JP2007336315A - Ieee1394インターフェース搭載ストリーム受信装置 - Google Patents

Ieee1394インターフェース搭載ストリーム受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のストリームフォーマットを含むストリームデータを構成するストリームパケットを連続受信可能なIEEE1394インターフェース搭載ストリーム受信装置を提供する。
【解決手段】受信可否設定レジスタ及び受信可否設定マスクレジスタの対を複数用意し、受信を許可または拒否するストリームフォーマットを冗長的表現によって複数種類を書き換え可能に設定することによって、ストリームパケット毎の受信判定処理を高速化し、また、受信許可対象に含まれる範囲でストリームのフォーマットが変化してもストリーム受信を中断することなくデコード処理する。
【選択図】図3

Description

本発明は、IEEE1394インターフェースを搭載するストリーム受信装置に係り、特に受信ストリームのフォーマットを識別してフォーマットが異なるストリームを連続受信する方法とその構成に関する。
近年のデジタルAV機器の普及に伴い、これらの機器で扱われる映像や音声のストリームデータのフォーマットは多数の種類が使用されるようになってきた。これらのストリームデータは各種記録媒体へデジタル記録され、また必要に応じて様々なデジタルインタフェースを通じデジタルAV機器間を伝送されるものとなっている。
このような状況においては、1つの記録媒体に複数種類のフォーマットのストリームデータが混在記憶され、更にその記録媒体を再生する際は、同様に複数種類のフォーマットのストリームデータが再生されることが考えられる。また、再生されたストリームは必要に応じてそのまま外部の機器へデジタルインタフェースを経て出力されることが考えられる。一方、このストリームデータを受信するストリーム受信機においては、多数のストリームフォーマットが混在して送られても、継続した受信処理とストリームデコード処理が行えることが望ましい。
また、これまでにストリームフォーマットの種類が増加してきたように今後も増加していく可能性を、装置として考慮しておくことが望ましい。
図1は公知の一般的技術によるストリーム受信装置αの構成例である。ストリームはIEEE Std 1394−1995規格及びIEEE Std 1394a−2000規格(これらの規格を以下「IEEE1394」と言う)に準拠するバスを通じて、ストリームデータを受信するものとなっている。一般にIEEE1394のバス(以下「1394バス」と言う)により接続された機器間でのストリームデータの伝送は、アイソクロナス転送を利用して行われる。アイソクロナス転送では64個のチャネルがあり、チャネル毎に独立したデータを転送することができる。
図1の構成例ではアイソクロナス転送の1つのチャネルに対して、受信を許可するストリームフォーマットを任意の1種類だけ指定できるものとなっている。
図1のストリーム受信装置αの動作は以下の通りである。すなわち、まず、1394バスから送信されるアイソクロナス転送のストリームパケット(以下「アイソクロナスパケット」と言う)をIEEE1394物理層(以下、「PHY」と言う)1が受信し、IEEE1394リンク層(以下、「LINK」と言う)2へ出力する。
LINK2は受信対象のチャネルのストリームパケットのみを選択してストリーム受信判定部3に出力する。このとき、受信対象のチャネルに係る情報は制御部5に予め格納されており、LINK2は受信対象チャネル情報を制御部5から受信している。
なお、制御部5は、LINK2が受信中のアイソクロナス転送のチャネル(以下「アイソクロナスチャネル」と言う)に含まれる全てのストリームデータを、それが受信対象であるかどうかを問わず、参照できる。
また、受信可否設定レジスタ4には受信を許可されているストリームのフォーマットが予め制御部5により設定されている。ストリーム受信判定部3は受信可否設定レジスタ4の設定内容を受信許可ストリームのフォーマットの期待値として扱い、実際に受信したストリームのフォーマットと比較する。これらのフォーマットが一致する場合、ストリーム受信判定部3は受信ストリームパケットを後段のデコード処理部9へ出力し、不一致の場合は受信ストリームパケットを破棄する。
IEEE1394ストリームのフォーマットの種類は、ストリームパケットに含まれる共通アイソクロナスパケットヘッダ(以下、「CIPヘッダ」と言う)の、フォーマットID(以下、「FMT」と言う)及びフォーマット依存データフィールド(以下、「FDF」と言う)に示されている。図4及び図5に、CIPヘッダの内容と、そこに含まれるFMT及びFDFの位置関係を示す。受信可否設定レジスタ4は、受信許可対象のストリームに含まれるFMT、FDFが1種類ずつ設定できる。ストリーム受信判定部3は、LINK2から入力されるストリームパケットのFMT及びFDFと受信可否設定レジスタ4に設定されているFMT及びFDFとをそれぞれ比較し、LINK2から入力されるストリームが受信許可対象のストリームであるかどうかを判断する。
後述する文献1「特開平10−145753号公報」は、3種類の特定のストリームフォーマットの受信を許可する受信装置の発明に関するものである。3種類の特定のフォーマットに該当するフォーマットのストリームは受信ストリームを各種ストリームのデコーダへ出力するが、非該当のストリームは出力されない構成になっている。
また、文献1発明の実施例は、3種類のストリームを独立して平行に受信することも考慮していることから、複数のアイソクロナスチャネルによる異なる種類のストリームの同時受信を考慮していると思われる。
特開平10−145753号公報
まず、一般的技術による従来の構成では、1つのアイソクロナスチャネルに対して1種類のフォーマットの受信のみが許可される。したがって、同一のチャネルを通じて連続して伝送されるストリームのフォーマットが任意に変化すると、連続した受信動作を継続することが困難になる場合がある。
例として、同一のアイソクロナスチャネルにおいてフォーマットの異なる2種類のストリーム(フォーマットA及びフォーマットB)が任意のタイミングで切り替わりながら伝送される状況を考える。このようなストリームを図1の構成の装置で受信を行おうとする場合、図2に示すようなフローによる受信制御が必要になる。図2のフローではストリームフォーマットがAからB、或いはBからAに切り替わった時点で、それぞれS102〜S103〜S104〜S105〜S106、或いはS107〜S108〜S109〜S100〜S101の制御が必要になる。つまり、それまで受信していたストリームのフォーマットが変化した際には一旦受信を停止し、受信許可ストリームフォーマットの設定を新たに受信を行うものに変更し、それから受信を再開する必要がある。
これに対して、ストリームデータはパケットに分割された形で1394バス上をアイソクロナスの1パケットの平均転送間隔である125マイクロ秒の間隔で絶えず転送されている。そこで、この間隔の時間から1パケットの送信に必要な時間を差し引いた残りの時間の中で、制御部5は上記フローの切り替え処理を完了させ、再び受信が行える状態にする必要がある。制御部5は一般的にマイクロプロセッサとソフトウェア等による制御が行われると考えられるが、通常はこのような短い時間で切り換え処理を実行することは困難である。
このように切替処理が間に合わない場合は、結果として、本来受信するべきデータの一部が受信できなくなるという課題が存在している。
更に述べると、この方式では受信を希望するストリームの種類が多くなるに従い、図2のフローにおける受信ストリームの判断処理ステップ数が増加する。したがって、判断のための所要時間も増加する傾向があり、迅速な切り換え制御はますます困難となる。
このように、1つのアイソクロナスチャネルに対して複数のストリームフォーマットを受信対象としたい状況でありながら、受信対象のフォーマットが1つのみであることから前述のような課題が生じている。
次に、文献1発明は、IEEE1394インターフェースを通じて3種類のストリームの受信を1つの装置で行う受信装置に関するものである。文献1には、3種類のストリームデコーダを具備し、これらのデコーダへ受信対象に該当する受信ストリームを入力する構成と方法が記載されている。
文献1発明に係る実施例の説明には、受信対象のストリームフォーマットがアイソクロナスパケットの各チャネルを通じてどのように伝播されるかについての詳細な記載が無い。したがって、1つのアイソクロナスチャネルの中で連続してフォーマットが変化した場合の受信装置の振る舞いを正確に特定することができない。
また、ストリームの受信対象フォーマットを3種類に限定して定義しており、その他のストリームフォーマットや、4種類以上のストリームフォーマットの受信を許容できない構成になっている。
以下に、(発明を実施するための最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
アイソクロナス転送で連続受信するストリームのフォーマットとして、同時に複数種類のストリームフォーマットを受信許可する設定を行う。その結果、受信許可対象に含まれるストリームフォーマットのストリームパケットの次に同じく受信許可対象に含まれる別のストリームフォーマットのストリームパケットを受信した場合にも、中断することなく連続的なストリーム受信を可能にする。
受信許可対象のストリームフォーマットに関する情報を格納する受信可否設定レジスタ対(30)を用意する。これらのレジスタ対(30)は、ストリームフォーマット種類情報を格納するレジスタ(13)と、そのストリームフォーマット種類情報を示すバイナリデータに対応するビットマスクを格納するマスクレジスタ(14)と、を具備し、1つのレジスタ対(30)で複数のストリームフォーマット種類情報を冗長的に設定可能である。
これらの受信可否設定レジスタ対(30)は、その格納する値が書き換え可能なプログラマブル仕様とする。また、これらの受信可否設定レジスタ対(30)は、受信許可されるストリームフォーマットの全てを設定出来るように十分な数を用意する。これらの受信可否設定レジスタ対(30)の設定処理の変更を行なうだけで受信を許可するストリームフォーマットの数や種類を任意に変更したり、用意する受信可否設定レジスタ対(30)の数に応じて受信可能なストリームフォーマットを増やすことができる。
まず、アイソクロナス転送の1つのチャネルでストリームを受信する際、受信が許可されるストリームフォーマットの種類の設定可能数を複数にすることにより、常に複数種類のストリームフォーマットを含むストリームを受信することが出来る。その結果、受信許可対象のストリーム受信中にストリームの種類が変化した場合であっても、変化後のストリームが受信対象のものであれば連続して受信を継続することができるようになる。
例えば、お互いに異なるストリームフォーマットで記録する複数の録音録画装置を用いて同一の記録メディアに適切に録音録画し、本メディアの再生ストリームを受信する状況を想定した場合、複数の再生装置を必要とすることなく本願発明装置一台だけで全てのストリームを連続的に受信し、映像音声をデコードすることが可能となる。
特に、ストリームフォーマットが切り替わる瞬間であっても、受信動作が途切れることが原因で再生が強制的に終了したり一時停止したりすることはない。
次に、受信許可対象のストリーム種類を設定する受信可能設定レジスタ対をプログラマブルにすることにより、設定処理の変更を行なうだけで受信を許可するストリームの数や種類を任意に変更出来る。また、用意するレジスタ対の数に応じて受信可能ストリームの種類を増やすことができる。
その結果、例えば、本願発明装置を販売した後でも、ファームウェアのアップデートなどによってデコード処理部でデコード可能なストリームフォーマットの種類に増減などの変化が生じた場合に、受信可能設定レジスタ対においてもその変化に対応できる。
さらに、それぞれの受信可否設定レジスタ対の設定内容により受信ストリームの受信可否判定に冗長性を持たせられるため、マスクレジスタの設定次第では設定レジスタ数以上の数の種類のストリームの受信可否の判断を一度に行えたり、設定レジスタへの設定手順を削減することが出来る。
以下、添付図面を参照して、本発明のIEEE1394インターフェース搭載ストリーム受信装置の一実施形態について説明する。
図3は、本実施形態に係るIEEE1394インターフェース搭載ストリーム受信機βの構成を示す図である。
本実施形態に係るIEEE1394インターフェース搭載ストリーム受信機βは、PHY10と、LINK11と、ストリーム受信判定部12と、受信可否設定レジスタ対(1〜n)30と、制御部15と、デコード処理部20と、電源制御部19と、を具備している。
ここで、受信可否設定レジスタ対(1〜n)30は、受信可否設定レジスタ(1〜n)13と、受信可否設定マスクレジスタ(1〜n)14と、を具備する。
なお、受信可否設定レジスタ(1〜n)13を構成するn個の要素はそれぞれ、図6に示すように32ビットの記憶領域を具備しており、任意の値を格納することができる。それぞれの受信可否設定レジスタは、図4または図5に示すような受信ストリームパケットに含まれるCIPヘッダの下段の内容に対応している。すなわち、FMTの期待値情報(FMT_set)及びFDFの期待値情報(FDF_set)からなるストリームフォーマット種類情報、並びに、有効性情報e及び受信可否情報aを格納している。なお、有効性情報e及び受信可否情報aはそれぞれ1ビットで表現されている。
また、受信可否設定レジスタ対(1〜n)30が具備する受信可否設定レジスタ(1〜n)13及び受信可否設定マスクレジスタ(1〜n)14のそれぞれの要素数nは、受信許可するストリームフォーマットの種類の数に対して十分大きな値である。
受信可否設定マスクレジスタ(1〜n)14は受信可否設定レジスタ(1〜n)13と対を成す関係にあり、受信可否設定レジスタ(1〜n)13と同じくn個の要素で構成される。すなわち、受信可否設定マスクレジスタ(1〜n)14の各要素は、受信可否設定レジスタ(1〜n)13の同じ番号を持つ各要素とそれぞれ一対一に対応する関係にある。
図7に示すように、受信可否設定マスクレジスタ(1〜n)14の各要素はそれぞれ、受信可否設定レジスタと同様に32ビットの記憶領域を具備している。ただし、受信可否設定レジスタ(1〜n)13の各要素において有効性情報e及び受信可否情報aをそれぞれ格納する記憶領域に対応する合計2ビットは使用せず、残る30ビットの記憶領域に任意の値を格納する。受信可否設定マスクレジスタ(1〜n)の各要素は、FMT_mask及びFDF_maskをそれぞれ格納する記憶領域を具備する。これらは受信可否設定レジスタ(1〜n)13におけるFMT_set及びFDF_setにそれぞれ対応するビットマスクを格納する記憶領域である。
図11に示すように制御部15は、リンク層制御部40、受信可否設定レジスタ制御部41及び受信可否設定マスクレジスタ制御部42を具備している。
リンク層制御部40は、アイソクロナス転送における受信対象チャネルに係る情報を有しており、これをリンク層11に対して書き換え設定する手段を具備している。
受信可否設定レジスタ制御部41は、ストリームフォーマットの受信可否に係る情報を有しており、これを受信可否設定レジスタ(1〜n)13に対して書き換え設定する手段を具備している。
受信可否設定マスクレジスタ制御部42は、受信可否設定レジスタ制御部41に格納されているストリームフォーマット種類情報に対応するビットマスク情報を有しており、これを受信可否設定マスクレジスタ(1〜n)14に対して書き換え設定する手段を具備している。
ストリーム受信判定部12の詳細を図12に示す。ストリーム受信判定部12は、LINK11からストリームパケットを受信するストリームパケット受信部51と、受信可否設定レジスタ及び受信可否設定マスクレジスタから伝達される情報に基づいてストリームパケット受信部51が受信したストリームパケットのフォーマットの受信可否を判断した上で受信許可されたストリームパケットをデコード処理部20に出力する受信判定回路54と、電源制御部19に向けてストリーム受信状態信号21を出力するストリーム受信状態信号出力部55と、を具備している。
なお、ストリーム受信判定部12は、受信したストリームパケットについて、まずはIEEE1394を始め関連する規格に適合しているかどうかを確認する。すなわち、受信したストリームパケットのデータサイズに異常があればそのストリームパケットを破棄する。さらに、受信したストリームパケットのタイムスタンプを確認し、そのストリームパケットを後段に転送する際にはそのタイムスタンプに従ってタイミング制御を行う。
デコード処理部20は、ストリームデコーダ16と、映像音声信号を入力されて映像音声を出力する映像音声出力回路18と、ストリーム記録部17とを具備している。
ストリームデコーダ16は、受信したストリームパケットをデコードして映像音声信号を出力する。なお、ストリームデコーダ16は当然ながら、受信可否設定レジスタ対(1〜n)30の設定によって受信が許可されているストリームフォーマットの全てに対応している。
ここで、受信が許可されているストリームフォーマットの全てに単一のデコーダ回路で対応しても良いが、ストリームデコーダ16の内部で複数のデコーダ回路を用意して個別に対応しても構わない。すなわち、図13に示すように、ストリームデコーダ16内部にストリームフォーマット識別分配部61と、各種ストリームフォーマットに対応する複数のデコーダ回路62と、を具備させる。そして、ストリームデコーダ16が受信するストリームパケット毎にそのストリームフォーマットをストリームフォーマット識別分配部61が識別し、そのストリームフォーマットに対応するデコーダ回路62に分配する。このようにして、受信が許可されたストリームフォーマットの全てにストリームデコーダ16が対応することが可能である。
ここで、図3に示す本実施形態に係るIEEE1394インターフェース搭載ストリーム受信機βの各構成要素同士の接続を説明する。
外部の1394バス、PHY10、LINK11、ストリーム受信判定部12のストリームパケット受信部51及び受信判定回路54、並びにデコード処理部20のストリームデコーダ16及び映像音声出力回路18が、この順番に数珠繋ぎに接続されている。
また、ストリーム受信判定部12は、デコード処理部20のストリームデコーダ16と並列に同じくデコード処理部20のストリーム記録部17にも接続されている。
制御部15の受信可否設定レジスタ制御部41及び受信可否設定マスクレジスタ制御部42は、受信可否設定レジスタ対(1〜n)30の受信可否設定レジスタ(1〜n)13及び受信可否設定マスクレジスタ(1〜n)14にそれぞれ接続されている。また、受信可否設定レジスタ対(1〜n)30の受信可否設定レジスタ(1〜n)13及び受信可否設定マスクレジスタ(1〜n)14は、ストリーム受信判定部12にそれぞれ並列に接続されている。
さらに、制御部15のリンク層制御部40はLINK11に接続されている。
また、ストリーム受信判定部12のストリーム受信状態信号出力部55は電源制御部19に接続されており、デコード処理部電源制御部19はデコード処理部20の図示しない電源に接続されている。
次に、図10に示す本実施形態に係るIEEE1394インターフェース搭載ストリーム受信機βの動作について説明する。
準備段階として、まず、制御部15に受信対象チャネル情報及び受信許可ストリームフォーマット種類情報が設定される。これらの情報はは外部より手動的に設定されても良いし、製造時に予め設定されても良いが、その後も必要に応じて書き換え設定可能であることが望ましい。
次に、ストリーム受信動作開始以前に予め、制御部15の受信可否設定レジスタ制御部41及び受信可否設定マスクレジスタ制御部42が、受信可否設定レジスタ対(1〜n)30の受信可否設定レジスタ(1〜n)13及び受信可否設定マスクレジスタ(1〜n)14にそれぞれ、受信許可ストリームフォーマット種類情報及び対応するビットマスク情報をそれぞれ設定する。
参考までに、図3の構成における制御部15の、ストリームパケット受信における設定手順の例を図9に示す。この例は、図2の手順と比較するためにn=2とし、2種類のストリームフォーマットを受信許可する場合のものである。従来の構成による図2の手順に比べて受信動作中の処理が軽減されると共に、制御部15の性能が受信動作に影響を与えるものではなくなっていることが分かる。
さらに、LINK11には、受信対象であるアイソクロナスチャネルの番号が制御部15のリンク層制御部40から伝達される。なお、この伝達は、ストリーム受信動作開始以前に行われても良いし、ストリーム受信動作の最中に行われても構わない。
また、受信可否設定レジスタ(1〜n)13及び受信可否設定マスクレジスタ(1〜n)14のそれぞれに格納された値は、ストリーム受信判定部12に伝達される。なお、この伝達は、ストリーム受信動作開始以前に行われても良いし、ストリーム受信動作の最中に行われても構わない。
ここで、上記2つの動作は、次のステップであるストリーム受信開始より前に完了すれば、どちらかが先に行われても良いし、両方が同時に行われても構わない。
図10の状態遷移図において、ストリーム受信動作が開始すると、まずは状態S1に遷移する。状態1は、パケット受信待機状態であり、IEEE1394インターフェース搭載ストリーム受信機βが受信対象チャネルのストリームパケットの外部からの送信を待機している状態である。ストリーム受信判定部12はストリームパケットを受信していないので、ストリーム受信状態信号はネゲートであり、このストリーム受信状態信号に制御されているデコード処理部20の電源はオフ状態にある。
その一方で、ストリーム受信動作が開始すると、図3のPHY10は図1のPHY1と同様に、外部の1394バスからアイソクロナス転送されるストリームパケットを受信してLINK11に出力する。
図3のLINK11は、図1のLINK2と同様に、受信ストリームデータを選別し、受信対象チャネルのストリームパケットのみをストリーム受信判定部12へ出力する。ここで、LINK11は、制御部15のリンク層制御部40によって設定された受信対象チャネルのストリームパケットのみを選別する。
ここで、IEEE1394インターフェース搭載ストリーム受信機βは、受信対象チャネルのストリームパケットが受信されるまで、状態S1から別の状態へは遷移せずに、待機を続ける。
ストリーム受信判定部12はLINK11から受信したストリームパケットを選別し、それが受信許可対象のストリームパケットであれば状態S2に遷移し、反対に受信拒否対象のストリームパケットであれば状態S3に遷移する。ここで、ストリーム受信判定部12が受信許可対象であるかどうかを判断するための条件は、後述するように、受信可否設定レジスタ対(1〜n)30に設定された値から得られる。
なお、受信ストリームフォーマットの受信可否判断は、アイソクロナス転送のストリームパケットの単位毎に行われる。
次に、状態S2について説明する。これは受信許可対象パケット受信状態である。
ストリーム受信判定部12のストリーム受信状態信号出力部55は、電源制御部19に向けられたストリーム受信状態信号をアサートし、デコード処理部20の電源がオンの状態になる。同時に、ストリーム受信判定部12は受信許可対象である受信パケットを、そのままデコード処理部20に転送する。
デコード処理部20に出力されたストリームパケットは、ストリームデコーダ16によって映像音声信号にデコードされ、次にこの映像音声信号が映像音声出力回路18に出力されて映像や音声が出力される。または、デコード処理部20に出力されたストリームパケットはストリーム記録部17にて任意の記録装置によって任意のストリームフォーマットのストリームデータとして記録されても良い。さらに、映像や音声の出力と、ストリームデータとしての記録との両方を同時に行っても構わない。
なお、ストリーム受信判定部12のストリーム受信状態信号出力部55が電源制御部19に向けてストリーム受信状態信号21を出力する際、ストリーム受信状態信号出力部55から出力されるストリーム受信状態信号21は、現在の状態S2から別の状態に遷移するまで継続的にアサートされたままである。
状態S2において、受信許可対象のストリームパケットが受信され続ける限り、他の状態への遷移は行われない。その一方で、ストリームパケットの受信が停止した場合は状態S1へ、受信拒否対象のストリームパケットが受信された場合は状態S3へ、それぞれ遷移する。
次に、状態S3について説明する。これは、受信拒否対象パケット受信状態である。
ストリーム受信判定部12のストリーム受信状態信号出力部55は、電源制御部19に向けられたストリーム受信状態信号をネゲートし、デコード処理部20の電源がオフの状態になる。同時に、ストリーム受信判定部12は受信拒否対象である受信パケットを、そのまま破棄する。
状態S3において、受信拒否対象のストリームパケットが受信され続ける限り、他の状態への遷移は行われない。その一方で、ストリームパケットの受信が停止した場合は状態S1へ、受信許可対象のストリームパケットが受信された場合は状態S2へ、それぞれ遷移する。
上述したとおり、電源制御部19は、ストリーム受信状態信号21がアサートされている期間のみデコード処理部20に電源をオンにし、反対にストリーム受信状態信号21がネゲートされている期間はデコード処理部20の電源をオフにする。
このように、受信許可対象であるストリームパケットがストリーム受信判定部12からデコード処理部20に向けて送信されている間のみデコード処理部に電源が供給されることで、消費電力の削減を行なう。
次に、図8を用いて、ストリーム受信判定部12が受信ストリームパケットのフォーマットの受信可否を判定する動作について説明する。
まず、ストリーム受信判定部12は、LINK11から入力されたストリームパケットに含まれるCIPヘッダから、そのストリームフォーマットの種類に係る情報であるFMT及びFDFを抽出しておく。
ストリーム受信判定部12は、受信ストリームパケットが受信許可対象のフォーマットかどうかを判定するために、受信可否設定レジスタ対(1〜n)30に設定された値を取得する。なお、ストリーム受信判定部12は、内部に図示しない記憶装置を設けて受信可否設定レジスタ対(1〜n)30に設定された値を事前に読みこんで格納しておいても良いし、判定するたびに受信可否設定レジスタ対(1〜n)30を参照しても構わない。
受信設定レジスタ対(1〜n)30の設定値からストリーム受信判定部12が受信ストリームの受信可否を決定する判定の論理を制限言語(ANSI−C)表記で図8に示す。ここで“n”は受信可否設定レジスタ(1〜n)13及び受信可否設定マスクレジスタ(1〜n)14に共通する構成要素数であり、2以上の整数である。
受信可否設定レジスタ(1〜n)13の有効性情報e(1〜n)の作用としては、e(1〜n)=1の場合にのみその受信可否設定レジスタ及び対応する受信可否設定マスクレジスタの設定が有効とされる。
1以上n以下の任意の添え字Nを例に取ると、受信可否設定レジスタ(N)においてe(N)=1の場合は、受信可否設定レジスタ(N)と受信可否設定マスクレジスタ(N)の全ての設定値が有効とされる。反対にe(N)=0の場合は、受信可否設定レジスタ(N)と受信可否設定マスクレジスタ(N)の設定は全て無効となり、ストリーム受信判定部12の判断処理においてこれらのレジスタの内容は無視される。
なお、受信可否設定レジスタ(1〜n)13の初期状態においてはe(1〜n)=0であり、制御部15によって受信可否設定レジスタ(1〜n)13に値が設定されることで同じ受信可否設定レジスタ(1〜n)13にe(1〜n)=1が設定される。
本制限言語で示す処理では、受信可否の結果は最終的にresultに格納され、その値が1の場合は受信許可ストリーム、0の場合は受信拒否ストリームであることをそれぞれ意味する。
受信可否設定マスクレジスタ(1〜n)14のFMT_maskの各ビットに0を設定した場合、そのマスクビットに対応した受信可否設定レジスタ(1〜n)13のFMT_setの設定がマスクされる効果を持つ。
ここで、マスクされる効果とは、そのマスクされたFMT_setのビットがストリーム受信判定部12の判断処理で使用されないことを意味する。例えば、受信可否設定レジスタ(1)のFMT_setが2進数表記で“100000”であり、e(1)=1、a(1)=0であり、受信可否設定マスクレジスタ(1)のFMT_maskが2進数表記で“111000”である場合は、ストリーム受信判定部12が受信許可対象と判断するストリームのFMTの値は2進数表記で“100000”〜“100111”の8種類となる。
受信可否設定マスクレジスタ(1〜n)14のFDT_maskも、対応するFDF_setに対する、前述の同レジスタのFMT_maskと同様の作用を持つ。
なお、図8の判断処理の実現は、十分に高速なマイクロプロセッサ等によるソフトウェア処理等により順次比較するものであっても良いし、複数のハードウェア比較器により並列的に判断する構成であっても良い。
1以上n以下の任意の添え字Nについて、受信可否設定レジスタ(1〜n)13において、受信可否情報a(N)はFMT_set(N)及びFDF_set(N)が持つ意味を排他的に設定する。すなわち、FMT_set(N)及びFDF_set(N)は、a(N)=0の場合は受信許可対象の、a(N)=1の場合は受信拒否対象の、ストリームフォーマット種類情報をそれぞれ示す。
1以上n以下の任意の添え字Nについて、受信可否設定レジスタ対(1〜n)30における全てのストリームフォーマット受信判定結果を集計して、受信中のストリームパケットの受信可否を判定する。このとき、受信中のストリームパケットが受信を許可されるための必要十分条件は、そのストリームフォーマットが、どの有効な受信可否設定レジスタ対(1〜n)30においても受信拒否対象ではなく、かつ、少なくとも1つの有効な受信可否設定レジスタ対(1〜n)30において受信許可対象であること、である。
以上、本発明の一つの実施例について説明したが、これは必ずしも同様の構成・接続・動作でなくても良い。例えば、上記実施例における本構成例の装置では、アイソクロナス転送の1つだけのチャネルに対して、n種類のフォーマットを含むストリームの受信を許可することが可能である。しかし、LINK11に複数の受信対象チャネルの判別機能を持たせることで、アイソクロナスマルチチャネル転送にも対応可能である。
従来の、IEEE1394インターフェースを搭載するストリーム受信装置における、システム構成図。 従来の、IEEE1394インターフェースを搭載するストリーム受信装置において、同一のアイソクロナスチャンネルで異なるフォーマットのストリームを受信する際のフローチャート。 本発明のIEEE1394インターフェース搭載ストリーム受信装置における、システム構成図。 アイソクロナスパケットのCIPヘッダのフォーマットを示す図。 アイソクロナスパケットのCIPヘッダのフォーマットを示す図。 本発明の実施例における受信可否設定レジスタ(1〜n)13の構成例を示す図。 本発明の実施例における受信可否設定マスクレジスタ(1〜n)14の構成例を示す図。 ストリーム受信判定部12におけるストリームの受信可否判定処理を示す図。 図3の実施例における各レジスタ設定手順の例を示す図。 本発明の実施例の動作手順の例を示す図。 本発明の実施例における制御部の詳細を示す図。 本発明の実施例におけるストリーム受信判定部の詳細を示す図。 本発明の実施例におけるデコード処理部の詳細を示す図。
符号の説明
α,βストリーム受信装置
1,10 物理層
2,11 リンク層
3,12 ストリーム受信判定部
4 受信許可設定レジスタ
5,15 制御部
6,16 ストリームデコーダ
7,17 ストリーム記録部
8,18 映像音声出力回路
9,20 デコード処理部
13 受信可否設定レジスタ(1〜n)
14 受信可否設定マスクレジスタ(1〜n)
19 デコード処理部電源制御部
21 受信状態信号
30 受信可否設定レジスタ対
40 リンク層制御部
41 受信可否設定レジスタ制御部
42 受信可否設定マスクレジスタ制御部
51 ストリームパケット受信部
54 受信判定回路
55 ストリーム受信状態信号出力部
61 ストリームフォーマット識別分配部
62 デコード回路

Claims (7)

  1. IEEE1394のアイソクロナスパケット転送に拠って
    複数のストリームフォーマットで記録されたストリームデータを構成する
    ストリームパケットを受信するストリーム受信装置であって、
    所定の1または2以上の前記ストリームフォーマットで記録された
    前記ストリームデータを構成する前記ストリームパケットの受信可否を
    判定することを特徴とする
    IEEE1394インターフェース搭載ストリーム受信装置。
  2. 請求項1記載のIEEE1394インターフェース搭載ストリーム受信装置において、
    受信可否設定レジスタ及び受信可否設定マスクレジスタを具備する少なくとも1つの受信可否設定レジスタ対と、
    IEEE1394用のインターフェースを介して受信された前記ストリームパケットの受信可否を判定するストリーム受信判定部と
    を具備し、
    前記受信可否設定レジスタには、任意の前記ストリームフォーマットを指定する情報が格納されており、
    前記受信可否設定マスクレジスタには、前記受信可否設定レジスタに格納された情報に指定されるストリームフォーマットに基づいて前記ストリームフォーマットの集合を指定するためのビットマスク情報が格納されており、
    前記ストリーム受信判定部は、前記受信された前記ストリームパケットのフォーマットが、前記受信可否設定レジスタに格納された情報及び前記受信可否設定マスクレジスタに格納されたビットマスク情報から指定される前記ストリームフォーマットの集合に含まれるかどうかで当該ストリームパケットの受信可否を判定する
    IEEE1394インターフェース搭載ストリーム受信装置。
  3. 請求項2記載のIEEE1394インターフェース搭載ストリーム受信装置において、
    前記受信可否設定レジスタは、
    対応する前記受信可否設定マスクレジスタとの組み合わせによって指定される前記ストリームフォーマットの集合が、受信許可対象であるか又は受信拒否対象であるかを指定する受信可否情報
    をさらに格納する
    IEEE1394インターフェース搭載ストリーム受信装置。
  4. 請求項2又は3に記載のIEEE1394インターフェース搭載ストリーム受信装置において、
    前記ストリーム受信判定部は、
    受信中ストリームパケットのストリームフォーマットの受信判定結果を示すストリーム受信状態信号を出力するストリーム受信状態信号出力部
    を具備し、
    前記IEEE1394インターフェース搭載ストリーム受信装置は、
    前記ストリーム受信判定部に接続されて受信されたストリームパケットを映像音声信号にデコードして出力するストリームデコーダと、
    前記ストリームデコーダに接続されて前記デコードされた映像音声信号を入力されて映像及び音声を出力する映像音声出力回路と、
    前記ストリーム受信判定部から受信したストリームパケットを記録するストリーム記録部と
    を具備するデコード処理部と、
    前記ストリーム受信判定部の前記ストリーム受信状態信号出力部に接続されて前記ストリーム受信状態信号を受信し、前記デコード処理部に接続されて当該ストリーム受信状態信号に応じて当該デコード処理部の電源を制御する電源制御部と
    を更に具備する
    IEEE1394インターフェース搭載ストリーム受信装置。
  5. (a)IEEE1394のアイソクロナスパケットによるストリーム転送において、複数のストリームフォーマットで記録されたストリームデータを構成するストリームパケットを受信するストリーム受信装置を提供することであって、前記ストリーム受信装置は、所定の1又は2以上の前記ストリームフォーマットで記録された前記ストリームデータを構成する前記ストリームパケットの受信可否を判定するストリーム受信判定部を備えることを特徴とするIEEE1394インターフェース搭載ストリーム受信装置であることと、
    (b)受信可否設定レジスタ対に格納されたストリームフォーマット情報がストリーム受信判定部に入力されることと、
    (c)前記ストリーム受信判定部が、IEEE1394インターフェースを介して前記ストリームパケットを受信することと、
    (d)前記ストリーム受信判定部が、受信された前記ストリームパケット毎に、前記受信可否設定レジスタ対に格納された前記ストリームフォーマット種類情報に応じて、当該ストリームパケットの受信可否を判定することと、
    (e)前記ストリーム受信判定部が、前記受信可否が判定されたストリームパケットのうち、受信許可対象のストリームパケットのみをデコード処理部に転送し、受信拒否対象のストリームパケットを破棄することと
    を具備するIEEE1394インターフェース経由受信ストリームフォーマット識別方法。
  6. 請求項5記載のIEEE1394インターフェース経由受信ストリームフォーマット識別方法において、
    前記(d)ステップは、
    (d−1)前記ストリーム受信判定部が、前記(c)ステップで受信された前記ストリームパケットのCIPヘッダに格納されたストリームフォーマット種類情報を読み取ることと、
    (d−2)前記ストリーム受信判定部が、前記各受信可否設定レジスタ対に対して、受信可否設定レジスタ及び受信可否設定マスクレジスタに格納されたそれぞれの情報を取得することと、
    (d−3)前記ストリーム受信判定部が、前記受信可否設定レジスタ対のそれぞれについて、前記受信可否設定レジスタに格納された有効性情報が有効を示している場合には当該受信可否設定レジスタ対に格納された情報に基づき前記(c)ステップで受信した前記ストリームパケットの受信可否の判定を行うことと、
    (d−4)前記(d−3)ステップとは反対に前記有効性情報が無効を示している場合には当該受信可否設定レジスタ対を無視することと
    を具備し、
    前記(d−3)ステップは、
    (d−3−a)前記(d−1)ステップで取得された前記ストリームパケットのストリームフォーマットが、前記1つの受信可否設定レジスタ対に指定されるストリームフォーマットの集合に含まれるかどうかを判定することと、
    (d−3−b)受信可否設定レジスタに格納された受信可否情報に基づき、前記(d−3−a)ステップで得られた判定結果が、当該ストリームフォーマットの受信許可又は受信拒否のどちらを示しているかを識別することと、
    (d−3−c)それぞれの受信可否設定レジスタ対における前記判定結果を総合して前記受信ストリームパケットのフォーマットの受信許可又は受信拒否を判定することと
    を具備する、
    IEEE1394インターフェース経由受信ストリームフォーマット識別方法。
  7. 請求項5または6に記載のIEEE1394インターフェース経由受信ストリームフォーマット識別方法において、
    (f)前記(d)ステップにおいて、前記ストリーム受信判定部が前記ストリームパケットの受信を許可すると判断した場合、当該ストリーム受信判定部がストリームパケットを受信中であることを外部に伝達することと、
    (g)当該ストリーム受信判定部がストリームパケットを受信中であることの伝達信号に応じて、前記デコード処理部電源制御部が前記デコード処理部の電源を制御することで、受信対象のストリームを受信していない期間の前記デコード処理部の消費電力を削減することと
    を更に具備するIEEE1394インターフェース経由受信ストリームフォーマット識別方法。
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