JP2891082B2 - 自動変速機のトルクコンバータクラッチ制御装置 - Google Patents

自動変速機のトルクコンバータクラッチ制御装置

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JP2891082B2 JP33853693A JP33853693A JP2891082B2 JP 2891082 B2 JP2891082 B2 JP 2891082B2 JP 33853693 A JP33853693 A JP 33853693A JP 33853693 A JP33853693 A JP 33853693A JP 2891082 B2 JP2891082 B2 JP 2891082B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車に用いられる自
動変速機のトルクコンバータクラッチ制御装置に係り、
詳しくは作動ショックの発生を防止しながら燃費の向上
を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用の自動変速機では、一般にプラ
ネタリギヤによる変速機構が用いられており、油圧式の
湿式多板クラッチや油圧式のバンドブレーキ等の油圧摩
擦係合要素によりサンギヤやプラネタリキャリヤ等の駆
動あるいは固定を行って所望の変速段を得るようにして
いる。また、エンジンと変速機構との間には流体継手で
あるトルクコンバータが介装されており、発進時等にお
いてエンジンのトルクを増大させて変速機構に伝達した
り、変速時や急加減速時等におけるショックを吸収する
ようになっている。
【0003】ところで、自動変速機は、トルクコンバー
タの滑りを伴って作動するため、手動変速機に比べて燃
費が悪いという欠点がある。この欠点を解消するため、
近年の自動変速機では、トルクコンバータ内にロックア
ップ用のクラッチ(以下、ダンパクラッチと記す)を設
けて、所定の運転域では入力軸(すなわち、エンジン側
の出力軸)と出力軸(すなわち、変速機構側の入力軸)
とを直結するものが多くなっている。ダンパクラッチの
作動としては、比較的高回転のパワーオン走行時に入力
軸と出力軸とを完全に結合する完全直結の他、パワーオ
フ走行時に微小なスリップを伴わせながら結合する減速
直結と、比較的低回転のパワーオン走行時に数十回転程
度のスリップをさせながら結合するスリップ直結とがあ
る。
【0004】完全直結では、ダンパクラッチが滑らない
ように必要十分なアプライ圧(油圧は高い)を作動させ
ているのに対し、減速直結およびスリップ直結では、ダ
ンパクラッチコントロールバルブ(以下、単にコントロ
ールバルブと記す)を介して、目標のスリップ量になる
ように適宜調圧させたアプライ圧(油圧は低い)をダン
パクラッチに作用させている。
【0005】コントロールバルブには一般にスプール弁
が用いられており、電磁弁によりデューティ制御された
コントロール油圧により作動するようになっている。そ
して、完全直結域や非直結域から減速直結域やスリップ
直結域に移行した場合、一時的に所定の駆動デューティ
比で電磁弁を駆動した後、目標スリップ量となるように
電磁弁をフィードバック制御する。フィードバック制御
にあたっては、予め設定されたフィードバック開始油圧
から、徐々にその値を補正し、所望の結合油圧を得るよ
うにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、上述したフィー
ドバック開始油圧は、実験等により電磁弁の駆動デュー
ティ比とアプライ圧との関係を得て、これに基づき決定
されていた。すなわち、所定の駆動デューティ比で直結
状態になるアプライ圧が得られる場合、減速直結やスリ
ップ直結におけるフィードバック開始デューティ比(す
なわち、フィードバック開始油圧)は、この駆動デュー
ティ比より所定値小さくしていた。ところが、一般的に
自動変速機においては、変速機構やコントロールバルブ
等の個体差があり、所望のアプライ圧を得るための駆動
デューティ比には大きなばらつきが存在する。また、長
期間の運転による各部材の摩耗等により、直結状態にな
るアプライ圧自体が変化することもある。したがって、
フィードバック開始時点における急激な結合を防止する
ためには、フィードバック開始油圧を十分に低くとる必
要があった。その結果、フィードバック制御を開始して
も、実際に減速直結やスリップ直結になるまでには比較
的長い時間が掛かり、燃費低減効果を得難くなってい
た。
【0007】本発明は、上記状況に鑑みなされたもの
で、フィードバック制御開始後に短時間で減速直結やス
リップ直結を達成させ、燃費を大幅に低減させた自動変
速機のトルクコンバータクラッチ制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の自動変
速機のトルクコンバータクラッチ制御装置では、この目
的を達成するために、車両用自動変速機に、エンジンに
連結されたトルクコンバータと、同トルクコンバータの
入力側と出力側とを剛連結しうるように上記トルクコン
バータに付設されたクラッチと、上記トルクコンバータ
および上記クラッチを制御する制御手段とをそなえ、同
制御手段が、上記クラッチを剛連結状態に制御する完全
直結制御手段と、上記クラッチを直結しない状態に制御
する非直結制御手段と、上記トルクコンバータの入力側
と出力側とが所望のスリップ量となるように上記クラッ
チをフィードバック制御するスリップ直結制御手段と、
車両の減速運転時において上記クラッチを所望の減速直
結状態にフィードバック制御する減速直結制御手段と、
上記減速直結制御手段においてフィードバック制御を開
始させるべく上記クラッチへ供給される減速フィードバ
ック開始油圧を設定する減速フィードバック開始油圧設
定手段と、上記減速直結制御手段によるフィードバック
制御時に上記減速フィードバック開始油圧の過不足を判
定する開始油圧判定手段と、同開始油圧判定手段の判定
結果に基づき次回の減速フィードバック開始油圧を補正
する減速フィードバック開始油圧補正手段と、上記スリ
ップ直結制御手段においてフィードバック制御を開始さ
せるべく上記クラッチに供給されるスリップフィードバ
ック開始油圧を上記減速フィードバック開始油圧補正手
段により補正された減速フィードバック開始油圧よりも
所定値低い値に設定するスリップフィードバック開始油
圧設定手段とを有することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明では、例えば、フィードバック開始油圧
が直結状態になるアプライ圧よりはるかに低く設定され
ていても、減速フィードバック開始油圧判定手段の判定
結果に基いて、減速フィードバック開始油圧補正手段に
より減速直結域におけるフィードバック開始油圧が補正
される。また、スリップ直結域におけるフィードバック
開始油圧についても、補正された減速直結域におけるフ
ィードバック開始油圧に基づき、スリップフィードバッ
ク開始油圧設定手段により補正される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例を
詳細に説明する。図1は、本発明に係るトルクコンバー
タクラッチ制御装置の一実施例を示した概略構成図であ
る。図1において、エンジン1の後端には自動変速機2
が接続されており、出力が自動変速機2を介して図示し
ない駆動輪に伝達される。自動変速機2は、トルクコン
バータ3,変速機本体4,油圧コントローラ5から構成
されており、車室内等に設置された自動変速機制御用の
ECU(電子制御ユニット)6により駆動制御される。
変速機本体4は複数組のプラネタリギヤの他、油圧クラ
ッチや油圧ブレーキ等の油圧摩擦係合要素を内蔵してい
る。また、油圧コントローラ5には、一体に形成された
油圧回路の他、ECU6によってデューティ駆動される
複数の電磁弁が収納されている。
【0011】一方、ECU6は、図示しない入出力装
置、多数の制御プログラムを内蔵した記憶装置(RO
M,RAM,BURAM等)、中央処理装置(CP
U)、タイマカウンタ等を具えており、その入力側に
は、フライホイールのリングギヤ7を介してエンジン回
転数NE を検出する電磁ピックアップ式のNE センサ
8,トルクコンバータ3のタービン回転数NT を検出す
るNT センサ9,図示しないトランスファドライブギヤ
の回転数NO を検出するNO センサ10,図示しないス
ロットルバルブの開度θTHを検出するスロットルセンサ
11,トルクコンバータ3内の図示しないオイルポンプ
から吐出される作動油の油温を検出する油温センサ12
が接続している。尚、ECU6にはこれらのセンサの
他、変速段の位置を検出するインヒビタスイッチ,スロ
ットルバルブの閉鎖状態を検出するアイドルスイッチ
等、種々のセンサやスイッチ類が接続されている。
【0012】トルクコンバータ3は、ハウジング20,
ケーシング21,ポンプ22,ステータ23,タービン
24等から構成されており、ポンプ22はケーシング2
1を介して入力軸たる駆動軸25に連結されている。ま
た、ステータ23はワンウェイクラッチ26を介してハ
ウジング20に連結され、タービン24は出力軸たる変
速機本体4のインプットシャフト27に連結されてい
る。更に、トルクコンバータ3内には、ケーシング21
とタービン24との間に湿式単板型のダンパクラッチ2
8が介装され、同ダンパクラッチ28の係合により駆動
軸25とインプットシャフト27とが直結可能となって
いる。ダンパクラッチ28は、油路29,30を介し
て、ダンパクラッチ油圧制御回路40から供給される作
動油により駆動される。
【0013】ダンパクラッチ油圧制御回路40の中心を
なすコントロールバルブ41は、常閉型の電磁弁42に
より駆動されてダンパクラッチ28への供給油圧を制御
するスプール弁43、同スプール43の両端に位置する
左端室44と右端室45、両室44,45にパイロット
圧を導入する油路46,47、スプール弁43を図中右
方向に付勢するスプリング48等から構成されている。
左端室44側への油路46は分岐油路49を介して電磁
弁42に接続されており、電磁弁42が閉鎖状態(すな
わちOFF位置)の場合には、左端室44と右端室45
とのパイロット圧が均衡して、スプリング48に付勢さ
れたスプール弁43が右方向に移動する。また、電磁弁
42が解放状態(すなわちON位置)の場合には、左端
室44側のパイロット圧が抜かれ、右端室45側のパイ
ロット圧に付勢されてスプール弁43が左方向に移動す
る。尚、油路46,分岐油路49にはそれぞれオリフィ
ス46a,49aが形成されており、パイロット圧の急
激な変動が防止される。
【0014】さて、スプール弁43が右方向に移動する
と、油路29を介してケーシング21とダンパクラッチ
28との間にトルクコンバータ潤滑油圧(リリース圧)
が供給され、同時に油路30を介してケーシング21か
ら作動油が排出される。すると、ダンパクラッチ28が
解放状態(非直結状態)となり、駆動軸25の回転はポ
ンプ22とタービン24とを介してインプットシャフト
27に伝達されるようになる。一方、スプール弁43が
左方向に移動すると、油路29を介してケーシング21
とダンパクラッチ28との間の作動油が排出され、同時
に油路30を介してケーシング21内にコントロールバ
ルブ41の調圧に基づくアプライ圧が供給される。する
と、ダンパクラッチ28が結合状態(完全直結状態)と
なり、駆動軸25の回転は直接にインプットシャフト2
7に伝達されるようになる。
【0015】ダンパクラッチ28の断接と供給油圧と
は、スプール弁43の位置すなわち左端室44と右端室
45とに供給されるパイロット圧の圧力差より決定さ
れ、この圧力差は電磁弁42をデューティ駆動すること
により制御される。例えば、ECU6が電磁弁42を8
0%程度のデューティ比で駆動すると、左端室44内の
パイロット圧が分岐油路49,電磁弁49を介して排出
され、スプール弁43は左端に移動し、上述したアプラ
イ圧の作用によりダンパクラッチ28が完全直結状態と
なる。また、電磁弁42を0%のデューティ比で駆動す
ると(すなわち、全く駆動しなければ)、左端室44と
右端室45内のパイロット圧が均衡するためスプリング
48に付勢されてスプール43は右端に移動し、上述し
たリリース圧の作用によりダンパクラッチ28が非直結
状態となる。そして、所定のデューティ比(例えば、2
5〜35%)で駆動すれば、低いアプライ圧状態を作り
出すことができ、ダンパクラッチ28は減速直結あるい
はスリップ直結状態となる。
【0016】以下、図2〜図13の制御フローチャート
およびグラフ等を用いて、本実施例における制御の手順
を説明する。運転者がイグニッションキーをONにし、
エンジン1がスタートすると、所定の制御インターバル
(例えば、35HZ)で、図2のフローチャートに示した
メインルーチンが繰り返し実行される。
【0017】メインルーチンが開始されると、先ずステ
ップS1で、ECU6は各初期値の設定を行う。次いで
ECU6は、ステップS2で各種のセンサ、すなわち、
NEセンサ8,NT センサ9,NO センサ10,スロッ
トルセンサ11,油温センサ12等の検出信号を読み込
んでRAMに記憶させる。次に、ECU6は、ステップ
S3で、スロットル開度θTHとトランスファドライブギ
ヤの回転数NO とから、変速機本体4が確立するべき変
速段を決定し、ステップS4でこの決定結果が前回と異
なっているか否かを判定する。そして、ステップS4で
の判定が否定(NO)、すなわち変速段の決定結果が同
一である場合には、ステップS2に移行して処理を繰り
返す。また、ステップS4での判定が肯定(YES)、
すなわち変速段の決定結果が変化した場合には、ステッ
プS5でステップS3の判定結果に応じたシフト信号を
出力した後、ステップS2に移行して処理を繰り返す。
その後、ECU6は、ステップS5で出力したシフト信
号に応じて、油圧コントローラ5により変速機本体4を
駆動して変速制御を行う。
【0018】一方、ECU6は変速制御中である場合を
除き、図3に示したマップに基づき、ダンパクラッチ2
8の駆動制御を行う。このマップにおいて、横軸はター
ビン回転数NT であり、縦軸はスロットル開度θTHであ
る。同図に示したように、タービン回転数NT が比較的
高く、かつスロットル開度θTHがパワーオンラインLPO
より大きい場合は、殆どの領域が完全直結域となり、ダ
ンパクラッチ28は完全直結制御される。すなわち、前
述したようにコントロールバルブ41からケーシング2
1内にアプライ圧が供給される一方、ダンパクラッチ2
8とケーシング21との間からリリース圧が排出され、
ダンパクラッチ28が結合する。尚、パワーオンライン
LPO上では、理論的にはエンジン回転数NE とタービン
回転数NT とが一致し、加速も減速も行われない。但
し、実際にはエンジン出力のばらつきにより、若干は加
速されたり、減速されたりすることがある。
【0019】また、スロットル開度θTHがパワーオンラ
インLPOより小さい場合は、タービン回転数NT がアイ
ドル回転数より若干高い領域(本実施例では、1200
rpm以上)が全て減速直結域となる。減速直結域におい
ては、ダンパクラッチ28には学習により必要最小限の
アプライ圧が供給され、エンジン1と変速機本体4とが
所定のスリップ量をもってダンパクラッチ28を介して
直結される一方、急制動時等にはダンパクラッチ28が
すばやく解除されエンジンストールが回避できる。尚、
減速直結時には、エンジン1の回転を維持しながら燃料
供給を停止できるため、燃費の向上には多大な効果を奏
する。
【0020】本実施例では、運転状態が減速直結域に突
入すると、図4〜図7のフローチャートに示した減速直
結制御ルーチンが実行される。減速直結制御が開始され
ると、ステップS11において、ECU6は、図8のグ
ラフに示したように、先ずt1 秒(本実施例では、6
5.5ms)に亘って電磁弁42の駆動デューティ比を0
%とし、リリース圧を供給する一方でアプライ圧を排出
し、ダンパクラッチ28を非直結状態にする(図8中の
A区間)。この処理は、以下の理由により行われる。前
述したように、減速直結域においては、フィードバック
制御により、ダンパクラッチ28に供給されるアプライ
圧が適宜調圧される。ところが、スロットル開度θTHが
パワーオンラインLPOを横切って、他の運転領域から減
速直結領域に移行する場合、パワーオン状態からパワー
オフ状態になるため、ダンパクラッチ28を直結状態に
したままでは、トルク変動によるショックが発生するの
で、一旦非直結状態とすることでこのショックを回避し
ている。
【0021】次いでECU6は、ステップS12で現在
の運転状態が減速直結域にあるか否かを判定し、この判
定がNOの場合にはステップS13で減速直結制御を終
了し、後述する制御フラグF1,F2をリセットすると
共に駆動デューティ比を他の制御域に応じて設定して電
磁弁42を駆動する。一方、ステップS12における判
定がYESの場合には、ECU6はステップS14に進
み、所定時間t2 秒(本実施例では、65.5ms)に亘
って電磁弁42を所定のがた詰めデューティ比DG1で駆
動し、アプライ圧を供給してダンパクラッチ28のがた
詰めを行う(図8中のB区間)。ここで、がた詰めデュ
ーティ比DG1は、減速直結域突入時のスロットル開度θ
THとタービン回転数NT とから、ROM内蔵の図9に示
したがた詰めデューティ比マップからB1〜B16のい
ずれかの値が選択される。尚、このマップにおける値
は、スロットル開度θTHが大きくかつタービン回転数N
T も高い完全直結域からの移行では、アプライ圧の残圧
が高いために小さく設定されており、非直結域等からの
移行では、アプライ圧の残圧が低いために大きく設定さ
れている。
【0022】ECU6は、ステップS14においてダン
パクラッチ28のがた詰めを行った後、ステップS15
に進み、現在の運転状態が減速直結域にあるか否かを再
び判定し、この判定がNOの場合にはステップS16で
減速直結制御を終了し、ステップS13と同様の制御を
実行する。一方、ステップS15における判定がYES
の場合には、ECU6はステップS17以降の減速フィ
ードバック制御を開始する(図8中のC区間)。ステッ
プS17において、ECU6は先ず、フィードバック開
始デューティ比DG2を設定し、これをフィードバック制
御用のデューティ比DG3として読み込む。フィードバッ
ク開始デューティ比DG2は、減速直結域突入時のスロッ
トル開度θTHとタービン回転数NT とから、BURAM
内蔵の図10に示したフィードバック開始デューティ比
マップからC1〜C16のいずれかの値が選択される。
尚、このマップにおける値も、がた詰めデューティ比D
G1と同様に、スロットル開度θTHが大きくかつタービン
回転数NT も高い完全直結域からの移行では、アプライ
圧の残圧が高いために小さく設定されており、非直結域
等からの移行では、アプライ圧の残圧が低いために大き
く設定されている。
【0023】次いで、ECU6は、図5のステップS1
8でフィードバック開始後にt3 秒(本実施例では、1
秒)経過したか否かを判定し、NOの場合にはステップ
S19に進む。ステップS19で、ECU6は、フィー
ドバック開始後にt4 秒(本実施例では、2.5秒)経
過したか否かを判定し、NOの場合にはステップS20
に進む。そして、ステップS20で、ECU6はデュー
ティ比DG3を出力し、電磁弁42をデューティ駆動す
る。尚、当然のことながら、制御直後においては、ステ
ップS18およびステップS19の判定はNOとなる。
【0024】次に、ECU6は、ステップS21で再び
現在の運転状態が減速直結域にあるか否かを判定し、こ
の判定がNOの場合にはステップS22で減速直結制御
を終了し、ステップS13と同様の制御を実行する。一
方、ステップS21における判定がYESの場合には、
ECU6はステップS23に進み、実スリップ量と目標
スリップ量との偏差が閾値−a(aは正の値)より小さ
いか否かを判定する。ここで、スリップ量はエンジン回
転数NE からタービン回転数NT を引いたものである。
そして、この判定がYESの場合には、ECU6はステ
ップS24でデューティ比DG3に所定値d1 を加える補
正を行い、ダンパクラッチ28の結合油圧を増加させ
て、スリップ量を小さくする。
【0025】デューティ比DG3の補正を行ったECU6
は、次にステップS25で制御フラグF1が1か否かを
判定し、NOの場合にはステップS18に移行し、ステ
ップS20でデューティ比DG3を出力する。また、ステ
ップS25の判定がYESの場合にはステップS26に
進み、制御フラグF2が1か否かを判定する。そして、
ステップS26の判定がNOの場合にはステップS19
に移行してステップS20でデューティ比DG3を出力
し、YESの場合にはステップS20に移行してデュー
ティ比DG3を出力する。
【0026】一方、ステップS23の判定がNOの場合
には、ECU6は、図6のステップS27に移行し、実
スリップ量と目標スリップ量との偏差が閾値b(bは正
の値)より大きいか否かを判定する。そして、この判定
がYESの場合には、ECU6はステップS28でデュ
ーティ比DG3から所定値d2 を減ずる補正を行い、ダン
パクラッチ28の結合油圧を低下させて、スリップ量を
大きくする。
【0027】デューティ比DG3の補正を行ったECU6
は、次にステップS29で制御フラグF1が1か否かを
判定し、NOの場合にはステップS18に移行し、ステ
ップS20でデューティ比DG3を出力する。また、ステ
ップS29の判定がYESの場合にはステップS30に
進み、制御フラグF2が1か否かを判定する。そして、
ステップS30の判定がNOの場合にはステップS19
に移行してステップS20でデューティ比DG3を出力
し、YESの場合にはステップS20に移行してデュー
ティ比DG3を出力する。
【0028】一方、ステップS27の判定がNOの場合
には、ECU6は実スリップ量が適正範囲にあると判断
して、ステップS31ではデューティ比DG3を前回値と
同一にし、ダンパクラッチ28の結合油圧の補正は行わ
ない。この場合も、ECU6はステップS32で制御フ
ラグF1が1か否かを判定し、NOの場合にはステップ
S18に移行し、ステップS20でデューティ比DG3を
出力する。また、ステップS32の判定がYESの場合
にはステップS33に進み、制御フラグF2が1か否か
を判定する。そして、ステップS33の判定がNOの場
合にはステップS19に移行してステップS20でデュ
ーティ比DG3を出力し、YESの場合にはステップS2
0に移行してデューティ比DG3を出力する。
【0029】このようにして、ダンパクラッチ28の実
スリップ量は目標スリップに次第に近づいてゆき、所望
の結合油圧による減速直結が実現されるのである。さ
て、フィードバック開始後にt3 秒経過すると、ステッ
プS18での判定がYESとなり、ECU6はステップ
S34で現時点のデューティ比D1 をRAMに記憶し、
ステップS35で制御フラグF1に1を代入した後、ス
テップS19に進む。また、フィードバック開始後にt
4 秒経過すると、ステップS19での判定もYESとな
り、ECU6はステップS36で現時点のデューティ比
D2 を記憶し、更にステップS37で制御フラグF2に
1を代入した後、図7のステップS38に進む。尚、図
11のグラフには、フィードバック開始時点(S0 点)
からデューティが次第に上昇し、t3 秒経過時点(S1
点)のデューティ比D1よりt4 秒経過時点(S2 点)
のデューティ比D2 が大きくなっている例が示されてい
る。
【0030】ステップS38において、ECU6は、先
ずS1 点からS2 点に移行した際のデューティ比変化量
ΔD(=D2 −D1 )を算出し、減速フィードバック開
始油圧DG2の過不足が判定される。次に、ECU6は、
ステップS39において、デューティ比変化量ΔDに基
づき、図12のマップから学習補正値βを検索する。こ
のマップに示したように、デューティ比変化量ΔDがリ
ニアに増加あるいは減少しても、学習補正値βは段階的
かつ少なめに増加あるいは減少するように設定されてい
る。例えば、デューティ比変化量ΔDが0.4〜1.2
%の範囲では、学習補正値βは一律に0.4%に設定さ
れる。
【0031】したがって、フィードバック制御における
アプライ圧が、フィードバック制御の収束油圧より、例
えば5%以上高くなると、その時点で低μ路での急制動
を行った場合等に、ダンパクラッチ28における直結状
態の解除が遅れ、エンジン回転数NE が低下してエンジ
ンストールを起こす可能性があるが、補正量βが低く設
定されるため、アプライ圧も低く抑えられ、エンジンス
トールやショックの発生が防止される。
【0032】ところで、図11に示した時点S0 におけ
るデューティ比DG2の設定にみられるように、フィード
バック制御開始油圧のデューティ比DG2は、収束油圧よ
り低く設定され、その後のフィードバック制御で徐々に
アプライ圧が上昇してゆくように構成されるため、上述
したアプライ圧を低く抑え、エンジンストールやショッ
クの発生を防止する効果が確実に得られる。
【0033】学習補正値βが得られたら、ECU6は、
ステップS40において、今回のフィードバック開始デ
ューティ比DG2に学習補正値βを加算(DG2=DG2+
β)し、これが次回のフィードバック開始デューティ比
DG2となるようにBURAMに記憶する。すなわち、前
述した図10のフィードバック開始デューティ比マップ
中の値(C1〜C16)のうち、今回用いたものを更新
するのである。これにより、減速直結制御が行われる度
に、フィードバック開始デューティ比DG2の値が次第に
適正化されてゆき、短時間で所望の減速直結状態が得ら
れるようになる。尚、学習制御が進んでゆくと、フィー
ドバック開始時点のアプライ圧は0.5kg/cm2 程度に
収束する。
【0034】次に、ECU6は、ステップS41におい
て、デューティ比変化量ΔDが閾値c(c>0)より大
きいか否かを判定し、この判定がYESの場合にはステ
ップS42で減速直結制御を終了し、ステップS13と
同様の制御を実行する。更に、ステップS43において
は、デューティ比変化量ΔDが閾値−f(f>0)より
小さいか否かを判定し、この判定がYESの場合にもス
テップS44で減速直結制御を終了し、ステップS13
と同様の制御を実行する。
【0035】これにより、フィードバック制御における
作動油圧が所要以下まで低くなったり、上述の各制御に
かかわらず高くなり過ぎた場合において、フィードバッ
ク制御を中断し、駆動系へのショックの発生が防止され
ると共に、エンジンストールの発生も防止される。すな
わち、フィードバック制御における作動油圧が、収束油
圧よりデューティ比において5%以上低くなると、非直
結域から制御を開始する状態になるため、エンジン回転
数NE の低下が進み、エンジンの燃料カットを中止され
る可能性がある。また、スリップ量が増加することによ
り、フィードバック油圧が高くなってショックを発生す
る可能性がある。
【0036】このようなショックの発生は、フィードバ
ック制御を開始した後、10秒以上かかるが、時点S2
においてデューティ比の変化ΔDが所定値以上で、この
まま制御を続行するとショックが発生すると判断した場
合に、十分短い時間でフィードバック制御を中断させ、
非直結制御に移行させる。これにより、ショックの発生
が防止される。
【0037】また、減速直結域におけるフィードバック
制御が0.5kg/cm2 程度の低い油圧で行われているこ
とに起因する問題点も解消する。すなわち、所要時にダ
ンパクラッチ28の直結が迅速に解除されるためには、
十分なリリース圧を必要とするが、制御系全体の作動圧
が小さい状態にあり、ダンパクラッチ28のリリース圧
も小さい状態において、直結状態の解除が行われるた
め、フィードバック制御のオーバシュート程度の作動圧
超過であっても、その超過の解除には時間がかかる。
【0038】これは、減速直結制御によりエンジン1自
体への燃料供給もカットされているため、エンジン1を
駆動源とするオイルポンプから供給されるリリース圧を
急速に高めることができないという事情にもよってい
る。したがって、車輪側の回転数を急減させる制動が行
われ、直結の解除が十分に行われない状態になると、制
動力がエンジン1側に伝達され、エンジン1を停止させ
る可能性がある。
【0039】本実施例では、運転状態がスリップ直結域
に突入すると、図13のフローチャートに示したスリッ
プ直結制御ルーチンが実行される。スリップ直結制御が
開始されると、ステップS50において、ECU6は、
先ず減速直結制御において学習されたフィードバック開
始デューティ比DG2から所定値Δd1 (本実施例では、
3%)を減じ、これをスリップ直結制御におけるフィー
ドバック開始デューティ比DG4とし、ステップS51で
電磁弁42をデューティ駆動する。尚、スリップ直結制
御の開始時においては、完全直結域から移行する場合に
はパワーオン状態のままであり、減速直結域から移行す
る場合は共にダンパクラッチ28のスリップを許容する
ため、減速直結制御の開始時におけるようなダンパクラ
ッチ28の非直結制御およびがた詰め制御は行わない。
【0040】ここで、減速直結制御で得たフィードバッ
ク開始デューティ比DG2を利用して、スリップ直結制御
のフィードバック開始デューティ比DG4を求める理由
は、次の通りである。減速直結制御で得たフィードバッ
ク開始デューティ比DG2は約0.5kg/cm2 相当のデュ
ーティ比に収束するため、この値を利用すれば、スリッ
プ直結制御におけるフィードバック制御開始油圧を0kg
/cm2 以上で、かつショックが発生しない程度の低い油
圧より、確実に行うことができる。
【0041】したがって、スリップ直結制御において独
立した学習補正を行わなくとも、減速直結制御における
学習値から所望の値が容易に得られるのである。また、
スリップ直結時はパワーオン状態であるためにトルク変
動等が多いのに対し、減速直結時はパワーオフ状態であ
るために制御の安定性が遙かに高く、学習補正に極めて
適していることも挙げられる。
【0042】次に、ECU6は、ステップS52で現在
の運転状態がスリップ直結域にあるか否かを判定し、こ
の判定がNOの場合にはステップS53で減速直結制御
を終了し、各制御域に応じて電磁弁42を駆動する。一
方、ステップS52における判定がYESの場合には、
ECU6はステップS54に進み、実スリップ量と目標
スリップ量との偏差が閾値e(本実施例では、10rpm
)より大きいか否かを判定する。そして、この判定が
YESの場合には、ECU6はステップS55でデュー
ティ比DG4に所定値d3 を加える補正を行い、ダンパク
ラッチ28の結合油圧を増加させて、スリップ量を小さ
くする。その後、ステップS51に戻り、デューティ比
DG4を出力する。尚、当然のことながら、パワーオン状
態のスリップ直結域では、減速直結域の場合とは逆に、
エンジン回転数NE がタービン回転数NT よりも常に高
くなっている。
【0043】ステップS54における判定がNOの場合
には、ECU6はステップS56に進み、実スリップ量
と目標スリップ量との偏差が閾値h(本実施例では、−
10rpm )より小さいか否かを判定する。そして、この
判定がYESの場合には、ステップS57でデューティ
比DG4に所定値d4 を減ずる補正を行い、ダンパクラッ
チ28の結合油圧を低下させて、スリップ量を大きくす
る。その後、ステップS51に戻り、デューティ比DG4
を出力する。
【0044】また、ステップS56における判定がNO
の場合には、実スリップ量が適正範囲にあると判断し
て、ステップS58ではデューティ比DG4を前回値と同
一にし、ダンパクラッチ28への供給油圧の補正は行わ
なわずにステップS51に戻り、デューティ比DG4を出
力する。本発明の態様は上記実施例に限られるものでは
ない。例えば、上記実施例では所望の結合油圧を得るた
めに、油圧回路に設けられた電磁弁をデューティ駆動す
るようにしたが、比例電磁弁等を用いたり、コントロー
ルバルブをモータ等により駆動するようにしてもよい。
また、制御の具体的手順については、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0045】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
トルクコンバータクラッチ制御装置では、減速直結制御
においてフィードバック制御開始時の結合油圧の過不足
を学習補正し、その学習結果をスリップ直結制御におけ
るフィードバック制御開始時の結合油圧にも利用するよ
うにしたため、フィードバック制御開始後に短時間で減
速直結やスリップ直結を達成できるようになり、燃費を
大幅に向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトルクコンバータクラッチ制御装
置の一実施例を示した概略構成図である。
【図2】変速制御メインルーチンを示したフローチャー
トである。
【図3】ダンパクラッチの制御域を示したマップであ
る。
【図4】減速直結制御の手順を示したフローチャートで
ある。
【図5】減速直結制御の手順を示したフローチャートで
ある。
【図6】減速直結制御の手順を示したフローチャートで
ある。
【図7】減速直結制御の手順を示したフローチャートで
ある。
【図8】減速直結制御における電磁弁駆動デューティの
変化を示したグラフである。
【図9】減速直結制御におけるがた詰めデューティ比の
マップである。
【図10】減速直結制御におけるフィードバック開始デ
ューティ比のマップである。
【図11】減速直結制御における電磁弁駆動デューティ
の変化を示したグラフである。
【図12】減速直結制御における学習補正値検索用のマ
ップである。
【図13】スリップ直結制御の手順を示したフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 エンジン 2 自動変速機 3 トルクコンバータ 4 変速機本体 5 油圧コントローラ 6 ECU 25 駆動軸 27 インプットシャフト 28 ダンパクラッチ 41 ダンパクラッチコントロールバルブ 42 電磁弁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用自動変速機に、 エンジンに連結されたトルクコンバータと、 同トルクコンバータの入力側と出力側とを剛連結しうる
    ように上記トルクコンバータに付設されたクラッチと、 上記トルクコンバータおよび上記クラッチを制御する制
    御手段とをそなえ、 同制御手段が、 上記クラッチを剛連結状態に制御する完全直結制御手段
    と、 上記クラッチを直結しない状態に制御する非直結制御手
    段と、 上記トルクコンバータの入力側と出力側とが所望のスリ
    ップ量となるように上記クラッチをフィードバック制御
    するスリップ直結制御手段と、 車両の減速運転時において上記クラッチを所望の減速直
    結状態にフィードバック制御する減速直結制御手段と、 上記減速直結制御手段においてフィードバック制御を開
    始させるべく上記クラッチへ供給される減速フィードバ
    ック開始油圧を設定する減速フィードバック開始油圧設
    定手段と、 上記減速直結制御手段によるフィードバック制御時に上
    記減速フィードバック開始油圧の過不足を判定する開始
    油圧判定手段と、 同開始油圧判定手段の判定結果に基づき次回の減速フィ
    ードバック開始油圧を補正する減速フィードバック開始
    油圧補正手段と、 上記スリップ直結制御手段においてフィードバック制御
    を開始させるべく上記クラッチに供給されるスリップフ
    ィードバック開始油圧を上記減速フィードバック開始油
    圧補正手段により補正された減速フィードバック開始油
    圧よりも所定値低い値に設定するスリップフィードバッ
    ク開始油圧設定手段とを有することを特徴とする自動変
    速機のトルクコンバータクラッチ制御装置。
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US08/284,145 US5562571A (en) 1993-08-04 1994-08-02 Lockup clutch released then re-engaged during deceleration control method

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