JP2890164B2 - コンベヤ装置 - Google Patents

コンベヤ装置

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JP2890164B2 JP6069255A JP6925594A JP2890164B2 JP 2890164 B2 JP2890164 B2 JP 2890164B2 JP 6069255 A JP6069255 A JP 6069255A JP 6925594 A JP6925594 A JP 6925594A JP 2890164 B2 JP2890164 B2 JP 2890164B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、荷物の積み降し(例
えばトラックターミナルにおけるトラックへの荷物の積
み降し等)の際に使用するコンベヤ及びコンベヤ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トラックターミナル等において行
なわれているトラックへの荷物の積み降しは主に人手に
頼っていた。トラックまでの荷物の搬送には補助的に台
車を使ったり、固定設置されたベルトコンベヤ又はロー
ラコンベヤを利用したりしていたが、やはり積み降し作
業における作業者には過大の労力が必要とされていた。
【0003】近年、特公昭52-4018号や特公平2-24736号
に見られる伸縮型ベルトコンベヤ又は伸縮型ローラコン
ベヤ(以下、伸縮型コンベヤ装置と略する)が提供さ
れ、荷物の積み降し作業における労力低減が図られ始め
ている。こうした伸縮型コンベヤ装置は作業にあわせて
コンベヤ全長を伸縮させることで、トラックの荷台の奥
までコンベヤによる荷物の搬送を可能にしている。
【0004】しかし、伸縮型コンベヤ装置は思った以上
に普及していないのが現状である。これは、伸縮型コン
ベヤ装置が一般に大型であることに起因する。
【0005】代表的な伸縮型コンベヤ装置は、複数の単
位長コンベヤを多段に連結したものをスライドさせてコ
ンベヤ全長を調節する。このため、個々の単位長コンベ
ヤは強度を持たせるため厚くなり、また単位長コンベヤ
の数だけ装置が大型化し、それぞれを連動させるための
駆動及び制御機構も複雑化する。加えて、我が国は小規
模なトラックターミナルが多いという背景事情があり、
こうした大型の装置を設置することが難しいのである。
【0006】また、これまでのローラコンベヤ一般は使
用中に高低を調整しにくいため、その使用態様が限定さ
れるといった欠点がある。
【0007】搬送にコンベヤを使用しても、荷台での荷
物の積み上げは作業者が行う。これまでのコンベヤは一
旦設置すると一定の高さに固定されてしまい、荷物を積
み上げていくと、作業者の荷物を上下させる労力が増加
して不便であった。もし荷物を積み上げる高さにあわせ
てコンベヤの高さを変えようとすれば、また初めからコ
ンベヤの設置作業を行わなければならなかったのであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
設置スペースを小さくしたり様々な使用態様に対応でき
る等、設置自由度の高いコンベヤ装置を提供することを
課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は次の様な技術的手段を講じている。
【0010】請求項1記載の発明のコンベヤ装置は、収
納庫と、コンベアフレームをチェーンにより構成したロ
ーラコンベヤと、前記ローラコンベヤの一端側を収納庫
内に引き込むための引込装置と、各チェーンの外側面に
比較的大きなピッチで突設させたガイドローラと、前記
ローラコンベアの引き込み時に前記ガイドローラと係合
状態となるガイドレールとを具備し、収納庫に引き込ま
れたローラコンベヤ部分は、ガイドローラ付近がガイド
レールに支持されると共に隣合うガイドローラ相互間部
分が垂れ下がるようになっており、前記ガイドレール
は、前記引込装置付近から離れるにしたがって徐々に低
くなるように配置してある
【0011】請求項2記載の発明のコンベヤ装置は、上
記請求項1記載の発明に関して、ローラコンベヤは、複
数のローラの一部又は全部が自律的に回転する駆動ロー
ラである。
【0012】請求項3記載の発明のコンベヤ装置は、上
記請求項1記載の発明に関して、ローラコンベヤは、自
律的に回転する駆動ローラと、前記駆動ローラの回転が
伝達されることにより回転する連動ローラとを有するも
のとしてある。
【0013】請求項4記載の発明のコンベヤ装置は、上
記請求項1乃至3のいずれかに記載の発明に関して、ロ
ーラコンベヤの繰出装置を備えた台車を移動可能に配置
し、収納庫から前記ローラコンベヤを前記繰出装置で繰
り出すようにしてある。
【0014】請求項5記載の発明のコンベヤ装置は、上
記請求項1乃至4のいずれかに記載の発明に関して、繰
出装置が台車上に設けたリフタに取り付けられ、前記リ
フタに連動して昇降するようにしている。
【0015】請求項6記載の発明のコンベヤ装置は、上
記請求項1乃至5のいずれかに記載の発明に関して、収
納庫の適宜の位置にアイドラを設け、ローラコンベヤが
前記アイドラを介し適宜方向に屈曲して収納庫に入出す
るようにしている。
【0016】請求項7記載の発明のコンベヤ装置は、上
記請求項1乃至6のいずれかに記載の発明に関して、引
込装置及びガイドレールは、収納庫内に位置させてあ
る。
【0017】
【0018】
【0019】
【作用】以下、各装置の作用について説明する。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】この発明のコンベヤ装置では、前記ローラ
コンベヤは、引込装置により収納庫へ引き込まれる。引
き込まれた前記ローラコンベヤは垂下させることにより
コンパクトになり、その収納に要するスペースを小さく
できる。そのため、例えば従来デッドスペースとして無
駄になっていたトラックターミナルのプラットホームの
下などを設置スペースとして利用でき、荷物の積み降し
作業の邪魔にならないようにできる。
【0024】また、前記ローラコンベヤは、台車を移動
させることにより適宜の位置から繰出されるようにする
ことができる。台車は、コンベヤ装置の設置面、トラッ
クの荷台上等を、作業の進展に応じて移動させると良
い。
【0025】さらに、繰出装置をリフタと共に昇降させ
ることにより、前記ローラコンベヤを繰出す高さを調節
することが可能となる。
【0026】また、この発明のもう1つのコンベヤ装置
は、収納庫に備えた繰出し及び引込動装置により、繰出
装置を備えた台車を必要とすることなく、前記ローラコ
ンベヤの収納庫からの繰出し及び収納庫への引込みを行
うことができる。
【0027】前記ローラコンベヤを屈曲させるアイドラ
を設けると、前記ローラコンベヤの繰出される方向や高
さを多様に設定することができる。
【0028】前記アイドラを自律駆動するものとすれ
ば、前記ローラコンベヤの繰出及び引込がよりスムーズ
に行なわれるようにできる。
【0029】
【実施例】以下、この発明のコンベヤ装置の実施例につ
いて図を参照しながら説明する。図1は、この発明のコ
ンベヤ装置の第1の実施例のレイアウトを表した側面
図、図2は同平面図、図3はチェーン連結型ローラコン
ベヤ1の一部略平面図、図4は同正面図、図5は前記ロ
ーラコンベヤ1の収納状態を表した部分側面図である。
【0030】このコンベヤ装置はトラックとプラットホ
ームの間に設置する場合が多いと考えられるので、図1
のように、この実施例ではこのレイアウトを採用してい
る。そのうち引込装置付き収納庫2はプラットホーム下
に格納し、従来無駄にされていた空間を有効利用してい
る。またプラットホームとトラックとを前記ローラコン
ベヤ1が直線的に結ぶこととし、台車36はレール44上を
移動するようにしている。
【0031】前記ローラコンベヤ1は、図3のように、
多数連設したローラの各両側部を適宜間隔を有して搬送
方向に並設しているフレーム間に軸着し、前記フレーム
をチェーン11とした構成である。フレームは強度的に金
属製チェーンが望ましい。また、各ローラは、単に回転
する補助ローラ15だけでも良いし、自律駆動できる駆動
ローラ14やこの駆動ローラ14の回転をゴムベルト等の適
宜の伝達手段により受けて回転する連動ローラとを組み
合わせる等自在である。この実施例では、フレームとし
て金属製のチェーン11を使用し、1本の駆動ローラ14と
2本の補助ローラ15とを交互に配列している。
【0032】図4のように、各ローラ両端はチェーン11
を構成するリンク構造の金属製フレーム上方へ突設させ
たアタッチメント16にそれぞれ軸着し、ローラを軸着し
ないリンクには補強材としての横継ぎ12を架設する。こ
の横継ぎ12には駆動ローラ14の駆動電力供給用の電線を
通す孔17を設けている。チェーン11には一定間隔で外向
きにガイドローラ13を突設している。
【0033】チェーン11のリンクを構成するローラ18を
若干大径に形成して接地させることで前記ローラコンベ
ヤ1本体の移動用として用いることができる。即ち、前
記ローラ18を前記ローラコンベヤ1の接地面とすること
で、前記ローラコンベヤ1が円滑にトラックの荷台上等
の接地面を移動できる。前記ローラ18は、硬質ゴム、プ
ラスチック、金属等適宜の素材で形成することができ
る。またローラ18は、後述の引込スプロケット21又は繰
出スプロケット34に係合する。
【0034】前記ローラコンベヤ1は、そのフレーム
(チェーン11)を搬送面に対して垂直方向に曲げること
ができる。このため、前記ローラコンベヤは、これまで
複数のコンベヤを連結していた段差のあるところでも連
続的に敷設することができるほか、作業中に任意箇所の
前記ローラコンベヤの高さを上下させてもコンベヤとし
ての連続的な搬送を維持することができるので、荷物の
積み降しにおける作業能率を向上させることができる。
【0035】収納庫は、前記ローラコンベア1を折りた
ためる機構及び空間と前記ローラコンベヤ1のフレーム
(チェーン11)に係合する駆動軸を持った引込装置とを
備えており、引込装置付き収納庫2が構成される。
【0036】具体的には、引込装置付き収納庫2は、図
1のように、収納庫上方に前記ローラコンベヤ1両側の
ガイドローラ13が摺接するガイドレール23を後方に傾斜
させて設置している。このガイドレール23前端には前記
ローラコンベヤ1のフレーム幅で引込スプロケット21を
軸着し、これを引込装置としている。この引込スプロケ
ット21は上方でフレーム(チェーン11)に係合し、ゴム
ベルトを介して連結したモータ22によりその駆動軸を回
動させることで前記ローラコンベヤ1を収納庫内に引き
込む方向に回転させる(図1では時計回りに回転させ
る)。
【0037】収納庫へ引き込まれた前記ローラコンベヤ
1は、図5のように、ガイドローラ13の間隔で折りたた
むように垂れ下がる。ガイドローラ13は、ガイドレール
23に摺接しながら傾斜に従って収納庫後方へ移動してい
くので、前記ローラコンベヤ1はアコーディオンカーテ
ンを閉じるようにコンパクトに収納できる。
【0038】弛み防止のため、前記ローラコンベヤ1は
引込スプロケット21から下方に曲げられ引込アイドラ24
に下方で係合して前方の台車36に連結される。
【0039】移動可能な台車36には、リフタ31がその上
に設けられ、さらにローラコンベヤ1のフレーム(チェ
ーン11)に係合する駆動軸を持った繰出装置が備えられ
ており、リフタ及び繰出装置付き台車3が構成される。
【0040】具体的には、リフタ及び繰出装置付き台車
3は、図1のように、直線レール44上を前後する台車36
上にシリンダ32で上下に伸縮するリフタ31を設置し、こ
のリフタ31上面後端に前記ローラコンベヤ1のフレーム
幅で前記ローラコンベヤ1の繰出装置である繰出スプロ
ケット34が軸着されている。この繰出スプロケット34
は、ゴムベルトを介して連結したモータ35により前記ロ
ーラコンベヤ1を繰り出す方向にのみ回転させる(図1
では反時計回りに回転させる)。
【0041】このコンベヤ装置では、台車36が前後方向
に移動し、リフタ31が上下方向に伸縮して前記繰出スプ
ロケット34が連動することで、前記ローラコンベヤ1を
繰り出す位置及び高さを調節できるようにしている。台
車36は、前記ローラコンベヤ1を使用しないときに後退
させて邪魔にならないようにできる。
【0042】こうして繰り出された前記ローラコンベヤ
1は、リフタ31上面にローラ18を接地させ、ガイドロー
ラ13をリフタ31上面のガイドレール33に摺接させながら
前進していく。弛み防止のため、収納庫の引込アイドラ
24より連結する前記ローラコンベヤ1は繰出アイドラ37
から上方へ曲げられ、補助アイドラ38でテンションを加
えながら繰出スプロケット34に上方で係合している。
【0043】台車36は、作業における位置ずれ防止を考
慮して直線レール44上を移動させ、その移動は駆動輪40
に連結したモータ41により行なう。より高い安全性を考
える場合、図1のように、直線レール44の前後にはスト
ッパ45を設けたり車輪の脱線防止のために直線レール44
に摺接する直線ガイド43を設けたりすると良い。
【0044】このコンベヤ装置は、以上のほかにも種々
の構成を採ることができる。例えば、収納庫の奥行きに
は余裕があるが高さが得られない場合、前記ローラコン
ベヤ1を水平に折り曲げる引込装置付き収納庫を構築す
ると良い。まず前記ローラコンベヤ1後端を収納庫前方
上縁に固定し、この前記ローラコンベヤ1を一定の幅で
水平に2つ折りしてその折曲部分を収納庫後方に、前記
ローラコンベヤ1前端を収納庫前方に向けて配置する。
前記ローラコンベヤ1が長い場合はさらに折り数を増や
すと良い。
【0045】引込装置の引込スプロケット21は、前後に
直線移動できるように前記ローラコンベヤ1の曲折部分
内縁に係合させる。この引込スプロケット21を後退させ
ると、回動しながら曲折部分を押して後退させ、結果と
して前記ローラコンベヤ1全体を収納庫に引き込むこと
になる。前記ローラコンベヤ1を繰り出すときにはこの
逆で、引込スプロケット21は前記ローラコンベヤ1の曲
折部分に押されて前進するのである。
【0046】また、繰り出した前記ローラコンベヤ1を
トラックに配置する場合、その屈曲性により様々な使用
態様が選択できる。例えば、トラックの荷台に設置した
補助リフタ(前記リフタ31と同様のもので良い)上面に
繰り出した前記ローラコンベヤ1前端を取り付けると作
業に便利が良い。
【0047】これは、前記ローラコンベヤ1の屈曲性を
利用し、繰り出された前記ローラコンベヤ1前端を補助
リフタ上面に取付け、積み上げる荷物の位置が低い場合
には補助リフタを下げ、荷物を積み上げる位置が高くな
るにあわせて補助リフタを上昇させる。この場合、荷物
の搬送元よりコンベヤ前端が多少高くなっても駆動ロー
ラ14を使用していれば荷物の搬送には困らないが、傾斜
部分の前記ローラコンベヤ1を弛ませないためにコンベ
ヤ下面に鉄板等を敷設すると良い。
【0048】前記補助リフタをトラックの荷台に設置す
る代わりに、前記リフタ及び繰出装置付き台車3自身を
荷台上に載せ、この荷台上を移動させるようにしてもよ
い。このようにすれば、リフタ31により前記ローラコン
ベヤ1の高さを任意に上下させることができる上に、作
業の進展により荷物の積み降しの位置が変動しても、台
車36を移動させることにより対応できる。なお、この場
合の台車36の駆動輪40には、レールの敷設されていない
荷台上で走行可能なものを使用する。
【0049】このほか、荷物の積み換えのためにトラッ
ク同士の荷台を前記ローラコンベヤ1で連結することも
できる。これまでのコンベヤは、トラックの大きさが異
なると複数のコンベヤを階段状に連結するが、設置が不
可能になることもあった。しかし、前記ローラコンベヤ
1は連結するトラックの位置関係がどのような場合でも
連続的な搬送路を構築できる。前述のように、駆動ロー
ラ14を使用しているので多少の高低は問題にならないか
らである。
【0050】次に、図6〜8はこの発明のコンベヤ装置
の第2の実施例のレイアウトを表した図である。このコ
ンベヤ装置は、前記第1の実施例とは、主に収納庫が、
可逆動作可能な繰出及び引込装置を備えることにより繰
出及び引込装置付き収納庫5を構成する点で異なる。な
おチェーン連結型ローラコンベヤ1は同様のものであ
る。
【0051】繰出及び引込装置付き収納庫5は、前記第
1の実施例の引込装置付き収納庫2と同様にその上方に
前記ローラコンベヤ1両側のガイドレール23を傾斜させ
て設置しており、このガイドレール23の前端に前記ロー
ラコンベヤ1のフレーム幅で繰出及び引込スプロケット
51を軸着し、これを繰出及び引込装置としている。この
繰出及び引込スプロケット51は、可逆に回動するモータ
52にゴムベルトを介して連結されており、前記ローラコ
ンベヤ1を繰り出す方向及び引き込む方向の双方に回転
させることができる。
【0052】このコンベヤ装置は、図から明らかな様
に、基本的には収納庫と前記ローラコンベヤ1のみから
構成されており、前記繰出及び引込スプロケット51によ
って前記ローラコンベヤ1の繰出及び引込の双方が行な
われるため、第1の実施例のリフタ及び繰出装置付き台
車3のようなものは不要である。
【0053】収納庫は、図7の様に上下方向に伸縮する
昇降装置60を取付けることにより、リフタ31等なしで前
記コンベヤ1の高さを任意に調整することが可能とな
る。この昇降装置60は、図示しないが第1の実施例にお
ける台車36に取り付けることも可能で、その場合はリフ
タ31は特に設ける必要はない。
【0054】また、第1の実施例で示した台車36のよう
ににレール上を走行する駆動輪を取付けることにより収
納庫をレールに沿って移動可能としても良いが、レール
に拘束されない方向転換可能なキャスター61を取り付け
ると、その接地面上を自由に移動できるようになる。
【0055】図中の53は繰出及び引込アイドラで、第1
の実施例における引込アイドラ24と繰出アイドラ37の双
方の機能を兼ねている。これらのアイドラを自律駆動す
るものとすれば、前記ローラコンベヤ1の繰出及び引込
がよりスムーズに行なわれるようにすることができる。
【0056】なお、第1の実施例の引込スプロケット21
並びに第2の実施例の繰出及び引込スプロケット51は、
その上方のみならず、下方若しくは側方で前記ローラコ
ンベヤ1に係合するようにすることもできる。図8は、
第2の実施例において、前記コンベヤ1を繰出及び引込
スプロケット51の下方から側方にかけて係合させてトラ
ックの荷台等への繰出及び引込を可能した様子を示す図
である。
【0057】
【発明の効果】この発明ほコンベヤ装置は、従来の伸縮
型コンベヤ装置よりも使用範囲が広いにもかかわらず、
その収納に要するスペースが少なくてすむ。
【0058】特にプラットホームとトラックを結ぶ態様
での使用を前提とすれば、この装置の設置場所としてこ
れまで未使用であったプラットホーム下を利用すること
ができるので、殆どのトラックターミナルでの使用が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のコンベヤ装置の第1の実施例の側面
図である。
【図2】同平面図である。
【図3】この発明のチェーン連結型ローラコンベヤの一
部省略平面図である。
【図4】同平面図である。
【図5】前記ローラコンベヤの収納状態を表した部分側
面図である。
【図6】この発明のコンベヤ装置の第2の実施例の側面
図である。
【図7】同実施例に昇降装置及びキャスターを取り付け
た場合の側面図である。
【図8】同実施例の繰出及び引込スプロケットの下方で
前記ローラコンベヤが係合するようにした場合の側面図
である。
【符号の説明】
1 チェーン連結型ローラコンベヤ 11 チェーン 2 引込装置付き収納庫 21 引込装置 5 繰出及び引込装置付き収納庫 51 繰出及び引込装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 13/00 - 13/12 B65G 39/00 - 39/20 B65G 41/00 - 41/02 B65G 17/24

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納庫と、コンベアフレームをチェーン
    により構成したローラコンベヤと、前記ローラコンベヤ
    の一端側を収納庫内に引き込むための引込装置と、各チ
    ェーンの外側面に比較的大きなピッチで突設させたガイ
    ドローラと、前記ローラコンベアの引き込み時に前記
    イドローラと係合状態となるガイドレールとを具備し、
    収納庫に引き込まれたローラコンベヤ部分は、ガイドロ
    ーラ付近がガイドレールに支持されると共に隣合うガイ
    ドローラ相互間部分が垂れ下がるようになっており、
    記ガイドレールは、前記引込装置付近から離れるにした
    がって徐々に低くなるように配置してあることを特徴と
    するコンベヤ装置。
  2. 【請求項2】 ローラコンベヤは、複数のローラの一部
    又は全部が自律的に回転する駆動ローラであることを特
    徴とする請求項1記載のコンベヤ装置。
  3. 【請求項3】 ローラコンベヤは、自律的に回転する駆
    動ローラと、前記駆動ローラの回転が伝達されることに
    より回転する連動ローラとを有するものとしてあること
    を特徴とする請求項1記載のコンベヤ装置。
  4. 【請求項4】 ローラコンベヤの繰出装置を備えた台車
    を移動可能に配置し、収納庫から前記ローラコンベヤを
    前記繰出装置で繰り出すようにしたことを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載のコンベヤ装置。
  5. 【請求項5】 繰出装置が台車上に設けたリフタに取り
    付けられ、前記リフタに連動して昇降するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のコン
    ベヤ装置。
  6. 【請求項6】 収納庫の適宜の位置にアイドラを設け、
    ローラコンベヤが前記アイドラを介し適宜方向に屈曲し
    て収納庫に入出するようにしたことを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれかに記載のコンベヤ装置。
  7. 【請求項7】 引込装置及びガイドレールは、収納庫内
    に位置させてあることを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれかに記載のコンベヤ装置。
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JPS58188210A (ja) * 1982-04-23 1983-11-02 Kunihiko Nagasaka 伸縮ロ−ラ−コンベヤ−
JPS63133515U (ja) * 1987-12-08 1988-09-01

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