JP3925009B2 - 移動体使用の搬送設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被搬送物搬送用の移動体を、たとえば床側や天井側の一定経路上で移動させるのに使用される移動体使用の搬送設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の移動体としては、たとえば特開平7−25441号公報に見られる構成が提供されている。すなわち、レールに支持案内されて一定経路上を移動自在な移動体(可動体)の本体は、連結装置を介して相対回動自在に連結された三本のフレーム体により形成されている。そして各フレーム体は、一定経路の方向に長い四角状体からなるとともに、その側面が受動面に形成されている。前記フレーム体のうち中間部フレーム体には、被搬送物の支持部と、レールに支持案内される被案内装置とが設けられ、また前後端の両フレーム体には、レールに支持案内される被案内装置が設けられている。
【0003】
この従来構成によると、たとえば支持部に対して被搬送物の受け渡しを行ったり、支持部上の被搬送物に対して各種の作業を遂行したりするために、支持部のレベルを変更させるとき、一定経路中に上方(または下方)へのレベル変更経路部を形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記した従来構成によると、レベル変更経路部を形成する際に、支持部上の被搬送物などに対して無理の無い傾斜角度の上方傾斜経路部分と下方傾斜経路部分とが必要であることから、このレベル変更経路部はそれ相応に経路長さが長いものとなる。したがって、一定経路全体のレイアウトの形成は容易に行えず、また搬送設備の占有面積は大きいものになる。さらに無理の無い傾斜角度としながらも、振動などによって被搬送物の位置ずれなどを招く恐れもあり、被搬送物を支持して搬送する経路部に容易に採用できない場合もある。
【0005】
そこで本発明のうち請求項1記載の発明は、一定経路中の設定経路部において、レベル変更手段を占有経路長さを短くして形成し得、しかもレベル変更手段は、被搬送物を傾斜させることなくレベル変更し得る移動体使用の搬送設備を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項1記載の移動体使用の搬送設備は、移動体は、複数の被案内装置を介してレールに支持案内されることで一定経路上を移動自在であり、前記移動体の本体を、連結装置を介して上下方向で相対回動自在に連結した複数本のフレーム体により形成するとともに、少なくとも1本のフレーム体に被搬送物の支持部を設け、前記一定経路中の設定経路部に、支持部の上下方向のレベルを変更させるレベル変更手段を設け、このレベル変更手段は、複数本のフレーム体単位に対応しかつ上下方向で相対回動自在に連結した複数の分割レール体を有するとともに、支持部を設けたフレーム体に対応する分割レール体を水平状姿勢で昇降自在に構成したことを特徴としたものである。
【0007】
したがって請求項1の発明によると、レベル変更手段の分割レール体群を水平状としてレールに接続させた状態で、移動してきた移動体を、被案内装置群を介してレールから分割レール体群へと乗り移らせて、所定の位置に停止させる。次いで支持部を設けたフレーム体に対応する分割レール体を水平状姿勢で昇降させるとともに、他の分割レール体を、この昇降する分割レール体に対して相対回動させながら一体的に昇降させる。
【0008】
これにより水平状姿勢の分割レール体を昇降限としたとき、分割レール体群を逆台形状または台形状の姿勢にし得る。このときフレーム体群も相互に屈曲して、分割レール体群と同様の姿勢にし得、その際に屈曲は、連結装置において相対回動することで行われる。このように支持部を水平状で昇降限に位置したのち、適宜の手段によって、支持部に対する被搬送物の積み降ろし作業などを行える。その後、中間の分割レール体を、水平状姿勢を維持しながら逆作動させることで、他の分割レール体も相対回動させながら一体的に作動させ得、以て分割レール体群を、水平状としてレールに接続させた姿勢に戻し得る。
【0009】
また本発明の請求項2記載の移動体使用の搬送設備は、上記した請求項1記載の構成において、移動体の本体を、連結装置を介して上下方向で相対回動自在に連結した三本のフレーム体により形成するとともに、中間部フレーム体に被搬送物の支持部を設け、レベル変更手段は、三本のフレーム体単位に対応しかつ上下方向で相対回動自在に連結した三本の分割レール体を有するとともに、支持部を設けた中間部フレーム体に対応する中間の分割レール体を水平状姿勢で昇降自在に構成し、前記レールの分断端面側と両端の分割レール体の端部とを、回動自在にかつ設定範囲内で摺動自在に連結したことを特徴としたものである。
したがって請求項2の発明によると、中間の分割レール体を水平状姿勢で昇降させるとともに、両端の分割レール体を中間の分割レール体に対して相対回動させながら一体的に昇降させる際に、両端の分割レール体の昇降は、その端部を、レールの分断端面側に対して回動かつ摺動させながら行え、以て両端の分割レール体を、中間の分割レール体の両側に振り分けて傾斜させ得る。
【0010】
そして本発明の請求項3記載の移動体使用の搬送設備は、上記した請求項1または2記載の構成において、移動体は、各フレーム体の側面を受動面に形成するとともに、少なくとも1本のフレーム体の下部に被搬送物の支持部を設け、前記受動面に当接自在な送りローラを有する送り装置を前記一定経路中に設けたことを特徴としたものである。
したがって請求項3の発明によると、強制回転している送りローラを、移動体の受動面に当接させることで、その送り回転力により移動体に移動力(走行力)を付与し得る。そして、吊下げ搬送形式の移動体を、その支持部を水平状で昇降し得る。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、移動体として天井側走行形式に採用した状態として、図1〜図14に基づいて説明する。
図4〜図9、図14において、天井側からの機枠1に、断面Iの字状のレール2が配設してある。このレール2により一定経路5を形成するものであり、ここで一定経路5は平面視において、たとえば直線状の主作業経路部5aと、この主作業経路部5aの終端からカーブ経路部5bを介して連なる直線状の副作業経路部(設定経路部の一例)5cと、この副作業経路部5cの終端と主作業経路部5aの始端とを接続するカーブ経路部5bなどにより、無端状に形成されている。
【0012】
両レール2に支持案内されて一定経路5上を移動自在な移動体10が設けられる。この移動体10は、その本体11が三本(複数本)のフレーム体12,13,14により形成されている。ここで各フレーム体12,13,14は、一定経路5の方向に長い四角筒状体(四角棒状体)と、これら四角筒状体の前端に一体化された前端部材と、後端に一体化された後端部材などにより形成され、そして本体11の両側面が受動面15に形成されている。なお、本体11の前面と後面、すなわち前部フレーム体12の前面(遊端部分)と、後部フレーム体14の後面(遊端部分)とは、当接部16,17に形成されている。
【0013】
前部フレーム体12と中間部フレーム体13との間、ならびに中間部フレーム体13と後部フレーム体14との間が、それぞれ連結装置20を介して左右方向ならびに上下方向に相対回動自在に連結されている。ここで両連結装置20は、前部フレーム体12の後端部材と中間部フレーム体13の前端部材との間、ならびに中間部フレーム体13の後端部材と後部フレーム体14の前端部材との間に設けられている。
【0014】
すなわち連結装置20としては、前記中間部フレーム体13の前端部材や後端部材に縦方向軸21を介して連結体22が左右方向に相対回動自在に連結されるとともに、この連結体22が前部フレーム体12の後端部材や後部フレーム体14の前端部材に横方向軸23を介して上下方向に相対回動自在に連結されたところの、トラニオン形式が採用されている。
【0015】
前記移動体10は、複数の被案内装置を介してレール2に支持案内されることで、一定経路5上を移動自在に構成されている。その際に被案内装置は、前記縦方向軸21に連結される中間部被案内装置30と、前部フレーム体12の前端部材や後部フレーム体14の後端部材に設けられた縦方向軸25に連結される端部被案内装置40とからなり、これら被案内装置30,40は、同様なトロリ形式に構成されている。
【0016】
すなわち、中間部被案内装置30のトロリ本体31は、左右一対の支持用板体31Aと、これら支持用板体31Aの下部間に固定された前後一対の連結用板体31Bとにより構成されている。そして両支持用板体31Aの上部には、それぞれ前後一対の横ピン32が内方に向けて連設され、これら横ピン32の内方突出部分に、前記レール2に嵌合して支持案内される被支持ローラ33が遊転自在に取り付けられている。
【0017】
さらに両支持用板体31Aの上部でかつ横ピン32を配設した箇所の前後外方には、それぞれブラケット34が内方に向けて連設され、これらブラケット34にはそれぞれ下向きの縦ピン35が固定され、これら縦ピン35には、前記レール2に当接して案内される被ガイドローラ36が遊転自在に取り付けられている。
【0018】
そして中間部被案内装置30は、両縦方向軸21の上端部に相対回動自在に連結されている。すなわち、縦方向軸21は、両支持用板体31A間でかつ両連結用板体31B間に挿入され、そして両支持用板体31A間に通される横方向ピン24が縦方向軸21の上端部に貫通されている。これにより縦方向軸21の上端部と中間部被案内装置30との連結が、縦方向軸21の上端部を貫通する横方向ピン24を介して行われる。
【0019】
また、端部被案内装置40も中間部被案内装置30と大略同様であって、そのトロリ本体41は、左右一対の支持用板体41Aと、これら支持用板体41Aの下部間に固定具(ボルト・ナット)41Bを介して設けられた複数の筒状スペース材41Cとにより構成されている。そして両支持用板体41Aの上部には、それぞれ一本の横ピン42が内方に向けて連設され、これら横ピン42の内方突出部分に、前記レール2に嵌合して支持案内される被支持ローラ43が遊転自在に取り付けられている。
【0020】
さらに両支持用板体41Aの上部でかつ横ピン42を配設した箇所の前後外方には、それぞれブラケット44が内方に向けて連設され、これらブラケット44にはそれぞれ下向きの縦ピン45が固定され、これら縦ピン45には、前記レール2に当接して案内される被ガイドローラ46が遊転自在に取り付けられている。また前記筒状スペース材41Cのうち所定の前後一対のものには、前記レール2に下方から対向される浮き上がり防止ローラ47が遊転自在に設けられている。
【0021】
そして端部被案内装置40は、縦方向軸25の上端部に相対回動自在に連結されている。すなわち、縦方向軸25は、両支持用板体41A間でかつ両浮き上がり防止ローラ47間に挿入され、そして両支持用板体41A間に通される横方向ピン26が縦方向軸25の上端部に貫通されている。これにより縦方向軸25の上端部と端部被案内装置40との連結が、縦方向軸25の上端部を貫通する横方向ピン26を介して行われる。
【0022】
前記移動体10には被搬送物の支持部50が設けられている。すなわち、前記フレーム体12,13,14のうち中間部フレーム体13の下方に位置されて、被搬送物の支持部50が設けられている。この支持部50は、中間の縦方向軸21の下端間に設けらた前後材51と、この前後材51の前後端にそれぞれブラケット52を介して連結された左右方向のアーム材53と、これらアーム材53の遊端に設けられた被搬送物の支持具54などにより構成されている。
【0023】
図14において、前記主作業経路部5aの始端部分には、前記受動面15に作用して移動体10に走行力を付与する送り装置60が設けられている。この送り装置60は図7、図10、図11に示すように、そのベース枠61がレール2の上面に取り付けられ、そしてベース枠61からのブラケット62には縦軸63が回転自在に支持されている。この縦軸63にはリンク体64が取り付けられるとともに、このリンク体64の遊端には支持部材65が設けられている。
【0024】
そして支持部材65の上面側には、回転駆動装置の一例である減速機付きのインダクションモータ66が配設され、このインダクションモータ66から下方に取り出された出力軸67には、たとえば外周部分がウレタン製の送りローラ68が固定されている。なおインダクションモータ66は、前記送りローラ68に送り回転力Aを付与するように構成されている。
【0025】
前記縦軸63を中にして前記ブラケット62と支持部材65との間には、ボルト・ナット形式で調整自在な揺動規制具69が貫通されて配設され、さらにブラケット62と支持部材65との間には、ボルトに外嵌されて圧縮ばね70が配設されている。以上の61〜70などにより送り装置60の一例が構成される。
したがって送り装置60は、圧縮ばね70の弾性反発力により支持部材65やリンク体64を縦軸心71の周りで内側へ揺動させ、以て送りローラ68を受動面15に対して当接させる方向に付勢し得る。その際に、最大の接近位置は揺動規制具69により規制される。
【0026】
図14において、主作業経路部5aの終端部分には、前記受動面15に作用して移動体10に制動力を付与する制動装置75が設けられる。この制動装置75は前記送り装置60と同様の構造であって、前記本体11における受動面15に対して側方から当接自在で、かつたとえばウレタン製の制動ローラ76と、この制動ローラ76に連動しかつ制動ローラ76に送り回転力Bを付与する回転駆動装置77などから構成される。なお回転駆動装置77はトルクモータなどからなり、その送り回転力Bは前記インダクションモータ56の送り回転力Aよりも小に、すなわちA>Bに設定されている。
【0027】
したがって主作業経路部5aでは、送り装置60と制動装置75との間において、複数台の移動体10が、その前後端間に隙間を生じることなく、すなわち前後の当接部16,17を相当接させた状態で、密に後押し状態で整列されて走行するように構成されている。
直線状の前記副作業経路部5cの所定箇所には、前記送り装置60と同様の送り装置78が設けられている。またカーブ経路部5bには、図12、図13に示すように、前記送り装置50と同様の送り装置79が設けられている。なお図12、図13において、前記送り装置50と同様な構成物には、同一の番号を付して詳細な説明を省略する。
【0028】
ここで、各装置60,75,78,79の配置パターンは種々変更されるものであり、また制動装置75と送り装置78,79は、その一部あるいは全部を省略してもよい。
図1〜図3、図14に示されるように、前記一定経路5中の設定経路部である前記副作業経路部5cには、支持部50のレベルを変更させるレベル変更手段81が設けられている。ここでレベル変更手段81は、複数本のフレーム体12,13,14の単位に対応しかつ上下方向で相対回動自在に連結した複数の分割レール体82,83,84を有する。
【0029】
すなわち分割レール体82,83,84は、前記レール2と同様に断面Iの字状であって、このレール2を分断した状態で形成される。これら分割レール体82,83,84の相対向される端部の上面からはブラケット85が連設され、そして隣接されるブラケット85間が左右方向ピン86により連結され、以て上下方向で相対回動自在に連結される。その際に分割レール体82,83,84の相対向面は段面形状とされ、以て水平直線状のときに密状に接続されかつ相対回動が円滑に行えるように構成されている。
【0030】
そしてレール2の分断端面側の上部にはそれぞれブラケット87が設けられ、これらブラケット87にはガイド筒体89が、左右方向ピン88を介して回動自在に設けられている。ここでガイド筒体89は、その長さ方向が副作業経路部5cに沿った方向とされ、そしてガイド筒体89には、摺動体90が設定範囲内で摺動自在に挿通されている。なお摺動体90の遊端は前記分割レール体82,84の端部に固定されている。
【0031】
前記分割レール体82,83,84のうち、支持部50を設けた中間部フレーム体13に対応する分割レール体83が、昇降装置91によって水平状姿勢で昇降自在に構成されている。
すなわち、分割レール体83の上方には、天井側で支持される架台92が設けられ、この架台92上には、副作業経路部5cに沿った回転軸93が軸受94を介して配設されている。そして架台92上には、減速機付きで正逆駆動自在なモータ95が設けられ、このモータ95側からの駆動軸96が回転軸93に連動連結されている。さらに回転軸93には複数のドラム97が設けられ、これらドラム97により巻き取り繰り出し自在なワイヤー98の遊端が前記分割レール体83に固定されている。
【0032】
以下に、上記した実施の形態における作用を説明する。
図14に示されるように、送り装置79の送り回転力によって、カーブ経路部5bから主作業経路部5aの始端側部分に送り込まれてきた移動体10は、この始端側部分に設けられた送り装置60の送り回転力Aによって移動力(走行力)が付与される。
【0033】
すなわち、図11の仮想線イに示されるように、圧縮ばね70の弾性力により内側に突出されている送りローラ68は、送り込まれてきた移動体10の受動面15に当接されることで、図11の実線に示されるように、圧縮ばね70の弾性力に抗して後退された状態で受動面15に圧接されることになる。このとき送りローラ68はインダクションモータ66によって回転駆動されており、したがって強制回転されている送りローラ68を受動面15に圧接させることで、その送り回転力Aにより移動体10に移動力を与えることになる。
【0034】
その際に主作業経路部5a上に密な列車状で位置している移動体10群の最後尾の移動体10における後端部の当接部17に、この送り込まれた移動体10の前端部の当接部16が当接され、以て主作業経路部5a上で密な列車状で位置している移動体10群は、送り装置60の送り回転力Aによって所望の速度で移動され、図5や図9の仮想線に示されるように、主作業経路部5aに密な列車状で位置している移動体10群を後押し移動させることになる。
【0035】
このようにして主作業経路部5a上で移動され、そして終端側に達した移動体10に対して制動装置75によって制動が付与されている。すなわち制動装置75では、送り装置60と同様の作用によって受動面15に圧接させている制動ローラ76が強制回転され、その送り回転力Bによって、移動体10に対して制動力が付与されている。
【0036】
ここで制動ローラ76の送り回転力Bに対して送り装置60側の送り回転力Aが大であることから、その差に相応して、制動装置75に対応した移動体10は制動作用を受けた状態で移動されることになる。したがって主作業経路部5aにおいては、送り装置60から制動装置75の間で、複数台の移動体10が、その前後端間に隙間を生じることなく密に後押し状態で整列されて移動されることになる。
【0037】
上述した送り装置60による移動体10の移動は、その送りローラ68を、前部フレーム体12の受動面15から中間部フレーム体13の受動面15、ならびに後部フレーム体14の受動面15へと順次作用させることで行われる。さらに連結装置20における連結体22の側面も受動面として送りローラ68が作用される。
【0038】
その際に、送りローラ68が前部フレーム体12に作用しているとき、中間部フレーム体13と後部フレーム体14は連結装置20を介して引っ張り移動され、また中間部フレーム体13に作用しているとき、前部フレーム体12は連結装置20を介して押し移動されるとともに後部フレーム体14は連結装置20を介して引っ張り移動され、さらに後部フレーム体14に作用しているとき、中間部フレーム体13と前部フレーム体12は連結装置20を介して押し移動されることになる。
【0039】
このように主作業経路部5a上で移動体10群が間欠的にまたは連続的に移動されている間に、あるいは間欠停止している間に、床上の作業者が、支持部50に支持されている被搬送物100に対して、下方から各種の作業を遂行する。
図14に示されるように、制動装置75の部分から押し出され状に移動される移動体10は、送り装置79によってカーブ経路部5bで移動されたのち、副作業経路部5cに送り出される。この副作業経路部5cにおいて移動体10は、送り装置78によって移動されてレベル変更手段81の箇所に送り込まれる。
【0040】
すなわちレベル変更手段81においては、図1、図3に示されるように、昇降装置91のドラム97によりワイヤー98を巻き取ることによって、中間の分割レール体83を上昇させるとともに、両端の分割レール体82,84を一体状に上昇させている。これにより分割レール体82,83,84群を、上昇限において水平状としてレール2に接続させている。
【0041】
したがって、送り装置78によって移動してきた移動体10は、レール2から分割レール体82,83,84群へと乗り移り、そして所定の位置、すなわち、中間部被案内装置30を中間の分割レール体83に支持させ、かつ端部被案内装置40をそれぞれ端の分割レール体82,84に支持させた位置において、移動体10を停止させる。
【0042】
次いで昇降装置91のモータ95を駆動させ、駆動軸96と回転軸93とを介してドラム97群を回転させ、ワイヤー98の繰り出しを行う。これによって中間の分割レール体83を、水平状姿勢を維持しながら下降させ得、さらに左右方向ピン86を介して相対回動させながら、端の分割レール体82,84を一体的に下降させる。
【0043】
その際に、端の分割レール体82,84の下降は、その端部に固定した摺動体90をレール2側のガイド筒体89に摺動案内させながら行え、以て端の分割レール体82,84を、中間の分割レール体83側を下位として傾斜させる。すなわち図2に示すように、中間の分割レール体83を下降限としたとき、分割レール体82,83,84群を逆台形状の姿勢にし得る。このとき各フレーム体12,13,14も相互に屈曲して、分割レール体82,83,84群と同様に逆台形状の姿勢になる。その際に屈曲は、連結装置20において、横方向軸23の周りで相対回動することで行われる。
【0044】
このように中間の分割レール体83を下降限としたことで、この分割レール体83に中間部被案内装置30を介して支持されている中間部フレーム体13、すなわち支持部50が水平状で下降限に位置し、以て適宜の手段によって、支持部50から作業済みの被搬送物100を降ろし得るとともに、支持部50に新たな被搬送物100を積み込み得る。
【0045】
その後、昇降装置91のモータ95を逆駆動させ、駆動軸96と回転軸93とを介してドラム97群を逆回転させて、ワイヤー98の巻き取りを行う。これによって中間の分割レール体83を、水平状姿勢を維持しながら上昇させ得、さらに左右方向ピン86を介して相対回動させながら、端の分割レール体82,84を一体的に上昇させ、以て図1、図3に示される姿勢、すなわち、分割レール体82,83,84群を、上昇限において水平状としてレール2に接続させた姿勢に戻し得る。
【0046】
このように、副作業経路部5cに設けたレベル変更手段81が、複数本のフレーム体12〜14の単位に対応しかつ上下方向で相対回動自在に連結した複数の分割レール体82〜84を有するとともに、支持部50を設けたフレーム体13に対応する分割レール体83を水平状姿勢で昇降自在に構成したことによって、このレベル変更手段81を占有経路長さを短くして形成し得、以て一定経路5の全体のレイアウトの形成を容易に行える。
【0047】
しかもレベル変更手段81は、被搬送物100を傾斜させることなくレベル変更し得、振動などによって被搬送物100の位置ずれなどを招く恐れは殆どなく、被搬送物100を支持して搬送する経路部に容易に採用し得る。
上述したように、分割レール体82,83,84群を上昇限において水平状としてレール2に接続させた姿勢に戻したのち、移動体10を、送り装置78の送り回転力などによってレベル変更手段81の部分から出して副作業経路部5cで移動させ、そして送り装置79によってカーブ経路部5bで移動させたのち、主作業経路部5aへと循環移動させ、以て最初の状態となる。
【0048】
上述したような移動体10の移動の際に中間部被案内装置30は、各被支持ローラ33を介してレール2や分割レール体82〜84に支持案内され、そして各被ガイドローラ35がレール2や分割レール体82〜84に当接して案内される。また端部被案内装置40は、各被支持ローラ43を介してレール2や分割レール体82〜84に支持案内され、そして各被ガイドローラ46がレール2や分割レール体82〜84に当接して案内されるとともに、浮き上がり防止ローラ47がレール2や分割レール体82〜84に下方から対向される。
【0049】
これにより移動体10の移動は、ガタ付いたり、横倒れしたり、浮き上がったりすることなく安定して行われ、以て被搬送物100に対する各種作業や被搬送物100の積み降ろしは、常に正確に行える。
上述した一定経路5上での列車状の後押し移動において、直線状の主作業経路部5aなどでは図4、図5に示されるように、各移動体10の本体11、すなわち各フレーム体12,13,14が平面視ならびに側面視で直線状姿勢になることから、当接部17に対して当接部16が真後ろから当接する状態になり、その後押し移動は円滑に確実に行える。
【0050】
また、左(あるいは右)のカーブ経路部5bでは、各フレーム体12,13,14は、平面視において連結装置20の部分でカーブに沿って屈折した姿勢で後押し移動されることになる。これにより、平面視において、先行移動体10の後部フレーム体14と後続移動体10の前部フレーム体12とが成す相対角度が鈍角となり、当接部17に対して当接部16が鈍角で当接することになって、その後押し移動は円滑に確実に行える。
【0051】
その際に屈曲は、連結装置20において、縦方向軸21の周りで相対回動することで行われる。また被案内装置30,40は、縦方向軸21,25を介して回動されることで、レール2の左右方向のカーブに沿って向きを自動的に変更しながら円滑に移動される。
次に、本発明の別の実施の形態、すなわち床1側を移動自在な移動体10を採用した実施の形態を、図15、16に基づいて説明する。なお、この別の実施の形態においては、前述した実施の形態に比べてレール2や分割レール体82〜84が左右一対形式など細部は異なるが、大略は同様の構成であり、したがって前述した実施の形態と同一または類似の構成物には、同一符号を付して詳細な説明は省略する。この別の実施の形態において、分割レール体83の昇降装置101は、床側(床に形成したピット)に設けられた上向きのシリンダー装置102や複数の昇降ガイド装置103などにより構成されている。
【0052】
この別の実施の形態によると、シリンダー装置102を収縮動させ中間の分割レール体83を下降させることで、図15に示すように、分割レール体82,83,84群を、下降限において水平状としてレール2に接続させた姿勢にし得る。またシリンダー装置102を伸展動させ中間の分割レール体83を上昇させることで、図16に示すように、分割レール体82,83,84群を台形状の姿勢として、上昇限の分割レール体83に中間部被案内装置30を介して支持されている中間部フレーム体13、すなわち支持部50を水平状で上昇限に位置し得る。
【0053】
上記した両実施の形態では、移動体10の本体11として、三本のフレーム体12,13,14からなる形式を示したが、これは前部フレーム体12の前方や後方、後部フレーム体14の前方や後方に、単数または複数のフレーム体を連結した三本以上の形式や、中間部フレーム体13を複数本とした三本以上の形式などであってもよい。またフレーム体12,13,14のうちいずれかを省略した二本形式であってもよい。これらの場合、フレーム体の数や長さなどに応じて、レベル変更手段81の分割レール体82〜84などが設計変更されるものである。
【0054】
上記した両実施の形態では、連結装置20として、中間部フレーム体13側に縦方向軸21を設けるとともに前後のフレーム体12,14側に横方向軸23を設けた形式を示したが、これは中間部フレーム体13側に横方向軸を設けるとともに前後のフレーム体12,14側に縦方向軸を設けた形式などであってもよい。
【0055】
上記した両実施の形態では、送り装置60から制動装置75の間で、複数台の移動体10が、その前後端間に隙間を生じることなく密に後押し状態で整列されて走行される駆動形式とされているが、これは前後端間に隙間を生じる状態で移動体10が走行駆動される形式であってもよい。
上記した両実施の形態において、副作業経路部5cなどでは、送り装置60,78,79の送りローラ68を受動面15に当接させて移動体10を移動させる形式を採用しているが、これは、特にレベル変更手段81を配設した箇所においては駆動チェーン形式によって移動させてもよい。すなわち図5に示すように、前記中間部フレーム体13側に設けられた受動ピン19に対して、副作業経路部5cに沿って配設された駆動チェーン側の伝動体(図示せず。)を係脱させる形式などであってもよい。また、受動面15に駆動ベルトを当接させる形式なども採用し得る。
【0056】
上記した両実施の形態では、設定経路部として被搬送物100を支持した移動体10を移動させる副作業経路部5cが示されているが、これは空の移動体10を移動させる返送経路部などにも容易に採用し得る。
上記した両実施の形態では、本体11のいずれか一方の受動面15のみに送り装置60,78,79、制動装置75などを作用させる形式が示されているが、これは他方の受動面に作用される受けローラなどの受け手段を設けることで、本体11を両側から挟みつけて強い摩擦力を得、以て充分な走行力や制動力を与え得る形式とし得る。その際に他方に作用される受けローラは、強制駆動形式や遊転形式のいずれであってもよい。
【0057】
【発明の効果】
上記した本発明の請求項1によると、設定経路部に設けたレベル変更手段が、複数本のフレーム体の単位に対応しかつ上下方向で相対回動自在に連結した複数の分割レール体を有するとともに、支持部を設けたフレーム体に対応する分割レール体を水平状姿勢で昇降自在に構成したことによって、このレベル変更手段を占有経路長さを短くして形成でき、以て一定経路の全体のレイアウトの形成を容易に行うことができる。しかもレベル変更手段は、被搬送物を傾斜させることなくレベル変更でき、振動などによって被搬送物の位置ずれなどを招く恐れは殆どなく、被搬送物を支持して搬送する経路部に容易に採用できる。
【0058】
また上記した本発明の請求項2によると、中間の分割レール体を水平状姿勢で昇降させるとともに、両端の分割レール体を中間の分割レール体に対して相対回動させながら一体的に昇降させる際に、両端の分割レール体の昇降は、その端部を、レールの分断端面側に対して回動かつ摺動させながら行うことができ、以て両端の分割レール体を、中間の分割レール体の両側に振り分けて傾斜できる。
そして上記した本発明の請求項3によると、強制回転している送りローラを、移動体の受動面に当接させることで、その送り回転力により移動体に移動力(走行力)を付与でき、この移動体を容易に確実に移動できる。さらに、吊下げ搬送形式の移動体を、その支持部を水平状で昇降できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、移動体使用の搬送設備におけるレベル変更手段部分の上昇時の一部切り欠き側面図である。
【図2】同移動体使用の搬送設備におけるレベル変更手段部分の下降時の側面図である。
【図3】同移動体使用の搬送設備におけるレベル変更手段部分の平面図で、(a)は全体平面図、(b)は昇降手段を除去した状態での平面図である。
【図4】同移動体使用の搬送設備における直線状の経路部での移動体の側面図である。
【図5】同移動体使用の搬送設備における直線状の経路部での移動体の平面図である。
【図6】同移動体使用の搬送設備における直線状の経路部での移動体の正面図である。
【図7】同移動体使用の搬送設備における送り装置部分での移動体の一部切り欠き背面図である。
【図8】同移動体使用の搬送設備における移動体の要部の側面図である。
【図9】同移動体使用の搬送設備における移動体の要部の一部切り欠き平面図である。
【図10】同移動体使用の搬送設備における送り装置部分の一部切り欠き側面図である。
【図11】同移動体使用の搬送設備における送り装置部分の平面図である。
【図12】同移動体使用の搬送設備におけるカーブ部送り装置部分の一部切り欠き側面図である。
【図13】同移動体使用の搬送設備におけるカーブ部送り装置部分の平面図である。
【図14】同移動体使用の搬送設備における一定経路部分の概略平面図である。
【図15】本発明の別の実施の形態を示し、移動体使用の搬送設備におけるレベル変更手段部分の下降時の一部切り欠き側面図である。
【図16】同移動体使用の搬送設備におけるレベル変更手段部分の上昇時の一部切り欠き側面図である。
【符号の説明】
2 レール
5 一定経路
5a 主作業経路部
5c 副作業経路部(設定経路部)
10 移動体
11 本体
12 前部フレーム体
13 中間部フレーム体
14 後部フレーム体
15 受動面
20 連結装置
21 縦方向軸
22 連結体
23 横方向軸
24 横方向ピン
25 縦方向軸
26 横方向ピン
30 中間部被案内装置
31 トロリ本体
33 被支持ローラ
36 被ガイドローラ
40 端部被案内装置
41 トロリ本体
43 被支持ローラ
46 被ガイドローラ
47 浮き上がり防止ローラ
50 支持部
54 支持具
60 送り装置
66 インダクションモータ
68 送りローラ
75 制動装置
76 制動ローラ
77 回転駆動装置
78 送り装置
79 送り装置
81 レベル変更手段
82 分割レール体
83 分割レール体
84 分割レール体
86 左右方向ピン
88 左右方向ピン
90 摺動体
91 昇降装置
97 ドラム
98 ワイヤー
100 被搬送物
101 昇降装置
102 シリンダー装置
A 送り回転力
B 送り回転力

Claims (3)

  1. 移動体は、複数の被案内装置を介してレールに支持案内されることで一定経路上を移動自在であり、前記移動体の本体を、連結装置を介して上下方向で相対回動自在に連結した複数本のフレーム体により形成するとともに、少なくとも1本のフレーム体に被搬送物の支持部を設け、前記一定経路中の設定経路部に、支持部の上下方向のレベルを変更させるレベル変更手段を設け、このレベル変更手段は、複数本のフレーム体単位に対応しかつ上下方向で相対回動自在に連結した複数の分割レール体を有するとともに、支持部を設けたフレーム体に対応する分割レール体を水平状姿勢で昇降自在に構成したことを特徴とする移動体使用の搬送設備。
  2. 移動体の本体を、連結装置を介して上下方向で相対回動自在に連結した三本のフレーム体により形成するとともに、中間部フレーム体に被搬送物の支持部を設け、レベル変更手段は、三本のフレーム体単位に対応しかつ上下方向で相対回動自在に連結した三本の分割レール体を有するとともに、支持部を設けた中間部フレーム体に対応する中間の分割レール体を水平状姿勢で昇降自在に構成し、前記レールの分断端面側と両端の分割レール体の端部とを、回動自在にかつ設定範囲内で摺動自在に連結したことを特徴とする請求項1記載の移動体使用の搬送設備。
  3. 移動体は、各フレーム体の側面を受動面に形成するとともに、少なくとも1本のフレーム体の下部に被搬送物の支持部を設け、前記受動面に当接自在な送りローラを有する送り装置を前記一定経路中に設けたことを特徴とする請求項1または2記載の移動体使用の搬送設備。
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