JP2000005943A - 基板移載装置 - Google Patents

基板移載装置

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JP2000005943A
JP2000005943A JP17821798A JP17821798A JP2000005943A JP 2000005943 A JP2000005943 A JP 2000005943A JP 17821798 A JP17821798 A JP 17821798A JP 17821798 A JP17821798 A JP 17821798A JP 2000005943 A JP2000005943 A JP 2000005943A
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substrate
cassette
transfer device
substrate transfer
hand
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JP17821798A
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Hiroki Murakami
弘記 村上
Hikari Ueno
光 上野
Shuji Hoshino
修二 星野
Yoshihira Tominami
佳均 冨波
Noburo Shimizu
信朗 清水
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 斜めまたは垂直に載置したカセットから斜め
または垂直に基板を取り出して搬送し、水平な検査台等
の台上に水平に載置する。 【解決手段】 基板10を把持して移載する基板移載装
置1であって、該基板移載装置1は、先端に基板10を
把持するハンド2を有する6軸多関節ロボットであっ
て、斜めまたは垂直に載置されたカセット6から基板1
0を把持して取り出し、水平旋回して検査台7等の水平
な台上に移載可能になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス基板等を移
載する基板移載装置に係り、特にクリーンルーム内にお
いて液晶用ガラス基板を移載する基板移載装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5は複数のガラス基板等を収納したカ
セットの斜視図である。このカセットaは、基板bの両
端部を水平に支持するようになっていて、上下方向に所
定間隔をもって複数枚(15〜20枚)収納するように
なっている。
【0003】図6は基板移載用ロボットの平面図であ
る。上記カセットaから基板bを取り出すのに、基板移
載用ロボットc(多関節アームロボット)が使用されて
いる。基板移載用ロボットcは、2本の関節アームdを
有し、関節アームdの先端には薄いハンドeを有してお
り、このハンドeをカセットaの基板bの間に水平に挿
入し、基板bの下面から支持したのち、わずかに上方に
持ち上げてカセットaから取り出すようになっている。
【0004】これまで比較的小さな基板、たとえば、6
00mm×720mm、厚さ0.7mmの基板を搬送す
る場合、このように水平に載置されたカセットから基板
を取り出し、水平に把持して水平な検査台等に移載して
いた。
【0005】基板サイズは今後ますます大型化し、たと
えば、1,000m×1,400m、厚さ2.8mmの
ものや1,000m×1,500m、厚さ1.1mmと
いうように大型化する傾向にある。1,000m×1,
500m、厚さ1.1mmの大型のものでは厚さが薄い
ため、基板の両端を水平に支持すると基板は40mm〜
46mmのたわみが生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クリー
ンルームのレイアウト上または基板サイズの大型化にと
もなうたわみの増大等により、基板を水平に載置したカ
セットから基板を取り出して移載するのがむずかしく、
基板を収納したカセットを斜めまたは垂直に載置しなけ
ればならないなどの問題がある。
【0007】本発明は、上述した問題点に鑑み創案され
たものである。すなわち、本発明は、カセットを斜めま
たは垂直に載置するようにするとともに、斜めまたは垂
直に載置されたカセットから基板を容易に取り出すこと
ができ、かつ、取り出した基板を搬送して検査台等の水
平な台上に水平に移載することができる基板移載装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、基板を把持して移載する基板移載装置であっ
て、該基板移載装置は、先端に基板を把持するハンドを
有する6軸多関節ロボットであって、斜めまたは垂直に
載置されたカセットから基板を把持して取り出し、水平
旋回して検査台等の水平な台上に移載可能になっている
基板移載装置を提供する。
【0009】次に本発明の作用について説明する。カセ
ットが斜めまたは垂直に載置されているので、カセット
内で基板のたわみはカセットを水平に載置した場合に比
べて小さい。したがって、基板の間に基板移載装置のハ
ンドを容易に挿入できるので、カセット内の基板の間隔
を狭くすることができる。基板移載装置に使用するロボ
ットは6軸多関節ロボットなので6自由度を有してお
り、アーム先端位置を空間の任意の位置に持って行くこ
とができるとともに、先端に把持された基板を任意の姿
勢におくことができる。したがって、斜めまたは垂直な
カセット内にハンドを挿入して基板を把持し、斜めまた
は垂直に引き出したのち基板を水平な姿勢にし、水平旋
回したのち下降して水平な台上に載置することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい一実施形
態について図面を参照して説明する。図1は本発明の基
板移載装置の側面図、図2は基板移載装置の平面図、図
3は図1のA−A矢視図、図4は図1のB−B矢視図で
ある。
【0011】図1ないし図4において、1は基板10を
把持して移載する基板移載装置である。基板移載装置1
は、先端に基板10を把持するハンド2を有する6軸多
関節ロボットであって、斜めまたは垂直に載置されたカ
セット6から基板10を把持して取り出し、水平旋回し
て検査台7等の水平な台上に移載可能になっている。基
板移載装置1は、クリーンルーム内のフロア11に設置
されたベース1aと、ベース1a上端に設けた旋回部1
bと、旋回部1b上端に設けられた下部アーム1cと、
下部アーム1c先端に設けられた上部アーム1dと、上
部アーム1d先端に設けられた手首1eとから構成され
ている。
【0012】ハンド2は手首1eの先端に接続されてお
り、図2,図4に示すように、先端にV字状の切欠き部
2aを有して4角形状をしている。なお、V字状の切欠
き部2aの先端には基板10の先端を把持する図示しな
い起伏可能な基板押え装置が設けられている。
【0013】3は移動可能なカセット受入架台で、下面
に4個の自在車輪3aと上下に伸縮する4個の固定ジャ
ッキ3bを有し、自在車輪3aによりフロア11の基板
端部移動軌跡12の範囲内の所定個所まで移動し、固定
ジャッキ3bにより固定して設置している。カセット受
入架台3は、上下方向に所定間隔をもって複数枚(15
〜20枚)の基板を収納したカセット6を載置するカセ
ット受4を有し、かつ、カセット受4を傾動シリンダ5
により斜め(実線)、水平および垂直(図1の2点鎖
線)に傾動可能に設けている。
【0014】7は基板10を検査する移動可能な検査架
台で、下面に4個の自在車輪7aと上下に伸縮する4個
の固定ジャッキ7bを有し、自在車輪7aによりフロア
11の所定個所まで移動し、固定ジャッキ7bにより固
定して設置する。斜めまたは垂直に載置されたカセット
6から基板移載装置1のハンド2によって取り出され、
把持されて搬送された基板10を水平に載置するように
なっている(図1)。
【0015】8は検査で合格した基板10を次工程へ搬
出する移動可能な搬出架台で、下面に図示しない4個の
自在車輪と上下に伸縮する4個の固定ジャッキを有し、
自在車輪によりフロア11の所定個所まで移動し、固定
ジャッキにより固定して設置している。
【0016】9は検査で不合格になった基板10を不合
格品回収ライン側へ搬出する不合格品架台で、下面に図
示しない4個の自在車輪と上下に伸縮する4個の固定ジ
ャッキを有し、自在車輪によりフロア11の所定個所ま
で移動し、固定ジャッキにより固定して設置している。
【0017】基板移載装置1は、クリーンルーム内の所
定個所に設置される。カセット受入架台3,検査台7,
次工程への搬出架台8および不合格品搬出架台9は、基
板移載装置1の周囲に反時計廻りにカセット受入架台
3,検査台7,次工程への搬出架台8および不合格品搬
出架台9が適宜の間隔をおいて、かつ、基板移載装置1
による基板10搬送時の基板端部移動軌跡12の範囲内
に設置される。
【0018】次に本発明の実施形態の作用について説明
する。斜めまたは垂直のカセット6に収納された基板1
0は、検査のために搬入されてカセット受入架台3に載
置される。
【0019】基板移載装置1は、カセット6から基板1
0を取り出すため、基板移載装置1のベース1aを水平
方向に旋回して基板移載装置1の上部アーム1d先端の
手首1eに設けられたハンド2をカセット受入架台3の
方に移動させる。
【0020】基板10をカセット6から取り出すとき
は、基板移載装置1の下部アーム1cおよび上部アーム
1dを上下に動作させるとともに、手首1eの曲げ動作
とねじり動作によりハンド2をカセット6の上方からカ
セット6内に収納されている基板10の下側に挿入し、
ハンド2をわずかに上方に持ち上げてハンド2先端に設
けられている図示しない基板押え装置により基板10の
後端を押え、カセット6から斜めまたは垂直の状態で基
板10を取り出す。基板10は斜めまたは垂直になって
いるので、基板10の自重が基板押え装置にかかり、横
ずれを起こすことがない。
【0021】基板移載装置1は、カセット6から基板1
0を取り出すと、基板移載装置1をベース1aにより検
査台7の上方まで水平旋回し、ハンド2を水平にしてか
ら基板10を検査台7へ下ろし、基板押え装置による基
板10の固定を開放して検査台7へ移載したあとハンド
2をわずかに下げて検査台7からハンド2を引き出す。
【0022】基板10は検査が終了して合格すると、下
流側のプロセス装置で印刷や焼き付け等を行うため、ハ
ンド2を検査台7上に載置されている基板10の下側に
水平に挿入してハンド2をわずかに持ち上げて検査台7
から基板10を受け取り、基板移載装置1を旋回して基
板10を次工程へ搬出するための搬出架台8上へ水平に
して移載する。
【0023】基板10の検査が終了して不合格になる
と、基板10を基板検査台7から受け取り、不合格品架
台9上に水平にして移載する。そして、不合格品回収ラ
イン側へ搬出する。
【0024】このように、カセット6が斜めまたは垂直
に載置されているので、カセット6内で基板10のたわ
みはカセット6を水平に載置した場合に比べて小さく、
基板10の間に基板移載装置1のハンド2を容易に挿入
できるので、カセット6内の基板10の間隔を狭くする
ことができる。基板移載装置1に使用するロボットは6
軸多関節ロボットなので6自由度を有しており、アーム
1d先端位置を空間の任意の位置に持って行くことがで
きるとともに、先端に把持された基板10を任意の姿勢
におくことができる。したがって、斜めまたは垂直なカ
セット6内にハンド2を挿入して基板10を把持し、斜
めまたは垂直に引き出したのち基板10を水平な姿勢に
し、水平旋回したのち下降して水平な台上に載置するこ
とができる。
【0025】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
更し得ることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】上述した本発明の基板移載装置によれ
ば、カセット内の基板のたわみを少なくするため、斜め
または垂直に載置されたカセットから基板を容易に取り
出すことができ、かつ、取り出した基板を搬送して水平
な検査台等の台上に水平に移載することができるなどの
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板移載装置の側面図である。
【図2】本発明の基板移載装置の平面図である。
【図3】図1のA−A矢視図である。
【図4】図1のB−B矢視図である。
【図5】カセットの斜視図である。
【図6】基板搬送用ロボットの平面図である。
【符号の説明】
1 基板移載装置 1a ベース 1b 旋回部 1c 下部アーム 1d 上部アーム 1e 手首 2 ハンド 3 カセット受入架台 4 カセット受 5 傾動シリンダ 6 カセット 7 検査台 8 次工程への搬出架台 9 不合格品搬出架台 10 基板 11 フロア 12 基板端部移動軌跡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 修二 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 冨波 佳均 東京都江東区毛利一丁目19番10号 石川島 播磨重工業株式会社江東事務所内 (72)発明者 清水 信朗 東京都江東区毛利一丁目19番10号 石川島 播磨重工業株式会社江東事務所内 Fターム(参考) 3C030 DA25 DA27 DA37

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を把持して移載する基板移載装置で
    あって、該基板移載装置は、先端に基板を把持するハン
    ドを有する6軸多関節ロボットであって、斜めまたは垂
    直に載置されたカセットから基板を把持して取り出し、
    水平旋回して検査台等の水平な台上に移載可能になって
    いることを特徴とする基板移載装置。
JP17821798A 1998-06-25 1998-06-25 基板移載装置 Pending JP2000005943A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008085025A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Shin Etsu Polymer Co Ltd 基板の取り扱い装置及び基板の取り扱い方法
KR100822280B1 (ko) 2007-02-13 2008-04-16 주식회사 에스에프에이 기판 투입 시스템
KR101108744B1 (ko) * 2004-12-31 2012-02-24 엘지디스플레이 주식회사 자동반송대차

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KR101108744B1 (ko) * 2004-12-31 2012-02-24 엘지디스플레이 주식회사 자동반송대차
JP2008085025A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Shin Etsu Polymer Co Ltd 基板の取り扱い装置及び基板の取り扱い方法
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