JP2825076B2 - ジャイレータ回路を用いた復調回路 - Google Patents

ジャイレータ回路を用いた復調回路

Info

Publication number
JP2825076B2
JP2825076B2 JP7345867A JP34586795A JP2825076B2 JP 2825076 B2 JP2825076 B2 JP 2825076B2 JP 7345867 A JP7345867 A JP 7345867A JP 34586795 A JP34586795 A JP 34586795A JP 2825076 B2 JP2825076 B2 JP 2825076B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
current
resistor
transistor
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7345867A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09162645A (ja
Inventor
友宏 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP7345867A priority Critical patent/JP2825076B2/ja
Priority to US08/760,373 priority patent/US5793251A/en
Priority to DE69615641T priority patent/DE69615641T2/de
Priority to EP96119612A priority patent/EP0778667B1/en
Priority to KR1019960062795A priority patent/KR0181328B1/ko
Publication of JPH09162645A publication Critical patent/JPH09162645A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2825076B2 publication Critical patent/JP2825076B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D1/00Demodulation of amplitude-modulated oscillations
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D1/00Demodulation of amplitude-modulated oscillations
    • H03D1/22Homodyne or synchrodyne circuits
    • H03D1/2245Homodyne or synchrodyne circuits using two quadrature channels
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/40Impedance converters
    • H03H11/42Gyrators
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/46One-port networks
    • H03H11/48One-port networks simulating reactances
    • H03H11/50One-port networks simulating reactances using gyrators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は復調回路に関し、特
にジャイレータ回路を用いた復調回路に関する。
【0002】
【従来の技術】無線機の復調方式として、遅延検波方
式、パルスカウント検波方式、クォドラチャ(Quadratu
re;直交)検波方式等があるが、近年の受信機は、共振
素子を利用したクォドラチャ検波方式が主流となってい
る。なお、クォドラチャ検波方式は周知の技術のため、
説明は省略する。
【0003】クォドラチャ検波方式が広く利用される理
由としては、共振素子として、セラミックディスクリミ
ネータ(以下「ディスクリミネータ」とも略記する)等
の、精度が良く安定したものが得られることによる。ま
た、無線機の復調部分は、復調用集積回路(以下「IF
IC」という、中間周波数IC)が用いられ、通常、デ
ィスクリミネータ(周波数弁別器)等の共振素子は外付
けとされる。
【0004】外付けディスクリミネータを用いる場合、
当然、このディスクリミネータは固定となるため、異な
るIF周波数に対応させるには、その特性に応じたディ
スクリミネータに変更しなければならないという問題が
あった。また、通常、ディスクリミネータは、IFIC
とのインピーダンス整合が必要とされるため、ディスク
リミネータを変更する毎に、IFICとの調整のための
作業、時間、及びコストがかかるという問題もあった。
【0005】共振素子として、LC共振回路を用いる場
合の問題点も同様とされ、さらにLC共振回路の場合に
は、限られた定数のため、自由に特性を変更できないと
いう問題点もあった。また、これらの共振素子は体積等
が大きいため、実装面の点から考えても問題であった。
【0006】近年、上記した問題点を解決するために、
共振回路をIC(半導体集積回路)内部に構成する試み
が盛んに進められており、共振回路のインダクタンス素
子をIC内に構成する方法として、ジャイレータ回路等
を用いた方法が多々報告されている。
【0007】ジャイレータ回路を用いた接地インダクタ
ンス回路の従来技術として、例えば、特開平1−208
011号公報に記載のものがある。この従来の接地イン
ダクタンス回路をブロック図にて図13に示す。
【0008】図13(A)に示されるように、第1、第
2のトランスコンダクタンスアンプ(Operational Tran
sconductance Amplifier、以下「OTA」という)1、
2の、互いの2つの入力端子と2つの出力端子を接続
し、第2のOTA2の2つの入力端子の間(したがって
第1のOTA1の2つの出力端子の間)に容量3を接続
し、第1のOTA1の一の入力端子(−入力端子)を交
流的に接地させた回路構成とされている。
【0009】図13に示す回路において、OTAのトラ
ンスコンダクタンスをG(G=1/Rg)とすれば、周
知の通り、そのインダクタンスL(図13(B)、図1
3(C)参照)は、次式(1)で表される。
【0010】 L=(1/G)2・C=Rg2・C …(1)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この従来の接地インダ
クタンス回路からなるジャイレータ回路を用いた復調回
路の具体的な回路構成の一例を、図14に示す。
【0012】図14において、エミッタが共通接続され
て電流源トランジスタQ8、Q9に接続されコレクタが
能動負荷素子Q21、Q22にそれぞれ接続された差動
対トランジスタQ12、Q15、及びQ13、Q14
は、図13(A)における第1のOTA1を構成し、エ
ミッタが共通接続されて電流源トランジスタQ10、Q
11に接続されコレクタが能動負荷素子Q23、Q24
にそれぞれ接続された差動対トランジスタQ16、Q1
9、及びQ17、Q18は、図13(A)における第2
のOTA2を構成している。差動対トランジスタのQ1
6とQ17、及びQ18とQ19のベースはそれぞれ共
通に接続され、これらのベース間には容量C1が接続さ
れている。第1のOTA1、第2のOTA2、容量C1
が等価的にインダクタンスLとして作用し、このインダ
クタンスLと抵抗R4と容量C3、C2等により共振回
路が形成され、抵抗R1と差動対を構成するトランジス
タQ32のベースとの接続点に接続され、差動対を構成
するトランジスタQ33のベースに接続される抵抗R2
は抵抗R1と共通接続されて例えばFMリミッタ回路の
出力に接続され、差動対Q32、Q33の出力は、差動
対Q32、Q33とともに掛け算器を構成する排他的否
定論理和回路(EX−NOR)10に入力され、EX−
NOR回路10の出力は積分器12に入力され、積分器
22からは周波数に応じて異なる電圧値が出力され周波
数復調が為される。
【0013】図14に示すように、第1及び第2のOT
Aの電流源としては、温度特性を良くするため、第1の
トランジスタQ1、第2のトランジスタQ2及び抵抗R
5からなるカレントソース回路に、互いにベースが接続
された第3のトランジスタQ3及び第4のトランジスタ
Q4からなるカレントソース(電流源)回路を接続し
た、周知の定電流源回路を用いている。
【0014】また、図14には、25℃時の、直列共振
周波数を410KHz、並列共振周波数を490KH
z、センター周波数を450KHz、センター周波数時
インピーダンスを11KΩ程度、電源電圧を1.05
V、アナロググランド電圧を860mV程度にしたとき
の主なノード(節点)のDCバイアスが併記されてお
り、抵抗R1、R2、R3は、センター周波数時インピ
ーダンスと同じ抵抗値にしている。なお、このDCバイ
アスは、SPICE等の回路シミュレータでシミュレー
ションした結果を示したものである。
【0015】この回路シミュレーションの結果より、O
TAの入出力端子のバイアスが大きく崩れ、あらゆる所
でトランジスタが飽和しており、正常に動作していない
ことがわかる。
【0016】図15に、従来例による、復調回路のLC
共振回路部分の、入力インピーダンスの周波数対温度特
性のグラフを示す。温度変化−10℃〜50℃におい
て、周波数ばらつきは、約30KHzであり、450K
Hzをセンターとして考えると、±15KHzとなって
いる。すなわち、温度を変化させると、常温に比べ、直
並列共振周波数が大きくずれていることがわかる。
【0017】実際の受動素子の素材として、セラミック
品を利用した共振回路の温度に対する周波数ばらつき
は、±1.5KHz程度であるから、約10倍も精度が
悪いことになる。
【0018】このように、上記従来技術(上記したジャ
イレータ回路を用いた復調器)においては、DCバイア
スのズレによるトランジスタの飽和、及び温度変動によ
る共振周波数のズレという問題を考えると、復調回路と
しては実際上使用することは不可能とされ、相変わらず
極めて大きな問題を残すことになった。
【0019】すなわち、従来の外付けディスクリミネー
タに固有の問題点を解決したはずの上記従来技術におい
ては、上記したように、復調回路に用いることは実際上
不可能であることが判明され、復調部分には、結局外付
けディスクリミネータをつけるしか無く、IFICとの
調整のための時間、コストの問題、実装の問題等、何の
解決にもなっておらず、極めて大きな問題であった。
【0020】したがって、本発明の目的は、上述した問
題を解消し、DCバイアスが崩れず、温度変動に対し
て、直並列共振周波数がずれることなく、極めて安定し
た特性が得られ、複数のIF周波数に対応可能であると
共に集積化に好適な、ジャイレータ回路を用いた復調回
路を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、2つの入力端子及び2つの出力端子を有
する第1、第2のトランスコンダクタンスアンプにおい
て、前記第1のトランスコンダクタンスアンプの第1の
入力端子と、前記第2のトランスコンダクタンスアンプ
の第2の出力端子とを接続し、前記第1のトランスコン
ダクタンスアンプの第1の出力端子と、前記第2のトラ
ンスコンダクタンスアンプの第1の入力端子と、他端を
接地した第1の容量の一端とを接続し、未使用の入出力
端子を全て交流的に接地させ、前記第1のトランスコン
ダクタンスアンプの第1の入力端子に第1の抵抗の一端
を接続し、前記第1の抵抗の他端を第2の容量の一端に
接続し、前記第2の容量の他端を、他端を接地した第3
の容量の一端と、他端を第3の抵抗の一端に接続した第
2の抵抗の一端と共通に接続して掛け算器の第1の入力
端子に接続し、前記掛け算器の第2の入力端子を、他端
を交流的に接地した第4の抵抗の一端と前記第3の抵抗
の他端との接続点に接続してなることを特徴とする、ジ
ャイレータ回路を用いた復調回路を提供する。
【0022】また、本発明においては、第1、第2のO
TAは、電流負荷の回路構成とされ、この電流負荷の電
流源が、第1及び第2のトランジスタ並びに抵抗からな
るカレントソース回路と、このカレントソース回路に接
続され互いにベースが接続された第3及び第4並びに第
5のトランジスタからなるカレントミラー回路と、この
カレントミラー回路に接続され互いにベースが接続され
た第6及び第7のトランジスタからなるカレントミラー
回路と、前記第6及び第7のトランジスタからなるカレ
ントミラー回路に接続されたカレントアンプから構成さ
れていることを特徴とする。
【0023】さらに、本発明においては、共振回路の共
振周波数は、OTAの負荷電流を制御することにより可
変できることを特徴とする。
【0024】
【作用】本発明の復調回路は、ジャイレータ回路によ
り、接地インダクタンスを実現したものであり、このた
め集積化が可能である。
【0025】また、本発明の復調回路は、OTAの負荷
電流により、直並列共振周波数を制御する構成とされ、
複数のIF周波数に対応することが可能とされている。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して以下に説明する。
【0027】図1は、本発明の一実施形態の構成を説明
するための図である。図1に示すように、第1のOTA
(オペレーショナルトランスコンダクタンスアンプ)1
の第1の入力端子(+端子)と、第2のOTA2の第2
の出力端子とが接続され、第1のOTA1の第1の出力
端子と第2のOTA2の第1の入力端子(+端子)と片
側接地の第1の容量3(C1)とが接続され、第1のO
TA1の第2の入力端子(−端子)と第2の出力端子、
及び第2のOTA2の第2の入力端子(−端子)と第1
の出力端子とが交流的に接地されている。そして、第1
のOTA1の第1の入力端子には、第1の抵抗9(R
4)の一端が接続され、第1の抵抗9(R4)の他端は
第2の容量4(C2)の一端と接続され、第2の容量4
(C2)の他端は、他端を接地した第3の容量(C3)
の一端と共通接続され、この接続点は、第2の抵抗6
(R1)の一端と接続されて掛け算器10の第1の入力
端に接続され、掛け算器10の第2の入力端は、他端が
交流的に接地された第3の抵抗8(R3)の一端と、他
端が第2の抵抗6(R1)の他端と共通接続された第4
の抵抗7(R2)の一端との接続点に接続された構成と
されている。
【0028】図2〜図7は、本発明の一実施形態に係る
回路の動作原理を説明するためのブロック図である。図
2ないし図7を参照して、本発明の一実施形態に係るジ
ャイレータ回路を用いた復調回路の動作原理について詳
しく説明する。
【0029】まず、接地インダクタンス回路について説
明する。
【0030】図2において、OTAのトランスコンダク
タンスをGとすれば、この回路がジャイレータとなるた
めには、Yパラメータを用いると次式(2)が成り立
つ。
【0031】
【数1】
【0032】上式(2)を整理すると、次式(3)、
(4)より、次式(5)、(6)が得られる。
【0033】I1′=−G・V2′ …(3)
【0034】I2′=G・V1 …(4)
【0035】V2′=Vc=Ic/jωC …(5)
【0036】I2′=−Ic …(6)
【0037】トランスコンダクタンスはインピーダンス
の逆数であるから、次式(7)となる。
【0038】G=1/Rg …(7)
【0039】したがって、上式(3)〜(7)より次式
(8)が求められる。
【0040】
【数2】
【0041】入力端からみたインピーダンスをZ1′と
すれば、次式(9)となり、さらにZ=jωLとすれ
ば、次式(10)となる。
【0042】Z1′=jωCRg2 …(9)
【0043】L=Rg2C …(10)
【0044】したがって、接地のインダクタンスを形成
していることがわかる。
【0045】続いて、図3を参照して、直並列共振周波
数について説明する。ただし、共振周波数のみを考える
ため、直列抵抗成分は省略する。
【0046】図3において、入力インピーダンスZin
は次式(11)のように表される。
【0047】
【数3】
【0048】分子=0より、直列共振周波数が求めら
れ、分母=0より並列共振周波数が求められる。今、直
列共振周波数をfs、並列共振周波数をfpとすれば、
それぞれ次式(12)、(13)のように表される。
【0049】
【数4】
【0050】続いて、復調部分の動作原理について説明
する。
【0051】図4は、復調部分の動作原理を示すブロッ
ク図である。
【0052】図5は、入力電圧と出力電圧のベクトル図
である。
【0053】図3のLC共振回路の部分を、直並列共振
周波数間はL性のため、交流的にLとして考えると、図
4に示すようなブリッジ回路として表すことができる。
【0054】f=(fs+fp)/2において、次式
(14)とすれば、I1、I2は次式(15)、(1
6)で表される。
【0055】
【数5】
【0056】
【数6】
【0057】図5に示されるように、I2は、Vinよ
り次式(17)だけ位相が遅れる。
【0058】
【数7】
【0059】したがって、周波数(ω=2πf)が変化
すると、jωLの値が変化し、Vin(I1)とI2の
位相差も変化するため、VinとVoutの位相差も変
化する。この周波数による位相差を利用して復調出力を
得る。
【0060】次に、別の図面を用いて、この復調部分に
ついてさらに詳しく説明する。
【0061】図6は、掛け算器10(図1参照)の構成
を示すブロック図である。
【0062】図6に示すように、掛け算器は、EX−N
OR(排他的否定論理和、排他的論理和回路の反転信号
出力回路)の構成をとっている。入力をA、B、出力を
Yとすると、論理は周知の通り、表1のようになる。
【0063】
【表1】
【0064】図7は、周波数と位相差の関係を示したブ
ロック図である。
【0065】図7に示されるように、周波数を、f1、
f2、f3の3ブロックに分けて考える。周波数がf1
〜f3(領域〜)に変化すると、図5の位相もθ1
〜θ3へと変化する。図7のA、Bが、それぞれ図6の
EX−NOR回路の入力に対応するため、位相θの変化
により論理周期の異なった出力Yが得られる(図7
(A)〜図7(C)参照)。
【0066】これらの出力を積分することにより、周波
数変化に対して異なる電圧出力を得る(図7(D)参
照)。この特性を利用して周波数復調を行うことになる
が、周知のものとして省略する。
【0067】次に、図8を参照して、本発明の一実施形
態の具体的な回路構成の一例について説明する。
【0068】図8において、エミッタが共通接続されて
電流源トランジスタQ8、Q9に接続されコレクタが能
動負荷素子Q21、Q22にそれぞれ接続された差動対
トランジスタQ12、Q15、及びQ13、Q14は、
図1における第1のOTA1を構成し、エミッタが共通
接続されて電流源トランジスタQ10、Q11に接続さ
れコレクタが能動負荷素子Q23、Q24にそれぞれ接
続された差動対トランジスタQ16、Q19、及びQ1
7、Q18は、図1における第2のOTA2を構成して
いる。差動対トランジスタのQ16とQ17、及びQ1
8とQ19のベースはそれぞれ共通に接続され、これら
のベース間には容量C1が接続されている。第1のOT
A1、第2のOTA2、容量C1が等価的にインダクタ
ンスLとして作用し、このインダクタンスLと抵抗R4
と容量C3、C2等により共振回路が形成され、抵抗R
1と差動対を構成するトランジスタQ32のベースとの
接続点に接続され、差動対を構成するトランジスタQ3
3のベースに接続される抵抗R2と抵抗R1とは共通接
続されて例えばFMリミッタ回路の出力に接続され、差
動対Q32、Q33の出力は、差動対Q32、Q33と
ともに掛け算器を構成する排他的否定論理和回路(EX
−NOR)10に入力され、EX−NOR回路10の出
力は積分器12に入力され、積分器12からは周波数に
応じて異なる電圧値が出力され周波数復調が為される。
なお、図8において、電圧計13、電流計14はSPI
CE等の回路シミュレータにおける電圧及び電流監視
(プローブ)のために挿入された模擬用計測器であり、
また交流電圧源V5もシミュレーション用のものであ
る。
【0069】図8に示すように、第1、第2のOTAの
電流源について、電流負荷を構成するPNPトランジス
タ側(Q21〜Q24)は、差動対トランジスタQ2
8、Q29とカレントミラー回路Q30、Q31から構
成されるカレントアンプに接続されている。
【0070】カレントアンプの出力は、出力トランジス
タQ20のベースに帰還されるため、出力トランジスタ
Q20のベース電流のばらつきが抑えられ、同様に第
1、第2のOTAの電流負荷を構成するPNPトランジ
スタQ21、Q22、Q23、Q24のベース電流のば
らつきも抑えられるため、そのコレクタ電流も一定に制
御される。
【0071】また、OTAの電流負荷を構成するNPN
トランジスタ側(Q8、Q9、Q10、Q11)は、N
PNトランジスタQ1、Q2、及び抵抗R5からなるカ
レントソース回路と、このカレントソース回路に接続さ
れ互いにベースが接続されたPNPトランジスタQ3、
Q4、Q5からなるカレントミラー回路と、このカレン
トミラー回路の出力側に接続され、互いにベースが接続
されたNPNトランジスタQ6とカレントアンプの出力
に接続されたトランジスタQ7とから構成されるカレン
トミラー回路による定電流回路に接続されている。
【0072】この定電流回路の温度特性により、復調回
路の共振回路部分の直並列共振周波数の温度特性を打ち
消している。
【0073】この温度特性について、図面を用いて詳し
く説明する。
【0074】図9は、本発明の一実施形態におけるOT
Aの動作原理を示す回路図である。
【0075】入力差電圧(Vd)を差電流出力(Io,
Io′)に変換するオペレーショナルトランスコンダク
タンスアンプ(OTA)は、エミッタが共通接続されて
電流源Igを介して接地されてなる2組の差動対トラン
ジスタQ12、Q15、及びQ13、Q14からなり、
トランジスタQ12、Q13はベース入力が共通接続さ
れ、コレクタが共通接続されて電流負荷Igを介して電
源Vccに接続され、トランジスタQ14、Q15はベ
ース入力が共通接続され、コレクタが共通接続されて電
流負荷Igを介して電源Vccに接続される。なお、差
動対を構成するトランジスタQ12、Q15についてト
ランジスタQ12のエミッタ面積はトランジスタQ15
のn倍とされ、差動対を構成するトランジスタQ13、
Q14についてトランジスタQ14のエミッタ面積はト
ランジスタQ13のn倍とされている。
【0076】図9に示すように、トランジスタQ12、
Q13、Q14、Q15のコレクタ電流をそれぞれ、I
1、I1′、I2′、I2とし、入力電位差をVd、出
力電流をIo、OTAの負荷電流をIgとすれば、次式
(18)〜(21)の関係が成り立つ。
【0077】Io+Ig=I1+I1′ …(18)
【0078】I1+I2=Ig …(19)
【0079】 Vd=VT・1n(I1/nI2) …(20)
【0080】 I1=n・I2・exp(Vd/VT) …(21)
【0081】ただし、ベース電流は微小のものとして、
コレクタ電流はエミッタ電流に等しいものとする(Ic
=Ie)。なお、上式(20)、(21)において、V
Tは熱電圧(VT=kT/q;qは単位電子電荷、kは
ボルツマン定数、Tは絶対温度である)を示している。
【0082】上式(18)〜(21)より、次式(2
2)が導かれる。
【0083】
【数8】
【0084】上式(22)をVdについて偏微分して、
次式(23)が得られる。
【0085】
【数9】
【0086】したがって、トランスコンダクタンスGは
次式(24)で表される。
【0087】
【数10】
【0088】また、トランスコンダクタンスGの逆数が
Rgであるから、Rgの温度特性は上式(24)より次
式(25)のように表される。
【0089】
【数11】
【0090】LC共振回路の直列共振周波数と並列共振
周波数の温度特性は、上式(12)、(13)より、C
の温度特性が無視できるとすれば、√Lの温度特性に一
致する。直並列共振周波数をまとめてfとすれば、共振
周波数の温度特性は、次式(26)と表される。
【0091】
【数12】
【0092】Lの温度特性は、Cの温度特性が無視でき
るとすれば上式(10)より、次式(27)と表され、
共振周波数の温度特性は、式(26)、(27)より、
次式(28)となる。
【0093】
【数13】
【0094】また、図10に示されるように、トランジ
スタQ1、Q2、及び抵抗R5からなるカレントソース
回路に、互いにベースが接続されたトランジスタQ3、
Q4、Q5からなるカレントソース回路を接続した定電
流回路の出力電流は、トランジスタQ2のエミッタ面積
比をmとし、抵抗値をRとすれば、周知の通り、次式
(29)で表される。ここで、lnは自然対数である。
【0095】
【数14】
【0096】したがって、この定電流回路の温度特性は
上式(29)より、次式(30)と表されるため、この
定電流回路の温度特性で、LC共振回路の共振周波数の
温度特性を打ち消すことができる。
【0097】
【数15】
【0098】図8には、25℃時の、直列共振周波数を
410KHz、並列共振周波数を490KHz、センタ
ー周波数を450KHz、センター周波数時インピーダ
ンスを12KΩ程度、電源電圧を1.05V、アナログ
グランド電圧を860mV程度にしたときの主なDCバ
イアスを併記している。このDCバイアスは、SPIC
E等の回路シミュレータでシミュレーションしたもので
ある。
【0099】また、従来技術との比較ができるように、
電源電圧、及びアナロググランド電圧の温度特性をトラ
ンジスタのベース・エミッタ間電圧VBEの温度特性と
一致させ、シミュレーションを実行した。
【0100】シミュレーションの結果より、OTAの入
出力端子のバイアスは、前記従来技術に比べて、3mV
(従来技術では137mVのズレ)のズレにとどまって
おり、アナロググランドバイアス電圧を中心に考える
と、バイアスのズレは0.35%(従来技術では16%
のズレ)と特段に安定化していることがわかる。また、
LC共振回路の特性としても、PHASE=65deg
(従来技術では37deg)と格段に特性が良くなって
いることがわかる。
【0101】図11に、本発明の一実施形態による、ジ
ャイレータ回路を用いた復調回路の共振回路部分の、入
力インピーダンスの周波数対温度特性のグラフを示す。
温度変化−10℃〜50℃において、周波数ばらつき
は、約2KHz(従来技術では約30KHz)であり、
450KHzをセンターとして考えると、±1KHz
(従来技術では±15KHz)となっている。すなわ
ち、温度を変化させても直並列共振周波数はほとんどず
れることがなく、極めて安定した特性であることがわか
る。セラミックディスクリミネータを利用した場合の共
振回路部分の、温度に対する周波数ばらつきは、±1.
5KHz程度であるから、本実施形態は、復調回路とし
て実用上も何等問題ないことがわかる。
【0102】図12に、本発明の一実施形態によるジャ
イレータ回路を用いた復調回路の復調出力特性を示す。
本特性は、OTAの負荷電流を制御し、一例として3種
類のIF周波数(430KHz、450KHz、470
KHz)に対応させている。このように、電流を制御す
るだけで、容易に複数のIF周波数に対応が可能とな
る。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、DCバ
イアスが崩れず、温度変動に対して直並列共振周波数が
ずれることなく、極めて安定した復調出力が得られる効
果がある。
【0104】また、OTAの電流値を複数設定すること
で、IFICとのインターフェイス部分を調整すること
なしに、複数のIF周波数に対応できるという効果もあ
る。
【0105】さらに、インダクタンス部分を等価的に実
現しているため、集積化が容易であるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の一実施形態の動作原理を説明するブロ
ック図である。
【図3】本発明の一実施形態の動作原理を説明するため
の回路図である。
【図4】本発明の一実施形態の動作原理を説明するため
の回路図である。
【図5】本発明の一実施形態の動作原理を説明するため
のベクトル図である。
【図6】本発明の一実施形態における掛け算器を示すブ
ロック図である。
【図7】本発明の一実施形態の復調回路の動作原理を示
すブロック図である。
【図8】本発明の一実施形態の具体的な回路構成の一例
を示す図である。
【図9】本発明の一実施形態におけるOTA回路を説明
するための図である。
【図10】本発明の一実施形態におけるカレントソース
回路の構成の一例を示す図である。
【図11】本発明の一実施形態による共振回路部分の入
力インピーダンスの温度に対する周波数特性である。
【図12】本発明の一実施形態による3種類のIF周波
数に対応させた復調出力特性である。
【図13】従来技術の構成の一例を示すブロック図であ
る。
【図14】従来技術の具体的な回路構成を示す図であ
る。
【図15】従来技術による共振回路部分の入力インピー
ダンスの温度に対する周波数特性である。
【符号の説明】
1 第1のトランスコンダクタンスアンプ 2 第2のトランスコンダクタンスアンプ 3 第1のコンデンサ 4 第2のコンデンサ 5 第3のコンデンサ 6 第1の抵抗 7 第2の抵抗 8 第3の抵抗 9 第4の抵抗 10 掛け算器 11 インダクタンス 12 積分器 13 電圧計 14 電流計 C1〜C4 コンデンサ Q1〜Q33 トランジスタ R1〜R10 抵抗 V1〜V4 直流電圧源 V5 交流電圧源

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの入力端子及び2つの出力端子を有す
    る第1、第2のトランスコンダクタンスアンプにおい
    て、 前記第1のトランスコンダクタンスアンプの第1の入力
    端子と、前記第2のトランスコンダクタンスアンプの第
    2の出力端子とを接続し、 前記第1のトランスコンダクタンスアンプの第1の出力
    端子と、前記第2のトランスコンダクタンスアンプの第
    1の入力端子と、他端を接地した第1の容量の一端とを
    接続し、未使用の入出力端子を全て交流的に接地させ、 前記第1のトランスコンダクタンスアンプの第1の入力
    端子に第1の抵抗の一端を接続し、 前記第1の抵抗の他端を第2の容量の一端に接続し、前
    記第2の容量の他端を、他端を接地した第3の容量の一
    端と、他端を第3の抵抗の一端に接続した第2の抵抗の
    一端と共通に接続して掛け算器の第1の入力端子に接続
    し、 前記掛け算器の第2の入力端子を、他端を交流的に接地
    した第4の抵抗の一端と前記第3の抵抗の他端との接続
    点に接続してなることを特徴とする、ジャイレータ回路
    を用いた復調回路。
  2. 【請求項2】前記第1及び第2のトランスコンダクタン
    スアンプが電流負荷の回路で構成され、 前記電流負荷の電流源が、 第1及び第2のトランジスタ及び抵抗からなるカレント
    ソース回路と、 前記カレントソース回路に接続され互いにベースが接続
    された第3、第4及び第5のトランジスタからなるカレ
    ントミラー回路と、 前記カレントミラー回路に接続され互いにベースが接続
    された第6及び第7のトランジスタからなるカレントミ
    ラー回路と、 前記第6及び第7のトランジスタからなるカレントミラ
    ー回路に接続されたカレントアンプと、 から構成されてなることを特徴とする請求項1記載のジ
    ャイレータ回路を用いた復調回路。
  3. 【請求項3】前記ジャイレータ回路を用いた復調回路を
    構成するLC共振回路の共振周波数が、前記トランスコ
    ンダクタンスアンプの負荷電流値を制御することによ
    り、可変されることを特徴とする請求項1記載のジャイ
    レータ回路を用いた復調回路。
  4. 【請求項4】前記カレントアンプが、前記カレントミラ
    ー回路の出力を構成する前記第7のトランジスタの出力
    を一の入力とする差動対トランジスタと、該差動対トラ
    ンジスタの能動負荷として接続されたカレントミラー回
    路と、該カレントミラー回路の出力端にベースを接続し
    エミッタを前記第7のトランジスタのコレクタに接続し
    てなるトランジスタと、から構成され、前記カレントミ
    ラー回路の出力端の電位が、前記第1及び第2のトラン
    スコンダクタンスタアンプの電流負荷素子のバイアス電
    位として共通に供給されることを特徴とする請求項1記
    載のジャイレータ回路を用いた復調回路。
JP7345867A 1995-12-08 1995-12-08 ジャイレータ回路を用いた復調回路 Expired - Lifetime JP2825076B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7345867A JP2825076B2 (ja) 1995-12-08 1995-12-08 ジャイレータ回路を用いた復調回路
US08/760,373 US5793251A (en) 1995-12-08 1996-12-04 Demodulator circuit using gyrator circuit
DE69615641T DE69615641T2 (de) 1995-12-08 1996-12-06 Demodulatorschaltung mit einer Gyratorschaltung
EP96119612A EP0778667B1 (en) 1995-12-08 1996-12-06 Demodulator circuit using gyrator circuit
KR1019960062795A KR0181328B1 (ko) 1995-12-08 1996-12-07 자이레이터 회로를 사용한 복조 회로

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7345867A JP2825076B2 (ja) 1995-12-08 1995-12-08 ジャイレータ回路を用いた復調回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09162645A JPH09162645A (ja) 1997-06-20
JP2825076B2 true JP2825076B2 (ja) 1998-11-18

Family

ID=18379538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7345867A Expired - Lifetime JP2825076B2 (ja) 1995-12-08 1995-12-08 ジャイレータ回路を用いた復調回路

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5793251A (ja)
EP (1) EP0778667B1 (ja)
JP (1) JP2825076B2 (ja)
KR (1) KR0181328B1 (ja)
DE (1) DE69615641T2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990057175A (ko) * 1997-12-29 1999-07-15 김영환 자이레이터를 이용한 임피던스 정합장치
GB2335810B (en) * 1998-03-24 2001-12-12 Ericsson Telefon Ab L M Demodulator circuits
US7019586B2 (en) * 2004-03-23 2006-03-28 Silicon Laboratories Inc. High-speed Gm-C tuning
US7215227B2 (en) * 2004-03-31 2007-05-08 Silicon Laboratories Inc. Gm-C filter compensation
FR2940432B1 (fr) * 2008-12-23 2011-01-21 H2I Technologies Dispositif pour quantifier et localiser un signal lumineux module a une frequence predeterminee
JP5643782B2 (ja) * 2012-03-21 2014-12-17 株式会社東芝 受信機
CN103107795B (zh) * 2012-12-13 2015-08-26 中国科学院微电子研究所 一种浮地有源电感

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2634352A1 (de) * 1976-07-30 1978-02-02 Siemens Ag Elektromechanisches filter
DE3716025A1 (de) * 1987-05-14 1988-12-01 Blaupunkt Werke Gmbh Digitaler demodulator
GB2208340B (en) * 1987-07-17 1992-01-22 Plessey Co Plc Electrical circuits
JPH0821832B2 (ja) * 1988-02-15 1996-03-04 松下電器産業株式会社 ジャイレータ回路を用いたリアクタンス回路
NL8801143A (nl) * 1988-05-02 1989-12-01 Philips Nv Frequentiedemodulatieschakeling.
US5263192A (en) * 1992-04-06 1993-11-16 Motorola, Inc. Integrated resonant circuit with temperature compensated quality factor

Also Published As

Publication number Publication date
KR0181328B1 (ko) 1999-04-01
KR970055246A (ko) 1997-07-31
DE69615641T2 (de) 2002-07-11
JPH09162645A (ja) 1997-06-20
DE69615641D1 (de) 2001-11-08
EP0778667B1 (en) 2001-10-04
EP0778667A1 (en) 1997-06-11
US5793251A (en) 1998-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2800213B2 (ja) 集積ジャイレータ発振器
US5825265A (en) Grounded inductance circuit using a gyrator circuit
JP2825076B2 (ja) ジャイレータ回路を用いた復調回路
JP3078039B2 (ja) 積分回路
JP2800721B2 (ja) ジャイレータ回路を用いたlc共振回路
JP3184723B2 (ja) 電圧制御キャパシタ
US5134318A (en) Adjustable analog filter circuit with temperature compensation
JPH06310938A (ja) 位相シフト回路
US5030927A (en) Reactance control circuit with a DC amplifier for minimizing a variation of a reference reactance value
JP3001429B2 (ja) フィルタ回路
JP2694767B2 (ja) 積分器
JP4342651B2 (ja) Gmアンプ
JPS5924469B2 (ja) 電圧−電流変換回路
JP3204387B2 (ja) 発振回路
JPS61169010A (ja) 相互コンダクタンス増幅器
JP2953814B2 (ja) 高域ろ波器
JPH0154884B2 (ja)
JPH0348686B2 (ja)
JPH0537296A (ja) 半導体インダクタンス回路
JPH09167942A (ja) フィルタ回路
JPS60261209A (ja) Ic化安定抵抗回路
JPH0363847B2 (ja)
JPH1155038A (ja) Fm復調回路
JPH0421363B2 (ja)
JP2001195141A (ja) バンドギャップリファレンス回路

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980811