施例は、パラメトリックイコライザに対応するもの
で、第1の実施例と同様に、DSP10、A/D変換器
12、D/A変換器16、CPU14、表示部16及び
操作部31を有している。しかし、表示部16に表示さ
れる表示が第1の実施例と異なる。
【0030】即ち、図3に示すように、表示部16に
は、操作窓18aと周波数特性表示窓20とが表示され
る。周波数特性表示窓20は、第1の実施例の周波数特
性表示窓20と同一であるが、操作窓18aは、第1の
実施例の操作窓18と異なり、予め1つのスライドボリ
ューム32が表示されている。このスライドボリューム
32は、摘み部34と、この摘み部34が摺動する溝部
36を有し、この溝部36の上部には、このスライドボ
リューム32が位置する周波数を表示する周波数窓38
も表示され、この周波数窓38の右横には、Q設定窓4
0U、40Dが表示されている。
【0031】これらの表示は、例えばマウスによって溝
部36をクリックし、そのまま水平方向に移動させる
と、スライドボリューム32の表示全体が移動し、周波
数窓38には、スライドボリューム32の表示が位置す
る周波数が表示がされる。そして、希望の周波数になる
まで、これらの表示を移動させた後(クリックを解除し
た後)、摘み部34をクリックして、上または下方向に
移動させると、その周波数における利得が設定される。
このとき、周波数特性表示窓20には、その周波数にお
ける利得に応じて山または谷が表示される。
【0032】そして、Q設定窓40Uまたは40Dをク
リックするごとに、Q値が増加または減少し、それに応
じて、そのスライドボリュームに対応する周波数対利得
特性の山または谷の急峻性が変化する。即ち、この実施
例では、Q値は各山や谷ごとに設定される。
【0033】このようにスライドボリューム等の表示を
所望の様々な周波数に移動させて、利得及びQ値を設定
することによって、周波数特性を設定することができ
る。
【0034】このように設定するためのイコライザの動
作をフローチャートによって図4に示す。まず、エディ
ットモードとされると、図2のフローチャートと同様
に、キーまたはマウスが操作されているか判断する(ス
テップS2)。キーまたはマウスが操作されていると、
その操作は周波数であるか、利得であるか、Qであるか
判断する(ステップS4a)。
【0035】周波数であると判断されると、即ちスライ
ドボリュームの溝部36が、例えばマウスによってクリ
ックされていると、操作に応じて周波数を決定する(ス
テップS26)。即ち、溝部36がクリックされて基準
の位置から水平方向にどれだけ移動したかを決定する。
そして、操作窓18a及び周波数特性表示窓20の表示
を変更する(ステップS8)。
【0036】即ち、操作窓18aでのスライドボリュー
ム等を決定された量だけ移動させて表示すると共に、そ
のときの摘み部34の位置に応じた利得、そのときのQ
値に応じた周波数特性を表示する。そして、終了操作で
あるか判断する(ステップS10)。この場合、クリッ
クされた状態が解除されているか判断する。
【0037】終了操作でなければ、ステップS2以降が
実行される。従って、クリックを解除せずに、マウスの
操作を継続すると、スライドボリューム32の移動も継
続する。
【0038】摘み部34をクリックしていると、ステッ
プS4aで利得の変更と判断され、操作に応じた利得が
決定される(ステップS28)。即ち、摘み部34をク
リックして、そのまま上方または下方にマウスを移動さ
せると、その移動に応じて、その摘み部34が位置する
周波数の利得が決定される。そして、ステップS8が実
行され、摘み部34の表示も上方または下方に移動し、
かつ周波数特性表示部20にも山または谷が形成され
る。
【0039】次にステップS10において、終了操作か
判断する。即ち、クリック状態が解除されているか判断
し、解除されていないと、ステップS2以降が再び実行
される。従って、クリック状態を解除するまで、摘み部
34の表示は、マウスと共に移動し、かつ周波数特性の
山または谷も、マウスと共に移動する。
【0040】また、Q操作窓40Uまたは40Dをクリ
ックすると、ステップS4aでQの設定と判断され、操
作に応じたQの決定が行われる(ステップS30)。即
ち、Q操作窓40Uがクリックされると、Q値が予め定
めた値だけ増加し、反対にQ操作窓40Dがクリックさ
れると、Q値が予め定めた値だけ減少する。
【0041】そして、これに応じてステップS8におい
て、周波数特性表示窓20において、そのQ操作窓40
U、40Dが対応する周波数を頂点とする山または谷の
急峻性を決定されたQ値に応じて変化させる。そして、
終了操作かステップS10において判断する。この場
合、例えば、マウスがダブルクリックされたか判断す
る。終了操作でなければ、ステップS2以降が再び実行
される。従って、Q操作窓40U、40Dをクリックす
るたびに、Q値が変更され、それにつれて対応する周波
数対利得特性の急峻性も変化する。
【0042】終了操作以後の処理は、図2に示した第1
の実施例での処理と同一であるので、詳細な説明は省略
する。
【0043】上記の両実施例では、周波数特性表示窓2
0には、周波数対利得特性のみを表示したが、これに代
えて、或いはこれに加えて周波数対位相特性も表示する
ようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明によるイコライザ
では、操作窓の周波数設定領域及び周波数特性設定領域
を操作することによって周波数特性が設定され、かつ設
定された周波数特性が周波数特性設定窓に表示されるの
で、どのような周波数特性の設定を行っているかを感覚
的に理解することができる。従って、このようなイコラ
イザの調整に習熟していない者が調整を行っても、容易
に所望の周波数特性に設定することができる。しかも、
本発明によるイコライザでは、周波数特性の設定を行う
と、実質的に同時に設定された周波数特性が周波数特性
表示窓に表示されるので、速やかにどのように周波数特
性を設定したかを知ることができる。さらに、操作窓の
周波数設定領域にそれぞれ操作表示を設けた場合、従来
のグラフィックイコライザと同様な感じで調整すること
ができるので、従来のグラフィックイコライザに習熟し
ているものにとって便利である。また、操作窓の周波数
設定領域及び特性設定領域を操作表示の移動と共に設定
する場合、細かな周波数設定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるイコライザの第1の実施例のブロ
ック図及び同第1の実施例の表示部の表示画面を示す図
である。
【図2】同第1の実施例のフローチャートである。
【図3】同第2の実施例の表示部の表示画面を示す図で
ある。
【図4】同第2の実施例のフローチャートである。
【図5】従来のパラメトリックイコライザの正面図であ
る。
【図6】従来のグラフィックイコライザの正面図であ
る。
【符号の説明】
10 DSP(フィルタ手段) 14 CPU(変更手段、パラメータ決定手段、送出手
段) 16 表示部(表示手段) 18 18a 操作窓 20 周波数特性表示窓 24 摘み部(操作表示) 31 操作部(操作手段) 32 スライドボリューム表示(操作表示)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作窓と周波数特性表示窓とを有し、上
    記操作窓は、その一辺に平行な方向に沿って周波数の設
    定領域が設けられ、上記一辺に垂直な方向に沿って上記
    各周波数における特性の設定領域が設けられ、上記周波
    数特性表示窓は、上記操作窓の上記一辺に平行な方向を
    上記各周波数に対応する周波数軸とし、この周波数軸に
    垂直な方向を上記各周波数における特性を表す軸とする
    連続的な周波数特性図が表示される表示手段と、 上記操作窓において、上記周波数設定領域と上記特性設
    定領域とを指定する操作手段と、 上記操作手段の指示に応じて上記周波数特性図の表示を
    変更する変更手段と、 入力信号をパラメータに応じて濾波して出力するフィル
    タ手段と、 上記操作手段の操作に応じて上記パラメータを決定する
    パラメータ決定手段と、 このパラメータ決定手段によって決定された上記パラメ
    ータを上記フィルタ手段に送出する送出手段と、 を具備するイコライザ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のイコライザーにおいて、
    上記記操作窓の上記各周波数設定領域には複数の操作表
    示が予め表示され、これら操作表示は、上記特性設定領
    域上を移動可能であり、上記変更手段は、上記操作手段
    の指示に応じて上記操作表示及び上記周波数特性図の表
    示を変更することを特徴とするイコライザ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のイコライザにお
    いて、上記変更手段は、上記操作手段の操作と実質的に
    同時に上記操作表示及び上記周波数特性図の表示を変更
    することを特徴とするイコライザ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のイコライザにおいて、上
    記操作窓の周波数設定領域及び利得設定領域を移動可能
    に操作表示が表示され、上記変更手段は、上記操作手段
    の指示に応じて上記操作表示及び上記周波数特性図の表
    示を変更することを特徴とするイコライザ。
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