JPS6145169Y2 - - Google Patents

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JPS6145169Y2
JPS6145169Y2 JP1982023030U JP2303082U JPS6145169Y2 JP S6145169 Y2 JPS6145169 Y2 JP S6145169Y2 JP 1982023030 U JP1982023030 U JP 1982023030U JP 2303082 U JP2303082 U JP 2303082U JP S6145169 Y2 JPS6145169 Y2 JP S6145169Y2
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JP
Japan
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holder
tank
substrate
plating
main body
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JP1982023030U
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JPS58124472U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主にプリント基板の表面のメツキに使
用されるメツキ処理装置に関する。
従来プリント基板等にメツキを施す場合には、
斜視略図である第1図の如く、例えば4枚のプリ
ント基板Pを水平なキヤリヤバー1に吊り下げた
ままメツキ槽2やその他の処理槽3に浸けるよう
になつている。5は槽2、3間の隔壁であり、各
槽2、3において4枚の基板Pは隔壁5と平行な
同一平面上に並べてある。平面略図である第2図
の如く、メツキ槽2においてアノード6は基板P
と隔壁5の間に配置される。槽2の長さL(隔壁
5、5間の寸法)は700mm程度になつており、他
の槽3の長さL1は300mm程度の短い値になつてい
る。ところが上記従来の装置では基板Pを同一平
面上に並べるので、例えば幅l=500mmの基板P
を4枚ずつ収容できる槽2、3では、槽幅W1
2700mm程度の大きい値になり、槽2、3の占有ス
ペースが増大するという不具合がある。
本考案は上記従来の不具合を解決するために、
板状ワーク(プリント基板等)の配列状態に改良
を施して槽の縮小を図ろうとするもので、図面に
より説明すると次の通りである。
斜視略図である第3図及び平面略図である第4
図において、10はメツキ槽、11(11aを含
む)は前処理や後処理を行うための槽、12は槽
10、11の隔壁、13は隔壁12と直角な側壁
である。後述するキヤリヤバー15(第5図)に
吊り下げられた複数のプリント基板Pは第4図の
如く隔壁12と平行な方向(幅W方向)に一定間
隔aを隔てて並置されている。各基板Pはメツキ
槽10内では側壁13と平行な姿勢にあり、他の
槽11内では互に平行かつ側壁13及び隔壁12
の両方に対して傾斜した姿勢にある。又メツキ槽
10内においてアノード15は隣接するプリント
基板P、Pの間及び両端の基板Pと側壁13の間
にそれぞれ基板Pと平行に配置してある。
拡大斜視部分図である第5図の如く、キヤリヤ
バー15は各側壁13の上縁に着座できる2個1
組のサドル16と、2組のサドル16、16間を
延びるキヤリヤバー本体17と、各基板Pの上縁
に沿つて延びる複数の棒状保持具19等を備えて
いる。各保持具19は下方へ突出した1対の弾性
クリツプ20を両端に備え、1対のクリツプ20
は基板P上縁の両端寄りの部分を保持している。
保持具19は上方へ突出した支軸21を中間部に
備え、支軸21は本体17の垂直孔に回動可能に
支持されると共に、上端が水平レバー22の一端
に固定されている。レバー22の他端は垂直ピン
23を介して共通のレバー25に回動可能に連結
されている。レバー25は本体17と平行に延び
ており、一端にトグル機構26を備えている。ト
グル機構26はキヤリヤバー端部のレバー22a
を利用して形成されており、レバー22aのピン
23aを上方へ延長した部分と本体17上の垂直
ピン29との間には引張スプリング27が設けて
ある。又本体17にはレバー22a用の1対のス
トツパー31、32が固定されている。ピン23
aの近傍にはプツシヤー30又は他の駆動機構が
設けてあり、プツシヤー30によりピン23aを
押して一方のストツパー31にレバー22aを当
接させると、保持具19や基板Pは側壁13と平
行になる。ピン23aを引いて他方のストツパー
32にレバー22aを当接させると、レバー2
5、レバー22を介して保持具19は側壁13や
隔壁12に対して傾斜した姿勢まで回され、各基
板Pも同様の傾斜姿勢になる。プツシヤー30は
第3図の如くメツキ槽10の側部上方に設けてあ
る。
第3図の矢印Fの如く複数の基板Pはキヤリヤ
バー15(第5図)に取り付けられたまま搬送ロ
ボツト(図示せず)により槽10、11へ順々に
浸けられる。その場合にメツキ槽10の手前の槽
11aまでは傾斜姿勢で基板Pが浸けられるが、
槽11aから引き上げられて槽10の上方に達し
た時に、プツシヤー30が作動して基板Pを側壁
13と平行な姿勢に変え、その平行姿勢のまま基
板Pはメツキ槽10に浸けられる。次にメツキ槽
10から基板Pが引き上げられると、再度プツシ
ヤー30が作動して基板Pを傾斜姿勢に変え、そ
の傾斜姿勢のまま基板Pは後続の槽11に浸けら
れる。なお矢印fは基板Pの水平搬送方向であ
る。
次に槽10,11の具体的な寸法例を説明す
る。平面略図である第6図において、幅l=500
mmの基板Pが11枚ずつ槽10、11に浸けてあ
る。基板P、P間の間隔aはアノード15(1枚
のみ図示)を配置するために100mmに設定されて
いる。槽11において隔壁12に対する各基板P
の傾斜角Dは30゜になつている。この配置状態に
よると槽11内の基板群の幅W′は100mm×10+
500mm×cos30゜≒1289mmとなり、長さlは500mm
×sin30゜=250mmとなる。又槽10内の基板群の
幅は100mm×10=1000mm、長さは500mmとなる。従
つて上記基板群を余裕をもつて収容するために、
槽10、11の幅Wは1433〜1600mmに設定され、
槽10、11の長さL、L1はそれぞれ700mm、
300mmに設定されている。上記寸法と第2図の従
来寸法とを比較すると、基板枚数は本考案の方が
11/4倍も多いにもかかわらず幅は約半分又は2/3
以下に減少しており、長さは同一である。
以上説明したように本考案は次のように構成さ
れている。
即ち本考案は、処理槽11の上方にその幅方向
に延びる治具本体(キヤリヤバー15)を設け、
治具本体15の長手方向に間隔を隔てた複数個所
に保持具19を垂直軸を中心にして回動自在に設
け、各保持具19に板状ワーク(プリント基板
P)を垂直なかつ互いに平行な姿勢で保持する保
持部(クリツプ20)を設け、各保持具20にレ
バー式の位置決め駆動機構(レバー22等)を連
結し、上記位置決め駆動機構22により上記垂直
軸を中心にして保持具19を直角姿勢と傾斜姿勢
との間で回動させるように、上記直角姿勢におい
て、ワークが上記幅方向に対して概ね直角にな
り、上記傾斜姿勢において、ワークが上記幅方向
に対して傾斜するようにしたことを特徴としてい
る。
上記構成によると、垂直な複数の基板P(ワー
ク)を処理槽幅方向(隔壁12と平行な方向)に
並置し、かつ互に間隔を隔てて対向させたので、
槽10、11の幅Wを減少させて槽10、11の
小形化を図ることができる。換言すれば同一容量
の槽に従来よりも多数の基板Pを浸けることがで
きるので、処理能力を高めることができる。
更に上記構成によると、第6図の如く、垂直姿
勢では隣接するプリント基板P、Pの間の隙間の
幅(プリント基板Pと直角な方向の距離)を広く
設定し、プリント基板P、Pの間にアノード15
等を容易に位置させることができる。又傾斜姿勢
では、各プリント基板Pを傾斜させてプリント基
板全体の前後方向長さ(l1:第6図)を小さく
し、所要の処理槽容量を特に小さく設定できる。
なお以上の説明ではメツキ槽10に浸ける場合
にだけ基板Pを側壁13と平行にして基板P、P
間の隙間35を広げるように記載したが、実際の
処理において一部の工程ではメツキ液ノズル等を
基板Pの近傍に配置する必要があり、その場合に
も基板Pを側壁13と平行にして隙間35にノズ
ルを設置する。
本考案を具体化する場合、メツキ槽10におい
ても基板Pを傾斜させることができる。第5図の
キヤリヤバー15に代えて別構造のキヤリヤバー
又は治具を採用することもできる。図示のキヤリ
ヤバー15のように基板傾斜角を調整できる場
合、調整用のプツシヤー30又は他の駆動装置を
側壁13の近傍に配置し、側壁13にキヤリヤバ
ー15が着座した状態においてレバー25等を動
かすようにすることもできる。
電解処理に比較的長時間を要求される場合は、
装置全体の処理能力を高めるために、平面略図で
ある第7図の如く、基板搬送方向f(水平方向)
に沿つて複数のメツキ槽10a、10b、10
c、10dを並置し、前処理槽11aから送られ
てきた1群の基板Pがいずれか1個のメツキ槽
(例えば11b)に浸けられた後、後続の槽11
へ送られるようにすることもできる。
又メツキ槽10a〜10d間の隔壁12′を廃
止して第8図の如く広い(搬送方向fに長い)メ
ツキ槽10′を形成し、前処理槽11aから送ら
れてきた基板P群が最初にメツキ槽上流部10A
に浸けられた後、メツキ液に浸かつたまま(メツ
キ処理を受けながら)下流へ搬送され、メツキ槽
下流部10Dにおいて上方へ引き上げられるよう
にすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来例の斜視略図と平面略
図、第3図、第4図は本考案実施例の斜視略図と
平面略図、第5図はキヤリヤバーの斜視略図、第
6図は平面略図、第7図、第8図はそれぞれ別の
実施例の平面略図である。10、11……槽、P
……プリント基板(ワーク)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の処理槽に板状ワークを順々に漬けるよう
    にしたメツキ処理装置において、処理槽の上方に
    その幅方向に延びる治具本体を設け、治具本体の
    長手方向に間隔を隔てた複数個所に保持具を垂直
    軸を中心にして回動自在に設け、各保持具に板状
    ワークを垂直なかつ互いに平行な姿勢で保持する
    保持部を設け、各保持具にレバー式の位置決め駆
    動機構を連結し、上記位置決め駆動機構により上
    記垂直軸を中心にして保持具を直角姿勢と傾斜姿
    勢との間で回動させるようにし、上記直角姿勢に
    おいて、ワークが上記幅方向に対して概ね直角に
    なり、上記傾斜姿勢において、ワークが上記幅方
    向に対して傾斜するようにしたことを特徴とする
    メツキ処理装置。
JP2303082U 1982-02-19 1982-02-19 メツキ処理装置 Granted JPS58124472U (ja)

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JP2303082U JPS58124472U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 メツキ処理装置

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JP2303082U JPS58124472U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 メツキ処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS58124472U JPS58124472U (ja) 1983-08-24
JPS6145169Y2 true JPS6145169Y2 (ja) 1986-12-19

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ID=30035087

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JP2303082U Granted JPS58124472U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 メツキ処理装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH046223Y2 (ja) * 1986-02-19 1992-02-20

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JPS58124472U (ja) 1983-08-24

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