JP2887935B2 - プリント基板の搬送装置 - Google Patents
プリント基板の搬送装置Info
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- JP2887935B2 JP2887935B2 JP7839791A JP7839791A JP2887935B2 JP 2887935 B2 JP2887935 B2 JP 2887935B2 JP 7839791 A JP7839791 A JP 7839791A JP 7839791 A JP7839791 A JP 7839791A JP 2887935 B2 JP2887935 B2 JP 2887935B2
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- Japan
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- printed circuit
- circuit board
- frame
- inner frame
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- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，プリント基板を多数挟
着保持して搬送・保管することができる，搬送装置に関
する。
着保持して搬送・保管することができる，搬送装置に関
する。
【０００２】
【従来技術】図７及び図８に示すごとく，従来，プリン
ト基板８は，各種の保持具９，９０を用いて，搬送，保
管されている。例えば，第１の搬送方法は図７に示すご
とく，ラック９１の係止溝９１１にプリント基板８を立
て掛け，これを次の工程，保管場所へ搬送する方法であ
る。この方法においては，ラック９１と取手部９２と支
持枠９３と底面支持部９４とよりなる保持具９が用いら
れる。
ト基板８は，各種の保持具９，９０を用いて，搬送，保
管されている。例えば，第１の搬送方法は図７に示すご
とく，ラック９１の係止溝９１１にプリント基板８を立
て掛け，これを次の工程，保管場所へ搬送する方法であ
る。この方法においては，ラック９１と取手部９２と支
持枠９３と底面支持部９４とよりなる保持具９が用いら
れる。
【０００３】また，第２の搬送方法は，図８に示すごと
く，支持枠９３と，該支持枠９３に取り付けられたコイ
ルバネ状のクリップ９５と取手部９２と底面支持部９４
とよりなる保持具９０が用いられる。この方法は，上記
クリップ９５をプリント基板８の係止孔８１の中に係止
して，支持枠９３にプリント基板８を懸吊するものであ
る。
く，支持枠９３と，該支持枠９３に取り付けられたコイ
ルバネ状のクリップ９５と取手部９２と底面支持部９４
とよりなる保持具９０が用いられる。この方法は，上記
クリップ９５をプリント基板８の係止孔８１の中に係止
して，支持枠９３にプリント基板８を懸吊するものであ
る。
【０００４】
【解決しようとする課題】しかしながら，上記技術に
は，次の問題点がある。即ち，上記第１の搬送方法に使
用する保持具９は，上記ラック９１の保持力が小さく，
薄板状のプリント基板９は全体が湾曲し易い。そのた
め，隣接のプリント基板９と接触し合ったり，また重な
り合うことがある。そこで，塗装直後のプリント基板９
は塗装不良を，またメッキ直後のプリント基板９はメッ
キ不良等の処理不良を生ずることがある。また，プリン
ト基板８は，その表面に形成した回路が，接触により損
傷し易い。
は，次の問題点がある。即ち，上記第１の搬送方法に使
用する保持具９は，上記ラック９１の保持力が小さく，
薄板状のプリント基板９は全体が湾曲し易い。そのた
め，隣接のプリント基板９と接触し合ったり，また重な
り合うことがある。そこで，塗装直後のプリント基板９
は塗装不良を，またメッキ直後のプリント基板９はメッ
キ不良等の処理不良を生ずることがある。また，プリン
ト基板８は，その表面に形成した回路が，接触により損
傷し易い。
【０００５】また，上記プリント基板８は，搬送中に生
ずる空気対流の風圧等により揺動し，プリント基板相互
が接触し重なり合って上記処理不良を生ずることにな
る。それ故，上記保持具９においては，プリント基板８
の相互の間隙を大きくしなければならず，同時に多数の
プリント基板を搬送，保管することができない。そのた
め，上記保持具９は，搬送，保管等の処理能力が小さ
く，搬送保管等の作業性が良くない。一方，上記第２の
保持具９０においては，クリップ９５によりプリント基
板８を懸吊する作業が煩雑であり，作業性が良くない。
ずる空気対流の風圧等により揺動し，プリント基板相互
が接触し重なり合って上記処理不良を生ずることにな
る。それ故，上記保持具９においては，プリント基板８
の相互の間隙を大きくしなければならず，同時に多数の
プリント基板を搬送，保管することができない。そのた
め，上記保持具９は，搬送，保管等の処理能力が小さ
く，搬送保管等の作業性が良くない。一方，上記第２の
保持具９０においては，クリップ９５によりプリント基
板８を懸吊する作業が煩雑であり，作業性が良くない。
【０００６】また，プリント基板８には，クリップ９５
により局部的に把持力等の強大なテンションが働いてい
る。そのため，搬送中に生じた揺動，衝撃等により，プ
リント基板８の把持部に破損を生ずることがある。本発
明は，かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので，プ
リント基板の破損や塗装不良等の処理不良を生ずること
がなく，搬送保管等の作業性に優れたプリント基板の搬
送装置を提供しようとするものである。
により局部的に把持力等の強大なテンションが働いてい
る。そのため，搬送中に生じた揺動，衝撃等により，プ
リント基板８の把持部に破損を生ずることがある。本発
明は，かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので，プ
リント基板の破損や塗装不良等の処理不良を生ずること
がなく，搬送保管等の作業性に優れたプリント基板の搬
送装置を提供しようとするものである。
【０００７】
【課題の解決手段】本発明は，搬送バスケットと，該搬
送バスケット内に着脱可能に装着するプリント基板の保
持具とよりなり，上記保持具は，搬送バスケットに係止
するための外枠と，該外枠の内側にバネを介して配設し
た内枠とよりなり，また該内枠はプリント基板を把持す
るためのクランプを有することを特徴とするプリント基
板の搬送装置にある。本発明において最も注目すべきこ
とは，保持具は搬送バスケットに係止するための外枠
と，該外枠の内側にバネを介して配設した内枠とよりな
り，また該内枠はプリント基板を把持するためのクラン
プを有することである。
送バスケット内に着脱可能に装着するプリント基板の保
持具とよりなり，上記保持具は，搬送バスケットに係止
するための外枠と，該外枠の内側にバネを介して配設し
た内枠とよりなり，また該内枠はプリント基板を把持す
るためのクランプを有することを特徴とするプリント基
板の搬送装置にある。本発明において最も注目すべきこ
とは，保持具は搬送バスケットに係止するための外枠
と，該外枠の内側にバネを介して配設した内枠とよりな
り，また該内枠はプリント基板を把持するためのクラン
プを有することである。
【０００８】上記外枠及び内枠は，例えば長方形の枠体
よりなり，上記プリント基板の形状，大きさに合わせて
軽合金枠体，木製枠体，プラスチック製枠体により構成
する。上記外枠は，その内側の寸法が上記内枠の外側の
寸法より若干大きく，両者間には間隙を有する。
よりなり，上記プリント基板の形状，大きさに合わせて
軽合金枠体，木製枠体，プラスチック製枠体により構成
する。上記外枠は，その内側の寸法が上記内枠の外側の
寸法より若干大きく，両者間には間隙を有する。
【０００９】また，上記外枠と内枠との間には，バネを
配設し，該バネの引張力により内枠は外枠側に張架され
た状態にする。上記バネとしては，例えばスプリングバ
ネを用いる。そして，該バネは，上記外枠と内枠の各辺
に，それぞれ複数個配設することが好ましい。これによ
り，上記内枠は，外枠の内側においてバランス良く張架
されることになる。上記クランプとしては，例えば回動
軸部と，この回動軸部に支えられた本体と，該本体を上
下に移動させる板バネ等からなる弾発材と，該本体の先
端に配置した把持用端部とよりなる。
配設し，該バネの引張力により内枠は外枠側に張架され
た状態にする。上記バネとしては，例えばスプリングバ
ネを用いる。そして，該バネは，上記外枠と内枠の各辺
に，それぞれ複数個配設することが好ましい。これによ
り，上記内枠は，外枠の内側においてバランス良く張架
されることになる。上記クランプとしては，例えば回動
軸部と，この回動軸部に支えられた本体と，該本体を上
下に移動させる板バネ等からなる弾発材と，該本体の先
端に配置した把持用端部とよりなる。
【００１０】上記搬送バスケットは，その内側に，上記
保持具を係止するための係止溝，仕切り枠体を有する。
上記プリント基板としては，例えば板厚さが約０．４ｍ
ｍ以下の薄板状のプリント基板，リードフレーム基板，
チップキャリヤー基板がある。また，該プリント基板
は，完成品のほかに，例えば感光性樹脂塗料を塗布した
中間品，メッキを施す前後における中間品がある。
保持具を係止するための係止溝，仕切り枠体を有する。
上記プリント基板としては，例えば板厚さが約０．４ｍ
ｍ以下の薄板状のプリント基板，リードフレーム基板，
チップキャリヤー基板がある。また，該プリント基板
は，完成品のほかに，例えば感光性樹脂塗料を塗布した
中間品，メッキを施す前後における中間品がある。
【００１１】
【作用及び効果】本発明の搬送装置を使用してプリント
基板を搬送するに当たっては，まず内枠内にプリント基
板をクランプにより挟着保持する。次に，上記保持具
を，上記搬送バスケット内に複数個装着する。次いで，
上記搬送バスケットは，搬送台，コンベアー等の搬送手
段の上へ移動する。そして，上記搬送手段により，次工
程，保管場所へ搬送バスケットを移動する。上記保持具
は，搬送中においても常時，上記外枠と内枠との間に，
バネを介在させているため，該バネの引張力は常時外枠
と内枠との間に働いている。そのため，保持具が揺動し
ても，バネにより内枠の揺動が吸収される。それ故，プ
リント基板が相互に接触したり，重なり合って塗装不良
等の処理不良を生ずることがない。
基板を搬送するに当たっては，まず内枠内にプリント基
板をクランプにより挟着保持する。次に，上記保持具
を，上記搬送バスケット内に複数個装着する。次いで，
上記搬送バスケットは，搬送台，コンベアー等の搬送手
段の上へ移動する。そして，上記搬送手段により，次工
程，保管場所へ搬送バスケットを移動する。上記保持具
は，搬送中においても常時，上記外枠と内枠との間に，
バネを介在させているため，該バネの引張力は常時外枠
と内枠との間に働いている。そのため，保持具が揺動し
ても，バネにより内枠の揺動が吸収される。それ故，プ
リント基板が相互に接触したり，重なり合って塗装不良
等の処理不良を生ずることがない。
【００１２】また，上記プリント基板は，クランプによ
り把持された状態にあるが，上記外枠と内枠との間には
バネが介在しているため，該バネの引張力を緩和する力
が働く。そのため，プリント基板の一部が破損すること
がない。また，上記搬送バスケットは，同時に複数の保
持具を装着することができる。そのため，搬送バスケッ
トは多数のプリント基板を同時に搬送することができ，
搬送保管等の処理能力が大きく作業性に優れる。したが
って，本発明によれば，プリント基板の破損や塗装不良
等の処理不良を生ずることがなく，搬送保管等の作業性
に優れたプリント基板の搬送装置を提供することができ
る。
り把持された状態にあるが，上記外枠と内枠との間には
バネが介在しているため，該バネの引張力を緩和する力
が働く。そのため，プリント基板の一部が破損すること
がない。また，上記搬送バスケットは，同時に複数の保
持具を装着することができる。そのため，搬送バスケッ
トは多数のプリント基板を同時に搬送することができ，
搬送保管等の処理能力が大きく作業性に優れる。したが
って，本発明によれば，プリント基板の破損や塗装不良
等の処理不良を生ずることがなく，搬送保管等の作業性
に優れたプリント基板の搬送装置を提供することができ
る。
【００１３】
【実施例】本発明の実施例にかかるプリント基板の搬送
装置につき，図１〜図６を用いて説明する。即ち，本例
の搬送装置は，図２に示すごとく，搬送バスケット２
と，該搬送バスケット２内に着脱可能に装着するプリン
ト基板３の保持具１とよりなる。上記保持具１は図１に
示すごとく，搬送バスケット２に係止するための外枠１
１と，該外枠１１の内側にバネ１２を介して配設した内
枠１３とよりなる。また，該内枠１３は，プリント基板
３を把持するためのクランプ１４を複数個有する。
装置につき，図１〜図６を用いて説明する。即ち，本例
の搬送装置は，図２に示すごとく，搬送バスケット２
と，該搬送バスケット２内に着脱可能に装着するプリン
ト基板３の保持具１とよりなる。上記保持具１は図１に
示すごとく，搬送バスケット２に係止するための外枠１
１と，該外枠１１の内側にバネ１２を介して配設した内
枠１３とよりなる。また，該内枠１３は，プリント基板
３を把持するためのクランプ１４を複数個有する。
【００１４】上記搬送バスケット２は，図２に示すごと
く，対向する一対の支持本体２０と，該支持本体２０の
上下にそれぞれ配設した保持具係止用の仕切り枠２１及
び係止溝２２と，底面支持部２３とを有する。また，該
仕切り枠２１及び係止溝２２は，図２，図４に示すごと
く，上記保持具１を多数同時に保持するよう構成する。
上記外枠１１は，図１に示すごとく，長方形の軽金属製
枠体よりなる。そして，該外枠１１は，内枠１３の外側
寸法より若干大きく，図１に示すごとく，両者間には隙
間ｔを有する。上記内枠１３は，上記外枠１１と略相似
形で同材料からなる枠体により構成する。ここで，注目
すべきことは，図１に示すごとく，該内枠１３と外枠１
１との隙間ｔには，バネ１２を各四辺に２個づつ合計８
個配設していることである。上記バネ１２は，コイルバ
ネよりなり，上記内枠１３の外形部を外枠１１の内側に
バランス良く張架された状態で装着されている。これに
より，上記内枠１３は，常時，外枠１１の内側へ常時張
架された状態で，外枠１１の内側に取り付けられる。
く，対向する一対の支持本体２０と，該支持本体２０の
上下にそれぞれ配設した保持具係止用の仕切り枠２１及
び係止溝２２と，底面支持部２３とを有する。また，該
仕切り枠２１及び係止溝２２は，図２，図４に示すごと
く，上記保持具１を多数同時に保持するよう構成する。
上記外枠１１は，図１に示すごとく，長方形の軽金属製
枠体よりなる。そして，該外枠１１は，内枠１３の外側
寸法より若干大きく，図１に示すごとく，両者間には隙
間ｔを有する。上記内枠１３は，上記外枠１１と略相似
形で同材料からなる枠体により構成する。ここで，注目
すべきことは，図１に示すごとく，該内枠１３と外枠１
１との隙間ｔには，バネ１２を各四辺に２個づつ合計８
個配設していることである。上記バネ１２は，コイルバ
ネよりなり，上記内枠１３の外形部を外枠１１の内側に
バランス良く張架された状態で装着されている。これに
より，上記内枠１３は，常時，外枠１１の内側へ常時張
架された状態で，外枠１１の内側に取り付けられる。
【００１５】また，上記内枠１３は，図３に示すごと
く，プリント基板３を把持するためのクランプ１４を有
する。そして，該クランプ１４は，図１に示すごとく，
内枠１３の内側に４個配設する。また，該クランプ１４
は，図５に示すごとく，回動軸部１４０と，一対の挟着
用の本体１４１，１４１と，該本体１４１の一方側を上
下動させるための板バネ１４２とよりなる。また，上記
本体１４１は，図６に示すごとく，その先端に挟着用端
部１４１１と，水切り用凹部１４１２とを有する。その
ため，例えば感光性樹脂塗料を塗布した直後又はメッキ
液浸漬後の湿潤状態にある，プリント基板３を少ない当
接面積で挟着することができる。
く，プリント基板３を把持するためのクランプ１４を有
する。そして，該クランプ１４は，図１に示すごとく，
内枠１３の内側に４個配設する。また，該クランプ１４
は，図５に示すごとく，回動軸部１４０と，一対の挟着
用の本体１４１，１４１と，該本体１４１の一方側を上
下動させるための板バネ１４２とよりなる。また，上記
本体１４１は，図６に示すごとく，その先端に挟着用端
部１４１１と，水切り用凹部１４１２とを有する。その
ため，例えば感光性樹脂塗料を塗布した直後又はメッキ
液浸漬後の湿潤状態にある，プリント基板３を少ない当
接面積で挟着することができる。
【００１６】そして，上記クランプ１３は，図５に示す
ごとく，ボルト１７１及びナット１７２等の係止具１７
を介して内枠１３に取り付け固定する。そして，該クラ
ンプ１４は，上記挟着用端部１４１１において，上記板
バネ１４２の引張力によりプリント基板３を把持する。
上記プリント基板３としては，板厚さが０．４ｍｍ以下
の薄板状のプリント基板完成品のほかに，感光性樹脂を
塗布した中間品，メッキを施す前後工程における中間品
等がある。
ごとく，ボルト１７１及びナット１７２等の係止具１７
を介して内枠１３に取り付け固定する。そして，該クラ
ンプ１４は，上記挟着用端部１４１１において，上記板
バネ１４２の引張力によりプリント基板３を把持する。
上記プリント基板３としては，板厚さが０．４ｍｍ以下
の薄板状のプリント基板完成品のほかに，感光性樹脂を
塗布した中間品，メッキを施す前後工程における中間品
等がある。
【００１７】次に，作用効果につき説明する。即ち，本
例の搬送装置を使用してプリント基板３を搬送するに当
たっては，まず内枠１３内にプリント基板３をクランプ
１４により挟着保持する。次に，上記保持具１を，上記
搬送バスケット２内に複数個装着する。次いで，上記搬
送バスケット２を，搬送台，ベルトコンベアー等の搬送
手段上へ移動する。そして，上記搬送手段により，次工
程，保管場所へ搬送バスケット２を移動する。
例の搬送装置を使用してプリント基板３を搬送するに当
たっては，まず内枠１３内にプリント基板３をクランプ
１４により挟着保持する。次に，上記保持具１を，上記
搬送バスケット２内に複数個装着する。次いで，上記搬
送バスケット２を，搬送台，ベルトコンベアー等の搬送
手段上へ移動する。そして，上記搬送手段により，次工
程，保管場所へ搬送バスケット２を移動する。
【００１８】上記保持具１は，搬送中においても，常
時，上記外枠１１と内枠１３との間にバネ１２が介在
し，該バネ１２の引張力が働いている。そのため，保持
具１全体が揺動しても，バネにより内枠１３の揺動が吸
収される。それ故，プリント基板３が相互に接触した
り，重なり合って塗装不良等の処理不良を生ずることが
ない。また，上記プリント基板３は，クランプ１４によ
り把持された状態にあるが，上記外枠１１と内枠１３と
の間にはバネ１２が介在しているため，プリント基板３
の把持部が破損することがない。
時，上記外枠１１と内枠１３との間にバネ１２が介在
し，該バネ１２の引張力が働いている。そのため，保持
具１全体が揺動しても，バネにより内枠１３の揺動が吸
収される。それ故，プリント基板３が相互に接触した
り，重なり合って塗装不良等の処理不良を生ずることが
ない。また，上記プリント基板３は，クランプ１４によ
り把持された状態にあるが，上記外枠１１と内枠１３と
の間にはバネ１２が介在しているため，プリント基板３
の把持部が破損することがない。
【００１９】また，上記搬送バスケット２は，その内側
に同時に複数の保持具１を装着することができる。その
ため，搬送バスケットは多数のプリント基板３を同時に
搬送することができ，搬送保管等の処理能力が大きく，
また搬送保管等の作業性に優れる。
に同時に複数の保持具１を装着することができる。その
ため，搬送バスケットは多数のプリント基板３を同時に
搬送することができ，搬送保管等の処理能力が大きく，
また搬送保管等の作業性に優れる。
【図１】実施例にかかるプリント基板の保持具の斜視
図。
図。
【図２】実施例にかかるプリント基板の搬送装置の斜視
図。
図。
【図３】実施例にかかるクランプの取り付け状態を示す
平面図。
平面図。
【図４】実施例にかかる搬送バスケット内に保持具を装
着した状態を示す平面図。
着した状態を示す平面図。
【図５】実施例にかかるクランプの取り付け状態を示す
断面図。
断面図。
【図６】実施例にかかるクランプの上部分の斜視図。
【図７】従来のプリント基板の搬送装置の斜視図。
【図８】従来のプリント基板の搬送装置の他の例の斜視
図。
図。
１．．．保持具， １１．．．外枠， １２．．．バネ， １３．．．内枠， １４．．．クランプ， ２．．．搬送バスケット， ３．．．プリント基板，
Claims (1)
- 【請求項１】 搬送バスケットと，該搬送バスケット内
に着脱可能に装着するプリント基板の保持具とよりな
り，上記保持具は，搬送バスケットに係止するための外
枠と，該外枠の内側にバネを介して配設した内枠とより
なり，また該内枠はプリント基板を把持するためのクラ
ンプを有することを特徴とするプリント基板の搬送装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7839791A JP2887935B2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | プリント基板の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7839791A JP2887935B2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | プリント基板の搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04288899A JPH04288899A (ja) | 1992-10-13 |
| JP2887935B2 true JP2887935B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=13660889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7839791A Expired - Lifetime JP2887935B2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | プリント基板の搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2887935B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104089251B (zh) * | 2014-06-16 | 2017-02-01 | 京东方科技集团股份有限公司 | 背板及应用其的背光模组、显示装置 |
| CN117395868B (zh) * | 2023-10-13 | 2024-05-24 | 苏州市职业大学（苏州开放大学） | 一种电路板智能制造设备 |
-
1991
- 1991-03-18 JP JP7839791A patent/JP2887935B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04288899A (ja) | 1992-10-13 |
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