JP2891163B2 - アドレス変換装置 - Google Patents

アドレス変換装置

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JP2891163B2
JP2891163B2 JP8064084A JP6408496A JP2891163B2 JP 2891163 B2 JP2891163 B2 JP 2891163B2 JP 8064084 A JP8064084 A JP 8064084A JP 6408496 A JP6408496 A JP 6408496A JP 2891163 B2 JP2891163 B2 JP 2891163B2
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力されたアドレ
ス信号を他のアドレスのアドレス信号に変換するアドレ
ス変換装置に係わり、特にアクセスアドレスの固定され
ているI/Oデバイスを任意のアドレス空間に配置して
用いる際に好適なアドレス変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータや中央処理装置(CPU)
からアクセスされるI/Oデバイスや周辺機器には、ア
クセス先の装置を特定するためのアクセスアドレスが割
り付けられている。多数の周辺機器が接続されている場
合には、それらのアクセスアドレスはI/O空間と呼ば
れるメモリマップ上に割り付けられる。
【0003】周辺機器やI/Oデバイスの中には、その
アクセスアドレスが固定されているものがあり、コンピ
ュータなどのI/O空間内に装置固有のアクセスアドレ
スが無い場合がある。また、複数の装置のアクセスアド
レスが互いに競合しているような場合もある。このよう
な場合には、I/O空間内の空きアドレスを該当する装
置のアクセスアドレスに変換する必要がある。アドレス
変換装置は、このようなアドレス変換を行う際に用いら
れる装置である。
【0004】特開平3−27635号公報には、アドレ
ス変換に用いる変換情報を予め登録しておき、変換の対
象となるアドレスが入力されたとき予め登録された変換
情報を基にアドレス変換を行うアドレス変換装置が開示
されている。この装置では、入力されたアドレス信号の
うちの一部のビットを変換するようになっており、変換
されるビットの変換後の値、あるいは入力されたアドレ
スに加算する加算値を予めレジスタに登録している。
【0005】また入力されるアドレスの一部をアドレス
デコーダによってデコードすることによってそれが変換
対象のアドレスであるか否かを検出している。該当する
アドレスが入力されたとき、そのうちの一部のビットを
予め登録しておいた値に置き換えたり、あるいは入力さ
れたアドレスに予め登録してある加算値を加えてアドレ
ス変換を行っている。
【0006】特開平5−189352号公報には、入力
アドレスに応じた変換後のアドレス情報を予めRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)に複数記憶するように
したアドレス変換装置が開示されている。この装置で
は、入力されるアドレスが変換対象の範囲内か否かをア
ドレスデコーダによって検出している。そして変換対象
の範囲内のアドレスが入力されると、その一部をRAM
のアクセスアドレスとして用い、RAMから読み出され
たアドレス情報でアクセスアドレスとして用いた一部の
アドレスを置き換えるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これら従来から使用さ
れているアドレス変換装置では、入力されたアドレス信
号の一部を、レジスタあるいはRAMに予め登録されて
いるアドレスに置き換えることによってアドレス変換を
行っている。このため、複雑なアドレス変換処理を行う
ことができないという問題がある。
【0008】たとえば、特開平3−27635号公報に
開示された先行技術では、入力されたアドレスの上位数
ビットの一致により変換対象のアドレスか否かを検出
し、これら上位ビットを予め設定した値に置き換えてい
る。下位のビットについてはコンピュータから入力され
たアドレスをそのまま用いるようになっている。このよ
うな場合には、下位数ビットでアドレス可能な範囲の空
間を、この空間よりも広い飛び飛びのアドレス空間に分
散させたり、その逆に飛び飛びのアドレス空間を、連続
したアドレス空間に写像することができない。
【0009】また、同一のアドレスを複数回連続して読
み書きすることで、複数ワードのデータを1つのアクセ
スアドレスによって読み書きするI/Oデバイスがあ
る。このような場合、連続する複数のアドレスが同一の
アクセスアドレスに写像されるようにアドレス変換がで
きれば、ブロック転送命令などによりバースト的にI/
Oデバイスをアクセスすることができる。しかしなが
ら、入力されたアドレス信号の下位ビットをそのまま用
いる場合には、このような複雑なアドレス変換を行うこ
とはできない。
【0010】RAMを用いてアドレス変換を行う場合に
は、入力アドレス情報の全ビットをRAMのアクセスア
ドレスに用いれば任意のアドレスに変換することができ
る。しかしながら、記憶容量の大きなRAMを用いる必
要があり、コストアップにつながるという問題がある。
その上、RAMを用いる場合には、個々のアドレスごと
にRAMの記憶内容を登録する必要があり、その設定が
煩雑であるという問題がある。
【0011】また、従来から使用されているアドレス変
換装置では、入力されたアドレス信号が変換対象のアド
レスであるか否かを、アドレスデコーダによって検出し
ている。アドレスデコーダは、ハード的に検出アドレス
が固定されているので、変換対象となるアドレス範囲を
容易に変更することができないという問題がある。
【0012】そこで本発明の目的は、比較的複雑なアド
レス変換を行うことができ、かつその変換内容を容易に
設定変更することのできる回路構成の簡易なアドレス変
換装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、入力される複数ビットのアドレス情報と論理積をと
るためのマスクパターンの登録されたマスク情報登録手
段と、マスクパターンと論理積のとられた後のアドレス
情報と一致しているか否かを比較される比較アドレスの
登録された比較アドレス登録手段と、入力されるアドレ
ス情報のビット配置を入れ換える際の入換パターンの登
録された入換パターン登録手段と、ビット配置の入れ換
えられた後のアドレス情報に加算する加算値の登録され
た加算値登録手段と、ビット配置の入れ換えられた後の
アドレス情報に加算値を加算した後の値とこの加算値登
録手段に登録されている加算値のいずれを選択すべきか
を各ビットごとに表わす選択情報の登録された選択情報
登録手段と、アドレス情報が入力されたときそのビット
配置を入換パターンに応じて入れ換えるビット配置入換
手段と、このビット配置入換手段によってビット配置の
入れ換えられた後のアドレス情報に加算値を加算する加
算手段と、加算値とこの加算手段によって加算値の加算
された後のアドレス情報のいずれかを選択情報に応じて
ビットごとに選択する選択手段と、アドレス情報が入力
されたときこれとマスク情報登録手段に登録されている
マスクパターンの対応するビットごとの論理積を演算す
るマスク手段と、このマスク手段によってビットごとの
論理積のとられた後のアドレス情報と比較アドレスとの
一致を検出する比較手段と、この比較手段によって比較
アドレスとの一致が検出されたとき選択手段により選択
されたものを変換後のアドレス情報として出力する変換
アドレス出力手段とをアドレス変換装置に具備させてい
る。
【0014】すなわち請求項1記載の発明では、入力ア
ドレスと予め設定してあるマスクパターンとの対応する
ビットごとの論理積をとり、その結果が所定の比較アド
レスと一致するか否かによって、変換対象のアドレス範
囲内か否かを判別している。したがって、変換対象のア
ドレス範囲を柔軟に設定することができる。また、入力
アドレスのビット配置を予め登録されている入換パター
ンに応じて入れ換えている。これにより、飛び飛びのア
ドレス空間と連続するアドレス空間との間でアドレス変
換を行うことが可能になる。
【0015】さらに、入換後のアドレスに予め登録して
ある加算値を加えることで、任意のオフセットを設定す
ることができる。また、加算値を加えた後の値を出力値
とするか加算値自体を出力値とするかを選択できるの
で、入力アドレスに係わらず、出力アドレスの任意のビ
ットを固定値に変換することができる。これらのアドレ
ス変換を組み合わせることにより、比較的複雑なアドレ
ス変換を行うことができる。また、比較アドレスやマス
クパターンなどの登録値を変更することで、容易に変換
内容を設定変更できる。
【0016】請求項2記載の発明では、入力される複数
ビットのアドレス情報と論理積をとるためのマスクパタ
ーンの登録されたマスク情報登録手段と、マスクパター
ンと論理積のとられた後のアドレス情報と一致している
か否かを比較される比較アドレスの登録された比較アド
レス登録手段と、入力されるアドレス情報のビット配置
を所定ビット数ごとのグループを単位として入れ換える
際の入換パターンの登録された入換パターン登録手段
と、ビット配置の入れ換えられた後のアドレス情報に加
算する加算値の登録された加算値登録手段と、所定ビッ
ト数のグループごとにこの加算値登録手段に登録されて
いる加算値とビット配置の入れ換えられた後のアドレス
情報に加算値を加算した後の値のうちのいずれを選択す
べきかを表わした選択情報の登録された選択情報登録手
段と、アドレス情報が入力されたときそのビット配置を
入換パターンに応じてグループごとに入れ換えるビット
配置入換手段と、このビット配置入換手段によってビッ
ト配置の入れ換えられた後のアドレス情報に加算値を加
算する加算手段と、加算値とこの加算手段によって加算
値の加算された後のアドレス情報のいずれかを選択情報
に応じてグループごとに選択する選択手段と、アドレス
情報が入力されたときこれとマスク情報登録手段に登録
されているマスクパターンの対応するビットごとの論理
積を演算するマスク手段と、このマスク手段によってビ
ットごとの論理積のとられた後のアドレス情報と比較ア
ドレスとの一致を検出する比較手段と、この比較手段に
よって比較アドレスとの一致が検出されたとき選択手段
により選択されたものを変換後のアドレス情報として出
力する変換アドレス出力手段とをアドレス変換装置に具
備させている。
【0017】すなわち請求項2記載の発明では、ビット
配置の入れ換えおよび加算後の値と加算値自体の選択
を、アドレス信号を所定ビット数ずつの複数に分けたブ
ロック単位に行っている。たとえば、4ビット単位にこ
れらの操作を行うことができる。
【0018】請求項3記載の発明では、入力される複数
ビットのアドレス情報と論理積をとるためのマスクパタ
ーンの登録されたマスク情報登録手段と、マスクパター
ンと論理積のとられた後のアドレス情報と一致している
か否かを比較される比較アドレスの登録された比較アド
レス登録手段と、入力されるアドレス情報のビット配置
を入れ換える際の入換パターンの登録された入換パター
ン登録手段と、ビット配置の入れ換えられた後のアドレ
ス情報に施されるアドレス変換の内容の登録された変換
内容登録手段と、アドレス情報が入力されたときそのビ
ット配置を入換パターンに応じて入れ換えるビット配置
入換手段と、このビット配置入換手段によってビット配
置の入れ換えられた後のアドレス情報に変換内容登録手
段に登録されているアドレス変換を施すアドレス変換手
段と、アドレス情報が入力されたときこれとマスク情報
登録手段に登録されているマスクパターンの対応するビ
ットごとの論理積を演算するマスク手段と、このマスク
手段によってビットごとの論理積のとられた後のアドレ
ス情報と比較アドレスとの一致を検出する比較手段と、
この比較手段によって比較アドレスとの一致が検出され
たときアドレス変換手段により変換された後のアドレス
情報を有効なアドレスとして出力する有効アドレス出力
手段とをアドレス変換装置に具備させている。
【0019】すなわち請求項3記載の発明では、入力ア
ドレスのビット配置を予め登録されている入換パターン
に応じて入れ換えた後のアドレス信号に各種のアドレス
変換処理を施している。これにより、オフセット値の加
算や固定アドレスを出力するなどの簡単なアドレス変換
処理を施すだけであっても、飛び飛びのアドレス空間と
連続するアドレス空間との間でアドレス変換を行うなど
の複雑なアドレス変換が可能になる。
【0020】請求項4記載の発明では、マスク情報登録
手段、比較アドレス登録手段、加算値登録手段および選
択情報登録手段は、それらの登録内容を書き換えること
のできるレジスタである構成されている。
【0021】すなわち請求項4記載の発明では、変換対
象のアドレス範囲を判別するための登録情報や、アドレ
スを変換する際に用いる登録情報の内容を任意に書き換
えることができるようになっている。これにより、変換
対象のアドレス範囲や、アドレス変換の内容を容易に設
定変更することができ、各種の変換に容易に対応するこ
とができる。
【0022】請求項5記載の発明では、加算値登録手段
はグループごとに加算値を登録し、加算手段はビット配
置入換手段によってビット配置の入れ換えられた後のア
ドレス情報と加算値の対応するグループどうしを個別に
加算するようになっている。
【0023】すなわち請求項5記載の発明では、加算値
の加算は、ブロックごとに行われる。他のブロックの加
算による桁上がりを無視しているので、各ブロック内だ
けで加算を行えばよく、演算を高速に行うことができ
る。さらに、桁上がりを考慮する必要がないので、加算
後の値を所望の値にするための加算値の設定を容易に行
うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
【0025】
【実施例】図1は、本発明の一実施例におけるアドレス
変換装置の構成の概要を表わしたものである。アドレス
変換装置11は、アドレス信号の変換内容を制御するア
ドレス変換制御部12と、アドレス変換制御部12の指
示に基づいて入力されたアドレス信号を変換するアドレ
ス変換部13とを備えている。アドレス変換制御部12
は、入力されるアドレス信号が、変換対象のアドレス範
囲内であるか否かを検出するアドレス検出部14と、入
力されたアドレス信号のアドレス範囲に応じて変換すべ
き内容を制御するアドレス制御部15とから構成され
る。
【0026】アドレス検出部14、アドレス制御部15
およびアドレス変換部13には、それぞれ図示しないコ
ンピュータ装置から、入力アドレスバス21を通じてア
ドレス信号22が入力される。アドレス信号22は16
ビット幅であるものとする。アドレス制御部15には、
16ビット幅のデータバス23を通じて変換内容や変換
対象のアドレス範囲を指定するためのデータ24がコン
ピュータ装置から入力される。
【0027】さらに、アドレス検出部14、アドレス制
御部15には、入力されたアドレス信号や各種データが
有効であるか否かを示すバスコマンド26がコンピュー
タ装置から制御バス25を通じて入力される。アドレス
変換部13の出力する変換後のアドレス信号27は、I
/Oデバイスにアドレス信号を供給するための出力アド
レスバス28に送出される。
【0028】アドレス制御部15は、変換対象のアドレ
スか否かを判別するために用いる各種の情報のほか、ア
ドレスの変換内容を表わす情報を登録するための各種の
レジスタを備えている。これらレジスタの記憶内容は、
データバス23を通じてコンピュータ装置から任意に設
定変更できるようになっている。アドレス変換制御装置
は、それらのレジスタをコンピュータ装置から読み書き
するためのアクセスアドレス“0000”h(16進表
記)と“0002”hを備えている。
【0029】“0000”hのI/Oポートにライトア
クセスした際のデータバス23上の値によってアクセス
すべきレジスタの番号が指定される。この値はアドレス
制御部15の有するインデックスレジスタに保持され
る。この後、“0002”h番地をライトアクセスした
際のデータバス23上の16ビットのワードデータが、
先に設定したインデックスレジスタの示す番号のレジス
タに書き込まれるようになっている。
【0030】図2は、指定されたレジスタ番号を格納す
るためのインデックスレジスタのデータ構成を表わした
ものである。インデックスレジスタ31は、1バイトで
構成されており、そのうち、第1ビット〜第4ビットの
4つのビット32によりレジスタ番号が示される。この
値をインデックスレジスタ値と呼ぶことにする。第0ビ
ット33および第5ビット〜第7ビット34は、それぞ
れ未使用のリザーブビットである。ただし、4つのビッ
ト32は、レジスタ番号を示す情報のうちの第1〜第4
ビットに対応しており、第0ビットは常に“0”に設定
される。このため、“00”hから“1E”hまでを2
番地ごとに表わすことができる。
【0031】図3は、変換対象のアドレスレンジや変換
内容を指定するための情報を記憶するレジスタ群の内容
を表わしたものである。これらレジスタ群を設定レジス
タと呼ぶことにする。設定レジスタ41は、入力された
アドレス信号の変換に用いる情報をそれぞれ4つのレジ
スタに格納した第1〜第4の設定レジスタ組42〜45
を備えている。各設定レジスタ組は、これらを識別すた
めに1番から4番の設定番号が割り振られている。以後
の説明において、設定レジスタ組を識別する際にはこれ
ら識別番号を用いる。
【0032】各設定レジスタ組は、アドレスマスクレジ
スタ46と、アドレス比較レジスタ47と、加算値レジ
スタ48および制御レジスタ52を備えている。アドレ
スレマスクレジスタ46、アドレス比較レジスタ47お
よび加算値レジスタ48はそれぞれ16ビット幅であ
る。制御レジスタ52のうち、第0ビット〜第3ビット
までの4つのビットは加算制御レジスタ49として、第
8ビット〜第15ビットまでの8つのビットはレーン制
御レジスタ51として用いられる。
【0033】アドレスマスクレジスタ46は、入力され
たアドレスとビットごとの論理積をとるためのマスクパ
ターンを記憶するものである。アドレス比較レジスタ4
7は、アドレスマスクレジスタ46の値と論理積のとら
れた後のアドレス情報の値との比較に用いられる。これ
らが一致したとき入力されたアドレス信号がアドレス変
換の対象範囲内であると識別される。加算値レジスタ4
8は、入力されたアドレス情報に加算するオフセット値
を記憶するためのレジスタである。この値は、加算値と
して用いられるほか、アドレスの一部を固定値に置き換
える際の値としても用いられる。
【0034】レーン制御レジスタ49は、入力されたア
ドレス信号のビット配置を変換する際の変換パターンを
登録するものである。ビット配置の変換は、4ビットご
との4つのブロックに分けて行われる。レーン制御レジ
スタ49は、2ビットずつ4つに分けられており、その
下位2ビットから順に入力アドレスをその最下位側より
4ビットずつに分けた第1のブロック〜第4のブロック
にそれぞれ対応している。また、レーン制御レジスタ4
9の各2ビットの示す値は、ビット配置を変換した後の
ブロック番号を示している。
【0035】たとえば、レーン制御レジスタ49の第1
5、第14ビットの2つのビットは、入力されるアドレ
ス信号の第15ビット〜第12ビットで構成される第4
のブロックについてその変換後の配置先のブロック番号
を表わしている。レーン制御レジスタ49の第15、第
14ビットの2つのビットの値が“00”の場合には、
第4のブロックのアドレス信号は第1のブロックの位置
に配置変換されることを表わしている。
【0036】加算制御レジスタ51は、加算レジスタ5
1の値を加算した後の値と、加算レジスタ51の値その
もののいずれを変換後のアドレス信号として出力すべき
かをブロックごとに表わしたものである。加算制御レジ
スタの4つのビットは、それぞれ先に説明した第1〜第
4のブロックに対応しており、各ビットの値が“0”の
ときそのビットに対応するブロックについては加算後の
値を選択することを示している。加算制御レジスタ51
の各ビットの値が“1”のときはそれに対応するブロッ
クについては加算値そのものを出力することを示してい
る。
【0037】図4は、図1に示したアドレス検出部の構
成の概要を表わしたものである。第1から第4の論理積
回路61〜64は、入力されるアドレス信号22と、ア
ドレスマスクレジスタの値とのビットごとの論理積を演
算する回路である。第1の論理積回路61には、設定番
号1番のアドレスマスクレジスタの値が、第2の論理積
回路62には、設定番号2番のアドレスマスクレジスタ
の値がそれぞれマスクパターンとして入力されている。
同様に第3の論理積回路63には設定番号3番のもの
が、第4の論理積回路64には設定番号4番のアドレス
マスクレジスタの値が入力されている。
【0038】第1〜第4の論理積回路61〜64の出力
は、第1〜第4の比較回路65〜68に入力されてい
る。第1の比較回路65には、設定番号1番のアドレス
比較レジスタの値が、第2の比較回路66には、設定番
号2番のアドレス比較レジスタの値がそれぞれ入力され
ている。同様に第3の比較回路67には、設定番号3番
のものが、第4の比較回路68には設定番号4番のアド
レス比較レジスタの値が入力されている。エンコード回
路69には、各比較回路の比較結果を表わす一致検出信
号71〜74が入力されている。また、制御バス25か
らのバスコマンド26が入力されている。
【0039】比較回路65〜68の出力する一致検出信
号の値は、それぞれ対応する論理積回路から入力される
マスク後のアドレス信号と、アドレス比較レジスタの値
が一致するとき“真”なり、不一致のとき“偽”とな
る。エンコード回路69は、バスコマンド26がI/O
リードあるいはI/Oライトを表わしているとき“真”
の値となっている一致検出信号が4つのうちのいずれで
あるかを2ビットにエンコードしたエンコード信号75
を出力する回路である。
【0040】設定番号“1”の一致検出信号71が
“真”のとき“00”を、設定番号“2”の一致検出信
号72が“真”のとき“01”を、設定番号“3”の一
致検出信号73が“真”のとき“10”を、設定番号
“4”の一致検出信号74が“真”のとき“11”を出
力する。このようにエンコード信号75の値は、一致検
出信号が“真”となったものの設定番号の値に対応して
いる。また、エンコード回路69は、いずれか1つ以上
の一致検出信号が“真”であり、かつI/Oライトコマ
ンドあるいはI/Oリードコマンドが入力されていると
き、“真”の値をとるエンコード有効表示信号76を出
力する。
【0041】図5は、図1に示したアドレス制御部の構
成の概要を表わしたものである。アドレス制御部15
は、アドレスマスクレジスタ群81と、アドレス比較レ
ジスタ群82と、加算値レジスタ群83と、レーン制御
レジスタ群84と加算制御レジスタ分85を備えてい
る。また、これらのレジスタ群に設定すべき値を書き込
むレジスタライト部86を有している。各レジスタ群8
1、〜85は、それぞれ図3に示したように設定番号が
“1”〜“4”の4組分のレジスタを備えている。
【0042】レジスタライト部86には、入力アドレス
バス21と、データバス23と制御バス25が接続され
ている。レジスタライト部86は、図2に示したインデ
ックスレジスタを備えている。I/Oポート“000
0”hへのライトコマンドが入力されると、データバズ
23上の第1ビット〜第4ビットをインデックスレジス
タの対応するビットに取り込むようになっている。
【0043】レジスタライト部86は、I/Oポート
“0002”hへのライトコマンドを受けたとき、イン
デックスレジスタに格納しているレジスタ番号を表わし
たレジスタ番号信号87と、各レジスタ群への書き込み
を指示するレジスタライト信号88を出力する。
【0044】アドレスマスクレジスタ群81は、設定番
号“1”〜“4”に対応する各16ビットからなる4つ
のアドレスマスクレジスタを備えている。これらは、レ
ジスタ番号信号87が、“00”h、“08”h、“1
0”h、“18”hであってレジスタライト信号88が
真になったとき、データバス23上のデータを取り込む
ようになっている。アドレスマスクレジスタ群81の出
力信号89はこれら4つのレジスタの並列出力であり、
64ビット幅になっている。
【0045】アドレス比較レジスタ群82は、設定番号
“1”〜“4”に対応する各16ビットからなる4つの
アドレス比較レジスタを備えている。これらは、レジス
タ番号信号87が、“02”h、“0A”h、“12”
h、“1A”hであってレジスタライト信号88が真に
なったとき、データバス23上のデータを取り込むよう
になっている。アドレス比較レジスタ群82の出力信号
91はこれら4つのレジスタの並列出力であり64ビッ
ト幅である。
【0046】加算レジスタ群83は、設定番号“1”〜
“4”に対応する各16ビットからなる4つのアドレス
比較レジスタを備えている。これらは、レジスタ番号信
号87が、“04”h、“0C”h、“14”h、“1
C”hであってレジスタライト信号88が真のとき、デ
ータバス23上のデータを取り込むようになっている。
加算値レジスタ群83の出力信号92は、これら4つの
レジスタの並列出力であり、64ビット幅になってい
る。
【0047】レーン制御レジスタ群84は、設定番号
“1”〜“4”に対応する各8ビットからなる4つのレ
ーン制御レジスタを備えている。これらは、レジスタ番
号信号87が、“06”h、“0D”h、“16”h、
“1D”hであってレジスタライト信号88が真のと
き、データバス23上の上位8ビットのデータを取り込
むようになっている。レーン制御レジスタ群84の出力
信号93は、これら4つのレジスタの並列出力であり3
2ビット幅になっている。
【0048】加算制御レジスタ群85は、設定番号
“1”〜“4”に対応する各4ビットからなる4つの加
算制御レジスタを備えている。これらは、レジスタ番号
信号87が、“06”h、“0D”h、“16”h、
“1D”hであってレジスタライト信号88が真のと
き、データバス23上の下位4ビットのデータを取り込
むようになっている。加算制御レジスタ群85の出力信
号94は、これら4つのレジスタの並列出力であり16
ビット幅になっている。
【0049】第1のレジスタ選択部95には、図4に示
したエンコード回路69の出力するエンコード信号75
と、加算値レジスタ群83の出力信号92が入力されて
いる。第1のレジスタ選択部95は、エンコード信号7
5の示す設定番号に対応する加算値レジスタの値を1つ
選択して出力する。第1のレジスタ選択部95の出力す
る第1の選択信号96は、いずれか1つの加算値レジス
タの値であり16ビット幅である。
【0050】第2のレジスタ選択部97には、図4に示
したエンコード回路69の出力するエンコード信号75
と、レーン制御レジスタ群84の出力信号93が入力さ
れている。第2のレジスタ選択部97は、エンコード信
号75の示す設定番号に対応するレーン制御レジスタの
値を1つ選択して出力する。第2のレジスタ選択部97
の出力する第2の選択信号98は、いずれか1つのレー
ン制御レジスタの値であり8ビット幅である。
【0051】第3のレジスタ選択部99には、図4に示
したエンコード回路69の出力するエンコード信号75
と、加算制御レジスタ群85の出力信号94が入力され
ている。第3のレジスタ選択部99は、エンコード信号
75の示す設定番号に対応する加算制御レジスタの値を
1つ選択して出力する。第3のレジスタ選択部99の出
力する第3の選択信号101は、いずれか1つの加算制
御レジスタの値であり4ビット幅である。
【0052】このようにアドレス制御手段は、図2に示
した各種の設定値を保持している。さらに、エンコード
回路69から受け取ったエンコード信号75の値に応じ
て、設定番号が“1”〜“4”のうちのいずれかの組の
加算値レジスタ、レーン制御レジスタおよび加算制御レ
ジスタの値を選択して出力するようになっている。
【0053】図6は、図1に示したアドレス変換部の構
成の概要を表わしたものである。アドレス変換部13
は、ビット配置の入れ換えおよび加算値の加算、および
加算結果と加算値自身のいずれかを選択する第1〜第4
の論理回路111〜114を備えている。また、これら
論理回路の出力信号115〜118と入力アドレスバス
21からのアドレス信号のいずれか一方をエンコード有
効用信号76に応じて選択する第1〜第4のセレクタ回
路121〜124を備えている。
【0054】第1〜第4の論理回路111〜114およ
び第1〜第4のセレクタ121〜124はそれぞれ出力
アドレスバス28に出力する16ビット幅のアドレス信
号を4つに分けた4ビットについての処理を行うように
なっている。第1の論理回路111および第1のセレク
タ121は、出力アドレス信号のうちの上位4ビット
を、第2の論理回路112および第2のセレクタ122
は、出力アドレス信号のうちの第11ビット〜第8ビッ
トについての演算を行う。第3の論理回路および第3の
セレクタ123は、第7ビット〜第4ビットまでについ
ての演算を、第4の論理回路114および第4のセレク
タ124は出力アドレス信号のうち下位の4ビットにつ
いての演算をそれぞれ行う。
【0055】第1から第4の論理回路111〜114に
は、それぞれ入力アドレスバス21から16ビット幅の
アドレス信号が入力される。また、第1から第4の論理
回路111〜114には、第1のレジスタ選択部95に
よって選択された加算値レジスタの値を示す第1の選択
信号96が上位から4ビットずつに振り分けられて入力
されている。すなわち、第1の論理回路111には、ア
ドレス信号のうち第15ビット〜第12ビット(12
5)が、第2の論理回路112には、第11ビットから
第8ビット(126)が、第3の論理回路113には、
第7ビットから第4ビット(127)が、第4の論理回
路114には第3ビットから第0ビット(128)が入
力されている。
【0056】同様に第1から第4の論理回路111〜1
14には、選択されたレーン制御レジスタの値を示す第
2の選択信号98が上位から2ビットずつに振り分けら
れて入力されている。すなわち、第1の論理回路111
には、レーン制御レジスタの8ビットのうち第7、第6
ビット(131)が、第2の論理回路112には、第
5、第4ビット(132)が、第3の論理回路113に
は、第3、第2ビット(133)が、第4の論理回路1
14には第1、第0ビット(134)がそれぞれ入力さ
れている。
【0057】さらに、第3のレジスタ選択部99によっ
て選択された加算値制御レジスタの値を示す第3の選択
信号101が上位から1ビットずつ順に振り分けられて
入力されている。すなわち、第1の論理回路111に
は、加算値レジスタの4ビットのうち第3(135)
が、第2の論理回路112には、第2(136)が、第
3の論理回路113には、第1ビット(137)が、第
4の論理回路114には第0ビット(138)がそれぞ
れ入力されている。
【0058】第1から第4のセレクタ121〜124に
は、対応する論理回路の出力信号115〜118とエン
コード有効表示信号76のほか、入力アドレスバス21
からのアドレス信号が上位から4ビットずつに振り分け
られて入力されている。第1のセレクタ121には、入
力アドレス信号のうちの第15ビット〜第12ビット
(141)が、第2のセレクタ122には、第11ビッ
ト〜第8ビット(142)が、第3のセレクタ123に
は第7ビット〜第4ビット(143)が、第4のセレク
タ124には第3ビットから第0ビット(144)がそ
れぞれ入力されている。
【0059】各セレクタ121〜124は、エンコード
有効表示信号76が“真”のとき、対応する論理回路か
らの信号を選択し、“偽”のとき入力アドレスバス21
からのアドレス信号を選択して出力する。第1〜第4の
セレクタ121〜124からの各4ビットの出力信号1
45〜148は出力アドレスバス28上に出力され、合
計で16ビット幅の出力アドレス信号となる。
【0060】図7は、図6に示した第1の論理回路の構
成の概要を表わしたものである。第1〜第4の論理回路
111〜114の構成は互いに同一であり、ここでは第
1の論理回路についてのみ説明する。レーンセレクタ1
31には、入力アドレスバス21からの16ビット幅の
アドレス信号21と、第2のレジスタ選択部97の出力
する第2の選択信号98のうちの対応する2ビット(第
7、第6ビット)が入力されている。
【0061】レーンセレクタ151は、入力された第2
の選択信号(131)の値が“00”のとき、アドレス
信号21のうち上位から4ビット(第15ビット〜第1
2ビット)を選択出力する。同様に第2の選択信号13
1の値が“01”のとき、アドレス信号21のうち第1
1ビットから第8ビットを、第2の選択信号131の値
が“10”のとき第7ビットから第4ビットを、第2の
選択信号131の値が“11”のとき第3ビットから第
0ビットを選択出力する。
【0062】加算器152には、レーンセレクタ151
の出力信号153と、図5に示した第1のレジスタ選択
部95の出力する加算値レジスタの値を表わした第1の
選択信号96のうちの上位4ビット(125)が入力さ
れている。加算器152は、これらを加算した出力信号
154を出力する。加算値セレクタ155には、加算器
152の出力信号154と、第1の選択信号のうちの上
位4ビット(125)と、選択された加算制御レジスタ
の値を示す第3の選択信号のうちの上位1ビット(13
5)が入力されている。
【0063】加算値セレクタ155は、第3の選択信号
135の値が“1”のとき、加算値レジスタの値(12
5)を選択し、第3の選択信号135の値が“0”のと
き加算器152の出力信号154を選択する。
【0064】図8は、アドレス変換装置の各設定レジス
タの設定内容の一例およびこれらの値が設定された際の
入力アドレスと出力アドレスの対応関係を表わしたもの
である。図の左から、設定番号161、入力アドレス値
162、出力アドレス値163、アドレスマスクレジス
タ値164、アドレス比較レジスタ値165、加算値レ
ジスタ値166、および制御レジスタ値167を示して
いる。制御レジスタ値167は、図3に示したように、
レーン制御レジスタと加算制御レジスタの双方の値を示
している。
【0065】それでは、このように各レジスタが設定さ
れた状態におけるアドレス変換装置の動作について説明
する。
【0066】図9は、アドレス変換装置の行うアドレス
変換動作の流れの一例を模式的に表わしたものである。
ここでは図8に示したうち設定番号が“1”のレジスタ
群を用いてアドレスの変換の行われる様子を示してあ
る。入力アドレス171は、“9801”hである。入
力アドレス171は、図4に示した第1から第4の論理
積回路61〜64によってそれぞれのアドレスマスクレ
ジスタ値とビットごとの論理積がとられる。
【0067】第1の論理積回路61では、アドレスマス
クレジスタ172の値が“FCE0”であるので、演算
結果は、“9800”h(173)になる。この演算結
果は、第1の比較回路65(図4)によってアドレス比
較レジスタ174と比較される。アドレス比較レジスタ
174の値は“9800”hであり、演算結果と一致し
ているので、第1の比較回路65の一致検出信号71は
“真”になる。第2から第4の論理積回路62〜64の
出力値は、対応するアドレス比較値と一致しないので、
エンコード回路69(図4)は、設定番号“1”を表わ
したエンコード信号75を出力する。すなわち、エンコ
ード信号75として“00”の値が出力される。
【0068】エンコード信号75の値の示す設定番号が
“1”であるので、これに対応したレーン制御レジスタ
175、加算値レジスタ176、加算制御レジスタ17
7の値がアドレス制御部15の第1〜第3のレジスタ選
択部95、97、99によって選択される。すなわち、
第1のレジスタ選択手段95の出力値は“0000”h
に、第2のレジスタ選択手段97の出力値は“0010
0111”b(2進数表記)に、第3のレジスタ選択手
段99の出力値は“0000”bになる。以後のアドレ
ス変換は、これらの値を基に行われる。
【0069】第1の論理回路111のレーンセレクタに
入力されているレーン制御レジスタの値は“00”であ
るので、入力アドレスのうちの第15ビット〜第12ビ
ットが選択される。第2の論理回路112に入力されて
いるレーン制御レジスタの値は“10”であるので、入
力アドレスのうちの第7ビットから第4ビットが選択出
力される。
【0070】第3の論理回路113に入力されているレ
ーン制御レジスタの値は“01”であるので、入力アド
レスのうちの第11ビットから第8ビットが選択出力さ
れる。第4の論理回路114に入力されているレーン制
御レジスタの値は“11”であるので、入力アドレスの
うちの第3ビットから第0ビットが選択出力される。し
がったて、入力アドレスの第4ビット〜第7ビットと、
第8ビット〜第11の配置が相互に入れ換えられて“9
081”hに変換される。
【0071】その後、これに加算値レジスタ176の値
が加算される。加算制御レジスタ177の値は、全て
“0”であるので、第1〜第4の論理回路111〜11
4の加算値セレクタ155はそれぞれ加算後の値を選択
出力する。入力アドレスは、変換対象のアドレスレンジ
内であるので、エンコード回路69の出力するエンコー
ド有効表示信号76は“真”である。このため図6に示
した第1〜第4のセレクタ121〜124はそれぞれ対
応する論理回路111〜114の出力を選択し、出力ア
ドレスバス28上に送出する。こうして、入力アドレス
“9801”hは、“9081”hに変換される。
【0072】図10は、アドレス変換装置の行うアドレ
ス変換動作の流れの他の一例を模式的に表わしたもので
ある。ここでは図8に示したうち設定番号が“2”のレ
ジスタ群を用いてアドレスの変換の行われる様子を示し
てある。入力アドレス181は、“A312”hであ
る。入力アドレス181は、図4に示した第1から第4
の論理積回路61〜64によってそれぞれのアドレスマ
スクレジスタ値とビットごとの論理積がとられる。
【0073】第2の論理積回路62では、アドレスマス
クレジスタ182の値が“FE00”hであるので、演
算結果は、“A200”h(183)になる。この演算
結果は、第2の比較回路66(図4)によってアドレス
比較レジスタ184と比較される。
【0074】アドレス比較レジスタ184の値は“A2
00”hであり、演算結果と一致しているので、第2の
比較回路66の一致検出信号72が“真”になる。他の
論理積回路の出力値は、対応するアドレス比較値と一致
しないので、エンコード回路69(図4)は、設定番号
“2”を表わしたエンコード信号75を出力する。すな
わち、エンコード信号75として“01”の値が出力さ
れる。
【0075】エンコード信号75の値の示す設定番号が
“2”であるので、これに対応したレーン制御レジスタ
185、加算値レジスタ186、加算制御レジスタ18
7の値がアドレス制御部15の第1〜第3のレジスタ選
択部95、97、99によって選択される。すなわち、
第1のレジスタ選択手段95の出力値は“6E00”h
に、第2のレジスタ選択手段97の出力値は“0001
1011”bに、第3のレジスタ選択手段99の出力値
は“0000”bになる。
【0076】この場合、第1から第4の論理回路111
〜114において、入力アドレス181のビット配置の
変更は行われなず、加算値レジスタ186の値が加算さ
れ、“0112”hになる。加算は4ビットごとに個別
に行われており、下位の桁でからの繰り上がり(キャリ
ー)は無視される。加算制御レジスタ187の値は、全
て“0”であるので、第1〜第4の論理回路111〜1
14の加算値セレクタ155はそれぞれ加算後の値を選
択出力する。こうして、入力アドレス“A312”h
は、“0112”hに変換される。
【0077】図11は、アドレス変換装置の行うアドレ
ス変換動作の流れの他の一例を模式的に表わしたもので
ある。ここでは図8に示したうち設定番号が“3”のレ
ジスタ群を用いてアドレスの変換の行われる様子を示し
てある。入力アドレス191は、“6784”hであ
る。入力アドレス191は、図4に示した第1から第4
の論理積回路61〜64によってそれぞれのアドレスマ
スクレジスタ値とビットごとの論理積がとられる。
【0078】第3の論理積回路63では、アドレスマス
クレジスタ192の値が“00FE”hであるので、演
算結果は、“0084”h(193)になる。この演算
結果は、第3の比較回路67(図4)によってアドレス
比較レジスタ194と比較される。アドレス比較レジス
タ194の値は“0084”hであり、演算結果と一致
しているので、第3の比較回路67の一致検出信号73
は“真”になる。他の論理積回路の出力値は、対応する
比較アドレス値と一致しないので、エンコード回路69
(図4)は、設定番号“3”を表わしたエンコード信号
75を出力する。すなわち、エンコード信号75として
“10”の値が出力される。
【0079】エンコード信号75の値の示す設定番号が
“3”であるので、これに対応したレーン制御レジスタ
195、加算値レジスタ196、加算制御レジスタ19
7の値がアドレス制御部15の第1〜第3のレジスタ選
択部95、97、99によって選択される。すなわち、
第1のレジスタ選択手段95の出力値は“6080”h
に、第2のレジスタ選択手段97の出力値は“1110
0001”bに、第3のレジスタ選択手段99の出力値
は“0100”bになる。
【0080】第1の論理回路111のレーンセレクタに
入力されているレーン制御レジスタの値は“11”であ
るので、入力アドレスのうちの第3ビット〜第0ビット
が選択される。第2の論理回路112に入力されている
レーン制御レジスタの値は“10”であるので、入力ア
ドレスのうちの第7ビットから第4ビットが選択出力さ
れる。
【0081】第3の論理回路113に入力されているレ
ーン制御レジスタの値は“00”であるので、入力アド
レスのうちの第15ビットから第12ビットが選択出力
される。第4の論理回路114に入力されているレーン
制御レジスタの値は“01”であるので、入力アドレス
のうちの第11ビットから第8ビットが選択出力され
る。このように4ビット単位にビット配置が入れ換えら
れ、入力アドレス“6784”hは、“4867”hに
変換される。
【0082】ビット配置を入れ換えた後の値に加算値レ
ジスタ196の値が加算され、“A8E7”hになる。
4ビット単位に加算され下位の桁でからの繰り上がり
(キャリー)は無視されている。加算制御レジスタ19
7の値は、“0100”bであるので、第1、第3、第
4の加算値セレクタ155はそれぞれ加算後の値を選択
出力する。また、第2の加算値セレクタ155は、入力
される加算値制御レジスタ197の値が“1”であるの
で、加算後の値ではなく、加算値自体を選択出力する。
その結果、入力アドレス“6784”hは、“A0E
7”hに変換される。
【0083】図12は、アドレス変換装置の行うアドレ
ス変換動作の流れの他の一例を模式的に表わしたもので
ある。ここでは図8に示したうち設定番号が“4”のレ
ジスタ群を用いてアドレスの変換の行われる様子を示し
てある。入力アドレス201は、“AAAA”hであ
る。入力アドレス201は、図4に示した第1から第4
の論理積回路61〜64によってそれぞれのアドレスマ
スクレジスタ値とビットごとの論理積がとられる。
【0084】第4の論理積回路64では、アドレスマス
クレジスタ202の値が“E000”hであるので、演
算結果は、“A000”h(203)になる。この演算
結果は、第4の比較回路68(図4)によってアドレス
比較レジスタ204と比較される。アドレス比較レジス
タ204の値は“A000”hであり、演算結果と一致
しているので、第4の比較回路68の一致検出信号74
は“真”になる。他の論理積回路の出力値は、対応する
比較アドレス値と一致しないので、エンコード回路69
(図4)は、設定番号“4”を表わしたエンコード信号
75を出力する。すなわち、エンコード信号75として
“11”の値が出力される。
【0085】エンコード信号75の値の示す設定番号が
“4”であるので、これに対応したレーン制御レジスタ
205、加算値レジスタ206、加算制御レジスタ20
7の値がアドレス制御部15の第1〜第3のレジスタ選
択部95、97、99によって選択される。すなわち、
第1のレジスタ選択手段95の出力値は“A123”h
に、第2のレジスタ選択手段97の出力値は“0001
1011”bに、第3のレジスタ選択手段99の出力値
は“0111”bになる。
【0086】この場合、第1から第4の論理回路111
〜114において、入力アドレス201のビット配置の
変更は行われなず、加算値レジスタ206の値が加算さ
れて“4BCD”hになる。加算は4ビットごとに個別
に行われており、下位の桁でからの繰り上がり(キャリ
ー)は無視されている。加算制御レジスタ207の値
は、“0111”bであるので、第2〜第4の加算値セ
レクタはそれぞれ加算値自体をを選択出力する。また、
第1の加算値セレクタは、入力される加算値制御レジス
タ207の値が“0”であるので、加算後の値を選択出
力する。その結果、入力アドレス“AAAA”hは、
“4123”hに変換される。
【0087】この場合には、入力アドレスが“A00
0”h〜“AFFF”hの範囲では、常に出力アドレス
は“4123”hになる。すなわち、コンピュータなど
のアドレス空間上で連続したアドレスを、1つの固定の
I/Oアドレスに変換することができる。このため、同
一のアクセスアドレスに連続してアクセスすることによ
って次々にデータを読み書きするようなデバイスに対し
て、ブロック転送命令等によりデータを連続して読み書
きすることが可能になる。4ビット単位に、加算値レジ
スタの値をそのまま固定値として出力することもできる
ので、このような変換が可能になる。
【0088】このほか、レーン制御レジスタによってビ
ット配置を入れ換えることが可能なので、飛び飛びのア
ドレス空間を連続したアドレス空間に写像したり、その
逆写像を行うこともできる。
【0089】以上説明した実施例では、4組の設定が可
能になっているが、その数は任意で良い。さらに実施例
では、レーン制御や加算値と加算後の値の選択を4ビッ
トを単位として行ったが、任意のビット数を単位にこれ
らの操作を行うことができる。たとえば、1ビットごと
であっても3ビットあるは5ビット等であっても良い。
【0090】
【発明の効果】このように請求項1記載の発明によれ
ば、入力アドレスとマスクパターンとの論理積をとった
結果が所定の比較アドレスと一致するか否かによって、
変換対象のアドレス範囲内か否かを判別したので、変換
対象のアドレス範囲を柔軟に設定できる。また、入力ア
ドレスのビット配置を予め登録されている入換パターン
に応じて入れ換えてたので、飛び飛びのアドレス空間と
連続するアドレス空間と間でアドレス変換を行うことが
可能になる。
【0091】さらに、入換後のアドレスに加算値を加え
ることで、任意のオフセットを設定できるとともに、加
算値自体を固定値として出力可能なので、入力アドレス
に係わらず、出力アドレスの任意のビットを固定値に変
換できる。これらのアドレス変換の組み合わせることに
より、比較的複雑なアドレス変換を行うことができる。
また、比較アドレスやマスクパターンなどの登録値を変
更することで、容易に変換内容を設定変更できる。
【0092】また請求項2記載の発明によれば、ビット
配置の入れ換えおよび加算後の値と加算値自体の選択を
アドレス信号を所定ビット数ずつの複数に分けたブロッ
ク単位に行っている。たとえば、4ビット単位のブロッ
クに分割すれば、入換パターンや加算値の設定を比較的
容易に行うことができる。また、ビット単位にこれらの
操作を行う場合に比べて回路構成の簡略化を図ることが
できる。
【0093】さらに請求項3記載の発明によれば、入力
アドレスのビット配置を予め登録されている入換パター
ンに応じて入れ換えた後のアドレス信号に各種のアドレ
ス変換処理を施している。これにより、飛び飛びのアド
レス空間と連続するアドレス空間と間でアドレス変換を
行うなどの複雑なアドレス変換が可能になる。
【0094】また請求項4記載の発明によれば、変換対
象のアドレス範囲を判別するための登録情報や、アドレ
スを変換する際に用いる登録情報の内容を任意に書き換
えることができるので、変換対象のアドレス範囲やアド
レス変換の内容を容易に設定変更することができる。
【0095】さらに請求項5記載の発明によれば、加算
をブロックごとに行い、他のブロックからの桁上がりを
無視したので、入力アドレスのビット数が多い場合であ
っても加算演算を高速に行うことができる。さらに、桁
上がりを考慮する必要がないので、加算値後の値を所望
の値にするための加算値の設定を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるアドレス変換装置の
構成の概要を表わしたブロック図である。
【図2】指定されたレジスタ番号を格納するためのイン
デックスレジスタのデータ構成を表わした説明図であ
る。
【図3】変換対象のアドレスレンジや変換内容を指定す
るための情報を記憶するレジスタ群の内容を表わした説
明図である。
【図4】図1に示したアドレス検出部の構成の概要を表
わしたブロック図である。
【図5】図1に示したアドレス制御部の構成の概要を表
わしたブロック図である。
【図6】図1に示したアドレス変換部の構成の概要を表
わしたブロック図である。
【図7】図6に示した第1の論理回路の構成の概要を表
わしたブロック図である。
【図8】アドレス変換装置の各設定レジスタの設定内容
の一例およびこれらの値が設定された際の入力アドレス
と出力アドレスとの対応関係を表わした説明図である。
【図9】アドレス変換装置の行うアドレス変換動作の流
れの一例を模式的に表わした説明図である。
【図10】アドレス変換装置の行うアドレス変換動作の
流れの他の一例を模式的に表わした説明図である。
【図11】アドレス変換装置の行うアドレス変換動作の
流れの他の一例を模式的に表わした説明図である。
【図12】アドレス変換装置の行うアドレス変換動作の
流れの他の一例を模式的に表わした説明図である。
【符号の説明】
11 アドレス変換装置 12 アドレス変換制御部 13 アドレス変換部 14 アドレス検出部 15 アドレス制御部 21 入力アドレスバス 23 データバス 25 制御バス 28 出力アドレスバス 31 インデックスレジスタ 41 設定レジスタ 46、81、172、182、192、202 アドレ
スマスクレジスタ 47、82、174、184、194、204 アドレ
ス比較レジスタ 48、83、176、186、196、206 加算値
レジスタ 49、84、175、185、195、205 レーン
制御レジスタ 51、85、177、187、197、207 加算制
御レジスタ 61〜64 論理積回路 65〜68 比較回路 69 エンコード回路 86 レジスタライト部 95、97、99 レジスタ選択部 111〜114 論理回路 121〜124 セレクタ 151 レーンセレクタ 152 加算器 155 加算値セレクタ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される複数ビットのアドレス情報と
    論理積をとるためのマスクパターンの登録されたマスク
    情報登録手段と、 前記マスクパターンと論理積のとられた後のアドレス情
    報と一致しているか否かを比較される比較アドレスの登
    録された比較アドレス登録手段と、 入力されるアドレス情報のビット配置を入れ換える際の
    入換パターンの登録された入換パターン登録手段と、 ビット配置の入れ換えられた後のアドレス情報に加算す
    る加算値の登録された加算値登録手段と、 ビット配置の入れ換えられた後のアドレス情報に前記加
    算値を加算した後の値とこの加算値登録手段に登録され
    ている加算値のいずれを選択すべきかを各ビットごとに
    表わす選択情報の登録された選択情報登録手段と、 前記アドレス情報が入力されたときそのビット配置を前
    記入換パターンに応じて入れ換えるビット配置入換手段
    と、 このビット配置入換手段によってビット配置の入れ換え
    られた後のアドレス情報に前記加算値を加算する加算手
    段と、 前記加算値とこの加算手段によって加算値の加算された
    後のアドレス情報のいずれかを前記選択情報に応じてビ
    ットごとに選択する選択手段と、 前記アドレス情報が入力されたときこれと前記マスク情
    報登録手段に登録されているマスクパターンの対応する
    ビットごとの論理積を演算するマスク手段と、 このマスク手段によってビットごとの論理積のとられた
    後のアドレス情報と前記比較アドレスとの一致を検出す
    る比較手段と、 この比較手段によって前記比較アドレスとの一致が検出
    されたとき前記選択手段により選択されたものを変換後
    のアドレス情報として出力する変換アドレス出力手段と
    を具備することを特徴とするアドレス変換装置。
  2. 【請求項2】 入力される複数ビットのアドレス情報と
    論理積をとるためのマスクパターンの登録されたマスク
    情報登録手段と、 前記マスクパターンと論理積のとられた後のアドレス情
    報と一致しているか否かを比較される比較アドレスの登
    録された比較アドレス登録手段と、 入力されるアドレス情報のビット配置を所定ビット数ご
    とのグループを単位として入れ換える際の入換パターン
    の登録された入換パターン登録手段と、 ビット配置の入れ換えられた後のアドレス情報に加算す
    る加算値の登録された加算値登録手段と、 前記所定ビット数のグループごとにこの加算値登録手段
    に登録されている加算値とビット配置の入れ換えられた
    後のアドレス情報に前記加算値を加算した後の値のうち
    のいずれを選択すべきかを表わした選択情報の登録され
    た選択情報登録手段と、 前記アドレス情報が入力されたときそのビット配置を前
    記入換パターンに応じてグループごとに入れ換えるビッ
    ト配置入換手段と、 このビット配置入換手段によってビット配置の入れ換え
    られた後のアドレス情報に前記加算値を加算する加算手
    段と、 前記加算値とこの加算手段によって加算値の加算された
    後のアドレス情報のいずれかを前記選択情報に応じて前
    記グループごとに選択する選択手段と、 前記アドレス情報が入力されたときこれと前記マスク情
    報登録手段に登録されているマスクパターンの対応する
    ビットごとの論理積を演算するマスク手段と、 このマスク手段によってビットごとの論理積のとられた
    後のアドレス情報と前記比較アドレスとの一致を検出す
    る比較手段と、 この比較手段によって前記比較アドレスとの一致が検出
    されたとき前記選択手段により選択されたものを変換後
    のアドレス情報として出力する変換アドレス出力手段と
    を具備することを特徴とするアドレス変換装置。
  3. 【請求項3】 入力される複数ビットのアドレス情報と
    論理積をとるためのマスクパターンの登録されたマスク
    情報登録手段と、 前記マスクパターンと論理積のとられた後のアドレス情
    報と一致しているか否かを比較される比較アドレスの登
    録された比較アドレス登録手段と、 入力されるアドレス情報のビット配置を入れ換える際の
    入換パターンの登録された入換パターン登録手段と、 ビット配置の入れ換えられた後のアドレス情報に施され
    るアドレス変換の内容の登録された変換内容登録手段
    と、 前記アドレス情報が入力されたときそのビット配置を前
    記入換パターンに応じて入れ換えるビット配置入換手段
    と、 このビット配置入換手段によってビット配置の入れ換え
    られた後のアドレス情報に前記変換内容登録手段に登録
    されているアドレス変換を施すアドレス変換手段と、 前記アドレス情報が入力されたときこれと前記マスク情
    報登録手段に登録されているマスクパターンの対応する
    ビットごとの論理積を演算するマスク手段と、 このマスク手段によってビットごとの論理積のとられた
    後のアドレス情報と前記比較アドレスとの一致を検出す
    る比較手段と、 この比較手段によって前記比較アドレスとの一致が検出
    されたとき前記アドレス変換手段により変換された後の
    アドレス情報を有効なアドレスとして出力する有効アド
    レス出力手段とを具備することを特徴とするアドレス変
    換装置。
  4. 【請求項4】 前記マスク情報登録手段、比較アドレス
    登録手段、加算値登録手段および選択情報登録手段は、
    それらの登録内容を書き換えることのできるレジスタで
    あることを特徴とする請求項1または請求項2記載のア
    ドレス変換装置。
  5. 【請求項5】 前記加算値登録手段は前記グループごと
    に加算値を登録し、前記加算手段は前記ビット配置入換
    手段によってビット配置の入れ換えられた後のアドレス
    情報と前記加算値の対応するグループどうしを個別に加
    算することを特徴とする請求項2記載のアドレス変換装
    置。
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