JP2894225B2 - 車両の燃料配管構造 - Google Patents

車両の燃料配管構造

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    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • B60K15/04Tank inlets
    • B60K2015/0458Details of the tank inlet
    • B60K2015/0474Arrangement of fuel filler pipes in relation to vehicle body

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体側面にある給油口
から車体下部に据付けた燃料タンクへ燃料を導く車両の
燃料配管構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車(車両)では、車体を構成するク
ォータパネル部に給油口を設け、この給油口から下方へ
延びるフィラパイプを通じて、車体フロアの下に在る燃
料タンクへ燃料を導くことが行われている。
【0003】こうした燃料配管には、実公平2−398
58号公報に示されるように、車体を構成するサイドフ
レームを活用して、フィラパイプを配管させる構造が提
案されている。
【0004】これは、サイドフレームの燃料タンクに近
い側と、給油口に近い側との壁部にそれぞれ通孔を設
け、これら通孔を通してサイドフレームの内腔部にフィ
ラパイプを挿通し、このフィラパイプの給油口側の端部
をクォータパネル部に在る給油口取付座に固定し、燃料
タンク側の端部を燃料タンクの入口部に連通させる構造
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、こうしたサ
イドフレームを利用した構造は、フィラパイプを安定し
た姿勢で取付けることは難しい。すなわち、フィラパイ
プが貫通する通孔は、サイドフレームの制約から大きな
開口が設定しにくい。
【0006】このため、フィラパイプ端を給油口取付座
に取り付ける際、フィラパイプ端と給油口取付座との間
で位置ずれ(フィラパイプ,車体の製作誤差などを要因
として生じるもの)が生じたようなときは、ずれの吸収
ができずに、フィラパイプが通孔の開口縁と干渉して給
油口取付座にフィラパイプ端が接続できなかったり、あ
るいは無理な力が加わったままフィラパイプ端が接続さ
れて、不安定な取付姿勢となってしまうことがある。特
に、これは複雑に曲成しているフィラパイプを取付ける
ときに起こりやすい。
【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、既に在るボディフレーム
を活用して、ボディフレームと干渉せず、常にフィラパ
イプを安定した取付け姿勢で配管させることができる車
両の燃料配管構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、一端部がクォータパネル部に設けた給油
口取付座に固定され、他端部が車体フロアのキックアッ
プ部とサイドフレームとの間の車幅方向に開口する部分
を埋めているサイドフレーム部材へ向かって下方へ延び
て吊持されるフィラパイプを設け、サイドフレーム部材
に車幅方向に貫通するように貫通孔を設け、フィラパイ
プの他端部に、サイドフレーム部材の外側から貫通孔に
遊挿されて内側へ差込まれ、貫通孔との遊嵌によって下
部支持位置が定まる差込み部を設け、この支持位置が定
められた差込み部を固定する手段を設け、貫通したフィ
ラパイプの他端部を車体に据え付けた燃料タンクに接続
するための柔軟性のあるホース手段を設けたことにあ
る。
【0009】
【作用】本発明によると、車体に燃料配管を組み付ける
ときは、まず、フィラパイプの差込み部をサイドフレー
ム部材に在る貫通孔に差込み、残る端部を先端を給油口
取付座に位置決める。
【0010】ついで、フィラパイプの他端部を給油口取
付座に固定する。すると、フィラパイプの全体は、上端
部が支持され、差込み部が貫通孔内に浮いて、上方から
吊り下がるような状態に配置される。
【0011】このとき、フィラパイプと給油口取付座と
の間で位置ずれ(フィラパイプ,車体の製作上の誤差な
どによる)が生じていたようなときは、フィラパイプの
下端の自由変位によって、自然に吸収されることにな
る。
【0012】なお、差込み部が差込まれている貫通孔
は、大きな開口が形成可能なサイドフレーム部材に設け
てあるので、位置ずれ程度ではフィラパイプの他端部は
貫通孔の開口縁に干渉しない。
【0013】これにより、フィラパイプは良好な取付姿
勢となる。ついで、このフィラパイプの差込み部を車体
に固定し、フィラパイプを良好な取付姿勢のまま保持さ
せる。
【0014】この後、フィラパイプの貫通端と燃料タン
クとの間を、柔軟性のあるホース手段で接続して、フィ
ラパイプと燃料タンクとの間で生じている相対的な位置
ずれを吸収する。こうした組付けにより、位置ずれによ
る負担が加わるのを防ぎつつ、フィラパイプは安定した
取付け姿勢で車体に組付けられる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図1ないし図15に示す一実
施例にもとづいて説明する。図1は本発明を適用した自
動車(車両)を示し、図1中1は例えば前・後部にそれ
ぞれ座席(図示しない)を有する車体である。
【0016】この車体1は、例えば箱形のボディ2と同
ボディ2のフロア下に在る車体前後方向に延びる一対の
サイドフレーム3,3とが組合って構成されていて、フ
ロント側には前輪4(操舵輪)が懸架され、リア側には
後輪5(駆動輪)が懸架してある。
【0017】またフロア2aの後席が据付くリア部分に
は、図2〜図4に示されるように略直角に持ち上がって
他のフロア部分よりリア側のフロア部分を高くするキッ
クアップ部6が形成されている。
【0018】このキックアップ部6が在るサイドフレー
ム3,3の部位は、通常、図2〜図4に示されるように
車体中央の部分よりも高い位置となるよう斜め上方に曲
がる段差部7となっている。そして、この段差部7に
は、この段差部7とキックアップ部6とで囲まれた略三
角形状の空隙(車幅方向に開口する部分)を埋めるよ
う、断面が逆ハット形の外形が略三角柱形をなしたフレ
ーム部材8(サイドフレーム部材に相当)が固着されて
いて、サイドフレーム3と共にキックアップ部6を支え
る構造にしてある。
【0019】車体1のフロア下部のうち、例えば車幅方
向左側の段差部7ならびに同じくフレーム部材8と隣接
した部位には、燃料タンク9が据え付けてある。なお、
燃料タンク9の段差部7,フレーム部材8と隣合う部分
からは、入口部となる口体10a,ブリーザの口体10
bが突き出ている。
【0020】ボディ2のうち、車体幅方向左側のクォー
タパネル部2bには、例えば後輪5を収めるホイールハ
ウス11の前上端の付近に位置して、給油口取付座2c
が設けられている。
【0021】給油口取付座2cには、図5および図7に
示されるようにクォータパネル部2bの外面に、蓋12
aで開閉される箱形の凹部12を形成し、この下部壁1
2bに図3に示されるように支持孔13を設けた構造が
採用してある。
【0022】本発明の要部となる燃料配管は、こうした
燃料取付座2aと燃料タンク9の入口側との両者を、左
側のフレーム部材8を貫通して、結ぶものである。図4
にはこの配管構造を正面から見た図が示され、図5には
同配管構造を側面から見た一部断面した図が示され、図
6には同配管構造を平面から見た一部断面した図が示さ
れている。
【0023】この燃料配管構造について説明すれば、1
5はフレーム部材8に設けた、長孔で構成される貫通孔
である。貫通孔15は、図3に示されるようにフレーム
部材8の両側面に、段差部7の前側の角部から後側の角
部に向かって斜め方向に延びる長孔状の開口16,16
を穿設し、この開口間に長孔筒状に形成した筒体17を
嵌挿して、筒体17の両端を溶接などの手段でフレーム
部材8の側面に固着した構造が採用してある。
【0024】燃料タンク9の各口体10a,10bは、
この貫通孔15に向かって突き出ている。また、19は
フィラパイプである。このフィラパイプ19の中間部分
は、ホイールハウス11を構成するインナパネル11a
のフロント側の外周部とこれに対向するクォータパネル
部2bとの間をホイールハウス形状にならって車体前後
方向に挿通してある。
【0025】このフィラパイプ19の後端部(車体後方
の端部)が、曲成しながら給油口取付座2cの支持孔1
3へ延びている。このフィラパイプ10の後端部は、図
3および図7に示されるように下部壁12bを挟んで配
置してある、フィラパイプ端の外面に嵌合されて固定さ
れた取付ブラケット20と、フィラパイプ端の内面に嵌
合された入口キャップ取付部材21との両者間をボルト
22で締結することによって固定されている。これに
て、クォータパネル部2bに給油口23を構成してい
る。但し、24は入口キャップ取付部材21に着脱自在
に取付けられた、給油口23を開閉するためのキャップ
を示す。
【0026】フィラパイプ19の前端側(車体前方側)
は、フレーム部材18の車幅方向外側に向かって延びて
いて、両端部はフレーム部材18の側面と略直角に起立
するような向きに曲成してある。この略直角に曲がった
端部分を利用して、フィラパイプ19の前端部に差込み
部19aを形成してある。
【0027】この差込み部19aがフレーム部材18の
外側から貫通孔15に遊挿されて内側へ差込まれてい
る。この貫通孔15と差込み部19aとの遊嵌を利用し
て、フィラパイプ19を給油口取付座2cから吊り下が
る状態に支持させて、フィラパイプ端と給油口取付座2
cとの間で生じる位置ずれ(フィラパイプ19,車体1
の製作上の誤差などによる)を吸収できるようにしてあ
る(位置決め)。
【0028】またフィラパイプ19の後端側からは、フ
ィラパイプ19の形状に略ならってブリーザチューブ3
5が延びている。このブリーザチューブ35の前端部
も、フィラパイプ端と並んで、貫通孔15に同方向から
差し込んである。なお、35aはブリーザチューブ35
の前端部に形成してある差込み部を示す。
【0029】また貫通孔15の入口直前のフィラパイプ
部分の下面部には、ステー25が径方向下向きに突設し
てある。ステー25は、図3および図8に示されるよう
に例えばパイプ下部に固定されたパイプ外周面にならう
円弧形の受部26と、この受部26から延出したフレー
ム部材18の側面と重なる側部をもつ略断面コ字形の延
出部分27(脚部分)とを有して構成される。
【0030】延出部分27の先端側の側壁部分には、通
孔29が穿設されていて、同通孔29から、フレーム部
材18の側面に固着した台状の取付座30の裏面に在る
ナット31aへねじ31を螺挿することで、ステー先端
部をフレーム部材18の側面に固定してある。
【0031】ここで、通孔29は、例えば起こりうる位
置ずれに対応して、基準位置となる取付座30のねじ孔
30aの径よりも大きな孔径にしてあり、ずれた位置で
そのままフィラパイプ19の前端部を固定できるように
してある。
【0032】なお、貫通孔15は、たとえステー25の
ねじ止め点を支点として差込み部19a,35aが揺動
変位することがあっても、これらとは干渉しないよう、
前後方向ならびに上下方向に大きくしてある。
【0033】貫通孔15を貫通したフィラパイプ19の
前端部は、柔軟性を有するゴムホース32(ホース手
段)を介して燃料タンク9の口体10aに接続されてい
る。なお、ゴムホース端は、フィラパイプ端、口体10
aに外挿されて、クリップ33で固定してある。
【0034】このゴムホース32の柔軟性を利用して、
フィラパイプ19の前端部に表れる燃料タンク9との相
対的な位置ずれを吸収する構造にしている。また貫通孔
15を貫通したブリーザチューブ35の前端部も、同様
に柔軟性を有するゴムホース36(ホース手段)および
クリップ37を用いて、燃料タンク9の口体10bに接
続してある。
【0035】つぎに、このように構成された燃料配管構
造の作用について説明する。車体1に燃料配管を組み付
けるときは、まず、ブリーザチューブ35が付いている
フィラパイプ19を車体内側へ配置することから始ま
る。
【0036】これには、まず、図9および図10中の二
点鎖線で示されるように車体後側に後端側を向け、車体
前側に前端側を向けて横向きにしたフィラパイプ19を
用意しておく。
【0037】このフィラパイプ19を車体1の下側か
ら、ホイールハウス11のインナパネル11aとクォー
タパネル部2bとで囲まれる空間内に挿入しながら、フ
ィラパイプ19の差込み部19aをブリーザチューブ3
5の差込み部35aと共に車幅方向外側から貫通孔15
へ差し込む。
【0038】ついで、図11中の実線で示されるように
フィラパイプ19を、貫通孔15に差込まれている差込
み部19aを支点として、車体1の前側へ回動させて、
フィラパイプ19の後端部を給油口取付座2cの近くに
導き、その後、同フィラパイプ19を二点鎖線の矢印方
向に向かって上方へ引き上げて、同フィラパイプ19の
後端部を給油口取付座2cに位置決める。
【0039】この後、従来、行われていたのと同じ作業
で、図12に示されるように車体外側(凹部空間)か
ら、入口キャップ取付部材21を支持孔13を通じてフ
ィラパイプ後端へ挿入した後、入口キャップ取付部材2
1に在るボルト挿入孔21aから、支持孔13の周辺に
在るボルト挿通孔13a(いずれも図3にだけに図示)
を通じて、取付ブラケット20のねじ孔20aへボルト
22を螺挿して、フィラパイプ19の後端部を給油口取
付座2cに固定する。
【0040】すると、フィラパイプ19の全体は、図1
3に示されるように差込み部19a,35aが貫通孔1
5内で浮いた状態のまま、給油口取付座2aから吊り下
がるように支持される。
【0041】ここで、フィラパイプ19と給油口取付座
2cとの間で位置ずれ(フィラパイプ19,車体1の製
作上の誤差などによる)が生じていたような場合は、こ
のときのフィラパイプ19の下端の自由変位によって、
自然に吸収されることになる。
【0042】なお、貫通孔15は、大きな開口が形成可
能なフレーム部分8の側面に設けてあるので、フィラパ
イプ19と給油口取付座2cとの間で起きる位置ずれ程
度では差込み部19a,35aが貫通孔15の開口縁に
干渉することはない。
【0043】これにより、フィラパイプ19の良好な取
付姿勢が得られる。この後、図8に示されるようにねじ
31をステー25の通孔29から取付座30に在る通孔
30aならびにナット31aに向かって螺挿して、ステ
ー25を固定する。
【0044】このとき、通孔29は、ねじ孔30aより
も大きな径に定めてあるので、位置ずれがあれば、図1
4および図15に示されるように通孔29がねじ孔30
aからずれた位置に配置されて固定される。つまり、フ
ィラパイプ19は位置ずれが吸収しながら固定される。
【0045】これにより、フィラパイプ19は良好な取
付姿勢のまま保持される。この後、フィラパイプ19の
貫通端と燃料タンク9の口体10aとにゴムホース32
の端部を外挿し、クリップ33でゴムホース端を固定す
る。
【0046】同様にブリーザチューブ35の貫通端と燃
料タンク9の口体10bとをゴムホース36およびクリ
ップ37で固定すれば、フィラパイプ19,ブリーザチ
ューブ35と燃料タンク9との間は、同間で生じていた
相対的な位置ずれが吸収されながら接続される。
【0047】こうした組付けにより、従来のような位置
ずれによる負担を解消しながら、フィラパイプ19を安
定した取付け姿勢で車体1に組付けることができる。こ
の結果、従来のような通孔の開口縁と干渉して給油口取
付座2cにフィラパイプ19が接続できなかったり、無
理な力が加わったままでフィラパイプ19が接続される
のを解消できる。
【0048】しかも、フレーム部分8に貫通孔15を設
けた構造は、径を大きく設定することができるので、フ
レーム部分8による保護機能を発揮し易い利点がある。
そのうえ、ステー25を用いて1本のねじ31で差込み
部19a,35aを締結構造は、部品点数を最少に抑え
た構成で、フィラパイプ19が貫通孔15に干渉するの
を防ぐこともができる。
【0049】なお、一実施例では、大径な孔を通孔29
に用いてステー25を固定する構造を採用したが、これ
に限らず、例えば起こりうる位置ずれに対応した方向に
延びる長孔を通孔29に用いて、ステー25を固定して
もよい。むろん、他の構造を用いて、フィラパイプの後
端部を固定しても構わない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ィラパイプを給油口取付座から吊り下げるようにして保
持する構造ならびにフィラパイプ端と燃料タンクとをホ
ース手段で接続する構造によって、フィラパイプと給油
口取付座との間で生じる位置ずれをボディフレームと干
渉することなく吸収しながら、フィラパイプを適正な取
付姿勢で保持することができるようになる。したがっ
て、常にフィラパイプを安定した取付け姿勢で配管させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の燃料配管構造が施された車
両の斜視図。
【図2】同燃料配管構造を車体内側から示す斜視図。
【図3】同燃料配管構造の各部を説明するための分解斜
視図。
【図4】同燃料配管構造を車体側面から見た図。
【図5】図4中のA−A線から見た燃料配管構造を示す
図。
【図6】図5中のB−B線から見た燃料配管構造を示す
図。
【図7】図5中のC−C線に沿う給油口回りの構造を示
す断面図。
【図8】フィラパイプの差込み部の保持構造を説明する
ための斜視図。
【図9】燃料配管を組付けるときのフィラパイプを車体
内側へ入れる工程を説明するための図。
【図10】同工程におけるフィラパイプの差込み部を貫
通孔に差込む作業を説明するための図。
【図11】続くフィラパイプの前側を回動ならびに上方
に引き上げる工程を説明するための図。
【図12】続くフィラパイプの上端部を給油口取付座に
固定する工程を説明するための図。
【図13】続くフィラパイプの下端部を保持する工程を
説明するための図。
【図14】同工程におけるステーがフレーム部分にねじ
止めされたときの状態を示す図。
【図15】図14中のD−D線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…車体 2a…フロア 2
c…給油口取付座 3…サイドフレーム 6…キックアップ部
8…フレーム部分 9…燃料タンク 11…ホイールハウス 1
5…貫通孔 19…フィラパイプ 19a…差込み部
20…取付ブラケット 21…入口キャップ取付部材 25…ステー
29…通孔 30…取付座 32…ゴムホース(ホー
ス手段) 33…クリップ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部がクォータパネル部に設けた給油
    口取付座に固定され、他端部が車体フロアのキックアッ
    プ部とサイドフレームとの間の車幅方向に開口する部分
    を埋めているサイドフレーム部材へ向かって下方に延び
    て吊持されるフィラパイプと、 前記サイドフレーム部材に車幅方向に貫通するように形
    成された貫通孔と、 前記フィラパイプの他端部に形成され、前記サイドフレ
    ーム部材の外側から前記貫通孔に遊挿されて内側へ差込
    まれ、前記貫通孔との遊嵌によって下部支持位置が定ま
    る差込み部と、 この支持位置が定められた差込み部を車体に固定する手
    段と、 前記貫通したフィラパイプの他端部を車体に据え付けた
    燃料タンクに接続するための柔軟性のあるホース手段
    と、 を具備したことを特徴とする車両の燃料配管構造。
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FR3062821B1 (fr) * 2017-02-14 2021-05-21 Peugeot Citroen Automobiles Sa Procede de montage d’une goulotte de remplissage de carburant dans un passage de roue de vehicule, et goulotte et passage de roue adaptes

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