JP2892133B2 - モノアゾ及びポリアゾ染料の製造方法 - Google Patents
モノアゾ及びポリアゾ染料の製造方法Info
- Publication number
- JP2892133B2 JP2892133B2 JP2257602A JP25760290A JP2892133B2 JP 2892133 B2 JP2892133 B2 JP 2892133B2 JP 2257602 A JP2257602 A JP 2257602A JP 25760290 A JP25760290 A JP 25760290A JP 2892133 B2 JP2892133 B2 JP 2892133B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coupling
- resorcinol
- diazo
- nitro
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B41/00—Special methods of performing the coupling reaction
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B41/00—Special methods of performing the coupling reaction
- C09B41/006—Special methods of performing the coupling reaction characterised by process features
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B33/00—Disazo and polyazo dyes of the types A->K<-B, A->B->K<-C, or the like, prepared by diazotising and coupling
- C09B33/02—Disazo dyes
- C09B33/04—Disazo dyes in which the coupling component is a dihydroxy or polyhydroxy compound
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B33/00—Disazo and polyazo dyes of the types A->K<-B, A->B->K<-C, or the like, prepared by diazotising and coupling
- C09B33/18—Trisazo or higher polyazo dyes
- C09B33/22—Trisazo dyes of the type A->B->K<-C
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Coloring (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は1つ又はそれ以上の異なったジアゾ成分とレ
ゾルシノールとのカップリング方法に関し、本法におい
ては特にポリアゾ染料が優れて均質的に工業的規模で製
造されうる。
ゾルシノールとのカップリング方法に関し、本法におい
ては特にポリアゾ染料が優れて均質的に工業的規模で製
造されうる。
ジアゾ成分のレゾルシノールへのカップリングはそれ
自体公知であり、レゾルシノールの異常なカップリング
能力のために本反応は非常な速さで進行する。レゾルシ
ノールは数個のカップリング位置を有しており、それ故
に数個の、しかし3個以上ではない、同一の又は異なっ
たジアゾ成分とカップリングすることができる。個々の
カップリング種のカップリングの位置及び反応性は、ま
ず第一にカップリングのpHに依存する。特に、もし異な
ったジアゾ成分が引き続いてレゾルシノールへカップリ
ングするのであれば、そのジアゾ成分のいくつかは自己
カップリングさえすることができ、そして、pHに依存し
て、非常に異なった各種の生成物又は生成物の混合物が
得られうる。この様なポリアゾ染料の標準製造に鑑み
て、このような事情は、カップリング反応の間pHを狭い
範囲内で非常に正確に制御しなければならないという必
要性を生じさせる。さもなくば得られた生成物は、成
分、色合い及び溶解性の様な物理化学的特性についてバ
ッチ毎にバラツクであろう。すなわち標準化は達成され
ないか又は少なくとも達成困難である。
自体公知であり、レゾルシノールの異常なカップリング
能力のために本反応は非常な速さで進行する。レゾルシ
ノールは数個のカップリング位置を有しており、それ故
に数個の、しかし3個以上ではない、同一の又は異なっ
たジアゾ成分とカップリングすることができる。個々の
カップリング種のカップリングの位置及び反応性は、ま
ず第一にカップリングのpHに依存する。特に、もし異な
ったジアゾ成分が引き続いてレゾルシノールへカップリ
ングするのであれば、そのジアゾ成分のいくつかは自己
カップリングさえすることができ、そして、pHに依存し
て、非常に異なった各種の生成物又は生成物の混合物が
得られうる。この様なポリアゾ染料の標準製造に鑑み
て、このような事情は、カップリング反応の間pHを狭い
範囲内で非常に正確に制御しなければならないという必
要性を生じさせる。さもなくば得られた生成物は、成
分、色合い及び溶解性の様な物理化学的特性についてバ
ッチ毎にバラツクであろう。すなわち標準化は達成され
ないか又は少なくとも達成困難である。
公知の工業的レゾルシノールのカップリング方法は、
しばしばこの事情を酌量することができない。ジアゾ化
合物の流れの中に存在し、またカップリング中に生成す
る酸を塩基を別に加えることによって中和してカップリ
ングの調整されたpHを一定に保つ努力がなされているに
もかかわらず、しばしば講じられているこの措置は、カ
ップリング反応のpH効果的に制御及び/又は安定化する
ことができるためには十分ではない。特に、一つの供給
路の複雑化、例えば閉塞、圧力下での滴下、特定な濃度
からの逸脱等は、名目の値から本反応のpHを容易に逸脱
させることができる。さらに名目の値からの逸脱は、本
法が断熱条件下で行なわれる時に起こりうる。何故なら
ば、このpHは温度依存性であって、温度の上昇に伴って
低下するからである。結局、反応器内部のpHは攪拌にも
かかわらず均一ではなく、例えば、ジアゾ化合物の流れ
の領域内ではより酸性であり、そして塩基の流れの領域
内においてはよりアルカリ性である。
しばしばこの事情を酌量することができない。ジアゾ化
合物の流れの中に存在し、またカップリング中に生成す
る酸を塩基を別に加えることによって中和してカップリ
ングの調整されたpHを一定に保つ努力がなされているに
もかかわらず、しばしば講じられているこの措置は、カ
ップリング反応のpH効果的に制御及び/又は安定化する
ことができるためには十分ではない。特に、一つの供給
路の複雑化、例えば閉塞、圧力下での滴下、特定な濃度
からの逸脱等は、名目の値から本反応のpHを容易に逸脱
させることができる。さらに名目の値からの逸脱は、本
法が断熱条件下で行なわれる時に起こりうる。何故なら
ば、このpHは温度依存性であって、温度の上昇に伴って
低下するからである。結局、反応器内部のpHは攪拌にも
かかわらず均一ではなく、例えば、ジアゾ化合物の流れ
の領域内ではより酸性であり、そして塩基の流れの領域
内においてはよりアルカリ性である。
前述の如く、本pHのバラツキは、たとえ微かな変動で
あっても、公知の方法においては、標準型から質的に大
いに異なった生成物へと導きうる。この様な差違は今ま
では通常許容されており、この差違を訂正するか又は軽
減することは厄介な色合せによってなされた。標準的な
生産ラインを有する現代のプラントは最早この様な方法
を許容しない。本発明の目的は、生成物が複雑な事後処
理なしに最終染料へと生成物がさらに加工されうる様な
再現性を持って染料の製造を実施することである。それ
故に、工業的規模でのレゾルシノールを基とするポリア
ゾ染料の再現性のある製法に対する改良方法が必要であ
る。本発明はその様な方法を可能にするものである。
あっても、公知の方法においては、標準型から質的に大
いに異なった生成物へと導きうる。この様な差違は今ま
では通常許容されており、この差違を訂正するか又は軽
減することは厄介な色合せによってなされた。標準的な
生産ラインを有する現代のプラントは最早この様な方法
を許容しない。本発明の目的は、生成物が複雑な事後処
理なしに最終染料へと生成物がさらに加工されうる様な
再現性を持って染料の製造を実施することである。それ
故に、工業的規模でのレゾルシノールを基とするポリア
ゾ染料の再現性のある製法に対する改良方法が必要であ
る。本発明はその様な方法を可能にするものである。
特に、本発明は、反応器をレゾルシノールの水溶液で
満たし、カップリングpHを所望の値に調節し、そして、
a)ジアゾ成分のジアゾ化物の溶液を含む鉱酸、又は引
き続く異なったジアゾ成分のジアゾ化物の溶液を含む鉱
酸、及びb)塩基溶液をそれぞれ別々に流し込む方法に
関し、該方法は、カップリング反応を断熱条件下で行な
うこと、緩衝系の助けをかりて反応前のレゾルシノール
のカップリングpHを調整し且つ安定化すること、及び流
れa)及びb)の流量比の制御によるカップリング反応
の間のpHを一定に保つことを含むものである。
満たし、カップリングpHを所望の値に調節し、そして、
a)ジアゾ成分のジアゾ化物の溶液を含む鉱酸、又は引
き続く異なったジアゾ成分のジアゾ化物の溶液を含む鉱
酸、及びb)塩基溶液をそれぞれ別々に流し込む方法に
関し、該方法は、カップリング反応を断熱条件下で行な
うこと、緩衝系の助けをかりて反応前のレゾルシノール
のカップリングpHを調整し且つ安定化すること、及び流
れa)及びb)の流量比の制御によるカップリング反応
の間のpHを一定に保つことを含むものである。
本発明の方法に対する適当なジアゾ成分は、典型的に
は、1−又は2−ナフチルアミン類又はアミノベンゼン
類であり、これらのジアゾ成分は1個又はそれ以上の同
一の又は異なった置換基を有することができる。1−又
は2−ナフチルアミン又はアミノベンゼンの代表的な置
換基は:C1〜C4アルキル、例えばメチル、エチル、n−
又はイソプロピル又はn−,iso−,sec−又はtert−ブチ
ルであり;C1〜C4アルコキシ、例えばメトキシ、エトキ
シ、n−又はイソプロポキシ又はn−,iso−,sec−又は
tert−ブトキシ;アミノ、N−モノ−又はN,N−ジ−C1
〜C4アルキルアミノ;フェニルアミノここにおいてフェ
ニルは置換されていないか又は典型的にはスルホ、ニト
ロ、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ又はハロゲンに
よって置換されている;ハロゲン、例えばフッ素、臭素
及び好ましくは塩素;トリフルオロメチル;ヒドロキシ
ル;スルホ;ニトロ;シアノ;カルボキシル;フェノキ
シ;C1〜C4アルキルスルホニル、例えばメチル−又はエ
チルスルホニル;スルファモイル;N−モノ−又はN,N,−
ジ−C1〜C4アルキルスルファモイル;カルバモイル、N
−モノ−又はN,N−ジ−C1〜C4アルキルカルバモイル;C
1〜C4アルカノイルアミノ、例えばアセチルアミノ、プ
ロピオニルアミノ;C1〜C4アルコキシカルボニル、例え
ばメトキシー又はエトキシカルボニルである。
は、1−又は2−ナフチルアミン類又はアミノベンゼン
類であり、これらのジアゾ成分は1個又はそれ以上の同
一の又は異なった置換基を有することができる。1−又
は2−ナフチルアミン又はアミノベンゼンの代表的な置
換基は:C1〜C4アルキル、例えばメチル、エチル、n−
又はイソプロピル又はn−,iso−,sec−又はtert−ブチ
ルであり;C1〜C4アルコキシ、例えばメトキシ、エトキ
シ、n−又はイソプロポキシ又はn−,iso−,sec−又は
tert−ブトキシ;アミノ、N−モノ−又はN,N−ジ−C1
〜C4アルキルアミノ;フェニルアミノここにおいてフェ
ニルは置換されていないか又は典型的にはスルホ、ニト
ロ、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ又はハロゲンに
よって置換されている;ハロゲン、例えばフッ素、臭素
及び好ましくは塩素;トリフルオロメチル;ヒドロキシ
ル;スルホ;ニトロ;シアノ;カルボキシル;フェノキ
シ;C1〜C4アルキルスルホニル、例えばメチル−又はエ
チルスルホニル;スルファモイル;N−モノ−又はN,N,−
ジ−C1〜C4アルキルスルファモイル;カルバモイル、N
−モノ−又はN,N−ジ−C1〜C4アルキルカルバモイル;C
1〜C4アルカノイルアミノ、例えばアセチルアミノ、プ
ロピオニルアミノ;C1〜C4アルコキシカルボニル、例え
ばメトキシー又はエトキシカルボニルである。
本発明の方法に対する好ましいジアゾ成分は、1−又
は2−ナフチルアミン類及び/又はアミノベンゼン類で
あり、これらはそれぞれ置換されていないか又は例えば
スルホ、ニトロ、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、
カルボキシル、ヒドロキシル、ハロゲンによって、又は
フェニル部分がニトロ、スルホ、C1〜C4アルキル、C1〜
C4アルコキシ又はハロゲンによって置換されることので
きるフェニルアミノによってさらに置換されている。
は2−ナフチルアミン類及び/又はアミノベンゼン類で
あり、これらはそれぞれ置換されていないか又は例えば
スルホ、ニトロ、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、
カルボキシル、ヒドロキシル、ハロゲンによって、又は
フェニル部分がニトロ、スルホ、C1〜C4アルキル、C1〜
C4アルコキシ又はハロゲンによって置換されることので
きるフェニルアミノによってさらに置換されている。
本発明の方法に対する特に好ましいジアゾ成分は: a)構造式(1)の化合物 式中、R,R1及びR2はそれぞれ互に独立的に水素、塩
素、ニトロ、メチル、メトキシ、スルホ、ヒドロキシル
又はカルボキシルであり; b)構造式(2)の化合物 式中、R3は水素又はスルホであり、R4及びR5はそれぞ
れ互に独立的に水素、スルホ、ニトロ、メチル、メトキ
シ又は塩素であり; c)構造式(3)の化合物 式中、R6はヒドロキシル、スルホ、塩素及びニトロか
ら成る群より選ばれた1〜3個の同一の又は異なった置
換基であり; d)構造式(4)の化合物 式中、R7はスルホ及びヒドロキシルから成る群より選
ばれた1〜3個の同一の又は異なった置換基である。
素、ニトロ、メチル、メトキシ、スルホ、ヒドロキシル
又はカルボキシルであり; b)構造式(2)の化合物 式中、R3は水素又はスルホであり、R4及びR5はそれぞ
れ互に独立的に水素、スルホ、ニトロ、メチル、メトキ
シ又は塩素であり; c)構造式(3)の化合物 式中、R6はヒドロキシル、スルホ、塩素及びニトロか
ら成る群より選ばれた1〜3個の同一の又は異なった置
換基であり; d)構造式(4)の化合物 式中、R7はスルホ及びヒドロキシルから成る群より選
ばれた1〜3個の同一の又は異なった置換基である。
典型的な特に好ましいジアゾ成分は、1−アミノ−8
−ヒドロキシナフタレン−3,6−又は−4,6−ジスルホン
酸、1−アミノ−2−ヒドロキシナフタレン−4−スル
ホン酸、1−アミノ−2−ヒドロキシ−6−ニトロナフ
タレン−4−スルホン酸、オルト−、メタ−又はパラ−
ニトロアニリン、4′−アミノ−4−ニトロジフェニル
アミン−2−スルホン酸、4′−アミノ−2−スルホジ
フェニルアミン、6−ニトロ−4−スルホ−2−アミノ
フェノール、4−ニトロ−6−スルホ−2−アミノフェ
ノール、4,6−ジニトロ−2−アミノフェノール、4−
又は5−ニトロ−2−アミノフェノール、4−クロロ−
6−ニトロ−1−アミノフェノール、6−クロロ−4−
ニトロ−2−アミノフェノール及びスルファニル酸であ
る。
−ヒドロキシナフタレン−3,6−又は−4,6−ジスルホン
酸、1−アミノ−2−ヒドロキシナフタレン−4−スル
ホン酸、1−アミノ−2−ヒドロキシ−6−ニトロナフ
タレン−4−スルホン酸、オルト−、メタ−又はパラ−
ニトロアニリン、4′−アミノ−4−ニトロジフェニル
アミン−2−スルホン酸、4′−アミノ−2−スルホジ
フェニルアミン、6−ニトロ−4−スルホ−2−アミノ
フェノール、4−ニトロ−6−スルホ−2−アミノフェ
ノール、4,6−ジニトロ−2−アミノフェノール、4−
又は5−ニトロ−2−アミノフェノール、4−クロロ−
6−ニトロ−1−アミノフェノール、6−クロロ−4−
ニトロ−2−アミノフェノール及びスルファニル酸であ
る。
本発明の方法はポリアゾ染料の製造、すなわちレゾル
シノールの引き続く、2個又は2個以上、好ましくは2,
3又は4個、最も好ましくは3個、の異なったジアゾ成
分とのカップリングに特に適している。
シノールの引き続く、2個又は2個以上、好ましくは2,
3又は4個、最も好ましくは3個、の異なったジアゾ成
分とのカップリングに特に適している。
本発明の方法の好ましい実施態様は、1−アミノ−8
−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジスルホン酸、オルト
−、メタ−又はパラ−ニトロアニリン、4′−アミノ−
4−ニトロジフェニルアミン−2−スルホン酸、6−ニ
トロ−4−スルホ−2−アミノフェノール、4−ニトロ
−6−スルホ−2−アミノフェノール及び4−又は5−
ニトロ−2−アミノフェノールからなる群より選ばれた
2個又は4個又は、好ましくは3個、の異なったジアゾ
成分とレゾルシノールとの引き続くカップリングを含む
ものである。
−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジスルホン酸、オルト
−、メタ−又はパラ−ニトロアニリン、4′−アミノ−
4−ニトロジフェニルアミン−2−スルホン酸、6−ニ
トロ−4−スルホ−2−アミノフェノール、4−ニトロ
−6−スルホ−2−アミノフェノール及び4−又は5−
ニトロ−2−アミノフェノールからなる群より選ばれた
2個又は4個又は、好ましくは3個、の異なったジアゾ
成分とレゾルシノールとの引き続くカップリングを含む
ものである。
本発明の方法は微酸性、中性又はアルカリ性のカップ
リングpH範囲で、すなわちpH3〜12の範囲で都合良く実
施される。本カップリング反応のための好ましい媒質は
中性又はアルカリ性の媒質であり、最も好ましくは微ア
ルカリ性の媒質、すなわちpHが7.5〜12の範囲、好まし
くは8.0〜9.0で最も好ましくは8.2〜8.8の範囲の媒質で
ある。反応器へ加えられたレゾルシノールのカップリン
グpHは、適当な緩衝系を用いて調整され且つ安定化され
る。特に適当な緩衝系は、弱酸とその塩とから成るそれ
自体公知の緩衝系である。原則的に、所望のpH範囲内の
すべての緩衝系が適当である。この様な緩衝系の代表例
は、酢酸/酢酸塩、フタル酸塩/フタル酸水素塩、クエ
ン酸/クエン酸塩、ジエチルバルビツール酸/ジエチル
バルビツール酸塩、リン酸水素塩/リン酸二水素塩、炭
酸塩/炭酸水素塩、ホウ酸/ホウ酸塩及びリン酸/リン
酸水素塩である。
リングpH範囲で、すなわちpH3〜12の範囲で都合良く実
施される。本カップリング反応のための好ましい媒質は
中性又はアルカリ性の媒質であり、最も好ましくは微ア
ルカリ性の媒質、すなわちpHが7.5〜12の範囲、好まし
くは8.0〜9.0で最も好ましくは8.2〜8.8の範囲の媒質で
ある。反応器へ加えられたレゾルシノールのカップリン
グpHは、適当な緩衝系を用いて調整され且つ安定化され
る。特に適当な緩衝系は、弱酸とその塩とから成るそれ
自体公知の緩衝系である。原則的に、所望のpH範囲内の
すべての緩衝系が適当である。この様な緩衝系の代表例
は、酢酸/酢酸塩、フタル酸塩/フタル酸水素塩、クエ
ン酸/クエン酸塩、ジエチルバルビツール酸/ジエチル
バルビツール酸塩、リン酸水素塩/リン酸二水素塩、炭
酸塩/炭酸水素塩、ホウ酸/ホウ酸塩及びリン酸/リン
酸水素塩である。
前記及びその他の緩衝系の製法は公知であり、例え
ば、ケミッカー−カレンダー(Chemiker−kalender)、
シー.シノヴィッツ(C.Synowietz)とケー.シェーフ
ァー(K.Schfer)、シュプリンガー出版(Springer V
erlag)(1984年)、第534〜538ページに記載されてい
る。
ば、ケミッカー−カレンダー(Chemiker−kalender)、
シー.シノヴィッツ(C.Synowietz)とケー.シェーフ
ァー(K.Schfer)、シュプリンガー出版(Springer V
erlag)(1984年)、第534〜538ページに記載されてい
る。
リン酸水素塩/リン酸二水素塩、ジエチルバルビツー
ル酸/ジエチルバルビツール酸塩、ホウ酸/ホウ酸塩の
使用が好ましく、最も好ましいのは、炭酸塩/炭酸水素
塩緩衝系である。
ル酸/ジエチルバルビツール酸塩、ホウ酸/ホウ酸塩の
使用が好ましく、最も好ましいのは、炭酸塩/炭酸水素
塩緩衝系である。
本発明の方法において、本手順はレゾルシノールの水
溶液への弱酸の添加及び強塩基、例えば水酸化ナトリウ
ム水溶液の添加による所望pHへの調整又はより好ましく
は弱酸の塩、例えば炭酸ナトリウムの最初の添加、そし
て強酸、例えば塩酸を用いた所望のpHへの次の調整のい
ずれかを含んでいるのが好ましい。
溶液への弱酸の添加及び強塩基、例えば水酸化ナトリウ
ム水溶液の添加による所望pHへの調整又はより好ましく
は弱酸の塩、例えば炭酸ナトリウムの最初の添加、そし
て強酸、例えば塩酸を用いた所望のpHへの次の調整のい
ずれかを含んでいるのが好ましい。
カップリング成分の緩衝溶液は、ジアゾ化合物の添加
の以前において例えば−5℃〜30℃好ましくは0℃〜15
℃の温度を有している。
の以前において例えば−5℃〜30℃好ましくは0℃〜15
℃の温度を有している。
ジアゾ成分のジアゾ化は、それ自体公知の方法で行な
われる。例えば鉱酸媒質中で好ましくは塩酸を含む溶液
中で、亜硝酸塩、例えば亜硝酸ナトリウムの様なアルカ
リ金属の亜硝酸塩を使用し、例えば−5℃〜30℃、好ま
しくは0℃〜20℃の温度範囲で行なわれる。過剰の亜硝
酸塩は公知の方法でそれ以後の反応の前に、例えばスル
ファミン酸を用いて好都合に分解される。
われる。例えば鉱酸媒質中で好ましくは塩酸を含む溶液
中で、亜硝酸塩、例えば亜硝酸ナトリウムの様なアルカ
リ金属の亜硝酸塩を使用し、例えば−5℃〜30℃、好ま
しくは0℃〜20℃の温度範囲で行なわれる。過剰の亜硝
酸塩は公知の方法でそれ以後の反応の前に、例えばスル
ファミン酸を用いて好都合に分解される。
流れa)は、レゾルシノールの1モルに対して例えば
0.5〜3.0モル、好ましくは0.5〜2.0モル、最も好ましく
は0.6〜1.5モルのジアゾ成分を含む。もしいくつかの異
なったジアゾ成分が引き続いてレゾルシノールとカップ
リングするのであるならば、例えばレゾルシノールの1
モルに対して0.5〜2.0モル、好ましくは0.6〜1.5モル、
最も好ましくは0.65〜1.2モルの各々のジアゾ成分の添
加が好ましい手順である。
0.5〜3.0モル、好ましくは0.5〜2.0モル、最も好ましく
は0.6〜1.5モルのジアゾ成分を含む。もしいくつかの異
なったジアゾ成分が引き続いてレゾルシノールとカップ
リングするのであるならば、例えばレゾルシノールの1
モルに対して0.5〜2.0モル、好ましくは0.6〜1.5モル、
最も好ましくは0.65〜1.2モルの各々のジアゾ成分の添
加が好ましい手順である。
流れb)のための適当な塩基の典型例は、水酸化カリ
ウム又は水酸化ナトリウムの様なアルカリ金属の水酸化
物、アルカリ金属の炭酸塩、アンモニア又は有機アミン
である。水酸化カリウムの使用が好ましく、最も好まし
くは、水酸化ナトリウムであり、これらの水酸化物は例
えば10〜50%、好ましくは25〜40%の水溶液の形で使用
される。
ウム又は水酸化ナトリウムの様なアルカリ金属の水酸化
物、アルカリ金属の炭酸塩、アンモニア又は有機アミン
である。水酸化カリウムの使用が好ましく、最も好まし
くは、水酸化ナトリウムであり、これらの水酸化物は例
えば10〜50%、好ましくは25〜40%の水溶液の形で使用
される。
カップリング反応は断熱条件下で実施され、実質的に
は熱交換しないで周囲条件下で行なわれる。従って温度
はカップリング反応の間に上昇し、例えば−5℃〜30℃
の間で変わる。
は熱交換しないで周囲条件下で行なわれる。従って温度
はカップリング反応の間に上昇し、例えば−5℃〜30℃
の間で変わる。
0℃から5℃の範囲での初期の温度は特に有効である
ことがわかっている。カップリング反応の間に、例えば
10℃〜20℃への温度の上昇が起こる。
ことがわかっている。カップリング反応の間に、例えば
10℃〜20℃への温度の上昇が起こる。
本発明の方法のカップリング反応用に使用される装置
は、pHメーター、カップリング成分及び緩衝液のみなら
ずa)ジアゾ成分の流れとb)塩基の流れとのための2
つの別々の供給路に対する入口を備えた1個又はそれ以
上の攪拌容器から通常は構成されるであろう。流れa)
及びb)のための各々の供給路は、流れの実容積を調節
するための流量計を備えている。流れa)及びb)の制
御は、例えば半自動的に又は好ましくは、コンピュータ
により自動的に、流量比率制御器によってなされる。流
量比率制御の測定は化学的方法の技術において公知であ
り、例えば化学的方法における反応の化学量論を維持す
る手段である。
は、pHメーター、カップリング成分及び緩衝液のみなら
ずa)ジアゾ成分の流れとb)塩基の流れとのための2
つの別々の供給路に対する入口を備えた1個又はそれ以
上の攪拌容器から通常は構成されるであろう。流れa)
及びb)のための各々の供給路は、流れの実容積を調節
するための流量計を備えている。流れa)及びb)の制
御は、例えば半自動的に又は好ましくは、コンピュータ
により自動的に、流量比率制御器によってなされる。流
量比率制御の測定は化学的方法の技術において公知であ
り、例えば化学的方法における反応の化学量論を維持す
る手段である。
本発明の方法においては、手順は次のようにして行わ
れる。流れa)及びb)の流れの1つの供給路中の流れ
を測定し、そして別の流れb)又はa)は操作される変
数として使用される。流れa)及びb)の同期化は、流
れa)又はb)の実際の値及び流量の比率a)/b)から
流れb)又はa)の名目値を決定し、そして例えば適当
なバルブによって順次に流れb)又はa)を制御する調
整器へ名目値を伝達する比率メーターを用いてなされ
る。本発明の方法においては、流れa)の供給路中の流
量を測定し、そしてその実際の値から流れb)に対する
名目の値を決定しそして設定するのが好ましい。
れる。流れa)及びb)の流れの1つの供給路中の流れ
を測定し、そして別の流れb)又はa)は操作される変
数として使用される。流れa)及びb)の同期化は、流
れa)又はb)の実際の値及び流量の比率a)/b)から
流れb)又はa)の名目値を決定し、そして例えば適当
なバルブによって順次に流れb)又はa)を制御する調
整器へ名目値を伝達する比率メーターを用いてなされ
る。本発明の方法においては、流れa)の供給路中の流
量を測定し、そしてその実際の値から流れb)に対する
名目の値を決定しそして設定するのが好ましい。
従って、本発明の実施において使用する流量比率制御
は、連続的な制御である。例えば流量a)における変化
は流量b)の制御に対する名目の値での変化に影響を及
ぼす。新しい名目の値は、適切な調節バルブが流れa)
における同様な方法で流れb)を変化させることが確実
であり、そのために比率メーターの正しい設定を与え、
pHを狭い範囲内で一定にする。
は、連続的な制御である。例えば流量a)における変化
は流量b)の制御に対する名目の値での変化に影響を及
ぼす。新しい名目の値は、適切な調節バルブが流れa)
における同様な方法で流れb)を変化させることが確実
であり、そのために比率メーターの正しい設定を与え、
pHを狭い範囲内で一定にする。
比率メーターの調整を手動的にすることもできる。例
えば、反応器中のカップリングのpHは絶えず監視されて
いて本方法の所望の値からの逸脱は手動によって比率メ
ーターの設定を変えることにより正される。しかしなが
ら、比率メーターの制御は自動的に例えばpH調節器によ
ってなされるのが好ましく、このpH調節器は反応器内の
pH測定点を用いて入手し得る反応器内の実際のpH値から
そしてまた生成物の特定の名目値から、流れa)及び
b)の割合に対する名目値を決定し、そして比率メータ
ーの対応する調整を行なう。それ故、その特定の名目値
からのpHの逸脱は、pH−調節器の操作される変数を介し
て比率メーターの比率を変化させ、そしてa)/b)の流
量比率が変化してpHが一定にとどまる。
えば、反応器中のカップリングのpHは絶えず監視されて
いて本方法の所望の値からの逸脱は手動によって比率メ
ーターの設定を変えることにより正される。しかしなが
ら、比率メーターの制御は自動的に例えばpH調節器によ
ってなされるのが好ましく、このpH調節器は反応器内の
pH測定点を用いて入手し得る反応器内の実際のpH値から
そしてまた生成物の特定の名目値から、流れa)及び
b)の割合に対する名目値を決定し、そして比率メータ
ーの対応する調整を行なう。それ故、その特定の名目値
からのpHの逸脱は、pH−調節器の操作される変数を介し
て比率メーターの比率を変化させ、そしてa)/b)の流
量比率が変化してpHが一定にとどまる。
操作される変数として動作しない流量、すなわち好ま
しくはジアゾ成分のジアゾ化物の流量a)を、カップリ
ング反応器中の混合比率を安定化しその結果pHのより大
きな安定化をもたらすように流量調節器を用いて独立的
に提供することは、さらにしばしばより好都合である。
適当な流量調節器は、例えば実際の値と名目の値とを比
較することにより供給路中のバルブを制御する調節器か
ら成る。溶液a)又はb)のレゾルシノール溶液への実
質的に一定な添加が成し遂げられる。
しくはジアゾ成分のジアゾ化物の流量a)を、カップリ
ング反応器中の混合比率を安定化しその結果pHのより大
きな安定化をもたらすように流量調節器を用いて独立的
に提供することは、さらにしばしばより好都合である。
適当な流量調節器は、例えば実際の値と名目の値とを比
較することにより供給路中のバルブを制御する調節器か
ら成る。溶液a)又はb)のレゾルシノール溶液への実
質的に一定な添加が成し遂げられる。
本発明の方法により得られるモノー及びポリアゾ染料
は、異なった成分の複雑な混合物であり、それ自体公知
の方法によって、それらの塩の形で、好ましくはアルカ
リ金属の塩、最も好ましくはナトリウム塩又はカリウム
塩又はアンモニウム塩の形で都合良く単離される。
は、異なった成分の複雑な混合物であり、それ自体公知
の方法によって、それらの塩の形で、好ましくはアルカ
リ金属の塩、最も好ましくはナトリウム塩又はカリウム
塩又はアンモニウム塩の形で都合良く単離される。
本発明の方法の実施のために使用される装置及び成分
は、例えば、攪拌反応器、pHメーター、流量計、比率メ
ーター、調節器、コントロールバルブ等であり、例えば
化学的又は自動的技術の標準製造からこれ自体は公知で
ある。
は、例えば、攪拌反応器、pHメーター、流量計、比率メ
ーター、調節器、コントロールバルブ等であり、例えば
化学的又は自動的技術の標準製造からこれ自体は公知で
ある。
本発明の方法は、レゾルシノールとのカップリング反
応における反応混合物のpHを非常に正確に且つ例えば±
0.5pH値を超えることなく、好ましくは±0.2pH値以下の
低い許容値で制御しそして一定に保つことを可能にす
る。従って、カップリング成分としてレゾルシノールを
使用するモノー及びポリ−アゾ染料が均質高品位で且つ
高収率で工業的規模において製造されうる。pH値を一定
に保つことは、一般的に反応器中の実際のpH値維持を意
味し、反応温度に関係なく、pHメーターを用いて測定さ
れる。本法が断熱条件下で実施される時、この“測定し
た"pH値は、“実際の"pH値からずれる、すなわちpHは温
度依存性であり、特に温度の上昇はpHを低下させるの
で、本カップリング反応の開始時における温度に基づく
pHからずれる。
応における反応混合物のpHを非常に正確に且つ例えば±
0.5pH値を超えることなく、好ましくは±0.2pH値以下の
低い許容値で制御しそして一定に保つことを可能にす
る。従って、カップリング成分としてレゾルシノールを
使用するモノー及びポリ−アゾ染料が均質高品位で且つ
高収率で工業的規模において製造されうる。pH値を一定
に保つことは、一般的に反応器中の実際のpH値維持を意
味し、反応温度に関係なく、pHメーターを用いて測定さ
れる。本法が断熱条件下で実施される時、この“測定し
た"pH値は、“実際の"pH値からずれる、すなわちpHは温
度依存性であり、特に温度の上昇はpHを低下させるの
で、本カップリング反応の開始時における温度に基づく
pHからずれる。
本発明の実施においてカップリング反応の間のpHを一
定に保つことは好ましいにもかかわらず、線形又は非線
形勾配でのpHの制御も可能である。カップリング反応の
間のpH値の経過は、例えば線形の上昇又は下降であるこ
ともでき、又は曲線にもなりうる。本発明の方法により
得られうる染料は非常に水溶性のアニオン染料であり、
一般にアニオン染料で染めうる繊維製品及び非繊維基
質、例えば木綿の様な天然セルロースの又は再生セルロ
ースの繊維材料、ナイロンの様な合成的ポリアミド、羊
毛、絹、ポリウレタン、又は塩基的に修飾されたポリオ
レフィンを染めるのに、そして好ましくは革を染めるの
に適している。
定に保つことは好ましいにもかかわらず、線形又は非線
形勾配でのpHの制御も可能である。カップリング反応の
間のpH値の経過は、例えば線形の上昇又は下降であるこ
ともでき、又は曲線にもなりうる。本発明の方法により
得られうる染料は非常に水溶性のアニオン染料であり、
一般にアニオン染料で染めうる繊維製品及び非繊維基
質、例えば木綿の様な天然セルロースの又は再生セルロ
ースの繊維材料、ナイロンの様な合成的ポリアミド、羊
毛、絹、ポリウレタン、又は塩基的に修飾されたポリオ
レフィンを染めるのに、そして好ましくは革を染めるの
に適している。
本発明の方法により得られる染料を用いて生産された
染め物は、良好な実用性及び染色特性を有しており、例
えば光、水、洗濯の汗、ドライクリーニング、酸、アル
カリ、溶媒及び軟質ポリ塩化ビニルへの拡散に対して良
い堅牢性を有し、ナトリウム塩又はカルシウム塩の様な
電解液、さらに鉄、クロム、コバルト又は銅塩に対して
も良好な抵抗性を有し、そして純粋なクロム革及び再鞣
革に対して良好なビルドアップ性を有する。
染め物は、良好な実用性及び染色特性を有しており、例
えば光、水、洗濯の汗、ドライクリーニング、酸、アル
カリ、溶媒及び軟質ポリ塩化ビニルへの拡散に対して良
い堅牢性を有し、ナトリウム塩又はカルシウム塩の様な
電解液、さらに鉄、クロム、コバルト又は銅塩に対して
も良好な抵抗性を有し、そして純粋なクロム革及び再鞣
革に対して良好なビルドアップ性を有する。
本発明を次の非制限的な実施例により説明する。実施
例中、部及びパーセントは重量基準の表現である。
例中、部及びパーセントは重量基準の表現である。
実施例1:20重量%の炭酸ナトリウムを含む水溶液の75
0部とレゾルシノールの19部とを攪拌した反応器へ入れ
た。この反応器はpHメーター、カップリング成分及び緩
衝液のための入口、及び流量計を備え流量比率制御器で
お互いに結合されているジアゾ成分の流れa)及び塩基
の流れb)に対する2つの別々の供給路を備えている。
この溶液を0℃に冷却し、水を用いて2,300部の容積に
し、最初のカップリングの直前にpH8.6に調整した。
0部とレゾルシノールの19部とを攪拌した反応器へ入れ
た。この反応器はpHメーター、カップリング成分及び緩
衝液のための入口、及び流量計を備え流量比率制御器で
お互いに結合されているジアゾ成分の流れa)及び塩基
の流れb)に対する2つの別々の供給路を備えている。
この溶液を0℃に冷却し、水を用いて2,300部の容積に
し、最初のカップリングの直前にpH8.6に調整した。
断熱条件下で、それ自身公知の方法でジアゾ化された
1−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジスル
ホン酸の55.1部を含む水性懸濁液の7,000容積部を、供
給路a)により、そして水酸化ナトリウムの25%水溶液
を供給路b)により前記の溶液へ流し込んだ。そしてpH
が8.6±0.2で一定である様に流れa)及びb)を流量比
率制御器により制御した。流量比率制御器は、流量a)
の実際の値から流量b)に対する名目の値、及び約9〜
10のa)/b)の調整した流量比率を決定し、そしてそれ
を順にバルブにより流量b)を制御する調節器へ伝達す
る比率メーターから構成されている。しかしながら、比
率メーターで調整された流量比率a)/b)は一定ではな
いが、pHメーターにより測定された本反応のpHから、ま
た与えられた名目のpH値8.6から流量比率a)/b)に対
する名目の値が決定され、そして対応する調整を行なう
pH−調節器により制御されている。
1−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジスル
ホン酸の55.1部を含む水性懸濁液の7,000容積部を、供
給路a)により、そして水酸化ナトリウムの25%水溶液
を供給路b)により前記の溶液へ流し込んだ。そしてpH
が8.6±0.2で一定である様に流れa)及びb)を流量比
率制御器により制御した。流量比率制御器は、流量a)
の実際の値から流量b)に対する名目の値、及び約9〜
10のa)/b)の調整した流量比率を決定し、そしてそれ
を順にバルブにより流量b)を制御する調節器へ伝達す
る比率メーターから構成されている。しかしながら、比
率メーターで調整された流量比率a)/b)は一定ではな
いが、pHメーターにより測定された本反応のpHから、ま
た与えられた名目のpH値8.6から流量比率a)/b)に対
する名目の値が決定され、そして対応する調整を行なう
pH−調節器により制御されている。
第一のカップリング終了時に、反応混合液の温度を氷
を用いて約5℃に調整し、第一のカップリング前と同様
な方法で、4−ニトロアニリンの35.7部から成るジアゾ
化合物と水酸化ナトリウムの25%水溶液とを第1工程の
反応混合物へ流し込んだ。名目上のpH値は8.5〜8.6であ
り、a)/b)の流量比率は約14〜17である。
を用いて約5℃に調整し、第一のカップリング前と同様
な方法で、4−ニトロアニリンの35.7部から成るジアゾ
化合物と水酸化ナトリウムの25%水溶液とを第1工程の
反応混合物へ流し込んだ。名目上のpH値は8.5〜8.6であ
り、a)/b)の流量比率は約14〜17である。
第2のカップリング終了時に、反応混合物の温度を氷
を用いて約5℃に調整し、前述のカップリングと同様な
方法で、2−アミノ−4−ニトロフェノール−6−スル
ホン酸の20.2部から成るジアゾ化合物と水酸化ナトリウ
ムの25%溶液とを第2工程の反応混合物へa)/b)の流
量比率約6〜8、名目上のpH値8.5〜8.6で流し込んだ。
を用いて約5℃に調整し、前述のカップリングと同様な
方法で、2−アミノ−4−ニトロフェノール−6−スル
ホン酸の20.2部から成るジアゾ化合物と水酸化ナトリウ
ムの25%溶液とを第2工程の反応混合物へa)/b)の流
量比率約6〜8、名目上のpH値8.5〜8.6で流し込んだ。
第3のカップリング終了時に、塩化カリウム及び塩化
ナトリウムの混合物を用いて染料を塩析し、過により
単離し、乾燥した。染料は非常に良く標準型に一致し、
良好な全般的な堅牢特性を有する褐色に革を染める。
ナトリウムの混合物を用いて染料を塩析し、過により
単離し、乾燥した。染料は非常に良く標準型に一致し、
良好な全般的な堅牢特性を有する褐色に革を染める。
実施例2:実際の値と名目上の値とを比較することによ
り供給路a)中のバルブを制御する調節器から成る別の
流量調節器を供給路a)にさらに備えて、実施例1の手
順を繰り返し、標準型に特に良く一致する同一の染料を
得た。
り供給路a)中のバルブを制御する調節器から成る別の
流量調節器を供給路a)にさらに備えて、実施例1の手
順を繰り返し、標準型に特に良く一致する同一の染料を
得た。
実施例3:20重量%の炭酸ナトリウムを含む水溶液の75
0部とレゾルシノールの19部とを攪拌した反応器へ入れ
た。この反応器は、pHメーター、カップリング成分と緩
衝液に対する入口、及び順に流量計を備え流量比率制御
器でお互いに結合されているジアゾ成分の流れa)と塩
基の流れb)とに対する2つの別々の供給路を備えてい
る。この溶液を0〜5℃に冷却し、最初のカップリング
の直前にpH8.2に調整した。
0部とレゾルシノールの19部とを攪拌した反応器へ入れ
た。この反応器は、pHメーター、カップリング成分と緩
衝液に対する入口、及び順に流量計を備え流量比率制御
器でお互いに結合されているジアゾ成分の流れa)と塩
基の流れb)とに対する2つの別々の供給路を備えてい
る。この溶液を0〜5℃に冷却し、最初のカップリング
の直前にpH8.2に調整した。
断熱条件下で、それ自身公知の方法でジアゾ化された
4−(4′−スルホフェニルアゾ)アニリンの49.8部を
含む水性懸濁液12,000重量部を供給路a)により、そし
て水酸化ナトリウムの25%水溶液を供給路b)により前
述の溶液へ流し込み、流れa)とb)とは、pHが8.2±
0.2で一定である様に流量比率制御器により制御した。
4−(4′−スルホフェニルアゾ)アニリンの49.8部を
含む水性懸濁液12,000重量部を供給路a)により、そし
て水酸化ナトリウムの25%水溶液を供給路b)により前
述の溶液へ流し込み、流れa)とb)とは、pHが8.2±
0.2で一定である様に流量比率制御器により制御した。
流量比率制御器は、流量a)の実際の値から流量b)
ら対する名目上の値及び約10〜12のa)/b)の調整され
た流量比を決定し、それを順次にバルブにより流量b)
を制御する調節器へ伝達する比率メーターから構成され
ている。しかしながら、比較メーターで調整された流量
比率a)/b)は一定ではないが、pHメーターにより測定
された本反応のpHから、また与えられた名目のpH8.2値
から流量比率a)/b)に対する名目の値が決定され、そ
して対応する調整を行なうpH調節器により制御される。
ら対する名目上の値及び約10〜12のa)/b)の調整され
た流量比を決定し、それを順次にバルブにより流量b)
を制御する調節器へ伝達する比率メーターから構成され
ている。しかしながら、比較メーターで調整された流量
比率a)/b)は一定ではないが、pHメーターにより測定
された本反応のpHから、また与えられた名目のpH8.2値
から流量比率a)/b)に対する名目の値が決定され、そ
して対応する調整を行なうpH調節器により制御される。
添加終了時に、反応混合物を約0.5時間攪拌し、次に
反応混合物のpHを、水酸化ナトリウムの25%水溶液の添
加により9.5まで上げ、さらに0.5時間pH9.5±0.2で攪拌
を続けた。
反応混合物のpHを、水酸化ナトリウムの25%水溶液の添
加により9.5まで上げ、さらに0.5時間pH9.5±0.2で攪拌
を続けた。
第一のカップリング終了時に、反応混合物の温度を氷
を用いて約5℃に調整し、第一のカップリング前と同様
な方法でアニリン−4−スルホン酸の31.3部から成るジ
アゾ化合物と水酸化ナトリウムの25%水溶液とをa)/
b)の流量比率約14〜17、名目上のpH値9.3〜9.5で、第
1工程の反応混合物へ流し込んだ。
を用いて約5℃に調整し、第一のカップリング前と同様
な方法でアニリン−4−スルホン酸の31.3部から成るジ
アゾ化合物と水酸化ナトリウムの25%水溶液とをa)/
b)の流量比率約14〜17、名目上のpH値9.3〜9.5で、第
1工程の反応混合物へ流し込んだ。
第2のカップリング終了時に、本反応物を濃塩酸を用
いてpH3に調整し、塩化ナトリウムを用いて染料を塩析
し、過により単離し、乾燥した。本染料は標準型に非
常に良く一致し、良好な全般的な堅牢特性を有する赤茶
色に革を染める。
いてpH3に調整し、塩化ナトリウムを用いて染料を塩析
し、過により単離し、乾燥した。本染料は標準型に非
常に良く一致し、良好な全般的な堅牢特性を有する赤茶
色に革を染める。
実施例4:水750部、酢酸ナトリウムの35部及びレゾル
シノールの19部を攪拌した反応器へ入れた。この反応器
は、pHメーター、カップリング成分及び緩衝液に対する
入口、及び順に流量計を備え、流量比率制御器で互いに
結合されているジアゾの流れa)と塩基の流れb)とに
対する2つの別々の供給路を備えている。この溶液を0
〜5℃に冷却し、第一のカップリング直前にpH4.5〜4.7
に調整した。
シノールの19部を攪拌した反応器へ入れた。この反応器
は、pHメーター、カップリング成分及び緩衝液に対する
入口、及び順に流量計を備え、流量比率制御器で互いに
結合されているジアゾの流れa)と塩基の流れb)とに
対する2つの別々の供給路を備えている。この溶液を0
〜5℃に冷却し、第一のカップリング直前にpH4.5〜4.7
に調整した。
断熱条件下で、それ自体公知の方法でジアゾ化された
アニリン−3−スルホン酸の25.9部を含む水性懸濁液の
2,400重量部を供給路a)により、そして水酸化ナトリ
ウムの25%水溶液を供給路b)により前述の溶液へ流し
込み、流れa)とb)とは、pHを5.0±0.2で一定である
様な流量比率制御器により制御した。
アニリン−3−スルホン酸の25.9部を含む水性懸濁液の
2,400重量部を供給路a)により、そして水酸化ナトリ
ウムの25%水溶液を供給路b)により前述の溶液へ流し
込み、流れa)とb)とは、pHを5.0±0.2で一定である
様な流量比率制御器により制御した。
流量比率制御器は、流量a)の実際の値から流量b)
に対する名目の値及び約12〜15のa)/b)の調整された
流量比率を決定し、それを順次に適当なバルブにより流
れb)を制御する調節器へ伝達する比率メーターから構
成されている。しかしながら、比率メーターで調整され
た流量比率a)/b)は、一定ではないが、pHメーターに
より測定された本反応のpHから、また与えられた名目の
pH5.0値から流量比率a)/b)に対する名目の値が決定
され、そして対応する調整を行なうpH調節器により制御
される。
に対する名目の値及び約12〜15のa)/b)の調整された
流量比率を決定し、それを順次に適当なバルブにより流
れb)を制御する調節器へ伝達する比率メーターから構
成されている。しかしながら、比率メーターで調整され
た流量比率a)/b)は、一定ではないが、pHメーターに
より測定された本反応のpHから、また与えられた名目の
pH5.0値から流量比率a)/b)に対する名目の値が決定
され、そして対応する調整を行なうpH調節器により制御
される。
添加終了時に、本反応物を1時間攪拌し、塩化ナトリ
ウムを用いて染料を塩析し、過により単離し、乾燥し
た。本染料は標準型に非常に良く一致し、良好な全般的
な堅牢特性を有するオレンジ色に革を染める。
ウムを用いて染料を塩析し、過により単離し、乾燥し
た。本染料は標準型に非常に良く一致し、良好な全般的
な堅牢特性を有するオレンジ色に革を染める。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−269773(JP,A) 特公 昭46−38429(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09B 41/00 C09B 29/12
Claims (14)
- 【請求項1】レゾルシノールの水溶液で反応器を満た
し、カップリングのpHを所望の値に調整し、そしてa)
ジアゾ成分のジアゾ化物の溶液を含む鉱酸、又は引き続
く異なったジアゾ成分のジアゾ化物の溶液を含む鉱酸、
及びb)塩基溶液をそれぞれ別々に流し込む1つ又はそ
れ以上のジアゾ成分とレゾルシノールとのカップリング
方法において、カップリング反応を断熱条件下で行うこ
と、緩衝系の助けをかりて反応前の反応器中のレゾルシ
ノールのカップリングpHを調整し且つ安定化すること、
及び流れa)及びb)の流量比の制御によるカップリン
グ反応の間pHを一定に保つことを特徴とする方法。 - 【請求項2】該ジアゾ成分が1−又は2−ナフチルアミ
ン類及び/又はアミノベンゼン類であり、これらはそれ
ぞれ置換されていないか又はスルホ、ニトロ、C1〜C4ア
ルキン、C1〜C4アルコキン、カルボキシル、ヒドロキシ
ル、ハロゲンによって、又はフェニル部分においてニト
ロ、スルホ、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ又はハ
ロゲンにより置換されることのできるフェニルアミノに
よりさらに置換されている請求項1記載の方法。 - 【請求項3】引き続く2,3又は4個の同一の又は異なっ
たジアゾ成分とレゾルシノールとのカップリングである
請求項1記載の方法。 - 【請求項4】1−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−
3,6−ジスルホン酸、オルト−、メタ−又はパラ−ニト
ロアニリン、4′−アミノ−4−ニトロジフェニルアミ
ン−2−スルホン酸、6−ニトロ−4−スルホ−2−ア
ミノフェノール、4−ニトロ−6−スルホー2−アミノ
フェノール及び4−又は5−ニトロ−2−アミノフェノ
ールから成る群から選択される引き続く2,3又は4個の
異なったジアゾ成分とレゾルシノールとのカップリング
である請求項1〜3のいずれかに記載の方法。 - 【請求項5】カップリング反応がpH7.5〜12、好ましく
は8.0〜9.0で実施される請求項1〜4のいずれかに記載
の方法。 - 【請求項6】リン酸水素塩/リン酸二水素塩、ジエチル
バルビツール酸/ジエチルバルビツール酸塩、ホウ酸/
ホウ酸塩及び炭酸塩/炭酸水素塩から選択される緩衝系
を使用する請求項1〜5のいずれかに記載の方法。 - 【請求項7】炭酸塩/炭酸水素塩緩衝系を使用する請求
項6記載の方法。 - 【請求項8】レゾルシノールの1モルに対してジアゾ成
分を0.5〜2.0モル、好ましくは0.6〜1.5モル使用する請
求項1〜7のいずれかに記載の方法。 - 【請求項9】塩基が、アルカリ金属の水酸化物、アルカ
リ金属の炭酸塩、アンモニア及び有機アミンから成る群
から選択される請求項1〜8のいずれかに記載の方法。 - 【請求項10】塩基がアルカリ金属の水酸化物、好まし
くは水酸化ナトリウムである請求項9記載の方法。 - 【請求項11】流れa)及びb)の流量比の制御がコン
ピュータにより自動化されている請求項1〜10のいずれ
かに記載の方法。 - 【請求項12】流れa)の供給路中の流量を測定し、そ
の実際の値から流れb)に対する名目の値を決定し、そ
してセットする流量比制御を行う請求項11記載の方法。 - 【請求項13】供給路a)が分離した流量制御を独立的
に備えている請求項12記載の方法。 - 【請求項14】pHメーター、カップリング成分及び緩衝
液に対する入口、さらにa)ジアゾ成分及びb)塩基に
対する2つの分離した供給路を備えた1個又はそれ以上
の攪拌容器を含み、該流れa)及びb)に対する各々の
供給路が流量計を備え、且つ流れa)及びb)の制御が
適当なコンピューターによる流量比の制御器により自動
的に行われる請求項1〜13のいずれかに記載の方法を実
施するための装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3932829.5 | 1989-09-30 | ||
DE3932829A DE3932829C1 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03124771A JPH03124771A (ja) | 1991-05-28 |
JP2892133B2 true JP2892133B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=6390657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2257602A Expired - Lifetime JP2892133B2 (ja) | 1989-09-30 | 1990-09-28 | モノアゾ及びポリアゾ染料の製造方法 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5116955A (ja) |
EP (1) | EP0421927B1 (ja) |
JP (1) | JP2892133B2 (ja) |
KR (1) | KR910006424A (ja) |
AR (1) | AR245473A1 (ja) |
BR (1) | BR9004875A (ja) |
CZ (1) | CZ285914B6 (ja) |
DD (1) | DD299653A5 (ja) |
DE (2) | DE3932829C1 (ja) |
ES (1) | ES2072415T3 (ja) |
MX (1) | MX172595B (ja) |
SK (1) | SK472990A3 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0416256D0 (en) | 2004-07-20 | 2004-08-25 | Avecia Ltd | Manufacturing process |
CN105295440A (zh) * | 2015-10-30 | 2016-02-03 | 无锡市长安曙光手套厂 | 一种分散染料组合物、分散染料及其的制备方法和用途 |
MX2019001344A (es) * | 2016-08-02 | 2019-08-29 | Ambah Ip Ltd | Composicion inyectable estable de ibuprofeno. |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2049286A (en) * | 1933-03-30 | 1936-07-28 | Du Pont | Azo dyes and methods for their preparation |
US2653150A (en) * | 1950-08-03 | 1953-09-22 | Ici Ltd | Morpholine azo dyestuffs |
FR1348925A (fr) * | 1962-02-28 | 1964-01-10 | Sandoz Sa | Colorants polyazoïques, leur procédé de fabrication et leurs applications |
US3189593A (en) * | 1962-02-28 | 1965-06-15 | Sandoz Ltd | Polyazo dyes |
DE1544376B1 (de) * | 1965-06-12 | 1970-08-20 | Basf Ag | Kupfer- und Eisenkomplexe von Disazofarbstoffen und ihre Herstellung |
CH519009A (de) * | 1969-07-09 | 1972-02-15 | Sandoz Ag | Verfahren zur Herstellung von Polyazoverbindungen und ihre Verwendung |
DE2514008C2 (de) * | 1974-04-10 | 1984-03-08 | Sandoz-Patent-GmbH, 7850 Lörrach | Organische Verbindungen, deren Herstellung und Verwendung |
DE3212240A1 (de) * | 1982-04-02 | 1983-10-06 | Basf Ag | Dis- und trisazofarbstoffe |
DE3212241A1 (de) * | 1982-04-02 | 1983-10-06 | Basf Ag | Disazofarbstoffe |
DE3236628C2 (de) * | 1982-10-04 | 1986-09-11 | Dynamit Nobel Ag, 5210 Troisdorf | Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Alkoxysilanen |
IN169308B (ja) * | 1986-05-03 | 1991-09-28 | Hoechst Ag |
-
1989
- 1989-09-30 DE DE3932829A patent/DE3932829C1/de not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-09-21 ES ES90810730T patent/ES2072415T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1990-09-21 DE DE59009178T patent/DE59009178D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-09-21 EP EP90810730A patent/EP0421927B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-09-25 US US07/587,385 patent/US5116955A/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-09-27 MX MX022608A patent/MX172595B/es unknown
- 1990-09-27 AR AR90317967A patent/AR245473A1/es active
- 1990-09-28 CZ CS904729A patent/CZ285914B6/cs not_active IP Right Cessation
- 1990-09-28 KR KR1019900015457A patent/KR910006424A/ko active IP Right Grant
- 1990-09-28 SK SK4729-90A patent/SK472990A3/sk unknown
- 1990-09-28 JP JP2257602A patent/JP2892133B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1990-09-28 BR BR909004875A patent/BR9004875A/pt not_active Application Discontinuation
- 1990-09-28 DD DD90344283A patent/DD299653A5/de not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0421927B1 (de) | 1995-05-31 |
EP0421927A2 (de) | 1991-04-10 |
DE59009178D1 (de) | 1995-07-06 |
ES2072415T3 (es) | 1995-07-16 |
KR910006424A (ko) | 1991-04-29 |
CZ472990A3 (cs) | 1999-07-14 |
SK279704B6 (sk) | 1999-02-11 |
MX172595B (es) | 1994-01-03 |
DD299653A5 (de) | 1992-04-30 |
AR245473A1 (es) | 1994-01-31 |
US5116955A (en) | 1992-05-26 |
SK472990A3 (en) | 1999-02-11 |
JPH03124771A (ja) | 1991-05-28 |
DE3932829C1 (ja) | 1991-05-02 |
EP0421927A3 (en) | 1992-02-05 |
CZ285914B6 (cs) | 1999-11-17 |
BR9004875A (pt) | 1991-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0021105A1 (en) | Reactive dyes, process for their preparation and their use for dyeing cellulose fibers | |
CN107189491B (zh) | 一种含氟多活性基红色染料及其制备方法 | |
JP2892133B2 (ja) | モノアゾ及びポリアゾ染料の製造方法 | |
CA1063598A (en) | Process for the preparation of water-soluble azo dyestuffs | |
CA1204737A (en) | Production of azo compounds | |
KR100383783B1 (ko) | 수용성섬유-반응성아조염료의염료혼합물,그의제조방법및용도 | |
JPS6218473A (ja) | 水性液状反応染料組成物 | |
US4246171A (en) | Continuous diazotization process, wherein the rate of addition of inorganic nitrite is automatically controlled by polarovoltric means | |
JPH08217983A (ja) | アゾ染料、それらの製造方法及びそれらの用途 | |
JPH05209135A (ja) | 二官能反応性染料 | |
US5356440A (en) | Process for the dyeing of synthetic polyamide fibre materials | |
JPH08209014A (ja) | アゾ染料、その製造方法及びその用途 | |
US4933437A (en) | Preparation of 1:2 chromium complex azo dyes asymmetrically substituted with solubilizing groups | |
US4996303A (en) | Preparation of 1:2 metal complex dyes by coupling in the presence of a metal donor in an inert gas atmosphere | |
US6884875B2 (en) | Reactive blue dye containing a vinyl sulphone group | |
JP4332005B2 (ja) | 黒色染料組成物及びその製造方法 | |
US5606034A (en) | Process for the preparation of azo dyes | |
CN110066527B (zh) | 一种红色活性染料及其制备方法 | |
CN113502067B (zh) | 直接混纺染料的制备方法 | |
US4395264A (en) | Azo coupling process | |
US4874847A (en) | Process for the diazotisation of primary aromatic amines which are sparingly soluble in water | |
EP0241414B1 (de) | Verfahren zur Herstellung von 1:2-Metallkomplexazofarbstoffen | |
US4515599A (en) | Process for dyeing paper | |
US5204453A (en) | Process for the preparation of 1:2 metal complex azo compounds by carrying out diazotization and coupling in the presence of a metal donor | |
US20070033749A1 (en) | Anionic azo dyes and the metal complexes thereof ofr colouring leather |