JP2884445B2 - 高周波連続時間フィルタ回路及びその精度を確定する方法 - Google Patents

高周波連続時間フィルタ回路及びその精度を確定する方法

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JP2884445B2 JP3087292A JP8729291A JP2884445B2 JP 2884445 B2 JP2884445 B2 JP 2884445B2 JP 3087292 A JP3087292 A JP 3087292A JP 8729291 A JP8729291 A JP 8729291A JP 2884445 B2 JP2884445 B2 JP 2884445B2
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    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波フィルタの分野に
関する。
【0002】
【従来の技術】高周波連続時間集積回路帯域フィルタは
いくつかのフィルタ部分から構成されている。それらの
フィルタ部分は、実際には、フィルタ素子の抵抗(R)
とキャパシタンス(C)がフィルタ自体のタイミング精
度に影響を与える「RC」回路である。従来の技術で
は、それらのフィルタを別個の素子から構成しており、
各素子は所望の範囲内の精度を有する。しかしながら、
フィルタを集積回路で実現する場合、抵抗及びキャパシ
タンスの変動すなわちずれが起こる可能性がある。この
ように、集積回路フィルタの精度は集積回路のR及びC
に伴って変化する。正確且つ予測可能であり、安定した
フィルタを得るためには、そのようなずれを補償するこ
とが望ましい。
【0003】フィルタ素子の抵抗とキャパシタンスの
を補償しようとする従来の方法の1つによれば、基準
周波数発生器を採用する「マスター/スレーブ」方式を
利用する。「スレーブ」フィルタ部分の相互コンダクタ
ンス(gm)と移相は、正確な周波数Fに関連する
「マスター」フィルタ、すなわち発振器により制御され
る。フィルタ全体の精度は、周波数基準Fを絶えず印
加することにより維持される。このような従来のフィル
タの欠点は、基準周波数Fがフィルタリングされてい
る信号に影響を及ぼすおそれのある雑音の発生源になる
ことである。このような従来のフィルタは、K.W.M
oulding他の「Gyrator Video F
ilter IC with Automatic T
uning」(IEEE JSCC,SC−15巻第6
号,1980年12月刊)と、Chi−Fa,Chio
u及びRolf Schaumannの「Design
and Performance of a Ful
ly IntegratedBipolar 10.7
MHZ Analog Bandpass Filt
er」(IEEE JSCC,SC−21巻,1986
年2月刊)とに記載されている。
【0004】従来の技術による別の高周波連続時間IC
フィルタは、基準周波数を使用する「マスター/スレー
ブ」方式を利用しない。このような従来の別のフィルタ
では、フィルタの精度は外部抵抗器をトリミングするこ
とにより確定される。このようなフィルタは山口他の
「Single−Chip Y/C Signa1−P
rocessing LSI for 8mm VCR
System」(IEEE BCTM,1987年
刊)に記載されている。この方式は、フィルタの性能に
影響を与えるおそれのあるキャパシタンスのずれという
問題点を解決していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、動作中に印加される基準周波数に依存しない高周波
連続時間フィルタを提供することである。本発明の別の
目的は、温度の変化に対して精度を維持する高周波連続
時間フィルタを提供することである。本発明のさらに別
の目的は、電源の変化に対して精度を維持する高周波連
続時間フィルタを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は高周波集積回路
連続時間低域フィルタである。フィルタにはオンチップ
発振器が組み込まれる。フィルタの周波数精度は、ウェ
ハプローブ動作中にオンチップ発振器の周波数をトリミ
ングすることにより確定される。フィルタの通常動作中
には、発振器はオフ状態である。従って、フィルタは、
通常動作中にフィルタの性能を劣化させる雑音を発生し
ない。トリミング後、フィルタの設計は、温度や電源が
変化しても精度が維持されるようになっている。
【0007】フィルタ素子の等価抵抗(Req)と等価
キャパシタンス(Ceq)は共に連続時間高周波フィル
タのタイミング精度に影響を及ぼす。本発明は、製造
程で等価キャパシタンスにばらつきがあっても、時定数
ReqCeqが所定の値となるようフィルタの等価抵抗
を「微同調」することにより、等価キャパシタンスのば
らつきに対して補償をする方法及び装置を提供する。
【0008】フィルタ部分と同様に動作し、ほぼ同一の
遮断周波数を有する基準フィルタまたは基準発振器は、
フィルタを同調させるために使用される。フィルタ素子
の周波数はウェハのプローブの間に測定されて、外部抵
抗器Rの電流と電流Iとの比が所望の基準値に達す
るように抵抗器RT1,RT2の一方又は双方をトリミ
ングすることにより調整される。(これにより調整係数
Aが調整される。後述する式8から理解されるように、
フィルタ素子の時定数ReqCeqは調整係数Aにより
フィルタの部品素子のばらつきの影響を受けずに調整で
きる。) その後、通常動作中に背景雑音が発生しない
ように、基準発振器をディスエーブルすることができ
る。必要に応じて、Iを外部のデジタル/アナログ変
換器により制御して、フィルタを電子的にプログラム可
能にすることも可能である(後述の式5参照)。発振器
以外の回路を使用するか、又はフィルタの周波数応答を
直接測定することにより、トリミングを実行することも
できる。
【0009】
【実施例】本発明はプログラム可能集積回路高周波連続
時間フィルタである。以下の説明中、本発明の説明をよ
り完全なものにするために特定の事項を数多く詳細に挙
げるが、そのような特定の詳細な事項を含まずとも本発
明を実施しうることは当業者には明白であろう。また、
場合によっては、本発明をわかりにくくしないように周
知の特徴については詳細な説明を省いた。
【0010】従来の技術では、フィルタは、RC時定数
を形成するために、複数のgm増幅器と、コンデンサと
から構成されている。抵抗は可変であるので、従来は、
正確に調節することができる外部等価抵抗を利用して正
確なフィルタを形成しようとしている。しかしながら、
フィルタを高精度にするには、RとCが共に正確でなけ
ればならない。従来の技術には、キャパシタンスがわか
らないという欠点がある。本発明は、キャパシタンスの
不正確さに起因するフィルタの精度低下を、RとCの積
の値を正確にすることによって除去するものである。
発明は、信号レベルが非常に低い用途(ディスクドライ
ブ読み取りチャネルなど)に使用することができる。従
って、妨害を排除することにより、信号読み取りは従来
ほど困難ではなくなる。
【0011】図3は、本発明を示すブロック線図であ
る。本発明のフィルタは、等価抵抗Reqと、等価キャ
パシタンスCeqとを有する少なくとも1つのフィルタ
素子36によって実現される。適切に安定し且つ正確で
あるReqを得るために利用できる集積回路の処理技術
は既に知られている。ところが、キャパシタンスCeq
の精度を調整するのは困難である。本発明は、Reqと
Ceqとの積が正確な所望値であるようにすることによ
って、希望する精度のフィルタを得るものである。
【0012】電流源65及び66はフィルタ素子36に
電流I及びIをそれぞれ供給する。フィルタ素子3
6のReqCeqが電流I及びIによって決まるこ
とは、後述の式2〜6から明かとなろう。電流源66
は、抵抗器RT1と抵抗器RT2との比によって変わる
電流Iを供給する。本発明によれば、RT1は、レー
ザートリミング方式又は他の適切な方法を使用してトリ
ミングすることができる可変抵抗器である。本発明の他
の実施例では、抵抗器RT1,RT2のいずれか一方又
は双方をCeqのばらつきに対する補償のために調整可
能とすることができる。基準発振器(またはフィルタ)
37は電流源65と、電流源66とに結合している。
準発振器(またはフィルタ)37にはパッド68から電
力が供給される。基準発振器(またはフィルタ)37
は、回路を所望の周波数にトリミングするために使用さ
れる。
【0013】基準周波数を監視し、次に、所望の周波数
と基準周波数との偏差を修正するために、可変抵抗器R
T1を調整する(これにより後述の調整係数Aがトリミ
ングされる。)。キャパシタンスCeqのばらつきに対
する補償をするために抵抗器RT1を調整した後、基準
発振器(またはフィルタ)37を2つの電流源から遮断
する。このようにして、背景雑音を増加させる連続基準
周波数や、外部抵抗器を使用しないきわめて安定したフ
ィルタが得られる。本発明の好ましい実施例では、調整
過程の間、基準発振器(またはフィルタ)37にパッド
68から電力が供給される。抵抗器を調整した後、発振
器への給電を停止すると、フィルタの通常動作中、発振
器はディスエーブルされていることになる。
【0014】図1は、本発明において使用できる相互抵
抗増幅器(フィルタ素子)を示す。入力電圧Vin10
と、負電圧−Vin23とはトランジスタQ1及びQ2
のベース11及び24にそれぞれ供給される。接続点1
9の電圧V18はダイオードD1を介して接続点14
に結合する。接続点14はトランジスタQ1のコレクタ
12に結合している。接続点14はトランジスタQ3の
ベース15にも結合している。
【0015】トランジスタQ1のエミッタ32は接続点
32を経て電流源Iの一方の端子に結合している。電
流源Iの他方の端子は接続点34を経て接地点に結合
している。トランジスタQ3のエミッタ17は接続点3
5を経て電流源Iの一方の端子に結合している。電流
源Iの他方の端子は接地点に結合している。
【0016】接続点19の電圧V18はダイオードD
2を介して接続点27にも結合されている。この接続点
27はトランジスタQ4のベース28に結合している。
トランジスタQ4のエミッタ30は接続点35に結合
れている。接続点21の電圧V20はトランジスタQ
3のコレクタ16に結合している。接続点21は電流源
の一方の端子にも結合している。電流源Iの他方
の端子は接続点31を経てトランジスタQ4のコレクタ
29に結合し、この接続点31は電圧V22にも結合
している。電圧V22はコンデンサClを介して接地
点に結合している。接続点27はトランジスタQ2のコ
レクタ25に結合している。負の入力電圧−Vin23
はトランジスタQ2のベース24に結合している。トラ
ンジスタQ2のエミッタ26は接続点33に結合し、こ
の接続点33は抵抗器RB1を介して接続点32に結合
すると共に、電流源Iに結合している。電流源I
出力端子は接続点34を介して接地点にも結合してい
る。
【0017】図1の回路は、トランジスタQ1〜Q4か
ら構成される差動入力段を含む。差動入力(Vin10
及び−Vin23)はトランジスタQ1及びQ2のベー
スに供給される。トランジスタQ1及びQ2のコレクタ
負荷はダイオードD1及びD2を介して供給される。ト
ランジスタQ3及びQ4はトランジスタQ1及びQ2の
コレクタにそれぞれベース結合している。図1の回路
は、本発明において実現すべきフィルタ部分である。こ
のフィルタ部分は等価抵抗: Req= (I)(RB1)/(I) ・・・・ (式1) を有する。
【0018】図2は、電流I及びIを供給するため
の回路を示す。電圧V20は抵抗器RB2を介して接
続点40から増幅器38の正入力端子に結合する。V
20は抵抗器R1を介して接続点41から増幅器38の
反転入力端子にも結合する。増幅器38の出力端子45
はトランジスタQ5のベース42に結合している。トラ
ンジスタQ5のコレクタ43はフィードバックループを
成して接続点40に結合している。接続点41は抵抗器
R2を介して接続点52(接地点)に結合している。ト
ランジスタQ5のエミッタ44は抵抗器R3を介して接
続点52に結合している。増幅器38の出力端子45は
トランジスタQ6のベース46にも結合している。トラ
ンジスタQ6のコレクタ47はフィルタ36に電流I
を供給する。トランジスタQ6のエミッタ48は抵抗器
R4を介して接続点52から接地点に結合している。
【0019】増幅器38の出力端子45はトランジスタ
Q7のベース49にも結合されている。トランジスタQ
7のコレクタ50は電流Iを基準発振器(またはフィ
ルタ)37に供給する。トランジスタQ7のエミッタ5
1は抵抗器R5を介して接続点52から接地点に結合し
ている。
【0020】V20は抵抗器Rを介して接続点53
から増幅器39の非反転入力端子に結合する。V20
は抵抗器R6を介して接続点54から増幅器39の反転
入力端子にも結合する。この接続点54は抵抗器R7を
介して接続点65から接地点に結合している。増幅器3
9の出力端子55はトランジスタQ8,Q9及びQ10
のベース56,59及び62にそれぞれ結合している。
トランジスタQ8のコレクタ57はフィードバックルー
プを成して接続点53から増幅器39の非反転入力端子
に結合している。トランジスタQ8のエミッタ58は可
変抵抗器RT1を介して接続点65から接地点に結合し
ている。
【0021】トランジスタQ9のコレクタ60はフィル
タ素子36に電流Iを供給する。トランジスタQ9の
エミッタ61は抵抗器RT2を介して接続点65から接
地点に結合している。トランジスタQ10のコレクタ6
3は基準発振器37に電流Iを供給する。トランジス
タQ10のエミッタ64は抵抗器RT2を介して接続点
65から接地点に結合している。
【0022】 フィルタ部分の時定数はReqCeqにより与えられ
式1を書きかえると、 Req=I/(I)(gm) ・・・・ (式2) ここで、1/gm=RB1 ・・・・ (式3) 図2から、 I=V/RB2 ・・・・ (式4) I=AV/R ・・・・ (式5)である。ここでAは、調整係数で、R T1 およびR T2
の比である。 そうすると、 ReqCeqは次のように表
される。 ReqCeq=(V)(RB1)(RCeq/(A)(RB2)(V )・・ (式6) 式中、RB1及びRB2は、大きな絶対値許容差を有し
且つ互いに密に整合するICをベースとする抵抗器の抵
抗である。Vは電力、即ち基準電圧に等しく、Aは調
整係数に等しい。
【0023】I及びIを発生する回路の一例が図2
に示されている。もし、 R=K(RB2) ・・・・ (式7) であるならば、 ReqCeq=K(RCeq/A ・・・・ (式8)
【0024】Rは外部抵抗器であり、KはIC上に正
確に製造された抵抗器RB1,RB2の比であり、さら
に、Ceqが所望の許容差を越えていたとしても、その
許容差を修正するように調整係数Aのトリミングが可能
であるので、RC積すなわちReqCeqを正確にする
ことができる。
【0025】図2において、調整係数AはIC抵抗器R
T1及びRT2の比である。抵抗器RT1のトリミング
は、ウェハプローブの間に、レーザートリミング又は分
路抵抗器におけるツェナーザッピング、もしくは他の調
整方法によりRT1及び/又はRT2の値を変化させる
ことによって実行される。調整係数Aは、基準発振器又
は基準フィルタの周波数の制御係数でもある。基準発振
器(又はフィルタ)の遮断周波数を測定することによ
り、調整係数Aをその所望の値に調整できる。すなわ
ち、基準発振器(又はフィルタ)の遮断周波数を測定
し、所望値との間にずれがあれば、R T1 を調整するこ
とによってその遮断周波数を所望値に調整することがで
きる。これによりフィルタ36も所望の周波数に調整さ
れるので、通常の動作中は、基準発振器又は基準フィル
タはオフ状態に置かれる。なお、V/R=I’を
外部のデジタル/アナログ変換器により制御して、フィ
ルタを電子的にプログラム可能にすることができる。
【0026】このように、基準周波数を与えて、フィル
タの応答の測定すなわち遮断周波数を知ることにより、
フィルタ素子のキャパシタンスCのずれを検出できる。
抵抗器RT1,RT2の比を調整することにより、特性
変動を補償することが可能である。従って、背景雑音が
信号検出やフィルタ動作を妨害しないように、基準周波
数発生手段をディスエーブルすることができる。
【0027】本発明における回路と発振器を一体化する
必要はない。フィルタ応答を直接測定により確定でき
る。その場合、フィルタを同調するために抵抗器RT1
の抵抗を適切に調整することができる。以上、安定した
予測可能動作を実行する高周波連続時間フィルタを説明
した。
【図面の簡単な説明】
【図1】
【図2】本発明の好ましい実施例の回路図。
【図3】本発明のブロック線図。
【符号の説明】
36 フィルタ素子 37 基準発振器 65,66 電流源Ceq 等価キャパシタンスReq 等価抵抗 RT1,RT2 抵抗器 I,I 電流
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−163712(JP,A) 特開 昭62−231507(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等価抵抗および等価キャパシタンスを有
    し、前記等価抵抗が第1および第2の電流に依存し、前
    記等価抵抗と前記等価キャパシタンスとの積が前記第1
    の電流と第2の電流との電流比に依存する少なくとも1
    つのフィルタ素子と; 前記フィルタ素子に結合され、前記第1の電流を発生す
    る第1の電流発生手段と; 前記フィルタ素子に結合され、第1の可変である抵抗器
    と、第2の抵抗器との比に依存する前記第2の電流を発
    生する第2の電流発生手段と; 前記第1の電流発生手段及び前記第2の電流発生手段に
    遮断自在に結合され、基準周波数を供給する基準発振手
    段とを具備する高周波連続時間フィルタ回路。
  2. 【請求項2】 等価抵抗および等価キャパシタンスとを
    有し、前記等価抵抗と前記等価キャパシタンスとの積は
    電流に依存する少なくとも1つのフィルタ素子と; 前記フィルタ素子に結合され、第1の可変である抵抗
    と、第2の抵抗との比によって決まる電流を発生する電
    流発生手段と; 前記電流発生手段に遮断自在に結合され、フィルタの精
    度を確定するための基準周波数を発生する基準発振手段
    とを具備する高周波連続時間フィルタ回路。
  3. 【請求項3】 等価抵抗と、等価キャパシタンスとを有
    し、前記等価抵抗と等価キャパシタンスの積が電流に依
    存する、少なくとも1つのフィルタ素子から構成される
    フィルタに対し、その精度を制御する方法であって、 (a)前記電流が第1の抵抗器と第2の抵抗器との比に
    依存するように前記電流を発生する過程と; (b)前記フィルタの第1の動作モードにおいて、前記
    フィルタの不正確さを表す分だけ所望の周波数からのず
    れを呈している基準周波数を発生する過程と; (c)前記第1の抵抗器及び第2の抵抗器の少なくとも
    一方を調整して前記電流を調整することによって、前記
    ずれをほぼゼロにする過程と; (d)前記フィルタの第2の動作モードにおいて、前記
    基準周波数を除去する過程とから成り、それにより、フ
    ィルタの精度を確定する方法。
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