JPH07281948A - メモリ制御装置 - Google Patents

メモリ制御装置

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JPH07281948A
JPH07281948A JP6068424A JP6842494A JPH07281948A JP H07281948 A JPH07281948 A JP H07281948A JP 6068424 A JP6068424 A JP 6068424A JP 6842494 A JP6842494 A JP 6842494A JP H07281948 A JPH07281948 A JP H07281948A
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JP
Japan
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address
logical
page number
random access
dram
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JP6068424A
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Fumiki Sato
文樹 佐藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/08Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
    • G06F12/10Address translation
    • G06F12/1027Address translation using associative or pseudo-associative address translation means, e.g. translation look-aside buffer [TLB]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/0215Addressing or allocation; Relocation with look ahead addressing means

Abstract

(57)【要約】 【目的】 DRAMのアクセスモードを高速に判定す
る。 【構成】 本発明によるメモリ制御装置は、論理ページ
番号及び論理ページ内アドレスから構成される論理アド
レス中論理ページ番号が入力され、該論理ページ番号に
対応する物理ページ番号と該物理ページ番号が1つ前に
アクセスされたか否かを示すヒット/ミス信号12とを出
力するTLB11と、前記ヒット/ミス信号12を受け、該
ヒット/ミス信号12がヒットを示すと、DRAMに対し
てファーストページモードでのアクセスを行い、該ヒッ
ト/ミス信号12がミスを示すと、DRAMに対して通常
モードでのアクセスを行うRAS/CAS生成回路13と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は仮想記憶制御方式を採用
するメモリ制御装置に関し、特に、ダイナミックランダ
ムアクセスメモリ(以下、DRAMと称す。)と接続さ
れるメモリ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】仮想メモリはRAMの容量を見かけ上大
きくするための手法である。つまり、仮想メモリを使っ
た場合、プログラマが使用することのできるRAMの容
量は物理的に存在するRAMの容量より大きくなる。仮
想記憶では、プログラムをセグメントやページの単位で
分断し、それらを主記憶と2次記憶の間で転送すること
によって、主記憶以上の仮想の記憶域を作り出す。しか
し、プログラムの一部が実際に主記憶上に割り付けられ
るときは、かならずしも連続した領域に割り付けられる
とは限らない。そのためプログラム内で用いられている
アドレス(論理アドレス)を実際にプログラムが主記憶
上に割り当てられるアドレス(物理アドレス)にマッピ
ングする機構が必要である。この機構がメモリ管理機構
(以後MMUと称す)である。なお、このマッピング機
構は一般にアドレス変換テーブル(ranslati
on ook−aside uffer:以後TL
Bと称す)を用いることによって高速化される。
【0003】次に、主記憶としてDRAMを用い、TL
Bによって論理アドレスから変換された物理アドレスを
更にDRAMアドレスに変換し、DRAMとアクセスす
る方法について記載する。DRAMの基本アクセスは、
まず、行アドレスを与え、そのアドレスによって一行の
データ列を選択し、次に列アドレスを与えることによっ
てデータ列の中から目的のデータを選択する。一方、T
LBは物理アドレスを時分割して出力しないため、該物
理アドレスをDRAMの行アドレスと列アドレスに時分
割するマルチプレクサを介してTLBとDRAMは接続
される。
【0004】ところで、従来DRAMを高速にアクセス
する方法としてファーストページモードでアクセスする
方法がある。ここで、ファーストページモードとは、同
じ行アドレスのデータ列を連続してアクセスする場合、
後のアクセスは列アドレスのみを与えることでアクセス
する方式をいう。図12は、例えば特開平4−3869
4号公報に記載のメモリ制御装置の構成を示すブロック
図である。このメモリ制御装置においては、1Mビット
のDRAMに接続されるものとし、24ビットの論理アド
レスから20ビットの物理アドレスに変換し、さらに該物
理アドレスをDRAMアドレスに変換するものとする。
図において、1は論理アドレスAN 23〜AN 0中の論理
ページ番号AN 23〜AN 16を物理ページ番号A′N 19〜
A′N 16に変換するためのTLB、2はTLB1で変換
された物理ページ番号A′N 19〜A′N 16と論理アドレ
スAN 23〜AN 0中の論理ページ内アドレスAN 15〜A
N0(無変換のまま物理ページ内アドレスとなる)とを
受け、該物理アドレスを時分割してDRAMの行アドレ
スA′N 19〜A′N 16・AN 15〜AN 10と列アドレスA
N 9〜AN 0を発生させるマルチプレクサ、3はマルチ
プレクサ2で時分割された行アドレスA′N 19〜A′N
16・AN 15〜AN 10を受け、該行アドレスA′N 19〜
A′N 16・AN 15〜AN 10をラッチするラッチであり、
上位4ビットの行アドレスA′N 19〜A′N 16をラッチ
するラッチ3aと下位6ビットの行アドレスAN 15〜AN
10をラッチするラッチ3bとから構成される。4はマルチ
プレクサ2出力の行アドレス中上位4ビットの行アドレ
スA′N 19〜A′N 16と該行アドレスの1つ前の行アド
レスA′N-1 19〜A′N-1 16をラッチしているラッチ3a
出力とを受け、行アドレスA′N 19〜A′N 16と行アド
レスA′N-1 19〜A′N-116とが一致するか否かを比較
し、比較結果信号5を出力する比較器、6は論理アドレ
ス(行アドレス)AN 10〜AN 15と該論理アドレスの1
つ前の論理アドレス(行アドレス)AN-1 10〜AN-1 15
をラッチしているラッチ3b出力とを受け、論理アドレス
N 10〜AN 15と行アドレスAN-1 10〜AN-1 15とが一
致するか否かを比較し、比較結果信号7を出力する比較
器、8は比較器4からの比較結果信号5と比較器6から
の比較結果信号7とを受け、行アドレスを制御するため
のバーRAS(ow dress trobe)
信号と列アドレスを制御するためのバーCAS(ol
oum dress trobe)信号を生成する
RAS/CAS生成回路である。なお、マルチプレクサ
2及びRAS/CAS生成回路8とを含めてDRAMア
クセス制御装置9とする。図13は、例えば1Mビット
のDRAM素子を用いた場合に、論理アドレスを物理ア
ドレスに物理アドレスをDRAMアドレスに変換する方
法を示す図である。論理アドレスは、分断されたプログ
ラムのページを表す論理ページ番号と論理ページ番号内
のアドレスを示す論理ページ内アドレスとから構成さ
れ、論理ページ番号は2次記憶(磁気ディスク等)と主
記憶(DRAM)に割り当てられているので、該論理ペ
ージ番号は実際の主記憶のページ数よりも大きい。また
通常、論理ページ内アドレスは変換されずに物理ページ
内アドレスとして用いられる。こうして得られた物理ア
ドレスがDRAMの行アドレスと列アドレスに分割され
る。
【0005】次に上記のように形成されたメモリ制御装
置の動作について説明する。まず、24ビットの論理アド
レスAN 23〜AN 0の内の上位8ビットの論理アドレス
N23〜AN 16がTLB1に入力され、TLB1では該
論理アドレスAN 23〜AN 16を4ビットの物理アドレス
A′N 19〜A′N 16に変換し、出力する。また、論理ア
ドレスAN 23〜AN 0の内の下位16ビットの論理アドレ
スAN 15〜AN 0は変換されないので、そのまま物理ア
ドレスAN 15〜AN 0 として使用される。マルチプレ
クサ2は20ビットの物理アドレスA′N 19〜A′N 16・
N 15〜AN 0を受け、10ビットの行アドレスA′N 19
〜A′N 16・AN 15〜AN 10と10ビットの列アドレスA
N 9〜AN 0をRAS/CAS生成回路8に同期して出
力させる。
【0006】ラッチ3aはマルチプレクサ2の出力する上
位4ビットの行アドレスA′N 19〜A′N 16をラッチ
し、ラッチ3bはマルチプレクサ2の出力する下位6ビッ
トの行アドレスAN 15〜AN 10をラッチする。比較器4
ではラッチ3a出力の1つ前の行アドレスA′N-1 19〜
A′N-1 16とマルチプレクサ2出力の行アドレスA′N
19〜A′N 16とを受け、これらの2つのアドレスが一致
するか否かを比較する。これらのアドレスが一致する場
合は、比較器4は比較結果信号5をアクティブ状態に
し、これらのアドレスが一致しない場合は、比較器4は
比較結果信号5をインアクティブ状態にする。一方、比
較器5ではラッチ3b出力の1つ前の行アドレスAN-1 15
〜AN-1 10と論理アドレスAN 15〜AN 10とを受け、こ
れらの2つのアドレスが一致するか否かを比較する。こ
れらのアドレスが一致する場合は、比較器6は比較結果
信号7をアクティブ状態にし、これらのアドレスが一致
しない場合は、比較結果信号7をインアクティブ状態に
する。
【0007】RAS/CAS生成回路8では、比較器4
及び比較器6からそれぞれ比較結果信号5及び比較結果
信号7とを受け、比較結果信号5及び比較結果信号7が
ともにアクティブ状態であれば、ファーストページモー
ドでのDRAMアクセスを行うためのRAS/CAS信
号を生成する。一方、比較結果信号5あるいは比較結果
信号7の少なくともどちらか一方がインアクティブ状態
であれば、通常モードでのDRAMアクセスを行うため
のRAS/CAS信号を生成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のメモリ制御装置
は以上のように構成されているので、DRAMのファー
ストページモードアクセスが可能か否かの判定を行う際
に、比較器6からの比較結果信号7がインアクティブ状
態である場合は、比較器4からの比較結果信号5に拘わ
らずDRAMのアクセス方式が決定されるため高速に判
定を行うことができるが、比較器6からの比較結果信号
7がアクティブ状態である場合は、比較器4からの比較
結果信号5によってDRAMのアクセス方式が決定され
るため、高速に判定を行うことができないという問題点
があった。つまり、比較器4に入力されるアドレスは物
理アドレスであるため、該物理アドレスを得るために論
理アドレスをTLB1で物理アドレスに変換しなければ
ならない。つまり、この変換時間が判定の高速化の妨げ
となってしまう。
【0009】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、DRAMのアクセス方式を高速
に判定することのできるメモリ制御装置を得ることを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1乃至4に係るメ
モリ制御装置は、論理ページ番号と論理ページ内アドレ
スから構成される論理アドレス中の論理ページ番号が入
力され、該論理ページ番号に対応する物理ページ番号と
該物理ページ番号が前回にアクセスされたか否かを示す
制御信号とが出力されるアドレス変換手段と、前記アド
レス変換手段からの制御信号を受け、該制御信号が物理
ページ番号の前回にアクセスされたことを示す場合は、
DRAMに対してファーストページモードでのアクセス
を行い、該制御信号が物理ページ番号の前回にアクセス
されなかったことを示す場合は、DRAMに対して通常
モードでのアクセスを行うDRAMアクセス制御手段
と、前記論理アドレス中の論理ページ内アドレスと前記
アドレス変換手段からの物理ページ番号とが入力され、
該物理ページ番号をDRAMの行アドレスとし、該論理
ページ内アドレスをDRAMの列アドレスとして時分割
して出力するマルチプレクサとを備えたことを特徴とす
る。
【0011】さらに、前記アドレス変換手段は、論理ペ
ージ番号から変換される物理ページ番号に対応して設け
られ、前記物理ページ番号への変換時に変換されたこと
を示す情報を格納する記憶手段を備えたことを特徴とす
る。
【0012】さらに他には、前記論理ページ番号は、プ
ロセスを区別するためのプロセス番号を含むことを特徴
とする。
【0013】さらに他には、前記論理アドレスが入力さ
れ、該論理アドレスがDRAMアドレスに変換されるア
ドレスか否かを判別し、その判別結果信号を出力するア
ドレス判別手段を備え、前記タイミング制御手段は、前
記アドレス判別手段からの判別結果信号を受け、該判別
結果信号がDRAMアドレスに変換されるアドレスであ
ることを示すと、前記制御信号に基づいてDRAMをア
クセスし、該判別結果信号がDRAMアドレスに変換さ
れないアドレスであることを示すと、前記制御信号に拘
わらずDRAMをアクセスすることを禁止することを特
徴とする。
【0014】また、請求項5乃至8に係るメモリ制御装
置は、論理ページ番号及び論理ページ内アドレスから構
成される論理アドレス中の論理ページ番号が入力され、
該論理ページ番号に対応する物理ページ番号を出力する
アドレス変換手段と、前記論理アドレス中DRAMの行
アドレスに変換されるN(N:自然数)ビットの論理ア
ドレスが入力され、次のNビットの論理アドレスが入力
されるまで入力されたNビットの論理アドレスを記憶す
る第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶されて
いるNビットの論理アドレスと次のNビットの論理アド
レスとが入力され、Nビットの論理アドレスと次のNビ
ットの論理アドレスとが一致するか否かを比較し、比較
結果信号を出力する比較手段と、前記比較手段からの比
較結果信号を受け、比較結果信号が一致を示すと、DR
AMに対してファーストページモードでのアクセスを行
い、該比較結果信号が不一致を示す場合は、DRAMに
対して通常モードでのアクセスを行うDRAMアクセス
制御手段と、前記論理アドレス中の論理ページ内アドレ
スと前記アドレス変換手段からの物理ページ番号とが入
力され、DRAMの行アドレスと列アドレスとを時分割
して出力するマルチプレクサとを備えたことを特徴とす
る。
【0015】さらに、前記Nビットの論理アドレスは前
記論理ページ番号と一致することを特徴とする。
【0016】さらに他には、前記論理ページ番号は、プ
ロセスを区別するためのプロセス番号を含むことを特徴
とする。
【0017】さらに他には、前記論理アドレスが入力さ
れ、該論理アドレスがDRAMアドレスに変換されるア
ドレスか否かを判別し、その判別結果信号を出力するア
ドレス判別手段を備え、前記タイミング制御手段は、前
記アドレス判別手段からの判別結果信号を受け、該判別
結果信号がDRAMアドレスに変換されるアドレスであ
ることを示すと、前記制御信号に基づいてDRAMをア
クセスし、該判別結果信号がDRAMアドレスに変換さ
れないアドレスであることを示すと、前記制御信号に拘
わらずDRAMをアクセスすることを禁止することを特
徴とする。
【0018】
【作用】本発明に係るメモリ制御装置においては、DR
AMの行アドレスと一致するように物理アドレスの物理
ページ番号を設定し、DRAMの列アドレスと一致する
ように物理アドレスの物理ページ内アドレスを設定して
いるので、論理ページ番号を物理ページ番号に変換する
ためのアドレス変換手段において、同じ物理ページ番号
に続けて変換されたか否かを示す制御信号を設けること
によりDRAMの行アドレスが1つ前の行アドレスと一
致するか否かの判定を行うことができる。
【0019】また、本発明におけるメモリ制御装置にお
いては、論理アドレスの中でDRAMの行アドレスに変
換される部分の論理アドレスを予め抽出し、該論理アド
レスと1つ前の論理アドレスとが一致するか否かを比較
することにより、DRAMの行アドレスが1つ前の行ア
ドレスと一致するか否かを判定する。よって、アドレス
変換手段により論理ページ番号を物理ページ番号に変換
している間に、記憶手段及び比較手段によって論理アド
レスが1つ前の論理アドレスと一致するか否かを判定で
きる。
【0020】
【実施例】
実施例1.以下、本発明の1実施例について説明する。
本実施例においては、物理アドレスの上位の物理ページ
番号をDRAMの行アドレスと一致させ、物理アドレス
の下位のページ内アドレスをDRAMの列アドレスと一
致させている。
【0021】図1は、本発明におけるメモリ制御装置を
示すブロック構成図である。図において、2は従来装置
を示す図12と同一あるいは相当する部分を示す。11は
TLBであり、以下に記載する構成要件11a 、11b 及び
11c から成る。11a は論理アドレスの論理ページ番号を
保持するレジスタ群、11b はレジスタ群11a の各々に対
応した物理ページ番号を保持するレジスタ群、11c はレ
ジスタ群11a の各々に対応したフリップフロップ群であ
り、レジスタ群11a の中でファーストページモードで活
性となっているDRAMの行アドレスに対応する論理ペ
ージ番号を格納しているレジスタを論理「1」で示す。
ここで便宜上、レジスタ群11a はレジスタ11a1〜11a n
で構成され、レジスタ群11b はレジスタ11b1〜11b n
構成され、フリップフロップ群11c はフリップフロップ
11c1〜11c n で構成されるものとし、レジスタ11a1〜11
a n の各々にレジスタ11b1〜11b n 及びフリップフロッ
プ11c1〜11c n の各々が対応するものとする。12は入力
された論理ページ番号を保持するレジスタ11a i (1≦
i≦n)に対応するフリップフロップ11c i の論理を示
すヒット/ミス信号であり、フリップフロップ11c i
論理が「1」を示す場合はDRAMのファーストページ
モードを示し(この場合を「ヒット」と称す)、フリッ
プフロップ11c i の論理が「0」を示す場合はDRAM
の通常モードを示す(この場合を「ミス」と称す)。13
はヒット/ミス信号12を受け、ヒット/ミス信号12が
「ヒット」の場合は、図示しないDRAMに対してファ
ーストページモードでアクセスするためのRAS/CA
S信号を生成し、該ヒット/ミス信号12が「ミス」の場
合は、図示しないDRAMに対して通常モードでアクセ
スするためのRAS/CAS信号を生成する。
【0022】図2は本発明によるアドレス変換方式を説
明するための図である。本発明によるアドレス変換方式
の特徴は、物理アドレスの内の物理ページ番号はDRA
Mの行アドレスと一致させ、物理ページ内アドレスはD
RAMの列アドレスと一致させることである。例えば図
2に示すように、32ビット長の論理アドレスから24ビッ
ト長の物理アドレスへアドレスを変換する場合について
説明する。24ビット長のアドレス空間は16Mバイトの大
きさであり、16MDRAM(×1ビット品)を8個並列
に置くことで実現できる。16MDRAMの行アドレス及
び列アドレスは12ビットであるから、24ビットの物理ア
ドレスの内上位12ビットの物理アドレスはDRAMの行
アドレスとなり、下位12ビットの物理アドレスはDRA
Mの列アドレスとなるので、物理アドレスの上位12ビッ
トが物理ページ番号となり、物理アドレスの下位12ビッ
トが物理ページ内アドレスとなる。よって、論理アドレ
スの内論理ページ番号に相当する論理アドレスが物理ア
ドレスに変換されて物理ページ番号となり、論理アドレ
スの内論理ページ内アドレスに相当する論理アドレスが
無変換のまま物理ページ内アドレスとなるので、32ビッ
トの論理アドレスAN 31〜AN 0の内上位20ビットAN
31〜AN 12が論理ページ番号となり、下位12ビットAN
11〜AN 0が論理ページ内アドレスとなる。
【0023】次に、本発明によるメモリ制御装置の動作
を図3及び図4に示すタイミングチャートを用いて説明
する。図3は通常モードでDRAMアクセスを行った場
合のタイミングチャート図を示し、図4はファーストペ
ージモードでDRAMアクセスを行った場合のタイミン
グチャート図を示す。まず32ビットの論理アドレスの内
上位20ビットの論理ページ番号AN 31〜AN 12がTLB
11に入力される。TLB11では、レジスタ群11a の中で
該論理ページ番号AN 31〜AN 12と一致する内容を持つ
レジスタ11a i (1≦i≦n)が選択され、該レジスタ
11a i に対応するレジスタ11b i の保持する物理ページ
番号A′N 23〜A′N 12(DRAM行アドレス)及び該
レジスタ11a i に対応するフリップフロップ11c i の内
容(ヒット/ミス信号12)がそれぞれマルチプレクサ2
及びRAS/CAS生成回路13に出力される。ここで、
レジスタ群11a の中に論理ページ番号AN 31〜AN 12と
一致する内容を持つレジスタ11a i が存在しない場合
は、情報処理装置のCPU(図示せず)に例外発生が伝
えられ、ソフトウェア処理が行われる。この後、フリッ
プフロップ群11c は全て論理「0」にクリアされ、フリ
ップフロップ11c i の論理のみ「1」にセットされる。
つまり、TLB11から出力されたフリップフロップ11c
i の内容が「0」を示す場合は、1つ前の論理ページ番
号AN-1 31〜AN-1 12が物理ページ番号A′N 23〜A′
N 12に変換されなかったことを示すので、DRAM行ア
ドレスは1つ前のDRAM行アドレスと一致しないこと
になる。また、TLB11から出力されたフリップフロッ
プ11c i の内容が「1」を示す場合は、1つ前の論理ペ
ージ番号AN-1 31〜AN-1 12が物理ページ番号A′N 23
〜A′N 12に変換されたことを示すので、DRAM行ア
ドレスは1つ前のDRAM行アドレスと一致することに
なる。
【0024】さて、RAS/CAS生成回路13では、T
LB11から出力されたヒット/ミス信号12を受けて、該
ヒット/ミス信号12が「0」即ち「ミス」を示すと、通
常モードのRAS/CAS信号を生成し(図3)、該ヒ
ット/ミス信号が「1」即ち「ヒット」を示すと、ファ
ーストページモードのRAS/CAS信号を生成する
(図4)。
【0025】本発明におけるメモリ制御装置において
は、DRAMの行アドレスと一致するように物理アドレ
スの物理ページ番号を設定し、DRAMの列アドレスと
一致するように物理アドレスの物理ページ内アドレスを
設定しているので、DRAMの行アドレス中に、アドレ
ス変換の行われるビット及びアドレス変換の行われない
ビットの2通りビットが存在しないので、つまり、TL
B11によりアドレス変換の行われるビットのみしか存在
しないので、行アドレスが1つ前の行アドレスと一致す
るか否かの判定をTLB11中にフリップフロップ11c を
設けることにより行うことができる。TLB11において
は、入力された論理ページ番号が物理ページ番号(DR
AM行アドレス)に変換されると、該物理ページ番号の
格納されたレジスタ11b i に対応するフリップフロップ
11c i の内容をRAS/CAS生成回路13に出力する。
よってTLB11において、入力された論理ページ番号A
31〜A12を対応する物理ページ番号A′N
31〜A′N 12に変換すると同時に、対応するフリップフ
ロップ11c i の内容を出力させ、全てのフリップフロッ
プ群11c を「0」にセットした後でフリップフロップ11
c i の内容を「1」にセットしなおすようにすれば、出
力されたフリップフロップ11c i の内容によりフリップ
フロップ11c に対応する物理ページ番号(DRAM行ア
ドレス)と前の物理ページ番号(DRAM行アドレス)
と一致するか否かが高速に判定できる。つまり、本発明
によるアドレス変換方式及びメモリ制御装置を用いるこ
とにより、DRAMのアクセス方式が通常モードかファ
ーストページモードかの判定をTLB11でのアドレス変
換動作と同時に行うことができ、行アドレスをラッチす
るためのラッチ及びラッチ出力の行アドレスと次データ
の行アドレスを比較するための比較器を必要とせず、高
速にDRAMのアクセス方式を判定できる。
【0026】実施例2.図5は本発明の第2実施例によ
るメモリ制御装置のブロック構成図である。図5に示す
メモリ制御装置においても、実施例1の図2に示すアド
レス変換方式、即ち、物理アドレスの内の物理ページ番
号をDRAMの行アドレスと一致させ、物理ページ内ア
ドレスをDRAMの列アドレスと一致させている。よっ
て、本実施例においても32ビット長の論理アドレスから
24ビット長の物理アドレスへアドレスを変換する場合に
ついて説明する。図5において、1、2、12、13は従来
装置を示す図12あるいは第1実施例を示す図1に記載
されたものと同一あるいは相当する部分を示す。16は、
論理アドレス中の論理ページ番号に相当する論理アドレ
スが入力され、該論理ページ番号をラッチするためのラ
ッチ、17はラッチ16出力の論理ページ番号と該ラッチ16
出力の次データである論理ページ番号とが入力され、論
理ページ番号と次データである論理ページ番号とが一致
するか否かを比較し、比較結果をヒット/ミス信号12と
してRAS/CAS生成回路13に出力する。論理ページ
番号と次データである論理ページ番号とが一致する場合
は「ヒット」を示し、論理ページ番号と次データである
論理ページ番号とが一致しない場合は「ミス」を示す。
ここでTLB1に関して、便宜上、レジスタ1aはレジス
タ1a1 〜1an で構成され、レジスタ群1bはレジスタ1b1
〜1bn で構成され、レジスタ1a1 〜1an の各々にレジス
タ1b1 〜1bn の各々が対応するものとする。
【0027】次に上記のように構成されたメモリ制御装
置の動作について説明する。32ビットの論理アドレスA
N 31〜AN 0の内上位20ビットの論理ページ番号AN 31
〜AN 12がTLB1、ラッチ16及び比較器17に入力され
る。TLB1では、レジスタ群1aの中で論理ページ番号
N 31〜AN 12と一致する内容を持つレジスタ1ai (1
≦i≦n)が選択され、該レジスタ1ai に対応するレジ
スタ1bi の保持する物理ページ番号A′N 23〜A′N 12
(DRAM行アドレス)がマルチプレクサ2に出力され
る。
【0028】この時、ラッチ16では論理ページ番号AN
31〜AN 12を受けると、ラッチしていた1つ前の論理ペ
ージ番号AN-1 31〜AN-1 12を比較器17に出力し、次の
論理ページ番号AN+1 31〜AN+1 12が入力されるまで論
理ページ番号AN 31〜AN 12を保持する。一方、比較器
17ではラッチ16出力の論理ページ番号AN-1 31〜AN- 1
12と論理ページ番号AN 31〜AN 12とを受け、論理ペー
ジ番号AN-1 31〜AN- 1 12と論理ページ番号AN 31〜A
N 12とが一致するか否かを比較し、その比較結果をヒッ
ト/ミス信号12としてRAS/CAS生成回路13に出力
する。
【0029】さて、RAS/CAS生成回路13では、T
LB1から出力されたヒット/ミス信号12を受けて、該
ヒット/ミス信号12が「ミス」を示すと、通常モードの
RAS/CAS信号を生成し、該ヒット/ミス信号が
「ヒット」を示すと、ファーストページモードのRAS
/CAS信号を生成する。
【0030】本発明におけるメモリ制御装置において
は、論理アドレスの中でDRAMの行アドレスに変換さ
れる部分の論理アドレスを予め抽出し、該論理アドレス
と1つ前の論理アドレスとが一致するか否かを比較する
ことにより、DRAMの行アドレスが1つ前の行アドレ
スと一致するか否かを判定する。よって、TLB1によ
り論理ページ番号を物理ページ番号に変換している間
に、ラッチ16及び比較器17によって論理アドレスが1つ
前の論理アドレスと一致するか否かを判定できるので、
TLB1により論理アドレスを物理アドレスに変換した
後にDRAMの行アドレスが1つ前の行アドレスと一致
するか否かの判定を行う必要がなく、高速にヒット/ミ
ス判定を行うことができる。また、本実施例では、論理
ページ内アドレスをDRAMの列アドレスとして出力さ
せており、TLB1での動作よりもヒット/ミス判定の
方が速いため、RAS/CAS生成回路13からマルチプ
レクサ2を制御するための制御信号を実施例1よりも速
く出力させることが可能となるので、ファーストページ
モードでのアクセスをより速く行えるという効果もあ
る。
【0031】実施例3.上記実施例2では、物理ページ
番号がDRAMの行アドレスと一致しており、物理ペー
ジ内アドレスがDRAMの列アドレスと一致していた
が、論理アドレスの論理ページ内アドレスをDRAMの
列アドレスよりも大きくする構成も可能である。ここで
は、物理ページ内アドレスを16ビット長とし、DRAM
の列アドレスを12ビット長とした場合について説明す
る。
【0032】図6は本発明によるアドレス変換方式を説
明するための図である。例えば図6に示すように、32ビ
ット長の論理アドレスから24ビット長の物理アドレスへ
アドレスを変換する場合について説明する。32ビット長
の論理アドレスを24ビット長の物理アドレスに変換する
場合、論理アドレス中の論理ページ内アドレスは無変換
のまま物理アドレス中の物理ページ内アドレスとして用
いられるので、物理ページ内アドレスを16ビット長と定
めた場合、32ビットの論理アドレスAN 31〜AN 0中上
位16ビットの論理アドレスAN 31〜AN 16が論理ページ
番号となり、下位16ビットの論理アドレスAN 15〜AN
0が論理ページ内アドレスとなる。つまり、論理ページ
番号AN 31〜AN 16が変換されて物理ページ番号A′N
23〜A′N 16になる。また、24ビットの物理アドレス
A′N 23〜A′N 16・AN 15〜AN0の内上位12ビット
の物理アドレスA′N 23〜A′N 16・AN 15〜AN 12は
DRAMの行アドレスとなり、下位12ビットの物理アド
レスAN 11〜AN 0はDRAMの列アドレスとなる。つ
まり、本実施例では、物理ページ内アドレスとDRAM
の列アドレスを一致させるという制約がないので、物理
ページ内アドレスよりも小さい列アドレスの小容量DR
AMにも接続可能となる。
【0033】次に、上述のアドレス変換方式を採用する
メモリ制御装置の動作を説明する。本実施例においても
実施例2の図5に示すメモリ制御装置によってアドレス
変換を行う。32ビットの論理アドレスAN 31〜AN 0の
内上位16ビットの論理ページ番号AN 31〜AN 16がTL
B1に入力され、上位20ビットの論理ページ番号AN 31
〜AN 12がラッチ16及び比較器17に入力される。TLB
1では、レジスタ群1aの中で論理ページ番号AN 31〜A
N 16と一致する内容を持つレジスタ1ai (1≦i≦n)
が選択され、該レジスタ1ai に対応するレジスタ1bi
保持する物理ページ番号A′N 23〜A′N 16がマルチプ
レクサ2に出力される。
【0034】この時、ラッチ16では論理ページ番号AN
31〜AN 12を受けると、ラッチしていた1つ前の論理ペ
ージ番号AN-1 31〜AN-1 12を比較器17に出力し、次の
論理ページ番号AN+1 31〜AN+1 12が入力されるまで論
理ページ番号AN 31〜AN 12を保持する。一方、比較器
17ではラッチ16出力の論理ページ番号AN-1 31〜AN- 1
12と次の論理ページ番号AN 31〜AN 12とを受け、論理
ページ番号AN-1 31〜AN-1 12と論理ページ番号AN 31
〜AN 12とが一致するか否かを比較し、その比較結果を
ヒット/ミス信号12としてRAS/CAS生成回路13に
出力する。
【0035】さて、RAS/CAS生成回路13では、T
LB1から出力されたヒット/ミス信号12を受けて、該
ヒット/ミス信号12が「ミス」を示すと、通常モードの
RAS/CAS信号を生成し、該ヒット/ミス信号が
「ヒット」を示すと、ファーストページモードのRAS
/CAS信号を生成する。
【0036】本発明におけるメモリ制御装置において
も、実施例2に記載する効果と同様の効果を得ることが
できる。また、本実施例におけるアドレス変換方式を採
用することにより、DRAMの列アドレスを論理ページ
内アドレスよりも小さくできるので、小容量DRAMに
も接続可能である。
【0037】実施例4.本実施例においては、全てのプ
ロセスに同様の論理アドレス空間を提供し、複数のプロ
セスが同一の論理アドレスをアクセスしても、混同が生
じないメモリ制御装置について述べる。本実施例のメモ
リ制御装置を使用する情報処理装置では、複数のプロセ
スは互いの識別のため各々異なったプロセス番号を持
つ。このプロセス番号は命令語のフェッチあるいはデー
タのアクセス時に、論理アドレスと共にメモリ制御装置
に送られる。一般にこのような情報処理装置では全体の
処理を制御するオペレーティングシステムと呼ばれる特
殊なプロセスがある。オペレーティングシステムは、他
のプロセスに対して特権的なプロセスであって、任意の
プロセスのデータに対してアクセスできる必要がある。
そのため、この実施例のメモリ制御装置を使用する情報
処理装置では特定のプロセス番号を持つプロセス(オペ
レーティングシステム)は、論理アドレスと共に自身と
は異なるプロセス番号をメモリ制御装置に送って、他の
プロセスのデータをアクセスできるものとする。従っ
て、上述のプロセス番号は、情報処理装置の状態を示す
レジスタに置き、また、論理アドレスと共に自身とは異
なるプロセス番号をメモリ制御装置に送って、他のプロ
セスのデータをアクセスするための命令を特定のプロセ
ス番号のプロセスのみ実行できる特権命令語とするの
が、管理の上で好都合である。
【0038】本実施例では、上述のプロセス番号と論理
ページ番号とを併せて、これを新たに拡張された論理ペ
ージ番号として使用する。図7は本実施例によるメモリ
制御装置のブロック構成図である。図において、11b 、
11c 、2、12、13は実施例1に示すものと同一あるいは
相当する部分を示す。但し、本実施例におけるTLB11
は、プロセス番号のビット分拡張された論理ページ番号
を保持するレジスタ群11d が実施例1中のレジスタ群11
a の代わりに存在する。機能的にはレジスタ群11a と同
一であるが、論理ページ番号を識別する際にプロセス番
号をも識別できる。
【0039】次の上述のように構成されたメモリ制御装
置の動作について説明する。まず、論理アドレスの論理
ページ番号およびプロセス番号がTLB11に入力され、
該プロセス番号を含む拡張された論理ページ番号におい
て、実施例1に示すメモリ制御装置の動作が行われる。
【0040】本実施例においては、プロセス番号と論理
ページ番号とを併せて、これを拡張された論理ページ番
号として使用するので、実施例1に示す効果に加えて、
全てのプロセスに同様な論理空間を提供でき、1つのプ
ロセスのある論理アドレスの命令語あるいはデータを他
のプロセスの同一の論理アドレスのアクセスから保護す
ることができるという効果がある。
【0041】実施例5.プロセス番号と論理ページ番号
とを併せて拡張された論理ページ番号を実施例2のメモ
リ制御装置で使用してもよい。図8は本実施例のメモリ
制御装置のブロック構成図である。図において、2、11
b 、12、13、16、17は実施例2の図5に示すものと同一
あるいは相当する部分である。但し、本実施例における
TLB11は、プロセス番号のビット分拡張された論理ペ
ージ番号を保持するレジスタ群11d が実施例2中のレジ
スタ群11a の代わりに存在する。また、ラッチ16には、
プロセス番号をラッチするビットが拡張されて存在す
る。
【0042】次に上述のように構成されたメモリ制御装
置の動作について説明する。まず、論理アドレスの論理
ページ番号及びプロセス番号がTLB11に入力され、該
プロセス番号を含む拡張された論理ページ番号におい
て、実施例2に示すメモリ制御装置の動作が行われる。
【0043】本実施例においては、プロセス番号と論理
ページ番号とを併せて、これを拡張された論理ページ番
号として使用するので、実施例2に示す効果に加えて、
全てのプロセスに同様な論理空間を提供でき、1つのプ
ロセスのある論理アドレスの命令語あるいはデータを他
のプロセスの同一の論理アドレスのアクセスから保護す
ることができるという効果がある。なお、本実施例のメ
モリ制御装置において、アドレス変換方式を実施例3に
示す方式、つまり、論理ページ内アドレスがDRAMの
列アドレスよりも大きくなるようなアドレス変換方式を
採用してもよいことは言うまでもない。
【0044】実施例6.本発明の他の実施例として、論
理アドレス空間において論理アドレスから物理アドレス
に変換されてDRAMアドレスに割り付けられる第1の
領域と、論理アドレスから無変換のまま物理アドレスと
して他の素子に割り付けられる第2の領域とを備えたメ
モリ制御装置について説明する。
【0045】図9は上述の第1の領域及び第2の領域を
備えた論理アドレス空間から物理アドレス空間に変換さ
せるアドレス変換方式を示した図である。図において、
32ビットの論理アドレス空間中、16進数表示のアドレス
00000000h〜FFFEFFFFhはDRAMア
ドレスに変換される第1の領域、16進数表示のアドレス
FFFF0000h〜FFFFFFFFhは他の素子の
アドレスに相当する第2の領域である。また、第1の領
域に対するアクセスは、アドレス変換によって物理アド
レス空間中のDRAMの置かれた00000000h〜
00FFFFFFhの領域へのアクセスとなる。第2の
領域に対するアクセスはアドレス変換を受けずに物理ア
ドレス空間中の同一のアドレスに対するアクセスとな
る。
【0046】図10は本発明のアドレス変換方式を実施
するためのメモリ制御装置のブロック構成図である。図
において、11〜13は実施例図1に示すものと同一あるい
は相当する部分を示す。20は論理アドレスの上位16ビッ
トの論理ページ番号を受けて、アクセスが第1の領域に
対するものか第2の領域に対するものかを判別するため
の判別手段である。本実施例においては、第1の領域の
アドレスと第2の領域のアドレスとは、そのアドレスの
割り付け方から論理アドレスの上位16ビットによって判
別できる。つまり、上位16ビットが全て「1」である場
合は第2の領域のアドレスに該当し、上位16ビット中1
ビットでも「0」が含まれる場合は第1の領域のアドレ
スに該当する。判別手段20は、アクセスが第2の領域に
対するものである場合にRAS/CAS生成回路13にR
AS信号とCAS信号の論理を変化させることを禁止す
るための禁止信号21を出力する。22はRAS/CAS生
成回路から出力されるマルチプレクサ23から行アドレス
の出力されるタイミングを制御するための制御信号であ
る。マルチプレクサ23は論理ページ番号、物理ページ
番号、ページ内アドレス及び制御信号22が入力され、制
御信号22によってDRAM行アドレスが出力されるよう
に制御されたときは、アドレスの下位12ビットからTL
B11で変換された物理ページ番号(DRAM行アドレ
ス)を選択し、入力された論理ページ内アドレスとマル
チプレクスしてDRAMアドレスを出力する。また、制
御信号22により行アドレスを出力するように制御されな
かったときは、論理アドレスがそのまま出力される。つ
まり、入力された論理ページ番号が選択されて、入力さ
れた論理ページ内アドレスとパラレルに出力される。
【0047】次に上述のメモリ制御装置の動作について
説明する。論理アドレス中論理ページ番号がTLB11及
び判別手段20に出力され、論理ページ内アドレスがマル
チプレクサ23に出力される。論理ページ番号が入力さ
れたTLB11においては実施例1に示す動作と同様の動
作が行われるが、同時に、論理ページ番号が入力された
判別手段20においては、該論理ページ番号が第1の領域
のアドレスであるか第2の領域のアドレスであるかを判
別し、判別結果が第1の領域のアドレスを示す場合は禁
止信号21はインアクティブとなり、判別結果が第2の領
域のアドレスを示す場合は禁止信号21はアクティブとな
る。RAS/CAS生成回路13では、禁止信号21を受
け、禁止信号21がインアクティブの時はヒット/ミス信
号12に基づいてRAS/CAS信号を生成し、また、マ
ルチプレクサ23に対してはDRAMアドレスを出力する
ように制御信号12を出力する。一方禁止信号21がアクテ
ィブの時はRAS/CAS信号の論理を変化させず、ま
た、マルチプレクサ23に対しては入力された論理ページ
番号を選択し、論理ページ内アドレスとパラレルにアド
レス出力するようにする。
【0048】上述のように構成されたメモリ制御装置に
おいては、第1の領域にアクセスすることで実施例1に
示すのと同様にDRAMをアクセスでき、第2の領域に
アクセスすることで物理空間を論理アドレスそのままで
アクセスすることができ、ROM、入出力装置等他の素
子に接続可能となる。なお、ファーストページモードの
高速化を実施例2及び実施例3の図5に示すラッチ16及
び比較器17を用いて行ってもよい。
【0049】実施例7.また、実施例6に示す機能の他
に、全てのプロセスに同様の論理アドレス空間を提供
し、複数のプロセスが同一の論理アドレスをアクセスす
ることが可能なメモリ制御装置について説明する。
【0050】図11は本発明の第7実施例におけるメモ
リ制御装置のブロック構成図である。図において、11〜
13、20〜23は実施例図7あるいは実施例図10と同一あ
るいは相当する部分を示す。但し、本実施例において
は、プロセス番号が判別手段20にも入力される。判別手
段20では、論理アドレスの上位16ビットの論理ページ番
号及びプロセス番号を受けて、アクセスが図9に示す第
1の領域に対するものか第2の領域に対するものかを判
別する判別手段である。判別手段20では、論理ページ番
号が第2の領域に対するものであって、かつ、プロセス
番号が特定のプロセス番号であるときに、RAS/CA
S生成回路13に対してRAS信号とCAS信号の論理を
変化させることを禁止する。以後の動作は実施例6に示
した通りである。
【0051】本実施例においても、第1の領域では実施
例6と同様に全てのプロセスが物理アドレス空間上のD
RAMにおかれた自分自身の命令語あるいはデータを他
のプロセスのものと混同せずにアクセスすることがで
き、更に、特定のプロセス番号を持つプロセスによる第
2の領域に対するアクセス時にはRAS/CAS生成回
路13はRAS信号とCAS信号とを変化させず、マルチ
プレクサ23からは論理アドレスがそのまま出力されてい
るので、物理アドレス空間を論理アドレス空間のままで
アクセスすることができ、ROM、入出力装置等他の素
子に接続可能となる。なお、ファーストページモードの
高速化を実施例2及び実施例3の図5に示すラッチ16及
び比較器17を用いて行ってもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明によるメモリ制御装置は以上のよ
うに構成されているので、以下に記載するような効果を
奏する。
【0053】本発明によるメモリ制御装置は、論理ペー
ジ番号と論理ページ内アドレスから構成される論理アド
レス中の論理ページ番号が入力され、該論理ページ番号
に対応する物理ページ番号と該物理ページ番号が前回に
アクセスされたか否かを示す制御信号とが出力されるア
ドレス変換手段と、前記アドレス変換手段からの制御信
号を受け、該制御信号が物理ページ番号の前回にアクセ
スされたことを示す場合は、DRAMに対してファース
トページモードでのアクセスを行い、該制御信号が物理
ページ番号の前回にアクセスされなかったことを示す場
合は、DRAMに対して通常モードでのアクセスを行う
DRAMアクセス制御手段と、前記論理アドレス中の論
理ページ内アドレスと前記アドレス変換手段からの物理
ページ番号とが入力され、該物理ページ番号をDRAM
の行アドレスとし、該論理ページ内アドレスをDRAM
の列アドレスとして時分割して出力するマルチプレクサ
とを備えているので、DRAM行アドレスが1つ前の行
アドレスと一致するか否かの判定をアドレス変換手段を
用いて行うことができ、論理アドレスを物理アドレスに
変換した後にDRAMのアクセスモードを決定すること
がなく、高速にDRAMのアクセスモードを決定するこ
とができる。
【0054】また、プロセス番号と論理ページ番号とを
併せて、これを拡張された論理ページ番号として使用す
ることにより、全てのプロセスに同様な論理空間を提供
でき、1つのプロセスのある論理アドレスの命令語ある
いはデータを他のプロセスの同一の論理アドレスのアク
セスから保護することができるという効果がある。
【0055】また、論理アドレスがDRAMアドレスに
変換されるアドレスであるか否かを判断するための判別
手段を備えることにより、論理アドレス中DRAMアド
レスに割り付けられるアドレス空間と他の素子に割り付
けられるアドレス空間とを区別することができ、異なっ
た種類の複数の素子に接続可能となる。
【0056】さらに、本発明によるメモリ制御装置にお
いては、論理ページ番号及び論理ページ内アドレスから
構成される論理アドレス中の論理ページ番号が入力さ
れ、該論理ページ番号に対応する物理ページ番号を出力
するアドレス変換手段と、前記論理アドレス中DRAM
の行アドレスに変換されるN(N:自然数)ビットの論
理アドレスが入力され、次のNビットの論理アドレスが
入力されるまで入力されたNビットの論理アドレスを記
憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶さ
れているNビットの論理アドレスと次のNビットの論理
アドレスとが入力され、Nビットの論理アドレスと次の
Nビットの論理アドレスとが一致するか否かを比較し、
比較結果信号を出力する比較手段と、前記比較手段から
の比較結果信号を受け、比較結果信号が一致を示すと、
DRAMに対してファーストページモードでのアクセス
を行い、該比較結果信号が不一致を示す場合は、DRA
Mに対して通常モードでのアクセスを行うDRAMアク
セス制御手段と、前記論理アドレス中の論理ページ内ア
ドレスと前記アドレス変換手段からの物理ページ番号と
が入力され、DRAMの行アドレスと列アドレスとを時
分割して出力するマルチプレクサとを備えているので、
DRAM行アドレスが1つ前の行アドレスと一致するか
否かの判定を論理アドレスから物理アドレスへのアドレ
ス変換後に行う必要がなく、高速にDRAMのアクセス
モードを決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるメモリ制御装置のブ
ロック構成図である。
【図2】本発明によるアドレス変換方式を示す図であ
る。
【図3】本発明によるメモリ制御装置のタイミングチャ
ート図である。
【図4】本発明によるメモリ制御装置のタイミングチャ
ート図である。
【図5】本発明の第2実施例によるメモリ制御装置のブ
ロック構成図である。
【図6】本発明によるアドレス変換方式を示す図であ
る。
【図7】本発明の第3実施例によるメモリ制御装置のブ
ロック構成図である。
【図8】本発明の第4実施例によるメモリ制御装置のブ
ロック構成図である。
【図9】本発明の第5実施例によるアドレス空間の構成
図である。
【図10】本発明の第5実施例によるメモリ制御装置の
ブロック構成図である。
【図11】本発明の第6実施例によるメモリ制御装置の
ブロック構成図である。
【図12】従来のメモリ制御装置を示す図である。
【図13】従来のアドレス変換方式を示す図である。
【符号の説明】
11 TLB 11a 、11b 、11d レジスタ群 11c フリップフロップ群 12 ヒット/ミス信号 13 RAS/CAS生成回路 16 ラッチ 17 比較器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理ページ番号と論理ページ内アドレス
    から構成される論理アドレス中の論理ページ番号が入力
    され、該論理ページ番号に対応する物理ページ番号と該
    物理ページ番号が該論理ページ番号に基づいて前回にア
    クセスされたか否かを示す制御信号とが出力されるアド
    レス変換手段と、 前記アドレス変換手段からの制御信号を受け、該制御信
    号が物理ページ番号の前回にアクセスされたことを示す
    場合は、ダイナミックランダムアクセスメモリに対して
    ファーストページモードでのアクセスを行い、該制御信
    号が物理ページ番号の前回にアクセスされなかったこと
    を示す場合は、ダイナミックランダムアクセスメモリに
    対して通常モードでのアクセスを行うDRAMアクセス
    制御手段と、 前記論理アドレス中の論理ページ内アドレスと前記アド
    レス変換手段からの物理ページ番号とが入力され、該物
    理ページ番号をダイナミックランダムアクセスメモリの
    行アドレスとし、該論理ページ内アドレスをダイナミッ
    クランダムアクセスメモリの列アドレスとして時分割し
    て出力するマルチプレクサとを備えたことを特徴とする
    メモリ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記アドレス変換手段は、論理ページ番
    号から変換される物理ページ番号に対応して設けられ、
    前記物理ページ番号への変換時に変換されたことを示す
    情報を格納する記憶手段を備えたことを特徴とする請求
    項1に記載のメモリ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記論理ページ番号は、プロセスを区別
    するためのプロセス番号を含むことを特徴とする請求項
    1又は2に記載のメモリ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記論理アドレスが入力され、該論理ア
    ドレスがダイナミックランダムアクセスメモリアドレス
    に変換されるアドレスか否かを判別し、その判別結果信
    号を出力するアドレス判別手段を備え、 前記タイミング制御手段は、前記アドレス判別手段から
    の判別結果信号を受け、該判別結果信号がダイナミック
    ランダムアクセスメモリアドレスに変換されるアドレス
    であることを示すと、前記制御信号に基づいてダイナミ
    ックランダムアクセスメモリをアクセスし、該判別結果
    信号がダイナミックランダムアクセスメモリアドレスに
    変換されないアドレスであることを示すと、前記制御信
    号に拘わらずダイナミックランダムアクセスメモリをア
    クセスすることを禁止することを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれか1項に記載のメモリ制御装置。
  5. 【請求項5】 論理ページ番号及び論理ページ内アドレ
    スから構成される論理アドレス中の論理ページ番号が入
    力され、該論理ページ番号に対応する物理ページ番号を
    出力するアドレス変換手段と、 前記論理アドレス中ダイナミックランダムアクセスメモ
    リの行アドレスに変換されるN(N:自然数)ビットの
    論理アドレスが入力され、次のNビットの論理アドレス
    が入力されるまで入力されたNビットの論理アドレスを
    記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶されているNビットの論理ア
    ドレスと次のNビットの論理アドレスとが入力され、N
    ビットの論理アドレスと次のNビットの論理アドレスと
    が一致するか否かを比較し、比較結果信号を出力する比
    較手段と、 前記比較手段からの比較結果信号を受け、比較結果信号
    が一致を示すと、ダイナミックランダムアクセスメモリ
    に対してファーストページモードでのアクセスを行い、
    該比較結果信号が不一致を示す場合は、ダイナミックラ
    ンダムアクセスメモリに対して通常モードでのアクセス
    を行うダイナミックランダムアクセスメモリアクセス制
    御手段と、 前記論理アドレス中の論理ページ内アドレスと前記アド
    レス変換手段からの物理ページ番号とが入力され、ダイ
    ナミックランダムアクセスメモリの行アドレスと列アド
    レスとを時分割して出力するマルチプレクサとを備えた
    ことを特徴とするメモリ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記Nビットの論理アドレスは前記論理
    ページ番号と一致することを特徴とする請求項5に記載
    のメモリ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記論理ページ番号は、プロセスを区別
    するためのプロセス番号を含むことを特徴とする請求項
    5又は6に記載のメモリ制御装置。
  8. 【請求項8】 前記論理アドレスが入力され、該論理ア
    ドレスがダイナミックランダムアクセスメモリアドレス
    に変換されるアドレスか否かを判別し、その判別結果信
    号を出力するアドレス判別手段を備え、 前記タイミング制御手段は、前記アドレス判別手段から
    の判別結果信号を受け、該判別結果信号がダイナミック
    ランダムアクセスメモリアドレスに変換されるアドレス
    であることを示すと、前記制御信号に基づいてダイナミ
    ックランダムアクセスメモリをアクセスし、該判別結果
    信号がダイナミックランダムアクセスメモリアドレスに
    変換されないアドレスであることを示すと、前記制御信
    号に拘わらずダイナミックランダムアクセスメモリをア
    クセスすることを禁止することを特徴とする請求項5乃
    至7のいずれか1項に記載のメモリ制御装置。
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